人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 ユスターシュ

 
[ウーヴェは乗り気じゃない雰囲気だった。>>126
 外に行く背中を見て声をかける。]


 気ぃつけろよ


[やはり、いつも通りに。>>0:235
 言いたいことは言ったつもりだ。


 カイルの方を向いてニカッと笑う。]


 う、し。残り物処分かねた料理するか?
 そんでさ、マスターも誘って飲んで食おうぜ。


[自分なりに終わりを定めた後であっても
 やはり自分はいつも通りのままだった。]**
 
(171) 2022/05/29(Sun) 21:08:53

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:僕がここで働く理由



[死後に目を覚ました時、僕は海岸にいた。
 砂浜に突っ伏すようにしていたのに、
 砂の感触がなかったのを覚えている。
 自分の姿を見れば、いつものセーラー服を着ていて、
 けれど死んだその時のような、衰弱した体ではなかった。
 


 目を閉じて波の音を聞く。
 
僕も遂に非業の死を遂げた……それは覚えている。

 まるで夢だったかのように、僕にはその痕跡がなかった。
 
だからと言って、失ったものは失ったまま……。]

 
(172) 2022/05/29(Sun) 22:30:04

【人】 少年水夫 カイル

 
[どうしていいのか分からずに、
 闇雲に何処かへ向かった。
 辿り着いたのはプロテア。
 その頃には自分がゴーストとして
 現世に居座っている状態であると、
 流石に自覚するようになっていた。
 触れることも、声を届けることも、
 瞳に映ることもできない。



       そんな中、とても興味深い噂話を聞いたんだ。
       「ゴーストが店をやってる」 
       「あの世に連れてかれちまう」

       そんな霧の夜にだけ開店する、
       酒場があるのだとか。>>0:n3>>0:n4

 
(173) 2022/05/29(Sun) 22:31:07

【人】 少年水夫 カイル

 
[命も無ければ、魔法も使えない。
 生者に一切干渉できない筈の僕にも、


          この店でなら出来ることがあるのだと。]
 
(174) 2022/05/29(Sun) 22:32:32

【人】 少年水夫 カイル

 
[早速噂話を頼りに、町外れの酒場へと向かった。
 聞いた通り、その時は霧の夜ではなかったから、
 店内に灯りがついている様子はないけれど……。



 僕が生者であればそれで終わりだったけれど、
 同じゴースト同士だから、
 姿を見ることも声を聞くこともできる。



 そこで店長と出会って、
 親切にも色々説明してくれたから助かった。>>0:97
 そして、やはりここは噂通りの店なのだと知った。]
 
(175) 2022/05/29(Sun) 22:33:10

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 ──霧の夜:『MiraggiO』扉付近──


 ウーヴェ………あっ!>>104

[カチリと、記憶のピースの嵌る音]

 
そっか…ドイツ語系の?

 
[“ウエ”って読むのかなとか、違うよな、とか。
あの時は読めなかったのだ>>0:76]

 ウーヴェさん、って呼んだらいいのかな?
 発音……合ってる?なまってる?

[見た目は、生きていたらと思うギョクトと同じくらい。
だけどゴーストになってから
何年が経過しているのかわからない。
けれども、ギルドで見たダンジョン系の資料は
少し埃を被っていて、十年は経ていそうな代物だった。

……アタシより、ずっと大人なんだ]
(176) 2022/05/29(Sun) 22:54:01

【人】 偽冒険者 キンウ


 『冒険者』の、ウーヴェさん。
 アタシ、多分同じ名前を、ギルドで見たよ。
 その人と、同じウーヴェさんなのかわからないけど
 ダンジョン系のね、最高難易度の資料だった>>0:454
 きっと字は同じだね?

[空中で指文字で大きく文字を書いてみせる。
そうだと応えてもらえたかどうかはわからないが]

 うん、忘れないよ。覚えた。

[「聞いたからには忘れんなよ」という言葉には>>103]
そう応えて]
 
 太陽……ふふ、そうだね。
 アタシは真昼の太陽マシロを回るヒマワリだった。
 
 ……でも、そう言ってくれてありがとう。
 黒点ってね、周りより温度が低いから黒く見えるらしいね。
 太陽も、少し骨休めしているのかな。

[……そして思い出した。ギョクトに昔、聞いたこと。
太陽の黒点は、東から西へ移動するのだとか]
(177) 2022/05/29(Sun) 22:56:54

【人】 偽冒険者 キンウ


[……ウーヴェの笑顔は満面の笑顔のはずなのに
まるで太陽の黒点のように
哀しみをほんの僅かに含んでいるようにみえて。

まるでピストルで撃たれたみたいに。>>1:257>>106]
(178) 2022/05/29(Sun) 22:59:58

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 どこへ行きたいか…?

