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【人】 おかえり 御山洗「こりゃ学生たちにはバスタオルも必要になるな……」 原付の音が遠のいていくのを聞きながら、川の中からざぶざぶと上がる。 後で迎えに行くとはいえ、自分もバーベキューの材料を買い集めておかないと。 川辺から上がり際に宵闇を見つけて、沢の手前に並んだ道具を指差した。 「サンダルあるから、川入るなら履き替えたほうがいいよ」 (76) 2021/08/11(Wed) 18:44:35 |
清和は、宵闇に水鉄砲を突き付けながら、百千鳥に軽く手を振った。 (a38) 2021/08/11(Wed) 18:47:32 |
御山洗は、集落の方へと歩いていった。 (a39) 2021/08/11(Wed) 18:47:51 |
【人】 青嵐「揚げれば食えんの!?ちょっと気になる。」 少年の好奇心と食欲は旺盛なものなのだ。 なんでも知ってるんすねなどと言いながらひょいとサワガニを一匹掴み上げくるりと裏を見てみる。三角…あ、これか。 「夕凪ねーちゃん8つの頃ってことは俺4つとかか? なんか見覚えはある気がするから多分見たことあんだろうけど 名前とか聞いたっけ、あれー?みたいな。 すんません、なんか俺の方だけ覚えて貰ってて。 鬼走さんっすね。改めてよろしくっす へぇ、夕凪ねーちゃんのお隣さんなんすね〜」 あの空家鬼走さん家だったのか〜とウンウンと頷く 横で夕凪が釣った魚に目をやって、釣れたじゃんスゲーと拍手をしてみせた。 (77) 2021/08/11(Wed) 18:48:17 |
【人】 インスピレーション 竹村茜「みんなはしゃいでる。全然変わってないじゃん」 川の様子を見下ろして、懐かしさに浸っている。 あの頃の自分だったなら、腰の引ける子分2人を連れて一緒に飛び込んでいただろうけれど。 「怖がる素振りも無くなっちゃったな。なんか寂しいかも」 (78) 2021/08/11(Wed) 18:51:29 |
百千鳥は、手を振る清和に悪戯っぽく笑った。さて宵闇は様子を見るだけで済むだろうか。 (a40) 2021/08/11(Wed) 18:51:33 |
竹村茜は、心なしかぼんやりとしている風でもある。 (a41) 2021/08/11(Wed) 19:02:57 |
【人】 青嵐「添木の兄ちゃんがなんか言ってる気がする。」 水の音や賑やかな周囲の音でよく聞こえなかったらしい 大声で聞き返してみる。 「 兄ちゃんなんて!!!!??滝修行するって!?!?!?!! …の割にはなんか釣竿垂らしてんな…。 兄ちゃん滝あっちだぞ!!!!!!!! (80) 2021/08/11(Wed) 19:20:07 |
宵闇は、御山洗にひらりと手を振って礼を言った。 (a42) 2021/08/11(Wed) 19:23:20 |
清和は、添木が滝修行、いいじゃん。と無責任に言った。 (a43) 2021/08/11(Wed) 19:27:05 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>79 宵闇 「呼子お姉がこーんな可愛いことするわけないでしょ、おばか! ていうか彰良兄も言ってたけどさ、 モモチそんなちっちゃくなかったってば!」 翔兄たちがでっかかっただけだし!モモチまだまだ伸びるし! なんてわざとらしくむくれては見せても、 やっぱりその声色はじゃれ合いの域を出ない。 「あーあ、せっかくこれだけみんな居るんだから やっぱり呼子お姉も来れたらよかったのになあ。 …翔兄、元気だった?」 (82) 2021/08/11(Wed) 19:27:26 |
【人】 インスピレーション 竹村茜「滝修行すんの?ふふ……あははは!!!添木?添木がやんの!? 絶対見たいんだけど!!!」 ふと聞こえてきた声に堪えきれず笑い始める。 (83) 2021/08/11(Wed) 19:28:30 |
百千鳥は、適当な水鉄砲を見繕って宵闇に投げ渡した。これを使いな! (a44) 2021/08/11(Wed) 19:29:19 |
御山洗は、川辺から遠い場所で(バスタオル人数分必要だな……)と思い直した。 (a45) 2021/08/11(Wed) 19:29:58 |
夜長は、滝のある方角を見て、添木の方を見た。見ただけである。 (t5) 2021/08/11(Wed) 19:45:14 |
宵闇は、百千鳥から水鉄砲を受け取った。サンキュ! (a46) 2021/08/11(Wed) 19:49:19 |
