人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 少年水夫 カイル

 
[ターバンのお兄さんと、そのお友達のことを祈った。

 空は繋がっている。
 もしかしたら僕が祈った流れ星と同じ星に、
 お兄さんが僕たちのことを祈ってくれているのかもしれない。



 
占い師のお姉さんの負担が軽くなる様に祈った。

 例え話って、主語があやふやになっているだけで、
 大抵自分の話だったりするよね。



 
ユスターシュとその娘さんが無事会えるよう祈った。

 こんなに早いうちに、父親に先立たれるのは辛いけれど、
 何も分からないまま生きるのは、もっと辛い事だ。
 きっと娘さんの頭に手を伸ばしても、
 ゴーストのユスターシュは触れることが出来ない。
 とりあえず代わりに、僕が受け取っておいたよ。>>249

 
(261) 2022/05/30(Mon) 18:59:22

【人】 少年水夫 カイル

 
 
 
[今夜も
がきらり、一つ流れた。]

 
 
 
(262) 2022/05/30(Mon) 18:59:35

【人】 少年水夫 カイル

 
[迷いが晴れる人がいる中で、
 霧中に飛び込み惑う人がいる。
 死に逝く人がいる中で、産声をあげ生まれる命がある。
 何かと、その対になる何かが共存しながら、
 世界は廻り、時を駆ける。

 僕らの日常の様な非日常も、
 変わることなく続いていく。
 霧の夜以外は相変わらず、
 生者に干渉することも干渉されることもなく。]

 
(263) 2022/05/30(Mon) 19:00:55

【人】 少年水夫 カイル

 
[エアハートさんとアリアは
 時々店に遊びに来てくれたかな?
 「アリア!今日も綺麗だね!」そんな言葉をかければ、
 僕に視線を向けてくれただろうか。

 さらさらと靡く鬣が、
 より滑らかになったような気がする。
 
女っぷりが上がったね!

 そんな小さな何かが、僕の日常を彩った。


 霧が立ち込める夜は、また酒場が開く。
 ペールブルーのお兄さんは
 リピーターになってくれたかな?
 もしまた来てくれたら、
 ユスターシュのことを聞いて、お礼を伝えて、
 「お薦めは唐揚げです」と言うんだ。

 
僕には秘伝のレシピがあるからね。>>254*]

 
(264) 2022/05/30(Mon) 19:01:51

【人】 天馬騎士 エアハート

 
―― 会計時 MiraggiO ――


  カイルさんですね。
  此方こそありがとうございます。
  覚えておきますね。


[ここまで来て警戒心が薄れていたのは本当。
 思わぬ攻撃にきょとんと目を丸くした。]


  はは、完全に油断していましたね。
  カイルさんが悪い幽霊じゃなくて助かりました。
 
(265) 2022/05/30(Mon) 19:14:47

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  そうですね――…
  
「それはお渡し出来ません」

  と言って命乞いをします。
  
  まだやりたい事も見たい景色もあります。
  それに、アリアは扱いが難しいから、
  私がいないとその後どうなるか心配です。
  それで処分でもされようものなら
  自業自得の自己嫌悪で未練しか残らないでしょう。
  
  勝手ですが、カイルさんの事もきっと恨み続けますよ。
  出来れば、そういった関係にはなりたくないので
  勘弁願います。
 
(266) 2022/05/30(Mon) 19:15:52

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  土産話でしたらお安い御用です。
  日常の些細な事件から任務で出逢ったモンスターまで
  我らが天馬騎士団の幅広い活動は、
  話のネタには事欠きません。

  それにプロテア自体が、
  人と情報の入り乱れる町ですから
  この酒場のような面白い話もあるかもしれません。
 
(267) 2022/05/30(Mon) 19:16:16

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  ありがとうございます。
  
またお邪魔しますね。



[お辞儀に対し軽く敬礼をする、
 胸に淡く通う気持ちに、自然と笑みが零れた。]*
 
(268) 2022/05/30(Mon) 19:16:45

【人】 少年水夫 カイル

 
数年後:MiraggiO



  ヨーソロー!

