203 三月うさぎの不思議なテーブル
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| へへへ。やったぁ〜。 [真っ赤になって白旗をあげる栗栖に こんなんニヤニヤするなって方が無理でしょう。 >>34ジト目で見られても何のその、 嬉しそうににこーーっと満面の笑みを浮かべ、 裾から指先を離したのでした。] (55) 2023/03/09(Thu) 18:40:40 |
| …いや? 誘い辛くしたとかそんなんじゃないよ〜。 ほらあ、あんまりガツガツして引かれたらヤだなあとか 考えちゃう繊細な乙女心なわけよ。 [別に彼の行動に何か問題があったわけではない。 (罪づくりなのはまあさておき) どちらかと言うと己の心の問題であるからして。] ……うん。勿論いーよ。 そっかあ、もう桜の季節だもんねえ。 ついこないだまで寒かったのに、早いね。季節が巡るのは。 [勿論誘いを断る理由などないわけで。 微笑む彼に目を細めながら承諾を。] (56) 2023/03/09(Thu) 18:41:53 |
| [さて。そんな中で。 気安く声をかける速崎の姿に 一瞬だけ肩を揺らした。 >>49……どう、なったのかな。 あの日から意識的に隅に避けていた思考が、 どうしても頭に昇りそうになる。 もちろん速崎とて仕事中の身。 屈託のない笑顔からは内心までは読み取れない。 向こうだって聞かれたい話ではなかっただろうし……。 そわ、としてしまいそうになるのを押しとどめ、 元気よく迎えるオレンジのうさぎに笑顔を向けた。 アイドル時代に培った表情筋は健在である。 カクテルのオーダーを承り、去っていくその背を少し見つめ。] (57) 2023/03/09(Thu) 18:45:11 |
|
[先日、紺とオレンジのカラーチェンジには気づいたけれど特にコメントはしなかった。
いや、 休憩から戻ったキャスケットのゲイザーに「ナギ」と呼びかけ、イヤーマフをしたナギを「ゲイザー」と呼ぶバグが発生した。 やめてほしい、いいまちがえるから]
ぬぅ
[3回目のミスでバッターアウトとなった沙弥は、次回早出してエアコンフィルターの洗浄と店前の掃除をすることを約束した。 みんな花粉症だからね。 この店に花粉症に抵抗できる村人は残っていな──まだいる*]
(58) 2023/03/09(Thu) 18:45:21 |
| [ひとまず一旦思考を戻すことにした。 二人の顛末がどうなっていようと、 それは脇に置いて今日は楽しむと決めてここにきた。 あ、お肉は貰うけど 自分で注文した分は自分で払うつもりで お腹いっぱいって言ってはいるからね一応ね。] え。えーー…そうだな。 鴨…ならローストかなあ? 前にお店で食べた時に美味しかった記憶がある! [いつも決まっておススメを頼むと言う栗栖が 自分に判断を委ねてくれている。 >>36これはなかなか責任重大なのでは!?と思うと同時に それを許されている距離感が何だかこそばゆくて。] (59) 2023/03/09(Thu) 19:15:12 |
| [いつもと違う出で立ちの貝沢が、いつもと違うような調子で一瞬肩を揺らした >>57が、速崎はすぐにはその心当たりに思い至らないまま。 貝沢が普通に(そう、速崎には見えた)笑顔を見せたのを見れば、一瞬浮かんだ疑問符もすぐに消えてしまい。 そのまま、カクテル作りに向かおうとして――。] っと、クリリン。 [オーダー急がなきゃとは思いながらも、思い出したように振り返り] また来てくれて、ありがと。 今日は鴨で美味いもん作るよ。 [あの日の帰り際 >>51を思いながら他愛なく笑った。 ここで鴨をピンポイントで挙げたのは、単にオススメ食材だったからというだけだったが] (60) 2023/03/09(Thu) 19:20:43 |
| それなら私もデザートは、 栗栖くんの食べてみたいものを頼もうかな〜。 好きなお菓子とかある?
[そう聞いてみる。]
あ、メイン料理は海老にします! あとねー、新じゃがで何か!料理法はお任せしまーす!