【人】 巡査長 清和>>81 宵闇 「そうか、おばさんには俺も随分と世話になったからな。なによりだ。 あとで俺も顔見せに行くか。弾いてたピアノ、まだあるよな?」 ふ、と世話になった人間の無事を聞いて、安心したように笑う。 清和にとって彼の母はピアノの師であり、二人目の母と言っても……少し過言かもしれないが、それほど身近な人間だった。 最初は親に薦められるがまま通い始めたピアノ教室だったが、中学生になるころにはすっかり趣味のひとつになっていて。 この田舎でピアノがある家庭などそう多くはなく。 わざわざピアノを弾くために宵闇家にたむろすることもあったほどには、清和にとってもあのピアノ教室は思い入れのあるものだった。 懐かしい気持ちに浸りながら、ピアノの所在を尋ねているが。 鍵盤を叩いていた指は、今は水鉄砲の引き金に掛けられている。 「ハッタリだ。 せっかくだ、お前も涼んでいくといい。暑いだろう、その格好は」 水鉄砲は宵闇からも見える位置の箱にたくさん置かれている。 清和は変わらず、動いたら撃つぞという意思を持って銃口を向けているが…… さて、あなたがその格好にこだわる理由など、あっただろうか。 (87) 2021/08/11(Wed) 19:57:10 |
涼風は、青嵐くん変わらずに元気だなぁ、とくすくす楽しげに笑っている。 (a47) 2021/08/11(Wed) 19:58:44 |
清和は、百千鳥が水鉄砲を投げ渡すのを見て、「百千鳥、お前もか」と大袈裟に言った。 (a48) 2021/08/11(Wed) 19:59:10 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>86 宵闇 「なにさなにさ、翔兄はモモチに可愛いままで居てほしいの? しょうがないなあ、まだ可愛いモモチが付き合ったげる! 翔兄の作戦はいつも大ハマリだったからねぇ…」 期待してますぞ、なんて言ってにたりと笑って 当然の事のようにまた悪戯の片棒を担がせようとしている。 「うん、呼子お姉は部活の用事で来れないって。 …うーん、クールかなぁ。モモチの知ってるクールとは なーんかちょっと違う気がするんだけどなぁ……」 いい歳してチープな水鉄砲を構える大の男二人を見て、 まあでも、見た目だけはかっこよくなったかもね なんて言って、愉快そうに笑った。 (88) 2021/08/11(Wed) 20:15:44 |
百千鳥は、「モモチは最初からこっち側だもん」と高みの見物だ。 (a49) 2021/08/11(Wed) 20:16:58 |
御山洗は、育ち盛りのことも考えて野菜を多めに買い込んでいる。 (a50) 2021/08/11(Wed) 20:20:23 |
清和は、百千鳥を「駄菓子を好きなだけ買ってあげよう」と唆す。やってることが不審者だ。 (a51) 2021/08/11(Wed) 20:26:37 |
夜長は、今にも撃ち合いを始めそうな二人を見て呟いた。「彼らも同じなんだろうか……」 (t6) 2021/08/11(Wed) 20:28:18 |
夜長は、雪子の話を思い出した。たぶん違うなと思い直し、首を横に振った。 (t7) 2021/08/11(Wed) 20:29:05 |
百千鳥は、わざとらしく考える素振りを見せた。「なら清和に付こうかな〜?」 (a52) 2021/08/11(Wed) 20:34:37 |
花守は、火が通りにくい野菜を何種類か下茹でしておいたよ。 (a53) 2021/08/11(Wed) 20:34:51 |
【人】 音楽家 宵闇>>87 清和 「ああ、あるよ。 お袋はあの時のまま残してる」 あとで行くかい、きっと歓迎してくれるさと笑みを向ける。 宵闇の母は穏やかで少し茶目っ気のある人だ。 教室に来る子供達を我が子のように可愛がっていた。 清和に対抗心を燃やすのも止めるわけでもなく 見守っていたものだった。 「そんなに暑そうかー……この格好。 妖怪影男にふさわしいじゃないかー……」 近所のちびっこ達に呼ばれていたあだ名。 メディアに顔を出さず、ライブは幕を張って シルエット姿だけを表すようなミュージシャンにはお似合いだ。 こだわりというよりは、自分に似合っているから 面倒だから、そういう印象を与える。 → (90) 2021/08/11(Wed) 20:36:44 |
花守は、御山洗に老人衆から軽トラ借りられないかなと提案してみた (a54) 2021/08/11(Wed) 20:39:35 |
