人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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Revenger ヴィルヘルムは、メモを貼った。
(a0) 2020/11/28(Sat) 10:10:46

【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム

 

[ 学園生活は飛ぶ様に過ぎて逝った。
  そう感じるのは濃密な日々の所為か、
  疾く去れと秒針に向かって吼えたからなのか。 ]


   [ 何れにせよ、彼女の居ない季節は少し色褪せて、
     再び零れ花の時期を迎え、終わりを意識する頃には
     学び舎を懐かしむ想いもいつの間に消えていた。 ]


 
(25) 2020/11/28(Sat) 23:06:26

【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム




 ( ……あんな物は、
     未来が無いから終わらせてくれと
     自ら明かしている様なものだ。

        ならばお前は何故に戻れない路を征く?
        其れ程迄にお前を突き動かす訳は、 )


   [ 其れが■■であると気が付けないのは、
     或る意味では幸運だったのかも知れない。 ]

 
(26) 2020/11/28(Sat) 23:06:49

【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム

 

[ 誰かに激しい執着を注がれては息を奪われる日も、
  誰かにしがみ付いては温もりの分け合い方を教わる日も、

  隣から寝息が立てられるのを聞き取れば
  決まって同じ人物の行方を思い浮かべた。 ]

    [ 歪んだ執心と、真心による献身の違いは
      二人と関わっていれば次第に判るもの。

      遊びでは済まされない行為に火傷を重ねながら、
     
慕と博
の相違を学ぶ。 ]


( 盲愛の火に飲まれる前に身を引き、
  それ以上燃え広がらない様に振る舞う。

   未知である仁慈の施しに慣れる頃には、
   それが夫婦の間にある様な物とは異なると知れた。

    ────人心掌握と処世術を身に付け、
        知りたいものを欲のままに得る為に
        上手く立ち回っていたつもり。 )


 
(27) 2020/11/28(Sat) 23:07:42

【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム

 

[ 
執のエヴァーグリーンを、最期までこの眼は視ない。 ]


 [ 気心知れた仲だとばかり思い込んでいた白の王子を
   情欲に狂わせてしまったのが自分だと云うのなら、
   とどめの銃爪を引いたのも己に違いなかった。

   柔らかな笑みの裏に隠したものを暴いてみたいと、
   好奇心から踏み込んでしまったこの過ちは
   未だ薄く残る縄の痕と花の残り香に代わる。

       ────其れでも、心までは渡せない。
           だから何も告げずに去った。 ]


                  
演じた

 [ 獅子は演目の末に冷酷無比な暴君に成った。 ]

 
(28) 2020/11/28(Sat) 23:08:12

【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム

 

[ 深い
に似た抱擁を擦り抜けて、炎獄に身を置く。 ]


 [ 唯一恐れたものと言えば、
   何かを得てこれまでの自分より弱くなってしまう事。
   空の器に仁愛を溢れんばかりに注げば脆くなる。

   其れを乗り越えて抱き締め方を知ったからこそ、
   自分の居場所は此処ではないのだと強く思えた。 
     
与える先


      ────『ありがとう』で正解だったのか、
           正直今もよく分からないまま。 ]



[ 愛されなかったこどもは得た知識と共に飛び立った。 ]

 
(29) 2020/11/28(Sat) 23:08:36

【人】 帝王学部3年 ヴィルヘルム



 [ 己はこれから学友をも殺す。
   教師を手に掛ける事だって有り得る。
   報復の為に死ぬと解っている闘いへと赴き、
   英雄となり────そして死ぬのだ。 ]



( 近い未来に起こりうる事実を話したのは一人だけ。
  己が戦を巻き起こした事もいずれは耳に届くだろう。

  だからお前達は「今は」何も知らなくていい。
  初めから遥けき星屑に過ぎなかったのだと、
  嘆息の儘に────老いて逝け。

      其処に悲哀を背負い続ける様なことだけは
      あってはならんのだ。 )



[ 悪役になるからには、飽くまでも解り合えぬ存在として
  使命に生き、生涯を捧げ、必ず最期には滅びよう。 ]


 [     “だからどうか誰も引き止めないで”
   正門を去る背はそう語っている様に見えただろう。 ]


 
(30) 2020/11/28(Sat) 23:09:36

【人】 『赤い霧』 ヴィルヘルム

 

[ ────花など受け取った所で副葬品になる様なものだ。

   解っている筈なのに、同級生にも在校生にも
   さんざ揉みくちゃにされて贈り物に埋もれた。

   静かに過ぎ行く充実した日々に
   何もかも忘れて閉じ篭っていたいと思ったのは、
   二年生の頃までの話。 ]

           [ 砂時計は逆さには昇らない。 ]


 [ 既に自分の闘いに身を投じているであろう者に、
   腑抜けた姿は見せられんと、一年振りの花道を踏む。

   門を過ぎれば立っているのは暴虐の王だ。
   そう念じながら
愛した
学び舎を後にした。 
   振り返ることはもうない。 ]*

 
(31) 2020/11/28(Sat) 23:10:11
─仄暗い地下の奥から─


 …───あぁ、来たね?


