147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】
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ファーストキスだった時点で察しはついていたが
本当に限界暴走したとはいえ、あんなに丁寧に、
なおかつ痛くないよう最大限努力したのは初めてだった。
けれど、彼女はその痛みさえも乗り越えて今、
何をしても快感を覚えるようになっている。
それは多分、宿に泊まるたびに
彼女をベッドに寝かせるようになったから、か。
本当のところはわからないが、
魔力補給のキスを超えたものを求めているのは
お互いに確実であると見る。
『違うこともしたい』
そう耳に入ればまだ朝で良かったと心底思う。
口付けが止むこともなければ、
彼女に与える弱い刺激が強くなることもない。
けれどもそれに我慢できず彼女の手が
己の手に重なったのなら、
手を逆転させ、彼女の手を使って胸を触る。
なんて淫らだろうかと思うけれど、
そうなってしまったのはテンガン自身のせい。
そろそろかと膝での刺激をやめ、
彼女の片脚を横へ向けると下着に触れて
ぐっと中指を押し付けてみた。
太ももでは感じ取れなかった湿りが
押し付けた指には直に感じ取れ、
彼女の感度の良さに平伏しそうだ。
何度か指を押し付けたのち、ツゥっと秘裂をなぞり
彼女の様子を見ながら更に指を動かすのだった。*
| ファーストキスのやり直しは違うのかと 彼女の様子を見て、困惑するもの、 ダメならば断られるだろうと顔を近づけた。 >>0:185結果としてはNOを突きつけられ、 口づけを交わしたのは彼女の手のひら。 >>0:186顔を離して彼女の表情を見てみるが、 どこか自分の中で確信を得ているような表情だった。 「…………分かった。 俺との行為はカウントしないでほしいと 言いたいところだが、女性はそうとはいかないだろう。 けれど、魔力補給という治癒行為だとおもってほしい。 そうすれば、誰か好きな人ができた時に きちんとしたファーストキスになるんじゃないか」 体を離して、誠意ある言葉で返されると、 テンガンもそう言ってみる他ない。 >>0:189彼女とキスをしたいとは言ったが、 それは行為に慣れて効率よく魔力を分けてもらうため。 好きだからというわけではなかった。
(9) 2022/05/19(Thu) 12:13:05 |
| ──────── いいバディ そう言われると不思議な感覚にもなったが、 彼女が解消する気がないのなら湖で少し休憩して 次の街へと歩き始めて行った。 歩く速さが違って何度もテンガンが立ち止まる。 それだけはまだ暫く変わらなかった。
(10) 2022/05/19(Thu) 12:13:55 |
| それからというもの、魔力が底をついていなくても すぐに彼女を呼んで魔力補給をねだった。 高頻度になったそれが、徐々にそれだけでは 済まなくなっていくのは容易に想像できる。 バディを組んで暫く経った頃。 1つベッドを提案するもう少し前。 慣れてきた彼女と長い補給をしていたときに、 彼は彼女の腰に手を回し、 その柔らかな腰を撫でながら補給をねだっていた。*
(11) 2022/05/19(Thu) 12:14:41 |
[小さな声でつぶやいたおねだりは受け入れられて、
誘うように動いた手を逆手に取られる。
自身の手を大きな手が覆って、自らの手で乳房に触れる。
柔らかな弾力が跳ね返り、指の後を残すように沈んで。]
……ッ、ン……ぅ……
[細く喘ぐように息を吐き出した。
掌につん、と尖った先端が当たって甘い痺れが走る。
胸を覆うのは自身の手なのに、動かしているのは彼の手で。
僅かな緩急にも、ン、ン、と声を震わせた。]
[胸の愛撫に夢中になって、腿を抑える力が緩む。
彼の身体が股を割入るように押し入って、
下着越しに秘所を指先で撫でられたら、びく、と身体が跳ねた。]
ふぁ、……ぁ、んッ……
……やぁ、ッ……そこぉ……
[濡れた下着越しに指が入り口をなぞる。
それだけでもまたじわりと布地を濡らすほどに湿り気を帯びた。
指に感じ入るように、瞳を伏せて淫らに腰が揺らめいていた。]
彼女の手は一回りほど小さいだろうか。
そんな彼女の手を使って彼女の感度を上げるというのは
なかなかやれるものでもなく少し優越を感じる。
優越とは違うのかもしれないが、
こういうことを彼女の体でできる男、できた男が
テンガン以外にいないということは
ある種の優越だと言えるのだろう。
シャツを脱がせても良かったけれど、
そこはやはり大きいものを着せているからか
脱がせない方がいいような気がし始め、
