人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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 レグルス

「──シトゥラ。
アンタが殺したいのはこの“僕”です。
こっちにおいで。間違えてはいけません」


清水に落ちた墨汁は、その水を濁らせていく。
黒色が透明を売り潰していくのが見えた。

その侵蝕が、手に取るように判る。
少年の瞳が濁っていく。
正常な判断力や理性が音を立てて砕け落ちて行く。

傍らのハルバードを握り直した。
嗤って、手を振る。

「アハ──おいで、可哀そうな観客。
アンタはどうしたって物語になれない。
あまりにも哀れなので──僕が幕を引いてあげましょう」

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>116 メレフ

貴方の疲れた様子が気にかかった。
ラサルハグと何かあったんだろうか、と思いつつも、彼を焚き付けたのは自分だ。
今自分が何を言えるだろう。
そんな事を思いながら、はっとしたように言葉に耳を傾けた。

「そうか。
 実は……カウスとはギルド同士の因縁があったんだけど……色々あって、彼の事情を知る機会があってね。それで、カウスからは新しい【秘術】の被害者がいたら、助けてやってほしいって頼まれているんだ。だから……これがあれば、助けてやることが出来るかと思って許可がほしくてね」

そのカウスが見当たらない。
あの子に限って会議に来ないなんてありえない。
最悪の状態を考えて動くべき。そう思って息をつく。

「……カウスがもし、もうこの世にいなかったとしたら……
 俺が、あの子の意思を継いで行動しようと思ってるんだよ」

自分は、カウスが昨日どこに向かって何をしようとしていたかを知っているから。
(118) 2021/04/29(Thu) 1:16:48
 カウス
「落ち着いて良かった、でもそれだけは訂正させて。

 残してきた奴、は
 自分は置いてけぼりにした自覚があります……。

 
自分のことは許さないで
、さっき許してっていったけど。
 だって殺されに動いていたのは真実だから」

サダルの一人称は自分である。
時々ややこしくさせるのは自覚をしている。

「本当にあのときの自分はどうかしていて、
 あの世界が毎日人が死ぬようにみえていたんだ。
 終わることがない絶望の世界、
 犯人が動かなくても死体はできあがる。
 疑心暗鬼と、不安が渦巻く台本。
 だからさ誰かの代わりになれないかと思ったり、
 いろいろ考えて自分で死のうとした。
 犯人を知っていて、犯人の殺す目的も知ったら……
 誰の味方もできなくて、一人で勝手に走ったんだよ」

ダイナミック殺害自殺をかましていたのだと自供。

「カウスは、この世界をどう思っている?
 "また"とか、"設定"っていう気分は……ある?」

深く深呼吸をして、もしかしたら何も思い当たらないかもしれない質問をした。
この世界を死の先だと疑わないだけの存在がどれほど居るのだろうか…まだわかっていない

 ルヴァ

「ああ、これかァ。ありがとうございます」

ルヴァに笑い掛けて、宝石を受け取った。
梔子に添える、紫と白い石。
彼の一番大事な、少女の色。

「約束通りですねェ。
さすが商人──助かりました。
これで、ニアに装飾を作ってやれますね」

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>120 メレフ

「俺の騎士団は治安維持が仕事の一つだ。
 あんな怪しい事件起こすようなギルドを放置するわけがないだろう?
 ……5年くらい前に捜査したことがあるんだよ、証拠不十分で検挙できなかったが……その時はもう、カウスが【宝物庫】になっていたんだ。それを昨日聞いた。
 ほんとに……不甲斐ない話だよ」

魔力反応を調べることはできたが、魔具などにも反応してしまうため役に立たなかったのだと話す。
そしてその時子供がいた事に、まだ新人だった自分は気づくことができなかったとも。

あなたの疲労の原因には気づかないまま、釘を刺されば素直に頷いた。

「勿論だ。俺だって非人道的な事をされるのは不愉快だし見過ごせない。
 この手紙の内容は、俺だけが保有しておく。被害者がみつかったら保護次第、俺がケリをつけるよ」

これは償い、そして約束なのだから。
(123) 2021/04/29(Thu) 1:34:40
サダル
「殺されに動いてた?
 ……ああ、そっか。やっと意味がわかった。
 何でアンタがルヴァに人を殺したい気分
 なんてものを頼んだか、気になってたんだよね」

