68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
全て表示
☆★☆★ソロール☆★☆★
卜占には神が宿る。
高度な占いは、魔術であり、神託だ。
それは、永きを経たキファが”奇跡的に導き出した”呪文。
キファは、神様の声が聞こえていた。
占いを通して、”天啓”を得ていたのだ。
だから、キファは神の存在を信じていた。
だから、サルガスの言葉をすんなりと受け入れることができた。
”この世界は神による、被造物である。”
自分はきっと、テストに失格した。
いずれまた、この残酷な数日間を
繰り返させられるのだろう。
→
「(でも、それを憂いたところで。
今更その事実を変えられる?)」
今、キファの精神は凪いでいた。
あの頃の激情は無い。
今できること。
それはX日後──この世界から脱出するであろう人々に、
お別れを言うことだ。
死人に口は無い。
この声は生者に届かない。
変えられるものは、多くない。
だからそれはきっと、自分の為の言葉。
→
今のキファには分かる。
あの頃の自分は少し、ヘンだった。
……いくら愛ゆえだろうが、
人を手に掛けることは、駄目だ。
人を騙し裏切ることは、道徳ではない。
でも。
サダルの躰を求めた時のときめき。
ルヘナと茶を飲みかわした時の高揚。
ゲイザーに仕返しをしてやろうと思ったあの激情。
その激しさのどれもがもう得られないことが。
少し、寂しいなと思った。
──ヘイズは、人ではなかった。
そして、それを最近まで忘れていた。
人の群れに混ざり、人に寄生しひっそりと
"人間を演じる影"
そしてその"師匠"に選ばれたのがサダルというだけだった。
ヘイズはしゃがみこんだ。事件を演出しようとして
おかしな光景になった部屋、そして自分の抜け殻を見つめている。
「あーあ。やっぱりほんとにしんじゃったんですね。
死体って、ほんとうにつまんないです!
殺す瞬間はとっても楽しいものでしたが
死んだ後は虚無のようなものに襲われます」
→
| >>78 ハマル 「はは、許すも何も。 もう口は聞けないだろう?」 ルヘナは、 気を遣って言葉を隠したりしない。 君が子供だと、 下に見ていない からだ。 「お粗末様。 しかと礼を言えるとは、殊勝であるな。 WまたW………、また、か。うーん……… ……………ん?」 未来の約束に、躊躇う素振り。 そうして君の顔が近寄れば、 そちらへ確かに耳を向ける。 → (84) 2021/04/25(Sun) 15:08:58 |
「生きて生み出される感情にこそ価値があります」
「特に、負の感情!」
この影はそういう生き物だった。
花が咲くように、人が人を愛するように。
生み出されるほの暗い、淀んだものを好む。
そこに悪意など存在しなかった。
「サダルからもらった、人を殺したい気分
結構いい感じでしたね! あれなら
"人を憎む殺人犯の演技"をリアルにできます」
けれどあの時、自分に向けられた殺意<ナイフ>は
自らの身体に振りおろされることはなかった。
なぜだろうか。そこに恐怖でもあったのか
──いや、単純に師匠が死んでしまったからに決まっている。
彼がいなくなれば、それに自分もついていく。
それだけのこと。それは自然の理に過ぎない。
→
足元に転がった死体は、もうただの抜け殻
闇に、影に溶けるように徐々に形を失っていく。
そうして、やがて
幽霊に──本当の意味で影になったヘイズは
つまらなそうにこの場を去った。
メサ
「ニアを壊すのは、僕だけの特権です。
ニアを傷つけるのも、僕だけの権利であるべきだ。
愛すのも、壊すのも、救うのも、全て──この僕です」
青年は嗤った。
その顔に滲むのは歪な独占欲と加虐心。
抱えて居た少女を近くに下ろした。
零れた黒髪の隙間から覗いた白い首筋に、
くっきりと刻まれた所有の証が見える。
「いいですよ、アンタの望みは理解しています。
アンタのその感情を肯定してあげましょう。
死にたいんでしょう。
どうしようもなく、終わりたいんでしょう?
