人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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へえ――…

[そうして、聞くのは彼の両親の事。
お人好しで心配性な父と、
家計を切り盛りするしっかり者の母。
いつかの真珠の件の答え合わせも聞いて、
微笑ましさについ微笑みが零れる。]

そっかあ。
…良いご両親なんだね。

[感想は心から。

断片的なエピソードだけで
二人とも善人なのだろうことや
愛を受けて育ってきたのだろうことは窺えるし
その環境が彼の屈託のなさを形成したのだろう。

こどもから自慢だと、胸を張って言われる親は良い親だ。
そうでもない家庭も玲羅は多く知っているから余計。]

うち?
うん、好きだよ。兄弟はいない。一人っ子仲間だね。

[好きかと問われれば特に衒いもなくYESと答える。]

パパはね、普通の会社員。
私が一人娘だからかめちゃくちゃ親ばかで過保護で、
私には甘々。
実家出る時もすっごい寂しそうだったけど、
押し切って出てきちゃった。

[あ、余談ですが玲羅は社会人になって以降一人暮らしです。
また変なファンにストーカーされたら…と狼狽える父は
いい加減子離れしろと母に一喝されていた。
思い出して少し笑いそうになってしまいながら。]

ママは子供向けの音楽教室の先生しててねー。
私が歌とかダンスとか好きになったのはママの影響。

パパが甘い分容赦なくずけずけ物言うから
小さい頃はよく喧嘩したりしてたな。
大人になった今は友達みたいな感じだけど。

…でも、私がアイドルになるって決めた時も、
急にやめるって決めた時も、何も反対しなかった。

[玲羅がよく考えて決めたなら好きにしなさい。
悩んだ時には私たち親を頼ってもいいけど、
自分の選択に責任は持ちなさい。
あなたの人生なんだから。

そう真顔で諭した母のこと。
時には厳しく思えた母の
それが確かに愛だったのだと知ったのは、
きっと大人になってから。]


良いご両親だよ。うちもね。


[なんて冗談めいた口調で、けれど心から笑った。**]

メモを貼った。

[旅行用の貯金箱とか何それ楽しそう。
未来の約束に、心が躍った。
レシピはまるっと参考にしました。
でもプロの味にはならないし、監修は母だしね。
山葵つけたよ。2人で気に入ったもんね。
『美味しい。』と。食べてくれる人は嬉しい。


また作る。また一緒に食べよう。


[ああ。幸せだなって。
熱い玄米茶を飲み終わった彼女の手から。
コップを受け取って。]



[それから『
ちゅっ
』てキスをした。]

 

[愛おし気に目を細めて。玲羅を見詰めて。
怒られるかな?]


好き
だよ。



[怒られてもそうじゃなくても。
胸が満ち足りて幸せだった。]

[玲羅のお父さんとお母さんの話し。
聞いていて、目に浮かぶようだ。]


玲羅を心配したんだね。お父さん。
お母さんは、玲羅を信じてくれたんだね。
『玲羅なら大丈夫』って。

信じてもらえるくらい。
玲羅は頑張ってきたんだね。
俺の勝手な憶測だけど……

良いご両親だね。


[目を細めて。微笑みかけて。]

[お弁当を食べ終わったら。
そろそろ手作りアクセサリー教室に向かおうか。]


アクセサリー教室ってどんな事するんだろう?
どんな物が作れるのかなぁ?

ああ。そうだ。お弁当食べてる時に気付いたんだけどね?
玲羅。爪も綺麗だね。お姫様みたい。
玲羅はどんなアクセサリーが好き?


[屈託なく笑いかけながら。
軽くなったお弁当箱を、しまっていった。*]

【人】 店員 チエ

そそ。
ああいうの乗ってると嬉しいよね。アガる。
砂糖漬けじゃなくてエディブルフラワーのケーキとかも好き。

[>>119エディブルフラワーを封入したドームゼリーとか、ご多分に漏れず大好き。
 大学時代に友達誘ってホールで攻略したことある。]


紫も好きだよ。

[このタイミングでは、花の色の話と気づけず。
 唐突にはじまった好きな色の話に一回疑問符。]

ああ。
うん、黄色い花も……っていうか、あんまり花をこの色だから好き、って思ったことないかも。
見た目がきれいとか、他の花とかとの取り合わせでいいなって感じ。
(120) 2023/03/12(Sun) 12:11:48

【人】 店員 チエ

……シャミさんは、好きな花ってある?

