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フィオレは、結局ローストチキンの方は、そのまま差し入れしてあげた。 (a27) 2023/09/26(Tue) 12:49:57 |
リヴィオは、叩き起された後、その場から姿を消していた。 (a28) 2023/09/26(Tue) 14:01:16 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ――その日男は、朝礼の後姿を消した。 一箇所牢屋に立ち寄ったけれど、それを知るのは本人のみだ。 「じゃあ、そろそろ始めましょうか」 人気のない会議室でノートパソコンを開き、協力者に指示をする。それは事前に手を回した、マスコミの折り紙付きの情報発信者。 僕はこれから、警察としては褒められない手を使って、ある人物を告発する。 ▼ (33) 2023/09/26(Tue) 14:54:51 |
【置】 花浅葱 エルヴィーノ『反社会組織取締法』施行の立役者、 ヴェスペッラ警察署長代理、ナルチーゾ・ノーノ氏。 使用された多額の献金は、違法献金! 資産家、アリソン・カンパネッロ女史の正体は、 アレッサンドロ・ルカーニア マフィアのカポ・レジーム、 ”黒眼鏡” これを皆は許せるだろうか? あの署長代理を即刻更迭せよ! (L7) 2023/09/26(Tue) 14:58:18 公開: 2023/09/26(Tue) 15:00:00 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノSNSで唐突に発信されたニュースは、瞬く間に広く拡散された。 発信者が何万ものフォロワーを抱えるインフルエンサーだからというのもあるが、その内容があまりにも衝撃的だったからだ。 拡散され、炎上し、その矛先はすぐに警察へ向かう。 今頃きっと、署の電話はなりっぱなしに違いない。 その状況をしかと見届けた僕は、直ぐに告発文を手にして署長代理の部屋へ移動する。 そこに前日約束した彼は居ない。 ずっとSNSに齧り付いていたから、彼が自首をしたことは……まだ知らない。 それでもともに来てくれた警官と、どさくさに紛れて逃げられぬよう、すぐに取り押さえることができる場所に陣取っていた。 逮捕令状? そんなものは必要ない。……と、思っている。 自分が施行した法律をもって、今はまだその男を逮捕可能のはずだ。 証拠の証言もしっかりと抑えてあるから、取締法がなくなったとしても署長代理を勾留することは可能だろうし。 警察はそもそもがこういったスキャンダルを重く捉える組織だから、 罪はどうあれ、彼を署長代理に据えたままにはもう、出来ないはずだ。 ▼ (34) 2023/09/26(Tue) 15:00:45 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ―――そうしてその日、銃声がひとつ、鳴った。 これはヴェスペッラ警察署長代理、ナルチーゾ・ノーノが 電光石火で逮捕されることになる少し前の出来事だ。 (35) 2023/09/26(Tue) 15:03:03 |
ダニエラは、笑っている。 (a29) 2023/09/26(Tue) 15:37:02 |
【置】 コピーキャット ペネロペ「あーーーー、……ハハハ……無茶苦茶するな」 街中に燎原の火のように広がっていく報せ。 反社会組織取締法に則って、署長代理を告発せよ。 そのさまを見て、猫被りは一人笑っていた。 確かに、何か考えあっての事だろうとは思っていたが。 「……車回すか」 (L8) 2023/09/26(Tue) 15:50:32 公開: 2023/09/26(Tue) 15:50:00 |
リヴィオは、「ほら、もうすぐ外は晴れるよ。───」 (a30) 2023/09/26(Tue) 16:08:24 |
