【人】 半淫魔 メレフーいつかの日 真珠堂 テレベルムとー 驚いたな。 ここまで純度の高い物は、己れ(おれ)でもそうそう見ることが無い。 [たまさか立ち寄った店で、一際珍しい品を見つけた。 人魚の血と涙からなる妙薬、市場で卸せば非常に高額の値がつくだろう。 しかも、店主自ら精製し、他者の手が入っていないとなれば殊更だ。] (249) 2021/12/09(Thu) 13:38:49 |
【人】 半淫魔 メレフ[さてどうしたものか、これほどの品は是非とも欲しい。 けれど、手持ちの金は最低限の生活費、出費をする余裕もなく。 となれば、取れる手はひとつ。] なぁ、人魚さん。 己れは魔具を取り扱う職人なんだ。 何か欲しいものはあるかい? 品が思いつかなければ、どんなものが欲しいかでも良い。 [代わりに振るうのは、己の腕。 人魚の妙薬と交換ならば、最上級の品を仕立てて見せよう。] (250) 2021/12/09(Thu) 13:39:14 |
【人】 半淫魔 メレフ例えば、持ち主に著しい生命力と魔力をもたらす、「龍王の血輝石」。 甚大な魔力と引き換えとはいえ、死者の魂と交信する事のできる「冥府からの姿見」。 ーーそして、心に望んだあらゆるものを探し当て、どんな場所でも希望を示すと言う「黎明の方位針」。 [さて、この中に彼の望むものはあっただろうか。 もし、希望するものがあれば、彼の注文通りの品と、代わりに相応の数の「赤の真珠薬」とを受け取っただろう。]* * (251) 2021/12/09(Thu) 13:39:55 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a54) 2021/12/09(Thu) 13:40:55 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―――― 魔族の友人 ―――― 「 ふふ …… そうでしょ? 」 魔術にも魔力にも、――この世界における事象全てには 限度というものが付き物ではあるけれど。 そんなこと、口に出してしまうのは面白くないから 友人の同意には、咲って頬を緩めよう。>>231 「 私、欲しいものも願いも、妥協しないもん。 ………… その結果が、…… 」 (252) 2021/12/09(Thu) 13:48:23 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー噴水広場>>230>>248ー 色々探してはいるけれど、魔法の品、掘り出し物なんてものが街に来たばかりの自分に簡単に見つけられるわけもない。 少し疲れた、と思い休もうかと広場に寄ると、 詩人めいた身なりの良さそうな青年>>230と、行商人らしき姿>>248。 「勇者かあ…」 実のところ勇者の話はよく知らない。 自分が持つ魔剣グラムベルクと、もう一振り聖剣を持っていたらしいけれどそちらの話は詳しくない。 何か自分の旅の目的の参考になるか、と親しげな彼らの話を聞きに、近づいた。 それに、行商人なら何か面白そうなものを持っているかもしれないし* (253) 2021/12/09(Thu) 13:48:25 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ言葉の色を濁されれば、それ以上に踏み込みはしない。 …… ただ微かに聴こえた呟きの意味も、 彼女が黙するなら、その花を無理に咲かせることも。 「 材料? ――――― …… 、そうなんだ。 いつかリルの目的が達成出来たら ちゃんと私にも教えてね? 」 魔族ほど長命では無い自分が生きているうちに、 彼女が言うところの 材料 ≠ェ集まるかはともかく。 恐らくは、胸中に秘める者を抱えた者同士 約束の種くらいは、埋めたって良いだろう。 (254) 2021/12/09(Thu) 13:48:36 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a55) 2021/12/09(Thu) 13:49:29 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ甘くて美味しいパイと、穏やかな天気。 他愛ない雑談を交わし合うだけの時間は、 緩やかに雲が流れるように、過ぎていくばかり。* (256) 2021/12/09(Thu) 13:49:38 |
【人】 『人形屋』 サダル「大丈夫です。ありがとうございます。 その。ご丁寧に。」 りんごを受け取って。カゴの中に戻して。 足元におちた林檎もおそらく大丈夫だろう。 籠に戻してはスカートの裾を摘んで、礼儀正しくカーテシーをしてみせる。 そして、彼の姿を記憶に探した。 見たことはあるかもしれない。 けれど、ごくごく薄い記憶。 少なくともこの街に住んではいない様だ。 (258) 2021/12/09(Thu) 13:52:06 |
