人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】

「タイムカプセルっぽいのと学校の見取り図……防空壕だって」

哀れな机に悲鳴を上げさせるのにもやや飽きてきた頃。
スマホの液晶についついと指先を滑らせて、
幾つか上がっていた戦果報告を見たまんま口に出した。

「少なくとも防空壕の方はデートには向かなそうだよね。
 いかにも転びやすそうだし……
 勿論スリリングなのが良ければ止めないけど」

続く言葉は怪我の多い保健室の住人に向けてのものだ。
怖がり二名は余程の理由が無ければ行きたがらなそうだし。
前者は行きたいのであれば背負うくらいはする、が、

「せっかく見取り図出てきたんだし。
 見えてる範囲の所に行ってみるのも悪くないよね」

画面に見取り図の画像が表示されたスマホを緩く振る。
保健室に行けたら第二のセーブポイントになりそうだ。
(116) 2022/07/04(Mon) 17:45:16

【人】 陽葉 シロマ

>>【校長室】 >>115

「あいよ、任された。じゃあ一旦私達は解散だね。
 倉庫の場所はこのあたりだ」

先程の見取り図を懐中電灯で照らし、貴方へ倉庫の場所を伝えた。
校舎裏からさして離れていない場所に、ぽつんと建てられていることが見て取れる。

「校舎裏でまた会おう。
 シャベルじゃなくても、何か掘れそうな物なら何でも構わない。
 私はもう少し戸棚とか漁ってから行くよ」

見取り図の入った冊子を片手に貴方を見る。
そうして、倉庫へ向かう少女の背中を見送っただろう。
(117) 2022/07/04(Mon) 18:01:23
シロマは、見取り図 を 手に入れた!▼
(a47) 2022/07/04(Mon) 18:01:47

【人】 友達 ネコジマ

【校舎外】 >>114

「元々三途の猫ですしね。山の奴ら?に挨拶回りでも
 してんじゃねぇかな、…いやしてなさそう」

実際、この頃の猫は校舎内を好きに歩き回っていた。

「そんな律義で真面目な奴は猫島を足にしないでしょうし。
 重くなったし、今時期暑いんすよ」

文句みたい言ったけど、雰囲気は砕けている。
やれやれ、仕方のない奴なんですよ。

「じゃあ猫島は戻りますね。こずネエもいってらっしゃい」

猫島は防空壕に行く気はひとまずないらしい。
相馬のことを気にしているんでしょうね。
こういう時の猫島は、何か言われる方がいじっぱりの時間が伸びるタイプだった。
(118) 2022/07/04(Mon) 19:12:03
ネコジマは、抱えた缶から音をさせつつ最初の空き教室へ。カン、コン。
(a48) 2022/07/04(Mon) 19:16:37

【人】 友達 ネコジマ

【空き教室】

写真ではまだ土に埋まっていた缶を抱えて、猫島が戻ってくる。

「ただいま。こずネエがこずネエでした」

こずネエがしゅばばばばっと掘り出してくれました。
そうは言っていないが、ちょっと興奮気味の雰囲気が
先程あったことを物語っている。すごかったんだ〜。

「何が入っているんでしょうね、何が入っていると思います?」

缶は適当な机に置かれた。コン。
音からすると、程々に重量がありそうに思えるだろう。
(119) 2022/07/04(Mon) 19:42:57
ネコジマは、わくわくそわそわしつつ、缶を開ける準備。開けるのは難しくなさそう。
(a49) 2022/07/04(Mon) 19:43:09

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>119 ネコジマ

「ん。おかえり、稔。
 梢ちゃんが手伝ってくれたの」

何がどうだった、とは言ってないけど。出てきた名前と、
それからネコジマの雰囲気でなんとなあく察した。るん。

「中身。ここが廃校になったの、昭和の頃だっけ。
 その頃に埋められたやつだとすると…」

場所的にタイムカプセルっぽいね、というだけで。
そうと決まったわけでもなし。多分。

仮にタイムカプセルだったとしても、
何入れるかなんて、人によりけりだしな。
気に入りの玩具だのを除けば年代はそんなに関係ない気もする。

わかんね。

 写真とか手紙とか……だけ、にしては重そうな音だし。
 開けてからのお楽しみって事にしよう」

頑張るのが苦手な男は考えるのも丸投げた。
開封の儀も発見者である最年少にお任せだ。わくわくだね。
(120) 2022/07/04(Mon) 20:08:25

【人】 不知 ミナイ

>>98 >>110 ウラミチ、カナイ 【空き教室】

「かわいいだろう、にゃんこ。この子も怪我をしていたなぁ」

「おや、気になるのなら裏道君が手当てしてあげるかい?
 どちらでもよいよ。そしてキミは構わずみせたまえ。
 こういうものは馬鹿にできないものなのだ」

彼の答えはどちらにしろ薬袋は手を出しただろう。
さっと用意したコットンで患部を消毒し、絆創膏を用意。
無事に貼れるのを確認しながら満足そうに頷く。
ピリッと痛みを感じたかもしれない。

