人狼物語 三日月国


233 【身内】恋と薬と副作用

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[犠牲者リスト]

二日目

事件:楽観

本日の生存者:ネス、ゼクス、とある宿屋以上3名

【人】 調合師 ネス

[さっぱりしつつも、満足して部屋に戻って来る。
コーヒーはまた明日いれなおすとして、
一緒に毛布にくるまってお喋りしていたら、
すぐに布団の中もあったまってきた。

明日の予定について提案したら、
すぐに返事が返らなくて>>1:6
彼がどこか上の空だった事に気付く]


  けど……?


[何か問題があったかな?と首を傾げたら、
毛布に隠れてしまう彼が呟いて、]


  ぁは……ん、ごめん。
  怖い……?大丈夫だよ。

  どんなゼクスさんも、大好きだから。


[「怖い」が何だか可笑しくてつい笑ってしまった事に謝ってから、頭を撫でる。
ゼクスさんが寝れないなんて、あってはいけない。
安心して眠れる様に僕は傍にいるんだから、
寝れます様にと宥めて、頭だけじゃなくて背中も撫でて、
きゅうと抱きしめる様に身を寄せた]
(0) 2023/11/27(Mon) 11:42:27

【人】 調合師 ネス

[いつもより時間をかけて彼を安心させて、
その瞼が落ちて行くのを見守ったら、
彼が朝まで静かに眠れる事を祈って、
僕もゆっくり夢路へ着く。


―――ぱちりと目を覚ました時、
感覚の敏い彼はもうお目覚めの様で]


  んん……おはよう……。


[もぞもぞと寝起きで無意識に彼にくっつきながら、
往生際の悪い事を呟いていたとは露知らず、]


  早く起きなきゃね……


[寒いけど、今日はやる事が多いのだからと。
むっくりと起き上がって、コーヒーをいれなおした。
軽く朝食を摘まんだら、楽しそうな足取りで街へ繰り出す。
彼が浮かない顔をしていたら、]
(1) 2023/11/27(Mon) 11:42:32

【人】 調合師 ネス



  二人で探索、楽しみだね。


[と、彼を見上げながら笑う。
戦闘向きじゃない二人なので、
二人だけでクエストに行くなんて、基本的には無い。
どこに行くにしても他に戦える人がいるのが普通だから、
僕も彼と一緒で>>1:7、楽しみだった。

酒場に着いたら詳細が書かれている羊皮紙を受け取り、
それに目を通しながら情報を共有する]


  簡単そうなのに誰もこなせてないのか……
  見付けにくいんだろうね。
  あと、見分けもつけにくいみたい。


[ここからそう遠くないところにある草原を少し歩いて、
洞窟の側か中にあると思われる花のめしべが採取対象らしい。
花の香りは酷く薄く、又、洞窟には多くの草花が生えている様で、選別が難しそうだった。
根こそぎ採るという手段に出た冒険者が、
他の花の出す毒に侵された状態で発見されたらしいし、
きちんと見定める目も必要そうだった]
(2) 2023/11/27(Mon) 11:42:48

【人】 調合師 ネス

[調合に必要な色んな草花の姿形がわかるし、
羊皮紙には参考画もあったから、できなくはないと思った。
変な匂いを出す花や、対象の花の香り(言葉では説明しにくいとにかく不思議な香り、らしい)は、
ゼクスさんならわかるかもしれないし、
ベストメンバーじゃない?って思う。

彼を見上げて、
彼も問題なさそうなら、にこっと笑う]


  これ、行ってきます。


[と酒場の店主に告げて、
早速必要だろう手袋だとか容器を用意して、
それから非常時に使える薬なんかも荷物に詰めて、
草原を目指して歩き出した。
魔物の目撃情報がもう何年もないらしいから、
怪我とかはないと思うけど……]
(3) 2023/11/27(Mon) 11:43:03

