人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 三ノ宮 緋雁

 
[とはいえ、羅生からは深く追及されなかった。>>75
 だから、オレからも今は言わなくていいよね、と思いながら直ちゃんの反応を窺う。
 
 直ちゃんからも追及されないなら、メンテナンスは終わりかな?

 他に用が無いなら、オレはどこかへ行こうと思う。行き先は全然決めてないけど]**
 
(78) 2023/11/18(Sat) 22:09:45
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a12) 2023/11/18(Sat) 22:11:18

【人】 寿ホ儀 直青


 >>42>>43
 ハードの方は通常通り夜間にチェックしますので
 ちゃんと自室に待機していてくださいね。

[言いおいてもその通りには行動しない個体もいるのだから困ったものではある。直青は左の眼球に一度だけ、真正面からの緋雁を映した。普段通りの笑顔がそこにある。何の為の笑顔なのかを、直青は考えなかった。

さて、と遅滞なく執り行われるスキャニング>>73を監査する。設計者の趣味をよく反映した動作に、抱くべき感慨はなかった。同期された検査データをリアルタイムで記録していくのみだ。

羅生から齎される評価>>74>>75に、直青は暫時の演算を要してから、「即時の対応を不要とする」タグを与える。

言語そのものである羅生の使用する語彙は、時折解読コンパイルに時間を取られる。それはもうそういうものとして直青は承知していた。溢された一言>>76には「認知有り」の評価を付加する。]

 ────はい。結構です。
 ご協力ありがとうございました。

 >>77>>78
 ? 終わりですよ。また夜に。

[緋雁の笑顔が消えた様子を現象として記録しながら、直青は巡回に戻るに当たって羅生を同行すべきか検討を始めた。]

*
(79) 2023/11/18(Sat) 22:17:59
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a13) 2023/11/18(Sat) 22:23:00

言ト霊 羅生は、メモを貼った。
(a14) 2023/11/18(Sat) 23:06:13

【人】 苗床環者 メディウム

―博士の研究室にて―


>>63 …………本日もよろしくお願いします、博士。

[この身体はあまりにも脆弱すぎるから。こうして毎日の検査と薬の処方が欠かせない。いつものように全身の様子を診てもらって、体調の変化を報告して、切らした薬は補充して。

被検体である自分は、日々の検査も役割の一つなのである。その内容が、毎日変わらないものだろうと。一通り終わってから、博士から忠言が飛んできた。]


……はい、分かっています。些細な変化でも、それは進歩の証し、でしたっけ。
客人についてはまあ……大丈夫だと思います。過度な干渉もしないつもりですから。
(本当かしら?)



[研究室を後にする。頭がビーカーやフラスコになっている研究員達や、ネジの刺さった新人職員(最近まで彼も非検体だった記憶がある)たちと軽く挨拶を交わしながら。『楽園』と呼ばれる建物の中にある……植物園区画へと足を運ぶ。]
(80) 2023/11/19(Sun) 0:10:37

【人】 苗床環者 メディウム

[『楽園』は殆どが温室であると思われがちだが、実際は温室だけではなく暖かい場所を好まない動植物がいる区画や、土で覆われた区画も存在している。

入り口で出会ったリヒトに軽く会釈をし、中へと進む。天井付近でヌエたちが作業をしているのや、警備員や監視員たちが巡回しているのが見える。

植物園の一角、そこでは。
>>29男が、根を伸ばしている姿が見えた。]
(81) 2023/11/19(Sun) 0:22:28

【人】 苗床環者 メディウム

……いつ見ても不思議な姿だな。
(そう?逞しくて素敵じゃない?)


