人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 フィアンメッタ



  小さなお嬢さん、って子ども扱いされてるように
  感じてしまったものだから。
  あぁ、でも昼間のこととか考えると
  子ども扱いされても文句は言えないか、と
  思ったから抗議は控えめに。
  
シメる?いやいや、逆にシメられそうじゃない?


 
(205) 2022/05/24(Tue) 10:48:57

【人】 フィアンメッタ


  そんな反論は流されたか、それとも?
  ブレスレットを頭に乗せられて
  落とさないように慌てて手で押さえて
  落とし物は私の手に戻ってきた。

  さてはこの人、真面目じゃないな?
  イタズラっぽい笑みを不服そうに見ながら
 

   「……少なくともゴーストさんは
    イタズラ好きってことは知れたかな。」


  そう言って。
  今度こそ、案内されるままに店に入ったのだった。*
 
(206) 2022/05/24(Tue) 10:49:49

【人】 偽冒険者 キンウ

 ──『MiraggiO』店内──

[一度怖いと思ってしまったせいなのか
店員が両手をひらひらと振る様子は>>174
おちゃめというよりは……威嚇にも見えて。

彼がエアハートと言葉を交わしている間も
しばらくは猫が毛を逆立てるような
緊張状態にあったのだが……]
(207) 2022/05/24(Tue) 13:04:49

【人】 偽冒険者 キンウ

  
 え?笑われた?>>179
 
ゴーストって笑うの?


[しかも、ちらりと盗み見た彼の笑顔は
伝説の怨霊の、不気味に高笑いする姿とは程遠く。

それから、飲み物がお茶かと聞かれれば]


 
どぶろく!

 ……は、多分ないと思うから焼酎を!

[東洋系というのは
西洋の人からみると童顔に見えるようで。
勿論、残念ながら個人差はある…!

故郷にいた頃には、少しばかり高めと思っていた身長も
このへんで見る限りでは、平均的といってもいいようだ。
旅の途中で、実際より年下に見られたことは、何度もある。

フィアンメッタは、こっちでは小さい方なのかな?
もっともWリスペタWの平均身長はわからない


だから、さほど気にしていたわけではない。
ないはずなのだが、咄嗟に見栄をはってしまった]
(208) 2022/05/24(Tue) 13:08:43

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 ……焼酎を、何かお勧めの果汁と炭酸で割ってくれる?

[しかし、見栄を張り切れなかった。

昼間の崖での出来事がふと頭を過って
──正体がなくなる程飲むわけにはいかないと
思い直したのだ]
(209) 2022/05/24(Tue) 13:10:52

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 いいヤツばかり……>>181

[さっきの彼の笑顔、
それに少し前に見えたセーラー服っ子の笑顔の敬礼>>167

それらを思い合わせてみれば、本当なのだろう、と思う。
扉の前にいた青薔薇の人の、
どこか厭世的な表情は気になるけれど。

 
綺麗なオッドアイをしていた。
 綺麗な瞳の人って、迫力があるよね。


……
『深みに嵌まらなければ』
というのも心に留める]
 
[合ったばかりで不躾だったかと思い謝罪した、その質問に。

彼は多分、できる限りの誠意で応えてくれた。
そう思い至れば、視線は自ずと上へ>>182>>183


彼がゴーストでも、人でも、何だとしても。
──とにかく、
この国での知り合いが増えた
 >>175

店を出るまでには名前を聞いて、覚えておこう。

通りゃんせ──帰りも通してもらえるならば
]*
(210) 2022/05/24(Tue) 13:16:53

【人】 偽冒険者 キンウ

 
[──扉が開いた>>206

入ってきたのがフィアンメッタだと気づくのはもう少し後。
彼女は誰に案内されて店内に入ってきたのだろう。

店内に案内したのが背の高い人なら
彼女はその陰になっていたかもしれないしね?


