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【人】 向日葵 店主 イクリール……そっか。 そう言ってくれて、見せにきてくれて 私はとっても嬉しいよ。 ……少し食べていってよ? ミートパイ、1人で食べるより 3人……5人で食べた方がきっと美味しいから。 [ 私はそう言って もう少し彼らと話をしただろう。 私の知らない彼等の話。 それから、サーシャの話もして 同じ年に生まれた子だから、仲良くしてほしいと。 ミートパイは会話が弾む毎に 直ぐに無くなっていって 楽しい時間は早く過ぎるのだった]* (198) 2021/12/16(Thu) 22:15:06 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―――― 夕刻/自宅 ―――― 彼が見送りの役割を請け負ってくれたのなら>>171 魔術師は礼を告げて、柔く微笑もう。 少女の姿と、人魚の背中も一旦は見えなくなれば 椅子へ座り直し ――――息を吐く。 やはり、呪いなんて碌なものではない。 彼女が長年抱えていたものは、本質的には人の恨みだ。 怨恨、苦痛、――復讐。 呪いが当人にどんな効力を齎すにせよ、 あの小さな体でよく耐えていたものだ。 ―― いや、魔術師も身長は人のことを揶揄えないが。 (199) 2021/12/16(Thu) 22:23:12 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ呪いを体内で解呪するには、 術者の魔力をぶつけ、調和する以外に道は無い。 込められた負の感情と、呪った本人の記憶の幾らかを ――― その全てを文字通り受け入れ、消し去るのだ。 はふりと息を零し、冷えた指先を握り締めた。 愛した人に捨てられた魔女の恨みも 愛した物を奪われた、魔女の嘆きも …… その辛さは痛い程に良く分かる。 (200) 2021/12/16(Thu) 22:23:17 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ傷付けられたら、同じだけ傷付けてやりたい。 自分の手を離した相手を赦せない。 故に呪いという道を選んだ魔女のことを、 魔術師は責め立てる権利を持たない。 ―――― 同じことを考えた過去故に。 (201) 2021/12/16(Thu) 22:23:21 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ねえ、ママ 私のどこがいけなかった…? 」 「 ねえ、パパ 普通の子なら、愛してくれた? 」 振り払われた手の痛みごと。 ―――― 思い出しては、眉を顰める。 復讐がしあわせに繋がると信じてしまうのも 故に人を呪う気持ちも、 … 理解ってしまうから (202) 2021/12/16(Thu) 22:23:25 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ…… けれども。 「 ―――― だからって、 関係ない子を苦しめるのは、 …… それは違うでしょ……! 」 傷付いても、誰も助けてくれない苦しみは ―――― 誰だって識っているだろうに。 魔術師は恨みを訴えてくる呪力を飲み下し、 文字通り、魔力で呪いを押し込んだ。 (204) 2021/12/16(Thu) 22:23:53 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラそうしている間に、人魚が役目を終えて帰って来たなら おかえり――と迎えようとして。 許可なく手を取られ、不服を訴える海色の右目を見るに 女の行いは、説明するまでもなくバレているようで。 「 …… えへ。 ごめんね、……怒らないで……? 」 なんて、可愛い兎の真似事をして許しを乞うけれど さしもの彼も、この甘えを受け入れてくれるかは―― …… あまり自信がない。 (205) 2021/12/16(Thu) 22:23:59 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… 大丈夫だよ。 テレベルムのおかげで、……平気だから…… 」 ―――― あの、猫のような少女は。 