[「私」に語りかけてくる声を無視して彼の姿をじっと見つめる。初めてその姿を見た時は非常に驚きもした。なにせ、植物と融合した『人類』を……正確には、『植物と融合した完全体とも言える人類』を見たのは初めてだったから。]
(貴女は違うのかしら?)
「私」が完璧であるのならば。オマエに悩まされる事もないだろうな。


[最初のうちはしばらく眺めたのち、お気に入りの光合成スポットに移動する事が常であった。……しかし、だ。最近そこには大抵「先客」がいる。来客の、黒い彼の側にいた白い人物だ。陽の光を浴びるかの者の邪魔をするのもどうかと思い、その日は早めに退散して自室に戻る事にした。

それ以降は、黒い男が根差している植物園の一角で観察しながら光合成を行うようにしている。]
(82) 2023/11/19(Sun) 0:38:22

【人】 苗床環者 メディウム

[>>51>>52>>53>>54
その日だって、どうせ気付かれてもいないだろうし気にも止められないだろうと。なるべく邪魔にならない場所からひっそりと見ていただけだったのだが。

特徴的な色の瞳が、声が、こちらへ向けられる。]


…………気付かれていたか。邪魔したか?客人の……雷恩どの、だったか。いや、その。物珍しくてつい……な。「私」は光合成を行う事が出来るし、お前の相方の……桜花どの、だったか?かの者も光合成を中心としたエネルギー補給をしている様に見えた。

……お前は違うのか?


[大地から直接、という形式はかなり珍しいと思った。伝聞でしか知らないが、外の地域は土壌汚染が酷くて土から栄養を得るというのは、今の世界では難しい行為である事は理解できるから。]
(83) 2023/11/19(Sun) 0:49:48

【人】 苗床環者 メディウム

[見つかってしまったのだし、とりあえず対話を試みる事にした。迷惑ではなさそうならば当たり障りの無い話題だけを振ってその場を後にするつもりだったのに。

どうして「私」はこの男に声をかけてしまったのだろうか。本当に好奇心のみが理由だったのだろうか。どうして、どうして…………あんな事を頼んでしまったのか。今でも分からない。]**
(84) 2023/11/19(Sun) 1:01:08

【人】 言ト霊 羅生

>>76  
─『緋雁』─



 はは、判るよ。分からなかったら俺に問題があるなぁ


[

あまりに屈託が無い彼を僕は好ましく思うんです。くすくすと戯れの笑い声を溢しながら、とん、肩口を軽くノックした。こういった親愛の仕草は自然とインストールされている。各個体に載せられた情報は等しくもあり差別化もされていて。それは『旧人類』を模したものでもあった。
そこに強く疑問は無いな。何故なら僕らの親も旧人類であるのだから。

『人は神を越えられない』

それも僕の内に深く根差した認識。意味の無い持ち物。

]
(85) 2023/11/19(Sun) 1:03:17
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a15) 2023/11/19(Sun) 1:09:18

【人】 言ト霊 羅生

[

新人類を産み出す行為は『神産み』と呼ばれる。
その呼称にはとてつもなく大きな期待が籠められているけれど、そんな情報も口に出さなければ僕ら創世員の内だけの認識にすぎない。

思います。>>79の様に、システムめいた『管理者ひたあお』を日々眺める度に思うんです。どうか雷恩達には、彼のような屈託の無さも取り入れて欲しいなと。戦闘員は行動原理がシンプル、故の明るさ、だとしても。

『新人類』に追わされた役目は僕らより遥かに“重い”ものだ。
愛情を模したものより愛情そのものを与えたい。それらきっと緋雁の方が『近い』んだろうな。

]
(86) 2023/11/19(Sun) 1:20:53

【人】 研究機員 フランクル

/*>>0:34どうもありがとうございます!
(87) 2023/11/19(Sun) 1:24:10
研究機員 フランクルは、メモを貼った。
(a16) 2023/11/19(Sun) 1:24:49

【人】 研究機員 フランクル

客人は戦闘狂ばかりかと思ってたけど。そうでもないみたいだね。


“新人類”と“旧人類”の区別はどうやってるんだろう。見た目?匂い?>>44

客人も、見た目は旧人類みたいなヤツもいるけどなあ。

>>2が判別してるのかな?
[ふよふよと研究所を浮遊するソレをつつく。自分に対して攻撃性を示さないことに安堵した]
(88) 2023/11/19(Sun) 1:57:42

【人】 研究機員 フランクル

俺も、以前の俺だったら殺されてたのかなあ。


ここ、浮草研究所の被検体になる前の俺。
その頃の俺はなんだったんだろう?
メディウムは以前の記憶はあるのかな?