[話に乗って、こっそり好みを聞いてみる。
 さっき挙がった花たちのことは覚えてるけど、それが好きとも限らないでしょ*]
(121) 2023/03/12(Sun) 12:11:57
[ 訪問客もほとんどなく、友人が遊びに来ることも
 あまりない。外で会うことのほうが多いのは、
 互いのため。

 故に面白いものは特にない自分の部屋だが
 羨むような言葉があれば。君の部屋にも
 興味が湧いた。

 調理具の数は比べ物にならないだろうし、
 日頃過ごす部屋の中には、趣味趣向が
 色濃く、出ているだろうから、まだ知らない
 相手の好き、が埋まっているような気がするから。 ]

[ 食器を増やしても、との打診に
 告げた言葉の意味については、
 正しく受け取られたようで。

 その内と返される。

 二人分の食器、それから服、部屋着、
 枕、洗面用品等、数え切れないくらい
 君の私物があればいいと思う。

 自分の家だと錯覚するくらい。 ]

 本当?嬉しいな

[ ささっと短時間で作ってくれた一品は、
 冷蔵庫にも保存されているらしい ]

[ プロの手に掛かれば、調理器具など
 数えるほどしかなくてもこれほどの料理が
 出来るということに、いちいち、感動してしまった。 ]

 さっぱりしてて、美味しそう。
 だし、俺でも出来そうだね。

[ 授けられた知識は、技術力を要さない
 簡単なもの。次に君がこの部屋を訪れる時には、
 使用頻度が増えている証拠に、キッチン台の
 手に取れる場所に、スチーマーはあるだろう。

 冷蔵庫の中にも、多くはなくとも
 食材は増えているはずだ。

 出来ることが少しずつでも増えていけば
 いつか、キッチンの中、狭いなんて言いながら
 共に立てる日もくるだろうか。 ]

[ 茶碗蒸しなんて、家で作るものとは
 思わなかったものだし、洋風の味付けが
 とても気に入って、瞬く間に空にしてしまった。

 表面の溶けたチーズと、コンソメの
 組み合わせが絶妙に食欲をそそったもので。

 好きだと以前言ったことを、
 覚えていてくれたからこそ、作ってくれたであろう
 スープも、スープ丼も。
 体を内側からあたためてくれた。

 加熱されて溶け出したネギの旨味が感じられる
 スープを吸った米が、また美味だった。 ]

 今日はさすがに冗談だけど、
 次は泊まってね。

[ もちろん、店に近いからという理由
 でもいい。君がここに居てくれるなら、
 理由なんて、なんでもいいので。 ]

[ それから食事を終えれば、
 片付けは自分がと申し出た。

 ほとんど食洗機が片付けて
 くれるし、君にもこの部屋で
 ゆっくりして欲しかったから。

 片付けを終え、コーヒーを手に
 戻れば、君は何をしてただろう。

 ダメになるソファに吸い込まれたり
 していたなら声を上げて笑ってしまって
 いただろう。

 深夜と呼ばれる時間になる前には、
 送りたいと言い、再びジャケットを羽織った。

 帰り際玄関で、頬を撫でながら
 いい?と問いかけた後、どうなったかは
 君の返答次第かな。* ]

メモを貼った。

【人】 店員 チエ

えん、めー、らく。

[>>127知らない花だ。春の花じゃないことだけわかった。
 ぽかんとオウム返ししたら、フォローはあったかな。
 食用菊だとわかったら笑うけど、らしいなって思った。
 そういう考えも、  で。

 
……あーあ。単純だ。
]

お花見、いーね。またやるでしょ、店でも。
ミモザって、ミモザサラダでしか聞いたことない。
花、見たことないかも。

[意識して見ていないだけかもしれないけど。
 黄色い小ぶりな花らしいという知識だけ。そんなの道に咲いてるかな?]
(128) 2023/03/12(Sun) 13:09:14

【人】 店員 チエ

――カウンターへ向けて――

あーん、いいな。おいしそ。

[カウンターから遠慮のないおいしいが聞こえてくれば>>126、同僚のよしみもあって視線と羨望が向く。
 賄いじゃないから、ひとくち、はしませんけども。]

セロリのごま油効かせたの、やっぱおいしいよね。
顆粒だしでも何でも、家で浅漬つけたやつに絡めるだけでもいけるよ。

[うんうん。
 これはシンプルに会話の引き出しとして捉えられる。
 あれがおいしい事自体は、ボクも疑っていないのだ。
 自分の料理の腕の話も、刺さりっぱなしでもしかたない。
]
(129) 2023/03/12(Sun) 13:09:32
―― 鴨の日 ――

[カウンターに響く蕎麦を啜る音が二つ。
 七味を振りかける神田と、
 そのままを楽しむ高野を交互に眺めながら、
 二人の水を注ぎ足しておく。

 神田からの問い掛けには。]


  はい、そうです。


[天ぷらは確か大咲が作ったと記憶している。
 ゆっくりと味わうように器を傾け味わう。
 そこから漏れた感想に、さすが、と微笑んだ。]


  厚削りの鰹を使ってるんです。


[だから、今日も一つ答え合わせを。]

