人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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[レジ袋から買ってきたものを取り出して、
 シンクに並べていく。増えた調味料は、
 既に並んでいる調味料の横へ並べて。

 まずは手始めに小さな鍋を借りて水を沸かす。
 コーンクリームのカップスープは湯に溶かすだけ。
 
 湯が湧くまでの間にまだほとんど綺麗なままの
 フライパンを借りて、熱くなったら、
 食パンにこんがり焼け色がつくまで強火で焼く。
 麦の香ばしい香りが立ってくる。

 スープの粉末はしっかりと溶けるまで掻き混ぜたら、
 コーンの粒が浮かび上がってくる。

 仕上げに焼き上げたパンを9分割にして、
 コーンクリームに食パンを入れるだけの一品。

 スープが好きだと言っていたし、
 風で冷えた身体には温まるだろうから。]

[テーブルに運んで、まずは一つ目。

 家主はいつのまにか着替えていたらしい。
 さっきまでの身体にフィットした皮のスタイルよりも、
 ゆったりとした自宅用のラフなスタイル。

 店ではなかなか見ることはない姿に、
 口元を綻ばせながら、
 ことりと湯気の立つカップを置いた。]

 
  気持ちいいですか、それ。


[使われていないソファを横目に。
 そんな会話を交わしながら、キッチンヘ。

 少し、動いたとしても会話は成り立つぐらいの距離。
 ときに、書棚へ視線を投げたり。
 自分の家にはない大型のテレビに
 目を向けたりしながら、キッチンへと戻っても。
 話は、続けられただろう。*]

【人】 厨房担当 シャミ

─ 過日:それからの夜の暮れ ─

 葉月さん、これどうぞ


[ライムが爽やかな炭酸の一杯を顔の横に置いた>>27
モクテルだけどな]


 ごめんなさい、うちのタイガくんにはね
 うっかりお客様を酔い潰してお持ち帰りしないようにって、こないだ指導したばかりなんだ


[だからお代わりは許してあげて?
もちろん、学習能力に優れた新人がうまく葉月さんの注文に対応したのは見たし、このテンションになられてしまっていてもあしらえるなら見守るけれど*]
(50) 2023/03/11(Sat) 15:45:50
メモを貼った。

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日 ―

[Wデートの件については、流石に葉月>>38もNoを返していたけれど。
 言い出しっぺの嘉数>>39からは、いかにもカッコつけな冗談やら泣き真似やらが飛んできたもので……]


 ハッ、そうよ、アタシたちの関係なんて
 もうお終いなんだから〜。
Love is over!



[フラれたフッたの件があった日であれば、とても口にできなかったジョーク。
 その時とは異なる迷いを抱える中でも、さらっとここでこんな軽口を返せたのは、きっと、嘉数が作ってくれた空気の和やかさがあったから。]
(51) 2023/03/11(Sat) 16:24:51

【人】 厨房担当 ゲイザー


[そんな和やかさのお陰で、栗花落>>48からみんなで行くのも楽しそうだと聞いた時、ほんの少し、ほっとしていた。
 ――みんなで行けるなら、嫌、じゃないみたい。
 思えば、「3人で」の話が出た時点で、そうといえたのだけれど。]
 
(52) 2023/03/11(Sat) 16:25:11

【人】 厨房担当 ゲイザー


[葉月からの返答に対し、嘉数の答えに空白があったように聞こえた>>40>>41のは、この時は、特にあまり気に掛けなかった。
 その時の顔色に何か思考が乗って見えていた、という訳でもなく――。*]
 
(53) 2023/03/11(Sat) 16:26:30
[別れ際、手を振って立ち去りかけて。
ふいに呼び止められて振り向く。]

――ー…

[虚を突かれて驚き、ぱちり、瞬きをして。
その後すぐにニッと目を細めて笑った。]

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 現在 ―


 作りたいって言えば作りたいけど〜…。
 ま、働き過ぎは身体に毒だしー、
 今日は大人しく、お客様の立場満喫しちゃうさ。


[嘉数>>44に呑気に笑ってみせながら、お水を一口飲んで一息。
 頭の中ではふわふわと、ハーブ焼きとかパプリカ焼きとか、そんなメニューが浮かび始めながらも――]
(54) 2023/03/11(Sat) 16:28:01