女が誰かを本当に呪ってしまった未来の体現みたいで。 …… それがどうにも居心地悪くて、 だからこそ、こんな手段を取ってしまったけれど。 自分を抱き締める彼が気を病んでしまわないよう、 そっと背中へ腕を回し返した。 変わらず命を刻み続ける心音が聞こえるように 何の隙間も生まれないよう、―― ぎゅう、と。* (206) 2021/12/16(Thu) 22:24:44 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 寝所 ── [ >>195断る、と言われて 私は眉を動かさずに、そうでしょうね、と思う。 錬金術師の身体は幼く 不老、若返り、あるいは転生の類なのだろうと。 家の地下の死体に気付かず。 けれど家を焼き払うつもりだから 同時に一緒に燃えるかも知らない。 >>2:245狂った錬金術師は望みを見失いつつある。 ホムンクルスの研究は深みにはまっている。] (207) 2021/12/16(Thu) 22:32:36 |
【人】 向日葵 店主 イクリール……正義感なのかもね。 それかサーシャの為。 ううん、違うか。 [ 刀は形を失い、そばにスライムとして控える。 私は幼い彼女の手に導かれ 微笑む彼女の唇に、そっとキスをする。 するり、と唇の間から 錬金術師の口の中へと銀色の液体が流れていった。 水銀は彼女の喉をゆっくりと通り 心臓の高さまで至った瞬間に 身体の中で破裂するように棘を出し 錬金術師の心臓を貫くだろう。] (208) 2021/12/16(Thu) 22:32:59 |
【人】 向日葵 店主 イクリール[ その少しの間。 私は唇を離しても、直ぐ近くで彼女の瞳を見つめた。 ぎゅぅ、と彼女の身体を抱きしめた。] (209) 2021/12/16(Thu) 22:33:15 |
【人】 向日葵 店主 イクリール[ 彼女の答えを聞けたか。 それとも錬金術師は黙したか。 幾拍置いて 銀色の棘は飛び出し 錬金術師の心臓を貫き 私の身体を貫いた。 それでも彼女を抱きしめて]* (211) 2021/12/16(Thu) 22:36:06 |
【人】 行商人見習い ポルクスー 後日談:向日葵 ー 俺はそう思うなあ。 もー。レナ、俺より姉ちゃんがいいの? [うちの子は腕の中でじたばた。 あー、うー。と手を伸ばし、 目の前の彼女に抱っこをねだってる。 差し出された指をぎゅっと掴んだり、 にこにこ笑顔なのは。女の子だけど 美人さんが好きなやつだろうかと母は 考えてしまうのだった。 カンが強いのは、誰似なんだろうか 俺…かもしれない?] (212) 2021/12/16(Thu) 22:42:13 |
【人】 行商人見習い ポルクス 丁度離乳食、食べられるようになったから このこらも喜ぶと思う。 [じゃあ。お邪魔しますとお言葉に甘えて、 旦那と、子供らと、姉ちゃんと 卓を囲んでミートパイをつついて色んな話を。 今度は姉ちゃんのお友達の、サーシャさんのとこに 御挨拶に寄ろうかな。 その時は紹介してねとお願いしたりとか バラニとの馴れ初めとかを話すこともあったりしたかも] (214) 2021/12/16(Thu) 22:45:12 |
【人】 冒険者 ルイージ[ 彼の遺言らしきものはこの刀と幾つかの遺物をエオスにいるイクリールという女に渡してくれというものだった。] あの人は大した人ですよ 魔王に関わる異物をこんなに [ 男が袋を広げて見せると禍々しい雰囲気のあるアイテムがた沢山入っていた。] それで…イクリールさんはどちらに? [ 男は冒険者ギルドの職員でギルドに多大な貢献をしたということでこうしてここまで彼の遺言を果たしにきたのだった*。] (215) 2021/12/16(Thu) 22:45:58 |
【人】 行商人見習い ポルクス[楽しい時間はあっという間。 そろそろ夕暮れになった頃には、 お邪魔しましたと、帰宅することになるだろう その時、レナがふと手を伸ばしたものがある 売るものなのか、そうでないのかわからないが 硝子の容器のなかにある、小さな花を咲かせた枝>>-542] わあ。綺麗だねぇ。 [白の花は、可憐に咲いていて。 親子はそれを微笑ましげに見たのだとか。*] (216) 2021/12/16(Thu) 22:50:13 |