 
  血合いの入った厚削りのものと、
  それから、香り付けに薄削りを後から。
  醤油は……何を使っているかは、秘密で。


[なんといっても店の特製なので。+109
 大体の回答は出したようなものだが、
 肝心なベースとなるものは伏せておいた。

 ネギも鴨も好評のようで、
 いつもの流水のように流れるような感想を楽しむように
 耳を傾けながら二品目を頼まれたなら。


  はい、かしこまりました。
  そうですね……、新じゃが使ってもいいですか。


[一言断りを入れて、作り出そう。*]

[二人の蕎麦を啜る音は、揚げる音と重なれば、
 いくらか相殺できただろうか。

 一方で口数の少ない高野に目を向けたところで、
 微細な感情の揺れまでは気づけなかったけれど。
 目が合ったなら、自然と細めて返していた。

 竜田揚げに彼が手を付ける頃、
 カウンターキッチンに戻れば、映画の話。

 邦画はあまり観ることがないから。
 説明されたものは欠片程度は聞いたことはあっても。
 観たことがないものだったけれど。

 一日では観られそうにない量に、
 思案するように伏した瞳を、ちら、と向けたなら。]


  配信なら、映画じゃなくてもいいんですよね。
  ……だったら、『戦隊モノ』とか観れます?


[タイトルまでは知らない。
 けれど、彼にならそれで何が観たいかは伝わるだろう。]



  観てみたいです。
  『ブラック』が活躍するところ。


[今はプライベートな時間を楽しんでいるだろうから。
 名前は伏せたまま、好きになったカラーを口にした。*]

[そんなリクエストを願った日だっただろうか。
 帰り道で、葉月の話題に触れた時。
 何故か顔を顰めたのを見たら、
 機嫌を取るように、絡めた指に少し力を篭めて。]

 
  葉月さんとは話してみたかったから、
  俺は構いませんが。


[構われるのが嫌なのだろうか?
 彼は純粋に高野のことが知りたそうに聞こえたけれど。
 お節介についてはまだ葉月の人となりを
 深く知らないから、微かに首が傾く程度。]

[指先から温度が伝わって、零れた笑いが見れたなら。
 心配する必要はなさそうだ。

 ねだるような問い掛けに返された応えは。
 期待通りの、いや、それ以上のものだったから。]


  『お父さん』の相手が『お父さん』だったら、
  ……驚くかな。


[少し崩れ始めた敬語には自分では気づかない。
 はにかむ姿につられるようにして、双眸を緩めた。*]

【人】 店員 チエ

[――花を。
 見に行こうか、って言ったら、どんな顔するんだろう。
 好きな花で、食べる方を思い浮かべるようなひとに。

 赤いリボンの日>>96もまだ来ていないのに、気の早い話*]
(131) 2023/03/12(Sun) 13:56:22
店員 チエは、メモを貼った。
(a27) 2023/03/12(Sun) 13:58:48

―― 二品目 ――

[新じゃがを手に取ったら、まずはよく洗う。
 皮がついたまま使いたいから念入りに。
 一口大ぐらいになるように、大きさは6等分ぐらい。
 手を入れた後は、
 キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取って。

 牡丹海老はお腹の殻を剥いてから尻尾へ。
 そうすると頭も尻尾もちぎれることなく綺麗に剥ける。
 頭と尻尾をそのままにするのは、
 見た目にも楽しんでもらいたいという思いから。
 こちらも下処理を済ませた後、水気を取って。

 彩りにはアスパラを。根本を切り落として。
 固い部分はピーラーで剥いて、5cm幅に。

 次に手にしたのはスキレット。オリーブオイル。
 勘のいい人ならばもう何を作るかは察せるだろう。]

[みじん切りにしたにんにくとアンチョビを
 アスパラと一緒に入れ、いい香りがしてきたら。
 新じゃがが柔らかくなるまでふつふつと。
 後から海老を入れたら、今度は赤く色づくまで。

 仕上げにパセリを少し散らして緑を深めたら。]

  
  海老と新じゃがのアヒージョ。
  こちらもお好みで、七味をかけてください。


[熱々のスキレットを木板に乗せてテーブルへ。
 食べれない海老の部分は、殻入れを一緒に添えて。*]

メモを貼った。


うん、楽しみにしてる!!

[また作るという彼に元気よく頷いてそう答えた。

ちなみに自分もお返し的なものを
したいという気持ちはちゃんとあるんだけども
それは今は心のうちに秘めて。


玄米茶を火傷しないよう飲み干し、
コップを彼に手渡した。]



  ――――、


[一瞬虚を突かれて、ぽかん、としたあと。
間近で微笑む彼の表情と台詞に
ドキリと大きく心臓が跳ねて。]

〜〜〜っっ、!! 


[ぶわわ、と頬が熱くなった。]

 




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