【人】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[バスケ部にユウって人いるのかなって友達に聞いてみたら、たくさんいた。ゆうたろう、ゆうき、ゆうと、ゆうや、ゆうすけ、あたりまで来たところで、調べるのをやめた。 別に、バスケ部のユウ君と話したいわけじゃないし。 手紙のやり取りが楽しいから、それだけでも十分。 ……だけど、テーブルと飲み物をはさんで、向かい合っておしゃべりをするのには、ちょっとだけ憧れるかな。 ……ソーシャルディスタンスで斜め向かいになっちゃうけど。]** (30) 2020/09/30(Wed) 6:22:27 |
【人】 志隈[深い蒼のパジャマに身を包む姿は毎度の事律儀と感じる。>>22 最初、見た時にはまじまじと見つめてしまっただろう。 衣装が変われば新鮮だとは思い、 何故か若干嬉しいの気持ちも湧いていた。 その口から呼ばれるのは好きだった。 シグマであっても、もう一つの別名であっても、構わない。 伸びた手に黒髪を乱されれば、心も同じく乱され。 普段は素っ気ないのに、 たまに優しいのに乱される事にしておこう。 その色合いがあるから、練習を止めたくないのだと。 何時、その手が伸ばされなくなるか。 親として分けられなかった愛情を 多少なり注ごうとしてくれてると仮定しても、 それは脆いものだ。 男を男として見つめていて、親子ではありはしないのだから。 乱れる幅はさほど大きなものでは無い。 何時かを当然の事のように認識している。 背中を丸め、伏せた目。 閉じた意識の中、白い世界の扉を開く。] (31) 2020/09/30(Wed) 8:10:54 |
【人】 志隈[扉を開いた、と思ったが、 何処からそんな物が現れたのかは覚えてない。 現実感が無い事に夢かと思えば、曖昧さは気にならなくなる。 だが、聴覚や嗅覚に訴えてくるものは随分リアルだ。 血と硝煙の匂いは嗅ぎ慣れたもの。 てっきり向こうの国での夢かと思えば、見慣れない登場人物。 何処かで見た事のある年若い青年と知らない女性。 辺りには事切れた人間達もいただろうか。 眉一つ顰める事はなく、 先に何処かで見たような方から観察。 不貞腐れて歯をむき出しにした姿は、 どう考えてもアジダルに似ている。 子供は娘だと思っていたが、息子もいたのか、 それとも本人か。 数ヶ月前に10以上も若返って大はしゃぎのアジダルが 目撃されたそうだが、生憎とその時の記憶はこちらにはない。 そもそも幾つかも知らない。 若いアジダルと言えば件の水着で悩殺[語弊あり]した姿を 朧気に考えた時に想像はしたが、 もっと淑やかで色気のあるような姿で 自分の想像から出来たにしては眼の前の存在は齟齬している。 共に寝た時、話に聞いた時は世話役だったか。 件の水着を彼が手にした時よりも、若くはあるのだろう。 若いと言うか、感じる印象は青い。] (32) 2020/09/30(Wed) 8:11:03 |
【人】 志隈[不意にその青年がこちらの方に気付く素振りをする。 拳銃を突き付けられてるのにも構わず、 周りを見回したが、該当する登場人物はいなそうだ。 俺に言ってるのか?と不審な目を向けて、 一応無抵抗を示すように両手を挙げる。 弾を避ける、或いは支障のない所に受けて、 接近戦に持ち込んだら勝てる確率はどれくらいだろうか。 最近は平和な国に来ていて鈍っているし、 訓練感覚でやってみたいとさえ思ったが、 2対1が不利なのは明らかで、まずは様子を見る事にして。] シグマ、だ。 扉を開けたらここにいた。 [質問内容にのみ答えた。 納得はしないだろうが、 嘘ではないしこれ以上聞かれても此方も困る。 お前が誰だ、と聞きたいのは抑えて、青年の後方に視線を向け、 些か無遠慮に上から下まで一周した。 彼女はボスと言われていたか。 野郎ばかりの軍部しか見てこなかったから、 上に立つ女性と言うのは──強い女性は多少新鮮だった。]* (33) 2020/09/30(Wed) 8:11:12 |
志隈は、メモを貼った。 (a8) 2020/09/30(Wed) 8:22:40 |
【人】 二年生 小林 友[花も恥じらう陰の者である俺だけど 別に、会話自体嫌いなわけじゃない。 道聞かれれば答えるし 状況によっては雑談も可能。 何が嫌かというと、相手の顔色窺うのとか、 空気や行間を読んで 対応しなくちゃいけないのとか。 相手のにっこり笑顔の裏に潜むものを ふと頭の中に思い浮かべただけで 俺はもう、何も言えなくなる。 つい要らない気を使って、余計なこと言ったり それで結局相手を不快にさせてしまって 嫌われたり、距離置かれたり。 たった一言、言えば済む話なのに その一言のために頭を必死に働かせて…… 割に合わなすぎて、俺は話すのを辞めた。 話し合うのを、辞めた。] (34) 2020/09/30(Wed) 11:16:31 |