【人】 星集め サダルつまり。理解はしても納得が出来ず。 ゼロの可能性から一でも引き出そうと。 方向性を変え。アプローチを変え。目的すら見失いかけて。それでもやはり手を止める事ができなかった。 それでも、やっぱり。 手を止めることなど。できずに。 言葉を紡ぎ終えて、一拍。 体の内側で爆ぜるものがある。 心臓を貫き抱きしめる彼女も貫き。 体が震える。痙攣して。口から、体から、血を流し。 震える指先で彼女の頭を撫でた。 名前も知らない、でもサーシャを知る女性を。 (218) 2021/12/16(Thu) 22:55:58 |
【人】 星集め サダル「…一緒に死んで、くれ、るの…?」 それか、この程度では死なないのか。 こんな狂った錬金術師と死ぬなんて、そんな事はあり得ないだろう。 だから、離して良いのにと笑って。 指先をパタリと体の横に落とした。* (219) 2021/12/16(Thu) 22:56:12 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー後日談のさらに後ー それから、さらに何年も過ぎた。 エオスから徒歩にして1日と半。少し北の森の中。 昔の貴族が使っていた狩猟小屋を手直しして住めるようにした家。 小屋とはいえいくつか部屋もあるし、畑もある。 木製のテラスからは側の湖を眺めることもできる場所。 冒険の途中少しずつ貯めていた金で買い取り、魔剣の封印後に移り住んだ。 あの頃の激動の日々、血と愛と欲に塗れた毎日が嘘のように、何もなくなった。 もう若いとは言えないどころか、老いをはっきり自覚するほどの年。体も前ほどは溌剌と動かないし、女性に囲まれる事にも少しだけ、少しだけだけれど飽きてきた。何より、前ほど男として漲る事も少なくなってきた。 (222) 2021/12/16(Thu) 23:07:43 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ晴れれば畑を耕して、薪を割って、雨が降れば書き物をして、夏には魚を釣って、冬には暖炉を囲む、そんな静かな日々。 何もかも変わって、変わらないのは側にいる彼女だけ。 「今日の仕事は終わりだよ。ベリル、おいで。」 彼女が来てくれたら、湖の見えるテラスのソファに一緒に腰掛けて、キスを落とし、メイド服の上から体に触れる。 (223) 2021/12/16(Thu) 23:08:09 |
【人】 向日葵 店主 イクリール……ふ、ふ……死なないよ……… 願いは……ごほっ…… ……自分の手で叶えるんだから…… [ ごほっ、と口の端から血が零れる。 心臓こそ外れたものの、大血管を貫いた。 時間差で煙の匂いが部屋の中に漂ってくる。 家に魔術で火をつけたのだ。] (224) 2021/12/16(Thu) 23:16:08 |
【人】 向日葵 店主 イクリール……ただ。 私と貴方になんの違いがあるのかって思ったら。 こうしてただけ……。 [ >>219彼女の手が身体の横に落ちる。 言葉は聞こえたのか、どうか。 やはり私は彼女を抱きしめたまま。 ずっ、と2人を貫いていた水銀の棘が引き抜かれる。 じわ、と服が血に染まり ベッドも共に赤くなっていく。 煙だけだったものが、徐々に暑くなり 火の手は直ぐそばに。] (225) 2021/12/16(Thu) 23:16:28 |
【人】 向日葵 店主 イクリールおやすみなさい 狂った錬金術師 ……いつかそっちに行った時はよろしくね。 ……あぁ、でも。 …………直ぐかも知れないね。 [ 血溜まりができ 炎は部屋の中に入ると 2人の姿はやがて見えなくなっていっただろう]* (226) 2021/12/16(Thu) 23:16:52 |
【人】 向日葵 店主 イクリール──後日談:向日葵 ──>>216 え? ……あぁ、その花? うん、誰かからは知らないけど贈られてきてね。 綺麗だから飾っているの。 なんの花なのか、分からないんだけどね。 [ >>216贈り物だし、商品じゃないんだけどね。 と言って。 そうでなければ赤ん坊にプレゼントしたのだけど。] (227) 2021/12/16(Thu) 23:28:59 |
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