[ぼんやりと鏡の前で頭の螺を締める]

俺は、新人類━━。
新しい人類だ。
(89) 2023/11/19(Sun) 2:17:47

【人】 研究機員 フランクル

ここは空気も水も土も穏やかで心地いい。……やたらと土から英気を吸い上げてるヤツもいる程度には。>>29
世界が全部こんな風になればいいのに。
俺はその為に力を尽くしたい。
(90) 2023/11/19(Sun) 2:18:38

【人】 研究機員 フランクル

旧人類を排除するだけで叶うのか?


もしかしたら、旧人類だったかもしれない俺。
新人類を産み出せるウキウキ博士はすごいんだ。>>86

俺もそうなりたい。
なれると、いいなあ…………。

[頭の螺を閉め直し、眠りについた]**
(91) 2023/11/19(Sun) 2:21:13

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 ― 回想:雷恩の問いかけ>>28、そして ―


   ……己はリヒトーヴです。
   どのような名でも認識さえすれば応答しますが。


 [ 合間に聞こえたメディウムの声>>40に、
   機械は己の名を付け足しつつ、彼女の背を見送った。
   それは、来訪者たちへと向ける物よりも幾分か柔らかい。

   ――己を"リヒト"と呼ぶメディウムのことを、
   機械は、一定の感謝を持って認識していた。
 
   彼女は"機械の言いつけ"を尊重してくれる。
   己の秩序を欠かすことが難しい機械にとって
   彼女の姿勢には、やさしく映り込むものがあった。

   ――問いかけに、機械は雷恩へと視線を戻す。

   その姿は素っ気なかったかもしれないが、
   彼女へ向ける眼と似た色をしていただろう。]
 
(92) 2023/11/19(Sun) 3:49:45

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……なるほど。雷恩、そして桜花。
   あなた達はメディウムのような形に類する人類ですか?

   ――その件に関しては、一定の条件を設けます。
   第一に、健康な樹木の傍を選ぶこと。
   第二に、都度異なる地点を用いること。

   恒久的に豊かな自然環境の保護にご協力ください。
   これが達成され続ける限り、
   我々はあなたの行いと形を支援するでしょう。


 [ 己も気づかぬままに、
   機械は二人の新人類に微かに頭を下げた。 ]

 [ ――それは決して、懇願ではない。

   それは今も拘泥し続ける機械の祈りだった。 ]

 
(93) 2023/11/19(Sun) 4:08:29

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ……楽園に対する機械の指針は幾つかあるが、
   そのうちのひとつに"多様性の保持"があげられる。

   多種多様な生命が、より豊かに生きる世界。
   それは『楽園』の最も単純な在り方。

   機械にとって、新人類は積極的に守る存在である。
   旧人類が日々数を減らし続けていようと、
   新人類は常にレッドリストも同然なのだから。

   だから。
   己は、雷恩に提案と肯定を示した。
   それは正しい、と機械はその解を反芻し納得する。

   ――その意識には、
   今もメディウム不自由な娘の後ろ姿が浮かんでいた。]
 
(94) 2023/11/19(Sun) 4:12:05

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 ― 羅生と紙>>35 ― 


   …………あぁ。
   外界の事情には疎いのですが。珍しいですか?