フィアンメッタの姿に気が付いたなら、
あるいはあちらが自分に気付いてくれたら、
ぶんぶんと手を振る。

まずはお礼を言わなくてはと気がはやり
こっちこっちと手招きし、同じ席へと誘う。

彼女の同意を得られたら
その時誰か傍にいた店員に
取り皿をもう一枚、頼んだはずだ]**
(211) 2022/05/24(Tue) 13:39:32

【人】 少年水夫 カイル

 
[ペールブルーのお兄さんへのヘルスチェックは、
 無事受け付けて貰えた。>>197
 笑顔の使い所の正誤は兎も角として、
 こちらの意はちゃんと汲んで貰えた様なのでほっとする。


 僕はお兄さんが店の前に来た時が
 (一方的な)初対面だから、>>0:403
 具合が悪いのかな?くらいしか思えなかったけれど、

 あの時同じ場所にいたウーヴェは
 どうやら顔見知りのようだった。>>188

         その様子から訳ありな感じがしたので、
          気になってしまうのも仕方ないよね。]

 
(212) 2022/05/24(Tue) 18:47:47

【人】 少年水夫 カイル

 
[その後、店長にお持ち帰りの件を確認した所、>>173

 「持って帰るのは大丈夫だけど…
  町で売ってるのと別に変わりはしないよ、
  とだけお伝えよろしくね 」

 と言われたので、
 「分かりました」と言って、一旦厨房の方へ。]
 
(213) 2022/05/24(Tue) 18:48:10

【人】 少年水夫 カイル

 
[ブイヤベースを深皿に盛り、
 パラパラとみじん切りにしたパセリをかけ、
 ビールをジョッキに注ぐ。
 船乗りはよくビールを飲むから、
 生前からビールは注ぎ慣れていた。

 ビールと泡のバランスを、7:3の黄金比になるよう、
 丁寧に注げば……
うん、とっても美味しそう!

 (飲んだことは無いから、
  あくまで美味しそうまでしか分からないけど)

 この時、他のお客さんの料理やお酒を準備する人がいれば、
 出来るだけ手伝うようにして、
 トレイに乗せてお客様の元へ。]


  お待たせしました!
  ご注文のビールと、ブイヤベースです。


[テーブルに音をたてないように、注意して置いた。
 ブイヤベースから立ち上る湯気から、
 ハーブと潮の香りが漂う。]
 
(214) 2022/05/24(Tue) 18:48:57

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  あと、先ほどのお持ち帰りの件なのですが、
  持って帰るのは問題ないみたいなんですけど、
  ここがゴースト酒場だからって、
  特別なお酒ではないことはご承知ください。

  町で売っているのと、変わりはないので。
  それでもお持ち帰りになるようでしたら、
  容器をお預かりしますね。


[僕なんて特に魔法も使えないので、料理も飲み物も、
 生者が普通に作るのと全く同じ手順で作っている。
 勿論、毒を盛ったり、呪いかけたりなんてしてないから、
 みんな安心して食べてね!


 お持ち帰りをするようなら容器を預かる際に、
 「普通にお酒を入れるだけでいいんですか?」と確認する。
 何か特別なことをする必要があるなら、
 お客様ご自身でやった方がいいかも知れないと思いつつ。**]

 
(215) 2022/05/24(Tue) 18:49:48
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a32) 2022/05/24(Tue) 18:56:22

【人】 ヴィム



   もしかしたら僕かもしれないし
   僕じゃない他の誰かかもしれない。

        あるいは、君かもしれないね。



(216) 2022/05/24(Tue) 19:44:24

【人】 ヴィム



 [ そんなことを言っていたからだろうか。
   話を打ち切られてしまう。>>201

   彼女にしたってバツが悪いのだろう。
   続けるべき話題に相応しくないといえばそう。

   さて、探し物はこれで合っているようだ。>>203
   他に心当たりなどないのだからそれもそうだが。


   バツが悪い、だけではないのか。
   心做しかそういう風にも見えるというのに。

   そんなに大事なものじゃないのかと思えば
   ブレスレットに手が届かないことに
   至極不服そうな雰囲気を醸す。


           まったくもって、不思議な事だ。]



