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【人】 配信者 テオ―BL号・大ホール― そりゃ、こんな嬉しいこと言われて断るわけが――、っ……。 [何やら先程から笑われているらしいことには気が付いていたが、さして気にすることも無く画面を見れば初対面の男二人のトーク画面とは思い難い可愛らしいスタンプの応酬に自身もまたくすりと笑う。 続けて送られて来た写真を開き面映ゆい心地で其れを保存する合間、相手>>2:3の言葉に笑いながら返そうとした言葉は不意の名前呼びによって途切れた。あの美しいファルセットを奏でる唇から、まさか自分の名前が紡がれる日が来ようとは。 湧き上がる喜びに綻ぶ表情を隠そうとスマホを口元まで持ち上げては相変わらず柔く細まった瞳で彼を見遣って] ……はい。絶対ですよ、涼さん。 連絡来なかったらオレから連絡しますんで。 [音こそそう変わらないものの、合わせて名前を呼んでみる。 周囲に気付かれないような変化に妙な満足感を得ながらその場を去ろうとする相手を見送れば、その背に己も手を振ってから踵を返し、軽い足取りで自室へと向かうのだった]* (0) 2022/01/16(Sun) 19:28:37 |
配信者 テオは、メモを貼った。 (a0) 2022/01/16(Sun) 19:30:08 |
【人】 配信者 テオ―BL号・廊下― [旅が終わってからの更新用に撮影をおこない、夕食前の休憩にとベッドへ転がったのが午後四時のこと。慣れない船旅の疲れが出たのか、深い眠りについた己が次に目を覚ましたのはディナータイムも過ぎた夜のことだった。 と言っても、まだ夜更けという程の時間帯ではない。 食堂なり売店なりで何かしら買えるだろうと踏んで廊下に出たところで、不意に手の中のスマホが震え出せば緩慢な動作で其れを見て] ……ふ。誘い文句もイケメンなことで。 [見下ろした先に表示された文面を見るなり笑みを零し、返事を打ちながら廊下を歩き始める] (3) 2022/01/16(Sun) 22:32:55 |
【人】 配信者 テオ[浮かれた気分を悟られないよう必要最低限の情報だけを送り付け、ゆったりとした足取りで食堂の方へと向かう。記憶が正しければ食堂近くに売店があったはずだ。 売店と一口に言っても売られている料理は食堂で作られた一級品、見慣れた飲み物も観光地料金のような有様ではあるが、カリスマアイドルに妙なものを食べさせるよりはマシだろう] ん……まあ、こんなもん? [結局、夕食用のサンドイッチ、つまみのチーズ数種に生ハム、カナッペ、ナッツ等、思いつくままに買い込んだ食材のほぼ全てに何者かの手によって>>2媚薬が盛られていることに気付くこともなく、白ワインを一本抱えて行衡の部屋へ向かう。 部屋番号は聞いていないが、つい昨日彼が部屋に入るところを偶然目撃していたので特に問題は無かった。 辿り着いた先で周囲の目を気にしながら扉をノックすると、静かな廊下にぼんやりと佇んで相手を待った] (4) 2022/01/16(Sun) 22:34:54 |
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