  『 MiraggiO 』へ、ようこそ!



[街灯に導かれるように、迷い込んだお客様たち。
 僕は今宵も笑顔で迎える。
 その中には、知っている顔もあったかもね。
 何度も来店してくれるのは歓迎するよ。
 死んだ後の再就職で、再会はしたくないけどね。


 ゴースト店員も、メンバーが変わっているかもしれない。
 この店を巣立っていった人もいれば、
 新たな人材が何の因果かこの店に辿り着いたりして。]

 
(269) 2022/05/30(Mon) 19:33:56

【人】 少年水夫 カイル

 
[ドアが開き、生者が入るたびに声を掛けて、
 注文を取って、お酒や料理を出す。
 お客様の話を楽しそうに聞く。

 
いつも通りの、霧幻の宴だったのだけれど―――……。]

 
(270) 2022/05/30(Mon) 19:34:18

【人】 怨霊 カイル

 
[相手は僕たちの船を沈め、
 奴隷として売り飛ばそうとした海賊のリーダー。
 流石に僕もここまで大物が釣れるとは思っていなかった。


 いつも一生懸命働いているから、日頃の行いの賜物かな?
 ……なんてね。きっとこんな僕の為に、
 無念が晴れるのを祈ってくれた人たちの、
 願いが届いたんだと思う。



        
有難う……きっと、この謝意は届かない。]

 
(271) 2022/05/30(Mon) 19:35:57

【人】 少年水夫 カイル

 
[この時、お店には誰が残っていただろう。
 先にこの店を卒業したのが、
 僕だったとしても、ウーヴェだったとしても、
 僕はこの店に友情の証を遺した。


 店内に飾られている、押し花の貼られたカード。>>0:157
 成仏する前に刻んだ言葉は―――――……]
 
(272) 2022/05/30(Mon) 19:38:26

【人】 少年水夫 カイル

 
[メルヴェイユの絵本、>>0:387
 僕は読んだことがあったから、
 ヴィムの名前を最初に聞いた時は、
 同一人物ではないかと一瞬怯んだ。
 
でもね、僕は本物の悪党を知っている。

 だからヴィムが、大罪人だなんてあり得ないって、
 すぐに思い直したよ。



 ウーヴェは涙腺の弱い雨男だけれど、
 君は自分の為に泣いたことって、あったのかな?
 少なくとも僕は、
 そんなウーヴェを見たことはなかったと思う。

 だから本当はね、
 
「どの口が言ってんの???」
って、>>0:251
 控えめに言ってちょっと思ってたけど、
            このまま、多分存在しないだろう
            墓まで持っていくからね!]

 
(273) 2022/05/30(Mon) 19:39:41

【人】 少年水夫 カイル

 
[ユスターシュの娘さん、無事で良かったね。
 血の繋がりがどうであれ、やっぱり僕は似ていると思うよ。
 だって、気立てが良くて
(面倒見が良くて)、

 健気で
(大切な人の為に必死になれて)、

 泣き言を言わない人
(無暗に人を恨まない人)

 だったんでしょう?>>0:197                     
 
序でに破滅を招く女の何処が、"イイ女"なのか教えて欲しい。
>>0:196



 幸福をすべて奪われた、そう思っていた僕だけれど、
 僕はこの店で新たな幸せを見つけて、
 無念を晴らすことまで出来た。
 僕を拾ってくれた店長には、誰よりも感謝している。
 でも不純な志望動機を隠していたことは、
 申し訳ないと思っている。]

 
(274) 2022/05/30(Mon) 19:40:30

【人】 少年水夫 カイル

 
[船が沈められ、父さんと仲間を殺された時も、
 病気になって命を落としたその時も、
 僕は涙はおろか、声すら出なかった。

 だから、今度はちゃんと遺していくよ。]


