人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

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コバト7票

処刑対象:コバト、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:龍人族の勝利

村の更新日が延長されました。

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【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[近距離は得意じゃねぇから
 旅の中、彼女に守って貰ったことは
 何度となくあっただろう。

 だけど腕の中で泣く彼女は
 小さくて細くて
 とてもか弱い存在に思えた。

 こんなに深く想われて
 彼女の心を揺さぶってしまう弟が
 羨ましいぜ……。]
 
(0) 2022/09/24(Sat) 19:46:26

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[暫くして、彼女が顔を上げた。
 兎みてぇに赤くなった目が痛々しい。
 濡れた頬や落ちた化粧を指で優しく拭った。]


   ……謝らなくていいんだっつぅの


[再び謝罪を口にした彼女に応じるのは>>3:30
 呆れた風でもなく優しいだけの声色だ。

 彼女の側に居たいのは自らの意思に他ならなかった。
 迷惑だとはかけらも思っていないし
 もしも彼女からかけられるなら
 どんな迷惑だって歓迎するだろう。

 そうやって甘えても良い相手だと
 認識して貰えていないことが……、歯痒い。]
 
(1) 2022/09/24(Sat) 19:47:04

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 

   ……。


[幻想的な空を見上げる彼女を
 静かに見つめていた。

 風景よりなによりも美しい横顔。

 
許されるなら、俺が彼女を守りたい。

 
(2) 2022/09/24(Sat) 19:50:12

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[離れるのは惜しい。
 ……けど、それは俺の我儘。

 ディナーに二人とも行かなければ
 心配して探しに来ちまうだろう。
 ヘンリーはいまの姿を見られることを
 望んではいないはずだ。……多分。]


   ……わかった、伝えておく


[上着は着てろって手で制するが
 返されてしまえば無理に掛け直すことはせず
 速やかに屋内に戻ることにした。

 行くか、と声をかけて移動する。]
 
(3) 2022/09/24(Sat) 19:50:51

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 


   俺は行ってくるけど……
   何かあればすぐ人を呼べよ


[もしかしたら、要らないって
 言われたかもしんねぇけど
 ヘンリーのことは部屋の前まで送ろうとした。

 人とすれ違うとき
 泣き腫らした目元を隠す壁くらいにはなれるから。]
 
(4) 2022/09/24(Sat) 19:52:58

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[夕食の席に着けば
 失礼のないようにと食事に手をつけ
 会話に参加するのを心掛けたものの、上の空。
 何を食べてどんな味だったかよく覚えてない。

 ────俺は彼女に何をしてやれるんだろう。]
 
(5) 2022/09/24(Sat) 19:53:29

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[────コンコン。
 食事を終えて、再び彼女の部屋の前。
 何度も躊躇ってから、ドアをノックした。]


   起きてるか? エドゥだ
   そのままで良いから、聞いてくれ

   俺な、あと何日かしたら
   王都を出てまた旅に出ようと思ってんだ

   色々と余裕のない旅だったし
   まだ行ったことのない場所もある
   世界の色んな物を見てまわりてぇなって


[緊張する、深く息を吸って]
 
(6) 2022/09/24(Sat) 19:53:51

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 

   ……それでその、
   良かったらヘンリーも一緒に行かねぇかっ?
   魔王を倒して魔物たちの力が弱まったとは言え
   困ってるやつが世界中にいる

   ほら、お前がいてくれたら頼もしいからよ


 
(7) 2022/09/24(Sat) 19:54:11

【人】 狩人 エドゥアルト・レイフェルス

 
[本当なら弟にヘンリーを任せて
 邪魔者はとっとと退散すべく
 明日の朝にでも発つつもりだったが、
 いまのヘンリーを独りにしたくねぇ。]


   良かったら考えといてくれ

   あ、あと、食べ物……ドアノブにかけとく
   食えそうだったら食えよ、ちょっとでも……


[パンや手で摘める果物の詰まったバスケット。
 とても食える状況じゃないかも知れねぇけど
 彼女のためになにかしてあげたかった。

 おやすみ、と夜の挨拶を告げれば去ろうとする。*]
 
(8) 2022/09/24(Sat) 19:56:14

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ ぐしゃぐしゃになった顔を上げると
 目元や頬にぬくもりが感じられたと思えば
 涙、頬に残る跡が拭われる。
 
 こそばゆくて、優しくて
 ……嫌な気分はしなかった。
]

 
  ……うん、ごめん……。
  

[ 言われた傍から謝罪の言葉が出てくる。
 少なくとも、今の心境では明るく元気に、と
 簡単に切り替えることも出来ない。

 こんな時でも優しくしてく、傍にいてくれる
 エドゥに甘えていた。
 
 昔からそうだった。
 口数は多い方でも無いけど 
 優しくて、細かい変化にもよく気が付いて
 多少のわがままを言っても聞いてくれて。

 甘えても良い相手なのは分かっている。
 ──私達の、皆のお兄ちゃんだから。]
 