宵闇は、百千鳥に駄菓子よりも美味しいケーキを食べさせてやろうと唆した。 (a55) 2021/08/11(Wed) 20:49:26 |
百千鳥は、どちらも捨てがたいけど、中学生の財力ではなかなか食べられないケーキを取る事にした。 (a56) 2021/08/11(Wed) 20:55:54 |
清和は、百千鳥に「それなら俺はスイーツバイキングに」と唆す。公務員の財力を舐めるなよ。 (a57) 2021/08/11(Wed) 20:55:59 |
青嵐は、添木兄ちゃん修行しないのか…と思った。 (a58) 2021/08/11(Wed) 20:56:16 |
清和は、百千鳥に「待とう、考え直そう」と涼しい顔で言った。 (a59) 2021/08/11(Wed) 20:57:41 |
百千鳥は、『取引』の内容を変えた清和に少し考えてから…… (a60) 2021/08/11(Wed) 21:02:53 |
百千鳥は、にやりと笑って水鉄砲を構えた。敵が一人だけだと誰が言った? (a61) 2021/08/11(Wed) 21:03:31 |
宵闇は、お前……と怪訝な顔で清和を見た。 (a62) 2021/08/11(Wed) 21:06:28 |
【人】 インスピレーション 竹村茜>>85 薫 「あーおもしろ……んえ、そうですよ茜ちゃんで―――」 ふと声を掛けられ、またばれちゃったという顔でそちらを見て。 見覚えのある髪色に記憶がふわりと蘇る。 あの時はまだ、短かったけれど――― 「もしかして、薫〜!?え、凄い大きくなってる! 覚えててくれたんだ、あたしのこと」 当時はそれほど一緒に泥だらけにしたわけじゃないけれど、だからこそ覚えていてくれたことが嬉しかった。 (95) 2021/08/11(Wed) 21:08:22 |
【人】 おかえり 御山洗>>94 花守 「冷静に考えるとちょっとやそっと酒を飲みながらって感じではないもんね。 食べ盛りの子があって嬉しがるのってなると、俺が思いつくのとまた違うかも」 たんぱく源は魚があるし、なんて楽観的に考えていたが、それだけではいかないだろう。 編笠や卯波なんかは控えめそうでも、百千鳥や青嵐は肉も炭水化物も思い切り食べそうだ。 しかも商店の前でそんな話をしているうちに夏野菜の差し入れもあった。 とてもじゃないが一抱えでなんとかなる量ではない。 「どこかにお願いして借りてこようか。 縁ちゃんは、引き続き夕ちゃんのことよろしくね」 とてもとても張り切っていた様子は、まだ目に新しい。 (98) 2021/08/11(Wed) 21:21:04 |
清和は、生意気だった子供のような表情を浮かべるが、今ではすっかり汚い大人だ。 (a63) 2021/08/11(Wed) 21:22:41 |
【人】 少年 編笠滝行くらいであの人の邪念が払えるなら、子どもの俺がいたずらで両方の靴に生きた蝉入れた報復に、昼寝の最中にフードいっぱいにみっちりセミの抜け殻詰め込んだりしないんだよアオ、という目で青嵐を見ている。 (99) 2021/08/11(Wed) 21:23:02 |
【人】 学生 涼風>>95 茜さん 「よかった、合ってた。笑い方に覚えがあったからね。 ふふ、茜さんこそお洒落さんになったね」 名前を当ててもらいにっこり。喜色満面で首を縦に振った。あの頃にはなかった長い髪が動きに合わせてさらりと揺れる。 「勿論覚えているよ。青嵐くんや編笠くんと一緒に駆け回って遊んでいたのをよく見ていたからね」 その結果泣いていた事については男子二人の名誉のために黙っておいた。室内で本を読むことは多かったが、それでも外から三人の姿を見ることは多かったし自分も好奇心のままに飛び出したこともあったから。 「……今はもうあんな風に遊ぶの、卒業したの?」 あんな風、で川辺にいるだろうかつてのクラスメイトに視線を泳がせた。 心なしかぼんやりした様子だったこと>>a41にそっと触れてみる。 (100) 2021/08/11(Wed) 21:34:28 |
竹村茜は、セミの抜け殻集めに加担していた気がする。 (a65) 2021/08/11(Wed) 21:36:55 |
御山洗は、もしかしたらセミの抜け殻を全部取ってやるほうにいたかもしれない。 (a66) 2021/08/11(Wed) 21:37:57 |
花守は、添木がブツブツ言いながら抜け殻を集めていたのを呆れながら眺めてた気がする。 (a67) 2021/08/11(Wed) 21:39:36 |
