人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 世界の中心 アーサー



          [ 表裏である、とは思う。
            唯、残そうなどと思うのは、
            この日の偶然の産物ばかりだ。]
 
(291) 2020/05/26(Tue) 22:02:54

【人】 軍医 ルーク

   ―― 
外壁
 ――

[ 天の孔から落ちてきた機獣の先鋒は、数体。
 四足型、蜘蛛型、それから――
 自分の視力では、落ちてくるその姿を
 すべて捕えることは出来ない。
 手足を折り畳み、地上へと真っ逆さまに落ちてくる。
 隕石――という言葉は知らないけれど、
 もし知っていたなら、それに例えたことだろう。
 それらは轟音と共に地に落ちて、
 一斉に、金属が軋むような咆哮を上げた。

 防衛部隊の陣取る外壁の長距離砲台が、
 着地点に火を吹いた。
 轟音が地を揺らし、砲声が空を貫き、
 もうもうと舞い上がる土煙の中で、戦いが始まる。
 
 地上に居て近接戦を行っているであろう攻撃部隊の姿は、
 土煙と爆炎の向こうに紛れて、
 此処からでは既に視認できない。]
(292) 2020/05/26(Tue) 22:55:30

【人】 軍医 ルーク

[ 此処から見えていた一体――蜘蛛型の身体が沈み込み、
 脚が力を溜める。
 地を蹴りひと飛びに、まるで獲物を狙うように跳躍し、
 着地するや、回転を始めた頭部から、
 四方八方に弾が放たれる。

 胴体を狙った防衛部隊の砲撃は、
 その装甲に弾かれたようだった。
 振り上げた鉤爪が、
 その巨体からは想像もつかない速度で振り下ろされ、
 その切っ先が足元を穿とうとしたその瞬間、
 跳ね飛ばされるように、蜘蛛脚が千切れて宙を舞う。

 外壁からの長距離射撃か、
 あるいは近接で誰かが撃ったか、切り飛ばしたか、
 それすら分からない。

 千切れた脚は宙を舞い、荒れ地に今も残る建物の残骸を、
 まるで紙で出来た箱のように押しつぶした。]
(293) 2020/05/26(Tue) 22:56:55

【人】 軍医 ルーク

[ 戦場は此処から遠く、けれどもその距離は近い。
 機獣が全速力で駆け出したなら、
 瞬く間に射程圏内に入るだろう。

 その場所は此処から近く、けれどもひどく遠い。
 帰ってきてくれるとどれ程に信じていても、
 爆音が轟くたびに、閃光が閃くたびに、
 どうかその場所に彼がいないよう、無事であるようにと、
 ぺんぎんを抱く腕に力が籠る。

 潰してしまわないようにと腕を戒めながら、
 かたかたと震える指に、
 きゅう、と小さな声を上げて、ぺんぎんの羽が触れた。]


   大丈夫だ……


[ 自分自身にそう言い聞かせるように呟いた声もまた、
 ひどく震えていて。
 それでも目を逸らすことは、しない。
 最後まで、ちゃんと見守っている。見ている。]
(294) 2020/05/26(Tue) 22:57:46

【人】 軍医 ルーク

[ どれほどそうしていただろう、
 天の大穴から、再び落ちてくるものがある。
 ぞくりと、背筋が凍り付く。

 “総攻撃”
 それは、どれほどの規模の攻撃なのだろう?
 天の大穴の上には、どれほどの兵器が残されている?
 押し寄せる濁流のように、次々と投下される機獣は、
 その一体がどれ程のひとを殺すだけの力を持っているのか。

 ―― ぎらり、と、
 視界の片隅で、何かが光った。
 落ちてくる一体の軌道が変わる、

        
此方へと、落ちてくる。
]


  ――…っ!


[ これまでにはいなかった機体、
 これまでにはなかった状況だった。
 それが何かを頭が理解するよりも先に、
 総毛立つ尻尾が、耳が、その危険を全力で告げる。]
(295) 2020/05/26(Tue) 22:59:37

【人】 軍医 ルーク

[ 咄嗟にぺんぎんを庇い、物陰に飛び込み、伏せる。
 耳を劈く轟音が、先ほどまでよりも遥かに近くで炸裂し、
 爆風が巻き起こり、外壁を打つ。

 吹き飛ばされそうな衝撃を、うつぶせに伏せたまま、
 地面にしがみ付くようにして必死でやり過ごす。
 フードが風に飛ばされ、白い耳が露になる。
 その耳が捕らえたのは、二重三重に轟く砲撃音だ。