そうするくらいなら、と片方の胸を執拗に触っていき、
彼女が自分で触るようになってくれたら
彼女の手から離れ、もう片方の胸に彼女の手とは
しなやかさも太さも違う彼の手が這う。
耳に届いてくる小さな声にテンガンの熱も上がる。
「は、……可愛い……何でそんなに可愛いの」
唇を離せば彼女から漏れる反応。
両手がそれぞれ彼女の弱い場所を攻めているからか、
反応も可愛く、体の動きも良く、好きが溜まる。
目を伏せている姿も良く、可愛いと呟きながら
下着を撫でていた指を横に動かして、
彼女の大切な場所を隠すその布をずらし、
指を押し付けていたその秘裂を直接撫でていくことに。
| 驚きの方が勝って、唇と手のひらが触れ合った時は 少しだけ固まってしまった。 けれども、離れるしかないと判断をして 彼女から無言で距離を置き少しして発声すると、 彼女が安堵しているように思えた。 >>12そして、お辞儀をされてしまうと テンガンは困った顔になってしまった。 こうやってお辞儀をされることには慣れていない。 ひとまず顔を上げてほしいと伝え、 片手を差し出し握手を求め、手を握ってもらえたなら テンガンの表情も少し綻んでいただろう。
(19) 2022/05/19(Thu) 22:39:46 |
| 「いや、………どうなんだろう。 そういう関係はいたことがないからな……。 君も、もし気になる相手ができたなら 遠慮なく言ってほしい。 バディ解消も進んでやるから。」 この頃はまだ彼女に恋情を抱いていなかったので バディ解消の話を平気で口にした。 >>15 >>16訪れなくて良かったと思うことのひとつ。 これが起きていたのなら、タイミングが悪ければ 彼女を離さないようにしてしまった可能性がある。
(20) 2022/05/19(Thu) 22:41:21 |
| 唇を重ねるだけでは補給が足りない。 >>17分かっていたから最初の頃はポーションをまだ持っていた。 けれども補給の仕方をさらに深めたら、 ポーションを持つ必要がなくなってきた。 ありがたいと思いながら、彼女の気持ちが動けばと 木陰だったり、人目につきにくい場所だったり、 彼女が喜びそうな場所で補給をお願いしていた。 「ん、………ね、ここじゃなくていい。 もっと……ミンのことほしい。 ………効率がいいんだ。……ダメ?」 腰を撫でていると彼女の目がとても見開いた。 落ち着いて唇を離し、彼女の腰をそのまま撫で、 少し前までとは違う声でお願いをしてみた。 >>18効率がいいのは後付けの理由でしかない。 ただ、彼女がほしい。 彼女に好きと言っても伝わらないだろうからと 言葉にしていないせいで誤解されるかもしれない。 けれども、彼女のことをもっと知りたい。 そんな欲求だけが今のテンガンの頭の中を占めていた。*
(21) 2022/05/19(Thu) 22:41:41 |
[重ねた手の動きが徐々に大胆になっていく。
柔らかな膨らみを揉みしだき、尖った先端を突付けば、
幾度も甘い声が上がっていく。
彼の手が離れた後も、自身の手を緩めることなく、
くりくりと先端を押し潰しては、吐息を漏らした。
自由になった大きな手がもう一つの双丘を掴む。
自身の手の動きとは違う手つきがまた新たな快感を呼んで
顎を逸らし、胸を反らして喘いだ。]
……ぁ、ぁんっ、……
テンガンの、て……あついよぉ……、ンっ……
[また可愛いと囁かれて、頬をピンクに染める。
惜しみなく注がれる愛情は、既にミンナの感情が溢れる程にいっぱいで胸がきゅう、と苦しくなる。]
[赤くなった頬を隠すように俯いて、空いた手で唇を撫でた。
小さな唇からは熱の籠もった吐息が度々溢れて、指先に熱を伝える。
愛撫される胸に、囁かれる耳に、意識を奪われていれば、
悪戯な指先がするりと布地を避けて、しとどに濡れた秘裂を撫でた。]
……んぁ、ッ……ぁッ、……
そこ、……さわっちゃ、だめぇッ……
[びくんと足先が跳ねる。膝を折り曲げて秘所を隠すように倒せば、
彼の腕に腿が当たる。
弾力のある腿をすり、と腕に擦り付ける仕草は、返って誘うような形になり、言葉とは裏腹にもっと刺激を望むように動いた。]
「熱い?だってミンが可愛いから。
まだ、もっと熱感じられるでしょ?」
彼女の胸を可愛がっていると熱いと言われ、
優しい眼差しで指を使い硬くなってきた先端を撫でた。
そうしていると、気持ちよくなっている彼女が
体をそらして、反応し始めていた。
視覚的にわかる彼女の感じ方が魅力的で仕方ない。
頬をピンクに染めているところもまた、
彼女が純粋で、男をテンガン以外に知らないことを
示しているのではないかと思うほどに可愛らしい。
「ダメなの?だって、ミンはここにもっと熱いのが
ほしいって思ってるんでしょ?