(9) 2022/09/26(Mon) 19:47:07

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 人通りが戻る前に中庭を立ち去り、
 エドゥと別れ、客室に戻り着替えを済ませ
 ふかふかのソファに腰掛けぼうっとする。
 
 皆褒めてくれたけど、
 綺麗なドレスはやっぱり私には合わない。
  
 そう、世界を救った勇者と一緒になんて無理だった。
 縁が無かったというのはこのこと。
 早く気づけて良かった。

  
 未だ残る心の痛みを抱えたまま
  何度も自分に言い聞かせる。
]
 
(10) 2022/09/26(Mon) 19:47:15

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 客室にノック音が響き、居留守を決めかねようとした時
 エドゥの声が聞こえてきたので、扉の近くまで向かい
 話を聞いていた。>>6>>7]


  うん、いいと思う。
  まだ見たことのない場所いっぱいあるものね。
 
 
[ ── 二人は、きっと忙しそうだから。

 出そうと思った言葉を飲み込んで。]

 
(11) 2022/09/26(Mon) 19:47:27

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  そうね。私も行くわ。
  塞ぎこんでいるより、外に出て体を動かす方がいいし
  ……その間は、色々忘れられると思うから。


  頼りにしてくれてありがとう。
  ……いつか、今回の分のお礼もしなきゃね。


[ 誘いには二つ返事で乗ることにした。
 話も終わり、扉にバスケットが当たる音がした時
 内側から扉をそっと開けた。

 その場にエドゥはまだ居ただろうか。
 居たならば、先程よりは多少落ち着いた表情を向けて]  


   ……ありがとう。

  
[ ただ一言、感謝のみを告げた。]
 
(12) 2022/09/26(Mon) 19:47:37

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 彼が帰った後、差し入れのパンや果物を貪る。
 食べ慣れた普通の店先のパンとは違う
 王家の宴で格式あるディナーに出された高級品。

 特に食にこだわりがある訳では無いけど、
 味が全然違うのは直ぐに理解できた。]
 
(13) 2022/09/26(Mon) 19:47:50

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 高級素材の美味しいパンが塩辛く感じたのは
 塩入りだからか、私の涙の味か。

 ──どっちなんだろう。]

 
(14) 2022/09/26(Mon) 19:48:03

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

─ 翌日 ─


[ 一晩泣き腫らした顔は、多少跡が残っているものの
 良く持ち直した方だと思う。
 
 普段通り鎧を着こなし、得物を持ち宿を出る。
 玄関で待ち合わせしていたエドゥの顔を見ると
 申し訳なさげに笑顔を作った。]


  おはよう、エドゥ。
  昨日はごめんなさい……そしてありがとう。

  まずはどこに行く? 行きたい場所とかある?


[ 散々心配かけさせてしまったから
 顔を合わせにくかったのは事実。

 本当はもっと具に謝りたいけれど
 今の時点では浅い傷口が開く結果になりそうなのと
 新たな旅立ちの始まり、
 心が落ち着いてから話す方が良いだろう、と。
 それに、また迷惑をかけてしまうから。]
 
(15) 2022/09/26(Mon) 19:50:34

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 話す時が来たその時
 また泣いてしまうかもしれないけれど。

 エドゥなら、突き放すことはしないだろうから。
 寄り添ってくれるだろうから。

 ──そんな甘えが、安心が
   私の中に存在している。*]

 
(16) 2022/09/26(Mon) 19:51:53

【人】 妖もどき 辰沙


 ―――――…。

 
 ……それ、本気で言ってます?


『いちおう七割くらいはな。
 ……んだよ、信用ないなぁ。
 
 まぁさっき言ったことはうちの上層部の見解だが。
 全部が全部、あちらの見当違いってわけでもないんだろ?』


 それはまぁ、そうですが…。


[ 言いながら首を微かに動かして周囲を伺う。
 微かな星明かりの中、先生の影が小さく肩を竦めて。 ]

 『悪いな。此方もサシで話したいと頼んだんだが
 お偉方はそういうわけにはいかないってさ』

 ……ですよね。


[ 此方も先生に合わせるように小さく肩を竦める。 ]
(17) 2022/09/26(Mon) 21:59:55

【人】 妖もどき 辰沙


 『…で? 答え合わせと行こうか。

  まー個人的な見解をいうと、
  お前があの隕石の化身だとか、そういうのはともかく、
  禍の種っていうのは個人的には非同意なんだよな。
  そんなんだったらとっくの昔に滅ぼしにかかってるだろ』