[小首を傾げて考える]

 アタシはね、今まで、逃げて、逃げて…とっても疲れた。
 追手が来るから、一つ所に長くいられなくって。
 いつも、いつも…信頼できる仲間ができる前に
 その土地を離れなければならなかった。
 だからね、昼間、フィアンメッタに…
 さっき一緒に座ってた、水色の髪の子ね。
 昼間、パーティーの仲間に誘われた時に
 とっても嬉しくって。

[フィアンメッタがいるであろう方を指差してから
視線をウーヴェに戻す]

 「今じゃなくて良い。  
   決まればいつか酒場に向かって
   叫んでくれよな。」>>108

[そう言われると
「ううん、気持ちは今、決まったの」と応えて]
(179) 2022/05/29(Sun) 23:03:52

【人】 偽冒険者 キンウ


 ねえ、ウーヴェさん、アタシは貴方とも
 パーティーを組んでみたかったな。

[少し前の、ウーヴェとエアハートとの握手を思い出す。
……ああ、手を差し出しても、触れることもできないのか。
約束……指切りも、できない。

そのことが、とても、とても。
──哀しい]
(180) 2022/05/29(Sun) 23:06:36

【人】 偽冒険者 キンウ


 ねえ、霧の日なら、また会える?
 ──それとも、もしかして遠い未来なら、また会える?

[ウーヴェの事情は何一つ知らない。

記憶に残るのは、ダンジョンの記録に名前があったこと。
今、ここで本人から名前を教えてもらったこと。
美味しい特性チューハイを作ってもらったこと。
親身になって話を聞いてくれたこと。
何一つお返しができていない。

ゴースト…輪廻転生から外れたもの。
時の中で彷徨う、霧の世界に縛られた存在。


そのことも、とても、とても、哀しかった]**
(181) 2022/05/29(Sun) 23:08:28

【人】 砂の民 スティグ

― 夜のあと ―


きれいさっぱり、だな。


[さて、あの故郷での友人との夜の後。
自分はまた別の村人の微かに喋った一言を頼りに、南の方へと旅をしていた。
歩いて、馬車に乗って行った先に、彼女が探していた様々ないろどりの木馬のある街外れの小さな公園を見つけた。

昔はサーカスや、地元のお祭りででも使われていたのだろうか。
華やかなりし頃の雰囲気は感じられるのだが、今はさびれて木馬たちも色褪せ、その木々は所々抉れてささくれていた。

そこで地元の絵師に話を付けて、絵を描いて貰った。
若い絵師だったが、想像で描かれたであろう華やかな頃、人々が沢山集っていた頃の公園の絵は見事だった。

その絵を持って、今、自分はもう何十回目かの帰郷をしていた。

帰る度に残った壁も崩れ、草に覆われていく。
友人が近くに居た壁も今はない。
ただ、夏草が生えているだけだ。]
(182) 2022/05/29(Sun) 23:15:01

【人】 砂の民 スティグ

[あの日、彼と酒を飲んだ。
彼は当然グラスは持てなかったから、酒の入った瓶をゆっくり開けると、まだ空いていた瓶に半分移し替え、地面に置いた。
最初は全然反応がなかった。
何も言わず、ただ焼けただれた顔のまま俯いていただけだった。

だから、自分だけ飲んだ。
飲みやすい果実酒だった。
うまい。]


こういうの、好きだよな。


[一口味わって飲んで、隣を見た時、ああ、と思った。
彼の顔が、全くあの時のまま、戦争前の、あの村の酒場の夜のままそこにあった。
彼は、瓶を持てない。
だから当然酒も飲めない。

だけど、自分を見て、笑っていた。
涙が出てきた。
でも、今日が彼と会える最後だから、だから、楽しい夜にしよう。]
(183) 2022/05/29(Sun) 23:15:49

【人】 砂の民 スティグ

 
あっ なんだこれ!
花が… 消えた。
ほんと僕らには洒落すぎてるだろ
女と飲むと思われたのかな


[調子に乗って次の瓶を開けて、もう一つの空き瓶に注ぐと勝手に乾杯した。
その時ぱあっと舞った花に、びっくりしつつ笑った自分に友人も頷いた。]


