176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】
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望月
「……昨日の勝負だって僅差だったしなあ。
次こそはなんか勝たないと。負け癖つくのもちょっと不本意だし……」
肩をたたれたのをタイミングに。
既にオーバーキルが決定した人物らは、もうはじめている頃合いだろうから。ふらふら立ち上がれば、いつも丸いその背を更に丸めて背を低くして、テンションすらも低めに、並べられた様々の方に向かっていくことだろう。
とても複雑そうな顔をしている。複雑すぎて爆発しそうだ。
#4日目野球拳の部室内で一人や二人、あるいは不特定多数相手にただ裸を晒すのとはわけが違う。より広いどころか屋外で、見知ってる相手も脱いでいる中で同じく全裸でいるのはどうしようもなく興奮する。それもヌーディスト的に解放するものでなく、不慮のことでの。
局部を見られるのだって弱味を抑えられるのと同義だ。とか思いながら結局は物憂げに玩具だの生物だのの前を通り、ある一つの前で呼び止められる。何かも思ってみてみると。
「尻尾型ピストンバイブ〜?」
御誂え向きに犬の尻尾型をしている。
ピストンバイブとされるものは従来の市販品は伸縮だけで正しく『挿れて抜く』の動きにならないし、かといってしっかり抜き差しする構造を作るとなるとどうしても不恰好になってしまうのだと。
「それを尻尾の形がポケットになるから見栄えの保証がされるんすね。いや僕に使わせるのかなり悪意ありません?」
今回は犬のだけど猫尻尾もあるよ〜なんて。それは絶対特定の誰かに対するものだったっすよね社長。
そうツッコもうとしたとき、いつの間に背後にいた人間に膝下から抱え上げられる。あ、あんたはAV撮影やってる方の(任意のモブ)さん!
「いやっどう考えてもこれ余計っすよね!?
なんでこんな辱めを僕に与えるんすか!!」
ぎゅっと脚を腕ごとホールドし股を大きく開かせて、未だ欲望の収まっていない股間や堅く締まった尻穴を一切隠せない状態をとらせられる。どれだけ身動いでも降ろしてはくれない。男優は力強い。
#4日目野球拳の部もう一人現れたモブ社員に挟まれて、マッサージじみた愛撫を施される。なだらかな曲線を描く太腿や尻を丹念に揉み解し、アナルを押し広げるように閉じたところ指でなぞったり両側から尻たぶを引っ張ったり。
舌で音を立て舐め啜られれば、ぎゅっと瞼を瞑って仰反った。
頃合いになればシリンジから直接腸内にローションを注入されて、漏れ出そうとする生理現象に抗い強く肛門を引き締める。けれど間髪入れずにディルド部分をゆっくりと押し込まれて、規則的な駆動音と共に尻尾の付け根からたらりと粘液が溢れ落ちた。
「──ッ!!
ふっ、ん、……あっ……!」
負担のない大きさで緩慢に、とはいえど腸内を抉じ開けられる感覚から逃れたくて腰を動かせども拘束は外れないし玩具が抜け切ることもない。
動きにつられて尻尾も揺れてしまうのがまるで悦んでるみたいに。それを含めたデザインなのか。
傍に捌けた社員が尻尾の根元の部分を握ると、中身の器具が押し出されてより深いところを犯し始める。
「ん、ぉ゛ッ!?待っ、
あぁッ、ダメ、だって、ッ!」
懇願するように頭を振ると、今度は弄ぶように握ったり離したり。罰ゲームとはいえここまでするものなのかと囲む奴らを心から恨んだ。
#4日目野球拳の部「あーーーー………… もう!
んで、社長!オレ何やりゃいいんすかねえ!」
覚悟を決めた、というよりは。
何か突然、逆ギレを起こしたような叫びを一つ。
ずかずかと大股で社長の元へと近づいていく。全裸で。
尚、ロボ太のセクシーショットや既にオーバーキルにさまざまな痴態を披露する面々を目の当たりにしており、悲しいかな股間の代物は勃っているから、歩くたびに存在を主張するものが陰毛の下で揺れて滑稽である。
社長が指し示したのは、いつのまにか設置されていた、ドラム缶。
いつのまにと目を見張るものの、その辺りの手腕を気にしていたところで仕方がない。指示としてはその中に入れという。ただ、それだけ。
ご丁寧に、入るための台まで設置されて。
「……オレだけ熱湯風呂だったりするう?
