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75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】
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>>中庭の片隅
「心無い言葉だって。石だって。
それは、“オレ達を認識する”って前提がある。
オレたちは、ここにいる。生きている。
───爪弾き者にされる理由なんて、ないじゃないか」
そう、言い放った。
>>中庭……?
ある程度時間を置いたのだ、もう流石に誰もいないだろう。
……と思っていた思考が浅はかだったことを知る。
一応は持っておこうと先程食堂から拝借してきた食料と
温かい飲み物を抱えたままで、
中庭から聞こえる会話に耳を澄ませる。
「……そんな方法、」
それ以上は続けられない。
盗み聞きになってしまっていることは分かっていても、
なかなかその場から離れられない。
>>中庭
「ああ、揃い踏みね……
で、言おうとしたことも全部言われちゃった。
考えてることは同じよね」
「そう。みんなで集まればいい。
簡単な話よ」
「ルヘナが教えてくれたわ」
>>中庭
「……そう。
よかったわ。みんながわたしと同じ考えで。
それに、わたしたちなら『こうなってしまった』子にだって、
堂々と会いにいけるものね。」
イクリールは、そう言っていたずらっぽく笑って見せた。
いつものように。
これからも、誰に対してだって、同じように。
「わたしもそれに、賛成よ。
シェルタンやスピカが卒業したって続けるわ。
でも今は、わたしたちだけではきっと手が足りないの
だから、手伝ってくれるとうれしいのだけど。」
──ねえ、ルヘナ。
イクリールは、遠くこちらを窺う視線の事だって、知っている。
中庭
「──……っ、」
自分の名前が出されていたこと、
そうしてその後に名を呼ばれたこと、
そのどちらにも驚いて渋々といった様子で皆のもとに歩く。
「気付かれていたのか。悪い、途中から盗み聞きした。
食事と飲み物だけ置いて行くつもりだったんだが」
「こうして隅っこで慎ましくしてるのも、
そういう、”一つの理由”なんだよな」
逃げるように食堂から離れて。
当てもなく、ただふらふらと動いている。
身体まで亡霊になったつもりはない。だから。
「……それでも。
オレは。シェルタンはここ
にいる。
それを知るのは、ブラキウム、アンタだけじゃない。
それぞれに絆があって。
んで、それは簡単に掻き消えるようなもんじゃない」
「幾らでも聞かせてやるよ。
楽しい談笑の声か?歌声の方がいいか。
楽器の音色も、とっておきがたくさんある。
踊りも。大体の雰囲気は伝わるかな?
それを観る、まだ『いる』アンタたちが。
他ならない、『いなくなった』オレたちが、でも、『そこにある』証明になる」
今もそうだ。と、辺りを見渡した。
>>中庭
「盗み聞きも何も、あなたが言い出したことなんだし、
それに、どのみちあなたも一緒になるんだから」
「私には、正直まだアイデアもないけど、
同じ境遇の人間の慰めになればそれでいいと思ってるわ」
そして、笑いながらこう言った。
「振るわれる暴力については、考えなくてもいいわ。
私が全て受け止めてあげる。
そういう身体
だもの。有効活用しなくちゃね」
「……──ルヘナ居ないのに揃踏みって言ったな今」
こら!カッコが付かない!
「ちょっと悩んだんだけどな……来ちゃった……
別に気にするな」
>>中庭
「俺もいていいなら時間の許す範囲でいさせてもらうよ。
アイデアなんてものは人が集まれば集まるだけ湧いてくる、
これからいくらでも考えて行けばいい。
だけど、」
じ、っとスピカを見つめる。
「どういう身体だろうが関係ない、痛いものは痛いんだ。
無理はするなと主張して行くからな。
お前が傷付くことを厭う人間がいるんだ」
そしてそれは俺だけじゃない。
>>中庭
「あら、隠れていたルヘナが悪いのよ。
仲間はずれがいやなら、ちゃんと仲間に入れてと言うべきだわ」
イクリールは、そう言ってまた笑った。
他の生徒から向けられる、揶揄するようなものではない
至って普通の、日常の一コマのように。
それから、『経験則』を語るブラキウムを見て
心の底から嬉しそうに、その表情を綻ばせた。
「いいわ、みんなが妬いてしまうくらいに楽しくやりましょう
それに、ひとりぼっちでいるよりは、誰かと一緒に居た方が
できることって多いもの。」
「ま、生憎。オレも、
病気レベル
の
”人の視線惹きたがり”なもんでね?