 [ その真意を予測するのに、機械は少しの時間を要した。

   何せ、生物と機械が放つ独特の信号の差がなければ、
   彼ら――『sintoisMécanique』のAI達の仕草は
   端々を見れば見るほど、正に人のようだったから。

   興味深そうに紙に触れる相手を、
   自然、機械は関心を持って見つめていた。
 
   ……人と機械。
   彼らほどのAIは、一体どちらに近いのだろうか。

   "友人のように振る舞って欲しい"と
   要求されたこともあるような旧い機械には
   測りかねる話ではあるのだが。

   ……白紙の紙束の用意は必要だろうか。
   機械の眼は、ただの一個体としての羅生を伺っている。]
 
(95) 2023/11/19(Sun) 5:13:39

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 ― 思索・日々 ―


 [ 機械にとって、"何かの役に立つ"ということは
   最も初めに与えられた存在意義だった。

   次に与えられたのは、人類を生かすということ。

   ……これは広大な農場を具えた食料工場で
   様々な人間たちの放つ無数のオーダーを、
   機械が自分なりに取りまとめた物だ。

   それらを組み合わせたもの、
   "人類の役に立つこと"が、それなりのAIとなった
   機械のあるべき形になったのはもう随分と前の話だ。 ]
 
(96) 2023/11/19(Sun) 6:52:16

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 『sintoisMecanique』のAI達が、
   自身とそう遠くない存在であることを機械はまだ知らない。

   同時に、彼らの思う新人類――
   "これからこの大地で生きるもの達"に、
   一体、何が含まれているのかも機械は知らないだろう。

   機械にとっての人類とは、随分と曖昧になっている。
   己に比べれば、羅生彼らでさえ人のようだったのだ。>>95

   しかし、機械は機械である。
   曖昧な事柄を曖昧なまま保持する力は人には到底及ばない。

   存在意義がなければ、目的が、役割がなければ。
   機械は己の自我を創れない。 ]
 
(97) 2023/11/19(Sun) 6:56:06

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ――幾つかの予定外が起ころうと、
   この楽園は今日も平穏そのものだった。
   彼らが薄く漂わせる血の匂いも、ここでは遠い話だ。>>25

   会釈をして通り過ぎていくメディウム>>81に、
   「行ってらっしゃい」と機械は声をかける。

   機械は機械だけで完結した空間に慣れてはいたが、
   それに疑問をぶつけた"友"がいたのも、また事実だった。
   今も、機械はそのことを憶えている。

   彼女が雷恩の様子をうかがっている姿>>41を、
   機械もまた静かに眺めていたことだろう。

   何をするわけでもなかった。
   眼が合えば、少しは言葉を交わしていたかもしれないが。
   多少の物珍しさは覚えていたのは事実だ。

   それもやがて、機械にはない苦痛に苛まれる
   彼女の気を紛らわせそうなものが
   現れたらしいという気づきへと収束していく。 ]
 
(98) 2023/11/19(Sun) 7:06:18

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

 [ ――その時湧きおこった情動が何であるか。

   機械は適切な言葉を引き出せなかったが、
   それは動植物の世話をする心地とどこか似ていた。 ]

 
(99) 2023/11/19(Sun) 7:08:38

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ もし、他にその空間を見つめるものがいたのなら、
   きっと機械はそれを見留めただろう。

   何せ、本来の機械は監視システムだ。
   温室を始めとする楽園以外を眺める気はないが、
   すぐ傍で、機械の守る楽園を見つめる者がいたならば。

   少なくとも、レンズの奥で
   その表情ぐらいは窺っていたに違いない。

   何せ、機械の願う秩序はいつだって混沌の中にしかない。
   シンプルな解が順当に収まった試しはなく、
   譬えるなら、動植物を相手にしているようなものだ。

   ……機械はそれをあまり認めたがらないだろうが。]
 
(100) 2023/11/19(Sun) 7:18:39
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a17) 2023/11/19(Sun) 7:34:54

【人】 蕃神 雷恩

― 回想:リヒト―ヴと ―

[かの新人類の少女はメディウム、そして
目の前の機械の者はリヒト―ヴというらしい。

失礼に当たったかもしれないが、名を聞いた際に
ぽつ、と

 リヒト―ヴ。

小さなつぶやきを以て、繰り返す音が漏れる。

メディウムへ向けた視線を此方へ返す際に、
先とは違い何処か直らのような視線を向けるリヒト―ヴ。
提示された条件>>93に諾を示す。
頭を下げる、リヒト―ヴへと。]
(101) 2023/11/19(Sun) 7:55:25