それを知ったのはあなたが死んだ後。
そして少年はあなたたちの遺体を調査しなかった。
今ようやく、あなたの死にルヴァから買った気分が
絡んでいたことを理解する。

「……分かってるよ。作り物の世界ってこと。
 最悪の設定だと思う。さっきまでそう思ってた。
 でもさ、この『生きたい』は本物だって
 今は思う。次≠ェあるなら死にやしねーよ」

聡い少年は、目覚めた時には全て理解し、
そんな『設定』に振り回された自分を嘆いた。
でも今は、お陰で『生きたい』を
明確に思うことが出来る。

面倒見よくなんてないと憤慨した。照れ隠しだ。

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>125 ブラキ

「カウスは君が心配だったんだよ。そんな彼が君を嫌うはずないじゃないか」

貴方の言葉を聞いて、なるほどそういうことだったんだなと腑に落ちた気がした。
カウスとブラキが協力できていたなら、ここまで死者は出なかったかもしれない。だからこそカウスは、ブラキに関して責任を感じていたのだろう。

「ブラキ。君はずっと一人で頑張ろうとしてただろう?
 俺は戦う力があるけれど、一人だときっと直ぐに死んでしまう。だけど仲間がいるからずっと生き残ってこられたんだ。
 だからね……

 だから……一人は、寂しいよ」

避けられなければ、貴方の手を両手で握り込むだろう。
一人が寂しいのはヌンキもまた同じなのだ。
ここで色んな人と出会って、色んな事を知れたから。

「一人がだめなら、皆で頑張れば良いんだよ。
 ブラキが助けてって思うなら、俺が協力する。
 ハマルも、ルヘナも、そこのラサルハグやメレフだっているだろう?
 
キューも、君も絶対に助けるから


だから一人で抱え込まないで欲しいと語った。
(127) 2021/04/29(Thu) 1:58:00

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>126 メレフ

「そうだね……割り切るしか無いとわかってはいても、実際カウスみたいな子と出会うと悔やむよ。
 だから……、次は絶対に許さない」

それは騎士としての決意。
自分への新たな贖罪だ。

「とりあえず君の許可がとれてよかった。
 実は……カウスに、メレフが死ぬと自分は終わりだとは事情は聞いてたんだ。
 君とカウスは護らなきゃって思ってたけど……何か疲れた顔してるね。
 
 ラサルハグと何かあったかい?」

ラサルハグとの間にあった昨日のことも謝っておくべきだろうか。
そんな風に思いながら顔色をうかがうだろう。
(128) 2021/04/29(Thu) 2:12:31
絶望≠フ気配が少しなくなったので安心した。

シトゥラ

「頼むぜー。
 すご〜〜く頑張って持って来たんだから!
 シトゥラちゃんと……梔子ちゃんのためにね!」

 具体的には毒を嗅がされ首絞められナイフで滅多刺しにされながらこちらに来た。頑張った方だと思う。

「持って来れなかったらどうしようかと思ったわよ。ポケットに入れてたから衣服とか装飾判定になったのかな? 良かった良かった」

 気分屋は一仕事終えたような顔をした。

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>130 メレフ

「あぁ……ハマルに俺のこと頼んでくれたんだってね。
 驚いたよ、彼とはそれまで接点がなかったから」

手抜きの仕方が下手なのは無自覚だ。どうにも不器用な男だった。
だからこそハマルには本当に癒やされたのだけど。

「何かって君……、まさかなんで怒られたかわかってないのかい?
 まぁ、俺もいらっとしてしまったのは悪いんだけど……」

むぅぅ、と渋い顔をして。
ラサルハグがキファの伝言を手紙でよこしてきたこと、自分を象った人形を手土産にしてきたことを話した。そして、カッとなってラサルハグを焚き付けたことを(>>149 >>151 このへん)

「君を、俺に取られたくないとかそんな風に思ったんじゃないのかい?それで君たちが上手く……いくなら、それでいいかと思ったんだ」

それが祝福になるのなら。

「もう、君に甘えられなくなったかなぁ」


小さく呟いて、苦笑した。
(131) 2021/04/29(Thu) 2:46:56

「だって、特に自分を殺したいわけじゃ無かったから……
 理由をね、作っておこうと思ったんだよ。
 キューだけは、純粋に人を殺したがっていたっけ…?」

 自分が死ぬために人殺しを犯人にさせたという最悪なシナリオは
 一応作家の手によって消滅しているはずだ。一応は。

「カウスはわかっているんだ。
 そっか、……こんな設定じゃなかったらカウスのために
 みんな必死で生きる方法を探すんだろうな。
 何で言ってくれなかったのって怒るんだよ。