治療をしている時の薬袋は楽しげに笑っていて。

「ほうら、いたいのいたいの飛んでいけ。
 これでバッチリ。どうだい?」
(121) 2022/07/04(Mon) 20:43:03

【人】 不知 ミナイ

>>99 ユメカワ 【空き教室】

「おや、深雪君は軽くなかったかい?
 ボクと同じような重さかと思っていたよ」

軋む机に笑いながら、その時間になれば手を差し出してみる。
その後はどちらが連れ添いかわからない逢瀬をするのだろう。

「キミよりは、夏彦君の方が机選びのセンスは高そうだ。
 みる目があるからね、センスや直感に長けていると思う。
 深雪くんの悪口ではないからね、拗ねないでおくれよ」
(122) 2022/07/04(Mon) 20:58:47

【人】 陽葉 シロマ

【校舎外】 >>118

「ん、気を付けてね」

素直じゃないなぁ、なんて言葉を飲み込んで。
代わりに出すのは、当たり障りのない言葉。

その背中が見えなくなった後、片手に持った金属の棒を見下ろした。錆と土に塗れ、御世辞にも綺麗とは言い難い。

「……どうしようかな」

持ち歩くのも面倒だが、探索に使う事もありそうである。
一人、悩みながら歩き出した。
(123) 2022/07/04(Mon) 20:59:15
シロマは、結局玄関先に立て掛けて置いた。
(a50) 2022/07/04(Mon) 21:05:01

【人】 奔放 クリス

>>112 【理科室】 ライカ
「いや、男だろう、彼」

そんなどうでもいいことなのに大事なことかのようにちゃんと訂正する。至極どうでもいい、が。
しかし、さりとて。

「きみがそんなくだらない事を確認する時」
「大抵、それが真に大事なことだったりする」

教授するかのように、楽しげに呟き、フフフとこぼせば。

近づいて、その先にある意味をちゃあんとその目に受け入れてみせる。


「あーっはっはっはっは! いいじゃないか! らしくなってきたな!」

見出し続ける。受け皿は空になり続けるから。
覆水は盆へ還らない。

「だが、間違えるなよ来家」
「これは予兆だ。これを気のせいだと断じることもできる、フラッシュのせいだと、そう認めることも出来る」

「だが、僕はそこで終わりたくないね!」

どうしようもなく機嫌良さげに、変わり続ける音を聞いて。

「きみはどうだい」
面白いと感じているか? それとも、恐怖を感じているか?
はたまた、いまだに脳裏を疼き続けている何かから気を紛らわすために苦心しているかい?
「まだ時間はたっぷりあるからね」
(124) 2022/07/04(Mon) 21:12:10

【人】 チャラ男 ウラミチ

>>121 カナイ ミナイ【空き教室】

「は、ハァ!?そんぐらいのケガ自分でやらせればいいだろ!!?」

女子の生足に触るとかできるわけがない。
思い切り背を向けた。
ミナイが手当てをしている間一見イライラした面持ちで無意味にスワイプし続けている。
(125) 2022/07/04(Mon) 21:14:44

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>122 ミナイ

「同じようなって。
 明日香ちゃん、小学校の頃のイメージ引き摺ってない?」

顔立ちや格好はともかくとして、夢川はれっきとした男だ。
身長だって今日こうして集まった面子の中では高い方になる。
つまり細身の女の子達ほど軽いという事はない。多分。