リヴィオは、どこかでそう、呟いた。 (a31) 2023/09/26(Tue) 16:08:36 |
【置】 門を潜り ダヴィード「アハハッ」 お行儀悪く端末をいじりながらの街歩き。 鬼ごっこに時間制限が追加されそうだ、という知らせ。 それなら張り合いも出ようと言うもの。 「こんなの、頑張れちゃうじゃないですか。 はあ〜……かっこいい……」 足取りが軽くなる。 まだ、歩ける。 (L9) 2023/09/26(Tue) 16:26:48 公開: 2023/09/26(Tue) 16:25:00 |
フィオレは、インフルエンサーの発表で聞いた名前に、ええ!?と声が出た。色々な意味で。 (a32) 2023/09/26(Tue) 18:02:18 |
ダニエラは、真実を、自白した。 (a33) 2023/09/26(Tue) 20:46:12 |
ダニエラは、嘘を、自白した。 (a34) 2023/09/26(Tue) 20:47:11 |
ダニエラは、笑っている。 (a35) 2023/09/26(Tue) 20:47:35 |
【置】 門を潜り ダヴィード「はっ、はっ……」 夜。 痺れを切らした追跡者たちが、距離を詰めてきているのを感じた。 悲しいかな木っ端の下っ端に付いていた追跡者は一人だけで、意を決して走り出せば慌てて向こうも走り始めた。 勝手知ったる路地裏に誘い込めば逃げ切れるか、と暗く細い街路へと走り続ける。 あと少し、そう思った時のこと。 どっ、と腹に強い衝撃が走った。 勢いのまま転げて、なんとか頭を庇って縮こまる。 「さんざ走り回りやがって、このクソガキが」 「オラ手ェ出せ、手錠嵌めてやる」 待ち伏せされていたと気付いたのは罠に嵌ってから。 逃げ回って翻弄したつもりでいて、実のところは追い込まれていたの自分だったのだ。 「アハハッ、なんの根拠があって? 俺の何が悪くて、どうして逮捕されるんです? 説明し、あ"、ぎッ……」 罵声と共に降ってきたのは拳。口の中が血の味でいっぱいになる。痣が出来るだろうなあ、とぼんやり思う。 「見えるところはやめて、くだッ やめろって言ってんだ い"〜〜ッ……」 減らず口で時間を稼ぐにも限度がある。彼らだって曲がりなりにも警察官なのだ、『抵抗したから』以上の危害は加えられないだろう。 いやだ、いやだ、約束を守らないと。 嘘を吐くのはいやだ。 (L10) 2023/09/26(Tue) 20:50:44 公開: 2023/09/26(Tue) 20:55:00 |
【置】 門を潜り ダヴィード「……あ?電話? チッ、んだよ……張り込み中に電話すんなッて!誰だよ! 今いいとこなんだから邪魔すんなって! ……ア!?失効だあ!?」 ざわ、と周囲の男たちが騒がしくなる。 どうすんだよこいつ、知るかよそんなもん、とりあえず行くぞ、ここにいるのはまずい。 先ほどとは違うばたばたとした足音が引いて行けば、周囲に人の気配はなくなっていた。 「……失効……?ってことは……時間切れ? おいおい、俺偉いんじゃない? アハハッ、アハハハハッ!」 あいててて。思わず大笑いすると腹に響いて鈍い痛みが戻ってきた。 さっき聞いたことが本当なら、付け狙われていた根拠が効力を失ったというのが本当なら。 「は〜〜〜〜〜〜ぁあ」 特大のため息も漏れようというもの。 ああ、俺は約束を守れたんだろうか。 腹も顔もじんじんと熱を持っている。おそらく腫れて、痣になるかもしれない。でも生きているし、無事だ。 「使わなかったな、お前も」 懐から愛用のナイフを取り出して、鞘は払わないまま撫でてやる。 警察は嫌いだし、殴られた分はお返しを計画するだろうけれど、死んでほしいとは思わない。 暗い空を見上げて、またひとつ笑いが溢れた。 (L11) 2023/09/26(Tue) 20:51:15 公開: 2023/09/26(Tue) 20:55:00 |
ダヴィードは、「うるせえ!」と近所の窓から空き缶を投げられた。そんな。 (a36) 2023/09/26(Tue) 20:55:16 |