 ……怒られるかな、自分も。

 ううん……いつこの舞台が終わるんだろう。
 いつまでも終わらなければ、待つことになるんだけど。
 それは気が滅入るな、次も嫌な台本が用意されたら……
 
また声でなくなりそう……げほっごほ」


まだ明確にサダルは伝えてはいないが、彼の声の出方は気分の浮き沈みである。とても風邪っぽく。
慰めるときや目の前の少年の前では格好つけたがるが、どうも情緒は不安定になりがちだ。

 ルヴァ

「頭が下がりますねェ。
よーしよし、頑張った頑張った」

ルヴァの頭に手を伸ばして撫でた。
随分乱暴な撫で方をしている。

「梔子ちゃんねえ……そんな可愛らしいモンじゃないんですよね。
ご存じだと思うんですけど、アイツ強情で可愛くないし。
なーに言ってもあれは厭だこれは気に入らないで。
本当に困ります、わがままなお嬢様ですよ」

要はのろけだ。
青年は、言葉にしてはいないが“それが可愛い”と言っている。
青年の声は普段より明らかに柔らかい。

シトゥラに会うと泣くのでちょっと限界をプレイしている

青年は、視界の端にサダルを捉えた。

 シトゥラ

ぴ。

サダルはシトゥラと目が合えば、蛇ににらまれた蛙のように体がこわばり動かなくなる。
首を横に振りながらスケッチブックを抱え、そろりと伺うようにゆっくりと首をかしげその瞳を見つめた

ご用がおありですか……?


口を効くよりよっぽどわかりやすい人間は、あなたが近寄らなければ苦笑いをしてその場を去るのだろう

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>132 ブラキ

「助かる。
 絶対助ける」

この小さな手で、全てを一人で守ろうとしたのか。
もっと早く、知っていればよかった。

自分自身も視野が狭くなっていたのだなと思わざるを得ない。
それでは5年前、カウスを見つけ出せなかった新人の俺と同じだ。
なんのための会議だ?
皆で考え、不得手を補い、最上の方法を見つけ出すためだろう。

「皆で事件を終わらせよう、ブラキ」

もう一人も、欠けることのないように。
(133) 2021/04/29(Thu) 8:49:19
サダル
「『キュー』は人殺しなんかしたがってないよ。
 でも、『どうかしていた』って言うくらいなんだ
 少しは後悔してんだろ。アンタもさ」

自分の意思で死んだわけではない少年は、
それはそれは大いに後悔をしたが。

「なら、一緒に怒られような。
 ハマルはずっと無理してるし、
 ルヘナもアンタたちが死んだ後様子が変だった。
 ……それ分かってて置いてきた俺も同罪。

 いつ来るかわかんない次のことより、
 今のこと考えた方が効率的だよ。
 
ま、次の話先にしたの俺だけどね

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>135 ブラキ

「よしっ、じゃあ一緒に頑張ろう」

不安そうな顔をしているのはわかっている。
だからこそ元気づけようと笑顔で、片手を小さな手から離して頭を撫でた。

きっと、何度もしてもらったんだろう。
俺も、ブラキに頭を撫でてもらった。

励ます時の儀式かまじないのようだ。

「日記を取りに行くんだったね。
 日記には何か気になることでも書いていたのかい?」

気を取り直して共に日記を取りに向かおうと、立ち上がった。
(136) 2021/04/29(Thu) 10:35:46
シトゥラ

「あんたはやっぱり、胡散臭いしうるさいわね」

 青年の手を取って、薬指に残る痕を見る。
そうして、歯を立てずに食んで。

 顔を上げて、目を細めて。淡く微笑みかける。

「……それじゃ、わたしもそうするわ。
 もうちょっとあんたに付き合ってあげる。
 どう? 寂しがりさん。――――嬉しいかしら」

 そう返す。
――くれたのと、おんなじだけを。

路地裏から姿を消した。

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>137 ブラキ

「そうか。
 シトゥラは色んな事を知ってるようだったし……何かいい情報が眠ってるかもしれないね」

この際だ、何でも使わせてもらおう。
全員で助かるためのものだ。命を落とした人もきっと、許してくれるはず。
扉が開かれれば、一緒に部屋に入るだろう。
(139) 2021/04/29(Thu) 11:51:49

