二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a15) 2021/07/25(Sun) 10:37:12 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[まさか呆れられているとは知らないが>>24 万が一なんかあったら連絡来るだろ、くらいの仲だ 連絡が来てない時点で、特に柊は困ってないんだと 俺は勝手にそう判断した、ってことにしてくれ(なあ) 別にぼっちでも構わないんだよ、俺は。 あとで落川センセを誂いにいくかあ、なんて約束 まさかセンセも無事屋台へ繰り出してるとは知らず 気の向くまま神の赴くまま、拝殿へ …拝殿なら、階段を登り始めるだろうし 屋台なら、階段を下り始めようかというところ。 茜色が夕闇に飲み込まれ 辺りがすっかり暗くなる頃 ドォン、と暗闇を切り裂く破裂音とともに、 パッ、と大輪の花が夜空に咲いた >>1 人々の歓声 例に違わず視線を空に向けて 鴉色の瞳に彩りを映す。 足は階段の中腹で、止まったままで 暫し、空を眺めている ]* (27) 2021/07/25(Sun) 11:11:38 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a16) 2021/07/25(Sun) 11:14:25 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[夏の夜空を花火が彩る 人々は足を止めて、空を見上げて歓声を上げ 醒めやらぬ熱気が辺りを包んで。 ] 田邉さん? [声は出た。だから届いて居たはずだ。 怪訝な顔して階段数段上を見上げたのは、 なんだか通り過ぎた顔が歪んでた気がしたから>>48] (65) 2021/07/25(Sun) 14:07:34 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[………声は届いていたはずだ。 だから振り向いてくれただろうか。 振り向いたとて、何をはなせばいいのだろうか もし振り向いてくれなかったとしたら? 一瞬でも聞こえていた素振りを見せて、 それでも走り出したとしたら? 「 なんで逃げるの 」 そう言いながら、追いかけたかもしれないが きみに、追いつけたかどうかはわからない。]* (66) 2021/07/25(Sun) 14:07:55 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a24) 2021/07/25(Sun) 14:09:17 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a27) 2021/07/25(Sun) 14:36:28 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[今日一日で彼女が何を目撃してきたのか知らないし>>77 知ったところでどう心を騒がせたのかも判らない>>78 名前で呼ばなくなったこと、 さん付けで呼んでいること。 それが今でも蟠りになってるなんて思いもしないし いやだって先に呼び始めたのは田邉さんじゃないかと それはそれで火種を生んでしまいそうだった。 だから余計なことを言わなくて、良かった。 階段の数段上 花火の音と光を背景にして、 向けられた目線はそのまま逸らされ、 冷たい声が、振ってくる >>81 ] (83) 2021/07/25(Sun) 15:49:15 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也逃げる?俺が? [女心の判らぬ俺は 逃げている、の言葉に首を傾げる。 考えればそっけない態度のせいだというのも きっと分かることだというのに、 今は視界と聴覚を遮るいろどりのせいで そこまで思考が至らない。] (84) 2021/07/25(Sun) 15:49:28 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[自分の気持ちとまっすぐ向き合わない、 そんな意味で逃げている自覚はあるけれど きみから逃げてるわけじゃない。 視線を向けないようにしてるのだって、 きみから逃げてるわけじゃない。 ] (85) 2021/07/25(Sun) 15:49:40 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也別に逃げてるわけじゃないけど。 [一段、階段を登る。 久しぶりにまっすぐに、きみを見た気がする。 時折咲く華にきみの横顔が照らされる。 余計な感情が零れそうになって蓋をした。 同じ階段、同じ花火、夏祭り。 あのときと何も変わらないのに ふたりの距離は、開いたままで、 もう一段、近づく。] (86) 2021/07/25(Sun) 15:49:49 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也絶対関係なくないじゃん。 俺、なんかした? [だってきみは、俺に腹を立てている。 理由は全然わからないけど、それは明らかで。 もう一段、もう一段、とゆっくり登って、 きみよりたった一段下で、 きみの顔を、覗き見る。] (87) 2021/07/25(Sun) 15:49:58 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a30) 2021/07/25(Sun) 15:52:07 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[それから、目を逸して過ごしてきた。 きみを見てしまえば、意識してしまうから。 自分の心を気づかれたくなんてなかったから。 それから、名前を呼ばずに過ごしてきた。 自分だけ昔のままなんて、淋しかったし、 けれども「田邉さん」って呼ぶほうだって 本当はとても違和感があって、しんどかったよ。 離れてしまったことを、自覚してしまうようで。 だからきみが眠っているときとか、 きみがこちらを見ていないときだけ、 俺はきみのことを盗み見た >>1:240 こんな想いは俺一人で充分。 だから、どうか、気づかないでよ。] (118) 2021/07/25(Sun) 19:40:24 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[俺なんかした?って聞いたら きみは、「した」とか言うから。>>97 理由を聞くまでの一瞬、 あからさまに怪訝そうな顔を作ってみせて、 それから続く、「俺がしたこと」を聞いて。] いやだって、それは、 [そっち見ないのも 冷たい …冷たい?