小学生や中学に上がったばかりの頃はそうでもなかったけれど。
きっとここ2、3年で一気に伸びた形だろう。

恐らくは冗談めいた言葉に相応の反論未満の何かを返しつつ、
差し出された手を取ろうとして、

「……ああ、うん。拗ねないよ。
 事実だからね。俺は何でも適当にしちゃうからさ」

やや不自然な間の後に、そんな言葉を返す。
声の調子は少し下がったけれど、
言葉通り拗ねているわけではない。
挙げられた名前が問題だっただけ。


その後に、誤魔化すように手を取って。
行く先も決めていないお出掛けに、行こっか、なんて急かす。
多分、手当てだったり、缶の中身のお披露目だったり。
それらが終わった後の事。
(126) 2022/07/04(Mon) 21:43:33
ユメカワは、実際は。机選びのセンスは4くらい。
(a51) 2022/07/04(Mon) 21:44:10

ユメカワは、事実机選びのセンスが壊滅的。
(a52) 2022/07/04(Mon) 21:44:28

シロマは、机選びのセンスが79くらい。
(a53) 2022/07/04(Mon) 21:51:43

シロマは、机選びのセンスが結構ある。
(a54) 2022/07/04(Mon) 21:52:01

【人】 憂愁 ライカ

>>124 【理科室】 クリス

「見た目だけじゃ分かんないじゃん。
 心は乙女かもしれないし。」

くだらない軽口を添えながら
鳴り続けるスマホ端末を開き、すいすいと操作する。

「予兆、予兆ね。
 こんなの偶然だって言い切って
 消しちゃっても良いんだけどさ、」

……嗚呼、この男は変わらない。
いつだってその心を愉しく揺さぶる何かを、まっすぐに追い続けているのだ。
そんな姿が、ひどく眩しく見えて───
羨ましい。


「僕は…………」

今の僕は、面白いか? 恐れ慄いてるか?
現実から目を逸らして苦悩するだけか?

「僕は、そうだなあ……」

僕は、どうしたいんだっけ。
この夏は、誰の隣に居たかったんだっけ。

 ───かつ、かつ、文字を打って。
 ───送信。
(127) 2022/07/04(Mon) 22:01:00

【人】 憂愁 ライカ

>>124 【理科室】クリス

まあ、そんなことは
もうどうでも良いんだけど。

壊れたものは、直らないから。


「ねーセンパイ、
 ほら、次は音楽室行くんでしょ?」

君の服の裾を摘んで、
無邪気な子供のように笑って誘う。

「早く、行こ!」
(128) 2022/07/04(Mon) 22:02:21

【人】 長女 カナイ

【空き教室】>>121

「んぇ。けがしとんね…?」

にゃんこ、怪我してる…?
だいじょうぶなんだろか、とそちらに思考が捉われる。
傍目には脚を投げ出してぽへっとしているように見えたかも。

そうして傷を、消毒液の染みたコットンでさらりと拭われる。
「ぁう。」
ひんやり、ぴりぴりする。
ちょっとびっくりして、声が漏れた。

「んん……ん、あ ありがと、あすか」

ぺたりと肌に張り付いたばんそうこう。
気の利いた返事もできなくて、どもりながらも、どうにか。
お礼をひとつ言うので精いっぱいだった。
(129) 2022/07/04(Mon) 22:21:11

【人】 陽葉 シロマ

>>【校舎裏】

液晶画面に表示させた見取り図と、周囲の景色を交互に見ながら歩いている。
校舎や焼却炉の位置関係から、防空壕の大まかな位置を予測しているのだった。
とはいえ、待ち合わせの入れ違いになるのは良くない。

「多分……ここから真っ直ぐ行ったらあるかな」

目星を付けると校舎の側まで戻り、木々の茂る校舎裏を見やった。
その景色は、半ば裏山といった表現が近いかもしれない。
(130) 2022/07/04(Mon) 22:35:13
カナイは、缶々だ! こずちゃんががんばったんかいね〜。(>>119 とか)
(a55) 2022/07/04(Mon) 22:49:08

カナイは、ちら、ちら…じっ。タイムカプセル開封の議が気になったりもしつつ。
(a56) 2022/07/04(Mon) 22:49:52

【人】 長女 カナイ

>>125 ウラミチ

「なに見とんの」

ぺたぺた這って、傍に寄っていく。
せっかく貼ってもらった絆創膏がもう、ちょっと汚れた。
(131) 2022/07/04(Mon) 22:50:11
ユメカワは、送信された心霊写真を見た。
(a57) 2022/07/05(Tue) 0:14:34