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>142 ブラキ

「うわぁ、ブラキ字が上手だね……」

人の日記だ。
内容までは読まないものの、チラリと覗くと整った字が見えて驚いた。
下手な大人より綺麗な字だった。
カウスの名前が見えるとあの姿を思い出して悲しくなるけれど、顔には出さないように努めた。

「っと、読みながら歩くと危ないよ」

その後はブラキウムが転んだりぶつかったりしないよう注意しながら、会議室へ向かうだろう。
(143) 2021/04/29(Thu) 12:20:34

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>146 メレフ

「そういうのは……よくわからないんだ。
 
俺も、ひとりでいるのが当然だったし……


これまで何度厚意を無駄にしてきたのかわからない。
きっと何度もあったのだろうけど。

「なんだいそれ。
 二人共、お互いに嫉妬してるだけだろう。
 嫉妬じゃない、じゃなくて、嫉妬だよ。そんなの」

爛れてると言われると一緒にダメージを受けてしまうのだが。
あの時は、ただ痛みがほしかったのだ。
それをラサルハグに理解してもらおうとは思ってないけれど。

でも、もうメレフに甘えるのはやめなければ。
あれは一度限りの与えられる愛だったのだとちゃんとわかっている。

「ブラキのことは……こっちに任せてくれていい。
 あの子には聞きたいこともたくさんあるしね」

これ以上はここに居てはいけない。
用件を聞いたら元々帰るつもりだった。だから踵を返して帰ろうとするだろう。
(147) 2021/04/29(Thu) 13:02:43
シトゥラ

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ」


 頭をがくがく揺さぶられた……もとい、撫でられた。

「あー、それは全くもってそう。ちょっとあの子とは僕分かり合えないわ……。
 ……まあでも。前のシトゥラちゃんよりは随分幸せ≠サうで、気分屋は恐悦至極でございます」

 気分屋はにやにやしながら言うのだった。

「それじゃ、今後ともお幸せに。」

会議の場。いつも座っていた席で不機嫌そうに口を噤んでいる。

ボードを見て複雑そうな顔をしながら唇を噛んだ。女の唇はもうズタズタだ。

 カウス
「カウス……。
 本当にいい子だね
、どうやったらそんなにいい子に育つんだ」

みんなと仲良くしてくれてありがとう、だめなお兄さんたちがおいていってごめんなさいね。

「そうだったんだ?
 ある程度は聞いたけれど知らないことが多すぎる。やっぱり手に余るな彼らは……」

「ブラキウムも心配だ、……実は仕事頼んでしまってるし。
 無理をしなければいいんだけど……人のふり見て我がふり直せだよね」

ふと目をつむって日付は数えた、時間の感覚にめまいをしながらいつか誰かに告げた"解決するであろう日付"は明日だ。

今はたしかに自分をどうにかするべきだろうと軽い散歩に誘うだろう。
しばらく少し寂しい認知のされ方をする世界を歩けば、心をくすぶる闇が少しでも軽くなると思ったのだった

サダル

 しきりに頷いている
わかり手になってしまった
彼を見て、
 思わず、
えー……
という顔になる。
 ちょっと大げさじゃないかしら……?

