【人】 早乙女 結奈[ "あの日に戻れたら" 誰だって、そう思うことはきっとある。 "あの日、違う方法を選んでいたら" そうして思い描くのは、今よりマシな今 選ばなかった選択の結果なんてわからないのに。 アタシの場合もそう いつも思い描くのは過去の一場面 中学に上がる直前の春休み、自分の部屋 あのとき、あの場所で 悪魔の提案に乗らなければってただ、それだけ] (51) 2021/06/04(Fri) 10:55:34 |
【人】 早乙女 結奈[ あの日、姿見の前で悩んでいたアタシに悪魔が ──通称、姉がした提案。 『パット重ねていけば誤魔化せるんじゃない? 家はみんな巨乳だし、どうせ追いつくでしょ』 なぜ、どうして あの言葉に過去のアタシは頷いたのだろう 促されるままFカップのブラなんて買ったのだろう] (52) 2021/06/04(Fri) 10:56:06 |
【人】 早乙女 結奈[ "早乙女結奈は巨乳" "年上の彼氏がいるらしい" "結構、遊んでいるらしい" "同級生じゃ物足りないらしい" 胸囲偽装し始めてから囁かれ出した噂の数々 遊んでるとかは、とても不本意ではあったけど アタシにとって都合が良かったので放っておいた。 だって、偽装巨乳では彼氏なんて出来ない 友達とお風呂も水着も無理があるから。 だからせめて大学に行ったら 知り合いがいなくなったら、パットをとって A Aカップでもいい、自由に生きようって決めてたのに] (53) 2021/06/04(Fri) 10:56:46 |
【人】 早乙女 結奈あれ? [ 予備校に向かう途中だったはず。 いつもと同じバスに乗って、つくまで一眠り 目を閉じただけのつもりだったのに] ……寝ぼけながら歩いた、とか? [ 歩いた記憶はない けれど、そこはどう見ても教室だった。 黒板には文字の跡 ロッカーにはちらほらと荷物が残っている 馴染み深い場所、そう見えたけれど] え、でも……この格好 [ 見たことのない制服 この服を着て家を出た記憶はない そもそも、通っていた高校のものとも違う。 なぜ?どうして?と辺りを見回せば 黒板に『日直』の文字と二人分の名前があり その当人はどうやら眠っているようで] (55) 2021/06/04(Fri) 10:57:49 |
早乙女 結奈は、メモを貼った。 (a10) 2021/06/04(Fri) 11:11:03 |
早乙女 結奈は、メモを貼った。 (a11) 2021/06/04(Fri) 11:12:08 |
【人】 運び屋 ルルーシュ[せっかくの提案だっつーのにスルーしやがったぞあの覆面野郎。 じゃんけんで決めたままに努力するってのは、この上なく平和的な解決策だと思ったんだが。 ついでにここに永住とかいうくっっっそおっそろしい発想口にしやがった。 “まともな飯なし娯楽なし!敵さんと同衾うれし恥ずかしドキドキ監禁生活☆ミ” とか一週間で発狂するわ。っつーか、俺もお前も仕事中じゃありませんでしたかねぇ!?……って、突っ込むべきか?ここは。 こいつと取り合っていた“とある企業の裏帳簿と顧客リスト”は、邪魔さえ入らなきゃ、弟が回収しているはずなんだが──… こいつののんびり具合を見てたらなんか弟の身が不安になってきた。 探知に引っかからなかっただけで、こいつにも仲間がいるんじゃね?] (57) 2021/06/04(Fri) 11:17:15 |
【人】 運び屋 ルルーシュ[っつーわけで、永住を考えかける覆面野郎とは反対に、俺はとっととこの部屋を出たい。 どちらが無理を通すかって話は、あいつが籠城を視野に入れれるんなら俺の方が分が悪い。 紙に書かれた定義を満たすだけなら覆面野郎縛り上げて一服盛っときゃいけるだろうし、愉快な品ぞろえの中にはそういった何某も並んでる。 並んでるんだが、俺はそれを換算したくない。 してたまるかと思うから換算しない。あれが──… 話が逸れた。 だいぶ分が悪い戦いではあるものの、潔いのは性じゃない。 ナッイーヴでデリケェトなマイサン頑張り物語を回避すべく、趣味の悪い玩具箱を引っくり返す覆面野郎に言いくるめてやることにしよう**] (58) 2021/06/04(Fri) 11:18:46 |
