人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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[ ある程度確信はあったけれど、
やはり図星、だったのだろう。

焦ったように身体を起こして背中を向ける
海斗の顔は、こちらから見ても耳まで赤い。 ]


   ─── かわいーなぁ、もう。


[ その背中にそっと近づいて、ベッドに上がる。
さっきの海斗のように膝立ちになって、
後ろから頭をくしゃくしゃと撫でた。 ]


   はじめてなのに、俺で良かったの?
 



   ねぇ、男とやるのは初めて、って
   女とはしたことあんの?


[ そのまま背後から抱きしめて、
髪に口付けを落としてそんなことを口にして。 ]


   お兄ちゃん妬いちゃうじゃん。
   海斗のはじめてはぜんぶ俺が欲しいのに。


[ ふざけた口調でくすくす笑いながら、
耳朶を唇で食んだ。
軽い物言いとは裏腹に、低く、甘い声が
また、自分の知らない腹底から響く。 ]
 



   海斗のバージンもらえてめちゃくちゃ
   幸せなんだけど、それならもういっそ
   童貞も奪っときゃよかったな。


[ 耳の中に舌を突っ込んで、耳殻の形を
なぞるように這わせる。
そこから首筋に伝わせて、頸の下にまた、
ぢゅ、と音を立てて所有の証をひとつ。

焦らして、誘って、ふと空気を変える。
なんでもなかったように。 ]
 




   さて、どうしようか、疲れたろ。
   風呂、入る?
   なんか食う?

   それとも、


 



[ 出したばかりで過敏なそこはあえて触れずに、
後ろから回した手で
下腹部と腿の付け根をそっと、撫でた。 ]*

 

[ 二回目でも、濃いなどと言われれば
  ぐ、と一度唸ってから、そうだよ。若いんだよ。と
  ふい、と顔を背けた

ここ数日、一人で慰めることはしなかったから 
今日という日、全部ぶちまけて、すっきりしよう
そんなことを考えてたなんて、言えるわけがない


  また、コイツは余計なことを聞いてくる
  恥ずかしさに頬が熱くなって、背を向ければ
  楽し気な声が聞こえてきて、気配が近づき、

  くしゃり、と頭を撫でられると、
  余計恥ずかしさが込み上げて]
 
 
   いーんだよ、男となんてすんの
   兄貴とだけで充分だっつ、の――ッ、


[ 後ろから抱きしめられて、
  髪に落ちたのは、口付けと、またくだらない問い

  ―――― それから、心地良い
嫉妬
、]

 
 
   俺が、女にモテねーとでも?
   …… ふっ、欲張りな奴


[ くすくすと、楽しそうな笑い声は、重なって
  耳朶を食まれる感覚に、ん、と甘い吐息を漏らす

  低く脳に響く、音が、ぞくりと
  腹の奥底の、熱をゆらりと煽るのだから、
  経験値の差を感じて、すこしムカつく


  だが、耳や首の下に、また増える赤い痕は、
  独占欲の象徴のようにも思えて、ふっ、と小さく
  艶を僅かに含んだ、笑みを零した]

 
  
   俺も、兄貴の初めて、
   欲しかったってーのにな


[ それは、今だから抱く願いだけど
  同じ想いであったなら、と今さら仕方がない
  わかっているのに……

  少しだけ、未練がましいこと口にする
  ふいに、甘い余韻を残した空気が変わる]
 
 
   あ、あぁ……ん?


[ 風呂に入るか、何か食うか
  どちらかを選ぼうか、とそう思っていたら
  付け加えられる、もう一つの選択肢

  思わせぶりに、下腹と太腿の付け根を
  そっと撫でられて、下火になりかけていた火を
  また煽るのだから―― にやり、と笑って、]

 
 
   俺が、したいって言ったら
――
らせてくれるわけ?     


