>>20　徽子
[目を菓子に固定したまま]

ねえｙ……徽子。
黄色い何か、とは？
儂はそんなものは感じぬのだが、お主が言うことは気になる。
引き続き注意してみてくれんか。

[目を菓子に固定したまま]

>>31 徽子様
……甘きものは、知略に優れ佳く頭を使う人にこそ必要な栄養だとか。
どうぞ百継様に召し上がっていただきたく。

>>32 百継様
おかえりなさりませ、百継様。

>>34百継
[呼び間違いには笑みを深めたが、すぐ平静に戻り]

ええ、承知致しました。
警備の者にも気を付けるように申し伝えますわ。

それと、ふふ･･･どうぞ菓子もお試しくださいまし。
百継様が召し上がらなくては、他の者も手を付けにくいものですから。

>>35一葉
まあ･･･。
それでは、先に百継様におすすめいたしましょう。

>>36　徽子
そ、そうか。
儂が食えば皆も手を伸ばしやすくなる。
成程、大いに成程！
流石徽子である。

[早口]
[次の瞬間には菓子をかじっていた]

>>n1

鬼一継置（きいちつぐおき）、男、２３歳


鬼一百継の養子。
養子になる前の関係性としては幼馴染のようなもの。
根は真面目で実直。百鬼夜行封印の為の鍛錬は欠かさない。
貴族社会にあまり馴染めておらず、
和歌が苦手で恋文のひとつも贈ったことはない。
９年前の百鬼夜行で父と妹を失う。（母はその前に病死）


【紫電太刀（シデンノタチ）】
相手の急所を見抜き、麻痺させて動けなくする。


何も面倒な事は無い。
百鬼夜行を封印するのが我らが使命であり、
それを果たすまでの事だ。

あな、あな、斯くもいみじ。
［搔き鳴らし　欠きはなし
　>>32 耳に届けましょう　千の律音を］

>>30徽子
稚拙、なれど。役立つ、ならば？

………諾、どうぞ、どうか。
宜しく、願います。

それは、何時の事だっただろうか。
あなたが人目を離れ、ふと息を吐いた時のこと。
頭から離れない･･･離しようもない、百鬼夜行について思い巡らせていた時のこと。


その黄色い“何か”は、前触れも無く現れた。

「あなや！そこの御方･･･強い願いを抱いていらっしゃる
ようでございますね？」



「いみじいみじ！
是非、是非是非是非！！！
見せて、魅せて、いただきたいものでございます！」

「勿論ただでとは申しません！
来たるべき日に、立ちはだかる総てを下し、最後まで勝ち残れば
必ず貴方の願いは叶うことでございましょう！」


視線を逸らそうと、執拗に覗き込んでは騒ぎ立ててくる。
強引に追い払おうとしたならば、それは忽然と消えたものの、
あなたの胸には言いようのない凝りが残る。

あれは、百鬼夜行の先駆けだったのだろうか。
それとも、別の何かか。


あなたがどう受け止めるにせよ──此度の百鬼夜行は、
波乱含みとなりそうだった。

>>40>>41



[声をあげ、人を呼ぼうとして、とどまった]

[これは、"違う"。じっと手を見つめた]

"違う"ものに構っている暇などないのじゃ。
だんまりを決め込む。それが良かろう。
……しかし、薄気味悪いものよ。

だ。

なんか黄色いのがちらほら見えるんだよなあ。妖怪の一種か？
おれの見間違えじゃあない気がするんだが。

ああ、あくまでおれは養子なんで雅とは縁遠くてな、
不作法があったらすまん。

>>37百継
ええ、たくさん召し上がってくださいまし。
好い味でございましょう？
[菓子をかじる姿をにこにこ見守っている]

>>39誘蛾
ふふ、御謙遜でございますこと。
芸術を極められる御方は高みへ昇るため、飽くことなく技を磨き挑戦をされるとも聞き及びますもの･･･素晴らしいことですわ。

僭越ながら、この度の百鬼夜行にて、御力が振るわれるのを楽しみに思っております。

>>40>>41
･･････あれは、一体･･･。

[思案げにそっと目を伏せた]

……黄色のあれは妖怪ではござりませぬよ、おそらく。
大儀の前、捨て置いて宜しいかと存じます。

よしんば妖だとしても、あの小鬼程度であれば京職連中にも祓える者がおりますゆえ。

讃岐 氐宿（さぬき・とも）
男、数えにて24

讃岐一族の生き残り。かつての百鬼夜行にて父と妹を失い現在は陰陽寮で暮らしている。
穏やかで誰にでもへりくだり、故に時折冷めて見える。
見鬼や残穢を読んでの過去視、星を読む占いを得意とする。


【泰山府君祭（ﾀｲｻﾞﾝﾌｸﾝｻｲ）】
冥府つかさどる泰山府君と星を通して繋がり、様々な宿星の流れに介入する。


此度の百鬼は、以前よりも被害が少なくなるよう全力を尽くしましょう。