(217) 2022/05/24(Tue) 19:45:17

【人】 ヴィム



   おや、ごめんね。

   数百年も死に損ねていると
   100歳までは皆子どもに見えてしまって。


 [ そんな最中、
   どうやら彼女の琴線に触れたらしい。
   物理的に触れられない以上どうもしないが
   屈んで彼女に目線を合わせると
   素直に謝罪を伝える。

   ブレスレットを頭に乗せたのは
   なんとなくその方が加護っぽいからと
   ただ、それだけの話だ。



(218) 2022/05/24(Tue) 19:45:44

【人】 ヴィム



 [ 数々の無礼を働いたものだから
   なんとも顔色が濁っていて。]


   どうかな。僕よりイタズラが好きな人が
   この店の奥には、いるかもしれないね。

   けど話してみるといい。
   皆、良い人達だよ。



 [ そんな言葉が彼女に届くかどうか。]**
   

(219) 2022/05/24(Tue) 19:47:44
ヴィムは、メモを貼った。
(a33) 2022/05/24(Tue) 19:48:37

【人】 騎士 ノア


[ ──死なない、ではなく、死ねない、か。
  どちらにしろ深い意味があったわけじゃない。

  自らの意思で生を手放すことは出来ないと、
  含有していたのはそんな意味。 ]



   …ユスターシュ?


[ 柔らかなものが固まった。
  軽快な彼の変化に気がつかない程の鈍感ではなく、

  …何かまずいことでも言ったか。
  そんな思いつきはあっても、告げられるまで
  当たることのなかった正解。>>194


  ───漸く己が、傷を抉ったことを知る。


          この世には理不尽な死もあるのだと
          知っていながら、忘れていた ]

 
(220) 2022/05/24(Tue) 19:52:04

【人】 騎士 ノア



    ……ッ…そう、だね。…
ごめん…



[ いくら出会った当初から、
  歳が離れていると言ったって
  W何かがなければW死ぬことなどない歳のはずだ
  
  何かを守るために、死ぬような思いを。
  そして死んでしまうことだって、
  …ない訳が無いのに。

  知らなかった。
  それで済むのなら、心はない。

  何が悪いか、察しはついていたけれど
  また余計なことを言ってしまったら…。
  死を知らない僕が
  口に出すことが出来たのは
  ごめん、の一言だけだった ]
(221) 2022/05/24(Tue) 19:52:09

【人】 騎士 ノア


[ 死を抱えているから、
  生きていなければならないと思う。

  解放され死んでしまいたい


  相反する思いを引き止めるのは
  いつだって、誰かの死だ 
            今だって2人分を抱えている


  重く肩にのしかかる現実彼の死
  受け止めてしまえたら
  いつしか、生きる理由になるんだろうから

  今暫くは、鈍いフリをしていてほしい。>>195 ]

 
(222) 2022/05/24(Tue) 19:52:13

【人】 騎士 ノア


[ 食べ飽きたつもりが食欲をそそられてしまった、
  見事な料理に素直な感想を口にすれば
  返ってきたのはドヤ顔で。>>196

  料理長のおすすめ、と言っていたけれど
  自分のことだったのか。


  …この後
(僕は悪くないだろう)
見当違いの後、
  先ほどの金髪の少年が作ったという二重の驚きで
  呆けることになる。 ]
 
(223) 2022/05/24(Tue) 19:52:20

【人】 騎士 ノア



    あの子が?すごいね


[ 服装を思うに船の子、だったのだろうか。
  それならなるほど、
  海鮮料理が自慢だというのも合点がいく。

           自慢と聞こえれば
           楽しくやれているというのは
           本当らしい、とも思って。 ]

 
(224) 2022/05/24(Tue) 19:52:24

【人】 騎士 ノア



   ジュースは話盛りすぎだって、

    いや、ここ数年飲んでないし…



[ 仕方なく止められたように見えたけど
  いったいどれほど注ぐつもりだったんだ、
  遠慮に至ってはひとつもしてない。

          ついでに初めてが数年前なだけでそれまで経験もない。

  
  一杯くらいなら辛うじて…飲める…のか?