うん!
私も瑛斗って呼ぶね。 ……おやすみ。



【人】 厨房担当 ゲイザー

[そんな呑気さを保ったまま、ぐっと距離を近づけて――零されたその言葉>>45に耳を傾けた。]


 そっか……なんかそんな感じかなとは思ってた。
 前もチエりん、タイガーに泣きついてたし。



[その時>>5は特に美澄に助け舟を出さなかった気もしたが、それは置いて。]


 私もさ、色々自分が嫌になる時はあるよ――
 って言っても、チエりんと安易に比べたりとかは
 できないし、する心算もないけど。

 
(55) 2023/03/11(Sat) 16:28:30

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、「自己嫌悪」と聞いて、最初に思い浮かんだのは――]


 もし、さ。
 料理の腕のことで……っていうんだったら、
 そこまで気に病むことなくね? とは思うよ。
 トマト煮込みとか旨いじゃんって普通に思ったし、
 魚捌くのだって、ちゃんと上達してる。



[そのトマト煮込み>>3:315>>4:88の日にあった、遠藤の事業のスタッフ募集の件>>3:514での一連の遣り取りについては、その夜に速崎自身がバグと再起動とを繰り返した影響で注意を払えていなかった(キャスケットの10分休憩の空白も影響していたかもしれない)、けれど。]
(56) 2023/03/11(Sat) 16:29:08

【人】 厨房担当 ゲイザー


 それでもやっぱ嫌だ、って思うんなら――…



[あるいは、もっと別の事で自分が嫌になっているのなら――。
 そうしたことを口にする前に、バックヤードの遠藤>>46から声を掛けられ、はっと顔を嘉数から離した*]
(57) 2023/03/11(Sat) 16:29:21
― 週末:デートの日 ―

[そうしてあっという間に月日は流れ、
待ちわびたデートの日がやって来た。

上は白いニットにカーキのデニムジャケットを羽織り
下は春らしいピンクの花柄ミディ丈スカート。
タイツにフラットシューズで合わせた。
公園デートでそこそこ歩くことも想定して
カジュアルさと可愛さを取り入れたくて。

前日に爪先を彩り、
春の新作コスメで華やかにメイクして、
バッグを肩にかけて家を出た。]


おはよ〜〜!!
お待たせ!早いね!?


[電車に乗り、到着はきっちり15分前。
駅前の待ち合わせ場所に
彼の姿を見つければ笑顔で手を振り、
ストレートに降ろした長い髪を揺らして
元気よく駆け寄った。

30分前に到着したなんてもし知ったら
ちょっと笑ってしまったかもしれないけれど。**]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、その遠藤>>46には笑顔でひらりと手を振った。
 いつかのランチタイムの勤務時に遠藤と嘉数が揃って客として訪れたことがあったが、その時と丁度逆の立場になったことに、面白げな笑みが零れた。]


 どうも、レア客ですぜ〜。
 ゲイザーでもいいんだけど……うん、折角だし、
 今日は、ケイ、って呼ばれちゃおっかな。


[「さん」付けも抜いた呼称を紡ぎながら、遠藤の手にあったナイフに目を留めて]


 あ、オーダーはもうちょっと考え中だし……
 作業戻っちゃって。ありがと、シャミー。


[引き止めてしまったらしきその人に、一先ずはそう言って見送る心算。
 この街の星々やアイルランドの自然やパクチー>>47について語るには、今はまだその時ではないのだろう。多分。]
(58) 2023/03/11(Sat) 16:41:41
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a16) 2023/03/11(Sat) 16:45:07

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a17) 2023/03/11(Sat) 16:45:25

[キャベツはハーフサイズのものがあって良かった。
 半分に切り分けて、片方は千切りに。
 もう片方は、手でちぎって形を残していく。

 次に取り出したのはツナ缶。
 少しだけ汁気を切って、残りは使う。
 マヨネーズにごま油。
 それににんにくチューブを入れてよくかき混ぜたら、
 千切りにしたキャベツをプラス。

