情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 小満末候 麦秋至[ねえ、小満さま。 わたしはあの時、あなたさまに見つけてもらってよかったと思っております。 そうでなければ、わたしは今頃きっと、 何者にもなれないわたしのままでいたかもしれません。 運命の瞬間というものがあるのなら、 あなたさまに出会った時がそうでした。 いつかわたしが『麦』ではなくなる時が来ても、 貴方のもとにいた『胡乃羽』を、できる限り覚えていてほしいのです――] (296) 2022/01/30(Sun) 23:14:13 |
【人】 小満末候 麦秋至[……とは言えませんでしたね結局! ええわかってますわかってます、言ったら恥ずかしくて逃げたくなってしまいますとも。 真に自分の心に従うためには、まだ勇気が足りません。 あるいはまだ、この時間に浸っていたいのか] お仕事が終わったら、小雪さまにもお手紙を書かないとねえ。 [気晴らしに別のことを考えるわたしである。 立春のお祭りにお誘いしてみようかって。 小満さまと小雪さま、両手に花みたいなことをしたいと個人的に思っているけれど、 それはさておき小雪さまにお手紙を出すなんて……本当に久しぶりだ。 署名は『胡乃羽』の方にしよう。 そう決めてから、睡蓮の池を覗き込む。 おもむろににこっと笑みを作れば、 水面に映ったわたしもにこっと笑う。 うん、上出来だ。 それじゃあ、今日も頑張ろっか**] (297) 2022/01/30(Sun) 23:15:12 |
【人】 灯守り 冬至――冬から春へ [ 嘗て 冬至域は雪と共に生きていた 雪の無い日は無く 冬には家を呑み込まんと堆く聳えた 雪に覆われ 雪に阻まれ 雪に囲われ 雪の内に数多の大切なものが失われた 民は、雪を疎んでいた ] (298) 2022/01/30(Sun) 23:20:51 |
【人】 灯守り 冬至[ 凍え行く民の心に 二人の若者が立ち上がる 雪に覆われ 阻まれ 囲われ 数多の大切なものが失われる雪の内 雪の姫は数多の灯に寄り添った 民の陽となり、民はその灯に希望を見る 希望に降りかかる闇を 傍らの剣士が悉く斬り払う 彼女達は 民達の陽となった ] (299) 2022/01/30(Sun) 23:20:56 |
【人】 灯守り 冬至[ 或る年の春のこと 常に雪と共に在る冬至域から 掛け値無く、一切の雪が消えた 夢でも見ていたかのように 夢から覚めたかのように 冬至域に 春の大地が広がった ] (300) 2022/01/30(Sun) 23:21:01 |
【人】 灯守り 冬至[ 其れは毎年訪れた 前触れはなく 理由などわからず けれど、必ず一度 雪が消えた。 民は其れを 神の恵みと称した ] (301) 2022/01/30(Sun) 23:21:06 |
【人】 灯守り 冬至[ 天は常夜 世の闇を満たす常夜の天 ] [ 地に満ちる白雪 遍く罪過を覆いたり ] [ 見渡す限りに遮るものの無い 薄暗がりの織りなす地平線 ] [ 昇る陽の無い世界に 少女は立つ ] (303) 2022/01/30(Sun) 23:21:27 |
【人】 灯守り 冬至* 空の盃 * 渦巻く暗澹 澱む罅 降り来たる暗夜 遠き彼方に明星 * 蜻蛉 蠍 狼 烏 蝿 驢馬 梟 澱み塗れた此の闇夜 * 災禍の夜 罪過の夜 呵責の夜を寄る辺無き夜を 満たせ此の夜へ盃一杯 こんこんと * (305) 2022/01/30(Sun) 23:21:44 |
【人】 灯守り 冬至* 古今今昔 去就の星夜 去来せし月夜 * 栄枯興亡 彼我の晴雨 貴賤 功罪 清濁の万象 * 遍く果てに利害無き吉凶を * 苦楽も悲喜も裏表 天地因果の死生は輪廻也 * * (306) 2022/01/30(Sun) 23:21:52 |
【人】 灯守り 冬至* 満たし零るは瑕疵の星 其の息吹に堕つるは誰が翳星 * 星やこんこん 雪やこん * * 満ちて 散りて * * ――――翳よ明け * (307) 2022/01/30(Sun) 23:21:58 |
旅する灯守り 小暑は、メモを貼った。 (a9) 2022/01/30(Sun) 23:25:07 |
