83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】
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[ 身体中あちこちいろんなところが痛くて、
瞬きを途中で止めたら簡単に意識が
飛びそうなんだけれど、
すっかり彪から猫になって甘えて身体を
擦り寄せる肌のしっとりした感触が
繋ぎとめて引き戻してくれる。 ]
そっか。
[ 長い沈黙のあと、一緒に風呂に入る選択を寄越して
あっさり身体を起こす海斗の動きに
思わずちょっと呻いた。
回復力に歴然とした差がある。
久しぶりの風呂に喜ぶ間もなく、ひと知れず
傷ついていたら、ずるりと中のものが抜かれた。
硬さのなくなったそれでも熱さは失ってないから、
過敏な下腹部が抵抗するみたいに震えて。 ]
……ッ、─── ぅ
[ 甘ったるい声は俺だけじゃなく二人分、重なって。]
いやウケねぇ……動けるのがすげぇ
[ 手慣れた様子で処理をして、あっさり立ち上がる
姿は多少膝ががくついてるように見えただけで、
そんなダメージは感じない。
三回もだしといて。
こっちはあちこち噛まれた傷に汗が滲みて、
引き摺るように上半身を起こした。
身体を捻るそれだけでズキ、と痛んで眩暈がする。
大きな枕に背中を預けてなんとか体勢を維持した。 ]
そーだな。
[ 豪華なバスルームを使うのはもう少しあと。
するりと隣に座った海斗が体を擦り寄せて、
甘えた口付けをくれる。
重い腕を伸ばして、引き寄せて、瞳を覗き込む。
お前が考えてることは、完全には読めないから
言葉を探そう。 ]
……なんか、夢見てるみたい
こんな幸せなの。
ここから出て、日常に戻っても、
俺のとこに居てよ。
それにしてもこれ……
明日服着れないかもしれん。
乳首擦れて痛いし、やばいんだけど、
……どーしよ。
[ 口元に浮かぶ笑みを悪戯なものにかえて、
耳朶に唇をよせて、くすくすと告げた。 ]*
[ 心地良い疲労感
やっと満たされた心の奥が、身体が
嬉しいと悲鳴を上げているのが分かった
頬に触れる温もりに、微睡むように瞳を細めて
甘える癖に、何か言われると
やはり素直な気持ちは言えなかった
もう、仕方ねーだろ。そーいう性分なんだよ
兄貴はもう分かってるだろうし、許してくれるから
だから、もっと甘えてしまうんだ]
ハッ、まー俺の方が、若いしー?
………… 大丈夫、かよ
[ 動けないと、呻く様子に
けらけらと、愉しげに笑って、そーいえば
めっちゃ噛んだ覚えがある、と思い出して、
多少なりとも、心配はする。小さな声で。
甘えるように口付けをして、
傷ついている唇をそっと撫でた
これは、俺が付けたんだっけ? 自分でだったか
でも、俺が付けた歯型だとか、
赤く散った痕だとか、それがしっかり残ってる
一つ一つを確かめるように、
悪戯に指で撫でたりして、夢じゃなければいいと
そう、思った――]
それは…………
[ 今のこの空間は、非日常で、
夜が明けて、ホテルを去れば、日常が戻ってくる
男同士で、兄弟で、
俺たちが、認められるはずがない―― 日常が
だから、忘れようと思っていた
だから、捨てようと思っていた
それでも―――― ]
兄貴が、どーしてもって言うんなら
いて、やるよ―― ずっと、
[ 本当に、素直じゃない
だから、兄貴が言ってくれる言葉に
また、仕方がないなって顔を作って、
声だけは嬉しそうな色を滲ませて答えた]
ッ、――悪かったよ、
[ それは、さすがに謝った
でも、どーしよって聞かれて、
俺が、答えられるとでも?
童貞も、処女も、
ついさっきお前に奪われたばかりのこの俺が
内心で、誇れることでもないことを思いつつ]
じゃ、今日は……もう、何もしない
休んで、風呂入って、寝る
[ 意地悪そうに笑う声は、きっと揶揄ってる
だから、俺も仕返し……になるか分からないが
耳元の楽しそうに歪む唇に触れる直前まで近づけば、
じゃー今日はもう終わりと、笑った
窓の外はいつの間にか、闇に包まれていて、
もうじき、きっと白み始めるんだろう
キングサイズのベッドを揺らして、
ばたりと、隣に寝転んで]
お前も、ご休憩しろよ?
