205 【身内】いちごの国の三月うさぎ
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ヤワタに4人が投票した。
ヤワタは村人の手により処刑された。
月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
[ 受け入れる側の負担や日々の努力について
察するに余りあるとはいえ、どれほど現実的に
伝えてくれていただろう。
言ってくれなければわからないからと
聞くことは少なからずあったとは思う。
事後の処理を手伝うこともあれば、
知識云々ではなく、セーフセックスを
強く意識したし、指先、特に人差し指と中指の爪は
常日頃から整えるようにしていた――とて。
覚えのない快楽を、紡ぎ合う日々の中
より負担が嵩むのはどうしたって、受け入れる方。
――現にこうして、自分には必要のない所作をひとり
こなしている。
それに興奮してしまう相手で申し訳ないとは、少し。 ]
朝晩とかね、
ああでも、ここなら朝も気にせず
お風呂入れるな
[ 初めて二人ででかけた日に、
温泉にも行けたら良いとは言っていたけど
まとまった休みを合わせるのは、難儀するから。
旅行に出かけるのは今日が初めて。
湯当たりしないで、と添えられた言葉には
そうだね、と頷いて。
だいぶ抜けているとはいえ、アルコールを
摂取した後の風呂、に油断は禁物。
泉質によっては湯当たりしやすい等々も十分
考えられるので。 ]
いいね、この辺は来たことないから
新しいもの、いくつも見つかりそう。
[ ぬくい湯の中では、重みはそうそう感じまいから。
同意を得られれば嬉しそうに笑い、
湯の中で片膝を立てる、とその拍子に
ぱちゃり、水面が跳ねた。
そのうち、挨拶すらも換算しなくなるが、
まず最初に数えるのを、意識的にではなく
気づいたらやめていたのが、約束、だった。
口にする度、罪悪感を蓄えることがなくなって。
叶えるために、ほんの少しの無理もするが、
それを無理だとも思わなくなって、
叶うことしか、言わないと言えばそれもそう
ではあるのだが。叶える努力を労力に思わなく
なったから。 ]
[ また一つ、約束を結んだからには、
近い未来、ここにもまた来ることになる。
――といってもまだ、夜と呼ぶほど
深い時間ではないから、まだまだ
ここでなければ、という項目は増えるだろう。 ]
……痛い?
[ 問うても、そこから手を離すことはなく。
伺うように、顔をあげると、
問う意味は、なかったのかもしれないと
苦笑いを一つ。
名前が呼ばれ、手が重なって。
そうではない、と分かってしまったから。 ]
ん、 なぁに
[ 酒気を強めに含んだ時に呼ばれたのと
同じように反応を返し、重なる手に指を絡ませて。
擽ったそうに竦められた首筋にも、
優しいだけのそれを贈って。 ]
優しくするって、言ったからね
[ これもまた、数える程にも満たない、
約束の一つ。
重ねられた手を湯から上げて、
自分もまた肩を湯から出して、
戯れるように、慈しむように、
すっかり湯の香に包まれた指先、に唇を。
唇で触れてもわかるくらい、温まっていても
体の奥にまたゆっくり、火をつけるように。
指先、指の付け根、掌、手の甲、手首と辿り
一度体をお湯からざばりと、あげて、
風呂の縁、岩の上に腰を落ち着けたのは
このままだと、のぼせかねないなと思ったので。* ]
[彼を受け入れると決めたこと。
それは、努力という言葉で表すのは少し違った。
男が求められる側になることに対して、
いざなってみれば、抵抗はなかったけれど。
自身が"そういう側"になることは、
今まで考えていなかったのは確かで、知識の浅さや、
経験の無さを、どう補おうかと思ったことはあるけれど。
異性同士でも同性同士でも。
愛を伝え合うことに変わりはないと思ったら、
以外とすんなり受け入れることが出来たから。
寧ろ、受け入れる側より。
俺で勃つのか、ということの方が気にかかったけれど。
初めて夜を迎えた日に、彼のものを見た時。
それは、杞憂に変わった。
受け入れる身体には、まだ、なってはいなかったけれど。]
[彼の方は彼の方で、細やかな意識を、
俺に向けていたことは、時折、気づいていた。
爪切りを使わずに爪研ぎを使うようになったこととか。
今日みたいによっぽどの余裕がない日以外には、
ゆっくりと時間を掛けて、身体を解してくれる。
これ以上ないぐらい、愛されているな、と。
感じて、照れてしまうぐらいには。少し。
自覚は、あるのだけれど。
それを言葉にするには俺にはまだ出来ない。
だから理性の皮を被って、普段どおりに接して。
何てことはない会話に笑うふりをして。
波打つ心を抑えたりする時も、時々。]
ああ、朝風呂もいいですね。
夜と違って、また空気が美味いだろうな。
[アルコールの代わりに、頬を染めるのはお湯の熱さ。
出すものを出したこともあって。
少しすっきりとした頭で、髪から滴る水気を払う。]