【人】 “観測者” 処暑『 立春 』 “ 雪の寒さを身に浴びながらも、小さな春のはじまりを確かに見つけられるひと ” 『 雨水 』 “ これまで積もった雪を溶かし、春を迎える強さのあるひと ” 『 菜虫化蝶 』 “ 春の暖かさの中で、美しい蝶となるために一歩を踏み出せるひと ” 『 春分 』 “ 春の陽光のように、皆を穏やかに見守ってくれるひと ” 『 雀始巣 』 “ 陽光に照らされて、空へと飛び立つ、始まりの美しさのあるひと ” (309) 2022/01/30(Sun) 23:27:49 |
【人】 “観測者” 処暑『 立夏 』 “ 新緑の爽やかさを身に纏う、優しい眩しさを持つひと ” 『 小満 』 “ 成長の恵みを与える陽の煌きのような、皆に愛を振りまくひと ” 『 麦秋至 』 “ 麦畑を吹く風のように、遠くから知らない景色を運んでくれるひと ” 『 芒種 』 “ 梅雨の陰のある空気と、息苦しさと、そして愛を訴え掛けるひと ” 『 夏至 』 “ 雨空の向こうに、眩しいぐらいに君臨する陽を秘めるひと ” 『 小暑 』 “ 熱い想いと遊び心で、皆を開けた世界へ誘えるひと ” 『 蓮始華 』 “ 蓮の花のように、可憐で美しくそこにある華やかなひと ” (310) 2022/01/30(Sun) 23:28:12 |
【人】 “観測者” 処暑『 立秋 』 “ 夏の陽の明るさと、秋の夜の寂しさを併せ持つひと ” 『 白露 』 “ 涼しくなる朝にも前を向き、朝露の美しさを見つけられるひと ” 『 霜降 』 “ 眠りに向かう人々を見送り、自身は夜の中で哀しみを背負うひと ” (311) 2022/01/30(Sun) 23:28:33 |
【人】 “観測者” 処暑『 小雪 』 “ 凛とする冬の始まりに、しっかり立ちながら、皆を導くひと ” 『 大雪 』 “ 降り続く雪に大切なものを失くして、それでも生きていこうとするひと ” 『 冬至 』 “ 夜闇に全てを覆い隠して、人を救おうと笑う人 ” 『 大寒 』 “ 終わりの哀しさを感じさせつつも、そこに確かに春への小さな光があるひと ” (312) 2022/01/30(Sun) 23:28:54 |
(n0) 2022/01/30(Sun) 23:29:09 |
【人】 灯守り 小満灯守りの号なんて、本人が良ければいつだって受け渡せるものなんだし、小雪なら受け入れてくれそうだけど――そういう話じゃ、ないんだよな。 [わかるよ、と長く彼女を見てきたゆえの同意をぽつとこぼし。] 麦秋至はね、私と対等であってほしいと思って置いている蛍なんだ。 [そうして、唐突に話を変える。] (315) 2022/01/30(Sun) 23:42:36 |
【人】 灯守り 小満蚕起桑食は、昔から小満域を見ている誠実で真面目な家だ。 だから、総じて『仕事』のことをよく任せる。 紅花栄は、私の先代やその前の頃から小満の側仕えだ。 身辺のことはもちろん、来客なんかも任せる立場としてる。 麦秋至は、仕事の補佐でも、身辺の補佐でもない。 私の供ではなく『友』でいてほしいと思っている席だ。 だから空位でも仕事は回るし、君の席が空いていたんだよ。 [語る口調は穏やかで、しかし随分と真面目ないろになってしまった。 今までこんなことを語ったことがあったろうか。 誰にも、そう誰にもなかったように思う。] (316) 2022/01/30(Sun) 23:42:52 |
【人】 灯守り 小満だからね、その時が来たら、いいよ。 そりゃあ、友が遠地に越すのは悲しいけども。 友の門出を祝えないほど、狭量な男じゃないつもりさ。 ゆっくりやり方を探せばいいし、見つけたなら迷わず行きなさい。 気を遣ったりは考えなくていい。 友の幸福は私の願いだよ。 [にこり、今度こそうまく笑った。] (317) 2022/01/30(Sun) 23:43:31 |
