【人】 クルー 御子柴 詠斗−バーカウンター− お疲れ。調子は? 「なんか、前に遊んだ人を見た気がした」 今回も遊べるといいな。 「でも、何人か声かけてきた人いたから そっちに流れるかも」 ふはっ、流石。……で? 「はいはい。詠斗さんまた後で話聞かせてくださいね」 [ バーテンのひとりとは仲がいい。 こうやって、仕事中もよく話す。 彼女がカクテルを作る姿は 流れるようで見ていて飽きない。 そんなところから、仲良くなった。 . . . 彼女からマティーニをふたつ受け取ると トレーに乗せてS室フロアへと 足を向けるのだった。 彼女が指輪を外していないことを願いながら ] (94) 2020/07/12(Sun) 19:47:22 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a28) 2020/07/12(Sun) 19:50:48 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a29) 2020/07/12(Sun) 19:57:33 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−客室廊下− [ 俗にスイートルームと呼ばれるS室A室。 大抵の客はこういう”遊び”の遊び方を知っているが、 偶に、全く知らないふしだらな輩もいる。 勿論、女性も男性も両方経験がある。 女性の時は金を積むから、だきなさいなんて 言われて、仕事が立て込んでいるから 後ほど、と言っただけでヒステリックを起こされた。 男性の時は、嫌そうにしている女性クルーに 迫り続けていた男性客にやめてくださいと 丁寧に断ったら、お客様は神様だろ、なんて 馬鹿みたいなことを言われた。 今となっては笑い話でしかないが、 そういう訳の分からない客もいることを、 知っておけ、と新しく来るクルーに 伝えるいいケースを彼はいくつも持っている ] (95) 2020/07/12(Sun) 20:39:25 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 [ しかし恐らくの話だが、今から相手になる人妻は そういう教訓になるような相手ではなく、 寧ろ聞いた男どもが羨むような相手だろう。 彼は、トレーを持たずに手持ち無沙汰になっている 白手袋をつけた右手を見て、 彼女のあの柔らかかった肌を思い出す。 ルームサービスを持っていくときだけ、 白手袋をつけるという規則で良かったと、 今更ながら思った。 そうでなければ、 あのとき彼は肌に触れることができずに 彼女への欲が燃え上がることがなかっただろう。 ] 背徳は、誰もが気になる味。 それを与えるも、受けるも、己次第。 さぁ、…………受け取れ。 [ 彼女の部屋の前で軽く通常のネクタイで 作った蝶ネクタイを感覚で整えれば、 彼は仕事用の顔に作り替える。 そしてスイートルームに付けられた呼び鈴を ゆっくりと2度鳴らすと、 ルームサービスのお届け、と声を上げるのだった。 少し汗ばんだまま、シャワーを浴びることができずに チップだけを用意した彼女が 広い室内で待っているとは知らずに>>61 ]* (97) 2020/07/12(Sun) 20:44:00 |
クルー 御子柴 詠斗は、メモを貼った。 (a30) 2020/07/12(Sun) 20:51:06 |
【人】 曳山 雄吾―ラウンジへ― >>96はは。 これも演出の一つというやつだろう。 [ 行こうと言われれば否やはない。 狐面をした受付のクルーが示したのは、 孔雀や獅子、黒烏といった様々なモチーフの仮面。 雄吾はそれらの中から、オペラ座の怪人を模した仮面を受け取った。] 建前としては、これで誰だかわからないという事、だ。 誰が何を見聞きしようと、 こちらが誰かは知られない、という趣向かな。 さ、行こうか、何処かから来たお嬢さん。 [水葉が選んだのはどのような仮面だったろう。 雄吾は片膝を床に着かせて、 ラウンジ奥へ誘おうと左手を彼女に差しのべた。]* (98) 2020/07/12(Sun) 21:18:49 |