【人】 二年生 小林 友[だから、アキナとの便箋越しの会話は 久しぶりに楽しかった。 踏み込まれても、嘘でコーティングした心は 痛くもないし、怖くもない。 まるで俺が本当に根っから明るい人間にでも なったかのような、不思議な感覚。 誰もいない図書館で本を開く時だけ、 自分の部屋でそっと便箋にインクを置く時だけ、 俺は束の間、心から安らげるんだ。] (35) 2020/09/30(Wed) 11:16:49 |
【人】 二年生 小林 友[例えば、便箋の端に描かれた落書き>>28 老いた者が生き残り、若く前途ある者が死ぬ 無情な戦火の下に咲いた『野ばら』の暗さを まるで感じさせない、ばらとミツバチの絵。 ミツバチが運んだ野ばらの花粉は、 何処か戦火を逃れて、穏やかに咲くんじゃないか ……なんて、ちょっと希望が見えそうな。 目を眇めて針先を見つめるおばあさん。 ここから眼鏡をかけたことで 思いもよらない世界に巡り合うんだと思うと なんだか、ちょっと微笑ましい。 目玉は勿論借りられないけれど イラストを通して、アキナの瑞々しい感性が 俺の中流れ込んでくる気がして。] (36) 2020/09/30(Wed) 11:17:06 |
【人】 二年生 小林 友[香具師、の読み間違えのせいで 人魚が線香持った輩に連れていかれる図は 流石に理解するまで時間がかかったけど。 ……月の下、ラッコが太鼓を叩くのは さらに時間がかかったけれど! でもそんな彼女の眼を通した世界を 読み解く時間は、全然、嫌いじゃなくって。] (37) 2020/09/30(Wed) 11:17:21 |
【置】 二年生 小林 友 俺の感想で、人魚が報われるとか、 正直、考えたこともなかったよ。 アキナはすごいね。 触れれば跳ね返って、切れば血が出るような 「生きてる」って感じの感性で。 俺には無いものだから、ちょっと羨ましいや。 (L4) 2020/09/30(Wed) 11:22:18 公開: 2020/09/30(Wed) 11:20:00 |
【人】 二年生 小林 友[そう、書いてから、俺はくすりと笑みを漏らす。 ……ホントに、人と関わって笑うことすら 俺にとっては、本当に久しぶりのことで。 もしかして、会って話しても こんな風に話せるんじゃないか、なんて 淡い希望を持つのも、時間の問題だった。]* (38) 2020/09/30(Wed) 11:22:32 |
【人】 二年生 小林 友「準備体操、二人組を作るように」 [体育教師の号令と共に、クラスメイト達は わらわらと相方を求めて動き始めている。 いつもは棒立ちのこの時間、今日の俺は少し違った。] あ、青柳…… さん 。く、み……ない? [待っているだけじゃダメで、 誰かにどうにかしてもらうとかじゃなくって、 自分で声を上げてみたのだ。 みっともなく語尾は震えて 目は大波に浚われたように泳ぎ 手はみっともなく体操着の端を ぎゅっと握りしめていたけれど。 振り返る青柳の切れ長な目が、 すっと俺に注がれる。 そうして、青柳は屈託のない笑みを浮かべて] (39) 2020/09/30(Wed) 16:32:02 |
【人】 二年生 小林 友「あ、ごめ。 オレ今瀧と組んだとこ。」 [俺の一世一代の勇気を振り絞った誘いは そのままつんのめってドブに落ちた。] (40) 2020/09/30(Wed) 16:32:33 |
【人】 二年生 小林 友[差し出した手のやり場もなく ただただ消え入りたくなる俺を他所に 青柳は周りに声をかけて、半端なやつがいないかどうか ちゃんと俺の相方を見つけてくれた。 流石イケメン、アフターサービスも充実ゥ! 結局、俺は弓道部の佐々木(イケメン)と 組むことになった。 本当は、青柳と組んだら、聞こうと思ったんだけど。 この学校に通う二年生の「アキナ」のこと。 華やかな顔立ちの青柳と違って 佐々木は力強い眉をしたイケメン。 ハウル系と、アシタカ系。 ……俺?さあ。] 佐々木…クン、あのさ…… [恐々、あまり話したことのないイケメンに話しかけると 彫りの深い目が、こちらを向いた。] (41) 2020/09/30(Wed) 16:32:50 |
【人】 二年生 小林 友全然、授業とか、関係ないけど…… 「アキナ」って子、聞いたことあるかな……? 二年生で、あの…… [逢ったことない子だから、外見も知らない。 尻すぼみになった語尾を追って 佐々木はしばらく沈黙していたが、やがて] 「……オレ、あんまり女子詳しくないから」 [と、囁くような声で答えてくれた。 別に俺も女子に詳しくなりたくて聞いてるんじゃない。 ただ一人、会ってみたい子がいるだけで。] (42) 2020/09/30(Wed) 16:33:14 |
