人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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【人】 鬼の子 千



[嗚呼、この鬼の心を理解するには目を覗き込むのでも見えない棘で刺し回るのでもなく
ただただ側に在り、紡がれるままの言葉を受け止めたらよいのだろう。
何を思い語ったのかもどれが真でどれが嘘なのかも、非常に分かりやすく伝わるのだから。]

まあ、そう言ってくれて良かったさ
宜しくな、旦那様

[屈み差し出す大きな掌>>0:396に自分の手を重ねつつ、鬼子はそんなことを考えていた。]
(27) 2021/06/19(Sat) 11:55:53

【人】 鬼の子 千



  ─ →外 ─


 花が好きなのか?全く似合わないな、ひひッ

[その手も寺から出る前に離れた。>>397
腕を上に伸ばされ続ける苦にあちらが自分で気づき、離したのだ。

いかにも優しい気遣いは結果的に別の問題を呼んだし、される鬼子が望んだ相応でも無かった。
──叶えないつもりでいることなど、分かっている。

起き際の、何気ない会話。>>0:387
食事の後聞こえた、笑えるくらい呑気な一言。>>0:388
そんな人間の真似事のような時間が、鬼の望み。]
(28) 2021/06/19(Sat) 11:56:19

【人】 鬼の子 千



 ……違うだろ
 六枚あるように見えるだけで、全部繋がっている。ほら

[合わない歩幅でなんとか共に歩こうとしながら向かった先、枝が詰まった樹木について語り聞かせてくる。
少し離れた場所から誂いを向けていたが、ふと近寄って覗き込み、一輪を摘んで根本を見せる。

それは話の途中、露骨に途切れた間の後に>>0:398
無理がある何事も無いふりに、気づかないふりをしてやる為の。

先程の意趣晴らしだ。何も形ばかりでこちらを花嫁とする鬼を気遣ったわけじゃない。
そんなことを、嫌われ者の鬼子がするわけがないだろう?**]
(29) 2021/06/19(Sat) 11:58:02

【人】 書生 茅

[手首の縛が解かれ、そのまま落ちるようにして敷布に転がされ。>>13
まさに、俎上の鯉とはこのような心持ちかと、どくり脈打つ心臓を抑え、『山神さま』を見上げる。
見下ろす視線が楽しそうで、悲鳴の一つでもあげた方が良いのだろうかなんて、逃避じみたことを考えもするが、喉から溢れるのは乾いた音のみで、いがらっぽいのを潤すように、ごくりとひとつ唾を飲み込んだ。*]
(30) 2021/06/19(Sat) 13:20:50
[胸元を滑る手は、まるで検分でもされているかのよう。]

 え?
 そんなことも……

[無いとも言い切れないのだが、自覚がないから戸惑う。
ただ、役立たずとは幾度となく言われていたから、そう言うことかとも思う。
実際のところ、年よりは5つばかりは幼く見える体格であるのだが、そのことは茅本人すら知らないことだ。なんなら村の人たちも。

なんとなく、居心地が悪くて少しだけ身を捩った。抵抗したわけでは無い。]

 えぇ…と……

[暴れなければ、とか。
最初は、とか。
男を…とか…何やら引っかかることはたくさんあるはずなのだが、あり過ぎて青年の思考容量を超えた。
結果、よくわからないままに、流し、流され…気づけばまた顎を掬われて。]

 ん…んっ!?

[混乱に何もかもが流れゆく。
待って欲しい、口と口を合わせるのは、なんかこう、アレだ。
なんだっけ。
……なんだっけ?
混乱しているうちに、舌先が口内を明け渡すよう要求してくるから、『抵抗するな』の命令通り、促されるまま口を開いた。]

 んぁ…あッ、

[口吸いなど経験がないから、それはさながら餌を求めた雛鳥のような、ただただ開いただけの動作。
けれど餌付けではないのだから、侵入してくるのは総じて異物だ、それでも口閉じること叶わずに。
とろ、とした蜜が、喉を滑り落ちる。
]