扱い雑じゃないっすか……。いや、まあ、あんまり需要がないのはわかってますけどねえ」
などと頭を掻きながら。入ってそれで終わりというならさっさと終わらせてしまおう。どうしても手早くこの場を去りたいものだから、台座に登れば、縁に一旦腰を置いて、体を回転させて足を……中に入れたところで、そのまま、中に引き摺り込まれた。
#4日目野球拳の部「は!? ……何 ── ッ 、ッ 、うぇぇ、ちょっ、ヌルヌルするん、だけどお!?うわあ!!??」
ドラム缶なのだから、人一人が胴を隠す程度の大きさでしかない。
頭まですっぽりとはいかないが、不透明な入れ物の中身を確認しなかったのは愚か者でしかない。
そこには粘液に塗れた無数の触手が満ちており、獲物を引き摺り込んだのはそのうちの数本というわけだ。
スライム同様、そこに複雑な意思らしいものはなく、蠢き求めるのは──。
「…… な、……ッ ぁ、う、……っ、いやいやいや、待っ、……て、待てっ、てえ……ッ !」
この会社の育てた触手なのだから、当然エロいことだった。
肉の棒が勃っていたのを幸いに、しゅるりと絡みついた触手が骨もないひだが無数についた身で柔らかく締め付けて扱いてくる。
睾丸も舐め回されるように優しく押されて、……挙句。
「ぁ゛あ……ッ !!?」
首がのけぞった。一気に頬が紅潮する。
後孔にすら、嫌悪も躊躇もなく、触手たちは群がって。うち一本がずるりと奥へと入った途端に、野太いながら情けなく喘ぎ声を上げて、悶え。
#4日目野球拳の部尻尾を握るのはそのまま、三つの手が不規則に身体の前面を這い回り始めて。
乳頭を摘み弾いたり、内腿をくすぐる様に足の根元まで弧を描いたり、羞恥を煽るように音を立てて尻肉を軽く叩いたり。本職からの文字通り手慣れた手つきが、敏感なところを責め苛む。
明らかに量の多かったローションがバイブを締め付ける括約筋からこぷ、と滲み出してきて、地面への落ちた。
「〜〜〜〜ッ、は、……!
いっ、…………っ、!!」
喘ぐ余裕すらもなくしたのを見れば、片脚を自由にし、それで立つような姿勢をとらせる。
体重を支え切れるほどの体力気力はもう残っていなかったから寄りかかる形になり、勃ちっぱなしで僅かに涎を垂らす陰茎がふる、と揺れて。
抱えていた社員が未だ抑えている手で腿を撫で、もう片手で陰毛と睾丸を焦らすように撫でさすったのち、逆手で搾ってそのまま絶頂へと追い立てた。
与えられる激しい快楽に歯を食いしばるものの目は僅かに上を向き恍惚を浮かべて、腰を前に突き出して。腹筋には目に見えて力が篭り、身体を捩れば連動するようにうねる。
変わらず腸内を犯す鈍いバイブレーションと激しい手淫に耐えかねて、獣じみた唸り声をあげながら精を吐き出した。
「っ、お、……ンッ……!」
射精してからもモブ社員二人は余韻が冷めぬよう弛緩した身体に優しい愛撫を繰り返して、尻尾を引き抜き、頭を打たないように紳士的な仕草でその場で一度座らせる。後処理も含めての仕事です。
#4日目野球拳の部散々自らの手で慣らしてしまった箇所だ。
腸内でめちゃくちゃに暴れる触手の先端が、痛みではなくて快楽を訴えさせてくるからタチが悪い。
触手の根元はずっと奥にあるのだから、際限なく中に……入ってきそうなものではあるが、そのあたり、大変よく出来た触手のようで、苦しいどころか……。
「ぅ、……は、う、……ぃ、そこ、なんで、わかんだよお……ぃ、ッ 、ひう、や、いやホント待て、待て待て…ッ 、やべえって!」
二本目、ずる、と入り込んできて。
互いが絡みついた状態で出し入れを繰り返すから、くぼみや突起がより強く腸壁を刺激して、思わず泣き言が漏れた。
流石に複数人、それも素面の人がいる前でバカみたいに情けない声で喘ぐのは思うところもある。
挙句、前立腺まで見つけ出して押し上げられれば、もう堪えるなんて事もできないのだろう。あ、あ、と悶えながら、何もかもを弄ばれる。
まあ、そのどれも見えずに、周囲から見えるのはただドラム缶から顔を出した男性が限界を迎える姿だけなのだけど。
びくん、びくん、とだらしなく口を開いたままでその身が跳ねるように何度か震えた。
触手の中に放たれた白濁も、見るものがいないのは、もしかしたらまだ不幸中の幸いのかもしれない、が。
……触手がそんな程度で解放してくれるわけもない。
生物開発の方々が結果に満足するまで、飽きることなく犯されて、搾り取られることだろう。
ドラム缶で。
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