運び屋 ルルーシュは、メモを貼った。 (a12) 2021/06/04(Fri) 11:20:37 |
【人】 フィアンセ 葛葉 桜子[ 今じゃないと無理、とはどういうことでしょう。 部屋にある扉に近づいてノブを回そうとしてみますが 鍵がかかっているようで。 出してあげない、>>48 みたいな文言も見えはしましたが… ] な……何でもって言うのは 後でだからここでって意味じゃ…! [ 彼の何でも、は本当にろくなことにならない。 ……知っていながら言った私が悪いのですけれど…。 いうことを聞くつもりは全然ありません。 誰かに見られてるかもしれない、と言い返そうとして 壁を見ると、道行く人々が。 ……外が見えているのでしょうか? リモコンにもスクリーンだともすぐ気づかなくて 私は勝手に勘違いをして、焦りが増していきます。 ] (59) 2021/06/04(Fri) 13:12:51 |
【人】 フィアンセ 葛葉 桜子嫌…… 嫌だよ…… [ ふるふると首を振って 彼のおいで、には拒否を。>>50 何も見えない普通の壁にぶつかるまで後ずさって ぐらぐらと視線が定まらないまま、 彼を見るでもなく、部屋を見回していました。 ] ……おうじくんは、 誰かに見られてても平気なの……?** (60) 2021/06/04(Fri) 13:13:56 |
フィアンセ 葛葉 桜子は、メモを貼った。 (a13) 2021/06/04(Fri) 13:15:37 |
【人】 諜報員 フーゴ[奴の提案?聞こえていたぞ?でも俺無理って言ったし。無理って言った以上は無理なんだ、嘘なんてついてない。 なお特に仲間はいない。俺一人きりだ。だからのんびりしてるのは単に仕事に熱心じゃないだけである。 組織の他に行くとこないから仕事はしなければならない。けれどここに永住するなら組織の追っ手もこないだろうし、案外平和じゃね?なんて思うくらいだ] (61) 2021/06/04(Fri) 13:52:35 |
【人】 小泉義哉[やがて二人は大人になった。 幼馴染は実家の弁当屋を継いで 若いながらも切り盛りしてみせた。 対する青年には継ぐべき稼業もなければ 事業を起こすほどの負けん気もなし、 生粋の雇われ人気質。 就職難の荒波を乗り越えて食品卸業者を選んだのは 幼馴染を意識したのもあったかもしれない。 主な仕事は、食堂や弁当屋に食材の営業をかけること。 受注があれば配送もこなし、 発注忘れ常習犯の都合のいい運び屋になることも。 『もりや』の担当になれたのは幸運だった。 ギリギリに発注書を送ってくる客や 買う気もないサンプル乞食の相手に疲れると、 なんやかやと理由をつけては幼馴染のもとを訪れた。 「こんにちは」じゃなくて「ただいま」なんて おどけた挨拶をかけながら。] (62) 2021/06/04(Fri) 19:33:13 |
【人】 小泉義哉[立場こそ違えども、 一緒に働いていれば誠実な仕事ぶりは伝わってくる。] あれ、この鮭うちが卸したやつだよね? なんか安く売りすぎじゃない? [「同じの卸した別のところは、一つ千円で売ってたけど」 ──なんてよそ様の事情は、さすがに教えられないが。 「香菜ちゃん、鮭弁当ちょーだい」という 松田のじいさんの呼びかけに くるくるとせわしなく動き回りながらも 「はーい」と朗らかに対応する姿を見ていれば つい手助けもしたくなる。 ひょっとしたら、余計なお節介だったかもしれないが。] ……これじゃ利益取れないでしょ。 鮭をこれ以上安くするのは厳しいけど ちょうどホッケの大量受注があったんだ。 その分仕入れ値も抑えられたから ここにも安く都合できると思うよ。どう? (63) 2021/06/04(Fri) 19:34:26 |
