人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 XII『吊された男』 ユグ

[神様あの人が去ってしまうなら、ほぅ、と熱に浮かされたような息を吐いて。
 それからようやく、歓喜のままに他20名の姿を見た。
 ああついに僕らの幸福がやってきたのだ、と言わんばかりに。

 けれど。]

――…………ええ、と。

[そこに満ちていたのは、喜びだけではなかった。]
(261) 2022/12/15(Thu) 0:34:10

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[どこか怯えたようなアリス>>@0の姿。ヒナギク>>247が抱き寄せて、チェレスタを呼んでいた。
 トリスは楽しそう>>@2だったけれど、シールは自失している>>@1ようにも見える。
 アリア>>50はフォルスの答えを求めていた。フォルスの見る夢>>0:235は、ユグの思想に少し近いところがあるような気がしていて、彼の答えなら自分も気になる。
 エーリク>>104は立ち尽くし、シトラ>>230の袖を引いている。そのシトラは、アリアの薬草園に行くのだろうか。
 マドカ>>165とクロ>>131は喜んでいそうだけれど、戸惑いも交じっているようにも見える。
 カルクドラ>>183は沈思黙考しているようだ。キュリア>>236は随分と困惑しているようで、かの人の問いを受け止めるので精一杯、に見える。

 他にも、それぞれ。悲喜こもごも、という言葉はこのために作られたのではないかと思うほど。]
(262) 2022/12/15(Thu) 0:34:34

【人】 XII『吊された男』 ユグ



[あんまりにも、ばらばら。]

 
(263) 2022/12/15(Thu) 0:35:14
III『女帝』 シャルレーヌは、メモを貼った。
(a41) 2022/12/15(Thu) 0:36:12

【人】 XII『吊された男』 ユグ


[――このままでは、何も変わらない。]
 
(264) 2022/12/15(Thu) 0:38:25

【人】 XII『吊された男』 ユグ

……その。
アリスは、大丈夫、ですか。

[昨日輝かんばかりの笑顔だったアリスの瞳が、不安げないろに染まっているのは心苦しく。
 ヒナギクにそっと、問うてみる*]
(265) 2022/12/15(Thu) 0:40:28

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ >>0:84

 ねえ、と 呼びかけに応える声はない。
 ずっとずっと呼んでいたのだから知っている。
 それでも呼び続けるのは ──…… ]
 
(266) 2022/12/15(Thu) 0:42:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


[ それは わたしたち らしくない。

 今までそれわたしたちが当たり前過ぎて、
 だからこそ答え合わせをしながら日々を過ごしていた。

 わたしたち であることが何より絶対で、
 生きることを肯定して欲しかった人たちはもういない

 二人でひとつであることが完璧で必要で、
 
欠けた半身を求めることがいつしか手段になっている

 それがどれだけ苦しくても続けなくてはいけなくて。
            ──────なんのために?


 わからない。
  わからない。
    わからない
 

          ……違う、そんなのは嘘だ。 ]
 
(267) 2022/12/15(Thu) 0:43:48

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 本当はわかっていた。
 認められなかっただけだ。
 
 わたしたちの欺瞞を私自身が知った時に>>82
 わたしたちを羨ましいと、完璧だと言ってくれた人が
 私から離れていくことを恐れた。

 ……いいや、違う。

 わたしたち でいられればそれでよかったのに、
 あんなに諦めることが上手だったのに、 
 自分たちから離れて忘れていくのは嫌だった。>>0:522

 離れたくない、と言ってくれた時に>>0:360
 「わたしたちもだよ」と言葉で返すことが出来なかった。

 こんなことを考えるのは わたしたちらしくない。
 この身の外に、わたしたちより大切なものがあるなんて
 あってはいけないと無意識に蓋をした、気持ちが。 ]
 
(268) 2022/12/15(Thu) 0:44:54

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 自惚れではなく、絶えず親愛を注いでくれる人。
 彼の愛は揺籠の中の安らぎを守るみたいに優しくて。

 でもそれは わたしたち だからで。  
 
 わたしたちの夜、わたしたちだけのナハトなんて
 黒猫を愛でるなら許されるだなんて線引きをして。
 きみが特別だとか大切だとか必要だとか、
 そんな言葉は一度だって言えなかった。 ]
 
(269) 2022/12/15(Thu) 0:45:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
[ きみが傍にいてくれるのは、
 『恋人』で、二人でひとつの完璧なわたしたちで、
 名前をつけて、誕生日を贈ったわたしたちだから。

 わかってる。本当にそれだけしかない。
 
 だけど、私は、 
 この胸に証がなくてもあなたの運命でありたかった。 * ]
 
(270) 2022/12/15(Thu) 0:46:09

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 現在:洋館玄関ホール/答え ──

 
[ >>6 >>7
 本能、いや魂での理解が思考に浸透するにあたり、
 得るはずのなかった答えを知った。
 証持ちは欠けたることなく集まったのだ。
 『恋人』のこれは、双子の片割れにはなく
 私だけに与えられた烙印。

 結局、完璧なんてなかった。
 わたしたちは可哀想な女の子が作り出した都合よい幻想。
 何もなくなった。
 私の内にも外にも、何も。
 
 どうして私だけ完璧につくってくれなかったの?>>82
 私は苦しむ為に生まれてきたの?