 
[ごくり、と喉が鳴った。]

[びく、と身体が不随意に跳ねる。]

 ッぁ……

[ちか、と瞼の裏で星が瞬く。
喉を通った
は熱く、焼けるほどに
かった。
それはまさに
劇薬
で、けれど青年はまたひとつ、ごくりと喉を鳴らす。
青年の目元がとろ、と溶けた。
無意識に、自ら舌先を差し出すなどする。
息苦しさもあるはずなのに、今も止めるべきが空気かその
なのか、よく分からないままに、無自覚に飢え切った雛鳥はまた口を開けて見せ…**]

書生 茅は、メモを貼った。
(a1) 2021/06/19(Sat) 13:24:42

【人】 将軍 かんぅ

―山の中―


 うぉぉぉぉ!!!!


[ずどん。と大きな音が山奥に響く。
一匹のイノシシが踵落としで倒された音である。突然飛び出してきた大男(全裸)に山は騒然となった。この状況になった理由はある。だが、周りから見てどうだろう。

かんぅの突然の奇行。
いつもしていると言ってはいけない
倒したイノシシを肩に担いで
またかんぅは滝の中に戻っていった(全裸で)]
(31) 2021/06/19(Sat) 14:33:09

【人】 『ただの子供』 ソフィア

 

  うるさいのが私ではないのなら>>14
  他の人たちのことだろうかと
  そう、正しく私は理解することが出来た。

  この人を煩わせないためにはどうしたらいいだろう。
  悩むものの答えは出ずに、
  口を開くことはないまま、手を引かれて歩き始める。


   「 あの星……どれだろ。
     ラサルハグって、蛇っていう意味なのね。 」


  空へと向けた視線は、
  振られた話題に興味が湧いたように
  話の星を探そうと動く>>15

  一番光っているあれ?
  それとも、色が違って見えるあれかな。

  熱心に指を向け差していれば、
  木の根に蹴躓いて転びかけてしまった。

  彼が支えてくれなければ醜態を晒していた事実に
  恥ずかしそうにすれば、それ以降は上を見ずに
  しっかりと地面を見て気をつけて歩く。
 
(32) 2021/06/19(Sat) 14:39:46

【人】 『ただの子供』 ソフィア



  なんとか転ばずに村まで辿り着くと
  成し遂げたように笑顔を一時見せて。
  彼との別れ際はほんのりと寂しそうに。
  そうすれば柔らかく頭を撫でてもらった>>16

  振り向かずともきっと声は届いたと
  私は信じている>>17

  再び出会う日は来るのだろうか。
  それとも、もう二度と会うことはないだろうか。

  相見えることがないとしても。
  今日という日のことを、私は忘れない。
 
(33) 2021/06/19(Sat) 14:40:07

【人】 『ただの子供』 ソフィア



***


  村の人にバレたらいけない
  という意識はあったので>>19
  バスケットを置いたら>>18
  一先ずその場は一時撤退をした>>20

  食べてくれるだろうか。 好みに合わないだろうか。
  村で過ごす間はそんなことを考えていたから
  その姿は上の空に見えたことだろう。

  とはいえ、割と考え事をすることは多い方だ。
  普段より少しぼんやりしているくらいなら
  あまりおかしくは見られていない、はず。
 
(34) 2021/06/19(Sat) 14:40:27

【人】 『ただの子供』 ソフィア



  次の日、人に見られないように気をつけた時間帯
  再び森の入口へと向かう。

  そわそわとバスケットを開いて
  中身が空っぽになっていることに気がつけば
  小さな歓声を上げて喜んだ。

  添えられた石。
  「美味であった。」と書かれた文字。
  家に帰れば宝物のひとつに加えよう。
 
(35) 2021/06/19(Sat) 14:40:46

【人】 『ただの子供』 ソフィア


  
  さて、先のサンドイッチは
  迷子を案内してくれたお礼だった。
  食べてもらえて嬉しかったから、またもう一度
  とはいきたいものの、現実はそう上手くは行かない。