最後のはさ、ほら、星


[最後の瓶を鞄から取り出して、彼に見せた。
彼は全然動かない。
ろくに喋らないし持たないし飲まない。

だけどその言葉に反応するように、彼が顔を上げた。
自分も星空に視線を向ける。
その日も夜空は満天の星空で、全天に星が輝いていた。
そしてその中の星が一つ落ちる。]
(184) 2022/05/29(Sun) 23:17:23

【人】 砂の民 スティグ

 
あっ
あー 早すぎて無理だった。
知ってるか、流れ星ってさ、祈り方があってうまくやると…


[星空から彼の方に再び視線を向ける。
穏やかな温かい風が吹き、彼が、立ち上がっていた。
お別れの時だ。

彼がこちらを見て口を動かしていた。
何を言っているかよくわかった。]


うん…


[彼に答えた次の瞬間、彼の姿は掻き消えた。
幸せそうだった。
良かった。貰えてよかった。行ってよかった。
…彼らと会えてよかった。]
(185) 2022/05/29(Sun) 23:18:33

【人】 砂の民 スティグ

[しかし… と、にやりと彼の居た土地の方を見て笑う。]


ははは、酒全部残してったな。
お供えでお前の居たとこにでもかけると思ったか?
僕が全部飲みまーす
うまいから…!


[もはや友人の居ない土地に酒を注いでやる道理はない。
美味しい酒を飲みながら、今日も長く尾を引く流れ星を探してみよう。
故郷の村での最後の酒盛りは、夜が更けるまで続いたのだった。]
(186) 2022/05/29(Sun) 23:19:18

【人】 砂の民 スティグ

[そんな風に過ごした場所も、今はもうどこかわからなくなりそうなほどに草に覆われてしまった。

無性に、懐かしかった。]


…手紙でも、書こうかな。


[また次に、大きな街に行く機会があれば、手紙を出してみようと思う。
もしかしたら、もう誰も居ないかもしれないし、手に取ることが出来ないかもしれないし、最悪届かないまである。
それでもそうやって、自分の気持ちを伝えておきたい。

あの夜はありがとう。
今でも僕は、祈りながら、元気に過ごしている。]**
(187) 2022/05/29(Sun) 23:20:18

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[まだ店員の姿が見えているうちに、
 テーブルの会計を済ませる。
 
全て支払うが、後にお金を置いてくれるようなら>>156

 
少しだけ貰って、あとはお礼ですからと伝える。


 気付かれないように、のつもりだったが
 少年の視線を感じる。>>46
 
(188) 2022/05/29(Sun) 23:31:55

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  おや見つかってしまいましたか。
  先に済ませておくべきかと思いまして。

  今宵はお世話になりました。
  クラムチャウダーにお刺身にブイヤベースに……
  そういえば海鮮物は主に貴方が作っていたと聞きました。
  流石は船乗りさんですね。どれも美味しかったです。

  それと――……
 
(189) 2022/05/29(Sun) 23:32:15

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  申し遅れましたが、私の名前はエアハート。
  愛馬の名前はアリアです。

  私はプロテア在住ですので、
  いつでもここには飛んで来れます。
  私には貴方達の姿は見えませんが、
  愛馬は気付いてくれるかもしれないので
  もしその場にいたら呼んであげて下さい。

  そうだ。店の中には入れなくても、
  手土産くらいは置いていけますよ。
  何か欲しい物は無いでしょうか……
 
(190) 2022/05/29(Sun) 23:33:06

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[無いなら花でもと冗談のように言いながら。
 次の霧の夜になっても、
 またここに入れるとは限らない。
 もう言葉を交わす事は出来ないかもしれない。
 なのでせめて最後に伝えておきたかった。]**
 
(191) 2022/05/29(Sun) 23:33:31

【人】 ノア



   ───…ありがとう、

   よかった
   預かってくれて


[ 言葉ほど危ういものはないと知っているから


  生きていることは、
  それが多くの理不尽を避けて
  生をつかみ取れた幸運なのだと。


  例え死んでも伝えに取りに来る
  これが僕にできる意の表明だったから ]

 
(192) 2022/05/30(Mon) 0:58:26

【人】 ノア

   

   わかった、また来るよ

   …3週間でいい
   その間だけ、待っていて
   必ず 戻ってくるから。


[ 3年の時が経っても
  焦燥が途絶えるわけではないか、
  だから未練、なのだ。

  そんな中の3週間ならあと少しではあるけれど
  違えないための、約束を。
 今度こそ。

  
  指輪について聞けば
  しばらく何も言わずにただ、微笑んだ。

  未練が解消されれば魂にとって、
  この世に留まる理由は消える

  目を伏せたくなる事実だ

  …それでも姿を見られるのが最後になると
  思ったら、伏せられなかったけれど。 ]

 
(193) 2022/05/30(Mon) 0:59:53

【人】 ノア



   ────またね、


[ 心の向かいに関わらず、日は昇る。
  完全に姿が見えなくなったあと、
  漸く目を伏せて。 ]
 
(194) 2022/05/30(Mon) 1:00:22

【人】 ノア


 ── 時が過ぎて:酒場『MiraggiO』前 ──



  ……………───誰か居ます、か…?