ユメカワは、何も言わない。何も送信しない。既読の数字だけが増えた。
(a58) 2022/07/05(Tue) 0:14:39

【人】 チャラ男 ウラミチ

>>131 カナイ

「うわ!!!」


声をかけられビクッと体が跳ねた。

「なんだよ!別に何も見てねーし!!」

何もない検索画面を無意味にスワイプしていたとは言えない。
(132) 2022/07/05(Tue) 1:18:11

【置】 いつかの ユメカワ

 
────追想。



「──あ。これ、いいな」

君の手元を覗き込んで、ふと口を開いた。
二人の距離はきっと肩と肩が触れ合う程度に縮まって。
だからそれは、呟くような声でも。今はそれで十分だっただろうな。

「夏彦の写真はさ。
 綺麗だけど、あんまり嘘っぽい感じもしなくて。
 上手く言えないけど……でも俺、そういう所が好きだな」

自分で撮る写真は、それっぽいだけだ。きっと真剣に撮る君とは違う。
何でも、楽しければそれでいいやって思ってしまう。
だからあんまり頑張ろうって気になれない。上手くなる努力ができない。
上手になる、という事が、楽しさに繋がらない。でも、

「…そうだ。今度さ、撮り方教えてよ」

コツとかさ、君に教えてもらうのは、きっと楽しいんじゃないかって。
そのうち新しいカメラも買おうかな。その時は一緒に選んでくれる?
そんなふうに いつか を語った想い出だけが記憶の中に残っている。
今となっては、もう戻らない。たった一瞬を切り取った写真のように。



君の撮った写真に、何も言わない言えないなんて事は。
これまでは滅多に無い事だったのにね。
(L2) 2022/07/05(Tue) 1:34:28
公開: 2022/07/05(Tue) 2:00:00

【人】 長女 カナイ

【空き教室】>>132 ウラミチ
びっくりは伝染する。
ビクッッとカナイの薄い肩も跳ねた。

「あぅ、す、すまね……」

勝手に覗かれるの、やだったかなぁと思って。
うろ…と視線を彷徨わせてから、たどたどと尋ねる。
埃っぽい床に膝立ちの、中途半端な姿勢のまま。

「うらみち 探検しよらんの、?」
(133) 2022/07/05(Tue) 1:58:28

【人】 チャラ男 ウラミチ

>>133 カナイ

「別に……」

謝らせようと思ったわけではない……が、素直にフォローできるはずもなく。
つられて視線をそらしてしまった。

「ガッコが最後だからっつってきたけど、探検とかガキくせーし!」

肝試しが死ぬほど苦手なだけなのだが。
そんな気持ちを悟られたくないので、これだから田舎は、とか都会じゃこんな遊び流行らないとか田舎ディスを畳みかけていく。
(134) 2022/07/05(Tue) 2:29:48

【人】 不知 ミナイ

ユメカワ
【廊下】

「あれ、……キミのその髪は染めていた?
 白はお揃いじゃなかったかい。
 ボクのなかのキミはずっとかわいいままだよ」

突然の話題転換は、剥離している認識の差の確認だった。
自分の思っているみんなの像のズレ、単純なアップデート忘れだ。
たった一年、一貫校においていかれた自分達。合流して半年。
傍で見ていなかった分のギャップが想像以上に広かっただけ。


不安定な、成長する子供と大人の狭間の年齢。
まじまじと男らしい君の体を認識すれば、
口から漏れるのはなんとも安っぽい感嘆だけだ。

手を握り返して辿々しく猫を追う道すがら、ぼやくように呟く。

「ああでも本当だ、手も大きくなってる。
 もしかしておんぶももう落とさないでやれるのかな?

 なんてことだ……
 絶賛足を長く、肩幅を大きくする計画中だったのに。
 既にこんなに差が出来ていたなんてね」
(135) 2022/07/05(Tue) 3:31:51

【置】 君の ライカ


「……そう?
 テキトーに撮りたい時に、
 撮りたいようにシャッター切ってるだけ。」

なんて言ってみせるけれど
本当は角度とか、光源とか、バランスとか、凄く拘ってみている。

「その瞬間をありのまま、それでいて、いちばん綺麗に。
 枠の中に閉じ込めるみたいな……そんな写真が撮りたいんだ。」

まだまだ素人レベルでも、
色々考えたり、調べてみたり───写真って奥が深くて、好きだ。

「盛ったり嘘吐くのは
 あんま好きじゃないかも。」

褒められれば嬉しい。
誰でもない君からの賛辞だし。

「だから、深雪の撮る写真、……す、好き、だよ。
 楽しそうなの、伝わってくる……から。」

心からそう思っている。
思い返せば、君を視線で追うようになったのは、一枚の写真からだった。


けれど、二人でW楽しいWを共有したいから
僕はいつも通り、君からの誘いにゆっくりと頷いたのだった。
(L3) 2022/07/05(Tue) 10:37:25
公開: 2022/07/05(Tue) 11:00:00