 ツナが少し甘い分、
 仕上げのブラックペッパーはたっぷりと振りかける。
 
 器は手のひらサイズのものと、
 もう一回り小さなものを借りてそれぞれに盛り付けていく。

 ツナとキャベツのコールスロー。
 小さな器の方は、
 冷蔵庫で冷やして後日に食べてもらうとして。]

[調理器具の中に埋もれていた、明らかに貰い物らしき
 シリコンスチーマーがあって良かった。
 時短は大事。夜が更けてきたなら尚更。
 
 料理をすることは苦ではないけれど。
 彼と話す時間も、できるだけ長く取りたいから。
 便利なものは使っていくに限る。

 ちぎったキャベツとしらす干しをスチーマーに入れ、
 顆粒タイプのコンソメを振りかけ、
 サラダ油を大さじに一杯分。

 箸でスチーマーの中を掻き混ぜて下味をつけるように
 中身が行き渡れば、チーズを散らして。
 後は、レンジで加熱するだけ。

 時間が経つにつれてレンジの中で溶けていく
 チーズとコンソメがキャベツから出た水分と絡んでいく。
 しらすとキャベツの蒸し料理。
 
 体型を維持したいと言っていたのは、
 聞いたから、蒸し料理でヘルシーなものを一品。]

[顆粒コンソメは割りと便利なもので、
 もう一品役に立って貰うために
 そのままシンクに残しておく。

 薄切りのハム、とろけるチーズを1cm角の長方形に刻む。
 白ネギは5cm幅に一度切ってから、縦に四等分。
 解けた白ネギが短冊のようになって、チーズと並ぶ。

 片手で卵を割るのが格好いいと、
 杏を見て思ったのは何歳の頃だったか。
 今は慣れた手付きで出来るようになったもの。

 卵は二つ。一度溶きほぐしたら、
 今度はコンソメと牛乳を入れて混ぜていく。

 そこまでで一度手を止め、]


  ……高野さん、耐熱用の容器ってあります?


[くつろいでいるであろう彼に一言。
 彼が来るのを待ちながら、食器棚を眺める。]

[あまり食器は揃っていなかった。
 一人暮らしの、料理をしない男性の佇まい。
 そこに、前の恋人の影はなかっただろうか。]


  ……今度。
  食器、増やしていいですか?


[探しものを見つけてくれたであろう彼に。
 そう、次を匂わせた一面もあっただろうか。]

[無事手に入った耐熱容器は二人分。
 ハムとネギは交互に重ね入れて、一番上にはチーズを。
 そこにコンソメで味付けされた出汁を注いで、
 ラップをふわりとかけて、またレンジへ。

 電子レンジは革命だ。
 これ一つさえあれば、初心者の一人暮らしには困らない。
 美澄が引っ越すというのなら、
 引っ越し祝いはグリエレンジにしようか。
 なんて、考えているうちに出来上がりの音が鳴る。

 一度、軽く加熱した後は、
 今度は弱めにじっくり10分ほど。

 表面のチーズが蕩けてきて、
 出汁が柔らかさを残したまま固まっていく。

 これは洋風の茶碗蒸し、といえばいいだろうか。]

[さて、副菜がいくつか出来たなら。
 茶碗蒸しが冷めない内にメインを軽く、お手軽に。

 パックのご飯をレンジで解凍している間に、
 出来合いの焼き鳥を串から抜いていく。
 ねぎまもあったのでちょうどいい。
 先程使ったねぎの余りも軽く焼いて足しておく。

 ほかほかのご飯を丼に盛れば、湯気がほわほわと温かい。 
 ご飯の上に、焼き鳥とねぎを乗せて。

 鶏ガラスープの粉末をふりかけて湯を注ぎ入れる。
 既に味付けされた焼き鳥とねぎから滲み出る味。
 湯に溶けていく鶏ガラスープと相性はいいはず。

 小口切りにしてある小ねぎを上から、
 ぱらぱらと振りかければ彩りもよく。
 焼き鳥スープ丼、メインも完成だ。]



[玲羅の言葉に、笑み崩れて。その日の月も綺麗だった。]

 