【人】 調合師 ネス

[草原を歩く間は何人か他の冒険者とすれ違ったけれど、
洞窟の前まで辿り着いたら、人の気配は感じなくなっていた。

洞窟の外にもいっぱい草や花が生えていて、
ひとまずそのあたりを簡単に探る]


  外にあるなら、
  流石に誰か見付けてるよね……


[早々に中の探索に切り替えて、灯りの準備をする。
洞窟内の酸素を使い過ぎてしまわない様に、
ガラス玉の中で火が燃えているライト型の灯りを使う。
彼には同じものを渡してもいいし、いつも使っているものがあるならそれを使ってもらうつもり。

花を刺激しない様に密集している草花を探りながら、
高い所に生えている花については、
彼に見てもらう]


  ……結構時間かかりそうかな。
  もう少し奥に行く?


[人の踏んだ跡もあるし、
入り口付近はやっぱり望み薄な気がして。
危険があれば彼が察知できると信じて、奥へ進む事を提案してみる。*]
(4) 2023/11/27(Mon) 11:43:12
調合師 ネスは、メモを貼った。
(a0) 2023/11/27(Mon) 11:45:54

【人】 サーチャー ゼクス

[ ネスに風呂の中で受けた耳打ちの後。
 
 普段、どちらかといえば俺がネスを恥ずかしがらせて
 可愛がる事が多いというのに
 なんだか今日はずっと立場が逆転したようだ。
 
 いや、ネスは俺を恥ずかしがらせようなどと
 思ってはいないと思うのだが。>>0
 
 毛布の中に埋めた顔をほんの少しだけ出して、
 抱きしめられるがままにネスの体温に顔を寄せる。]
 
 
 どんな俺も………
それはそれで複雑になりそ…。

 
[ どんな俺も好きで居てくれるというのは本来嬉しいのだが。
 明日の自分を想像して、
 そんな俺を好きだと言うネスを思い浮かべてしまえば
 どうしようもない気持ちになってまた顔を伏せた。>>0
 
 
いつもの俺より良いなんて言われたらどうすれば…。


 いつもより寝付けない夜。
 それでもネスの穏やかな手付きで撫でられれば、
 意識はゆったりと沈んでいった。 ]
(5) 2023/11/27(Mon) 15:59:02

【人】 サーチャー ゼクス

[ そしてネスより少し早く目覚めた朝。>>1
 俺にくっついてくるネスの頭を撫でて ]
 
 ん、おはよ。
 
[ と額にキスをしよう。

 二人で外着に着替えてコーヒーと朝食をつまんでいれば、
 やはり寝て起きても変わらず浮かぶのは今日の予定の事。
 
 どうしたってうかない顔でちらりとネスを見れば、
 あまりにも楽しそうなネスがいて。>>2]
 
 (あー!!可愛いなちくしょ〜〜〜〜!!!)


[ 心の中でどこかに向かって叫んでしまう。
 ああ、俺の往生際の悪さよ。

 やはり落ち着かない心地で
 念入りにダガーと魔導具の手入れを済ませたなら
 二人続いて宿を後にした。 ]
(6) 2023/11/27(Mon) 16:04:23

【人】 サーチャー ゼクス

[ 酒場にはいつも通り、様々なクエストが張り出してあった。
 俺達が普段行くようなダンジョンの捜索、
 大型の魔物退治から
 今日探していた小遣い稼ぎの採取クエストまで。
 
 そのうちの一枚の羊皮紙を取ったネスの手元を、
 ひょいっと興味深げに覗き込む。 ]
 
 
 ふーん……?
 見つけにくくて見分けにくいか。
 まぁ確かに採取クエを好んでやる若手の奴らなんかは
 そんなもん受けないで、
 もっと簡単で少額なヤツで稼ぐだろうし…
 