【人】 『人形屋』 サダル「旅の方。ですか? お祭り。楽しい。良いですね。 それとも。ナニカ。買う。売る?」 この個体。あまり言語機能が発達してないようだ。 栄養は胸にいった 子供の使いくらいならできるが、話す言葉は細切れで。その代わりにこりと笑ってみせる。 「買う人。ない時。 裏街。人形屋。良いです。」 くいと相手の手を取り、軽く引く。 もし売り買いで困ったなら来ると良い、と言う軽い勧誘が伝わるかどうか。** (259) 2021/12/09(Thu) 13:52:40 |
【人】 行商人見習い ポルクス[勇者の聖剣、は物語の中でよく聞く話。 何でも国の中心にあるお城に祀ってあるとか何とか 魔剣も持っていて、二振りのそれらを使って 勇者が戦っていたらしい>>20と。バラニが 勇者とお姫様のラブストーリーの中で子供らに 語っていたのを聞いたことがあるけど、本当だろうか。 こっちは何処に封印されてるのかわからないそうな。 昔馴染みに話しかけてた際に、 おや、と1人の青年に気づいた>>253] ほら、話の続きを聞きたい人は 山ほどいるんだし。ねぇ、そこのお兄さんも。 [そうでしょ?と、青年に水を向ける。 俺が知らないのだから、ここ数年で街に居ついたか それとも旅人かってところだろうとあたりを、つけて*] (260) 2021/12/09(Thu) 14:02:43 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a56) 2021/12/09(Thu) 14:06:55 |
【人】 行商人見習い ポルクス マジックアイテム? なら、姉ちゃんの店がいいかな。 イクリールっていう美人のお姉さんが経営する、 向日葵って街外れにある店なんだけどね。 色んなものが売っているんだけど、その中で 幾つかマジックアイテムみたいなものがあった筈。 [それと――別のモノも売っていたりするのだけど。 純朴そう(に見える)なこの青年には 少しばかり早いかな?どうだろうか。とも] (262) 2021/12/09(Thu) 14:11:33 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 魔術師の友人 ── ……何か手伝える事があったら 手伝うから、言ってね。 [ 彼女の呟きが 風に攫われる前にしっかりと聞き届けた。 けれど、そこに足を踏み込む事が無かったのは ラヴァが同じように>>254私に踏み込まなかったから。 胸襟を開ける関係も良いとは思うけれど 適度な距離感の方が私は得難い関係だと思うから。] 達成出来たら、きっと直ぐに分かるよ。 ラヴァも叶ったら教えてね。 [ >>254彼女が存命ならきっと教えに行こう。 そして彼女の望みが叶ったのなら 私はどんな結果であれ祝おうと思う。] (263) 2021/12/09(Thu) 14:13:48 |
【人】 向日葵 店主 イクリール…………もぅ。ラヴァってば。 ……もー……。 [ 珍しく調子を崩されて 言葉が続かない口にはアップルパイをぽいぽいと 放り込んでいった。 桜色に染まった頬を隠すことは無いけれど 代わりに目線を外にやると白い雲が ゆっくりと気ままに流れていった。]* (264) 2021/12/09(Thu) 14:14:40 |
【人】 行商人見習い ポルクス 他は、んーと。 裏街の方なら作り手は不明だけど 珍しい魔物の加工品が売ってある店もある。>>4 あとは、そうだね。精度高い妙薬が売ってある 真珠堂とかもおすすめかも。 マジックアイテム以外なら、バラムん家の店を いの一番にお勧めするんだけどね。 [自分のとこを勧めないのは、今回はマジックアイテムよりも 東の国の薬草やら乾物やらを、親方が多めに仕入れたからである。 取引には誠実に。へまをせず裏切らず。というのが 親方の信条で、弟子には皆守らせている。 そのため、行商人ではあるが割と信用が高く 俺が行商人見習いとしてくっついていけたのも それがあってこそであった。] (265) 2021/12/09(Thu) 14:17:07 |
【人】 行商人見習い ポルクス でも、マジックアイテムって結構金がかかるけど。 そんな金持ってるようには……。 [んー。と彼を見るがもし銀貨1枚を、バラムへ向け 彼がチップに差し出そうとするのなら あれ、俺の審美眼濁ったか……?となること間違いなしだ*] (266) 2021/12/09(Thu) 14:19:06 |