[料理の合間に先に出来たコールスローと、
 蒸しキャベツは先に運んでおいたから。
 先に食べ始めているかもしれない。

 待ってくれているのなら、一緒に。
 今しがた出来あがった料理をテーブルに運んで。]


  ……そういえば、昼は気づかなかったけど。
  一緒に飯食うの初めてですね。


[いつも料理を食べてもらうことはあっても。
 食卓を囲むのは初めてのこと。

 座椅子が置かれた、斜め隣に腰を下ろして。
 先に彼が食べ始めるのを眺めながら。**]

── 週末のデート ──

[玲羅を一目見て。胸がいっぱいで言葉が出なくなるかと思った。]


……おはよ。


今日も可愛いね。良く似合ってる。可愛い。

……ふふっ。可愛いね。


[ごめんね。俺の語彙力なんてこんなものだ。
でも。柔らかな色のニットもスカートも可愛いし。
デニム地のジャケットは玲羅の明るさや芯の強さを表してるようで良く似合う。
俺は目を細めて。可愛いってたくさん言った。
だって本当に可愛かったからね。]

[時計を見て見ればまだ15分前だ。


玲羅だって早いじゃん。

俺はアレだ。本当は10分前に着くつもりだったんだけど。
余裕をもって家を出ようとしたら、アレよアレよと乗換が上手く行って、30分前に着いてた。

あははっ。楽しみにし過ぎ。
遠足前の小学生かっての。


[笑いながら。]

[ふと。このまま歩き出すのが躊躇われて。
手を差し出した。]


……行こう?


[手を繋いで歩きたいと思ったんだ。
とても自然に、そう思った。

俺は今胸がいっぱいで。
本当にコレお弁当入るのかな?とか頭を過ったけど。
きっと彼女と2人で食べれば、弁当も美味しいだろう。*]

【人】 店員 チエ

――過日――

こんなにもボクら長い時間を過ごしたのに……
関係の終わりは突然ね……

[>>51Love is overを突き付けられて、演技じみたやり取りもおしまい。
 栗花落さん>>48には、みんなで行って感想戦楽しいですよ、とも付け足して、仕事に戻ろっと。
 予定合わせ? ……まあ、ほんとに4人で行く段階になったら擦り合わせればいいっしょ。気軽な気持ち。]
(59) 2023/03/11(Sat) 18:10:22

【人】 店員 チエ

――そして今――

働き過ぎは身体に毒。確かにー。
あれよ、ゆっくり食べるのも勉強ってやつ。

[>>54それ、どこかの誰かさんにも言ってやってよ。
 なんて思うけど、長い付き合いのふたり、もう過ぎたやり取りだったりするのかもしれない。]
(60) 2023/03/11(Sat) 18:13:32

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:鴨と人参とパースニップとフォーと ―

[鴨のローストと紅白根菜(+チャイブ)のマッシュを、栗栖も貝沢も、本当に美味しそうに食べてくれた>>4:234>>4:257>>4:264
 これだけで十分、祝福を掛けた側は満たされるけれど――。]


 
死ぬなよバカ。



[流石にこの「死ぬ」>>4:258は比喩だろうとは思えども、一応、爽やかな顔でこうは囁いておいた。
 恥ずかしがっている友に重ねて「お幸せに」などと追い打ちをかけることはしなかったが、ともあれ、「ありがとう」に笑みで答えていた。]
(61) 2023/03/11(Sat) 18:15:09

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、速崎が自らを「ダチ」であると主張したのは、恋に見切りを付けたいという意志の表れのようで――実際、フラれた直後のそれ>>4:44は本当にそうだったのだろう。
 けれどもこの時は、その見切り自体が既に要らなくなっていた。]


 ( 私は。
   あんたに。
   幸せになって欲しかっただけ、だったんだ。 )


[ここでの「幸せになる」とは、恋愛に限らない広い意味。
 一度導いた「好き」の解からさらにこの解に至れたのは、「幸せになれ」>>4:209の言葉が胸の内に湧いた時。
 だからこそ、彼の特別な人に対して「幸せにして」>>4:217を告げることもできたのだろう。]
(62) 2023/03/11(Sat) 18:16:11