 しかしすぐに気を取り直して、つんとした表情に戻って。

「物は言いようね。でも、そんなのじゃないわ。
 心の底からの文句よ」

 このひと本当にお人好しね……と思っている。
 こんなに人に甘いから疲れるんだわ、とも考えている。
 その甘さにすこしずつ、寄りかかっている身で。
 
……依怙贔屓全肯定男さんの誕生にはまだ気づいていない。


「そう。……悪いことをしたとは思ってるわ。
 あのひとは随分いろんな人と仲が良かったみたいだし」

 ほんのり嫉妬の色が滲んでいる。優越も、ちょっとばかり。
 それから、問いには不器用な肯定を返す。

「あんたもそうしてくれるなら、話してあげてもいいわ。
 ……わたしだけ弱みを晒すなんて不公平だもの」

ホワイトボード>>G128を眺めて、(朝まで一緒だったって、ほんとなのね)と思った。他意はない。

ボードに書かれる文章を見ていた。無表情だった。

 ニア

「………、アンタは」

やれやれと首を振った。
取られた手を見ている。
唇の感触に目を見開いて。


「降参ですよ、降参だ。厭な女ですよ」
見えないところでばかり素直になる。


青年の目元は僅かに赤くなっているが、前髪で隠れて見えない。
青年はそれに密かに感謝した。

「嬉しいですよ。こうしてまた会えて。
今度は、あんな結末を迎えないことを約束します」

少女の頭に手を伸ばして乱暴に撫でる。
優しく、髪に指を通した。

【人】 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ

>>153 メレフ

「うわっ。
 もう、人が気を使って帰ろうと……してるのに!」

肩を掴んで引き止められれば、その反動で振り返って貴方を見上げる。

「君、年長者なのにそういうとこだけは子供みたいな事言うね」

多少大げさにため息をついて貴方に近づく。
恋人でもなければ近づかない所まで近づいて背伸びをした。

貴方が避けたりしなければ、触れるだけの口づけを。
それが成功でも失敗でも、構わない。

「君のラサルハグが、ブラキや他の誰かとこんなことしてたら嫌だろう?
 自分がされて嫌なことは、自分もしちゃダメってことだ。
 ラサルハグだって嫌だって、思うだろうから」

少しだけ、悲しそうな笑みを浮かべた。
もっとちゃんと、笑いたかったけれどそれはできそうになかった。
そんな風に優しくするから人は誤解するのだと思う。

「そういうわけじゃないけど……
 俺、ラサルハグには嫌われてると思うよ。
 
好かれるようなことしてないし……。

 当て馬になる趣味はないんだよね」

結果的にそれしかしてない人生なのだが。そんな趣味はなかった。
それでも、貴方の申し出は嬉しくて、心のなかで素直に受け取れなくてごめんと呟くのだ
(155) 2021/04/29(Thu) 16:02:39
サダル
は?
 誰がいい子だよ。
 今すぐ認識改めて」

あ、怒った。
刺々しい口調に、少しうにの気配がある。

「アンタが思う以上に、アンタがいなくなって
 落ち込んだやつは多いってこと。
 手に余るなんて言ってやるなよ」

「……ブラキウムは」

その名を口にする時、少年は少し痛ましい顔をする。

「結局よく、分かんなかったな。アイツのこと。
 アイツにも怒られる覚悟しとかないとかも」

怒るだけの自我が、アイツにあるんなら。


重い腰を上げる。ずっと座り込んでいたため、
散歩の提案には賛成した。
確かにただ座っているよりずっといい。

『二人で一つ』という言葉を聞いて黙り込んでしまった。

 サダル

「アンタもこっちに来たんですねェ。
随分無茶をしたみたいですけど?」

つかつかと彼の元へ歩み寄る。
肩を掴んだ。逃げられない!

 メサ

サダルはゆっくり書いた、
それは後で"なにかからの補完"があるとすべて明かされる台本。
今はサダルの視点だけで、
憐れな台本作家の言葉だけで綴られれた。

犯人と出会うことができて、作られた恋に落ちて、
幸せをつかもうとしたが絶望をし、
彼らと朽ちた報われない物語だった。
長すぎてすぐにはわからない
持ち帰れるようにまとめられるだろう。

『メサ 自分は"まだ"他の世界が見えるんだ 星が導いてくれるらしい 幸せがあるか不幸があるかわからない またこんな死が訪れる台本の世界かもしれない』

『それは どんな場所かは行かないとわからない それでも存在している 死の先でもない場所だ』

『メサ 君は 自分の世界にいる立派な役者だった』

『君がいた世界に自分はいた 他の世界でも 新しい世界が訪れたとしても 君のことは忘れないしまた会いたいと思う』

最悪な台本だと、悲しい物語だと、
望まれなかった結末と誰かはいう。
それでもこの台本がなければ始まらなかったものがある。

『メサは そうおもえるような人達にこの物語で会えたのかな』

 




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ラサルハグ
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あんまいない

ヌンキ
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全◯/置きレス

ルヘナ
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ハマル
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全○

メレフ
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犠牲者 (6)

サルガス(2d)
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キファ(5d)
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置かかってこいや

ヘイズ(5d)
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【雲】ここどこ?

ゲイザー(6d)
40回 残 たくさん

全◯なんでもこい

ルヴァ(6d)
13回 残 たくさん

新◎/います

処刑者 (6)

アンタレス(3d)
1回 残 たくさん

新規〇置きレス

シトゥラ(4d)
20回 残 たくさん

またね

サダル(5d)
54回 残 たくさん

新◎秘◎

カウス(6d)
58回 残 たくさん

全〇Love…

キュー(7d)
30回 残 たくさん

置き

ブラキウム(7d)
24回 残 たくさん

全◎置きだぞ!

突然死者 (0)

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エルナト
0回 残 たくさん

レグルスkiss

レグルス
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ぜんぶ○/生存

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