【人】 かれがれ ユメカワ

【廊下】 >>135 ミナイ

「半分正解で半分不正解。俺は今でも可愛いからね」

もう少しかっこいい寄りになればイメチェンしたんだけど。
なんて、君の手を引きながら少し振り向いて笑う。
宣う言葉はそう冗談でもない。素面でそういう事を言う男だ。

「お揃いがいいなら、明日香ちゃんも染めてみる?
 俺手伝うよ。ちょっと差し色入れる程度なら気軽にできるし…
 真っ白も明日香ちゃんに似合ってていいと思うけどさ」

ああ、でももし皮膚が弱いなら染髪はよくないかもね。
そもそも学校では十中八九怒られる事請け合いだ。

親ももしかしたら──ああ、面倒臭い。つまらない事だ。考えたくない。

別に、似合っていると言われて、そう思った格好をしているだけだから。
今はもう、『可愛い』にこだわる理由なんて何処にも無くて。
だから本当は。いつ止めてもいいんだよな、こんなの。


「身長、とかも。俺は今の明日香ちゃんのままでも好きだよ。
 流石に梢ちゃんとか、麻弓ちゃんには負けるからさ。
 俺が無理しないで背負えるのは多分、
 今の明日香ちゃんとか鹿乃姉くらいまでだと思うし…」

掌も身長も、今は細身の女の子のそれよりはずっと大きくなって。
インドアな同年代よりは力も体力も普通程度にあるけれど、
身体が資本とされるような部活に打ち込む面々ほどではなくて。
そんな中途半端が君が転ばないよう手を引いて廊下を歩く。
(136) 2022/07/05(Tue) 11:36:09
ユメカワは、ふと周囲に視線を戻す。見覚えのある虎柄は見えない。
(a59) 2022/07/05(Tue) 11:39:54

【人】 不知 ミナイ

【廊下】 >>136 ユメカワ

「ん〜白に愛着はあるなぁ。
 部分的に染めるなら赤かキミみたいなピンクがいいな。
 お揃いなら文字通り夢色だ、お誘いに乗るのも良いかもね」

不良かも、とコロコロ笑って猫の気配を探す。
小さな気配よりも遠くの誰かの喧騒の方が聞こえそうなものだが、やはり静けさが目立つ不思議な場所だ。

「健康になった次は格好よさに憧れるのさ、でもありがとう。
 それにしても上がった名前が女子なのが面白いね。
 頼もしいイメージ代表は彼女たちかい?

 ボクからすればキミの傍で良くみかけていた夏彦も頼りがいがあるんだ。なんだか、今日はベッタリじゃないらしいけど」
(137) 2022/07/05(Tue) 15:46:47

【人】 かれがれ ユメカワ

【廊下】 >>137 ミナイ

「きっとなりたいようになれるのが一番素敵だよ。
 もし染めるなら……そうだなあ、俺はピンクに一票。
 背は高校入ってから急に伸びるって話もあるし、
 もしかしたら卒業する事には抜かされてるかもしれないね」

いつかはピンクの似合う格好いい子になれるかもしれない。
不良でもいいじゃん、なんて返しつつ視線を少し上に向ける。
空き教室を出て幾らか歩いたはずだけど、
現在位置はどの辺りだろうな。まだ一階の何処かのはず。

「ん、んー……稔や裏道は戻って来たばっかりでしょ?
 栗栖はできると思うけど、あんまりしそうなイメージないし。
 だからぱっと出てくるのはどうしてもその辺りでさ、……」

つまりはまあ、馴染み深さの問題なのだ。
頼れる女の子達の名前が上がった理由はそのように話し、

「…あは、最近は栗栖にべったりみたい。
 まあ ずっと一緒に居る理由なんて無いし」

飽きちゃったのかもね。
視線は他所へ向けたまま。独り言のように呟く間の表情は
きっと君からは薄暗さでよく見えなかった。
(138) 2022/07/05(Tue) 16:43:19
マユミは、倉庫を物色中……
(a60) 2022/07/05(Tue) 16:49:12