[ 扉をノックすると小刻みに
  トントン、と木の軽快な音が鳴る

  以前とは違う様相の
  重たい鎧は無い 新しげなローブに
  身を包んだ
水髪
の男が一人
  
     前にもこんな言葉を呟いたような気がするけど
     見えないと多少不安にはなるんだって、


  どうしようかと考えている間のこと
  手紙でも降ってきたら驚くには違いないだろうね ]

 
(195) 2022/05/30(Mon) 1:02:30

【人】 ノア


[ ───進んでいくんだろう
  着いてきてくれている、と思って
                 明るい道を。


  もう見ることの出来ない友人に
  うちのお姫様は無事にお嫁に行ったよと
  歩きながら、勝手に話そうか

  僕ばかりなのは仕方ないだろ
  そっちの話は何十年後かにでも僕が終えてきた先で
  楽しかったことから、聞かせてよ

  
  今はまだ、一方的なお願いだ。 ]

 
(196) 2022/05/30(Mon) 1:04:17

【人】 ノア



  ────3年程前まで居た
  アイシャ、という女の子の行方について
  何か、知っていることはありませんか

  探しているんです
  …どうしても、見つけないといけない。

  些細なことでも構いませんので
  どうか。



[ 貴方が下げることの出来なかった頭を
  床へついてでも下げよう

  貴方が伝えられなかった言葉を
  この口でできる限りの音として ]

 
(197) 2022/05/30(Mon) 1:05:20

【人】 冒険者 キンウ


 ──霧の夜:『MiraggiO』店内──

[何度目のお手洗いに立った時だったか。
カウンター席近くに飾られている花に気づいた。>>0:157
お酒を沢山飲むとお手洗いが近くなるよね?
ザルではないけど、エアハートさんの懐具合は大丈夫かな?


それが、ウーヴェの魔法の花だとは知らないし>>0:118
セーラー服の少年が額に飾った物だとは知る由もない。

“押し花”──都にはあったのかもしれないが、
生まれた里にはその文化がなかった]

 
……あの!


[その時もしも、
カウンター席の近くに誰か店員がいたなら声をかけて
押し花の作り方を聞こうとする。

いなかったとしても
独り言に出てしまったかもしれないね。


腰袋から青薔薇の一片を取り出して]

 
この薔薇の花びらをあんな風にしたいんだけど。
ひとひらを飾っても恰好がつかないかなぁ。
(198) 2022/05/30(Mon) 1:55:43

【人】 冒険者 キンウ

[……それともこの青薔薇の一片は、
霧が晴れると共に消えてしまうのだろうか?

ふよふよと飛んで店内を飾る淡い光は>>1:52>>1:93
時に、蝶々が羽ばたくような形に見えて。
残像が、細かにずれてゆく。>>1:3>>1:4]

 ……ああ、酔っぱらったのかなぁ。

[カウンター席の椅子にもたれかかって。

「君から来てくれたんだ。
       僕は何もしちゃいないよ。」
 >>1:137

ふと、オッドアイの店員の言葉を思い出す]

 
違うよぅ、何もじゃない……
 貴方は出逢いの
青薔薇
キセキ
をくれたんだぁ。


[それが例え、生者と死者の境界が交わる
霧の夢一夜だとしても]**
(199) 2022/05/30(Mon) 1:58:39

【人】 ウーヴェ



 ─ 小話:厨房で ─


  俺は……別に
  隠してる訳じゃねぇし


  言うほど面白い話じゃねーんだわ


[ 人誑しの言葉はそのまま
  ユスターシュへ
  ブーメランを投げ返しておく>>118


  喜べ、その称号にピッタリのやつが
  他にもいるから
  半分にしてソイツにでも投げてやるさ。
  なんてどこかの天馬騎士にも>>2:77
  頭の中でブーメランの半分を投げておいた。 ]

 
(200) 2022/05/30(Mon) 2:44:26