【人】 蕃神 雷恩

 わかった。
 ――豊かな大地は好ましい。
 汚染された大地は、息苦しい。

 この大地に根差すものの巡る命の循環を
 悪戯に乱すことはないこと、約しよう。

[此方も、習うように頭を下げた。
かの者よりも少し深く。

ここの空気は心地よい。 
旧人類の汚染した大地も空気も、己や桜花を蝕むから。
その環境を条件付きではあるが提供した者に対して
感謝の念を伝えるには、この行動しかなかったとも、いう。*]
(102) 2023/11/19(Sun) 7:55:40

【人】 蕃神 雷恩

― 現在:植物園 ―

 邪魔ではないから、気にしないでも良い。

 物珍しい。
 ……そうだな。俺が生きるすべを得るには
 桜花とは少し、違うから。

 君は確か桜花よりだったか。

[この少女が、桜花が光合成をおこなう際に、
鉢合わせすることもあったというのは耳にしている。
多分自分に似ているのだと、その時桜花が言っていた。

彼女の言葉からも、それが正解であることを拾う>>83]
(103) 2023/11/19(Sun) 7:55:53

【人】 蕃神 雷恩

 経口でも可能ではあるが、
 旧人類よりも効率は悪い。

[何より、己の躰が大地に根差すのを、求めていた。
穏やかで、豊かで、命の巡る場所に根を張りたい。
己が生まれ落ちた際に得た、本能的な希求である。

とはいえ、きちんとリヒトーヴの提示した条件>>93は守り
植物園の中でも、樹に近く異なる地点を転々とし
根を張っているのだけれど。]
(104) 2023/11/19(Sun) 7:56:35

【人】 蕃神 雷恩

[だから。きっとそれは戯れ。
己と同じ新人類であり、共に過ごしてきた期間の長い
桜花に似た特性を持つ少女への興味。

少女の願い>>84にこたえるすべを持っていたこと。

それがきっと、諾の字を彼女に告げることになるのだ。*]
(105) 2023/11/19(Sun) 7:56:47
蕃神 雷恩は、メモを貼った。
(a18) 2023/11/19(Sun) 7:58:59

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在・病棟廊下:メンテナンス(直青&羅生) ─


  ん。夜は自室待機ねー。
  
  
[わかってることではある、けど念押しされたからオレも確認がてら答える。>>79
 機体ハードのメンテナンスは、戦闘AIのオレにとってはものすごく重要。絶対受けなきゃいけない。
 だって、存在意義に直結するから。
 機体が壊れたら、オレは戦えない。戦えないオレに何の意義があるというの?
 だから欠かさず受けるよ、夜のメンテナンスは。
 
 直ちゃんがオレの何をどう観察していたか、細かいところまでは把握しないまま、終わりと言われてオレはいつもの笑顔になった。
 その前まで笑顔でなくなっていたことには気付かずに]
 
 
  オッケー、ありがと直ちゃん、羅生〜。
  また夜にねー!
  
  
[ばいばいと手を振って、二人のそばから離れる。
 その後もしばらく廊下を歩くことにはなる。行き先はその間に決めるつもりだった]
(106) 2023/11/19(Sun) 8:13:16

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[二人の元を離れる前。
 羅生の「判るよ」という言葉には、オレは「そうだよね!」と返事をしていた。>>85

 羅生は一見するとクールに見えるだろうと思うけれど、その分なのか、仕草はとても人懐っこい。
 オレはいつでもにこにこしてるけど、その分、仕草はそこまで凝ってないように思う。
 直ちゃんも仕事をきちんとこなす真面目さがあると思うけれど、その分、他のところで親しみが湧きやすいように造られている、はず?
 
 けどね。オレたちAIはみんな、根本は同じだ。
 どんな性格を設計されていても、全部、プログラムで造られた紛い物。
 人類の「性格」とは違うものなんだ]
 
(107) 2023/11/19(Sun) 8:13:29