人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[ふと彼女が何かを言いかける。

「だから......」
>>153

しかし、その続きを聞く前に薄氷さんが頼んだ飲み物を持ってきてくれた。>>44

自分の事のように笑ってくれる彼には気恥しそうにありがとうと小さな会釈を返して、グラスを受け取る。]


   すみません、薄氷さん。
   ありがとうございます。


[柔らかな雰囲気のまま彼が灰原の元に戻って言ったのなら。

思い出したように一華さんの方に向き直って、ひとつ彼女にお願いをしよう。
後で薄氷さんにも同じお願いをすることになると思うけど、最初に頼むのは彼女がいい。
俺はそう決めた。]
(175) 2020/08/02(Sun) 9:46:40

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[俺はこれから、彼女の隣でいままで避けてきた「未来」のことを話していこうと思う。]**
(176) 2020/08/02(Sun) 9:49:27

【人】 羽井 有徒

 
 
  そりゃそうだ。
  自慢の恋人が選んでくれたからな。


[さすがに小さな声で店員には聞かれないように。
寄り掛かる真由美の腰にそっと手を添えて。
鏡の中の真由美に柔らかく微笑んだ。]
(177) 2020/08/02(Sun) 9:49:59

【人】 羽井 有徒

[試着した浴衣を一式購入し、折角だから着たままで居ることにした。着てきた服はホテルに届けてもらうことにして。]


  少し歩こうか。


[素敵な恋人を自慢して回るわけじゃないけど。
如月町を2人でゆっくり散策するのもいい。]


  こうしてみると和装もいいな。
  ちょっとハマりそうだ。


[着物屋で浴衣以外も眺めたが、生地や柄が多様で、着物だけでなく帯一つとっても様々なバリエーション豊かで、組み合わせなんかを考えるのも面白そうだと。

でも本当は違う。
話はもっと単純だ。
真由美との浴衣選びが楽しかった、ただそれだけ。

乗馬といいこれといい、自分は案外単純にできているらしい。]*
(178) 2020/08/02(Sun) 9:51:08

【人】 灰原 詩桜


─浴衣姿─
 
[着付けは自分でできるので
 それは部屋でやることにして
 浴衣とそれに伴う小物を借りてきて、いざ。


 浴衣は、最初、智詞さんのシャツに金魚がいたから
 そういうのも良いなと思っていたけれど
 私が金魚……子供っぽすぎない?
 そんな思いから、ちょっと悩んでしまっていた。
 簪は先に選んでしまったから、
 これに合わせるのが良いと思う。
 私の簪は玉簪の一本挿し。
 天色に白と桃、薄橙の桜が咲いたもので
 ひと目見てこれが良いな、と選んでしまった。
 ここに桜があるから他の花は……うーん。
 単品で見れば可愛いし好きなのが多いけれど
 ちょっとそこは真剣に悩んでしまう。
 少しでも大人っぽくて、
 智詞さんの横にいておかしくないようにしたかった。
 だって正確な年齢は知らないけれど
 ジャン先生と同じくらいかな…と思ったら。
 やっぱり、背伸びしたいと思ったのです。]
 
(179) 2020/08/02(Sun) 9:52:29

【人】 灰原 詩桜

 
[そんな私が選んだのは
 白地に細くストライプが入った生地。
 大きく紺色の金魚が何匹も泳いでいて
 その柄によってストライプの色が
 白や紺、空色に変化しているもの。
 それに菖蒲色の帯を締めて、メイクをする。
 さっき貰ったばかりのブルーアイシャドウを
 瞼に薄付けして、目尻だけ少し濃い色を乗せた。
 リップはほんのり色つけして艶を出す。
 そうして、髪の毛を櫛で梳くと
 長い前髪を後ろに流して
 簪でまとめて額を出した。
 ちょっと長さが足りなくて垂れてきた分は
 目立たないところでヘアピンで留める。
 マジマジと、そんな私の顔を鏡で見た。
 薄青に彩られた東雲色。
 くるりと回ればいつもとは違う姿。
 お茶のお稽古の時にも似た姿はする。
 でも、今は……………。]
 
(180) 2020/08/02(Sun) 9:52:48

【人】 灰原 詩桜

 
   ……うう、メイク、変じゃないかな……?
 