[慇懃無礼に出迎えれば、
盗人君の短剣が俺様に向かって伸ばされる。

ひっでぇなぁ。
普通は宝の守護者たるガーディアンがいるくらいで、
ダンジョンの主たる俺様に出逢えるのは
冒険者的には超絶ラッキーなんだがなぁ。

まったくイマドキの若者は、
礼儀って奴がなってやしない。


まぁ、俺の顔を知ってて生きてる奴なんざ
精々同業者くらいのもんではあるが]

[なんて嘆息している間にも
その切っ先が俺様に届く事は無く。

先程起動しておいた
元気いっぱいの蔦触手ちゃん達が
その腕を、脚を。

ぎゅるぎゅると締め上げていく]


 そ。俺様がこの館の主。
 通称魔王様ってな。


 獲物を手放さないのは立派だが、
 変に力を入れるのはオススメしないどくなー?

 君もさぁ、折れたり千切れたりしたくないっしょ?


[朝顔に釣瓶とられてもらい水ってのは、
どっかの異界のポエムだったか。

その言葉の通り、腕に巻き付いた蔦の先端が
短剣を握り締める青年の指の一本一本に
巻き付き、拡げさせていって]

[やがて地面に落ちた短剣を、
よいしょと屈んで拾い上げると]


 俺様の噂は知ってっかなぁ?

 人体実験してるとか、人殺しだとか。


[ペチペチと峰の部分で、
目の前の魔法剣士君の頬を叩く。


胴体の部分だけ自由にしつつも、
反撃とかされたらほら、嫌だからさぁ。
手足の拘束はしっかりと。

半ば天井から宙吊りにするような体勢で持ち上げて]



 ────あれな、
全部本当
なんだよねぇ。


[にやりと嗤って、上から下へと。


 
短剣を、縦に振り下ろす。



青いマフラーと、その下の黒の着衣を
臍のあたりまで切り裂いて]

[うっすい胸板のあたりまで切っ先が入って
肉を裂いちまったが……

これくらい、後ですぐに治せる。


念の為服の切れ目に指を突っ込み、
血に汚れるのも構わず横に引っ張れば]


 ……んだよ、やっぱ野郎かよ。


[中性的な面してやがるから、
一縷の望みをかけたんだが……

貧乳ちゃんという訳では無かったらしい]



 なぁ、お前名前なんつーの?


[俺様が手を引き抜いたその切れ目に
何本かの蔦が集まって来る。

ある一本は疵口を舐める様に這い回り、
もう数本は着衣の更に奥────…


 早い話が、尻穴と性器に群がっていったのだった。


精々腰を引くくらいの抵抗ならできるだろうが……

それもただの時間稼ぎ]

[やがては俺様の見ている目の前で
蔦達は青年の下の装束を半ばずり降ろし。

剥き出しになった前の竿と後ろの孔。
両方を、指先程の蔦が責め立てはじめただろうか。

膨らみのある根本から
雁首へと向かい螺旋状に巻き付いていき。
辿り着いた蔦の先の細い部分が、
そうやって無理矢理立たせた亀頭の先端を
押し潰す様に弄くりまわす。

尻は尻で、つぷりつぷりと
蔦触手が人ではなし得ない柔らかな抽挿を繰り返し]


 お前を俺様のモノにしたくてな?
 んでちぃとばかし、その身体イジらせてもらうんで。


[まぁ、拒否権はねーんだが。

蔦達が兄ちゃんの身体を好き放題にしてる間。

俺様は実験台の準備をしながら
その様子をじっと観察していたのだった。

──俺様の目的の為には、
ある程度感度が良い方が助かるからなぁ。
これはほんの、事前調査って奴だ*]

【人】 『赤い霧』 ヴィルヘルム

 

 [ ────アーレンベルクもその例外でなく。

   血の禁術に悪魔との契約、
   生まれ落ちた時より背負った使命に
   死後の振る舞いでさえ異邦の存在に委ね……

   生殺与奪を投げ打って尚、
   故国に戻って初めに果たすべき役目は決まっていた。 ]


