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【人】 気紛れ者 空木[しゃらん。玲瓏な鈴の音が、響く。 鼓膜を爪弾くように、脳髄を揺すぶるように、極近くで。 思わず空を振り仰ぎ、ひとつ瞬けば、そこは美しき異界の社] ―――― …、 [くらり、立ち眩む心地] (4) 2022/03/18(Fri) 8:41:57 |
【人】 気紛れ者 空木夢、か…? 神社の階段から落ちて頭でも打ったか? [けれど、ここまで鮮烈な夢を見ることが叶うだろうか。 頭一つで思い描くには、己の想像力を遥か超えている。] 一泊十万は軽いな、ここ。 [ひやりとすべらかに磨かれた床、流麗な透かし彫りの欄間。 天井は高く、けれど圧迫感を感じるのは、異形から注がれる無遠慮な視線のせいだろう。 まるで、そう―――品定めをするような] (6) 2022/03/18(Fri) 9:13:12 |
【人】 気紛れ者 空木っ、あー… [かり、と首筋を掻いて宙を仰ぐ。 緩く頭を振ってから、気忙しく給仕に立ち回る童を呼び止める] それ。俺ももらえたりする? [朱塗りの盆に載るのは、黒地に金細工の奔る徳利と盃] (7) 2022/03/18(Fri) 9:22:09 |
【人】 気紛れ者 空木[立ち尽くしたまま、咽喉を反らし、手酌でぐいと盃を煽る] え。 なにこれ、うっま。 [鼻腔と口腔が、得も言われぬ馥郁に満ちる。 今この瞬間が、一番驚いているかも知れない。 童子が座るよう掌で示す、少し空いた一角。] や、それなら俺は…、あのあたりの方が。 [艶めかしい雌型の妖たちが集う片隅を指せば、 姦しく手招きされる] (8) 2022/03/18(Fri) 9:33:05 |
【人】 気紛れ者 空木どーも。お邪魔します…? [肚を決めて腰を据えれば、するりと纏わる白い腕と妖の匂い。 麝香を一晩焚き染めたような、頭軋ませる濃密な香気。 次々運ばれてくる馳走に、毒を喰らわば皿まで、と箸をつける] …うっわ、これも旨い。 これ何の肉? 羊…、よりは癖があるな。ジビエみたい。 普段からこんな美味しいもん食べてるの? [きゃいきゃいと賑わしい女たちと、直に談笑が始まる] (9) 2022/03/18(Fri) 9:46:18 |
気紛れ者 空木は、メモを貼った。 (a3) 2022/03/18(Fri) 10:16:46 |
気紛れ者 空木は、メモを貼った。 (a4) 2022/03/18(Fri) 10:18:12 |
【人】 気紛れ者 空木落ち着いて、ね。 大丈夫…とは言ってあげられないのが、歯痒いとこだけど。 [軽く頭を撫でつけて、今できうる限りの柔らかな響きで囁く。 確か他人の心臓の音を聞かせると、人は落ち着くんだったか。 かつてないほど隅なく身体に熱を巡らせようとする心臓に、その役目を果たせるかは疑問だが] なぁこれ、…もう、何ともなんない? [諦観の滲む声音で、それでも見知った男に縋るように、問う] (34) 2022/03/18(Fri) 14:17:12 |
気紛れ者 空木は、メモを貼った。 (a8) 2022/03/18(Fri) 14:22:59 |
【人】 気紛れ者 空木[咲夜の肩越しに、先ほどの長い髪の少女と狛のやりとりは視界に入っていた。 四つん這いで自ら擦り寄り、男に乞う姿も>>67 異界に足を踏み入れた当初から、危うい雰囲気を漂わせていた、あの少女。 雛としての記憶を持つ咲夜の、『雛が本当に嫌がることはしない』という言葉を思い返す>>17 真偽の程は分からないが、今頼みにできるのは、その程度で。 合意の上なら、介入することもないかと静観していたが。 真っ二つに服が切り裂かれ、衆目に露わになる姿] うわ……、見てらんねぇ。 [即座に視線を外して、口腔で低く呻く。 蕩けきった声をしきりと上げる様と、彼女の相手が、 境内で素朴さを見せていた男故に、干渉は控えていたが] こま。…あんまり酷く、しないであげてな。 [取り込み中の二人に声が届くかは分からないが、思わず呟いた] (72) 2022/03/19(Sat) 7:00:59 |
気紛れ者 空木は、メモを貼った。 (a19) 2022/03/19(Sat) 7:30:30 |
気紛れ者 空木は、メモを貼った。 (a20) 2022/03/19(Sat) 7:36:41 |
【人】 気紛れ者 空木そうじゃなくて…ね。全然、そうじゃない。 分かんないかな。 ――可愛い子に、酷いことしたくないんだよ。 [浅く被っていた面を額まで押し上げ、 濡れた瞳を間近く覗き込む。鼻先をすりと擦れ合わせ、 声を震わせる唇を自分のそれで塞ぐ>>75 一度、二度、柔らかな感触を啄んで] でもそれで悲しませたなら、…ごめん。 [このまま顔を見つめていると、何かまずい気がして、 簡単に手折れそうなか細い身体を、後ろから抱き直す。 肩口に顔を埋めながら聞く、彼女の返答。 妖に仕込まれた、雛としての記憶。 こんな酷なことを言わせるつもりはなかったと、苦い思いで耳を傾ける] (79) 2022/03/19(Sat) 9:20:56 |
気紛れ者 空木は、メモを貼った。 (a25) 2022/03/19(Sat) 10:00:54 |
(a26) 2022/03/19(Sat) 10:01:35 |
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