 この辺のが売れ残るのもある話か。
 
[ 距離としてもここからさして遠くない。
 これならまぁ確かに仕事を終わらせて、
 その日のうちに帰って買い物する余裕はあるだろう。
 
 花の特徴を頭に入れながら、
 目的地周辺の地形を記憶に起こし ]
(7) 2023/11/27(Mon) 16:05:29

【人】 サーチャー ゼクス

 
 いんじゃね?
 それこそ俺等でさっさと終わらせちまえば
 ただ単に割の良い仕事になるだろうし。
 
 頼りにしてるぜ。調合師サマ。
 

[ 俺を見上げるネスに、片頬を上げて微笑む。
 依頼の内容的にも危険も少なそうだと判断したし、
 何かあれば引き返せばいい話だ。>>3
 
 店主に依頼受注を届け出て、
 採取用の道具なんかはネスが詳しいので任せつつ。
 準備ができたら早速二人でフィールドに赴こう。 ]
(8) 2023/11/27(Mon) 16:06:00

【人】 サーチャー ゼクス

[ ここらの草原は街からもそう遠くないせいか、
 徒歩での移動が多い初級の冒険者達が狩りにもくる。
 
 おかげでそこまで凶悪な魔物も出ないし、
 洞窟までの道中も特に何にも出くわさずに済んだ。
 
 洞窟の周りに生い茂る草や花は、
 有用なものはかなり摘み取られたあとに見える。
 残ったものの中にも、目的の植物らしきものは見当たらず ]
 
 
 ん〜〜……。
 そーだな、多分ない。
 見分けにくいったって似てるモンも生えてねえしな。
 
[ ゴーグル越しに辺りを索敵しつつ、
 同時に花にも気を配る。
 
 罠等はおそらくないぶん、気をそちらに割くことはできるが
 それでも結構集中しなければならなさそうだ。
 
 洞窟の奥へ促そうとするネスに、
 こくりと頷いて追従した。>>4 ]
(9) 2023/11/27(Mon) 16:06:53

【人】 サーチャー ゼクス

 
  まぁ入ったほうが話は早いだろうな。
  洞窟の傍か中にある…って事は
  この洞窟の土壌かマナを好んで生える植物だろうし
 
  そんなら陽の光よりは、
  マナが濃い奥の方があるかもしれない。
 
 
[ ネスからライト型の灯りを受け取ると、
 洞窟の壁や天井を確認し目を細め
 
 二人で一緒に洞窟の奥へと脚を進めよう。 ]
 
 
 ただ気をつけろよ。
 今のところ小さな蝙蝠が奥に居るな…ってくらいだが
 洞窟って何かと生物が多いせいで
 小さな毒虫なんかは俺も見逃す可能性あるし。
 
[ 洞窟の奥はいくつかに別れていて、
 更に複数の生物が住む気配がある。
 今のところ脅威となる気配ではないものの、
 敵意の有無と実際の脅威度は別の話だ。 ]
(10) 2023/11/27(Mon) 16:07:15

【人】 サーチャー ゼクス

[ 特に俺の索敵は、此方に明確に敵意がある敵だったり、
 ダンジョンに仕込まれた罠には強いが
 流石に全ての生物を補足する事はできない。
 
 小型すぎれば見えても気に留めて居られないし、
 魔力を遮る装備をつけるような上級の相手には
 反応が少し遅れたりする。
 
 まぁこんな洞窟に、そうそうそんなモノ出ないとは
 予想して来ているわけだけど。 ]
 
 
 なんか変なもん見つけたらすぐ教えろよ。
 …流石にこんな所に罠なんてないだろうけど
 それでも…
 
 そもそも殆ど人も入ってないみたいだしな。
 
[ そうして、ネスの足元を照らして見せる。
 柔らかな苔や泥に人の足跡はない。
 
 しかし”何か”が居た痕跡は、
 そこに足跡としてしっかりと残っていた。** ]
(11) 2023/11/27(Mon) 16:10:00

【人】 調合師 ネス

[お風呂の中でも浮かない顔をしていて、
ちょっと気持ちよさそうだったのに、
ベッドに入ってもいつもの調子ではなくて。>>5
抱きしめれば同じだけ体温を寄せてくれたけど、
「複雑」と小さく呟かれて、]