【人】 涼風 梨花― 個室 ─ [そういえば、彼の名を確かめはしたが 此方は名乗ることも部屋番号を伝えることも忘れていた。 『呼べば向かう』という言葉は本当だろうか。 従業員なら、ゲスト全員について把握していても おかしくはない人数ではあるが。 10分という時間が短いようで長く、やはり短い。 もしかしたら揶揄われたのかも?だとか、 そんなことを考える間にシャワー、とおろおろするうち 呼び鈴が鳴り、びく、と肩が跳ねる。 いやいや、相手はただのクルーで、女は齢28で、 夫との性交渉は無くとも生娘というわけでもない。 慌て過ぎ、そして浮かれ過ぎては勿体ないと、 扉を挟んで数度、深呼吸を繰り返し。] (99) 2020/07/12(Sun) 21:32:00 |
【人】 涼風 梨花……いらっしゃい。 ……、 [実際、どれだけ時間が経ったかなぞ解らない。 ただ、扉を開けて思わず息を飲んだ。 御子柴の装いが、先ほどとはガラリと変わっていたから。 まるで高級ホテルの給仕のように。] 時間通り、ね。 さ、入って? [ぱち、ぱち。 見惚れるよに瞬きを繰り返しながら暫しの間のあと、 繕うように笑うと、ドアを引いて中へと招く。 実際、どれほど時間が経っていたかは確認していない。] (100) 2020/07/12(Sun) 21:36:31 |
【人】 涼風 梨花[背後で扉が閉まる微かな音がしたら、 大人数人が裕に寛げるだろうスイートルームが 少しだけ狭くなったような感覚に陥った。 トレイに乗せられたグラスが二つなことに、 唇の端を上向かせ。] ふふ、 ……乾杯にも付き合ってくれるの? [まだ彼は、クルーとしての外面を保っているか。 けれど女にとっては、既に彼の立場は曖昧だ。 ひとまずはリビングスペースのソファに腰を下ろし、 白手袋で覆われた指先をじ、と見詰める。 勿論、左手の薬指には、細い指環が嵌まったまま。]* (101) 2020/07/12(Sun) 21:41:27 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−個室− [ いらっしゃい、と彼女は扉を開けた。>>100 特に、先ほどと変わらない美しい女性。 しかし、彼の服装が変わったからなのか 彼女の綺麗な瞳が何度か瞬きを繰り返した。 その瞬きが何を意味するのかは、 後から分かるだろうと思い、 彼は、失礼いたしますと口にして彼女の部屋へと 足を踏み入れ、静かに扉を閉じる ] 奥様がお望みでしたら、お付き合いいたしますよ? [ まずは、彼女が腰を下ろしたソファの手前にある テーブルの上に、彼女への同意を示しながら マティーニをふたつ、コツンと小さな音を立てて 並べ置く。すると、彼女の視線が白手袋に 向いたような気がして、 彼女の隣に腰を下ろしその手を差し出す。>>100 ] この手袋が邪魔なようでしたら、外してくださいますか? [ 全ての選択肢は彼女の権限。 そのままでいろと言われれば、 手袋をつけたまま、暫く相手をするし、 先ほど素手で彼女に触れた故に 手袋を求めないならば、 彼女に外してもらおうという算段。 まだ彼は、あえて彼女との間に距離を保って。 ]* (103) 2020/07/12(Sun) 22:10:08 |
【人】 涼風 梨花[奥様、と呼ぶ声に少しだけ苦笑い。 嫌というわけではない。純粋に呼ばれなれていないだけ。 彼から預かったネームプレートは失くさぬように クラッチバッグに入れたまま、テーブルの端にある。 対応によってはその場で返すことも考慮していたが、 少なくともグラスを二つ、持ち込んだ時点で その可能性は低いと見ようか。] あら、そのつもりで来てくれたんじゃないの? [まだ、人ひとり分ほど空いた距離であれ。 グラスがテーブルに、そして彼がソファに腰を据えると 冗談めかして笑いかけて。 差し出された掌に、また、暫く間を置く。] ──…そうね、…邪魔だわ。 [別に、何かしのフェチズムがあるわけでもない。 す、とスカートの裾を引き、少しだけ身を寄せて。 片手を彼の手首に添え、反対の手でする、する、 ゆっくり白手袋を外していこう。] (104) 2020/07/12(Sun) 22:25:55 |
【人】 曳山 雄吾―ラウンジ内― >>102[ 水葉の手を取り、受付クルーの恭しい辞儀を受けて中へ進む。 夜の暗闇かと思うほどに沈んだ照明。 だが少し経てば目が慣れて、あちらこちらに カーテンで仕切られたブースがあると気づく。] ……先客もいるようだ。 [ 声を潜めて水葉へと。 くすくす笑う女の声、喉奥に返す男の含み笑い。 時には短くいなすような戯れの響きも聞こえたか。] ここは、空きのようだな。 入るぞ。 [重ねた手をきゅっと握り、とあるブースのカーテンを捲る。 中はL字型に配置された柔らかそうなソファ、 中央にはテーブルと、ワインボトルを納めたアイスペール。] (105) 2020/07/12(Sun) 22:26:09 |