[ 即ち、父帝の
害。

      帝国の命運を握る皇子は玉座に上がる時機を
      意のままにする事さえ出来た。
      命を刈り取り、力を得ることで戦支度は整う。

    帰国して直ぐ行うと決めていたのは、
    還御の報せが冷めぬ内に民を焚き付け
    士気を保ったまま火蓋を切り落としたかったから。 ]


 
(39) 2020/11/29(Sun) 2:26:38

【人】 『赤い霧』 ヴィルヘルム



( 人殺しも初めての経験ではない。
  剣で兵を殺す方法なら十の頃、罪人を練習台に教わった。
  大将であり、最も強力な駒で在るべき『王』は
  血を見ることを誰より早く知っておかねばならなかった。


   王とは象徴だ。そして同時に兵器でもある。


  国の治め方をありとあらゆる視点で習ったが、
  どれも空虚な教典の様に記憶からすり抜けた。
  父と己とではまるで本質が違うと知っていながら、
  殺して奪う事には……一抹の不安が存在した。 )


(41) 2020/11/29(Sun) 2:27:41

【人】 『赤い霧』 ヴィルヘルム




[ 少年は剣を取る。
  新たな王に相応しい佇まいで陽の光に其れを翳す。
  抱いたあらゆる雑念を振り払おうとする様には、
  まだ僅かに幼さと未熟さが混ざっていた。

  咎人でも、魔女でも、平民でもなく。
  誰より神聖な存在である実の父は、
  同時に運命に呪われた子を生み出した張本人で。 ]


 ( ……この路を恨んだ事は無いが、
     選択肢などあってなかったようなもの。
     “自身で選んだ”などと宣えたのは
     俺の見栄か、或いは恐れからだったのか。 

       今となってはもう分からないが、
       この瞬間、確かなのは──── )



            ──────── 父上、

 
(42) 2020/11/29(Sun) 2:28:10

【人】 『赤い霧』 ヴィルヘルム





     栄光を掴み取ったその後────
     再び相見えるは地獄にて。


 ( 我々はどうしようもなく、
   業火に灼かれるべき人殺しだと云うこと。 )


 
(43) 2020/11/29(Sun) 2:28:41

【人】 『赤い霧』 ヴィルヘルム

 
 

 [ 
空を裂いた真一文字、

     音もなく一陣の風が通り過ぎれば

       一つの肉体が統率を失って膝を突いた。 ]


 
(44) 2020/11/29(Sun) 2:29:02

【人】 仇討王 ヴィルヘルム

 

[ 僅かに横に『ずれた』果実は、
  重力に従って滑り落ちようとする。

  重い剣を庭園の床へと放り捨てて、
  代わりに蜜を零す赤い実を胸に受け止めた。
  新皇帝の足許には切り倒された木が横たわり、
  その洞から同じものを垂れ流していた。 ]


     ( 何を言い立てた所で
       我々が殺人者なのは明白だとしても、

       この
は神にさえ裁かせはしない。 )


 
(45) 2020/11/29(Sun) 2:30:32

【人】 仇討王 ヴィルヘルム

 


   進軍準備をせよ。
   アルビ砦にて中央軍の再編成を行う。
   我々は今日より、簒奪者の歴史に終止符を打つ!


 
(47) 2020/11/29(Sun) 2:31:43
 

   魔王、だ、と……ぐぅ。


[ 目の前に現れた男は魔王だと名乗る。

  一体何の冗談なのか。

  しかしそれに異を唱える余裕はなく。

  男が言葉を述べてる間にも
  蔦はさらに身体に絡みつき固く締め上げてきて。

  指の一本一本に巻き付いてきたかと思えば
  強引に固く握った指先を広げていく。

  得物を離して堪るかと
  指に力を入れるも抵抗虚しく。

  カラン、と乾いた音を立てて短剣が地面へと落ちた]
 

 
[ 男は地に落ちた短剣を広い、
  此方へと向き直っては剣の峰で頬を叩く。


  軽口めいた口調で告げられるのは
  何時ぞや聞いた、魔王と呼ばれる男の噂。

  まるで自分の事のように語る言い草に
  最初は何を言っているのか理解出来なかった。


   
( 魔王だと? こんな男が?

