人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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視点:


ラサルハグは、されるがままだ。きょとんとしている。>>a55
(a57) 2021/04/23(Fri) 21:50:53

ラサルハグは、ゲイザーとキファの騒動に痛ましい顔をした。
(a66) 2021/04/23(Fri) 22:08:51

【人】 操り人形 ラサルハグ

-宿・ブラキウムの自室前 夜 -


 日の沈んだ後、とある宿屋の廊下を歩く青年の姿があった。
 傍らのひとは男とも女ともつかない中性的な容貌をしている。

 目的の部屋の前へ着くと、ノックを2つ鳴らして呼びかけた。

「ブラキウム。開けてくれ。ラサルハグだ」

 たとえ相手が女性でなくとも訪問には不適切な時間だ。
 こんな時間に現れるのはごく親しい友人でなければ、
 
魔のもの
に違いない。

 ラサルハグは兎のぬいぐるみをひとつ抱えている。
 それは以前にブラキウムに渡したぬいぐるみによく似ていて、
 背中にチャックがついているところが違う。

/*
Sorry 寝ます...
お二人で進めちゃっても構いません。
その場合、ラサルハグは傍観していると処理しちゃってください。
Good Night!
(121) 2021/04/23(Fri) 22:33:14


「……見つかるかしら」

 手を引く。これは目の前の女性だからではない。
 ただ、この手に触れていいのはたったひとり、それだけのこと。
 けれど、その動きは緩慢で。
 捉えようと思えば、簡単にその手を掴むことが出来るだろう。

 今の彼女は、夢から覚めたばかり。
 『仮想世界』のことも『テスト』のことも、
 それから自身への『課題』も未だ認識できてはいない。
 ……ついでに言うのなら、少女の餓えは未だ満たされず。
 これまでよりもいっそう強く、その心を蝕んでいる。
まるで、バグのよう。



 強く握られた痛みに、わずかに顔を顰めて。
 引かれるままに、駆けていく。

「……? どこに、行くの?

 ――ええ、やっと……やっと、見つけたの。
 …………見つけて、もらった……――、?

 
アピール
、って、なんのこと……?」

 きっと息を切らしながら。手を引く彼女はきっと、今度は――
 少女の歩調を気にしてくれはしないだろうから。

ラサルハグは、満足されるまでルヘナに冠を触られた。
(a73) 2021/04/23(Fri) 23:53:57

ラサルハグは、ルヘナとないしょの話をしている。
(a74) 2021/04/24(Sat) 0:00:50



「ああ……これ、そうね、そうだったかしら」

 掴まれたのとは反対側の手でそっと首元に触れ、
 歪に抉れた痕を指先でなぞる。

「でも、これだけは特別。あのね、」

 ――お揃いなの。
 ひそやかに、淡い想いを打ち明けるように。
 まるでふつうの女の子みたいに、少女は微笑んだ。

 今の少女の興味の対象は、ただひとり。
 それ以外は眼中に無い。少女
のデータ
はそういうふうに壊れた。

遠くなる意識の前、竪琴の音を聴いた気がする。
青年は結局返事が出来なかったことを思い出した。

「はァ。上手くいかないもんですねェ」

手を握って、開いて。
掌が覚えている感触を辿る。

(ああ、そうかァ。僕はニアを殺したんだった。
──で、胸をナイフで一突き。)

