人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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 シトゥラ
『シトゥラと違って 彼らに殺してもらいました 自殺に見えるとみんなが心配すると思って できるだけ 犯人もわかりにくいように』

肩を掴まれるとびくりと身体をはねさせ視線をうろうろとさせる、書く手が震えながら恐る恐る見上げれば別れを悲しんだ大切な人の声が落とされる。
なんて拷問だろう。

『ニアを見かけて 少し柔らかくなってた ありがとう 心配していた子だったから 別れたあとに気づいたんだよ』

『それで   』

『シトゥラ あの     今どんな気持ちですか』

このときのサダルの動揺は
曇り空でいい天気ですねと言ったり、最近どうだ……と父親が最近話していない息子に声をかけるような、それぐらいあった。

願う。「ハマルさん、どうか貴方が成したいことを成せますように」

ハマルとすれ違う。「行ってらっしゃい」呟いて、見送った。

(……アンタが決めたなら──
 いや、アンタたちが決めたなら俺は応援するよ。
 アンタたちは、俺の信じる、仲間だから)

目を閉じて、祈るようにそう思った。

【ソロール】

 『村人』がどのようにして狼になったのか。
 その内容を詳らかにしましょう。

 ❀

 むかしむかし……というほど遠いことではありません。
 その村人は、年端を数えるのに、
 まだ両手足の指で足りるほどの少女ですし――
 この世界ができたのはその実、つい近頃のことですから。

 その村人はレムノスから離れた、
 とある小さな、ありふれた町のひとつに生まれる予定でした。
 
※『村人』とはただの役割の名称に過ぎませんから、
 村人が町に住んでいても、何らおかしくはありません。


 村人は順風満帆に暮らしてきました。
 あたたかい家族。語りあう友。
 おいしい食事。綺麗な服。ふかふかのベッド。
 満たされていました。
 笑顔と幸せに満ち満ちた、平凡で素敵な人生。

 ❀

 そういうありふれた『設定』を持つ、この世界の住人。
 少女はそういう存在になるはずでした。

(→)


 けれど、少女はこの世界を統べるものに、
 目をつけられてしまいました。存在を見出されました。

 片隅の街で冒険者に挨拶をするはずの、ただの村人。
 そうなるはずだった彼女は、
 狂った殺人鬼へと書き換えられました。

 覚えているでしょうか。
 このβテストの前から、遺体が発見されていたこと。
 ――あのうちのいくらかは、きっと。
 この少女の手によるものです。

 ❀

 殺人鬼は、ある日ひとりの冒険者を襲いました。
 深い森の中で、胸を刺して殺し、弓を奪い。
 彼が参加する予定の、会議のことを知りました。
 そこでは「シータの痕」事件についても扱うのだと。

 そう知った彼女は、思いました。
 ちょっと、揶揄ってみようかしら。
 ……いいえ、本当に思っていたのは、こう。
 そこに行けば――誰か、わたしに気づいてくれるかしら。


 そうして、霧の向こうからやってきた少女は、
 ひとつ余った席に腰を掛けました。(→)


 それが、この少女の『設定』です。
 これ以上はありません。詳細は存在しません。
 少女が席に座るのに、これ以上は必要がなかったからです。

 ❀

 そうあれかしと定められた、彼女の罪。
 それは、彼女への罰でもありました。

 ――その話は、いずれまた。
 兎が穴から飛び出すころ、語ることになるでしょう。

(→)

, ,

 ――わたし、

       「ごきげんよう、キュー。
        悪い子同士、仲良くしましょう」

           
こんなことをしてしまうの、


 「こちらのことは『ガルデニア』と呼ぶように」

 
   他の誰だってしないようなことだわ

「お馬鹿さん」「お寝坊さん」 

「キュー、あんたも病気なのね。間違ってるのね。狂ってるわ。
 だから――――わたしたち、仲良くできそうね?」

       
ほら、わたし、悪い子でしょう?

    
「わたしが何者かって?
 ……そんなの決まってるじゃない」「ニアよ」


Loading...


