【人】 箱庭の雛 フェレス……僕は、 [ 今朝見た夢が、脳裏をよぎって、 少しだけ詰まってしまった。 ] ……フェレスです 改めて、初めましてルイージさん [ 口元の手は、どうしようもなく、 寂しかった。 ] (191) 2021/12/12(Sun) 22:48:11 |
【人】 箱庭の雛 フェレス[ ―――理由があれば、何だろうか、 わからないけれど、もう少しだけ頑張ろうかと。 そう思ってみたから。 ] 相談に乗っていただいてありがとうございました [ 噴水の淵から立ち上がり、 ルイージさんに感謝の気持ちを伝えるために、お辞儀をした。 少し、罪悪感がない訳ではないのだけど。 ] あの提案は嬉しかったけど、ごめんなさい [ まだ、諦めるまでには早いだろうと。 ] (192) 2021/12/12(Sun) 22:50:17 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ紅茶やココアを淹れるのは、もう少し先になりそうだ。 ―――― ノートを手に思案顔を浮かべていた彼が、 殆ど反射のように謝罪を紡いだのを聞けば>>161 女はふるふると頭を横へ動かした。 元はと言えば、机などに放置していた自分が悪い。 彼が信頼していると言ってくれるのなら 安堵したように肩から僅か力を抜いた。>>162 それから続けられた言葉には、眉を下げ。 「 ………… それは、だめ。 私がほしいって言うことがあっても……。 」 ぽつりとそう返そう。 (195) 2021/12/12(Sun) 22:52:27 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ人魚の血肉や涙は、人を一夜で王に変えかねない。 そんなものに興味が無い相手だろうと 易々と渡すなんて 死期を早めるようなものだ。 人も人外も欲深いと、身を持って今日識っただろうに。 「 ………… なぁに 」 名前を呼ばれれば、びく、と身体を揺らし 女のことを見つめ返す海色へ、視線を交わらせる。 椅子ごと女に近寄った彼が腕を伸ばせば 叱られる直前の子どものようにぎゅうと目を閉じて。 (196) 2021/12/12(Sun) 22:52:36 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ馬鹿なことをするなと言われるのだろうか。 それとも魔術師である女を恐れて消えるだろうか。 ―――― 最悪の想定を覚悟した女に訪ったのは、 ふわりと頭を抱き込まれる感触だった。 「 ―――― … 、? 」 月の色を閉じ込めたような瞳を見開いて、 何も言えないまま、彼の問いが耳に入る。>>164 耳へ触れないようにする気遣いひとつが痛くて、 …… 女はローブに隠れた掌を握り締めた。 (197) 2021/12/12(Sun) 22:52:42 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ……………… 人間、なら …… 」 ようやく紡いだ声は、寒くもないのに震えていた。 誰にも踏み入らせなかった境界線。 言ってしまえば、言わなかった頃には帰れないのに 女はそれでも、言葉を発してしまったのだ。 「 こんな耳だからって、独りになることも 魔力が多い兎は面倒だって言われることも、 …… なんにもないと思ったの … 」 彼だってきっと、見たことくらいはあるだろう。 兎族は殆どが真っ直ぐな耳で、 女のように垂れた耳の持ち主はいないことも。 (198) 2021/12/12(Sun) 22:52:47 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ彼への問いに返したものはどれもが夢見事で、 ―――― 必ず約束されるとは限らないことばかり。 この魔力と魔術で、 かつて自分を突き飛ばした子らを殺すことなんて 赤子の手をひねるよりも簡単だった。 夢を夢見るより、 全てを壊してしまえる力があった。 …… 街で見かけた幸せそうな子達のように 笑って生きていきたかった。 (199) 2021/12/12(Sun) 22:53:08 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ………… この魔術、大嘘なの 私でもきっと使えない。 人間を作るところまでは可能でも きっと、魂を移すところで失敗して …… そのまま死んじゃうから 」 そう。――だから、私の願いは 最初から叶うはずなんて、無かったのだ。 それで良かった。死んでしまっても。 彼が妹を探すためにこの家を出て行ってしまって以来 …… 私はもう、ひとりぼっちを耐えられなかったから。* (200) 2021/12/12(Sun) 22:53:14 |
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。 (a32) 2021/12/12(Sun) 22:54:42 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ―2日目 ゲイザーのパイ屋― 「ふうん。イクリールさんの知り合いって感じなんですね。 神秘的な人でしたけど、イクリールさんに聞けば、か。 昨日聞いておけば早かったかな。」 などと思いつつ、今はもう具合が戻っていればいいな、と思う。 それはそれとして、ポルクスの様子はなんだかあからさまにおかしくて、口ごもるのを不審に思っていたのだけれど。 どうやら図星だったらしい。 (201) 2021/12/12(Sun) 23:03:33 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「あ、でも良かったら…一つ僕のお願い、聞いてくれませんか? いや、すぐ終わることです。 損にもならない…と思いますし。多分。」 そこまで言って、一つ提案を切り出した。* (203) 2021/12/12(Sun) 23:05:20 |
【人】 冒険者 ルイージ[ 相談何て大層なものではない。 誰だって何かに迷うことがあるし何かに悩むことはあってそのときにたまたま出会ったにいたというだけのこと。 だから、できたのはお辞儀をする彼女を小さく苦笑いを浮かべて見つめるだけ。] (204) 2021/12/12(Sun) 23:05:58 |
【人】 冒険者 ルイージかならず…必ずだぞ!約束だからな! [ 立ち上がって、でもそれだけ。 駆けだした彼女の背に向けて声を挙げて、でもそれだけで手を取ることも追いかけることもできなかった。*] (205) 2021/12/12(Sun) 23:07:11 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵:メレフ ── ふぅん。 ラヴァの願い、は分からないけど…… [ >>172彼の質問については私は首を傾げた。 細かな内容について思い至るところがないから。 ラヴァと、メレフの間に何があったのかも。] (206) 2021/12/12(Sun) 23:09:46 |
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