【人】 灯守りの四 春分無理はしないわよぅ。 私が無理をしたら、困ったことになってしまうから。 でも、そうね。 心配なら、これからもずっと見張ってくれているといいわ。 [ よろしくね、と眉間のあたりを軽く指でつつきましょうか。 曇りが取り除けますように、と祈りを込めて。] お言葉に甘えて、今日はゆっくり体を休めましょう。 すぅちゃんも明日は遅くまで寝ていても大丈夫だからね。 [ こんな相変わらずの日々がこれからも続いてゆくのです ひさかたのひかりのどけきはるのひに**] (319) 2022/01/30(Sun) 23:44:46 |
【人】 灯守り 立春[大寒さんから灯宮の鍵を引き継ぐ 立春の日が刻々と近付く中、私は 麦さんが置いてくださったつぶこしアンケートを ぬいぐるみベッドに埋もれながら見つめていた。 最初に書かれた麦さんは、つぶあん。>>3:0 この隅っこのはローザちゃんの字だ。つぶあん。>>4:34 和菓子の説明をさせていただいたとき、 処暑さんが少しの間を置いて 御手に取られたのもつぶあんだった。>>3:114 こしあん好きは居ないものだろうか、と思えば 『こしあん!』と元気な字が躍っている。 これは葵ちゃんの字だ。>>128 立秋さんは『皆違って皆いい』と、>>3:46 大雪さんも『ぜんぶおいしいです』と答えてくださった。>>185 小雪さんと冬至さんは、桜餅と大福を召し上がられて 小雪さんはこしあんを選ばれ>>3:69 対する冬至さんはつぶあんがお好きなのかな?と 思われるような発言をされていた気がする。>>4:0 雀さんも、つぶあんがお好きだと>>3:120 お話させていただいた時にうかがった。] (320) 2022/01/30(Sun) 23:49:32 |
【人】 灯守り 立春[こうして見ると圧倒的に粒あんの方が人気な気がする。 白あんや芋あんといった第三勢力が好きな方や>>3:48 そもそもあんこを召し上がられない方もいるかもしれない。 三種類のどれが特に人気、というのはなかったように思う。 春らしさが見た目から感じられる桜餅も すこし物珍しいだろう椿餅も、 黒豆の食感が楽しい定番の大福も ありがたいことにそれぞれにご好評だった。 と、あらば。 ううむ。首を捻ってしまう。 つぶかこしかを選ばれる方の多い中で 丁寧な『おまかせ』の一単語が輝いている。>>4:9 大福ならつぶあん、あんまんならこしあんと>>124 こだわりを見せられた小蝶さんのお答えは 小満さんに通じるものがあるかもしれない。 さて、どうしよう。 いい加減決めないと、 材料の調達の問題もある。 必要最低限の材料は既に押さえてあるけれど 処暑さんに打診して、念の為追加のもち米を送って頂いて…… つぶあんこしあん両方を用意するのがやっぱり一番かな? ううん、そうするとしてもなにか物足りない。] (321) 2022/01/30(Sun) 23:49:36 |
【人】 灯守り 立春[何か妙案はないだろうかと 亡き師匠の遺品の手記を紐解いていたとき、 その一文は偶然にも目に飛び込んできた。 ──これだ。 そうと決めてからは、早かった。] (322) 2022/01/30(Sun) 23:49:39 |
【人】 灯守り 立春[普段は大人数分の煮物を作るときに使うような 大きな二つのお鍋を用意して、 片方につぶあん、片方にこしあん。 それよりひと回り小さなお鍋三つに、それぞれ 白あん、芋あん、桜あん。 甘い香り漂うお鍋たちの隣に 手のひらサイズの大量のパンケーキと トッピング用の苺や栗と生クリームを添えて、 『お好きなあんを挟んでお楽しみください』スタイルの どら焼きを用意してみたのだ。 これならあんこの種類も量も個々人の好みで選べるし、 小さな子たちは特に喜んでくれるだろうし、 たくさんの人に楽しんでもらえる気がする。 それとはまた別に、師匠直伝の和菓子トリオも 気持ちつぶあんを多めに用意して。 パーティーでの反省を踏まえて抹茶や緑茶も準備して、 さて立春域に暮らす皆々様や お祭りに遊びに来てくださった皆様からの 評判はどうだっただろう。 遂に迎えたお祭り当日は 必至に考えたスピーチ文を読むところから始まり、 数々の祭事や催しを経て瞬く間に過ぎていった。] (323) 2022/01/30(Sun) 23:49:43 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新