「知らないわ。お馬鹿さんの――    
 あっさり人のことを信じちゃうような、
、、           
 お馬鹿さんたちの考えることなんて」 
                  
叱ってちょうだい!

    
「わたしたちは殺したいから殺して、
     それらしい理由で飾りつけているだけよ」

               
諭してちょうだい!

 
『……優しいのね』

 
悪いことだと教えてちょうだい!

          
「逆よ。ニアだから、ガルデニア」

            
誰でもいい、

Loading...


    
「ねえ、キュー。……あのひとは、やめて」

       
誰だっていいから

「――そうしたいと言ったら、連れていってくれるの」

   
お願いよ


「だから、殺してちょうだい」
「そのかわり――
 今日は、誰も。
殺さないでちょうだい


――――わたしを見て!!!!


Completed

【人】 壊れた時報 キュー

【キューの拠点】

/*

 
夕餉の時間を知らせた>>54>>a86後、キューは彼の拠点にいます。

 
貧民街寄りの小さな、それでも一軒家です。


 
鍵の掛かっていない戸の先は、モノがあふれています。

 
布やら石やら本やら何やら、収納棚からこぼれ、床にも山積みです。

 
奥の扉までは、なんとか道が出来ていると言える程度。


 
その扉の奥……真っ黒の中に、キューはいます。


 
真っ暗ではありません。“真っ黒”です。


 
広さはそれ程ではありません。

 
外からこの家を見ての、残りのスペースです。

 
真っ黒以外は何もないように見えます。


/*
・>54>a86の時間
 ん? これは【駒鳥は誰?】よりも前の事ではないのか、ですって?
 未来の話が先に置かれる事も、過去の話が後に置かれる事も、
 この村ではよく見られる光景です。知っているでしょう?
(161) 2021/04/29(Thu) 18:37:59

【人】 壊れた時報 キュー

 

 
キューは、真っ黒の真ん中から少し外れたあたりに座っていました。

 
真っ黒の中に、白い服と明るい色の髪が浮いています。


 
明かりがあるようには見えないのに、

 
彼の姿ははっきりと見て取れるでしょう。

 
誰かが部屋に入れば、誰かの姿も同じように映ります。


 
テーブル
が恐らくある場所
の上には、蓋の開いた小箱があります。

 
近くには一回り小さな箱……“嬉しい”気分が入っている箱。


 
キューは、“人を殺したい気分”の箱をもう持っていません。

 
『もうひとり』がどこかの次期当主に送ってしまいました。

 
それが開かれた事を、『もうひとり』は知っています。

 
彼は街で起こる“死”に敏感ですから。


 
つまり、『もうひとり』の記憶を有している『壊れた時報』も

 
その事を知っているという事です。


【キューの拠点】

(162) 2021/04/29(Thu) 18:40:26

【人】 壊れた時報 キュー

 

 
『壊れた時報』は、誰が何処で死んでいるのかを知っていました。

 
探し回る必要なんて、全くなかったのです。


 
彼らを“見つけた”時に自身が何を思っていたのか、

 
『壊れた時報』はよく分かっていません。

 
『もうひとり』は、『壊れた時報』の感情はまやかしだと言います。


 
 この>>4:45>>4:46『もうひとり』の言う事には

 
 諸々の事情から大変物申したい事が多々あるのですが、

 
それでも、自身の感じているモノが感情ではない可能性を、

 
『壊れた時報』は恐れています。


 
こうして地の文で「恐れています」と表記されるのですから、

 
それは杞憂であるのですが。彼は知らない事です。


【キューの拠点】

(163) 2021/04/29(Thu) 18:41:38


 
! データの読み込み、および復元が完了しました。
  File:Gardenia


 
「 I, said Nia. 」
――その声を聞いて以降の彼女は、
『ガルデニア』と名乗った殺人鬼の記憶を有します。


【ソロール:[File:Gardenia] 完】

キューは、手の中の
おほしさま
と、うれしいをできますか?
(a146) 2021/04/29(Thu) 18:42:22

【人】 壊れた時報 キュー

 