動けなかったら、俺は一人で風呂入るから
[ 一緒に、は、お預けだと、
けらり、と笑った**]
だいじょーぶ
ぜんぶ嬉しいし、
もう、お前以外にからだ見せないし
[ 珍しく心配してくれる小さな声に表情が崩れる。
身体中に散った滾る想いの証をひとつひとつ
撫でていく指が愛しい。
唇に触れる指に口付けて、
頭を掴むようにして抱いて引き寄せた。
肩にかかる頭の重みが心地良い。
汗の匂いも、愛しかった。 ]
[ それから、しょうがねぇな、とでも言いたげな口調で
告げられた、「 居てやる 」には、
「ずっと」
という言葉が付け加えられていて。 ]
そっか。
……よかった、ありがと。
[ と返す声は思いがけずちょっと揺れた。
父さん母さんには申し訳ないけどな、と戯けて笑って、
緩みそうになる目元を誤魔化した。 ]
ええー?まじでぇ?
[ もう何もしない、と笑う、触れそうな唇に
こちらもオーバーに驚いて、いやだ、と縋る。 ]
せっかくなのにもったいなくない?
てゆーか海斗、若いのにやっぱ
三回出せばもう無理なのかー残念だなー。
俺は大丈夫だけど。
[ なんて、くつくつと喉の奥で笑って、
隣に寝転がった海斗の額を撫でて。 ]
じゃー、風呂いこーぜ。
これ以上お預けされんのは困る。
[ 最後はけらけら笑って、体を動かす。
そういえばお兄ちゃんまだ二十代だったわと
言いながらも時折、い゛っ、……と声を漏らして
壁に体を凭せかけてれば、海斗が助けてくれるだろ? ]
[ 広い部屋にしたことをこの時は後悔しながら、
バスルームへ辿り着けば、湯を張って、
ようやくシャワーを浴びようか。 ]
夢だったんだよなこれも。
熱い湯が滲みて、大袈裟に顔を顰めて苦笑いしながらも、
ブランドもののアメニティ、いい匂いのボディソープを
あわ立てて、かわいい弟を洗ってやりたくて。
どこを?おのぞみのところ、どこでも。 ]*
| [行為の後の微睡は格別の時間である。 暫し起きていた男も何時しかうつらうつらとしていた。
腕の中の温もりが動き出すと浅い眠りについていた男は目を覚ました]
おはよう、珠莉――。
[男は身を捩り顎先にキスをしてくれる珠莉を柔と抱きしめると小さく笑いの声を漏らした。 繋がっていたものもいつしか抜け落ちていたろう。 身体を向き合うように抱擁しなおすと正面から見つめたままに唇を重ねあう。
雛鳥が餌を求めるように啄むものだから男はやはり小さく笑い、舌を絡めては唾液をゆるゆると流し込んでいた]
なんだ、もういいのか?
[胸板への合図に唇を離すと少しばかり残念そうにそう伝える] (37) 2021/07/15(Thu) 18:41:37 |
| ん、今は――。
[男は時計へと視線を向ける。 お昼過ぎにこの部屋で出会い、少し話をしてからエッチをし始め、少し寝て――]
20時くらいか、時間はまだまだあるな。
[そう告げると男は再び唇を重ねあった。 其れは触れるだけに留めたものの男は今も尚、珠莉を求めていることは明白であろう。
ただその掠れた声を眉の動きに、男もまた眉根を下げた]
ルームサービスを頼もうか。 食事と飲み物も用意してもらって――。 流石に紅茶はもう渋かろうからな。
[銅製のケトルで淹れられた紅茶を男は結局まだ口にはしていない。 また淹れてもらえる機会があると良いのだがと緩く珠莉の身体を抱き寄せた] (38) 2021/07/15(Thu) 18:46:52 |
| そうすると風呂に入ったほうが良いな。 一緒に入るだろ?