だからギムナジウムにまだいるんだし」
あんま誇れたもんじゃないけど……
でも、これからは誇らなきゃな、と笑う。
「身体張らなくとも、盾でもなんでも用意しようぜ。
やるなら派手に色々したほうがいいだろ」
「仲間外れが嫌とかではなくてだな、……まあいいか。
そういうことにしておくよ」
イクリールに何かしら返答をしようとして、やめる。
「色々用意するのなら案をいくつか出そうか。
俺自体はこの通りの非力だからな、
実働はお前達に任せることになるが……まあ、
適材適所という言葉もある。役割分担は大事だろ」
「ルヘナさん……ありがとう」
「私……」
何かを言いかけて、やめた。
「大丈夫よ。意味なく傷つくようなことはしない。
『保険』よ、『保険』」
>>スピカ
「俺は寧ろお前に礼を言いたいと思っているよ、スピカ。
誰かしらが思い至って動かなければこの流れは起きず、
お前がいなければきっと俺は引き返していただろう」
だから、ありがとう。
小さく伝えて、それから何かを言いかけたスピカに首を傾げる。
聞き直そうとしたが、続く言葉を聞けば頷いた。
「それがわかっているならいい。どんどん周囲に頼れ」
>>中庭
「悪いなブラキウム、結局朝の報告は行けずじまいだった」
改めて小さく謝罪を乗せてから、
ブラキウムが周囲に語り掛けるのを遮らないよう口を閉じる。
彼が語る内容は直接聞いていたものだ、自分は知っていた。
そうして聞いているうちに、
顔と名前を覚えていてくれたことに思い至り、
少し喜ばしく思う。
そして、話題がシェルタンへと投げかければ
そちらに視線を移し、
……目を逸らさぬよう、意識して見つめた。
ブラキウムの事を知っている。重要な事、些細な事、そのどちらも。
「……へえ」
無関心、というわけではない。
だが、人目がないとは言えないので、
リアクションを抑えただけだ。
「まあ、そちらはシェルタンさんに任せるとして。
親交もあるようですしね」
「……なるほど、な」
受け止める。隠し事も視線も全部。
今更怖気づいてたまるものか。
「うん、”最高”じゃん?
そもそも『なかったこと』にするってことだろ。
……ンな大役、オレが任されていいのかわかんないけど」
![](./img/stargazer/022.png) | >>3:52 昼過ぎ メレフ 「前、たべものの匂いも、やだったから……でも、だいじょうぶなら、よかった。 ルヴァは、とりあえず立ち直ったみたいだったよ。まだそれからは会えてないけれど」 少し動くのが億劫そうなのは眠気のせいだろうか。緩慢な動作で、扉を開く。 いま寝坊して置き出したみたいに、ベッドシーツがもこもことトンネルを作っている。 隣を過ぎる時に少し香るのは、普段の匂いに加えて少しの土の匂い、消毒液の匂い。 「なにか、あったっけ。見つけたものとか、あった? のみもの飲むの、たいへんじゃなかったら、昨日とおんなじの淹れるけど……」 見上げる視線は貴方のことばかりを気遣って、鶏と雛のようにそばをちょろちょろとしている。 いつものケープは土と青草で少し汚れて、ベッドのそばにかけられていた。 (60) 2021/05/30(Sun) 0:57:40 |
「わたしも……あまり手伝えることはないかもしれないし、
抜け出すのにだって限度はあるわ。
それでも、できることはあるはずよ。」
早く抜け出さずとも出歩けるようになるといいのだけど。
そう言って、少しだけ寂しげに微笑んだ。
「相談……というほどのことじゃなくてもいいの。
わたしに話せることだったら、いつでも聞くわ。
だから、シェルタン、スピカ、ルヘナ。
それに、ブラキウム。
どうか、一人で抱えこまないでね。」
わたし、みんなのことが好きよ。
だから、少しでも力になりたいの。
そう言って、イクリールはやはり『みんな』に微笑み掛けた。
恐れるものなど、何も無い。
| (a75) 2021/05/30(Sun) 1:02:56 |
![](./img/stargazer/022.png) | >>3:a75 中庭 「……」 いなくなった人々を探して、のろい足を動かして。 青い鳥のように、中庭に集まる人たちを探してぱあっと顔を輝かせた。 小さな少年は、たしかにそこにいるみんなを認識している。 ああ、と声をかけて駆け寄ろうとしたけれど、どうにもみな、大事な話をしているようだから。 ぎゅっと耳をふさぎながら、それでも見えるところに姿を現した。 「き、きいてよくなったらおしえてね」 (61) 2021/05/30(Sun) 1:06:29 |
>> 俺の小さな友達
「……サルガス、」
昨日背に抱えた友人が、自分達を認識している。
そのことが嬉しいし声をかけもしたいのに、
どうしても足が動かなくて。
