人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【人】 薄荷 アンジュ

>>+8 >>+9 カリナ

「……」

そうなれば良かったという理由は、以前あなたが教えてくれたことを想起しながら頷いて返す。
恐る恐る言葉を選びながらもしっかりと語りかける言葉を、一言一句逃さぬように耳を傾ける。

「それは……なるほど」

あなたの言葉に頷く。あなたが以前話してくれたことと照応しながら、その言葉で大筋の話は理解できた。
つまりはそういうことなのだろう。

「すごく大事な人……なんですね、そのお方のこと。それなのに……いえ」

ふるふると首を横に振りながら。

「気になさらないでください。心配していたのは私の勝手なお節介みたいなものですから。
 私……なんかで良ければ、それは勿論。色々と、まだ心配なことはありますし。
 私はカリナさんの傍にいます。こうして励ましたりすることしか、きっとできないですけど」

あなたの手を取って、柔らかく包むように両手で握りしめた。
(13) 2024/02/14(Wed) 14:37:04