[彼が訪れたことがあるのなら、彼に任せて。
彼が訪れたことがないなら、二人で一緒に。
俺が知っている場所なら、俺が先に立って。
二人で過ごす場所を増やせていければいい。
写真に収められないぐらいの場所と思い出を作って。
どこに居ても彼を思い出せるぐらい一緒に。
約束を交わさなくても、自然と傍にあれるように。
この時、二人で暮らすことを考えるのは、
まだ随分と先の話だったけれど。
旅行かばんの中には、彼からもらった
うさぎの形をした合鍵は、今日も一緒に連れてきている。
彼が感じた後悔を、喜びで埋められるぐらい。
時間を費やして、増やして。共に、過ごしていけたら。]
[少し先の未来は、そんな時間を共有する証。
街から離れ、山間に建つこの宿は。
周囲の明かりが少なく数多の星と、月が空に浮かぶ。
衝立で仕切られている露天風呂のスペースの隣から、
声は聞こえない。隣が居ないのか。
それとも、今入っていないだけなのか。
風呂場ですらないのか、確認することは出来ないけれど。
湯船の中でもしっかりと感覚を与える掌に、
目を伏せれば、前髪に水滴が溜まる。]
……痛くは、ないです。
[掌の形が分かる程、痕は残っているけれど。
そこに痛みは全くと言っていいほど感じなくて。
寧ろ、それよりも。]
[重ねた手に、少しだけ力を込める。
俯いたままの前髪から、ぽたりと水滴が落ちて。
湯船に、一滴、波紋が落ちて。]
景斗さんのものに、
……なれたみたいで、いい。
[はにかむように、微笑んで。
彼の掌の上から、愛しむように脇の痕をなぞる。
愛おしい痕。
彼に付けられるものは何一つ嫌じゃなかった。
身体中に付けられるキスマークも。
身体の奥に残される仄かな熱も、
彼が引き抜いた時に僅かに感じる空白も、全て。
彼が其処に居たと実感できるから。]
[――ただ、今は。
そんな邪な考えは一切なかった。はず、なんだけど。
名前を口にしたのは、腹に当てられた手が
思いの外大きくて、温かくて。
首を竦めたら追いかけるみたいに、唇が。
薄い肌に吸い付くから、ン、とまた声が溢れる。
優しくはされている。確かに。
殻に覆われた卵を扱うみたいに、優しく。
手を持ち上げられて、指先に落ちるキス。
それが、指先では収まらずに、
付け根を辿り、上がっていくみたいに。
掌と、手の甲に滑って、手首まで。]
……っ、 ……けいと、さんッ……
[戯れのはず。たったそれだけなのに。
手首に落とされた唇に、ぴくん、と反応してしまう。]
[そんな浅ましい自分を、彼のせいにするみたいに。
焦ったように名前を呼んで。
は、と少し湯で火照っただけじゃない熱を零して。
少し、距離を取るように。
彼が湯船から身体を上げたことに、心なしホッとした。
のも、つかの間。
風呂から上がったせいで余計見えるようになった、
彼の裸体は、もう見慣れたはずなのに。
湯に浸かったせいで、いつもより色づいた瑕が
妙に目に毒に思えて、思わず視線を逸らしてしまう。
手は、まだ彼に取られたまま。]
……それ以上、されたら……、
[取られたままの手をきゅ、と丸く丸めて。
顔を背けた分、耳朶が赤いのが伝わってしまう。
先に火を付けたのは、あなたのほう。
だから、どうか。笑わないでほしい。**]
[ 苦しさを快楽に変えていく日々も、
痛みより快楽が上回るように丁寧に愛する日々も。
君のためでもあったけど、
自分のためだと知ったら、どんな顔をするだろう。
はじまりはたしかに、快楽を拾えるように
なんていう気遣いからだったけど。
性欲が湧き出て止まらないことすら
それを制御することすら、楽しいと思ってしまった
自分であるから。
ゆっくりと時間を掛けて、体がひらいて
くれるのを待つことも、
しつこいくらい弄り倒して蕩かすことも、
楽しくて、しょうがなかった。 ]
朝食の前に起きれたら
入ろうか。きっと景色も随分変わってる
[ 朝は弱い彼を揺り起こす事になるだろうけど
星空の代わりに、抜けるような青空を
山から降りてくる、新緑の香りを、
独り占めするのは惜しいから。
ひとりだった頃から、それほど多くの
時間は経っていないのに。
どんな小さな事でも、ふたりで。
が楽しくてしょうがなくて、
一人だった事など忘れてしまうくらい。 ]
そう、
[ 痛くはないと君が言う。
前髪からぽたりと、水滴が落ちて、そのあと
溢れてきた言葉に、なぞるように
動く手に、水面がさわぐ。 ]
その感覚、ちょっと羨ましいかも
俺もほしいな、君のものって印
[ 熱い湯に浸かっているから
以外の理由で心臓もさわいだ。
独占欲の印だとか、浮気防止だとか
人は如何にもな理由付をしたがるものだけど
美しい白に、その赤が似合うから
愛おしいから、気づいた時には、
もう、いくつも散っているそれ。
今夜に至っては、抗えない欲の塊を
押し付けたために、色付いてしまったもの。 ]
[ 抑えられないからではなく、
煽られたからではなく。
――また、罪滅ぼしでもなく。 ]
……うん?