のにも俺なりに理由があって。 全然、って紡がれた続きは聞けなかったけど 笑ってくれない、って言われたら、 それは多分、自覚っつうか心当たりもあって。 いや下に立つのはずるいって思われてるのは心外 だって俺を抜かしたのきみのほうじゃん! でも、そんなことより、] (119) 2021/07/25(Sun) 19:40:54 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也あ、おい、待って! [花火が弾けるように、駆け出すきみを、 追いかけ始めるのは、二拍くらい遅れたあとだ。 腰についたリボンがひらひらと目の前を揺れる どんな気持ちで付けたリボンなのかとかは知らない。 階段ひとつ分下のアドバンテージは、 多分登り切るくらいまでは離れてただろうけれど ] (121) 2021/07/25(Sun) 19:41:44 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[腐っても元、陸上部なんだ、俺。 浴衣じゃなくて甚平だったし、 足は下駄じゃなくてサンダルだったし。 だから追いつくことは容易かったって信じたい。 拝殿のほど近く。出店の並ばない場所だったなら ほんの少し喧騒からは抜け出せてたかな なんとか追いついたであろう俺は、 きみの手首を掴んで離すつもりなんてなくて。 体格差はなくても、男と女の差はあるでしょ。 振りほどこうとしたって離してなんてやらない。] (122) 2021/07/25(Sun) 19:42:02 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也待てって。聞けよ。 別に冷たくしたいわけじゃねーし そっち見てねーのは、その、 理由が、あるっていうか、 [歯切れが悪いのは、お察し……できねーか。 できねーよな… ああ、くそ、 漸く、掴みっぱなしの手、離して そのままがりがり首筋を掻いた。 その瞬間に逃げられちまうなら、それでもよかった ] (123) 2021/07/25(Sun) 19:42:41 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[目なんか見れねーし ひらひら揺れるリボンに目をやったまま 花火が上がっては舞い散る音を聞きながら 俺は、 ]きみにしか聞こえない声で名前を呼んで (124) 2021/07/25(Sun) 19:44:27 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也突然、好きとか言われても、 困るだけでしょ。 だから意識しないよーにしてただけ。 それだけ。じゃーな。 [背を向けるのは今度は俺の方。 わけわかんないって言われたらそれでいい。 理解してくんなくても、それでいい。 せめて、したくて冷たくしたわけじゃないって それだけ伝わればいいな、と思って。 ぱぁん、とまたひとつ花火が大きく鳴り ぱらぱらぱら、と残響が神社へと響いた ]* (125) 2021/07/25(Sun) 19:44:51 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a36) 2021/07/25(Sun) 19:46:36 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[きみの声がちゃんと届く。 あのころみたいに名前を呼んで。 聞こえた。 聞こえたけど、聞こえないふりをしようとした。 だから振り向かないまま一歩踏み出したら、 今度はきみが、俺の手を掴む >>154 そういえばきっと(多分) お揃いのべっこうあめが握られていて 片手だけじゃあ、きっと上手く解けない …… 解こうとは、しなかったけど。 ようやくきみのほう 観念して視線を向けたら、 ふたつの瞳が、こっちを睨んでいた。 ] (174) 2021/07/26(Mon) 0:06:27 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[怒ってんな、って思っちゃって、 そんとき覚悟を決めたのは俺のほうだよ。 でもご尤もな怒りはだんだんと萎んで行って…>>155 ん?困らないの? ]って様子がおかしいのに気づきかけてた 好きでもない男から好きだって言われたら 困るだろ??困るよな??? ん??どういうこと???それって………? (175) 2021/07/26(Mon) 0:06:46 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[なにも、言い返さないで、きみを見ていた 手首、離されなくったって たとえ離れてしまったって 逃げるつもりはなかった。 背中で咲いたのであろう大輪の花火が きみの表情をほんのひととき照らして、 ・・ ]綺麗だな、ってまた思って、>>86 (176) 2021/07/26(Mon) 0:07:06 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也[茶化したかったわけじゃない。 でも「そういう男」な俺は、ちょっと微笑んで、 頭を横に振ってから、同じ目線のきみに言う ] ……そんな危ういこと言うと 攫われちゃうかもしれないよ。 [そばにいて、とかどう考えても反則すぎるし。 鈍感な俺には未だ真意が図りきれないから尚更。 攫うのは、俺かも知れないし、>>0:350 神社に出るわる〜い狐かもしれないよ、って] ………冗談。 [今日は、笑わないで真顔に戻った。 あの日とは逆だって、覚えてるかな。 ] (178) 2021/07/26(Mon) 0:08:20 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也迷惑かもしんないけど、 ずっと、ずっとさ、好きだった。 逃げてて、ごめん。 [……いや逃げてるのは俺自身からなんだけど どう、伝わってもいいや。 もう逃げないのは、変わらないから。] (181) 2021/07/26(Mon) 0:10:22 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也そばに居てほしいよ、俺も。 [願わくば、攫うんじゃなくて、 どうか、夕鶴の意思で、そばにいてくれたら。 俺のねがいが、はなひらきますように。 ]** (182) 2021/07/26(Mon) 0:10:48 |
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