 
[お稽古の時には基本ノーメイク。
 アイメイクなんてしたこともなかった私は
 ちょっと不安。ちょっと期待。
 巾着に手荷物とあるものを入れて
 「用意できました」と連絡を入れて
 あなたに会いに行くのです。]**
 
(181) 2020/08/02(Sun) 9:53:11

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅から1ヶ月 ―
[ >>162家族――妹と、初対面の時の話。
 最初は、営業スマイルを浮かべていた妹は、
 少し話しただけで、仕方がないな。というように、
 寂しそうな笑顔を浮かべてから、
 
  『兄をこと、宜しくお願いします。
   ぽやっとしているところがあるから、
   しっかり見ていてあげてくださいね。』

 
 そう言って、親のような台詞を言って、認めてくれた。

 だって、兄さん本当に幸せそうに笑うから
 寂しい時も、悲しい時も、いつも傍に私はいたけど
 
 やっぱり私では、満たすことはできなかったから

 あんな風に笑う兄を私は知らない。
 あんな風に笑わせられる貴女なら、兄を任せられる


 兄が席を立って、2人きりの時にそんな話をしていたらしいと
 後から聞いたときは、妹の想いに泣きそうになってしまった。]
(182) 2020/08/02(Sun) 9:56:15

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 勤め先のこと、お勧めの本のこと、そんな話の中に
 ブラコンであることは隠すことなく、
 ――でも、妹特権で甘えます!
 ――幼少や美少年時代の写真コレクション見ます?

 恥ずかし気もなく、明るく快活に語っていた。
 写真欲しかったら、兄に内緒であげますよ。とか
 連絡先の交換もしていたかもね。

 それを、当の本人は知らぬまま。
 その後、両親にも合わせて、クランチを美味しく頂きました。
 (そうだね、一緒に行きたいね)
]
(183) 2020/08/02(Sun) 9:56:18

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ また別の時。見せたいものがあると誘った日。
 彼女は今日もお洒落さん>>163
 今回は、年相応だけどちょっと大人っぽい。
 パンナコッタは、冷蔵庫に、後で一緒に食べようね。

 写真に向かって手を合わせる横顔をじっと見つめて
 自分も写真に視線を向ける。

 貴女がいなければと、恨みそうになった時もあったけれど。
 貴女がいたから、今の自分がいるから――…]

  そうだね、ソフィアって叡智とか、知恵とか
  そういう意味がある言葉なんだ
  ソフィア大お婆様は、その名前の通り
  とても賢い人だったらしいよ

[ その分、あの時代の日本では、少し苦労をしたようだけど。
 
 それでも、前向きに、ひたむきに、生きた美しい人。]
(184) 2020/08/02(Sun) 9:56:20

【人】 古書店店主 薄氷 智詞


  うん、繋がっていて、良かったと今は思っている
  一緒に、繋いでいきたい想ってる

  詩桜さん――…

[ アンバーアイは、血筋に関係なく生まれることがあると
 どこかの本で見かけた。

 1割にも満たない希少な色を持った君が、生まれてきて
 今、自分の前に現れて、恋人になってくれた。
 それってとても奇跡的で、素敵だなって思ったんだ。

 詩桜の頬に手を伸ばして、写真側から隠す様にして
 唇にキスを落としてから、ポケットから、
 小さな箱を取り出して、]
(185) 2020/08/02(Sun) 9:56:45

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 少し頬を薄く染めて、緩く微笑めば、
 あの時、伝えられなかった言葉を贈る。

 箱を開けば、そこにはオレンジサファイアの周囲に
 小さなブルーサファイアが飾られた指輪だった。
 
――給料3か月分の値段ではないけれどね。
*]
(186) 2020/08/02(Sun) 9:56:52
灰原 詩桜は、メモを貼った。
(a8) 2020/08/02(Sun) 10:02:01

動画投稿者 時見 ユエは、メモを貼った。
(a9) 2020/08/02(Sun) 10:04:40

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[変?>>168なんて気にしてたのに。
そりゃそうだ。>>177って。
その小さな心の変化が伝わってくるようで、胸がくすぐられる。
自分で思ってるより、ずっと可愛い人。
それからね……、素敵な人。]


ええ。

私、ずっとホテルの敷地に居たから。
如月町の事は良く知らないの。

良かったら、案内してくれる?