[ 斜め上にある兄貴の顔を見上げてから

  猫が身体を擦りつけて、独占欲を露わに
  マーキングするように、顎に頬を擦らせて、
  身体を胸に擦らせながら捻り、
  そのまま耳の裏まで唇を這わせて、

  あの時の、戸惑いと不安が混ざった声とは違い
  はっきりと、欲望と確信が込めて問いかける]

 
 

   なぁ、さっきの……
   俺に、抱かれたいって思ってるって思って
   
 
 

[ 先ほど啼かされすぎて、掠れる声で
  普段よりワントーン低い声を落とせば、

  ぐっと、両腕で胸を押して、
  全体重をかければ、兄貴を押し倒すことはできたか

  できたのなら、欲を隠さない瞳で見下ろした

  童貞が欲しかった、なんて、
  冗談で言ったなら、もう後の祭りだ

  俺がただの、"可愛い"弟、
  ではないことを、教えてやろうかって、な**]



   なに、素直じゃん。


[ 男とするのは兄貴とだけで充分、なんて。
忘れていましたこの弟が無自覚天使なことを。
胸の奥にふわりと灯が灯るように、じんわり火照る。]


   モテてるのはなんとなく知ってたからな。
   連れから

   『お前の弟が綺麗な女とパンケーキ食ってたぞ』

   って言われた時の俺の気持ち知らねぇだろ。


[ くすくす笑いながら、すっかり簡単に
腕の中に収まってくれる身体を抱く力を込めた。 ]
 


[ 耳朶に唇を寄せればさっきよりずっと容易く
漏れ出る甘い吐息混じりの声に、
また下腹部に熱が走る。

はじめてが欲しかった。

そんな俺と同じこと、返されると
思っていなかったから、ちょっと眉を上げて
思わず執着心のあらわれを咲かせてしまう。
いい歳して猿だな、と我ながら呆れて笑う。 ]


   だから言ったろ、
   俺は、
   惚れたやつとこーゆーことすんの

   初めてなんだよ。
 


[ 腕の中で身を捩り振り返る海斗が
俺の瞳を掴んで離さない。

─── お、と思った。
ぎらりと潜む光は、確かな欲望。

猫のようにしなやかに身体をくねらせて、
顎に、胸に肌を擦り寄せる。
猫というよりはより高貴で、気高く美しい。
そう、やっぱり彪を思わせるその動きで
唇が耳の裏を捉える。

覚束ないキスをしていたその舌が紡ぐ言葉は
一丁前に、捕食者の色を携えて。
ぞくりと期待と欲望が背を駆ける。 ]
 



   へぇ、いいなその顔。
   
─── ぞくぞくする



[ こちらも挑むような欲情を瞳の中に煌めかせて
見下ろして、低く、甘く、囁き返した。

胸元にぐ、と力が込められて抵抗もせず受け止める。

さっき散々海斗を受け止めて乱れたシーツが
今度は俺の背中の下でさり、と音を立てた。 ]


   それも、さっき言った
   お前が抱きたいなら好きにしていいって、な
 


[ 明らかに雄の表情を浮かべて
見下ろしてくる海斗の頬に手を伸ばす。
触れられれは、色を込めてじっとりと撫でて。 ]


   それともあれか、さっき好すぎて忘れたか。


[ にやりと挑戦的な笑みを浮かべて、煽る。
心の中が沸き立つ。

はやく、はやく食えよ、と嗤う。  ]
 

[ 素直、と称されて、
  赤さの残る瞳を、瞬かせて
  照れ隠しに、後ろ頭で兄貴の顎下を
  ぐり、と攻撃しながら、まさかあの日のことを
  兄貴の"連れ"という奴に目撃されてたなんてな

  訂正しようと思ったが、なんか面白くなくて]
 
 
    ハッ、どの口が言うんだか
    まぁ、あの人は確かに美人だったけど、な


[ 鼻で笑うように吐き出せば、
  大人の女性特有の落ち着いた声を思い出して
  不満そうな声の後に、ぽつと告げる

  ―― でも、この頭の上から落ちてくる
    低い声の方が好き、だと思う

  まぁ、口には出してやんねーけど

 
  背中や首筋に感じる、熱い温度に
  じわじわと、焦れるような感覚が湧き上がってくて
  普段口にしないようなことをぽつりと言ってしまう]