 外壁の方向が攻撃された、
 けれども、直撃はしていない。
 狙いを外したのか、防衛部隊が防いだのか、
 あるいはそれとは別の何かが起こったのか、
 何が起こったのかは分からない、けれど――…

 言うことを聞かない脚を励まし、よろりとたちあがれば、
 外壁の向こう見えたのは、
 今までに見たことがない形の機体が、三体。
 捻じれた首が回転し、昆虫のような複眼が、
 ぎろりと外壁を――その向こうの前線基地を睨み据える。
 遠くにあるはずのその目が、酷く間近に見えた気がした。
 射抜かれたように、脚が竦んで動かない。

 直感する。
 あいつらは、基地を狙っている。]
(296) 2020/05/26(Tue) 23:00:46

【人】 軍医 ルーク


  ――…、
  いいか、逃げるよ、
  この場所は駄目だ。


[ 先程の爆音のせいか、
 ぺんぎんに語り掛ける自分の声が遠くに聞こえる。
 以前の自分であったら、自身の命にすら頓着せずに、
 外壁に留まり続けていたかもしれないけれど――
 今は、違う。

 自分のいる場所に敵は近づけさせないと、
 彼はそう言ってくれた。
 何かあったら、名前を呼んでと。
 けれど、自分だって、足手纏いになるだけじゃいけない。

 外壁どころか基地のどこにいたとしても、
 安全な場所なんてきっとない。
 それでも少しでも逃げやすい場所で、自分の身を守らないと。
 戦いが終わったら、怪我人だって出ていることだろう。
 彼が守りたいと思った者たちだ、
 自分の責務でもある、皆を“死なせない”ようにするために。

 それに、なによりも。
 ちゃんと、最後まで見守って、
 帰って来るのを “ 待っている ”。

 足を励まし、ぺんぎんと共に外壁の階段へと。]
(297) 2020/05/26(Tue) 23:02:36

【人】 軍医 ルーク

 
 
 


[ 蟲型の機獣三体の“前方からの”突撃に紛れるように、
 静かに戦場を迂回して移動する“もう一体”の存在に、
 いまはまだ、気付かない。]*
(298) 2020/05/26(Tue) 23:03:13

【人】 ミア



 [ 勿体ないなあ、と思うのは、
  そう、"元"貧乏人の性かもしれない。

  其処にあるだけの服というのも、
  果たして認められるべきなのだろうか。
  おかねもちなきぞくさまの文化か知らないけれど、
  ……まあ この場合、それこそ趣味なのだろう。 ]

 
(299) 2020/05/26(Tue) 23:04:04

【人】 ミア



 [ 青を、湖面から摘み取った。
  花弁のいちまいが重なったすがたは、
  成程、遠くから見たよなドレスのスカートに似て。 ]

 
(300) 2020/05/26(Tue) 23:04:30

【人】 ミア



    ─── 薔薇は幸せ なのかなあ。
        残す、 残す の。

 [ でも、それはもう 大事にされているのだろう。
  王宮なんて世界でいっとう"高い"場所!

  なんだったか、花言葉、というものを、
  残念なことに知っていなくても。
  それぐらい、分かってしまうから。 ]

 
(301) 2020/05/26(Tue) 23:05:23

【人】 ミア



 [ 花弁は、千切っていないし、食んでもいない。
  多分、そういうものではないのだろう。

  片手に乗せたまま、ずぅっと見詰めては、
  ふうん とか、曖昧な相槌を乗せるだけ。 ]

 
(302) 2020/05/26(Tue) 23:05:44

【人】 ミア



 [ ……音を出さないことも、
  動きだけなら、察されないことも、
  そこそこ得意であったから、

  きっと 気がついたときには立ち上がっていたし。
  グラスを置いた、その手で、
  正面、何時かと反対に、

         細い腕を引っ張り上げている! ]

 
(303) 2020/05/26(Tue) 23:06:55

【人】 ミア




        [ 青薔薇が 宙を舞う。 ]


 
(304) 2020/05/26(Tue) 23:07:26

【人】 ミア



 [ 勢い余ってふたり床に転がったあたり、
  力を入れすぎたのだろうし、軽すぎた。
  ─── もっと食べれば良いのに、は、胸の内。

  絨毯に、茶が控えめに広がる。
  碧は、真上の薔薇色を、見詰めていた。

         わらって いた、と 思う。 ]