ただあなたを見つめている。
サルガスに「いっぱい楽しいこと、してやるぜ」と笑った。
![](./img/stargazer/022.png) | >>3:62 中庭 ブラキウム 「……ああ、うん。本当に……」 自分が見ている風景と、貴方は見ている風景は。同じなのだ。 それはただ単純に己が間違っていないことの証明でもあるし、 貴方が前を見ていることを証明することでもあるし、 なにより、ここは、食堂のような場所ではなく。多くが受け入れられる場所だと。 ホッとした途端に喉がぐっと狭まって、鼻がつんと痛くなって。 「みんな。スピカも、シェルタンも、ルヘナも、イクリールも。 ああ、いるって、言っていいんだ。言って、いいんだ……」 (63) 2021/05/30(Sun) 1:17:14 |
![](./img/stargazer/022.png) | >> 中庭 ルヘナ 「るへな、」
しゃくりあげてしまいそうな声が、ようやく喉から音を押し出した。 少しのろい足取りがそちらに歩んでいって。なんて、声をかければいいだろう? 遅くまで一緒にいて、離れてからはそう時間など経ってはいないのだ。 なのに、とても長い時間離れていたような、そんな気さえする。
「、……き、のうは。ありがとう、ね……」
いっぱいの感情で占められた頭の中から、いちばん確かな言葉を選び取る。 (64) 2021/05/30(Sun) 1:20:38 |
いつものようにサルガスに笑い掛けた。彼等は確かにそこに居る。
![](./img/stargazer/022.png) | >> 中庭 シェルタン 「うん。……うん。また、いっしょに、たくさんいろんなこと。 いろんな、音楽のこと……話したいなって、おもて、」
ひとり、ふたり。話しかけられた頃には、もう涙声になって、鼻が湿っていた。 あまり小綺麗ではない音を起てて鼻をすすって、こくこくと頷いている。 (65) 2021/05/30(Sun) 1:22:37 |
| サルガスは、ブラキウムに対して力強く頷き、ぎゅっと手を握り返した。 (a77) 2021/05/30(Sun) 1:26:26 |
>>中庭 サルガス
そんな顔をしなくていいのに。
そんな声をしなくていいし、
お前にそんな思いをさせたかったわけでもないはずなのに。
今でも正直分からないが、きっとそのはずで。
「いや、いいんだ。俺が好きでやったことだし、
メレフやシェルタンにもお前を頼まれていたんだから。
……悪い。秘密会議、できなかったな」
![](./img/stargazer/022.png) | >>3:67 昼過ぎ メレフ 「ぼく、探し回ってばかりだものね。ブラキウムにも、ひとりでうごくなって言われちゃった。 ブラキウムもルヴァのことしんぱいしてたから、きっと、うまくやってけるんじゃないかな……」 互いに人のことばかり、自分のことを発信しないのはお互い様だろうか。 思うところを理解しているから余計には追及せず。 それから昨日のように椅子を用意して、保存食で散らかっている机の上をちょっと避けて。 飲み物を用意しようとしたところで、軽い体はころんとシーツの上に簡単に転がされた。 → (68) 2021/05/30(Sun) 1:31:29 |
![](./img/stargazer/022_r.png) | >>3:67 >>3:68 昼過ぎ 「い゛、」 苦悶の声だった。マットレスが跳ね返した体は引き伸ばされたようにぴんと背を張り、 首は引き抜けそうなほどに後ろに添って後ろ髪をシーツにこすりつけた。 ひゅうひゅうと細い呼吸をして、隠すように口に手を当てて。 どうみたって不自然な様子であるのに、なかったことにするようによろよろと身を起こそうとする。 「きょ、うは……どう、した、の?」 (69) 2021/05/30(Sun) 1:34:20 |
![](./img/stargazer/022.png) | >> 中庭 ルヘナ 「そんなこと、ないよ。まだ、できるよ、ううん、ぼく、まだ、なにもできてやしないけど……。 でも、でも。ねえ、ルヘナ。まだ、ぼくはきみに、きみたちに。 なにかできると、おもってもいいだろうか」
涙声だと言うには、もう震えてかたちもなしていない。聞こえはひどく悪い声だ。 それは貴方にとっては手遅れのことであり、手抜かりの末のことであるかもしれない。 それでも、まだ。少年は諦めていなかった。 そしてあなた達を見つけたいま、目的は人探しから、変わりつつある。 (71) 2021/05/30(Sun) 1:40:28 |
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