」
メサに向かって歩みを進める。
一歩ずつ、終わりの時間が近付く。
共に過ごした、陽だまりの記憶さえひび割れる。
そこに確かにあった信頼、過ごした時間。
預かった槍は、折れたまま──修理されることは無い。
⇒
メサの苦悩が分かる。
走り出してしまった衝動の行き場を失っている。
終りにしてくれ、と。
罰が欲しいと、メサの瞳は語っている。
それを促したのは自分の選択で。
狂気を呼び起こしたのは、己の咎。
「僕は、ニアよりも優しくない。
お仕置きの時間ですよ、メサ」
青年は、メサのすぐ傍で囁いた。
がやがや ざわざわ ひそひそ
──レムノスの街中。やがて噂が流れ始める。
役者ギルド『パルテノス』の子役・ヘイズが行方不明だと。
そしてその関係者である役者──裏方も殺された、と。
「同時にふたりも……?」 「こわ……」
「ひとりは、無残な死体だったらしいぜ」
「……やっぱり"シータの痕"の事件で……?」
「そんな……これから期待してた役者だったのに!」
「あのギルド、ギルド長が不老不死らしいぜ
実はやばいことしてたんじゃないか?」
「それただの噂でしょ?」 「バカバカしい」
街中の人々は、真実を知らない。
崩れ落ちる、流星の騎士。
過労だろうか。
キファは助けを呼ぶことも、支えることもできない。
キファの声は届かない。それを彼女は知っている。
それでも、口にする。
自分の為に、口にする、
それは独りよがりで、贖罪で。
「ヌンキ、ごめんな」
「吾はおまえに何をしてやれただろう」
「吾はおまえに押し付けてばかりだった」
「吾らを守ってくれて、ありがとう」
「吾らは平気だから」
→
「誰か」
──届かない。
「ヌンキに気付いてやってくれ」
──合理的じゃない。
「ヌンキをもう、休ませてやってくれ」
それは、唯の祈りだ。
どこかで響いた"限りなく汚い高音"を思い出してツボに入ってしまった
「ヌンキさん、それでこそ騎士です!
がんばってください!
人はそうやって応援されるとがんばれるんでしょう?
がんばってください! 負けないでください!」
喧騒の中で、影はとどかない声をあげた。
「ふん、誰か阿呆だ。
…………、否定できんな」
くっそ〜!
さて。ヌンキは、安眠できているだろうか?
暫く彼の様子を眺めると、
メレフに続いて部屋を立ち去るのだろう。
「ありがとう
鍵括弧を忘れ、なんか口にした瞬間死んだ人みたいになった。が、既に死亡しているので問題は無い。
――きっとどこかで、少女と同じ痕を持つ青年と、
壊れてしまった一番槍の彼女が話をしているころ。
まったく違ういくつもの場所を、ひとりで歩いている。
少女はあの場所で、変わらず眠っている。
どうしてか、そちらにもこちらにも存在している。
/*
分裂です。話しかけられフリー。
話しかけもフリー。描写をレスしてくださればこちらから話しかけます。
キファ
仙人については全く理解できなかったがとにかく死体を見られたことに顔色を真っ青にした。
あんな"ひどい"惨状を見させてしまったことを気にしたのだ
『自分は別に仙人にはなってないよ?