  ここでの日々は、僕にとって宝物だった。
  一緒に働いた仲間たちも、
  美味しいと料理を食べてくれたお客さんたちも、

  みんな、みんな、大好きだよ。

          有難う。サヨナラ―――……。



[僕の逝き着く"最果ての地"が、
 どんな所か分からないけれど、

         
霧の晴れた夜明けに、僕は旅立った。
*
*]

 
(275) 2022/05/30(Mon) 19:41:43

【人】 ユスターシュ

 ― 旅路の果て―


 アイ、シャ……


[彼女は自分に気付かない。 
 娘の視線はノア生者にだけ向かう。]


 アイシャ……
アイシャ、
アイシャ!!!

 

[無我夢中で手を伸ばして、
 抱きしめようとして、

   その体はすり抜けた。   ]



 ……あ…ぁ……
あぁ……



[会えたのに。娘はそこにいるのに。
 自分は彼女を抱きしめるどころか、触れることも、声をかけることも、存在を認識してもらう事すらもう、出来ない。


 その事実が死んでいるという事、嫌という程刺さる。]
 
(276) 2022/05/30(Mon) 19:43:17

【人】 ユスターシュ

 
[膝をついて、崩れおちた。
 頭では理解していた。三年だ。もう三年。
 とっくに己の死を受け入れていたのに。
 一目会えれば、元気でいるのを見る事さえできれば、それで十分過ぎるというのに。

 いざ娘を目の前にしたら
という終わりを迎えている。
 その事実が、今頃、心を、深く抉る。>>114

 
(277) 2022/05/30(Mon) 19:43:25

【人】 ユスターシュ

 
[アイシャは手紙を渡されるのなら
 明らかに動揺したように大きな瞳を見開く。

死んだ旨をはっきり告げるかどうかはノア次第。

 どちらにしても、少女は泣きながら父の事を教えて欲しいと必死に聞き出そうとする事となる。

 彼女はそうして、渡された後手紙を開く事になる。]


 『アイシャへ

  何かあった時の為に手紙を残しておく。
  悪いな、帰れなくなって。

  側で守り切れなくて本当に御免。

  アイシャ、お前は今元気か?
  幸せで、いられているか?
  父親として、お前の幸せをずっと
  願って、祈っている。

  どうか、笑って生きてくれな。


            お父さんより』
 
(278) 2022/05/30(Mon) 19:43:49

【人】 ユスターシュ

 
[手紙に涙が零れる。
 大きなものが一つ、二つ、そしてボロボロと。
 お父さん、と繰り返し呼びながら。

 そんな娘を後ろから抱きしめるように包む。
 でも、何一つ、伝えられない。
 共に泣いても、意味が何一つない。

 愛した娘の涙一つ、もう拭ってやれない。
 それに、自分も涙をこぼす。]


 アイシャ……
 悪い、ごめん、本当、死んで……
ごめっ……


 
(279) 2022/05/30(Mon) 19:43:59

【人】 ユスターシュ


[そんな後悔をしていたら、アイシャは自分で泣き止んで
 ゆっくりゆっくりノアの方を見る。]


 「すみません、取り乱して。
  ……父はもう、居ないのですね。

  分かっていたのです」


[母親から聞いたのです、と彼女は告げた。]


 「あのですね、父の遺品……
  何もなかったのです。捨てられてしまって

  だから、本当にありがとうございます。
  父の一部が帰って来てくれたのが……
  今、本当に嬉しいのです」
 

[彼女は笑顔を浮かべて、言葉を続ける。]
  
(280) 2022/05/30(Mon) 19:44:11

【人】 ユスターシュ

 
 「あのですね、私は一人になって知ったんです。
  私はいかに守られていたのか、と
  守られているだけじゃ駄目だって思ったんです。

  父は私の為に、色々お酒とか
  完全じゃないけど
我慢してくれていたのです。

  ですから、これからは
  あっちで安心して好きな事していいよって
  そう伝えられるように
 
  私、ちゃんと笑って生きていこうって
  決めて生きているんです。
  だから、心配しないで下さい」



[小さな少女は、守られるだけじゃなくて
 成長して、強くなっていた。]
 