【人】 二年生 小林 友[青柳だったら「なんだコイバナ?!」なんて 茶化しながらでも話を聞いてくれたかもしれないけれど 高校二年生にしていぶし銀みたいなイケメン佐々木は それ以上口を開くこともなく、 淡々と、粛々と、柔軟体操をこなしていった。 「いっち、にー、さん、し……」と 掛け声響くグラウンドを吹き抜けた風が、 ふさり、 『祝 チアリーディング部 2019年度全国大会 優賞』 の横断幕を、誇らしげに揺らして見せたのだった。]* (43) 2020/09/30(Wed) 16:34:11 |
花の名 リフルは、メモを貼った。 (a9) 2020/09/30(Wed) 21:12:35 |
【人】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[ユウ君と話すことで、少しずつ言葉を覚えていく。 一度間違えた言葉は、かえってよく記憶に残った。特に香具師。 お香売らないなら「香具」なんて漢字使わないでほしい。 ……まぁ確かに、なんでアロマ屋さんが人魚を欲しがるんだろ、生臭そうなのに、って、ちょっと不思議には思ったけどさ。] (44) 2020/10/01(Thu) 6:07:51 |
【人】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[あざらしとラッコを間違えた理由は分かっている。 「SEA OTTERS」。 クマとか水牛とか、他のチームはもっと勇ましい動物の名前を借りてるのに、うちはラッコ。 海にぷかぷか浮かぶ、のんびり癒し系動物、ラッコ。 せめてスイミングだったら分かるけど、陸の競技で、ラッコ。 名づけについて、部員たちの間で囁かれている逸話がある。 「チア部を立ち上げた部員が、雲を泳ぐラッコを見たんだってさ」 いくらなんでも無理があると思う。 せいぜい、雲みたいなラッコ、だろうに。 と、言いながらも、私はちょっとだけラッコの絵が上手くなってしまった。 あざらしだったはずなのに、おもわずラッコを描いてしまったのも、きっと癖みたいなもの。 だいいち、私だって初代のことを笑えない。 雲を泳ぐラッコなんて、よく思いついたよねって笑ったけど。 ユウ君との不思議なやりとりだって、きっと「よく思いついたよね」って笑われるような妄想話。 それとも、「頭大丈夫?」って、心配されるかな。 楽しいから、何でもいいけど。] (45) 2020/10/01(Thu) 6:09:01 |
【人】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[『乳より先に肩を褒めろ』って言ったらフラれた、とは言えなくて隠す。 元カレたちと長持ちしてたら、手をつないだり、キスをしたり、その続きもしたのかもしれないけれど、そのまえに別れてばかり。 だって、「喧嘩したら負ける」とか「ワンパンで人殺せそう」とか「足太くね?」とか。 もっとか弱い方が女の子らしいのは分かってる。 だけど、私の強さに目をつぶって、女の部分だけを求められるのが気持ち悪かった。 私のこの大きな体は、メンバーを支えたくて、チアでみんなを笑顔にしたくて、死に物狂いで手に入れたもので。 喧嘩のためとか、誰かを傷つけるためのものじゃない。 だから、この体じゃモテないのが分かっていたって、卑屈になるのだけは、絶対に嫌だった。] (46) 2020/10/01(Thu) 6:10:12 |
HNアキナ 本名は 早乙女 菜月は、メモを貼った。 (a10) 2020/10/01(Thu) 6:13:40 |
花の名 リフルは、メモを貼った。 (a11) 2020/10/01(Thu) 21:42:30 |
志隈は、メモを貼った。 (a12) 2020/10/01(Thu) 21:53:29 |
【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月[図書館で出会った影を思い出して、ちょっと自信が揺らぐ。] ……生きてるよね? [むしろ、私の方が幽霊だと思われていたりして。 ちょっと想像して、くすりと笑った。] (L6) 2020/10/01(Thu) 22:36:46 公開: 2020/10/01(Thu) 22:40:00 |
【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月 すっごい変なこと聞くんだけどさ、 ユウ君、図書室で、私のこと見てびっくりしてなかった? 意味わからなかったら、全然スルーしてほしいんだけど! [なんて、そんなこと聞いてみたり。]** (L7) 2020/10/01(Thu) 22:37:42 公開: 2020/10/01(Thu) 22:40:00 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新