【人】 小泉義哉[最初の方は、細やかなこだわりがわからずに 「コロッケ作りが楽になるよ」……なんて言って ポテト粉末を持ってきて、触感が悪くなると断られた。 卸業者として付き合っていれば さっくり揚がった黄金色のおいしさは 丁寧な手間の積み重ねで守られているのだと気づかされる。 梅干しもお新香も、いくらでも既製品があるんだし 早起きして真っ赤な目で>>0:29仕込まなくてもいいじゃん。 フライものにかけるソースだって 高い小袋つけるよりも ボトルからかけたほうがずっと安いのに 折角さくっと揚がってるから、と こだわりが歯がゆいぐらい。 だけど確かに、彼女の店で食べる弁当は 漬物一つ、揚げ物一つ、よそでは食べられなくて 彼女に肥えさせられた舌が、何度も足を運ばせた。] (64) 2021/06/04(Fri) 19:35:39 |
【人】 小泉義哉……また! >>0:16 なんかラグビーやってるとかいう男のところ行った。 俺と違って強引なのがいいんだと。 ……やっぱ、女子ってそういうもんなの? [気心知れた仲だ と思っていた から泣き言も何度か漏らしただろう。 ジューシーな唐揚げは熱々で (作り置きもあるはずなのに、 彼女はいつでも揚げたてを出してくれた) ハフハフ言いながら頬張っていれば (これだって下味にってしょうがペーストを渡したら 自分でおろした方が風味がいいと断られた) 帰るころには表情は明るくなっていただろう。 貴重な女子の意見を求めたけれど、 返事はどうだったか。 彼女は秘密主義なのか、 こちらの話は聞いてくれるものの 自分の色恋話となると言葉を濁されたこともあっただろう。 心を開いているのは自分だけか、なんて 一抹の寂しさを抱いていたのだけど。 想像力の乏しい男は ]もしも実際に彼女から相談を受けていたら どんな気持ちになったかなんて、思い当らず。 (65) 2021/06/04(Fri) 19:38:30 |
【人】 日迎 出流[行くつもりではなかった大学を受験することになったのは父親の一声によるものだった。 曰く――『あの大学は将来のために役立つから進学しろ』とことであった。 合格ラインには到達しており将来の道も決まっているのだから受験勉強に熱を入れることはなく、季節病に掛かることもなく体調も万全で迎えた当日、隣に座った君を見た瞬間に覚えていた英単語も数式も年表も全て頭の中から消え去った俺は花畑で小躍りしている間に試験が終わった。 その時には君も既に帰った後で辛うじて受験票を横目に見て名前だけを覚えて帰り、後日みごと不合格の通知を受け父親から大目玉を食らった] (68) 2021/06/04(Fri) 19:45:33 |
【人】 小泉義哉[二日酔いで目が覚めた。気分は最悪だ。] ……SNSなんて見なきゃよかった…… [分かっていても、心が弱っているときほど スマホに親指が吸い込まれていくのはなぜだろう。 幼馴染に話を聞いてもらっても、精神の回復には波がある。 そして、ふらりと下になびいた時に 魔が差して普段は見もせぬSNSを開くのだ。 かつての同級生が気づけば二児の親になっていたり 縁を切ったはずの元カノが 「友達ですか?」と紹介されたりして 酷い精神汚染を受けた。友達じゃない。 年に一度も会わない同級生が今どうしてるかなんて 人生において最もどうでもいい情報の一つだ。 それなのに勝手に比べて 停滞どころか後退した自分に落ち込んで 発泡酒を浴びるほどあおったのは覚えている。] (71) 2021/06/04(Fri) 21:24:32 |
【人】 小泉義哉[布団も敷かずに転がった気がするが 目が覚めた場所はベッドの中だった。 やけに大きく、枕も二つ並んでいたが 一人で広々寝ていてもむなしいだけだ。 全く見覚えのない部屋には、自分一人。 部屋の中心にはテーブルがあり ラミネート加工された紙が一枚置かれている。 ホテルによくある施設説明だ。 訳も分からぬままにぺらりと手に取ると 小さく音を立てて何かが落ちた。 拾い上げるのは後にして紙を読むと 馬鹿馬鹿しい脱出方法が簡潔に記されていた。] (72) 2021/06/04(Fri) 21:25:40 |