[問いかけながら男は自分のズボンへと脚を伸ばした。 足の指で器用に摘まむと引き寄せポケットから喉飴が入ったケースを取り出した。 そこからひと粒飴を取り出すと自分の舌の上に乗せて、 レモンの味がするそれを口渡しで珠莉の口内へと押し込んだ*] (39) 2021/07/15(Thu) 18:49:26 |
そう……かよ、ならいい
[ 小さく気にするそぶりを見せれば、
調子のいい返事が返ってきて、
だいじょうぶ、に疑問を抱きつつ、
"お前以外に"の言葉に、妙に気恥ずかしくなって
やはり返す言葉は、どこか可愛げがない
無意識につけた、"
ずっと
"の言葉
心の底では、"ずっと"
なんて、無理だと言うことは分かってるのに]
[ 揺れる声に、揺さぶられる感情
冗談なのか、本気なのか、笑う声に
こちらもまた、頬が緩みそうになって、
顔を押し付けて、表情を隠した]
がんばれよ、長男
[ けらけら、と
そろそろ結婚適齢期を迎えるであろう
兄に、意地の悪い笑みを浮かべてエールを送ろう
俺は、ほら、まだ学生だし?
大人の世界を覗き見ているけど、
まだまだ、心は大人になり切れていない
心の何処かで現実を見て、
でも、本心では夢を見続けたいって思ってる
幸せを感じると、同時に失う不安も生まれるもので
疲労した頭が悪い方へと考えを動かそうとすれば
また、揶揄う声が聞こえて、"今"に意識が戻った]
マジですけどー?
[ 何もしないと言えば、大げさな反応が返ってきて
不安を吹き飛ばすように、けらけらと戯れて
三回で、もう無理とか
聞き捨てならないことを言われる]
うっせーな、俺が無理なわけねーだろ
年上の、お兄様を心配した、だけだっつーの
[ マジで平気なのかよ、と思いつつ
風呂に行こうと言われれば、やれやれと
身体を起こして、壁に手を着く兄を助けてやった
俺だって、腰はいてーんだけどな
時々、聞こえる。痛みに呻く声に
笑っていたのは、言う間でもないよな]
[ だだっ広い部屋の中
またまた、広いバスルームに辿り着けば、
ベタベタとしたものを洗いながらそうと、
シャワーを浴び始めた
そして、この兄はまた何かを言い出すんだ]
一緒に風呂入るのが??
[ 一緒に入るとか、
裸を見られて、恥ずかしいくらいで、
何が楽しいのか、よく分からない
心底不思議そうな顔をすれば、首を傾げて
大体、似たようなデザインの高級そうなボトルを
じっと見つめて、どれが
シャンプーだろうかと考えていた
俺のことを洗いたい?等と言い出したら、
『お こ と わ り だ』
と一言一言
滑舌良く、はっきりと断っただろうけど
頭を洗うくらいからなら、
なんだかんだで、許してしまっただろう**]
| [初めての口づけの味。 それは十の年齢差があっても変わらないものであったようだ。
男は珠莉が浮かべた表情に頬をやわらげた。 喜んでくれているのがとても分かるもので、 一つ共通項を積み重ねたことにも嬉しさを覚えていた]
気に入ってくれたなら嬉しいよ。 ご飯は先に頼んでおこうか。
[口づけを重ねながらそうした会話を積み重ねることでキスすることが普通の間柄のように思えてくる。 心の距離は実際の距離とも言われることもあり今のこの距離感は最も近しいものと言えるだろう。
おねだりを聞くと男は頷いて見せ。 受話器を取りルームサービスをコールして少し後の時間にと指定を入れた。 お風呂からあがる頃には届くだろう遅めの夕ご飯は珠莉の好むものと男はサンドウィッチをはじめとした軽食を中心としたものとした]
さて、と――珠莉。 お風呂に行こうか……ところで。
[男は身体を起こして自然と珠莉の横に移動した。 背と膝裏へと手を差し入れると横抱きのままお姫様抱っこをしてベッドの端まで移動してから立ち上がる] (55) 2021/07/16(Fri) 0:29:12 |
| こうして運んでもらうのも、初めてか?