[彼を見上げて微笑んで。]
(187) 2020/08/02(Sun) 10:06:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[着物屋さんを出た時は……
彼は手を差し出してくれたかしら?
もしそうじゃなかったとしても、素知らぬ顔で、そっと手を取って。その大きな手の指を、柔らかく握った。]


羽井さんは多趣味なのね。
乗馬に、ビリヤードに、着物?

他に好きな物はある?


[自己紹介的な話しも、今ならしても良いでしょう?
あなたが今まで見て来た町を歩きながら。
あなたの事を、教えて欲しい。*]
(188) 2020/08/02(Sun) 10:06:48

【人】 灰原 詩桜

 
─旅から一ヶ月─
 
[詞葉さんは兄である智詞さんを
 とても好きらしい、…けど。
 そんな風に思ってくれたなら>>182
 私は神妙な面持ちでしっかりと頷いていた。

 「これからは、もっともっと
  智詞さんが笑顔でいられるように。
  悲しいことは半分以下に減らせるように。
  嬉しい事はより多く感じられるように。
  努力していきたいです。」

 そんな言葉を返して、詞葉さんの手をぎゅっと握った。
 ……でもね?]
 
 
   『妹特権…、で、でも、私も甘えますから!
    私が一番であって欲しいですし……!』
   『う。それもちろん見たいです!』
 
 
[…なんて。対抗心を出しつつ絆されつつ
 なんだかんだ、きゃっきゃと仲良くなれたと
 私は思っています。
 連絡先も交換したし、
 何かあったら連絡し会おうと思うのです。
 ご両親に紹介されるのターンでは
 また、緊張してしまったけれどね。]
(189) 2020/08/02(Sun) 10:40:52

【人】 灰原 詩桜

 
[そして、それとはまた別の日のこと。
 ソフィアおばあさまのことを教えてもらって
 祈りを捧げたら、改めて名前を呼ばれた。>>185

 その呼び方に何故かどきりと胸が高鳴る。
 もう何度も呼ばれているのに。
 唇が重なって、もう、おばあさまの前だよ?
 そう笑おうとしたけれど笑えなかった。

 だって、ポケットから取り出された箱。
 その形とサイズにある物が頭に浮かんで
 目を瞠りながら彼を見上げて。]
 
 
   ……………………………っ、
 
 
[驚きに頬が染まる。
 お付き合いを始めてからまだそんなに日が経ってない。
 始まりだってキスから、告白から、
 体をつなげたのだって早かったけれど。
 こんなに早く、その言葉を口にして良いの?

 私は気づいてない。
 あの日にもう、同じ言葉を紡がれていたなんて。
 言葉が詰まって、
 目尻にじわりと涙が溜まった。
 そうして私は智詞さんにそっと左手を差し出した。]
 
(190) 2020/08/02(Sun) 10:41:27

【人】 灰原 詩桜

 
   …………卒業まで、待ちたくないなあ…?
 
 
[なんて、わがままを一つ。
 彼に抱きつきながら、ぽつりと。]**
 
(191) 2020/08/02(Sun) 10:43:01

【人】 羽井 有徒

 
 
  俺もあまり詳しくはないけど。


[見て回るほど見れたわけではなくて。
かるい散策、前に真由美に話したような何があるとかそんな程度。
それに。]


  
……だいぶ、景色が変わって見えるな。



[小さく呟いた。
誰と見るか、誰と共有するかで空気すら変わって見える。
こちらを見上げて微笑むその最たる原因を見つめて笑顔を返す。]