 
 
    はいはい、そーゆー初めてで、
    俺は心が広いから、我慢してやるよ


[ 惚れた奴、
  何度もこの口が言う言葉に、
  相変わらず、まだ慣れなくて照れてしまう

  わざと、興味がなさそうに適当に返せば
  此奴は、また煽ってきやがるから
  煽られた熱を宿した瞳で、見つめて、見下ろして]
 
 
   ぬかせ、……
   じゃ、好きにさせてもらうわ


[ 先ほどのことを揶揄されれば、
  む、っとしたようにぼそ、と返す

  だが、にひ、と
  すぐに嬉しさを滲ませた笑みを浮かべて]

[ お手並み拝見、か
  本能と勢いに任せて、押し倒しては良いが、
  こちとら、本当に童貞だ

  人並みに、エロの知識は持っているが、
  さて、どうしたものかと、
  ドキドキと今さら緊張をしてくるが、
  なんとか、それは笑みで隠した

  左頬に右手を添えて、唇を重ねる

  まずは、ちゅっ、と焦らすように啄んで
  鼻を擦り合わせれば、唇を食んだ

  頬に添えていた指は、耳を擽って
  骨ばった男らしい顎のラインを撫でれば
  そのまま、首筋をなぞり、
  滑り落ち、鎖骨の形を確かめるように、親指で擦った]

 
 
   んッ、……は、
   あぁ、激しい方が好みだよな


[ 探り探りの動きは、優しくしてたんだ
  そんな言い訳を滲ませて、

  兄貴相手に、遠慮はいらなかったなと、
  心の奥で呟いて、重ねる唇を深くする

  歯の裏側を舌で擽って、絡んだくる舌を捉えれば
  吸って、時を歯を立てて、息継ぎをするように

  はっ、はっ、と
  時折、昂奮に濡れた吐息を漏らして
  あぁ、と思い出したように、上顎の裏を擽った

  舌の付け根の裏まで、丹念に舐めては、
  ときどき、わざと唇を放して、
  兄貴の様子をじっと見つめる

  求める色が見えれば、にや、と満足げに笑って
  鼻先にキスをすれば、また口付けを交わした

  昂奮して溢れる唾液は、体勢のせいで、
  一方的に兄貴ばかりに送り込まれて、
  無理やり飲み込ませるみたいになっているのは
  そういうつもりは、なかったから本当に気づいてない]

 

   余裕じゃない、顔……
せろよ、


[ 兄貴面して、年上面して、
  余裕ぶって笑ってなんかいられないようにしてやる


  分からないなりにも、一人前に    
  惚れた奴を、好きな奴を、――    


  溢れそうになる想いを、口付けに込めた
  額に、瞼に、鼻に、頬に、そして唇に
  頭から丸かじりしてやりたい程の、熱量を

  キスをしながら、自分も感じて
  やっぱり甘えたような、声が漏れてしまったけど
  そこを気にしているより、もっとと求める方が強く

  欲情を隠さない、荒く艶のあるを吐息を
  隠すことはしなかった]

[ 片手で自分の体重を支えれば、
  兄貴の顔のシーツが少しだけ沈む

  余計な台詞を言わせないように、
  キスをするのは止めずに、
  右手は、鎖骨を撫でるの止めて

  まだ、兆してないだろう胸の飾りを
  親指で撫でるように、擦って、摘んだ
  力加減が分からず、少し強く摘みすぎたかもしれない


  兄貴が痛そうにしていれば、気付いて
  少し力を抜いて、
  傷を撫でるように優しく撫でてやっただろうさ

  ここで、感じるのは知ってる
  さっき、経験したばかりなんでね**]


[ 好きだよと言って
俺も好きだよと返ってくるなんて
これっぽっちも思っていない。
そんな簡単に手懐けられるなら苦労しないし、
楽しくもないだろ?