【人】 だって男の子だもん 小泉義哉──シないと出られない部屋? [音読しても意味が分からない。 ちょうどその時、ブブ……と音を立てて 床に落ちたもの>>72が震えだした。ローター。] …………。 [なんとなくポケットに突っ込んでしまったスケベ心は許してほしい。] (73) 2021/06/04(Fri) 21:27:03 |
【人】 小泉義哉[改めて部屋を見渡してみると、ご丁寧なことに、枕元には コンドーム 紳士の嗜みまで置いてある。 そこまで見てやっと理解した。つまりまだ夢の中なのだ。 ベッドからやたらと目につく位置に設置された鏡には 目の落ちくぼんだ青年が苦笑いしていた。 そもそも一人でどうやってナニやらすれば良いのか。] (74) 2021/06/04(Fri) 21:27:45 |
【人】 小泉義哉は 、 えぇ? 香 ── 安住……? [照明はほの暗く、部屋の隅々までは見えないが 光の刺す中心には今起きかえったばかりの香菜が 大きな目を夢のように見開いてじっと小泉を見た。 その瞳は小動物のように頼りなく揺れて 心細いのか、柔らかそうな自らの体を抱きしめていた。 いつもは清潔にまとめられた髪は無造作におろされ 剥き出しの肩に散っている。 思わず鎖骨を視線でたどれば、その下の薄い生地を 男にはない曲線が押し上げていて思わず息を飲んだ。 その衣服と呼ぶにはあまりにも頼りない布地を見れば 腰から下は布団に隠れて見えないはずなのに かけ布団の下に伸びる二本の足が 妙に艶めかしい想像を搔き立てた。 あまりにもそぐわない幼馴染の背後、その枕元に やっぱり紳士のアメニティを見つけて あまりの状況にくらくらとめまいがした。] (76) 2021/06/04(Fri) 21:30:03 |
【人】 小泉義哉[しばらく言葉を見つけられずに 所在なく視線をさまよわせていたが バスローブが二つ並んでいるのに気づくと 意を決したように彼女を正面から見据え 大股に歩みよって剥き出しの肩にかけた。] 訳が分からないけど……とにかく出口を探そう。 安住だって嫌でしょ、こんなところ [──と言ってから、果たして彼女は この部屋の説明を読んだだろうかと疑問に思った。 しかし尋ねるほどの勇気はなく むっつりと不機嫌そうに押し黙ったまま くるりと背を向けて、彼女の準備が整うのを待った。]** (77) 2021/06/04(Fri) 21:31:02 |
小泉義哉は、メモを貼った。 (a14) 2021/06/04(Fri) 22:27:28 |
諜報員 フーゴは、メモを貼った。 (a15) 2021/06/04(Fri) 22:42:37 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁──よくわからない部屋で [ かなり焦っているように見える彼女。 彼女を納得させるために どこかに指示が書いていないかと 彼女がベッドの上に来るのを 拒んだから、探してみた。 見られることが嫌かと言われるなら あまり好みではないと答える。 けれども、出られないのなら… ] 桜ちゃん、これに書いてあること 今から読むね? (78) 2021/06/04(Fri) 22:55:15 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 彼女と反対側にあるテーブルにあった。 その封筒の中には、扉近くに書いてあることと 似たようなことが書いてあった。 この部屋に来てしまった人が 無事に扉を開けるためには 相手と繋がらなければならない。 ナニをするか、聡明な人ならわかるだろう。 ] ここから出たいなら、しよ? それでも嫌っていうなら、… (79) 2021/06/04(Fri) 22:55:57 |
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