  じゃあ今日は如月探索だな。
  行きたいところ、全部回るぞ。


[きっとそれは今日一日では足りない。]
(192) 2020/08/02(Sun) 10:48:37

【人】 羽井 有徒

[右手に柔らかな感触。
手を握られたのだとわかって少し照れ臭い。
さっきは自分から手を差し出したのに、そのときも妙に照れ臭かったから。
でも、握られた指を一度解いて、指を交互に重ねて握りなおした。]


  乗馬も着物もここに来てからだな。


[そう笑って。
他にあるかと聞かれたら少し悩んでから。]


  真由美と二人でできる趣味が欲しいな。


[乗馬以外でって、やっぱり笑って何がいいかって聞き返す。]*
(193) 2020/08/02(Sun) 10:48:49

【人】 羽井 有徒

[知りたいし、知ってほしい。
今まで”見て来ただけ”の町を二人で歩きながら。
真由美が好きなことも、嫌いなものも、ほかにも色々。
─── まだ俺が知らない真由美のことを。]*
(194) 2020/08/02(Sun) 10:51:47

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会の日 ―
[ 朝早く目覚めて、いつもはしない散歩をして。
 露天風呂でゆっくりしてから、
 旅の終わりの日を満喫する。

 それから今日は、詩桜と浴衣デートをすると約束をした。
 家には浴衣は何着もあるので、レンタルをしようと
 ロビーで従業員に相談をした。

 選んだのは、青藍に大きく白い縞模様が入った綿麻の浴衣。
 黒い兵児帯をつけて、下駄は、
 黒い鼻緒に薄茶のものを買っておいた。

 黒い信玄袋に財布と携帯を入れて、
 扇子と一緒に帯に挟んだ。]
(195) 2020/08/02(Sun) 10:55:27

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会の日:ロビー ―
 
  あ、詩桜さん……――

[ 先にロビーで待っていれば、
 白、桃、薄橙。
 紺、空色に、菖蒲色。

 彩りを飾ったその姿に息を飲む。]

  綺麗、だね
  その、桜の簪も可愛いし

[ 数舜遅れて、薄く頬を染めながら感想を。

 本当に綺麗で、可愛くて、褒め言葉なら
 持って違う言葉もあっただろうに、
 上手く出てこないくらいだった。]

  私は、どうかな?
  やっぱり、似合わないかな……?

[ 全体的に薄い色合いで、
 なんとか髪の色や瞳の色が浮かないようにしてみたが、
 似合っているかは、自分では分からなかった*]
(196) 2020/08/02(Sun) 10:55:31

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[当たり前のように車道側を歩いてくれる人>>193
浴衣の裾は、洋服のようには広がらないから。
自然。2人の歩みはゆっくりになって。
それでも歩幅の違う私に合わせて歩いてくれる。

彼を見上げて微笑んで。
絡められた指、きゅっと握った。]


2人で出来る趣味?

んー……、何があるかなぁ。
私も多趣味ってわけじゃないし……

映画鑑賞とか……


[考え込んで。]
(197) 2020/08/02(Sun) 11:19:24

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

あ。
料理は?!



[パッと顔を輝かせた後、すぐに気付いた。]


ああ、ごめん。
羽井さん、飲食店経営なんだったね。

失敗失敗。

一緒に出来たら、日々が潤うかなぁって思ったんだ。


[ペロって舌を出して。笑ってみせて。
どんな趣味が良いかなって、考えてた。]
(198) 2020/08/02(Sun) 11:19:44

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[よく見てみれば、この街にも映画館はあるようで。
料理教室の看板も、ふと、目に入ったりして。
気になると、見えてくる、不思議な感じ。

隣を歩くこの人は、私と一緒の時間を過ごそうとしてくれてる。
それがとても伝わってくるから……
思わず、羽井さんをじっと見上げて。]


……ううん。何でもない。


[花火が始まるまで、いろんな場所を見て回ろう。
あ、前に言ってた洋館>>1:625って、玲が言ってたシェアハウスかしら。
覗いてみるのは、失礼かな。
花火を見に行きがてら、高台の神社も覗いてみたい。