  …………。

 『待て待て待て、何その顔。
  今のどういう心情?』

 …いや。
 そこまであなたに信用してもらえてたとは思わなくて。

 『は?』

 あ、いえ……。


[ こほん、とその場を誤魔化すように咳払いをすると
 頭上に輝く赤い星を見上げてから。 ]
(18) 2022/09/26(Mon) 22:01:03

【人】 妖もどき 辰沙



 ……僕があの星の化身というのは、少し違います。

 正確には、僕はあの星の欠片。
 僕とあの星の関係を例えるなら…親子とか、銃と弾丸というか、
 とりあえず、そういうふうに言い表せるかと。


 あの星…ソラナキは、この世界、いえ、
 この星の命と魂の系統樹の観測を目的として
 星の海…この星系の外から派遣されてきた存在です。
(19) 2022/09/26(Mon) 22:03:41

【人】 妖もどき 辰沙

[これから語るのは、少し永い昔話。]


 この星は、星の海の外からやってきた者たちによって
 それこそ気の遠くなるような昔から、
 数多くの干渉を受けてきました。

 彼らがこの星に入植し、生態系に干渉した結果、
 この地は人間等の肉の命を持った生命体と
 妖など闇に属する者たちで溢れることになりました。>>0:43
 この星は、ソラナキの主たちにとって
 有益な存在を生み出すための研究所であり、実験場でした。
 だから、なんといえばいいのか……。

 『…要はあれだろ?
  ソラナキはこの星に生きるモノ全てにとっての造物主か、
  その化身みたいなものだ』

 …そう、ですね…。

 『だからまぁ、仮に祟り神なんて名乗らなくても
 あの子に神様って名乗ってたのは強ち間違いでもなかったな』

 …。
(20) 2022/09/26(Mon) 22:05:08

【人】 妖もどき 辰沙

 
 
 ソラナキは星の海の外にいる彼の創造主に情報を送るため、
 この星や他にも実験場にしていた星々を見回り観測していました。

 時に個々人やそのときの文明に干渉し、混乱を呼び寄せ
 或いは闇の者たちに干渉し、その数を増やしたり減らしたり。
 
 …そうしてあるとき、ソラナキと観測者たちは考えたのです。
 「人間という生き物を少し試してみよう」と。

 既に何度か試したことのある実験でしたが、
 今回はこの小さな島国で試してみよう。
 彼らは、そんなことを思いついたみたいです。

 ……そうして、ソラナキは自身の外装の一部を削り、
 この島国へと投下しました。
 
 
[ 空から落ちてきた異能の力を持った石を
 この地の人々はどのように扱うか。
 それを、ソラナキと観測者は見たかったらしい。 ]
 
 
 ……ですが、星から分離した星の欠片は
 自我を持ち始めました。
 そして、自身の組成を変えて動き始めたんです。
 

[ ―――それが、僕。 ]
(21) 2022/09/26(Mon) 22:07:38

【人】 妖もどき 辰沙



 僕は、この星の人間たちにとって異物でした。
 
 ……それはそうですよね。
 人間にしてみれば、空から落ちてきた隕石が
 勝手に動いているようなものでしたから。
 僕を見つけた人間たちは、きっと怖かったろうなと思います。


[ 思い出すのは、赤い夕焼け。
 人の温かさに憧れて、叶わなかったときの記憶。 ]

 
 そうして、長い時間彷徨った後に
 僕は渡守の道具として利用され、封じられました。
 其処から先は貴方たちが知っている通りです。
(22) 2022/09/26(Mon) 22:10:50

【人】 妖もどき 辰沙

[ そこまで話したところで、
 ふと気になっていたことを口にする。 ]


 ……『幽明門』は、僕の身体は見つかりましたか?


[ 身体は『幽明門』を封じるための依代として利用し、
 精神は身体から分離したうえで、神として奉じることで
 その力を自身の身体と結界の強化のために利用する。
 …僕が言うのもなんだけど、よくできたシステムだと思う。 ]

 『…ああ』

 『厳密には、見つかったはいいが発見から間を置かず、
 捜索隊の目の前で再度ロストしたそうだ。

 そのときに採取できた微量の破片の分子構造と
 ソラナキの分子構造の一致、
 そして幽明門のロストと同時刻に観測していた天文所から
 ソラナキの移動速度の上昇と進路変更が確認された。

 これらの情報から合わせて、
 お前とソラナキの関連性が疑われたわけだが』

 
[ そこまで話したところで携帯灰皿にタバコの火を押しつける。
 そうして、辺りにはただ、闇だけが残った。 ]
(23) 2022/09/26(Mon) 22:15:17

【人】 妖もどき 辰沙



 『……お前さんの話に嘘はなさそうだな。
  ま、それはそれで面倒な話ではある、が』
 ……。

 『表向きには発表されてないが、
 おそらくソラナキはこのまま地球へ落下する。

 いや、お前の話が本当なら落とされるのかもな。
 創造主様からの文字通りの「天罰」として』  


[ そこまで語られたところで、
 不意にぽん、と彼に肩を叩かれた。 ]


 『なんにせよ、あとは大人の仕事だ。
 お前は、あの子の傍にいてあげな』
(24) 2022/09/26(Mon) 22:19:20