[と、オーダーを。**]
(61) 2023/03/09(Thu) 19:21:27 |
| っと、鴨ローストでいいのかな? おっけい! [貝沢 >>59のリクエストが聞こえれば、笑顔で調子よくそう言ったのだが――。] (62) 2023/03/09(Thu) 19:26:46 |
| [ここで今一度、貝沢のお団子頭からシックなワンピースまで、観察するように真顔で見つめ――。 あの時の栗栖の アホな回答 >>50を、本気っぽい格好の彼女の目の前でバラすのはとりあえずやめておこうと決めた。 何も言葉にしないままじっと視線を向ける様は、貝沢にどう受け取られるかは判らなかったし、気にもしていなかったのだけれど。 それから一連のオーダー内容をキッチンに伝え、今度こそはとカクテルづくりに奔走しはじめる。*] (63) 2023/03/09(Thu) 19:27:01 |
――たけのことアスパラの日――
[まずはいつものように撮影する。
最初こそ店長に許可を取ったが、そこからは自由に撮っている神田である。
自分の行動を見て「良いんだ」と解釈した客が撮る姿も何度か見かけたが、高野が撮っているのは珍しいので「へえ」と思わず見てしまった。
自分より早く来店していた彼のオーダーは既にデザートの段階。
タルトに添えられた装飾が「彼への特別」であることは他の皿を見ればわかる。
それを見た高野の顔が――
(あっ これは僕見ちゃ駄目なやつ)
察して目を逸らした。]
[さて自分の目の前にある二皿だ。
どちらから食べようかと思案して、まずはてんぷらからにする。
箸で摘まめば、さく、と音を立てる揚げたての衣。
穂先多めのリクエストに応えて貰ったから、細長くて食べやすい。
強く噛まなくても柔らかく歯が通るたけのこには下味がついていて、後から天つゆにつける必要がない。
衣のさくさく感が好きだからこれはありがたい。
使われているつゆは店のオリジナルらしい。
今度はそのつゆを出してもらってそばをリクエストすることを決意した。
だから仕入れておいてください、店長。
対して横の大葉は水気を纏っていたらしんなりしてしまいきれいに葉を広げた状態で揚げるのが困難になる。
だから味はついていないと判断し、少し塩を振らせて貰った。]
僕、大葉の天ぷらも大好き……無限にさくさくしたい……
ポテトチップスと同じ棚に袋で売ってないかなっていつも思ってる。
[恐らく時間が経つとさくさく感が失われてしまうので今後も商品としてスーパーのお菓子売り場には並ばないとは思う。]
[鶏肉で巻かれた野菜の色どりが目にも美味しい。
ごぼうは冬の煮物でも太目が活躍するが、春先に出回る春ごぼうは柔らかくて甘味があるのが特徴だ。
アスパラとにんじんを一緒に巻いていても、噛みにくいということはない筈だ。]
あっ好きこの味付け。
[思わず声が零れた。
天ぷらでふんわりと上品な味を楽しんだ後にやってくる、日本人のDNAに刻まれたみりん醤油砂糖酒の黄金カルテット。
鶏肉にはしっかりその味が浸みこんでいるが、中身の野菜には到達していないから、野菜の旨味も損なわれることなく感じられる。]
しいたけ途中で食べるとまた煮汁がガツンと来て食感も違っていいな。
いや〜それにつけてもアスパラは流石おすすめ食材!
レストランで食べてもアスパラって繊維が気になることがあるけど、
新鮮だから?それとも調理法?
ぜんっぜん気にならないや。
[ゆっくり食べないと真白の退勤までただ座席を温めるだけの客になってしまうのだが、食べ始めるとそんな当初の予定は忘れてしまう。
これはデザートまでにまだ何か頼まないと。
鶏のにゅうめんだって?!
麺は控え目でスープ多めで貰おうかな!]
[そして見事にお腹がいっぱいになってしまったので、タルトは持ち帰る羽目になる。
真白がまかないをパスするなら、彼女の分も二切れ。
店内で食べるなら神田ブレンドのコーヒーがお供になるが、家の場合ティーバッグになる。
もう少し良いものを買っておくんだったと少し後悔した。*]
| 鴨じゃなかったね!! メイン海老、新じゃがお任せ、で合点承知! [慌てて、貝沢からのオーダー内容メモを修正 >>61。 別に栗栖があれから本当に女の子になったっぽい訳でもないのに何かがバグっていた模様。 なお、トレードカラーを入れ替えて業務連携を妨害した >>58所為で発生したバグでは、多分、ない。 ないのだが、遠藤に三回くらい間違われたことで若干「私=ナギ」がインストールされかけたのはここだけの話。 教訓。 トレードカラーの魔力は強い。 *] (64) 2023/03/09(Thu) 19:32:30 |
| あ、ううん、鴨ロースト食べるよ!! それはそれとして私は海老も食べるよ!! [ところでなんだかちょっと混乱していそうな速崎に訂正はしよう。 >>64**] (65) 2023/03/09(Thu) 19:36:58 |
| (a13) 2023/03/09(Thu) 19:37:43 |
| おっけい!! [鴨ローストも注文リストにメモ >>65。そしてサムズアップ。 あまりにも混乱しすぎた所為か、ひどく爽やかな笑顔になった。*] (66) 2023/03/09(Thu) 19:39:41 |
| [ジト目には満面の笑み >>55が返されました。完敗です。] (67) 2023/03/09(Thu) 19:39:50 |
| 乙女心って繊細なんだ?