  アルコール耐久値くらい知っておくんだったな、

  と微妙に過去へ後悔を重ね。

  内容は聞こえなかったけれど
  金髪の少年が何か伝えているのは見えて>>197
  心配されれば、一瞬。
言葉に詰まってから ]

 
(225) 2022/05/24(Tue) 19:52:28

【人】 騎士 ノア



   具合?……
前に……


   ────大丈夫だよ、今は
   それも何年か前の話だし。

   噂は…この国に居た時間も長いし、
   聞いたことはあったな

   …店員が忠告しちゃっていいの?


[ どちらかといえば上手いこと言って
  引きずり込む方ではないのか。

  ゴーストの酒場だというなら、尚更。
  彼が特殊なだけで、他の店員の内情は
  違うのかも分からないけれど。

               それでもいいな、 


  ほんの欠片、ひび割れた心が
  訴えていた事は口にせず。

  「うっかりはしないよ」

  軽く、笑ってみせ。 ]
 
(226) 2022/05/24(Tue) 19:52:35

【人】 騎士 ノア



   何も、特別なことなんかないよ

   もうすぐ、現実を見なきゃいけなかったから
   …少し逃げたくなる時もあるでしょ?


   怖いもの見たさっていうのも、あったかな
   昔みたいに、好きには動けなくなっちゃったから


           ───…そう、僕冒険者辞めたんだ



[ 嫌なことがあった時、
  少し目を背けて落ち着いてみる。
  仕事が嫌だとか、誰かと喧嘩しただとか、
  きっと生きているなら誰にでもあっただろう
  小さな現実逃避。

           ──────のように、話した。


  大きな本当の中に、小さな
を混じえて。 ]

 
(227) 2022/05/24(Tue) 19:52:41

【人】 騎士 ノア


   ユスターシュこそ、
   お酒なら運ぶより飲んでそうなのに

   …変わったね、何かきっかけでもあった?


[ 闇に覆われた沼地へと足を踏み出す。

  死んだ理由。
  未だ、この世にいる理由。

  知りたくないと言えば嘘になるけれど、
  久しく会った知人なのだから

  彼の生きて来た道を辿りたい
  そちらの方が考えとしては強かった

  …話したくないこともあるだろうから
  ここで働くことになったことがきっかけだと
  最悪はぐらかしてもらえるような命綱は結んで。 ]**

 
(228) 2022/05/24(Tue) 19:52:55
騎士 ノアは、メモを貼った。
(a34) 2022/05/24(Tue) 19:55:31

【人】 砂の民 スティグ

[色々伝えた後、注文を持って席を離れる少年の後姿>>171を見送る。]


無理な事言ったかなぁ


[ぽつりと呟いた。
赤ワインのサングリア。>>168
友人は何でも飲んだ。
そして、酒休みだ、といって、本当にうまそうにサングリアを飲んでいたことがあった。
こういう酒こそ少しずつ飲むのだ、と言って一口ずつ飲んでいた。

良さそうだ。
しかも、ゴーストが作った酒とあれば、今度こそ。]
(229) 2022/05/24(Tue) 20:26:11

【人】 砂の民 スティグ

[しかし、次に少し悩んだような様子>>169を見て、あぁ、と気づいた。
もしかしたらここは持ち帰りをやっていない店だったのかもしれない。
彼には来て早々堂々と無理な事をお願いしてしまったのかもしれない。

しかしながら…ここまで来て酒を持ち帰らないつもりもない。
彼は「他のスタッフにも聞いてみた方が」と言っていた。>>168
その際にはいきなり頼むのではなく何かチップを握らせたり…
最悪、酒だけ出してもらって自分で密かに瓶に移し替えよう。