 
──そんなところに、ハマルはやって来ました。

 
沢山のモノを、その小さな身体に背負って。

【キューの拠点】

(164) 2021/04/29(Thu) 18:43:10
キューは、扉の方を見た。「ハマル?」
(a147) 2021/04/29(Thu) 18:43:49

アイツらのせいってどこかで聞いた気がしたがその場にいないので聞こえないことにした

>>キュー

 
少女はあらゆるところに存在している。
分裂バグだ。


 この少女は街の中を歩いている。
 いつかのように、時報の姿を探している。

【人】 壊れた時報 キュー

/*
 『壊れた時報』が夕餉の時間を知らせ、拠点に戻る前。
 ニアは、貧民街の近くでキューの姿を見る。


【貧民街付近】

(165) 2021/04/29(Thu) 18:54:19
キューは、歩いている。
(a148) 2021/04/29(Thu) 18:55:09

素知らぬ顔をした。あの言葉を知っているのはあなただけなのである。知らん知らん。

キューに嬉しい≠して欲しい。

(ていうか俺ルヴァに会わなきゃ
 いけない気がするんだけど気まずいんだよな)


絶望≠ゥら立ち直った少年は、
顰め面でそんなことを考えた。



 姿を見かけ腕を掴もうとする。
 ……が、すり抜けた。顔を顰めた。

「……時報さん、聞こえるかしら」

【人】 壊れた時報 キュー

「……?」

「ボクを
ヨんでない
でしか、ニア?」

【貧民街付近】

/*
 今の“キュー”は、自身に向けられた言葉をよく聞きます。
 『壊れた時報』は、『もうひとり』ほど広い範囲では聞けませんが。
 少なくとも、目の前にいるのなら。
(166) 2021/04/29(Thu) 19:10:10
キュー

「相変わらず面倒な話し方をするわね……」

 呆れ口調でそう言って。すぐさま本題を口にする。
 ……残された時間はきっと少ない。

「声を聞いたわ。
……それできちんと思い出せたことには感謝してあげる。

 あんた、これからどうするつもりなの?」

 カウス

「おや? やっと立ち直ってくれたかしら?
 気分の買い取りは要らないって言ってたのは本当みたいだね。」

 ルヴァはカウスの元を訪ねる。
 気分屋は相手が気まずい≠ナもお構いなしだ。
 

泣かない人間だ。全てを見守ると決めたから、もう俯かない。

【人】 壊れた時報 キュー

「ボクも ボクを メンドウだと
オモってない
でし」

 キューは、ニアに答えた。
 「キューは面倒」というワードが出ると、誰にでもいつも同じ答えを返す。


「……? おレイを
イわれない
コトが
なかった
でしか?」

 キューは、首を傾げた。答えは求めていなさそうだ。


サイショ
の バショに
いかない
でし。
 ダレかを
マたないの
ずっと
コない
から」

 キューは、うろうろ。ニアの声がする方に近付いたり、離れたり。
 姿が見えているわけではない様子。


【貧民街付近】

(167) 2021/04/29(Thu) 19:27:53
だから顔を赤くして照れを隠すように叫んだ。「私もハマルさんがだいすきですよ!頑張って!!!」

 ニア

『謝るときは一緒でもいいよ? でもシトゥラがいるなら平気かな ちゃんと責任とってもらうんだよ』

嫉妬の色が見えないのか見ないふりをしているのか、
はたまたそれすら愛おしく思っているのか。
俗に言う"推し"という存在に愛を言えなかった後悔よりも
言う後悔をしているサダルは安心したようにホッと息をはいて、
歩み寄られた言葉にぱちくりと目を瞬かせる

「……え、っと。わかった、なんかあったら言う。
 不公平だからね……ううん、じゃあ」

もう少しだけ服が乾くまで内緒話。


気分の浮き沈みで声が出ないのを隠すのに
これからも風邪でごまかしきれるかな、なんて。
また少し皆にとってずるい相談をしたりするのだ。

ニアが否定的な言葉を言っても困ったように笑い、
アドバイスを受ければ素直に受け取る。
ただそれだけでもサダルにとっては
ようやく人を頼る一歩だったりしたのだった。