  両親に食材が減っていることを追求されたのだ。
  動物が可愛かったからあげたのだと
  その時は躱したけれど、
  もうこの手は通用しないだろう。

  彼との縁はここで終わり。
  貰った石と、夜空に浮かぶ
  『Rasalhague』の星だけが
  私たちの繋がりを知っている。*
  

── ▷ 大蛇と私   ──   

 
(36) 2021/06/19(Sat) 14:41:16
『生贄の女』 ソフィアは、メモを貼った。
(a2) 2021/06/19(Sat) 14:45:39

【人】 土地神 リン


  起きているものが代わりに──か
       風呂に入れようとしたことはあるが
 
    無理に起き上がらせると痛そうでな
        我の力では結局のところ諦めた


[ 食事を口元に運んだこともある
 水差しの水で枕を濡らしたことも

 どれも最初の嫁の
 蘇芳に対し行ったこと

 次の緋扇には行わなかった
 前の経験から応えがないとわかったから ]


  そうか
    旅に出る者の方が多い、か

   それなら、なぁ
     蘇芳は旅に出たのか?
       ──緋扇はいつ旅立つのだ?


[ 長旅の前の休息
 そう思えば褥の上のそれは
 まるでじっと羽化を待つ蛹のようで ]
(37) 2021/06/19(Sat) 17:18:37

【人】 土地神 リン

[ すり、と頬をすり寄らせられれば
 されるがままに瞳を細め受け入れ ]


  笛は習ってはおらぬ
      我の手指では少しばかり
          笛の方が大きくて、な

   試しはしたが、指の隙間から
        息が漏れてしまうのよ
 

[ あの頃より育ちはしたが
 それでも笛は己の手にはなお大きい
 教わるなら詩の方を、と頷いて ]
 
(38) 2021/06/19(Sat) 17:19:02

【人】 土地神 リン

[ 部屋を離れ廊下へ出る
 その瞬間、緋扇へと手をひらり一振り

 消して忘れたわけではない
 新しい者に心を奪われたわけではない

 そう仕草で示しても
 久しぶりの温もりは離れ難く
 相変わらずこの身は、冥桜の腕の中 ]


  水汲みも、薪割りも
      重労働と云われれば、はて
         疲れるは、人間の理りだろう?
        
    ……と、まぁ。それは良いのだが
        ────なぜにそこにふれる?
         そしてなぜ、慰めようとする?


[ よくはわからないが無性に腹が立つ
 ぷいと膨れ、相手の頬を左右に引っ張り伸ばし ]
(39) 2021/06/19(Sat) 17:19:23

【人】 土地神 リン

  
  楽はさせてくれなさそうだな
      まぁ善い、その方が気が紛れる

    炊事場と風呂場はそれなりに
       寝床は──緋扇と寝ていたが
          布団はお前が来るのに合わせ


[ 輿入れの前に屋敷へ運ばれた
 その際に酒や味噌、米も運び込まれている

 その他の必要なものについては
 毎月定められた日に捧げられる
 となれば、まずすべきなのは── ]
 

  窓を開け、床を掃いてから
      荷ほどきした方が良いか

   とりあえず、な
       荷物はこちらの部屋に


[ 詰め込んである、と
  斜め向かいの部屋を示し* ]
(40) 2021/06/19(Sat) 17:19:44
[天狗の言葉も行動も、やはりよくわかっていない様子の小僧
戸惑いか羞恥か、身を捩る様子さえ天狗には物珍しかった
だからと言って優しくするとか加減をするとか、考えないのが物の怪というもので

むしろ、もっと手酷く扱って愉しもうかなどと
戸惑うままの小僧に毒を注ぎ込む……情欲引き出す蠱惑の毒を]

 ん   くちゅ……

[されるがままに開かれた口内に、とろりとそれを流し込めば
何かも知らぬままに飲み下す様子がわかる、そうして]

 どうじゃ? 善かろ?