』
『ようやくわかった キファ 実はここが自分は見えていた 幻覚だと思っていたけど ここは本当に存在していた世界だ』
『そして自分たちがいた世界とは違う"ルール"が存在している ここは死の先じゃなくて "今まで生きていた世界が作られた世界だった"んだ 台本の作者が他にいた
』
だからといって、今の自分たちの存在は何か?という答えは出せなかった。
わからない、ここが本当の世界? それならば、自分はなんだ。
ここが始まりじゃ無かった、ここが終わりでもなかった、体も感情も宙ぶらりんだ。
→
キファ
『それで あの 話し方には あまり突っ込まないで欲しいんだけど』
『キファ 大丈夫? 自分がいなくなったあとのキファを わかっていて置いていってしまったから 怒られると 思っていたんだけど』
確かに恋に狂ったキファをずっとみていたサダルはあなたの異変に気づいたかもしれない。
一番はじめの彼女とも違うとも、どこかで。
だが、そのことに安心してしまった自分がいる。
二人の気持ちを残酷にまで踏みにじったと自覚をしている自分がいた。
そしてどうか自分の本当の気持ちに誰も気づかないで欲しいと思っている。
ヘイズ
「観客がいないんだから
しばらく裏方に集中していても怒られないでしょ。
なんだかここの世界もおかしいし、
自分が一体どこから来たかも」
言葉にしてわかってくる。
サダルの思考の整理はよく言葉によって行われてきた。
口にするにも、文字にするにも性に合っていた。
そしてここが死の先ではないとわかったいま、
本当に自分が何者かわからなくなってきていた。
目の前の存在もまた。
「幽霊はどこかに居てもおかしくないと思っていたけど、
ここまで存在していないように扱われるのは
……くるものがあるなあ。
ヘイズは本当に気分は大丈夫なの?
元気そうに見えるし、その言葉は嘘は無いと思うんだけど。
流石に自分の影とはいえ意思はあるでしょ?
今やりたいこととかあったら手伝うけど」
足を止めてもらって落ち着く。
この先に皆がいる、ちらほらと見えてる姿に、"見える声"。
今も終わっていない舞台にはもう上がれない
「あいつ多分黒魔術の本とか書くの得意だぞ」
内容については、好ましいと思った。
ホワイトボードの前にもいる。気味の悪い絵が増えたわね……と思った。
「やっぱりモンスターですよね……?」
ヤバイひつじの落書きを見てモンスターは思った。
吾もヤバい絵を描こうと思ったが、ペンを掴めなかった。あ〜ん。
二ア
二アが歩いていると、町の外れにある小川の音が耳に入ってくる
壁越しに聞く人の呟きのようにひそやかで、しめやかで、親しげな水のせせらぎ
自然と目が向けば、そこには
荷物を置いてがいる。
服を着たまま腰まで水につかって居るどころか、頭まで水をかぶったのか濡れた羽のような黒い髪からは水滴をしたたらせ、誰がどう見てもこのままでは風邪をひいてしまうと思わせる姿だった
そして目が合った。ぱちくりと瞬きを繰り返す。
その瞬間サダルは滑ってひっくり返り水の中に落ちた
サダル
それは、彼女が神秘主義者であり”天啓者”故だろうか。
既に彼女がその事実を悟っているのもあろうが、
キファは、”台本の作者"の存在に特別驚くことは無かった。
「怒って良いのか」
──す、と目を細める。 →
ラサルハグに手を振った。悪戯。だって、見えるわけがないのだから。
それから、表情を和らげる。
「冗談だ」
キファは、随分落ち着いているように窺えた。
悟ってしまったのだ。
サダルの顔を見てもなお、あの激情は蘇らない、と。
きっと、それで良かった。
「吾は結局、おまえに何が起こったのかよく知らぬ。
おまえがどうして急に、
吾に対して無感情になったのかも分からぬ」
でも、深くは問わない。怒ったりもしない。
キファは全てを許容する。
そうすることが。
「サダルよ」
そうすることがきっと、
良いお嫁さんなのだと信じていたから。
それはきっと、優しいお別れの言葉。