聞こえてくるよ、ミンが受け入れてくれる音。
いいよ、いい。……ほら、指がすんなり入る。」
ダメ、と弱く言う彼女にそう囁いて、
ゆっくり撫でていた中指を時折くいっと挿れ、
最後はくちゅりと音を立てて指の付け根まで
挿れてしまえば、可愛いよと囁き、
顔中に口づけを落としていった。
| 握手をした時の表情は鮮明に覚えている。 初めて彼女の表情にときめいたときだから。 好きを自覚するときではなかったが、 可愛い女性だとは思った。 >>27けれども、その握手のまま上下に振られて どうしたんだろうかと思えば思考はそちらに流れて。 >>28彼女がバディ解消の件でもやっとしていたとは知らずに。
(35) 2022/05/20(Fri) 0:18:04 |
| そう、はたからみればこれは男女のキスシーン。 本人たちはいたって真剣な状況下ではある。 けれども実の所、10回中4回くらいはただのキスだった。 序盤の方は彼女に慣れてもらうため。 彼女が慣れてきた後は、 もっと深いやり方に慣れてもらうため。 眺めの良い場所を街にいる間に聞いたり 道中カップルがちらりと見えたなら 出てきた道のほうに誘ってみたり。 デートとまでは言えないが、 単なる移動というには遠回りになっていた。 >>29この頃には彼女の歩幅に合わせて歩き、 彼女をミンナからミンと呼ぶようになった。
(36) 2022/05/20(Fri) 0:18:53 |
| 「…………………実際のところ、 これは、………バディだからじゃない。 1人の男として、…………。 ……ミン、君が……… 俺が、君を 好き と言ったら信じてくれる?」 彼女から与えられた魔力のおかげで、 立てるようなっているので、 逆に体から力が抜けた彼女を優しく抱きとめる。 >>30腰を撫でたまま、歯切れ悪くも耳元で呟いてみたが 今までの態度から信じては貰えないだろうと 思っていて、少し諦め気味に。*
(37) 2022/05/20(Fri) 0:20:23 |
[赤い尖りをゆるゆると撫でられて身悶える。
弱い箇所を丹念に触れられるようにされて、ふる、と弱く首を振った。
身体の奥に熱が溜まっていく。
触れる手も熱くて、どうにかなってしまいそう。]
……っん、……感じる……?
ぁ、ぁっ、ん、……むねっ、きもち……
[先端を撫でる指を押し返すように尖りがぷっくりと膨れ上がる。
いつしか己で弄っていた手が疎かになり、
は、と吐息を散らして胸に視線を落とした。
彼の言葉通りに熱を感じるように、蠢く掌へと意識が集中していく。]
[耳朶の近くで囁く声が脳髄に響く。
卑猥な言葉で煽られて、かあと頬に朱が走った。
言葉と共に蠢く指が、ゆっくりと縁をなぞって
淫猥な音を立てて中に入り込んでくる。]
……ぁ、ぁ、やぁ、だめっ……
ゆびっ、はいっちゃう……んぁッ……、
……やっ、……おと、やだぁっ……
[自らが引き出している音だというのに、
耳に届く音は酷くいやらしく響いて、思わず否定の言葉を並べ立てる。
なのに、指を含んだ中は喜ぶように蠢いて、深く沈んだ指を甘く締め付けた。]
執拗に障れば触るほど良い反応を見せる。
それは彼女が自分で触ることを疎かにしてしまうほど。
熱い吐息と視線が物語る彼女の熟れ方。
すぐにでもかじりついてしまいたいけれど
まだまだ、と言い聞かせて止まることなく可愛がる。
「ミン、自分で服脱げそう?」
もっと深く繋がろうと思った時、
邪魔になってくるかもとやっぱり思い始めて、
恥ずかしがりながらも感じている彼女に尋ねる。
彼女自身が体を曝け出す行為が恐らく淫靡。
無理やりとは言わないので、彼女が脱いでくれたなら
よくできました、と褒めてあげよう。
秘裂を撫でる行為の中でその中に隠れる秘芽も一緒に撫で。
くにっとくる反動がもっと触りたいと思わせる
不思議な箇所ではあるが、追々でも可愛がれると思い
彼の指はそのまま下へと移動していった。