【人】 曳山 雄吾[ ソファの一角へ水葉を伴い腰かける。 肩ではなくてその手にそっと、己の手を置こうとした。] ……名前も知らないお嬢さん、と。 言うことにしようか。 [ 目だけ隠した仮面の奥で男は笑う。 口元もその声に連れて、にこりと弧を描いた。] お嬢さんはどんな期待を抱いて、 この船に乗り込んだのかな? [ 仮面を着けた同士なら、相手が誰と知る由もない。 あくまで建前の趣向とはいえ、 この空間でそれは心の帳を開くことを容易にするものだったろう。]* (106) 2020/07/12(Sun) 22:30:10 |
【人】 涼風 梨花[露となるのは、ほっそりとした夫の指とはまるで違う。 知らない男性の掌。 清潔で、器用そうで、けれど働き者の手だ。 引き抜いた手袋をテーブルの脇に置き 抵抗されなければ甲に浮かぶ静脈を辿るように 白指がつつ、と撫でるだろう。] あ、……ごめんなさい。 夫以外の人と、握手以外で触れるのは久々で、…。 [手首から、指の付け根まで行き来したところで ぱ、と離すと、カクテルグラスへと目を向ける。 乾杯しましょう?と目線で促し、ステムを摘まんで。]* (107) 2020/07/12(Sun) 22:32:08 |
卯波 慧は、メモを貼った。 (a31) 2020/07/12(Sun) 22:48:00 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−個室− [ 奥様、という言葉は彼女にぴったりだが、 本人の表情を見る限りでは、 あまり呼ばない方が良いのだろうかと、 彼は判断する。 日焼けを知らない艶のある肌。 栄養不足という言葉からは程遠い健康的な体つき。 そして、荒れを知らない唇。 奥様、と呼ぶにふさわしい人物だろう ] 梨花様に断られた場合に自棄酒にする可能性も、 あったのではないでしょうか? [ やけに嫌味ったらしくいうやつだな、と 彼自身が思った。しかし、邪魔だと言って 彼の手袋を笑みを浮かべ外す彼女を見て、 その考えは全くもって意味がなかったよう。 ] (108) 2020/07/12(Sun) 23:00:43 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗[ 距離が詰まり、彼の手があらわになると 彼女は興味深そうに浮き出る男性特有の 静脈血管を撫で上げる。>>107 少しくすぐったくて、くすっと笑ってしまった ] あぁ、いえ大丈夫ですよ。 旦那様をお持ちの方が、こうやっているところを見れば 普通の人間は不倫だと思ってしまいがちですからね。 [ 彼は、彼女の視線がカクテルグラスに向いたことで、 彼女がグラスを手に持った後に、 同じようにステムを摘み、 彼女の方にグラスを近づけてみた。 ] 晴れやかな旅になりますよう、 お手伝いをさせていただきます。 どうぞ、よろしく。 [ タバコの匂いがしていないだろうかと、 ふと彼は思ってしまった。 しかも、普通にジャケット内側に タバコとライターを入れている。 基本的に禁煙家が多いから吸わないけれど、 持っているだけで興醒めと言われても困る。 故に、バレてくれるな、と 願いながら乾杯をしようか ]* (109) 2020/07/12(Sun) 23:01:19 |
【人】 曳山 雄吾―ラウンジ内― >>110[ 水葉の唇が紡ぎ出した言葉に、仮面の奥で男は軽く目を見開く。 そういった単語が連なるとまでは、思って居なかったのだ。 だが同時に、おそらく三度の巡り合わせが導いた この状況を半ば必然的なものとして感じていた。] どのように、してあげようか。 君が名も知らぬお嬢さんであるのと同じに、 俺は君がまだ何も知らない相手だ。 [ だが、語るまでもなく自明な事柄が、一つ。 体格――膂力の、圧倒的な格差。 水葉の左手首を掴み、身体を開く方向へと押しやった。 同時に、馬乗りになる形で彼女の身体を脚で跨ごうとする。] でしょうか、と。 疑問を抱いているなら、まずは試してみると良い。 [ 雄吾のその動作を、彼女が避わす事は出来るだろう。 けれども、水葉の言葉を聞き止めた彼には、 おそらく彼女はそうはするまいという確信があった。] (111) 2020/07/12(Sun) 23:32:40 |