(281) 2022/05/30(Mon) 19:44:23

【人】 ユスターシュ

 
[針は進む。もう、止まる事はない。
 未練はもう、全て果たした。
 アイシャは笑ってくれた。生きてくれる。


 アイシャに気付かれないよう彼女の背に
 魔法を一つ、発動した。

 それは、まるで蝶のように、蛍のように
 アイシャが気に入っていた、光の魔法。
 その光が文字を描く。]


 ありがとう

  ノアも、笑って生きてくれな



[小さな光一つ、ふわりと舞って
 彼女の中に、
消えた。]

 
(282) 2022/05/30(Mon) 19:44:45

【人】 ユスターシュ

 
[アイシャは時間さえあればノアの知る
 ユスターシュを教えて欲しいと願った。
 それは叶ったか叶わなかったか。

 その後どうなったかは
 もう、彼が知る事は、ない。]



        [ 霧の夜の再会は
           彼の抱えていた霧を晴らした。 ]
 
(283) 2022/05/30(Mon) 19:44:59

【人】 ユスターシュ

 
[ 彼の話はここまで。
  いつか、長い旅の果てに
  同じ場所に辿り着く時は

     どうか、迷わずに。>>0:0  ]**

 
(284) 2022/05/30(Mon) 19:45:12

【人】 ウーヴェ



 ─ 祈り ─


  縁っていうのは
  いろんな繋がりがあるよな

  家族、友達、仲間
  運命で繋がっている相手とかな?

  そして今日出会ったっていう縁もある

  お嬢ちゃんには縁があるんだろ?
  祈ってやると良い
  

[ 少し自分の話もしてしまったな。
  自慢するようなことでもない
  ただ、こういう奴もいるんだから
  そうはならないようにしてやってくれと。

  その呟きに向けて言ったつもりだ>>151 ]

 
(285) 2022/05/30(Mon) 20:42:17

【人】 ウーヴェ



         当てずっぽうに空でも良いけどさ
         名前を読んでみると良い
         その方向に向かって
         投げてやってくれ
         きっと相手も気付いてくれる。

         名前を呼ばれたら反応するだろ?

 
(286) 2022/05/30(Mon) 20:42:21

【人】 ウーヴェ




   ハハッ! そりゃ悪いことをした
   でもそこで怒るようじゃ

   お子様ってことだぜ?

   大人の余裕で微笑んでやれよ
   その方がずっと強く見える


[ 反応が良くて笑ってしまった>>153
  悪いな。馬鹿にしてるとかじゃないんだ。 ]

 
 
(287) 2022/05/30(Mon) 20:42:25

【人】 ウーヴェ




   じゃあ言い直しだ
   どんどん食べて元気になれよ


 
(288) 2022/05/30(Mon) 20:42:29

【人】 ウーヴェ



[ ハバネロ余ってたよな確か。
  なんて考えながら。

  俺は雨が付き纏ってくる男だから
  お嬢ちゃんの考えていることまでは
  想像もできなくて>>155


  だからハバネロの辛さに涙が出たのなら
  「刺激が強すぎたか?」と
  心配そうに触れられない頭を撫でていたかもな。 ]**


 
(289) 2022/05/30(Mon) 20:42:43

【人】 ウーヴェ



[ 考え抜いた先の俺の答え

  ゴーストは未練を晴らさないといけないのなら
  未練を晴らせないと諦めた場合はどうなるのか

  ずっと現世に居続けるのか
  ここにいるのなら
  きっと楽しくはあると思う


  それでも、俺は
  俺の望みは─────……

   

            消 滅 し た い 。またアイツらと

                魂 ご と 。 笑い合いたかった
 ]


(290) 2022/05/30(Mon) 21:07:20