  ……どんな想像してるの。



[僕も同じくらい小さな声で優しく呟いたけど、答えを聞きたかった訳じゃないから、「寝ようね」って続けて、よしよしとその伏せられた頭を撫でる。
目も冴えてないし身体もあったかいし、
彼の身体も眠る準備が整ってそうだったから、
このまま眠ってもらおうとした]
(12) 2023/11/27(Mon) 18:31:55

【人】 調合師 ネス

[朝、目が覚めた時は彼はもう起きていたけれど、
顔色も悪くなさそうだし、ぐっすり眠れたかな、と
くっついて頭を撫でてもらった後、
彼の顔を見てぼんやりと思う。

額にキスをされて>>6
へへ、と顔をふにゃふにゃにしたけど、
昨日の約束を忘れている訳ではない。
寧ろ、彼の心の声は露知らず、
今日の一番の予定として僕の頭に輝いている]
(13) 2023/11/27(Mon) 18:32:04

【人】 調合師 ネス

[酒場に着いて手に取ったクエストは、
昨日寄った時にチラ見して気になっていたもの。
二人で行けそうかなって事だけ覚えていたので、
まだ誰もひとつも持ち帰っていないというのは意外だった。
まあまだ新しめのクエストっぽいし……
それに彼の言う通り>>7
すぐに取られてしまうものでもなさそうに思う]


  うん、そうだね。
  任せて。


[「割の良い仕事」に頷いて、
「頼りにしている」と言われれば、目を輝かせて、
張り切って支度をする。
こうして人の役に立てる事が嬉しいと感じるのは、
調合師という役割というより、
僕自身の気質によるところだと思う。
特に、好きな人からの信頼は別格だった]
(14) 2023/11/27(Mon) 18:32:18

【人】 調合師 ネス

[街を出るまではデート気分で、
草原に出てからは少しは気を引き締めたけれど、
やっぱり二人で出掛けられる事が嬉しくて、
たまに他愛のない話を振りながら、洞窟まで辿り着く。

洞窟に着いてからも気を緩めている訳ではないけれど、
一緒に探索できる事が楽しくて、
いつもより足取りは軽い。
彼の意見>>9に頷きつつ、
洞窟の側や入り口付近の探索を早々に終えて、
奥へ進む事にした]


  へえ、流石、わかるんだ。
  ……僕全然音も聞こえないや……

  あ、虫除けあるよ。


[蝙蝠>>10、と言われて
フードを下ろして耳を澄ませてみたけれど、
何か居る様な音すら僕には聞こえなかった。
毒虫は確かに、と思って鞄から取り出した虫除けのスプレーを彼に振りかけて、自分にもかける。
目とか鼻に影響しない成分でできているから、
彼の索敵の邪魔にはならない筈]
(15) 2023/11/27(Mon) 18:32:35

【人】 調合師 ネス

[奥へ進めば草も花も生えていないところが多くて、
促される様に大分奥まで潜る事になる。
道が分かれているから、そのどこかにあるんだろうか……]


  うん。
  罠、はないんだ、よかった。


[ちょっと緊張してきたところで、
彼の探る限りも罠はなさそうな言葉に、
ほっとしたのも束の間、]


  わっ!


[盛り上がった苔に足を取られて、
転びそうになって、思わず彼の身体にしがみつく。
足元照らしてくれたのに……恥ずかしいなって思いながら、
転びかけたどきどきが落ち着くまで、彼の身体を抱きしめる。
「ごめんね」って呟きながらそうしていたら、
別のどきどきが始まって、ちょっと時間を使ってしまった]
(16) 2023/11/27(Mon) 18:32:49