今のキファの在り方の証明。
「──吾は、おまえにとって良い恋人で居られたか?」
| (a126) 2021/04/25(Sun) 20:00:58 |
「…………?」
キファは、危機感を催した。
キファは、ラサルハグに見える筈がない。
キファは、ラサルハグの正体を知っている。
……だけど、幽霊のキファは、一人じゃ何もできない。
ラサルハグの前に立つ。彼の頬を、思い切り抓り上げようとする。
サダル
ぱちぱちと瞬きをする。
なにしているのかしら、あの人……。
呆れつつ、踵を返そうとする。……が、何かが引っかかって。
水に落ちた人のところへ歩を進める。
「ごきげんよう。
……その恰好、水浴びには向いてないと思うわ」
| >>87 カウス 君のギルドカードの内容を思い返す。 「嗚呼───…… どうだ、まだ子供だ何だと、 気にしているのか?」 自らの分も紅茶を注ぎ、口を付ける。 やはり自分で淹れるものは、評価が低くなりがちだ。 微妙な表情で、味わう必要もなさそうにこれも一気飲みする。 「小魚は事実、手軽にカルシウムが得られるのだぞ。 ぼくは温厚故摂取の必要は無いが。 毎晩君の為に 厨房から出汁パックを拝借している ぼくの気持ちも察して欲しいものだ。」 君はその気持ちを察さなくても良い。 (96) 2021/04/25(Sun) 20:26:07 |
キファ
サダルは何かに耐えきれず、バサリとスケッチブックを落とした。
数多の恋を見てきた、そして数多の恋に憧れてきた。
隣に居るだけで安心する存在、
何でも話せるような気軽な相手、
一度でいいから欲しかった、
寂しさを埋めてくれると思ったから。
いつか居なくなる相手に恋をするのは無駄だ。
情を持ってしまえば、辛くなるのは自分だ。
こんな感情はいらない、誰かを好きになる感情なんて必要ない。
誰かのことを好きになってしまう誰かを好きになんて、恐ろしくてできるはずがない。
実らない恋をどうやって、認められるだろう。
誰もが怖がっている、その言葉を告げてはいけないと。
サダルはその感情を知っている。横恋慕はみんな嫌なのだ。
それでも愛を伝える者がいるならば、笑顔が訪れる結末にしたい。
見せてやろうじゃないか、自分はこれでも多くの物語を見てきたのだ。
→
キファ
「キファ、聞いてくれる?」
「今から一緒に恋人になろう
」
閉ざしていた口でしっかりと告げ、キファの手を掴み歩き出せば、二人きりになれる場所を探す。
キファが断ろうとも、サダルは無理矢理付き合わせるだろう。
そして囁くのだ。
「 そして話をしよう」
二ア
げほ、げほ、とサダルの喉から有声音が聞こえる。
溺れはしなかったが随分とびしょ濡れになってしまった姿のまま岸に上がれば、邪魔になる上着を脱いでスケッチブックに手を伸ばした
『ごきげんよう二ア 無事でよかった 声が聞こえていたからどこかにはいると思っていたんだ ありがとう あの星はちゃんと届いたよ やっぱり自分は助けてあげられなかったんだね』
ペンで会話を綴ればあなたの傍には誰も居ないのか、それとも一人で行動していたのかと見渡しているだろう。
| >>98 カウス 小魚の冒険、毎週月曜夜25時から放送開始!絶対見てくれよな! 「お。 ……………そうか。 心境の変化は、 正しく君の成長だな。喜ぼう。」 囃し立てるように拍手をすることもない。 「君、変わったな。 悪い意味では無いさ。 ……良い、と思う。」 勿体無く美味いと言われれば、 一瞬 小魚か!? と驚き振り向いたが 嗚呼、と真白のカップに思い至る。 「──飲みたい気分なんだ。 と、紅茶と牛乳では説得力がないな。 今夜は酒でも盛ろうか。 ……君も飲むか?」 冗談っぽく、少し笑う。 夜間外出禁止。 そんな話もあったな、と今更。 (103) 2021/04/25(Sun) 20:56:54 |
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る