愛や好きを一方的に注ぎたいタイプの人間だ。向けられる事は慣れていない。

ルヴァ


感動の再会である。
少年は呻き声を上げた。

「立ち直……何のことかわかんねーな。
 つーかアンタやっぱ死んだの。あーあ」

少年はしらばっくれようとしている。

キュー

「別に嫌とは思ってないわよ。
 いちいち意味を考えるのが面倒なだけで」

 その『面倒』の時間を置いてから、
 咀嚼した内容を言葉にする。

「――大人しく殺されるってこと?」

 カウス

『げ』
って何よ。
 喜びなさいよ。あなたの気分屋よ。
 僕の目はごまかせないわよ。ここに来てからずっとどす黒〜い絶望≠フ気配がね〜〜〜〜」

 感動の再会だ。本当に?

「あーあ。見込み違いだったな。
 これは絶対生き残るタイプの顔だと思ってたのに」

さっきゲイザーに平手打ちをされそうな気配をn回読み取っていた

シトゥラ

 ちょっと、と言って手を避けるようにゆるく首を振る。
 戯れのような抵抗。
だって、両手は左手を握ったまま。


「――ええ、」

 小指同士を絡めて。
子供っぽいしぐさ。

 淡く笑みを浮かべて。
慕情をたたえた瞳。

 少女はようやく少しだけ、素直に言葉を吐く。
 、、、
「今度も守ってちょうだいね、シトゥラ」

キューにあげたあの嬉しい≠ェどうなったのかを知らない

「返答を最悪な方向に間違えたらいつでも平手打ちしますからね」の気配をサダルに向けている。

【人】 壊れた時報 キュー

 

 キューは、ぬいぐるみを見て笑った。ちょっぴりかなしげに。


「ヤクソク、
ヤブらせない
でしね。
 
ありがとう
、ハマル。
ごめんね


 キューは、置かれる物を見ていた。


「……
クスリ
ドク
? ……ナンでも、ボクは ボクが
 
シなない
タメに
ならない
コトは
デキる
でし」

 キューは、
を“嬉しい”気分の箱の横に置いた。
 ハマルを見ている。待っている。


【キューの拠点】

/*
 キューは、自身の作成した薬の効果を、知っていたり知らなかったりします。
 誰かさん
(この文字を見ている貴方)
が伝える意思がない限り、その内容は曖昧です。
(169) 2021/04/29(Thu) 19:52:00
死にたかったし愛はお金で買えると思っているよ。言わないけれど、言わないけれど!

ルヴァ
「へーそりゃすげーな。
 
俺以外の誰かが
絶望≠オてたんだろーね」

少年は平然と嘘をつく。
内心さすがに汗ダラダラである。

「それ俺の話してない?
 つーか俺、先に死ぬかもって言ったし。
 勝手に見込んだのはアンタの方だろ。ザマアミロ」

愛しい≠フ在庫まだあります。

ルヴァがいるなら本当に愛かえるじゃん…………と気づいたが、ヤク決めてる気分になるなとも思った

【人】 壊れた時報 キュー

 

 キューは、頷きかけた。首を横に振りかけた。
 どちらもしきらなかった。


「……」

「ミンナの 『こたえ』を
マたないで
、って。
 メレフが ボクに
イわなかった
でし」

「ボクは、
いい
オトナ
じゃない
でしから、
 ボクが
きめる
ホウが、あー……んー……」

 キューは、言葉を考えている。


「…… ……」

「……ミンナを、
シンジたくない


「でしから、
マたないの


キューは、言った。

【キューの拠点】

/*
 どこかの操り人形さんは、“ミンナ”の中に含まれたのでしょうか?
 当方は答えます。未確定です。
(171) 2021/04/29(Thu) 20:05:53
サダルにちくちくとげとげしたオーラを出している。ルヴァも止めたいけどルヴァには弱いので出来ない。

 




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