考えながら、彼が他の店員に声を掛けたりしている>>172のをぼんやりと眺めていた。]
(230) 2022/05/24(Tue) 20:27:01

【人】 砂の民 スティグ

[さて、と改めて注文が来るまでに店を見回す。
店はそれなりに賑わっているようだ。
店員…彼らもきっとゴーストなのだろう…も何人かおり、客もまた何人もいる。

先ほど少しだけ視線を感じた方>>142をちらりと見てみると、自分と似たような肌色の少女…
どぶろく、とか聞こえてくるが、やっぱり少女に見える子と、青みがかったグレーの髪色の青年が一緒に飲んでいるようだ。
彼女も東の方の出なのだろうか、と思いつつ、ふっと視線を外す。

東の国々の戦争は、いくつもの国が争っていた。
同盟を組んでいたと思えば戦いが始まったり、終わったつもりの戦争がある地域ではずっと続いて居たり、はっきりとした終戦日、というものはないくらいにそれぞれの思惑で戦っていた。

あっさり終わったところではあっさり終わり、長引いた場所ではずっと争いの種が燻っていた。]
(231) 2022/05/24(Tue) 20:29:24

【人】 砂の民 スティグ

 
ほんと、何だったんだかねえ
あの戦争。


[酒が欲しい。
色々と考えてしまったその時、少年が帰ってきた。>>214
元々仕込みは済んでいたのだろう。
ビールと一緒に食べ物も来るのがありがたい。]


いや、美味そう
いただきまーす


[早速泡がなくならないうちによい感じに注がれたビールを喉に流し込む。
うまい。
肌寒いなとか言ってたけど、ざるだけど、やはり最初のビールは何者にも代えがたい。

そして、一旦ジョッキを置くと、ブイヤベースをスプーンで掬って口に入れる。
暖かい、そして味も出汁もしっかりしている。
これならビールにもよく合う。

暫し無言で味わう中、彼がテイクアウトの件について切り出した>>215
(232) 2022/05/24(Tue) 20:31:12

【人】 砂の民 スティグ

 



[つい無言で話を聞いてしまった。
料理の美味さによるもの、というよりは、聞きたくないことを聞かされたから、だった。
少しの後、自分を納得させるように喋り出す。]


でも…
でもさ。
やっぱり、ゴーストが作った酒は、普通の人間が作った酒とは違うと思うんだよね。
そりゃ、材料は同じかもしれないさ。
けれども、作り手が違えば料理だって全然違う。
ゴーストと人間ぐらい違えばさ…
町で売っているのとは、そりゃ違うと思うよ。


[そう言われても、というかそうじゃないって言ってるだろ、という内容を言っていることはわかっている。
それでも、ここに来た事が全くもって無駄だったとは思いたくなかった。
普通にお酒を入れるだけでいいんですか、という彼>>215に、一旦息を静かに吐いて少し呼吸を落ち着かせてから言った。]
(233) 2022/05/24(Tue) 20:34:20

【人】 砂の民 スティグ

 
その瓶の酒さ、僕の友人に飲ませてやりたいんだ。
友人もゴーストでね。
元々足が悪かったから徴兵免除で村に残って、戦争で村が焼かれた時に一緒に焼かれたみたいで、今も廃村の崩れた壁に寄りかかってる。
顔は焼けただれて何言ってるんだかよくわからないし、やっと聞き取ったと思ったら酒が飲みたい以外には喋らないし。

一緒に飲んだ酒も、有名な産地で買ってきた酒も駄目なんだ。
近くに置いても、身体にかけてやっても何にも反応しない。
でもさ、ゴーストの作った酒なら、何か違うかもしれないだろう?


美味しいまま持って帰れるように瓶には祈りをかけてる。
だから普通に酒を入れるだけでいいんだけど…
君もこの瓶に入れた酒を飲む男が、美味しく飲んでくれるよう、祈ってやってくれないか?

それで十分だよ。


[そのくらいしかお願いできることもないだろう。
そして最後ににかっと笑った。]
(234) 2022/05/24(Tue) 20:39:11