【人】 調合師 ネス

[足捻ったりとかはしてない、大丈夫、と
確認してから探索を再開させる。
全ての道を調べる為に二手に分かれる気は無くて、
一緒に二人で見て回る。
分かれた道の先の方が何かが生えている事が多くて、
途中蝙蝠がいる側をどきどきしながら調べたりしたけど、
他に生き物に遭う事はほぼ無かったか]


  ―――これかな。


[地道に茂みを探っていたら、
それらしきものに当たった。
茎と同じ色の花の、その花びらをぴらっとめくってみたら、
きれいなめしべが姿を現した。
鼻を近付けると、不思議な匂いが微かにある。
これは確かに、わかりにくい。
貰って来た羊皮紙で見た目を照らし合わせて、
これだと確信が持てると、ナイフでそれを切り取る。

荷物の中の容器に収めて、
「このへんにあるかも」と辺りを詳しく調べた。

一緒に探していたら、(9)1d10ほどは採取できただろう]
(17) 2023/11/27(Mon) 18:32:56

【人】 調合師 ネス



  よかったー
  もっと時間かかるかと思っちゃった。


[ほくほく顔で集めたものを全部鞄にしまって、
数はあればあるだけ報酬が積まれるみたいだし、
もう少し他の道も行ってみる?と彼に提案したところで、]


  ……あ、これ。


[横穴が空いている側に、黄色く光るものを見付ける。
これは、クエストとは全然関係ないけど、
結構レアな素材では?と顔を近付ける。
壁の少し高い所にへばりついた蜜。
一定のマナが溜まるところに発生するもので、
僕は店で並んでいるのしか見た事がない。
ちょっと興奮して手を伸ばしたけど、
背伸びして届く様なところだったから、
無理せず、ゼクスさんに頼めばよかった]
(18) 2023/11/27(Mon) 19:12:27

【人】 調合師 ネス



  あっ


[固まった蜜を掴めた、けど、
バランスを崩して横穴に転がり込んだ。
ちゃんと見てなかったけど、どうも滑り台の様に下に向かって伸びていた穴の様で、そのまま下まで転がり落ちてしまった]


  う、ん……痛……


[結構長い距離を転がった気がするけど、
幸い少しのかすり傷と打撲で済んだみたいだった。
それより、灯りを途中で手放してしまったみたいで真っ暗だ……けど、水のにおいがする?
近くに小さな泉が湧いていて、それが魔力の源となって、この小部屋を周囲から覆い隠す様な効果があったけれど、
目が慣れない僕は泉の存在すら認識できていなくて]


  っ?!


[暗闇の中で、急に何かに押されて地面に仰向けに倒れた。
誰かいる、と、その敵意に対し、
腰に携帯していたナイフを取ったけど]
(19) 2023/11/27(Mon) 19:13:12

【人】 調合師 ネス



  えっ……?


[簡単にそれを引っ手繰られる。
確かに僕のナイフは護身用くらいの意味しかないけど、
そのナイフを容易く奪われる事も、
そのナイフで、掴まれたローブを裂かれる事も、
想像していなかった]


  な、に、……あっ、


[抵抗しようとしたら両手を上にまとめて固定されて、
ローブは縦に引き裂かれて、薄着になった胸に手を乗せられる。
人みたいな手だけど、小さい。
その手でべたべたと触られるけど、興味をなくしたみたいで、
今度は腰を掴まれて、ごろりと横を向かされる。
荒い、吐息が聞こえてくる。
僕のものじゃなくて、敵の……
何となく見えてきた輪郭や手の感じから、
ゴブリンだろうか。それに、複数居る……]
(20) 2023/11/27(Mon) 19:13:46

【人】 サーチャー ゼクス

[ 二人で酒場に向かい、クエストを受注して。
 
 頼りにしている、と伝えれば
 目を輝かせて喜ぶネスに心がほわほわと暖かくなった。>>14
 
 道中わかりやすく役に立つ戦闘職と違い、
 俺やネスなどの裏方職は
 クエストの中心になることは多くない。
 それこそ前を張る奴らが輝けるようにサポートするのが
 仕事だし、だからこそこうしてたまにメインを張れるのは
 俺が逆の立場だとしても少し嬉しかっただろう。
 