あの現場はどう、映っただろう。
あれを見た、遺してきた人間はどう思っただろう。
青年にはもう知る術はないけれど。⇒



「     」

青年は誰かを呼んだ。

「──僕は、欲しかったんですよ。あの子の、全部が。
僕が、一番になりたかった。
僕が、守りたかった。でも出来なかった。

ふたりで一緒に居るには、あまりに僕たちは歪だった。
ずっとふたりで一緒に居ることなんて、出来なかった。
気付いたら、手遅れだったんですよ」

誰に言うでもなく、空間に落ちる声。

「僕の選択は、間違っているんでしょうね。
そんなこと、誰より知ってますよ。
でも、僕は“そうしたかった”」

──青年は、笑って。
自身の薬指の痕に口付けた。

「誰を、何を失くすことになっても。」

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>149 ブラキウム、ルヴァ

「ブラキウム。
 中に入れてくれてありがとう」

 遠慮のない足取りで距離を縮め、
 少女の首へ手をかけた。

「抵抗しないでくれ。
 俺とルヴァはあなたに助けられる」

 これはおねがいではなく命令だ。
 聞き分けのいいブラキウムなら従ってくれると、
 そう確信している。

「俺はあなたのことを心配して
いた
んだ。
 羽にまつわる一件にあなたは困っているように見えた。
 問題解決にはあなたを知る必要があり
覗き込んだ


 やわらかな肌、あたたかな血の流れが掌に触れて、
 これから成す罪を自覚させる。
 だが引き返す思考は、ラサルハグにはない。

 指先に力をこめた。

「『彼らの理由』を知るには同じ立場になればいい。
 あなたがこれから見る

 皆に教えてやってくれ」

 淡々とした言葉に、ラサルハグの感情は伺えない。
(154) 2021/04/24(Sat) 11:52:55

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>157 ブラキウムの部屋

 そんなルヴァの様子に首を傾げる。

「……ああ。

 『神祓衆』を知っているか?
 彼女がどんな事情を抱えているか知らないが、
 
によって
俺たち
の仲間に加わるのは確かだ」

 説明の間も手の力を緩めることはない。

「『ラム』、『ガルデニア』。
 我々は立て続けに失われている。
 ならば補填が必要だ。

 ブラキウムには協力していただく。我々のために」

 感情の通わない無機質な殺人が行われている。
(158) 2021/04/24(Sat) 12:58:27

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>162 >>163 ブラキウムの部屋

「ああ、教えてあげよう」

 
は絡みつき、喉元へ
知恵の林檎
を差し出す。
 
 進んでしまえばもどれない。
 知ってしまえば帰れない。

 どれほど時間のたったことだろう。
 ブラキウムはそれでも変わらずに、
 同じ姿のままその場にいたのだろうか。

「『あなた』が
を与えれば、
 『他の誰か』から守ることができる。

 簡単だろう?」

 悪鬼があなたの身に巣食えば、
 否応なしに欲望が、衝動が、その身に顕れるはずだ。
(166) 2021/04/24(Sat) 14:08:46

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>165 >>169 ブラキウム部屋

 くたりと力の抜けた少女を寝台へ横たわらせ、
 枕元に『イブ』を置く。
 以前にラサルバグの渡したうさぎのぬいぐるみ。
 天秤の傾く前の彼女がつけた、彼女自身のもの。

「ルヴァ。
 彼女が目覚めたら頼めるか」

 ラサルハグはルヴァのものだ。
 だから所有物となった【Brachium】もまた、
 ルヴァのものである。

 
 それから備えつけのテーブルかベッドサイドに
 書き置きを残すだろう。内容はルヴァにも共有した。

 持参したぬいぐるみを書き置きの重しにした。
 うさぎの姿をしたそれは、
 チャックを開けてひっくりかえせば、
 なんとまあ。赤い毛皮の
に早変わり。
(171) 2021/04/24(Sat) 15:39:24

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>165 >>169 ブラキウム部屋

 書き置きには以下の内容が綴られている。

ひとつ。

  ブラキウムの与える死は「守ること」であり、
  誰かを傷つけるものではない。

 
ふたつ。

  死は残されたものに悲しみを与えるが、
  ルヴァがいれば解決する。だから問題ない。

 
みっつ。

  この一件も、これからあなたのもたらす死も、
  ギルド『Ammut』に伝えてはならない。
  ギルドマスター、メトセラにも

 
よっつ。

  指輪の持ち主はあなたの協力者だ』

 メトセラはブラキウムの育て親に類する存在だ。
 万一、ブラキウムが誰かを傷つければ、
 彼女を殺める覚悟がある。念の為の保険だ。

いつつ。

  「彼」に名前をつけてやってくれ』

 うさぎの皮を被った、
わるい、わるい、おおかみさん

 うさぎを狩って、いずれ喰らい尽くすか、
 逆に仕留められるか。すべてはあなた次第。
(172) 2021/04/24(Sat) 15:39:27

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>178 ブラキウムの部屋

 ありがとう、と礼を残してその場を去る。

 瞳を開けた少女を然るべき場所へ連れて行くことは
 ラサルハグにはできないのだから。
(180) 2021/04/24(Sat) 16:43:31
 少女に与えられた役割は「餓狼」。
 強すぎる承認欲求。倫理観の著しい欠如。
 それは今、壊れて。ただひとりへの渇望へ成り代わっている。
 ゆえに少女はただひとりにしか興味を向けられず、