【人】 長女 カナイ

【空き教室】>>134 ウラミチ

「ぅん…… んぇ。じゃ、…ここ おる?」

分かってるんだか分かってないんだかな顔して、ぽて。
ざらついた床に正面から座り込む。
尻をぺたんと床につけた正座、いわゆる女の子座り。

「と。都会……て、どないんとこやろか」

カナイは、こんな田舎から出たことがない。
悪し様な畳み掛けにも鈍く頷いて、どんなとこだろ、と純粋な疑問符を浮かべている。
(139) 2022/07/05(Tue) 17:56:03

【人】 奔放 クリス

>>128 【理科室】ライカ

覆水盆に返らず。
なら新しい水で満たしてしまえばいい。
ただそれだけのことだ。


終わらせるか、それともしがみ付くか。
そのどちらも選択するつもりもないならば。
だから無理が出るのだと笑う。


その懊悩を慈しみ、尊び、尊重することはない。


「フフフ、なんだ。きみも乗り気になってきたか」


「行こうじゃないか」


忘れていくものだとしても、ふと気づいたときに疼く。
きっと、どこまでも残ってしまう疵になって、あの時ああしていればよかったの、あの時、どうすればよかった。
そんな風に思う時が来るのだとしたら。

「きっと忘れられない日になるな、今日は」
(140) 2022/07/05(Tue) 21:33:02
ライカは、スマホの画面を見て、
(a61) 2022/07/05(Tue) 22:29:29

ライカは、「ウワーーーーーーーッッ!!??!!?」
(a62) 2022/07/05(Tue) 22:29:49

シロマは、周囲をきょろきょろ。猫ちゃんを見つけられなかった
(a63) 2022/07/05(Tue) 22:39:54

ユメカワは、謎の納得を得た。やっぱりそういうのあるんだ。
(a64) 2022/07/05(Tue) 22:45:40

ライカは、「だからなんで増えるんだよ!?!!」
(a65) 2022/07/05(Tue) 23:00:15

【人】 憂愁 ライカ

>>140 クリス

「なんだそれ」

吐き捨てる。
W探偵ごっこWに不要な感情ごと。

タネを仕込んで、盛り込んで、何を利用してでも───
今は君と、面白い事を見出す為の時間だから。

「忘れられない日にしなきゃ。
 まだまだ夜は長いですよ、せーんぱい。」



 ──そうして。
廊下、音楽室、トイレ、
とにかく目につく場所を歩いて回って。

くだらない話をして、笑って、撮って、
見出して、撮って、見出して、見出して見出して見出して。

一段、一段、古びた木を踏み締めて
3階──2階──1階へと降っていった。
(141) 2022/07/05(Tue) 23:43:07

【人】 憂愁 ライカ

【廊下】

こつ、こつ。
木製の廊下を降りきって。

人影を見つければ、「あ、」と声を漏らし───それが夢色をしていたものだから、すぐに後退った。

あちらから姿が見えないように、
降りたばかりの木の板を数段登る。


 ──仲睦まじく、手を繋いで。
 ──寄り添い合って、歩いて。
 少し前までは、自分の、自分だけの定位置だった場所。


「…………、」

「…………………」

そう、そうだよな。
だってもう、終わった事なんだから。
分かっていた筈なのに、直視するのが、こんなにも苦しい。

「……未練がましいなあ。我ながら。」

ぽつり。ひとりごちた言葉は、
きっと暗闇に溶けて、誰の耳にも入らなかった。
(142) 2022/07/06(Wed) 2:32:24

【人】 不知 ミナイ

【廊下】 >>138 ユメカワ

「ならばその意見に賛成だ。
 不良になるときはピンクを入れよう」

階段の裏を調べたり、ガコン、と。
大きな音を立ててロッカーを開けてみる。
出てきたのは、グレープフルーツジュースdrinkの段ボール箱と待合所townのポスター。
多分きっと懐かしさを感じるデザインだ。

「確かに、栗栖は手を引いてはくれないし。
 彼らは帰ってきたばっか、男らしいのが彼女達になるとは。
 いやはや面白いメンバーになったな」

ふと、ライカのことを話すユメカワに視線をむける。
繋がれてる手をぎゅっと握り返して、べったりとくっついた。

「こうされなくて、拗ねているのか。
 ちゃんと構ってやらないの、深雪のほうだろう?
 夏彦は甘えたがりなはずだ、ふふ。

 もし、こんな姿だってみられたら
 季節外れの餅だってやけておかしくないよ。
 なにか意地を張ってることでもあるのか?」
(143) 2022/07/06(Wed) 2:38:45