83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
― いつかの話 ―
[ あれから、何度か重ねた罪の味
その日も、そうだった
両親が相変わらず、出張で二人して不在の日
リビングだったか、ソファに座る兄貴に
後ろから近づいて、テレビでも見てるなら
その視線を遮って前に立てば、
膝を開いて跨って、首に腕を回して抱きしめれば
耳を軽く食みながら、いつもの合図を口にした]
[ 相変わらず、可愛いおねだりはできない
でも、あの日から経験は重ねてきたおかげか
素直に望みを口にすることは、多くなったと思う
兄貴が望んでくれるなら、対面座位なるものだって
たぶん、許してしまう程度には、兄貴に甘くもなった
逆のことは、既にされていたっけ?
俺が兄貴に跨がれて、体重をかけて、
奥の奥の、さらに奥を犯したこと
まぁ、その話はまた次の機会にしようか
そんな感じで、俺は手を替え、品を変え
罪深い蜜の味を、貪るように味わっていた――*]
[ だいじょーぶじゃねーよ、と返ってきて
ほっと息を吐く。
声は掠れていて、ぐんにゃりと力が抜けた身体を抱えて、
絶対にフラつかないように高級な絨毯を踏みしめた。
ベッドもまあまあ酷い惨状だったけれど、
バスタオル越しにふわと横たえる。
もう、半分以上寝ているのか、好きだよと告げれば
ものすごく久しぶりの素直な、
おれも、
が寝息とともに、ぽとりと落ちてきて。
すぐに、規則正しい寝息を立てて伏せられた瞼。
起こさないようにゆっくり身体を起こし、
布団を引っ張ってそっとその体にかけた。
立ち上がり、リビングスペースへ向かえば
すっかり暗くなった窓の外、
煌びやかな街並みからの光がやけに目に痛い。
煙草に火をつけた。 ]
[ 今更。
─── 良い筈もない。
伝えるはずもなかった、身勝手な欲望に巻き込んだ。
俺のすべてを捧げたとて、なんになるというのだろう。
吐き出した紫煙が、細く、白く棚引いて
乱れた吐息など夢だったような
静かな部屋の空気を揺らす。 ]
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リボンが結んだ線と線
誰にも内緒で固く、強く結んで、 もう二度と解けて飛んでいかないように、 願いながら季節は巡っていったの。
(117) 2021/07/17(Sat) 23:53:47 |
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あの日、言うことのなかった 「おやすみ」と「おはよう」。
たった四文字を口にできることが こんなにも満たされることなのって、 私は今まで知らなかった。 (118) 2021/07/17(Sat) 23:53:53 |
| The Lapis 全ては、あの場所 から始まった。 貴方と出会い、貴方と過ごす日々が、 私にとっての人生だって。 過言に聞こえるかもしれないけれど、 全然過言じゃないの。 そしてこれから2人を繋ぐのは、 リボンではなくて、新しい約束のリング。 いいえ、心はきっと、 もっと前からずっとずっと、繋がっていたのだけど、
(119) 2021/07/17(Sat) 23:55:41 |
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