【人】 曳山 雄吾[ 男の手が伸びる。 水葉の着けた黒鳥の仮面に触れた。] これはまだ、取らずにおこう。 代わりに君はさらけ出すんだ。 この服の奥。 その身体の奥。心の奥に、潜んでいる欲求をな。 [ 彼女の仮面から離れた男の手は、ボタンブラウスの胸元へと。 水葉が止めなければ一つまた一つと手は進み、やがて 最後まで外しきってしまうだろう。]* (112) 2020/07/12(Sun) 23:36:39 |
【人】 涼風 梨花― 個室 ― [きっと、周囲には幸せな若奥様に見えるのだろう。 実際、何の苦労も不自由もない生活を送っている。 唯一、満たされない空虚を抱えて。] ふふ、……面白いことを言うのね。 そんな経験があるのかしら? [よほど、無礼を働かない限り、彼がそのような 自棄酒に耽るようには見えなかった。 むしろ、金を積んででも…と言う方が似合う気も。>>95 呼び方が奥様から名前に変わったこと、>>108 番号を伝えずとも正しく部屋に訪れたことから ある程度の顧客情報が行き渡っていることを認識する。 もしかしたら金持ちの婦人が道楽目的で、と 思われている可能性もあるだろうが、 それはそれで構わない気もした。] (113) 2020/07/12(Sun) 23:37:50 |
【人】 涼風 梨花[ただ、手袋を外すだけなのに ひどく疚しいことをしている気分になるのはきっと 女の中にそういった願望があるからだろう。] ……普通の人間が、ということは。 あなたはそうは思わない? [勿論、女にもそんなつもりはない。 もし、浮気だの不倫だのといった不貞を責められること があるとすれば、それは──。 身体だけでなく、心までが開いた時だろう。 擽ったそうな笑い声を契機に手を放し、 上質な薄いガラスの淵を目線の高さまで掲げる。] ええ、……此方こそ。よろしくね。 [ガラスが触れ合わぬギリギリまで寄せて、 かんぱい、と小さく呟くと軽くグラスを傾けた。 正真正銘、ドライマティーニの味が咥内に拡がる。 喉を焼くような強いアルコールに、は、と息を吐き。] おいし、 ……あら。煙草を吸うの? [ふと、鼻を擽るのは煙草の残り香。 女も、夫も喫煙はしないが、嫌煙家と言うわけでもない。] (114) 2020/07/12(Sun) 23:44:22 |
【人】 涼風 梨花[ぽつりと、浮かんだ疑問はそのまま唇から零れた。 はっとしたように、彼を見つめていた視線が 僅かそれる。 サイドを緩く結った髪から覗く耳元が赤く染まるのは、 酒のせいか、それとも羞恥からか。恐らく両方。]** (115) 2020/07/12(Sun) 23:46:39 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗−個室− [ 自棄酒をした経験。 ないわけではない。 誰かにふられたなんて理由ではなく、 ただイラッとした時があって。 しかし、そんなことを言っては彼女が怯えてしまう。 そう思った彼は、首を横に振って見せた ] 残念ながら、まだそこまでお叱りを受けたこともなく。 それにしても、旦那様は美しい梨花様を置いて 他の女性にうつつを? [ わざと。揺さぶるためではなく、 彼女がなぜこのクルーズに参加したのか、 じわじわと解き明かしていくため。 彼女が1人で参加しているのは、 バックヤードのデータで確認済み。 もし教えてくれたなら、彼女の求める熱を 存分に味合わせられるのだろう ] (116) 2020/07/13(Mon) 0:05:26 |
【人】 クルー 御子柴 詠斗 私の場合、こうして頂くことが 仕事のようなものですからね。 不倫だなんて、思いもしませんよ。 [ そう。こういう道楽こそが場の雰囲気を盛り上げる 細々した演出になりえるのだから、 不貞行為だなんて思うわけもない。 彼女の後に乾杯と呟けば、 ひと口、刺激的なドライマティーニを 頬張ってみた。やはり、うまい。 そう思っていると、早速バレた>>114 ] え、えぇ。…… (117) 2020/07/13(Mon) 0:06:25 |
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