[身を撥ねさせ、その目がとろりと蕩けていくのを見る
これなら、この先の痛みも多少は和らぐだろう
痛みに啼く姿は情欲を煽るが、壊れてしまっては困るのだから
丁寧に気持ちよくしてやろうというという考えも、まあ無かったが]

 ほう、もっと欲しいか?

[強請るかに口を開け、舌を差し出すのに応えるように口を吸い
開かれた中に舌を差し入れ思うがままに蹂躙して舌先絡めて吸い上げた

思った以上に反応がいいことに目を細め、口を合わせたまま再び胸を弄った
女に比べれば慎ましいだろう尖りを掻いてやれば、さてどんな反応を見せたやら]

 は 

[合わせていた口を離して小僧を見下ろす
己が体に起きていることにどう反応しているかを確かめるように
愉しむかのように、見下ろして]

 いい顔しちょるの、小僧

[と意地悪く間近で囁く
その目に、先ほどまでとは違うあからさまな熱が宿るのを
無垢な小僧はどう捉えるか**]

【人】 五色 冥桜

  ははは、それはそれは――。


[諦めて正解であったなと心の中で言葉を綴る。

リンが独りで過ごしていたことは想像に難くない。
そして独りが何をしていたのかと言えば寂しさを抱えておったのだろうと思い浮かぶは人の道理であろうか。
甲斐甲斐しく世話を焼くというのはつまりそういうことであろう]


  蘇芳は緋扇と代わり旅に出たのであろう。
  緋扇もまた予と代わり旅立つのだが。
  さて、それは詩を聞いてもらうまで待ってもらおうか。


[魂を見送るとはそうした見送る側の心を救うものでもある]


  大きくなったら笛も教えてやろう。
  三味線で音を合わせるのも良いし。
  詩で声を合わせるのも良いものだぞ。


[いや、そうだと男は己の言葉を即座に否定する]
(41) 2021/06/19(Sat) 20:27:23

【人】 五色 冥桜

  お主の手にあった楽器を作る方が良さそうだな。
  いつ大きくなるや分からぬしな。


[そうして疲れるのは薪割りと変わらぬことだ]


  お主は疲れぬのかもしれぬがな。
  その小さな手では回数が必要であろう。

  嗚呼、此処に触れるは嫁の務めだ。
  だから頬を引っ張るのは止めると良いぞ。
  大きくなったら育っていると良いなとな。
  願掛けをしておくのも大切なのだ。


[頬を引っ張られながら朗らかに笑う。
怒っているというよりは拗ねている気配を感じてまた頭を撫でてやろう]
(42) 2021/06/19(Sat) 20:27:30

【人】 五色 冥桜

  何を言う。
  夫婦で共に生活するのだ。
  労は分かち合い、楽は共に楽しむものぞ。
  そうでも思わんと家事など面倒であろう。


[言われるままに斜め向かいの部屋の扉を足で開ける。
中には荷が積み込まれてあるのだろうが酒や味噌、米も一緒なのだろうか]


  よしよし、では窓をあけて井戸で水を汲もうか。
  して――窓はどこだ?


[案内してくれと胸元をせっついては窓に向かい開け放し、食材は冷暗所であると恐らくあるであろう貯蔵場所を聞いて確認しようか。
井戸の場所、風呂の場所、確認することは数多ある。
それら一つ、一つを尋ねて移動する間も男がリンを下ろすことはなかった]


  確かに炊事場は使えるようだな。
  暗くなる前に飯を炊いて夜は荷から何か作るとしよう。
  お主、何か食べたいものはあるか。
  道楽とは言えど好みはあろう?


[ほれ、言うてみやれと腕の中で温もりを分かち合う相手に問うた*]
(43) 2021/06/19(Sat) 20:28:04
[よかろ?
問われ青年は、またひとつ喉を鳴らして、それからこくりと頷きを返す。
何が良いのかはよくわからないが、とにかく注がれる
が、甘くて、甘くて。
漸く継いだ息が、熱く零れた。]

 ん、ぁ、

[もっと、と言わんばかりに嘴を開ければ与えられる、その事実に軽く酔う。
抵抗するなとは言われたが、欲しがるなとは言われていないなそういえば。
赦されるのを良いことに、与えられるまま吸うて、]

 ぅぁ、ん…ッ

[かりりと掻かれた胸の先、またびくりと身体を跳ねさせる。
その反応に青年自身が驚くけれど、酔った頭に恐怖などは微塵も残らず、ただ、青年の指先が淡く『山神さま』の手に添うた。
唇が離れれば、その視線に出会う

嗚呼……愉しんで、いるようだ。]

 いい…顔……?

