81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】
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| >>20 >>21 【調理室】 「うん。大丈夫。いただく、よ」 受け取り、いただきますと呟いて口に運ぶ。 すべては食べきれないけれど、乗せられた分はしっかりと食べていく。 これが何の肉であろうと……この後、その見当がついてしまっても。 食べて生にしがみつかねばならない。 フジノが抱えるいのちは、フジノひとりのものではない。 (22) 2021/07/10(Sat) 22:16:03 |
これはどこかの時間。
死んだ男は、手術室で自分の死体と少年を見つめていた。
聞こえないと知りながら、返事をし続ける。
「きみは何も悪くないんですよ」
以前のように頭を撫でようとして、
己がさせたことを思い出せば、手を下ろした。
「いつか、助けがきますから」
どうせわからないのだから、撫でてもいいとわかっている。
しかし、そんな資格は無い。
「……」
いや、自らそれを捨てたのだ。
──貴方は良い子だから。
──自分の我儘に付き合ってくれると、信じていた。
「ありがとう、」
「ごめんなさい」
あのとき伝えたかった二つの言葉を、小さく呟いた。
| >>23 >>24 【調理室】→【手術室】 「ごちそう、さまでした」 食べ終えればそう言って手を合わせた。 ロクの片付けを手伝い、メイジの後に続いて歩き出す。 進むにつれ、異質な匂いが鼻をつき始めた。 それは手術室へ入ると一層強くなり……視線を奥に向ければ、変わり果てた医師を見つけた。 今日は、叫ばなかった。 ただ悲しげにその場の人々を見つめた。 (25) 2021/07/11(Sun) 2:17:27 |
| >>28 >>29 【手術室】 貴方達をじっと、黙って見つめている。 メイジが“悪いこと”をしていた事は、本人から聞いた。 ……ロクは『誰の骸』から聞いたのだろう? フジノに人外の声は聞こえない。 姿も見えない。 そこには物言わぬ肉の塊があるだけだ。 ―――あぁ。 あの『肉』達は、そういう事だったのかも。 やっと思い至って。 そっと、腹を撫でた。 (30) 2021/07/11(Sun) 13:54:46 |
あの日、彼を黒猫を抱え見送った。『無事に帰ってきてくださいね』
| (a6) 2021/07/11(Sun) 16:30:59 |
| (a7) 2021/07/11(Sun) 16:31:17 |
| フジノは、きっと。肉の正体がわかっていても、口にしていただろう。 (a8) 2021/07/11(Sun) 16:32:25 |
ロクと話をしている。結構、かなり、ながく、ずっと。
| >>33 >>35 【手術室】 フジノはやはり、黙って聞いていた。 どうせ全てを知ることも聞くことも、できないのだろう。 ただ、ここで何が起こったか。 彼らが何をしたか。 自分がどう加担したか。 それらの断片を生きている間、抱えるのだ。 それが生かされたフジノに唯一できることだから。 「……メイジ」 名を呼んで、貴方の傍らにしゃがむ。 丸くなった背を優しく……少しぎこちない手つきで、撫でただろう。 貴方が落ち着くまで、大丈夫だと思うまで、何度でも。 (36) 2021/07/11(Sun) 20:57:46 |
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