[どこまでが初めてなのだろうか。 それは未だに分からないが男はそう尋ねながらお風呂場へと珠莉を連れていく。
辿り着いたお風呂場はそれだけで並みの部屋一部屋分程度はあった。 というより男の自室より広いかもしれない。 壁際はガラス張りになっており外を一望できるようになっていた。 恐らく外からは見え難いようになっているだろうが少しばかり落ち着かない。 そこに露天風呂とでもいうように浴槽がありそこまた広かった] (56) 2021/07/16(Fri) 0:29:27 |
| 円形の風呂なんて初めてみたぞ。 ジャグジーか、これ。
[浴槽の近くにはいくつかのボタンがあり、押すと泡の出るものもあるようである。
一先ずはと男はシャワーを弱めに出し始めた。 そのシャワーですら専用のもので天井に取り付けられている輪状の目から出てくるようである。 いよいよわからんと男は首を傾げると風呂の床に腰掛けた。
組んだ脚の合間に珠莉の尻を置いて座らせて、 横抱きのままにぱらぱらと霧雨のように降る温かな湯を浴びる]
これはあれだな。 滝とかミストとかそういう。 マイナスイオンがあるとかいうやつだ。
[あるかは知らないが男は考えることを止めた。 豪奢すぎて理解度が追い付かないでいる。
男は手を伸ばしボディソープを手に取ると手の中で泡立て始めた] (57) 2021/07/16(Fri) 0:29:36 |
| 珠莉はどこから洗うとか決めてるのか? 特になければ――。
[男の手はその耳元へと伸び、耳の裏側に指を這うよう伸ばしているのは明白であった。 隅々までと身体を洗ってしまおうと思うが男の手が集中する場所なぞ言わずもながであろう**] (58) 2021/07/16(Fri) 0:29:43 |
[ がんばれよ長男、と揶揄されて爆笑する。
よもや結婚適齢期の長男に
弟を誑かされているなんて毛ほどもあたまにない
であろう両親をちょっと思う。
孫の顔を見せてやれないのは申し訳ないなぁ
なんて本当に俺はジジイ臭い。 ]
あー、それな
おれは長男だから我慢できるけど
次男だったら無理だったって
なんか漫画で見たわ。
[ 気持ちよさそうにけらけらと笑う声に
ゆるゆると表情を綻ばせながら。
人が簡単に口にする、ずっと、が、
どれだけ難しくてどれだけ儚いものなのか、
俺は知ってる。長男だし。
だけど、そもそもが倫理的に歪んだ関係なんだ、
ずっと、が真実味を帯びていてくれることを
ちょっとくらい願ってもバチは当たらないだろ? ]
[ 油断すれば抜けそうな腰と目眩に思わず
声が漏れれば無遠慮に笑われて、
つられてこちらも笑ってしまう。
初めてでもないのに、えらくダメージが残ってる。
そのことを揶揄われれば、
好きな相手とだから余裕なくてと笑って、
仕返しは風呂についてからで、と笑顔の下で企んで。
それにしても豪華な風呂。
細かなシャワーの湯を浴びながら、
驚いた顔の海斗をまじまじと見つめた。 ]
そーだけど?
小さい頃は毎日入ったろ
おれの想い出だからな
[ ボディソープを泡立てながら洗ってやるといえば
どこかのアナウンサーみたいに一語ずつ
綺麗に区切った、おことわり、が投げられる。
けれど、そんなことくらいでお兄ちゃんが
諦めないのはもう知ってるでしょ。 ]
じゃあ、お願い。
あらわせてよ。
[ 答えも待たずにシャワーを浴びている海斗の
後ろに立ったまま、掌に乗せた泡をそっと頸に乗せて。
耳の後ろを指で擦って、手で撫で下ろすように
肩、背中、脇と滑らせよう。
腹や胸も洗って、頂の飾りもそっと触れて、
臀部から腿の付け根を洗う手つきは
幼いころとは別物の、言い表すならそうだな、
完全にやらしい動きで。
ぼちぼち怒られそうではあるけれど、
とりあえず調子に乗って袋と陰茎にも手を伸ばす。
ちゃんと洗ってるだけなんだけど、
ついつい執拗にそこを触れてしまうのは悪いくせ。]
ねえ海斗、
挿れんのと、淹れられんのと、
どっちがすき?
どっちがよかった?
[ シャワーの湯音に消されないように
後ろから耳元に唇を寄せて尋ねるのも、
捧げてくれた処女地を指でなぞって
中も洗おうとする悪戯も、もちろんご愛嬌、
そうですよ、わざとです。 ]*
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