      
…────そんな馬鹿な )



  こんな辺境の地に、あの、人々に恐れられる魔王が
  存在したなどど、信じられる筈もなく]
 

 
[ けれど、身体を宙吊りにされるように
  蔦で天井の方へと持ち上げられた後。

  その氷のような冷たい笑みに、向けられる刃に
  背筋にぞくっとしたものが駆け抜けた]


   
( まさか、コイツが……まさか!? )



  内心驚愕を浮かべるものの、
  表情は努めて平静を保ち。

  こめかみから冷や汗がぽたりと滴り落ちる。


  滴る汗が地面へと到達した、───その直後。
  短剣が目の前で振り下ろされる。

  ちくりと皮膚に走る痛みと共に
  マフラーと黒の着衣が
  胸の辺りから臍に掛けて切り裂かれた]
 

 
[ 露になる己の胸元。

  筋骨隆々というほどでもないが、
  引き締まった胸筋が形作るそれは
  明らかに男のものだったであろう。

  それを見た男は何処か不満そうな顔で
  身勝手なその言い分に片眉を上げては
  睨みつけるもそんなものはどこ吹く風。


  名を問われても
  射貫くような眼差しは変えぬまま]


   聞いて…どうするんだ。
   貴様にはどうでもいい事だろう。


[ 人間を物のように扱う男が人の名を聞くなどと。
  全く理解出来なかった。知ってどうするのかと]
 

【人】 仇討王 ヴィルヘルム

 

[ 刀身を伝う雫を振り払う。
  平原は赤く染まり、立ち開かる者は全て斬り殺してきた。

  かつての学友。見知った顔。
  家を継ぐ為に生家に戻り、戦に駆り出された者達。
  打ち拉がれるものも、心悩ますことも最早存在せず。 ]

      [ 見えない痛みばかりが降り積もっていく。 ]


[ 未熟な若者を殺した。肉盾紛いの老兵を殺した。
  奴等が戦支度など出来ていなかったのは明白だった。
  その上で、退かぬならば討ち滅ぼすのだ。

    汚泥と化した大地に屍を積み上げ、
    必要とあらば
いた。

    表面上の平穏を長年貫いて来たこの大陸に、
    これ以上ない程の巨大な篝火を上げる。 ]

 
(67) 2020/11/29(Sun) 17:14:14
 
[ 何本もの蔦が開いた胸元に伸びてきては
  服の中を蠢き、這い回り。

  傷口を舐められる度じくじくとした痛みを覚える。


  それだけならまだ良かった。

  蔦は胸元だけではなく下腹部の方へと伸びて
  着衣ををずり下ろしては下半身を
  男の眼前に曝け出す]


   っ…! あ、アシュレイ、だ……。

   な、何を……ぐ、ぅ……ぁ、あぁ……!


[ 屈辱この上なかった。

  手足を拘束され、下腹部を、陰部を
  敵の前に曝け出すなどと]
 

 
[ それだけに止まらず、眼下では蔦が己の陰茎に這い
  背面では不浄の穴にまでそれは伸びては蠢いて]


   は、ぁ゛……ッ、…やめ……ん、ぐぅ……


[ 蠢く蔦から齎されるその感触に
  目を閉じ、唇を強く噛んで堪えるものの。

  堪えきれない声が唇の隙間から零れ落ち。

  自然と下腹部に血が集まり肉茎は大きさを増して。
  浅ましくも無意識の内に腰は前後に揺れる。


  そのうち、蔦の動きが止まらなければ
  鈴口から白く粘ついたものを垂れ流し。

  身体をびくびくと小刻みに震わせた後
  全身をくたりとさせただろう]*
 

【人】 仇討王 ヴィルヘルム

 
           
我が民よ

          
Brabant!


    篤と視よ。之こそがお前達の拝する力。
   幼帝に始まる暗黒の時代の幕を引く者の姿だ。

     お前達は再びの栄光の先駆者となる。
   我が祖先を屠りし雨を晴らさんとする者達よ、
   其の御旗を、武器を、天に掲げるが良い!


   
 『 我々は必ず借りを返す! 』



 
(70) 2020/11/29(Sun) 17:15:54

【人】 仇討王 ヴィルヘルム

 

[ 血のような瞳に映り込んだのは、
  城壁を焦がしてゆく無数の焔。
  誰もが天を仰ぎ其れを見詰めた。
  斯くも怨みとは激烈であるか、と。

  対岸から黒煙が上がるのと同時、
  眼前の橋は遂に降ろされた。

    然れど望むのは交渉ではなく。
    裏切り者の
を以て代価とする未来のみ!


   雄叫びを上げ、軍勢の先頭から境内へ流れ込む。
   退路を切り開く為に現れた敵兵とぶつかり合い、
   全ては燃え盛る戦場と赤い霧の中に消え行く──── ]

 
(72) 2020/11/29(Sun) 17:17:05
 




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