[悪気はない。]
ああ。いや。俺があんまり金が無いって言ってるから。 誘い辛くさせちゃったかなって。
ふふっ。そうじゃないなら、良かった。
うん。桜は満開にはまだかかりそうだけど。 お花見しよ? 貝沢さんと一緒に見たいなって思ったんだ。
[了承の言葉に嬉しそうに笑って。] (68) 2023/03/09(Thu) 19:40:10 |
| [ゲイザーがバックヤードから顔を出して、挨拶した。 >>49] ゲイザーちっす。 [俺も何時ものように笑顔で挨拶して。 それから視線を戻して、貝沢さんを見た。 貝沢さんはしばらくゲイザーの背を見送った後。 俺に鴨のお勧めの食べ方を教えてくれた。 ロースト >>59ってどんな料理でどんな味すんだろ? うまそう。 そしたら振り返ってゲイザーが鴨の話しをするから。] 鴨はね!ロースト!! [親指を立てといた。知らない料理なのに自慢気だ。 ゲイザー >>62。お前悪い顔 >>63してんぞ。] (69) 2023/03/09(Thu) 19:40:26 |
| [好きなお菓子 >>61と聞かれて。 一瞬ぶわっと顔が赤くなった。 なんでもない。なんでもない。本当になんでもないんだ。 今日は突然春の陽気になったのかもしれない。] (70) 2023/03/09(Thu) 19:41:03 |
| [息を整えて考え始める。 このお店で出してくれそうな好きなお菓子……] 赤い苺がのった、ショートケーキ。 [小さくぽそりと呟いて。 それから少し恥ずかしそうに貝沢さんを見た。*] (71) 2023/03/09(Thu) 19:41:37 |
| (a14) 2023/03/09(Thu) 19:42:00 |
| おうよ!! [栗栖 >>69からも確り鴨ローストでサムズアップを貰ったので、良い笑顔で承った。 さっきの悪い顔も見られた気がしたが、 まあいいや と特に気にしないことにした。テーブル席のお二人が『鏡の国』のごとくダブル女王様になってしまうよりはいいんじゃないかな。 ……いつも通りの変わらぬ挨拶は確かな安堵を齎すもので。 そして今は、泣きたくなるような気持ちも特に強く自覚しないまま。 各種のオーダーの段取りと分担とを、キッチン内で共有しようと。] (72) 2023/03/09(Thu) 20:01:05 |
― 白うさぎと紺色うさぎの幕間 ―
[ 大咲が神田からオーダーを受け取り、
横を通り過ぎる際にも、つい。
物言いたげな視線を向け、かつ、それを拾われるなら
]
…………混ざりたいというか。
私、三年目じゃないですか。瑞野さんと。
……知らないうちに瑞野さんに息子が出来てて、
ちょっと、複雑な気持ちなだけです
[ もうちょっと可愛い妹扱いしてくれても良いんですよ?
大咲はいつでも歓迎ですよ?
息子もいいけど妹も良いと思いませんか〜!?
…なんてことは言わないが。
男同士の気安さとかもあるかもしれないし、
仲良きことは美しきかな、ここは譲ってあげ── ]
( いやちょっと待って
原酒と原酒のカクテル!?
作ったの? そんで
出したの!?
)
[ 葉月が酔い潰れた原因の事実を後程知れば、
いややっぱ譲れませんけど!? と思う羽目になる。
……無事の帰宅(?)が叶って何よりだ。
本当に。いやマジで。* ]
― 引き続き、白うさぎの夜 ―
[ そんな閑話休題と指導計画はともかくとして、
種類は違えど大咲のやきもちは彼に見えていたか。
あの日、しれっと過去の交際経験を仄めかされ
ちょっとだけもやもやしていたことは内緒である。
いや、嘘だ。大分気にした。
元恋人たちとどんな風に感じていたかどうかは二の次で、
"どんな人で、どうして付き合ったのか"は気に掛かった。
好きだから? なんとなく?
その人にも、かわいいって言ったのかな。
そりゃいたよね、神田さんなら。と思う反面
いや私の受け取り違いなら良いのになぁ、とか。 ]
たけのこと言えば、和食が多いかなぁと思って。
他には応用しづらいけど、案外何とかなりますよ。
[ まあそれでも余れば賄いになるだけである。強制的に。
多くは用意していないし、実際出たから問題ない。
小さな拍手には、ちょっとだけ気恥ずかしげに笑って ]
……………… あの、
[ い、意地が、わるい。
分かっていて作ったことまで理解されている笑顔だ。
小声で問われて、思わず頬を赤くし、
それから同じだけの声量で答えを返した。 ]
……呼ぶのは、二人の時が良いです
[ しれっと料理名で呼ぶことも考えはした、けど。
そんな風に思ってもいたことだから
この場は貴方に折れて貰おう。
白うさぎはそのままお泊りの許可を取り付け
一転して穏やかな笑顔で「おいで」と言ってくれた彼の
浮かれた言葉と約束へ、ふにゃり、咲い
幾分か軽くなった心を弾ませた。 ]
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