そんな風に、希望を伝えながら。
今日はお酒じゃなくて、ご飯を一緒に、2人で食べよう?*]
(199) 2020/08/02(Sun) 11:19:50

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 旅から1ヶ月 ―
[ 兄の知らぬ所で、妹と恋人は仲良くなっていた。
 それは、とても幸せのことだと思っているけどね。

 手を握られて、詞葉は微笑む。>>189
 兄妹だから、笑い方はよく似たへにゃりとした顔で。

  『一つだけ、お願いがあるのだけど……
   私のこと、詞葉お姉さんって呼んで欲しいな』

 妹が実は欲しかったの。
 義妹になったとしても、お姉さんって呼んで欲しいな。

 そんなお願いを妹はしていたらしいよ。]
(200) 2020/08/02(Sun) 11:30:37

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 受けてくれるとは思っていたけど、
 実際にきちんとプロポーズを受けて貰えて>>-397]

  もちろん……僕の愛しい人
  これをつけたところ、良く見せて欲しい

[ 膝をついて、その手をとって。
 左手の薬指に、指を嵌めた。

 立ちあがると、窓が漏れる日差しに指輪をかざして
 煌めく宝石を眺める横顔を幸せそうに見つめていた。

 ふいに抱き付かれて、ぽつりと零れる我が儘>>191]

  できれば、すぐにでもしたいけれど
  それは、ご両親と相談しないとね
  
  うちのは皆、僕の自由で良いって言ってくれてるから

[ さらにもう一度、唇を重ねて、ゆるりと笑む。

 さて、店に訪れた男性が、詩桜の父親だと知るのは、
 また少しあとの事だったかな*]
(201) 2020/08/02(Sun) 11:31:40

【人】 灰原 詩桜

 
[鏡を見て悩んではいたけれど
 待ち合わせがロビーになれば、
 深呼吸してからロビーに向かう。

 一緒の時間は長ければ長いほど、嬉しいから。]
 
   智詞さん。
   ……ふふ、簪、気に入ってしまって。
 
 
[二人で並んでいるからだろうか。
 智詞さんは背が高くてカッコ良いからだろう。
 なんだかこちらにチラチラ視線を感じる気がする。
 やっぱり顔を出している分感じやすいのか。
 それとも、私のお化粧が下手なのか。
 見劣りしてなければ良いなと思っていたけれど
 簪を褒められればふわりと笑みが浮かぶ。

 智詞さんの色合いは全体的に淡い色。
 それを黒い帯がキリリと引き締める。
 すらりと背が高い彼にはそれが様になっていて
 思わず見惚れそうになってしまうほどだ。]
 
 
   とっても似合ってます!
   濃い色の浴衣も似合いそうと思っていましたけど
   こう言う色合いも智詞さんらしくて。
   私は、好きですね。
   ああ、でも………。
(202) 2020/08/02(Sun) 11:33:29

【人】 灰原 詩桜

 
[彼の帯にそっと手を伸ばす。
 すい、と彼の帯に挟まれた扇子を抜いたなら
 私の手荷物に入れたものと交換した。

 改めて彼の帯に挿したのは
 広げたなら黒地に白で鳥が描かれた男性物の扇子。
 そして、私の帯に挿してあるのは
 広げたなら桃色に白の桜が描かれた扇子。]
 
 
   ……これ、対の扇子なんですよ。
 
 
[少なくともそういう謳い文句で並んでいた。
 だからお揃いと笑って、彼と手を繋いで。
 さあどこに行きましょうかと
 微笑んで歩き始めたの。]*
 
(203) 2020/08/02(Sun) 11:33:55

【人】 灰原 詩桜

 
[そうして歩き始めて、
 どのタイミングだったかな。
 浴衣姿の私たちと
 羽井さんと市村さんとがばったりと。]
 
 
   …………市村さん、羽井さん?
 
 
[えっ。   えっ!?

 相談をした相手だったり
 相手がいると見透かされたり
 いやその前にむにゃむにゃあ……………、

 さて、私の赤面の理由は
 どれだったでありんしょう?]**
 
(204) 2020/08/02(Sun) 11:34:17
 




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