 答えを持つ唯一はきっと答えない。
 この場で語ったことこそ全て。
 沈黙こそ肯定答え
 愛しているなんて反吐が出る。 * ]
 
(271) 2022/12/15(Thu) 1:19:56
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。
(a42) 2022/12/15(Thu) 1:23:43

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a43) 2022/12/15(Thu) 1:26:56

【人】 XIII『死神』 タナトス



[ アリス。
  小さなアリスの誕生日はきっと、
  賑やかで楽しいものになるだろう。


  シールもそばに居たのなら、 
  楽しんでおいでと彼らの頭を撫でた。
  君達の育てた野菜をとどけたら
  俺は退散するつもりだった。



  先生は来てくれないの?と、
  小さなアリスから寂しげな声が漏れるから
  ちょっと心は痛んでしまってね。
  シールまで物言いたげだ。

  うん、困ったね。 ]

 
(272) 2022/12/15(Thu) 3:04:04

【人】 XIII『死神』 タナトス



 ……わかった。

 でも、行けるのは合唱が終わったあとだよ。
 先生が歌うと館の照明が何故か落ちてしまってね。
 迷える友達の悪戯かな。
 カルクドラ先生の名演奏を台無しにしてしまったら
 申し訳がたたないんだ。

 
[ いつものように。
  いつかのように。
  目線は彼らにあわせて微笑んだ。

  納得するような、しないような表情だけど
  必ず行くよの言葉には、納得してくれたみたいだ。 

  もう一度頭を撫でてやって、
  俺はその場をあとにして。]
(273) 2022/12/15(Thu) 3:04:51

【人】 XIII『死神』 タナトス





[ 『 誕生日 』  が君が生まれた日なら


  は一番遠い方がいい。



  そう、願うが故の
  言わば願掛けのようなものだよ。


  誕生日、と聞けば
  俺はいつもユグの事を思い出すんだ。 ]



  
(274) 2022/12/15(Thu) 3:05:23

【人】 XIII『死神』 タナトス



[ 迎えに行くよう、彼ら政府に伝えられた時。
  彼の身の上を聞いたうえで
  最初に俺が抱いたのは同情心のようなものだった筈だ。

  だからこそ、あの言葉を選んだ筈で。

  出会って、心から安堵した。
  ユグが生きていることに。


  君だけは 死なないって
  俺の魂は どこかで信じていた。 

  安堵と、悲しみと。

  理由は俺にはわからない。  ]
  

     
(275) 2022/12/15(Thu) 3:08:16

【人】 XIII『死神』 タナトス



[ ユグはとても強かった。
  最初こそ俺が手を貸したけれど
  ユグは生きること全てに真摯だった。


  俺に同じ事はきっとできない。

  
  先生、なんて呼んでくれるけれど
  俺は、

  俺の方が君を尊敬しているくらいだったよ。
  ユグがいるなら大丈夫。
  ユグは大いなる祝福を知っているから。

  彼が返してくれたローブ。
  別にそのまま使ってくれても良かったけれど
  新たな白を纏う君を、
  俺はそっと応援したいと思ったから

  あの日受け取った何の変哲もないローブは
  また俺と共にある。]
 
(276) 2022/12/15(Thu) 3:23:23

【人】 XIII『死神』 タナトス


[ 約束したから、誕生日会の終盤には顔を見せた。



 

 多分俺は願っている。
 願っていたと思う。


 終わりが、訪れないことを。


 それはあり得ないことを
 俺が一番、よく知っている筈なのにね。

 ]
(277) 2022/12/15(Thu) 3:24:09

【人】 XIII『死神』 タナトス





[ 予感は、あったのかもしれない。 ]




 
(278) 2022/12/15(Thu) 3:25:00

【人】 XIII『死神』 タナトス






 ヴェル、  ト





[ 愚者の誕生日のその翌日。


  『 世界 』の帰還。


  なにかの感情を思い出す前に、
  時は動き出した。 ]

 
  
(279) 2022/12/15(Thu) 3:27:16

【人】 XIII『死神』 タナトス




 ヴェルト どうして そんなことをいうんだい
 君は ……君は、



 あなたは、



[ いつものように 頭を撫でようとしたんだ。
  おかえり。何してたのか聞かせてよ。
  話したいことがたくさんある。


  手だけ伸びた。
  ついた癖とやらは厄介だね。

  でもそのままヴェルトの頭に
  俺の手はのせられることはなかったんだ。 ]
(280) 2022/12/15(Thu) 3:27:47

【人】 XIII『死神』 タナトス



[ 近く遠くで、ユグの肯定が響く。>>204



  思わず、瞬いた。 ]