竹村茜は、後日網笠の靴にも生きた蝉を入れたような気がする。 (a68) 2021/08/11(Wed) 21:42:14 |
編笠は、10年越しにほとんどの人間がフード被って抜け殻まみれになった事件に関与していたことを知った。 (a69) 2021/08/11(Wed) 21:42:32 |
清和は、竹村茜もちょっと叱ったかもしれない。 (a70) 2021/08/11(Wed) 21:44:38 |
涼風は、クラスメイトがトラウマいくつも抱えていないかちょっと心配になった。大丈夫かな? (a71) 2021/08/11(Wed) 21:46:31 |
【人】 夕凪>>72 花守 「花さんはお淑やか嫌いでしたか? 私はどの姿も似合うと思いますが、なにをしたって花さんは花さんで格好いいのに嫌な言い方をする人もいたんですね」 ぷん、と妙な効果音が付きそうなほど頬を膨らませて代わりに怒っておきました。 「私も、…寂しいです。 みんなが、自分が子供じゃなくなってしまったのを感じるんです」 あなたを置いていった気持ちが、少しだけわかります。 同じことを思って、呟きましたから。 逆の気持ちも同じぐらい強いのでしょう。 「でも花さんは、ちっちゃくても、ずっと。 夕凪たちのお姉さんです。夜凪も、そう言います。 今日も、その笑い声を聞けるここに帰ってきた喜びが倍増だって」 自分を、少しあなたに重ねて。 「寂しい気分だらけに、させませんから。 バイクありがとうございました!」 短い運転、あなたの背中の体温。 くっついていたのに暑くなかった。 ぽかぽかするのに気分は爽やか、まるで陽だまりのように胸に宿ったこの温かさを伝えるのに、笑顔以外は野暮だと思うの。 バイクから降りて伸びをして準備に取り掛かるためにいってきますとできる限りの笑顔を向けました。 (101) 2021/08/11(Wed) 21:48:02 |
百千鳥は、あらゆるセミ事件を呼子鳥から聞かされていたかもしれない… (a72) 2021/08/11(Wed) 21:49:54 |
【人】 青嵐編笠がなんとも言えない表情でこちらを見ているような気がしたがよく考えたらアイツ昔からいつもなんとも言えない表情してるから気のせいか…と思った。結構ファンキーなくせに表情筋死んでるんだよなアイツ…。 そんな事よりなんだか今日はやたら蝉の声が五月蝿い気がするなぁ。 (102) 2021/08/11(Wed) 21:55:57 |
夕凪は、台所へ向かうと用意していた食材を切って料理を始めました。 (a73) 2021/08/11(Wed) 22:08:09 |
夕凪は、弟の手際を思い出します。自分より少し器用で細かいことが得意な、一番近くの存在を。 (a74) 2021/08/11(Wed) 22:12:17 |
夕凪は、夕凪の失敗を思い出します。ちょっとぐらい、大雑把でもいいじゃない?と我慢ができない自分を。 (a75) 2021/08/11(Wed) 22:13:40 |
【人】 巡査長 清和「はー……びしょ濡れになってしまった。 こんなにバカやったの、本当に10年ぶりかもしれないな」 良い大人たちが子供みたいにはしゃいで、全身びしょ濡れになっている。 鍛えているとはいえ、もう若くはないなと思う水も滴る良い男であった。 せっかくなので釣りもやっておこうと思い、水面に釣り糸を垂らしてみる。 のんびり待ちの姿勢。 (103) 2021/08/11(Wed) 22:33:59 |
【人】 花守>>101 夕凪 「私に求められてもねってだーけ。 私は私、気にしてもいないんだから」 嘘だ、ちょっと気にしてたから、口からこぼれてしまった。 でもね。 「そう!寂しいだけじゃない。 大きくなって子供じゃなくなっても、ユウちゃんはユウちゃんで、こうやって私を見て、またお話が出来て、それが嬉しいのよ。 そういう事、あるでしょ?」 彼女は昔から双子を区別して接してきていた。 だから双子の弟とは違う、すこしへにゃっとした笑顔に、確かにあなたを感じていた。 「ハイ、じゃあ頑張ってらっしゃい! ユウちゃんをユウちゃんとしてちゃんと見てるのは、私だけじゃないぞ!」 笑顔には笑顔で返して。 時任宅前に原付バイクを停めたままにして。 さて!お姉さんも張り切りますか! 彼女も戦場に向かっていった。 (104) 2021/08/11(Wed) 22:37:48 |
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