「音がやだ?……それならこれでやめておこうか。
素直になってくれたと思ったんだけど、
俺の思い過ごしだったみたいだね。
まだゆっくり出来るからお休み?」
彼女の言葉はそういうことではないと分かっていながらも
素直になってくれなかったことへの意地悪を。
勿論中から指は抜かれて、胸を可愛がっていた手も
そこから離れていくし、よしよしと頭を撫でたら
ベッドから抜け出そうかと体を動かしたはず。
| 初めの頃はたしかに本当に足りていなかった。 けれども無理をさせても一緒と思い なれてもらうことを優先していた。 とはいえ、彼女が慣れてきたと思えば しっかりと補給のために長い時間をかけた。 彼女の力が抜ける理由が魔力補給のせいか はたまた違う理由なのか、 察してはいたものの、全て前者の理由と 彼女に聞かれても伝えていた。 >>38余裕がある時だけだったかもしれないが 導入の部分にも気を払っていた。 雰囲気というのは大事だそうだったから。
(43) 2022/05/20(Fri) 9:11:22 |
| 「そう。………信じてもらえないなら、 それでいい。……聞かなかったことにして。」 腕の中で彼女の目がみるみるうちに大きく開き、 目蓋が上下に通常の倍程度の速さで動き、 呼吸も落ち着きを知らず、終いには袖を握られた。 現状を受け入れられていないだけなのか 予測がつかない彼女の動き。 >>39受け入れられるわけもないと、 落ち着いたら移動しようと告げるのだった。*
(44) 2022/05/20(Fri) 9:11:55 |
[彼の手が大胆に動く度に熱が高まる。
胸を擽る手が、柔らかな肉を揉みしだけば、
僅かに息が上がり、はふ、と喉を反らして呼気を逃した。
愛撫に夢中になっていれば、
頭上から降り落ちる声に惚けた顔で彼を見上げる。]
……ん、……ぁ、うん……、
[脱がせるのではなく、自ら脱がせるように出される指示は、
酷く恥ずかしく羞恥心を煽られる。
躊躇うように瞼を伏せて、きゅ、とシャツの裾を両手で掴む。
ただ、こうしていても手伝ってくれないのは知っているから、
身を起こして、おずおずと裾をたくし上げていく。
シャツの下から日に焼けていない肌が覗く、
彼の手によってズらされたショーツが、
更に上へと持ち上げれば、何も着けていない双丘が顕になった。]
[内側へと沈んだ指は、くちゅりと音を立てて淫芽を撫でる。]
ひぁ、んッ……ぁ、そこ、だめっ……
[は、は、と息を乱して被りを振れば、
その言葉が届いたのか指はすぐさま離れていく。
思わず物足りなさに、ぁ……と、名残惜しむような声が漏れた。
更に追い打ちをかけるように愛撫が止まる。
シャツまで脱がせておいて、そんなことを言うのだこの男は。
中途半端に高められた熱で身体が疼く。
離れていきそうになる彼の袖の端を、つん、と引いた。]
……や、じゃないって……知ってるくせに、
どうして、そんなこと言うの……?
…………テンガンの、いじわる……
[上目遣いに熱に潤んだ瞳を向けて、もう一度袖を引く。]
「綺麗だよ、ミン。痕つけてもいい?」
彼女が恥じらいを持って脱いだシャツから
露わになったのは白くてキャンバスのような
艶のいい肌とふっくら丸く育った胸。
高頻度ではないにせよ、時折彼女に聞いてから
彼女が見えるところや見えないところに、
赤くて暫く残るような痕をつける。
ここ最近はつけていなかったので、
彼女が許可してくれたなら、赤い証がいくつか付くよう。
それは彼女への愛の証でもあり、
彼女以外の人間への牽制の証でもある。
可愛くて愛嬌のある彼女に興味を示す男を
数多く見てきて、そのたびに不快な顔をしていただろう。
彼女が恋人でないときは仕方なかったが、
恋人となった今では躊躇いもなく彼女の盾になる。
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