 
 
(281) 2022/12/15(Thu) 3:33:10

【人】 XIII『死神』 タナトス






  『 死 』が 溢れてしまう



[ 誰かに届いたか、
  ――届くことはなかったのか。


  思わず落ちた言葉に、
  自分でも気づかずにいた。 ]**
  

(282) 2022/12/15(Thu) 3:43:42
XIII『死神』 タナトスは、メモを貼った。
(a44) 2022/12/15(Thu) 3:47:56

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

── 回想:洋館/クリスタベルの17歳の>>74、 ──


[彼/彼女は毎年その時期に里帰りしている。
 両親と過ごしているらしい。
 自分は勿論着いていく理由はないため留守番だ。

 だから当たり前のように、
 今年も彼/彼女は帰るのだと思い込んでいた。]
 
(283) 2022/12/15(Thu) 4:16:36

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


[誕生日の数日前からクリスタベルの様子がおかしい。
 帰郷の予定を聞く事はない。
 彼/彼女は、今年も帰宅の準備をしていただろうか?

 誕生日当日>>75
 約束の時間になっても現れない彼/彼女を迎えに
 部屋へと向かい、ノックする。

 コンコン、

 招き入れられたが
 彼/彼女は、こちらを見ない。
 雨の音が静かに降る。]
 
(284) 2022/12/15(Thu) 4:16:47

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 …クリスタベル?

[名を呼んでも反応はない。
 明らかに様子がおかしい。
 もう一度名前を呼ぼうとしたとき、
 彼/彼女が口を開いた>>81

 17年前、それは彼/彼女が産まれた日だ。
 こんな日、と彼/彼女の向こうに見える窓を見る。
 雨が、降っている。

 出会ったあの家、──コールリッジ邸?
 もう、帰れない。何かあった事だけは解る。
 何か、されたのだろう事も。

 またなくした。
 なにをなくしたんだろう。
 完璧な君がなくすものなんてあるんだろうか。

 あなたも、

 ──も? 置いて、 っ、!

 反射的に反論をしようとした時、
 彼/彼女の身体が傾いた。]
(285) 2022/12/15(Thu) 4:17:30

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

 クリスタベル!

[崩れ落ちる前に支え、そのまま抱えてベッドへ運ぶ。
 すぐに職員に告げ医者を手配してもらい、
 くるまでベッドのすぐ傍に居た。

 顔色が悪い、表情が険しい。
 指の甲でそっとその頬を撫ぜる。
 自分から彼/彼女へ触れる事は極稀だ。]
(286) 2022/12/15(Thu) 4:17:51

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 おいて、
 いくわけないだろ……。

[小さく呟く。
 それが彼/彼女に届いたかは解らないけれど。
 彼/彼女が倒れた時に落とした報告所を拾って、
 読んで、

 ああ、と思った。
 握りつぶされた跡は、
 クリスタベルの気持ちなのだろう。]
(287) 2022/12/15(Thu) 4:18:14

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ


 『隠者』の薬ね。

[医者の見立てを聞き原因を端的に呟くと>>84
 まるでその言葉が悪意みたいに響いて一度口を噤んだ。

 安静という事で部屋を出る。
 命に別条がない事だけは明言させた。
 そうして彼/彼女が復調するまで毎日部屋へ通う。
 だいたい部屋の前までだけれど。
 今日の様子を聞いて、口を噤んだり安堵したり。

 その期間、街へ外出する事はなかった。
 ずっと部屋に閉じこもって、自分もぼーっとしていた。
 何かを考えていたのかもしれない。]
(288) 2022/12/15(Thu) 4:19:08

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[クリスタベルが回復し、顔を合わせる事が出来た時、
 彼/彼女が忘れたというから>>122
 今まで通りにいようとしているから、]

 そっか、

[とだけ。
 そうして今までと同じように自分もふるまう。

 だって別に、
 よく考えたら俺にとって不都合は何もないのだから。]
(289) 2022/12/15(Thu) 4:19:46

【人】 ]X『悪魔』 ゼロ

[彼/彼女の帰る場所がなくなってよかった。
 毎年の留守番もこれからはなくなるだろう。

 またなくした、…。
 彼/彼女が産まれた時になくしたもの。]


 …………


[思い当たる事は、
 本当は別々に生まれてくるつもりだった>>0:273

 どうだろう。

 あってもなくても、
 クリスタベルはクリスタベルだ。

 その後、
 街の図書館で双子について調べ始めたのは、
 誰にも言う事はなかった。*]
(290) 2022/12/15(Thu) 4:20:13