[ 優しく したい。
優しく愛したいから贈ったもの、に
ぴくんと反応を示して、焦るように
名前を呼ぶから、素知らぬふりして、
指の間に舌を這わせて。
夜風に晒されても、冷えると思わないくらい
ぬくまった体から視線が逸らされて。
聞こえた言葉に、小さく相槌を打ち ]
願ったり叶ったり、かな
[ 零すと、丸まった手を彼の目線の先へ引く。
前ちょっと詰めて、と。
狙い通り、君の背と、岩肌の間
人一人分の隙間ができれば、
するりと自分の体でその隙間を埋めて。
脚の間に、君の体を挟み、
片手だけじゃなく両手とも、両手で捕まえて
細い首に、リップ音を響かせると ]
逃げちゃう?
[ 肩に顎を乗せて、赤い耳朶、
君の弱いとこ、の近くで楽しげに問いかけた。* ]
[早朝の誘いにはふたつ返事で頷いた。
せっかくの部屋付きの露天風呂を、
一度だけで済ませるには勿体ない。
夜の食事が豪勢だったからきっと朝食も期待できる。
旅館の朝に出てくる海苔が美味しいのは、
どこの旅館も共通している。
ほかほかの白米に乗せて、しなっていくのを想像したり。
かけ流しの湯から溢れ出てくる湯を見つめたり。
そうして見上げた夜空は、澄んでいてとても美しい。]
[印が欲しい。
その言葉に言葉に詰まって、水面に視線を落とした。
彼からは確かに見えないかもしれない。
脇腹ほどはっきりはしてないけれど。
そちらこそ痛みがしそうなものなのに。]
……印なら、ついてます。
背中に。
……俺の、爪の痕。
[頬を染めながら、チラと彼の方へと視線を投げて。
トン、と空いた手で自身の背中を指すように示す。
もしかして知ってて言わせてるのだろうか?
それとも、爪の痕以外にも
残して欲しいものがあるのだろうか?]
[ぱしゃん、とまた湯を散らして腕を下ろす。
片手は彼と重なり合ったまま、どちらとも離そうとはせずに。]
それとも、きすまーく?
[そう具体的に痕の話を挙げてみる。
そういえば、俺からはつけたことがないかもしれない。
彼が、"視られる"仕事だからというのが水面下にある。
付けられる分には一向に構わないのだけど。
元々独占欲も所有欲なども持ち合わせない質だったから、
人に痕すら残したことはないから、余計に。
付けて欲しい、と言われたら。
それはそれで、少し、心臓が跳ねそうな。]
[湯船の中で、ドッドッと心臓の脈が聞こえそうな程。
熱くなってきているような気がする。
反応を伺うみたいにこちらを見上げながら、
持ち上げられた手に舌を這わされて、
指の合間の柔らかい部分をなぞられる。
ぞく、とまた微かに身を震わせて、指を折り曲げ。
前に、と促されたら言われるままに尻で移動して。
空いたスペースに彼が身を滑り込ませる。
まるで後ろから抱き込まれるみたいな状態になって、
こちらから見えるのは、彼の足と前に回された手だけ。
ただ、後ろからいつもよりも近くに体温を感じる。
捕まえられた両手が彼によって捉えられ。
少し、自由を奪われる。
温泉で赤らんだ背筋もきっと彼の眼に晒されていて。
首筋に、唇を落とされて。]
…… ンっ、
[期待に震えるみたいに、顎を逸らしてしまう。]
[天を仰ぐみたいに上向けば、目に映るのは外の景色。
視界を遮るのは、木造で出来ている衝立のみ。
背徳感と羞恥で、心臓が騒ぐ。
ワルイコトをするみたいに
少し悪戯の音が乗った声音で、誘われて。]
……逃げ、ない
[ふる、と小さく首を振って。
囚われた手を彼の掌に重ねて、指を絡め。
恋人だけの繋ぎ方をして、彼の胸元に背を凭せ掛けた。*]
[ チェックアウトの時刻は遅めの11時。
朝食もそれほど早い時刻には、しなかったはず。
並んで、ゆっくり眠ることも、
ぽやぽやとした朝を過ごすことも、
この上ない贅沢のひとつ、だから。
それだけは何が当たり前になってもきっと
変わることがないだろう。
先に起き出して、あどけない寝顔を
眺めることも、いつまでも宝物みたいに、
抱えていたいと思うから。 ]
………あぁ うん、
そうか、……そうだね……
[ 言葉に詰まってた彼に、
心から不思議そうな表情をしたのは
許して欲しい。
――自分が相手に付けたもの、
に関しては意識が働いていたとしても
自分も、付けられている側 とは
思っていなかったものだから。
ついてます、と言われれば
妙に納得したように頷いたから
察してしまわれたかもしれないが ]
言われてみればそうだなって
気づいちゃって、
[ 照れるように、小さく笑う。 ]
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