 ――目の前の人物が誰なのか、その目にはっきりと映すまでに
 とてもとても時間がかかった。



「メ、サ……?」


 少女の体から力が抜ける。
 進めなくなった足がもつれる。転ぶ。
 膝を擦りむいて血が滲み、タイツが少し破れた。

「……わたし、え、あれ……?」

 目の前の彼女を見上げて、少女は問いかける。
 その小さな唇も、地面を掻く細い手もひどく震えている。

「わたしたち、どうして、死んでないの……?」


 あの日、穴に飛び込んだ兎は。
 餓えた獣の役割を与えられた、
 ただの『村人』になりたかった女の子は。

 歯車の狂った、機械仕掛けの甘い夢から――
 いっとき、目を覚ます。睫毛がふるりと震える。
 薄紫を驚愕と悲嘆と絶望に染めて――
 少女はその手で犯した罪を、正しく理解した。

「ぁ――」


 幽かな呟きは、風に攫われる。

(→)



「わたし……ひとを、……あんたを、……ころし、」


 ナイフのグリップの太さ。さくり、突き立てる感触。
 そこからくるりと軽く捻れば人は簡単に死ぬ。
 人の命を摘み取る瞬間を、この汚れ切った手が覚えている。
 薄寒いほどの無感動を、心が覚えている。

「…………めさ、……」


 少女はかつて殺したひとを見上げて、名を呼んだ。
 それ以上は、なにも。かける言葉を持たない。
 後悔も懺悔も何もかも、今となっては意味をなさない。


 目に映れば、理解する。……それだけの話。
 少女に届いたのは
■■
。祝いは、届かなかった。

【人】 操り人形 ラサルハグ

>>141 ゲイザー

「そうだ」

 食いついた。
 望み通りの動きにラサルハグは嗤う。
 
「俺は耳が特別いいからたくさんの声を拾い上げるんだ。
 人のもの、人ではないもの。
 寄せては返す波のように、
 目的のない漫然としたものたちが。

 だが、この数日は違う。

 ひとつの目的のもとに、誰かを選ぶ声がして、
 ……選ばれた者は物言わぬ死体になっていた」

 一泊、置いて。

キュー
だよ。
 普段は嘘つきの彼が、
 饒舌に誰を殺すか話し合ってるんだ」
(211) 2021/04/24(Sat) 19:53:07
ラサルハグは、ルヘナに嘘を吹き込んだ。
(a102) 2021/04/24(Sat) 20:56:07



 髪を掴まれ上へと引っ張られる。
 痛みに顔を歪める。じわりと滲んだ涙で視界が歪む。

「そんな、つもり……」


 なかったと言い切れないことに愕然とする。
 だって――覚えている。なにもかも、ぜんぶ。

 この優しいひとを殺してしまおうと思った瞬間のことを。
 守ってくれる背中を
嬉しく
頼もしく
憎く思ったのを。
 背後からナイフを刺したことを覚えている。
 心臓のある位置を。
 手首を捻ると中身が抉れたことを。
 感触を。においを。色を。
 彼女の声を。リボンを引かれたことを。
 息が細くなっていく彼女を見下ろして、
 首元の痕をじっくりと眺めていたあの景色を。



「――――った、わ…………」


 どちらの答えを口にしたかったのか、分からない。
 縋るように首元の『お揃い』に触れる。

 顔を下げられないまま、目を伏せて。
 少女は今にも折れそうな、か細い声で呟いた。

「……ごめんなさい、」

ラサルハグは、ルヘナと目と目が合う瞬間──────、
(a108) 2021/04/24(Sat) 21:23:46

メモを貼った。

ラサルハグは、ルヘナをじっと見つめた。
(a109) 2021/04/24(Sat) 21:27:53

ラサルハグは、やっぱり触れやすいようにルヘナの前で屈んでいた。
(a111) 2021/04/24(Sat) 21:30:22

メモを貼った。


/*肩書きミス

正:
N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ
 ニア

  を知っている。

見ることが出来る。

見守っている。

選んだ相手を間違えない。

ラサルハグは、羊のぬいぐるみをつくっている。19体目だ。
(a135) 2021/04/24(Sat) 21:58:43

 




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全○

メレフ
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全◯なんでもこい

ルヴァ(6d)
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処刑者 (6)

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新規〇置きレス

シトゥラ(4d)
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サダル(5d)
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新◎秘◎

カウス(6d)
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キュー(7d)
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置き

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