 
(305) 2020/05/26(Tue) 23:08:59

【人】 ミア



       ………… ふ、ふふ
       ほんとに バランス、悪いね。 

       ダンス、ちゃんと習ったら、
       私の方が上手くなれそう。


 [ 片手は転がった拍子に離していた。
  吃驚させたかっただけだから、別に、
  何をしようと言うわけでも、無い とは、いえ。 ]

 
(306) 2020/05/26(Tue) 23:09:59

【人】 ミア




    [ ……声を向けるには、多分、丁度良くて、 ]


 
(307) 2020/05/26(Tue) 23:10:59

【人】 ミア



     私 は 残りたく ないなあ……。


 [ 指先に任せて問うた跡も、
   思い返せば そう、千切りたくなる よな。 ]

 
(308) 2020/05/26(Tue) 23:14:43

【人】 ミア



  [ 確かに、水を、飲んだはずではあるけれど、
   ……暴くよな、細い声は、薔薇の香の所為だろう。 ]

 
(309) 2020/05/26(Tue) 23:14:58

【人】 神置 穂村


[甘い物への反応を見る限り
ユージンは自分程甘党ではなさそうだ]


 難しいこと…なのか?

 ユージンの方が、自分の国の言葉と
 全く違う日本語を使っているし
 俺より難しいこと出来てると思うけどな

 俺、多分…そっちの言葉だと
 挨拶するのがやっとの赤ん坊並だぞ


[考えている内容がそうであると
おそらく彼はいいたいのかと思いつつも
違うかも知れないので、笑いながら
自分にとっての難しいを取り出して話す]
 
(310) 2020/05/26(Tue) 23:36:53

【人】 神置 穂村



 …さっきの俺?


[いつのどの瞬間の話だろうか?

気になりつつも、先に話すといったことを
ユージンに伝える為に
テーブルにスマホを置き
頬杖をつくのをやめて姿勢を直して

指を画面に滑らせた]
 
(311) 2020/05/26(Tue) 23:39:29


 『ユージンが可愛いなって思ったのは
  学校の練習室で待ってた時かな

  その時、このメッセージくれただろ?

  いい子だから待ってます
  〜なるべく早く帰ってきて下さい

  こどもの頃、親父の仕事について行って
  終わるのを待ってた時を思い出した』

 

【人】 神置 穂村



 …また、長くなるかも、ごめん


[と、いいながらも指を止めることはなく
さらに文字を打って、言葉の続きを積み上げていく]
 
(312) 2020/05/26(Tue) 23:43:23


 『俺はきっと、自分自身のことを
  これまでもこれからも
  可愛いと思うことないだろうけど

  あの時、俺を待ってたユージンは
  こどもみたいで可愛いなって思って
  不思議な気持ちになった

  多分、親父を待ってた俺も
  親父からしたら可愛いかったんだろうな

  不思議だよな…俺は自分のこと
  全然、可愛いと思ってないのに』

 

軍医 ルークは、メモを貼った。
(a23) 2020/05/26(Tue) 23:47:59

【人】 神置 穂村



 …何、いいたいのか
 自分でもよく分からないけど

 あの時のユージンは、めっちゃくちゃ
 可愛いかったってこと…かな?

 
(313) 2020/05/26(Tue) 23:48:03

【人】 神置 穂村


[取り留めのない言葉が続きそうなので
ここで一旦止めることにした

自分でもよく分からないことである
多分、ユージンにも難解に思えそうだし
そういう意味でなら、確かに「難しい」

ホイップクリームがかなり溶けて
温くなったキャラメルマキアートを
ぐいっと飲んで、カップを置いた**]
 
(314) 2020/05/26(Tue) 23:49:14
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。
(a24) 2020/05/27(Wed) 0:37:45

軍医 ルークは、メモを貼った。
(a25) 2020/05/27(Wed) 0:43:12

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



 [ それから、その日は
     いくら待てども 待てども

        雨音の返事は返らなかった ]
(315) 2020/05/27(Wed) 3:09:27

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也



 [ ノートを持って帰って
    何回でも中身を確かめたい気持ちを押し殺し

  その日は 大雨の降りしきる空の下 駆け抜けた


    ――雨音のいる 病院へ  ]
(316) 2020/05/27(Wed) 3:09:52

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也




  [  ねぼすけは 目を覚さまさない。
   たしかに光を掴んだ気がしたのに


    ノートに字が増えたこと
   あれは 錯覚や言いたいんかいな 神様


   あのペンギンを握らせて
   握り返してくることを ただ待って


   ――時間だけが、過ぎてった ]
(317) 2020/05/27(Wed) 3:11:16

【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也




 [ その夜 夢を見た ]

 
 
(318) 2020/05/27(Wed) 3:12:00
 




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