[はふ、と継いだ息の隙間、微かに問う。
それが意地悪だなどと、善良な青年にはあずかり知らぬことで、『いい』と言われたことで、安堵する。
ただ、その表情が新たに帯びる熱には流石に気づいて、つい……ぽかん、と、見惚れた。
だから数拍の間を置いて、つい、手を伸ばしたのはそう、完全に出来心だったのだ。]

 ッァ、

[伸ばした手の先がどこへ向かおうとしたのか、直後与えられた刺激にびくりとまた身をすくませると、反射でその掌は空を握る。
まるで熱に浮かされたような脳みそはその瞬間、村のこともお嬢さんのこともすっかりと忘れていた。

茅という青年は、恐ろしいほどに順応性が高かったので。**]

[無垢な体は思った以上に反応がよく
無知な小僧は予想以上に順応性が高かった
今まで多くの嫁を迎えたが、此度は特に「あたり」らしい]

 ああ、いい顔じゃ

[言いながら意地悪く刺激を送れば、伸ばされかけた手が空を掴む
無垢なくせにこうも感度がよいとなれば、自然欲は高まるというもの
元より時間かけて馴染ませるなどする気もなかったが]

 どぉれ、もっとワシ好みになるようにしてやろうかね

[そう言うなり両の手で今だ僅かに重なっていた白無垢を広げ
その内に着ていた服をも剥いで小僧の体を曝け出してしまう
そうして、その肌に一つ、二つとまた印を刻み込み]

 こっからが本番じゃ小僧
 ワシのもんになるっつーことがどういうことか
 しーっかりと体に教えてやる

[言い終えて胸元から手を滑らせて下へ
何の前振りもなしに、下着の上から小僧の「小僧」を握り込む
天狗の毒を受けて、そこは一体どうなっていたか気付かせるかのように手を動かす]

 なあ、ここもこうされると善かろう?
 気持ちいいって泣いとるわ、ほれ

[下着が湿り気を帯びてくればわざとらしくそれを強調するように擦り上げ
小僧に問うこともなしに下着をはぎ取ってしまおうか
そうして、ついにははだけ落とした白無垢の上に、小僧の全てを晒させて
ふと、気付いたかのように繋がれたままの足元を見る]

 あぁ、こいつは外さんといかんなぁ

[痛そうだからではなくただ邪魔なだけだが、足枷に手を触れればその戒めは解けるだろう
逃げる心配も、もうないだろうから
痕のくっきり残った足首を持ち上げべろりと舐めて]

 これも、ワシのモンじゃって印じゃがの
 本当の「
」はこれからじゃ

[足首を持ち上げたままもう片方の手で小僧の芯を弄ぶ
雫が零れだしたならそれをたっぷりと手に絡ませる
愉しげに、それこそ恐ろしいほどに愉しげに
承諾も確認もない、小僧は天狗のものだから**]

[ああ、いい顔じゃ、って
また聞こえたものだから、青年は無意識に淡く笑む。
『これは良いこと』と認識したものだから、踏みとどまる理由がない。]

 ん……ッぁ……、あ、

[肌に華を咲かされる度、喉を鳴らして身を震わせて、洞窟内の湿った空気は夜陰に更に冷たいのだろうに、青年の肌は与えられる熱に汗ばんですらいる。
触れる熱が、心地よかった。
……まるで、求められているように錯覚して。

だから、『抵抗するな』という命令に関わらず、その手に逆らおうという気持ちなんて、今やこれっぽっちもなかった、のだけれど。]

 




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