 ネスの隣を、目的地まで二人で歩く。
 
 他の誰も居ないこの二人の組み合わせは
 なんだかやはり非日常な感覚がした。 ]
(21) 2023/11/27(Mon) 22:13:34

【人】 サーチャー ゼクス

[ 目的地である洞窟は、草原の難易度に比べて
 一段高く見積もられているせいか、
 入り口までの雰囲気とは違い
 奥の方までは人の手は入っていないようだった。
 
 むしろ草原に人が多いからこそ、
 魔物や小型の生物の隠れ家になっている可能性もある。
 
 ゴーグルで生物の動きを細かく捉えつつ、
 空いた目で植生をみやる。
 
 通常陽の光が当たらない奥に行けば行くほど
 植物などは減っていくはずなのだが
 この洞窟はマナの力もあってか、
 普通の洞窟よりはかなり植生が豊かなようだった。
 
 しかしそれでも、奥に行けば行くほど植物の数は減っていく。
 殆ど何もない岩肌の影に
 更に隠れるように時々花があるせいで、
 なにもないとも判断することは出来ず
 俺とネスはどんどん奥へと歩いて行くことになった。 ]
(22) 2023/11/27(Mon) 22:14:09

【人】 サーチャー ゼクス

[ 途中、ネスに蝙蝠の存在を告げれば
 感心したように言われて。 ]
 
 聞こえる…っつーか見える?
 
 天井近くに所々固まって生体反応あるのと、
 時々不自然に飛ぶような動きしてるから蝙蝠だな。
 
 コレつけてると多少は生物の動きが追えるんだよ。
 あんま分厚すぎる壁隔ててたり遠すぎるとわかんねえけど。
 
[ 種明かしをするように笑って、ゴーグルを指差した。
 
 目も耳も鼻も敏感な自覚はあれど、
 流石に自力だけじゃあ全ては感じ取れるわけじゃない。
 
 虫よけがあると言われれば、
 さんきゅ。と言って全身にかけてもらうことだろう。
 
 こういう時変に匂いが強いものを選ばないのが、
 ネスの頼れる所だ。>>15 ]
(23) 2023/11/27(Mon) 22:14:36

【人】 サーチャー ゼクス

[ 人の居た痕跡もなければ、細工の後もない暗い洞窟。
 罠がなさそうなことを告げつつ、
 それでも全く何も居ないわけではない事はわかっていたから
 気をつけるように改めてネスに声をかけた…
 そんなところだった。]
 
 
 …
うお…
…ッ!?
 
 
[ 湿気で濡れた苔に足を取られたネスが、
 転びそうになって俺にしがみつき
 ボス!と胴に体重がかかるのをそのまま抱きとめる。>>16 ]
 
 
 ──っと、大丈夫か?
 普通の地面よりずっと滑るから、気をつけてな。
 
[ ぽすぽすと優しく背を撫でて、心配そうに顔を覗き込む。
 
 すぐには腕を離さない。
 ちょっとしたアクシデントから得られたチャンスをいい事に
 俺はそのままネスの体をしっかり抱きしめた。 ]
(24) 2023/11/27(Mon) 22:15:06

【人】 サーチャー ゼクス

 
 ………。
 (……触ってるだけで元気出るな……。)

 
 
[ そして、抱きしめたついでとばかりに、
 ネスの耳にちゅ、と口付ける。
 
 そんな小さな音も、
 洞窟という場所のせいかやけに大きく響いて
 思わずクックッと口元を緩ませた。 ]
 
 
 ここでセックスしたらすげー声響くだろうな。
 
[ 冗談めかして囁いてから、
 ネスの体は大丈夫かを改めて確認して。
 
 問題なさそうな事がわかったら、
 そのまままた探索を再開しよう。 ]
(25) 2023/11/27(Mon) 22:15:33