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。 (a57) 2021/12/09(Thu) 14:20:56 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ今まで拾った中で一番珍しいものは、と言えば 脚のついた人魚と答えるに違いない。>>239 倒れ伏す男の姿を見捉えた時、女は流石に双眸を見開いて ついに人身売買でも横行し始めたかと疑ったものだが。 「 ひゃ、 冷た …… おにーさん、生きてる? 大丈夫? 」 ひとまずは人命救助が先かと彼の頬へ触れてみれば 寒さにやられてか、ひやりと氷のように冷たく。 衰弱具合も、魔力不足も見て取れるとあっては くるりと指先で宙を混ぜた。 (267) 2021/12/09(Thu) 14:35:41 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 おにーさん、ちょっとだけ我慢ね 」 幸い自分の住処はすぐ近くだ。 魔術を編み上げ、風の力で彼をふわりと浮き上がらせる。 ローブを脱ぎ、仄かな熱を纏わせて 応急処置のように彼へ被せながら、家へと連れ帰って。 そのまま家の中も魔術で暖めれば、 流石に彼も、動ける程度には回復しただろうか。 魔力が枯渇したままではそれ以上を望めないから、 欲しい分だけ 魔力を分け与えることもして。 (268) 2021/12/09(Thu) 14:35:52 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ人魚であるという話は聞けただろうけれど 何故陸へ上がったのか、……なんてことまでは 話してくれたかどうか ―――― エオスという街がどういった存在なのか、だとか 人魚以外の種族や、人魚がどれ程稀有なものなのか ひとまず生きていくうえで必要であろう知識は 彼が求めるままに差し出しただろう。 ―――― 何せ人魚は、欲の象徴だ。>>214 魔術や霊薬の材料にも 富や権力の誇示にも成り得る。 ということを、彼が理解しているかも怪しかったため 何から何まで懇々と説明はしたに違いない。 (269) 2021/12/09(Thu) 14:36:27 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ暫くの間は、家で面倒を見ていたように思うけれど 案外短い間だったかもしれない。 方針が定まるまでここにいても良いと提案したものの、 彼は今現在、裏街で店を構えて生活しているのだから。 ( よりによって裏街だもんなぁ …… ………… 大丈夫かな ) 裏街へ行く頻度が以前よりも増えたのは、 生存と安否確認も兼ねている ―― なんてこと 流石に言うつもりはないのだけれど。 そこまで過保護にしなくても、という気持ちが半分と 出会った時の印象が色濃い気持ちが半分だ。 (270) 2021/12/09(Thu) 14:36:37 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラそうして散策がてら裏街へ足を踏み入れれば、 傘を持ち、白猫を首元へ纏わせる人魚の青年の姿。>>240 何故首に猫が …… という疑問はさて置いて 魔術師はにこやかに微笑み、手を振った。 「 テレベルム、今からお出掛け? かわいい子連れてるね 」 ころころと笑い声を転がし、揶揄うように眦を緩めれば 彼からはどんな反応が返ってきただろう。* (271) 2021/12/09(Thu) 14:39:14 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a58) 2021/12/09(Thu) 14:40:56 |
【人】 薬屋 テレベルム[職人が代価に掲げたうちのひとつ。 ――『黎明の方位針』に関心は奪われた。] ……そうだな、ならばこれを。 [金銭であればこのくらい、という相場を聞きうけ、 見合う限りの『赤い真珠薬』を持たせる事にした。 複数の小瓶に詰めた商品を手渡しながら、見送りにもう一言。] 人を……いや、人魚をひとり探している。 俺がまた旅に出るようならこの魔具を試してみるが――… ……もしあんたが何処かの地で 俺と同じ『種』に出会うことがあるのなら、 テレベレムがこの街で探している事を伝えて貰えまいか。 [商品として買い取られた『赤』に加え、 『白』をひとつ土産に付け足した意図は口にした通り。 それから、色彩豊かな髪を抱く背を見送っただろう。*] (274) 2021/12/09(Thu) 14:47:08 |
【人】 『人形屋』 サダル―裏街 「人形屋」― 店主は常に店にいる。 離れる時は本当に稀で。 まるでそれは枷のようで。 けれど店主は気にしない。 店の品を管理して。 店の中を掃除して。 口遊む歌はDonna Donna 気に入りの茶葉でレモンティーを作り。 今日も歩き回るのは別個体ばかり。 今更それに不満もない。 そもそも不満を持ち合わせるほどの人間性があるかどうか。 (275) 2021/12/09(Thu) 14:56:27 |
【人】 『人形屋』 サダル「"Stop complaining!" 」said the farmer "Who told you a calf to be? Why don't you have wings to fly with Like the swallow so proud and free?"」 レモンティーにぽちゃり。角砂糖ひとつ落ちた。* (276) 2021/12/09(Thu) 14:58:40 |
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