……いや、それはそれでかわいくて良いな、うん。

知ってるよ、と小生意気な口調とは違って、
顔には嬉しさが滲み出たような笑みが浮かんでいる。

そうだな、返してくれなくて、いい
いまは、まだ─── ]
 


[ 視線を受け止めていた表情を緩めて瞼を伏せる。
啄むような口付けが落ちてきて。
俺のより少し細くて綺麗な指が、耳を擽り
顎から首筋を伝い、鎖骨を撫で擦っていく。]


   ……ッふ、
   そうでもねぇよ、稚拙なやつも好き、
   お前がしてくれるんならさ───


[ ふと緩く笑えば、優しくしてたんだ、と
言い訳じみたセリフが落ちてきて、
口付けが深く、激しくなる。 ]
 


[ 歯列をなぞり、舌を絡めて吸って、
呑み込みがいいですね、ちゃんと歯まで立ててくれて。
さっきより幾分遠慮の無くなった動きに目を閉じて
腔内の感覚を研ぎ澄ませてキスに酔った。

口蓋をざらりと舐められるとぞくりと背が粟立つ。

そっちから吹っかけてきておいて、
先に荒む呼吸と吐息を聞かせられるのは
計算だったら末恐ろしい。
けれど多分、素なんだろうなと思う。

キスするの、好きだって言ってたもんな。 ]
 


[ 唇が離れる瞬間には引き留めるように唇を食んだ。
目を細めて、口端を緩く持ち上げる。
後頭部に手を差し入れて、強請るように
引き寄せる俺の顔は、年上の兄貴というには
少し、甘ったるいかもしれない。

被さるように上から降るキスは深く、激しく。
口付けを交わすごとに、海斗の唾液が流れ込んでくる。
自分のものと合わさって、だんだんと口腔内を
粘性の水分が満たしていく。
仰向けのままだとうまく飲み込めなくなって、
唇の端から溢れて、頬を伝う。
喉を動かしたらごふ、と小さくむせて息が詰まった。
多少苦しくて、くらりとしながらも
無理矢理飲まされてるようで
ついつい被虐心に火がついてしまう。
無意識にやってんだろな、とは思うのだけれど
なかなかやっぱり舐めてかかると火傷しそうだ。 ]
 



   っ……はッ、 んう、……


[ げほ、と咳き込みながら、腔内の唾液を胃へ送る。
ごく、と動く自分の喉の音にさえ、欲情した。

荒々しい吐息と共に、其処彼処に降るキスの雨。 ]


   …… 余裕、なんて、ねぇよ、


[ 掠れた声でそう言えばまた口を塞がれる。

飲み込めないほど注がれるのは、唾液だけじゃない。
海斗の想いが、際限なく注がれるようで。 ]
 

 

   ─── っ、 !


[ 胸の頂を摘まれて背が撓る。
きつい刺激だったけれど痛い、なんて言わない。
びりびりと神経が騒ついて、
さっき達したばかりの下半身がもう、
熱くなるのがわかる。 ]


   ……ッは、ァッ……きもちい、それ


[ 眉を顰めながら、そう口にした。
海斗の下腹部に触れようと手を伸ばす。

もうすでに二回出したそこが、
俺を攻めていてそれでもちゃんと兆しているのか
どうしても知りたくて。 ]*
 

[ しゃぶり尽くすように、口付けに夢中になっていれば
  溢れ零れる唾液に、兄貴が小さく咽る

  あっ、小さく声をあげて、
  でも、それでも伝う雫を舌で拭うだけで
  様子を伺えば、また唇を奪っていた

  何度目かの口付けの後、漸く解放すれば
  ごくりと、上下する喉にも、キスをして
 
  加減が分からず、きつく胸の突起を摘めば
  兄貴の声が跳ねたことに、高揚感を味わう

  なるほど…… さっきされていた時の
  兄貴の愉しそうな顔の理由を理解した

  何も知らないということは、
  いくらでも吸収できるということで、
  自分が与える刺激で、返ってくる反応で、
  兄貴がイイ、と感じることを憶えていく]