人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 英 羽凪

[実際問題、一緒に暮らすとなれば。
これから色々と問題はあるかもしれないけども。>>347
とりあえずは。]


  ……そうだな。
  食べやすくても、三食カップ麺とか
  コンビニ飯とかはやめたほうがいいよな。


[神妙に頷いた。>>348
一人だと面倒くさがってやってしまう気がするし。
俺らの場合、そこにも二人でいる意味があるのかもしれない。

瑛が料理できるかは知らないけど。
一緒なら、仮に失敗してもきっと楽しい。]
(411) 2020/08/03(Mon) 21:59:11

【人】 英 羽凪



  これから、よろしくな。


[すごい先の未来なんて、まだわからないけど。
ひとまず俺は、今重なっているこの細い手を。
大事なものをもう手放さないように努力しよう。

まずは、そこからだ。]
(412) 2020/08/03(Mon) 21:59:19

【人】 英 羽凪

[一息ついて。
ふと、横からの視線に気づき。>>349
振り向けば、浴衣を着た彼女と目があった。]


  …………ふーん。
  そりゃどうも。


[それも社交辞令? なんて聞くのは野暮だろうけど。
でも俺はまだ根に持ってるから。]


  褒めても家賃は下がんないぞ。
  出世払いにしてもいいけど。


[ふい、と拗ねた顔で視線を逸らした。
別に怒ってないし。
単に先に言われて悔しいのと。照れ隠しなだけだ。]


  …………。


[ちら、と視線を戻す。
何かを期待して待つような瑛の目に対して。
俺は、盛大に眉根を寄せた仏頂面で。]
(413) 2020/08/03(Mon) 21:59:34

【人】 英 羽凪



  これでいいかよ。


[ああもう、顔熱い。]
(414) 2020/08/03(Mon) 22:00:56

【人】 英 羽凪

[ぱたぱたと空いた手で顔を仰ぎながら。
俺は立ち上がれば、今度は引っ張り上げるように繋いだ手を引いて。]


  よし、祭会場に行くぞ。
  喉乾いたし暑いし、俺かき氷食べたいな。

  瑛は何食べたい?


[一緒に花火大会を楽しみに行こうか。*]
(417) 2020/08/03(Mon) 22:03:22

【人】 英 羽凪

[カランコロン、と2つに増えた下駄の音。
夕陽が落ちてしまった代わりに、並ぶ提灯が足元を照らす。]


  はしゃいで、はぐれんなよ。
  探すの大変だったんだからな。


[繋いだ手が熱くて、そわそわしながら。
素知らぬ顔で隣を見れば、薄闇に浮かぶご機嫌な横顔に目を細めた。
さっきよりかわいく見える気がするのは、祭りと浴衣のせいにしておこう。]


  りんご飴かー、昔よく二つ買ってたな姉ちゃんが。
  その場で食べる用と、持ち帰って食べる用。
  冷蔵庫で冷やして切って食べるのがおいしいんだってさ。


[これ余ってると思って食べようとしたら、怒られた。>>454
そんなりんご飴の思い出話をしつつ、屋台が並ぶ方へ。]
(487) 2020/08/04(Tue) 13:03:51

【人】 英 羽凪


  りんご飴の屋台あったぞ。
  大きさとか色々あるけどどれにする?

  あ、かき氷もある。
  おじさん、レモンひとつくださーい。


[早速見つけた屋台にて。
りんご飴と、かき氷をひとつずつ買おうか。]
(488) 2020/08/04(Tue) 13:05:21

【人】 英 羽凪

[それから。]


  なー。
  一個はいらないから、一口ちょうだい?


[瑛の返事を聞く前に、素早く。
一口がぶっとりんご飴をかじれば、おいしい、と笑った。**]
(489) 2020/08/04(Tue) 13:06:23

【人】 英 羽凪

[これは、少しだけ未来の話。

瑛が退職のために帰っていった翌日に、俺もホテル『アムシェル・モーゼス』をチェックアウトして。
短いようで長い、夏の療養休暇を終えた。

そして。]


  ──…ただいまー。
  姉ちゃん、宅急便で送ったお土産は届いた?


[アパートに帰る前、寄るのは姉の家。
そこは、俺にとって実家のような場所。]
(525) 2020/08/05(Wed) 0:35:58

【人】 英 羽凪


  もう大丈夫だって。
  食欲もあるし、ほら。顔色もよくなっただろ。
  だからスマホとノーパソ返せってば。

  それともう無茶しないように……
  彼女と一緒に住むことにしたから。


[彼女いたのか聞かれたら、できた、とだけ。
さすがに出会って数日とかはまあ、今は黙っておこう。]


  どんなこって……んー、二つ年下で見てて飽きないやつ。
  無鉄砲で、何しでかすかわかんなくて、
  ……ちょっと昔の俺に似てる、かな。
  今度、うちに来た時紹介するよ。


[返ってきたスマホやノーパソと。
代わりに受け取っておいてもらった退職書類や郵便物を鞄にしまえば、帰ろうとして。
玄関で一度だけ振り返り。]
(526) 2020/08/05(Wed) 0:36:32

【人】 英 羽凪



  ……姉ちゃん、今しあわせ?


[その答えを聞いて。
俺は笑顔でうなずいて姉の家を後にした。]
(527) 2020/08/05(Wed) 0:37:51

【人】 英 羽凪

[そうして、アパートに帰れば。
まずは、しばらく放置してた部屋の掃除と片づけをして待ち。
程無く、表札に成瀬の名前が追加された。>>356

そんなこんなでスタートをした同居生活、数日目。
お互い家事はやろうと思えばできるから、当番制にして。
食事は家にいる時はできるだけ二人で取ろうと提案したり。生活費用の財布を作ったり。
生活習慣の違いはあるものの、滑り出しはまあ順調だ。]
(528) 2020/08/05(Wed) 0:51:26

【人】 英 羽凪

[そして今、瑛は新しいスマホと格闘している。>>359
なんかさっきから唸ってるけど、そんな難しい設定でもしてるんだろうか。

求人情報誌をぱらぱら捲りながら。
一時間以上の大仕事を終えたらしいのを見計らい手を伸ばせば、彼女の服の裾を引っ張った。]


  俺にも瑛の、教えろよ。


[まだ俺の方登録してないんだけど。>>358
次は俺を構えよ、とばかりにせっついて画面を覗くふりをしてみたら。>>*2

さて瑛はどんな顔をするだろう。*]
(529) 2020/08/05(Wed) 0:51:38

【人】 英 羽凪

[それからまた少しだけ時間は進み。

俺の就職先は早々に決まった。
いかにも怪しい求人>>-463にひっかかったわけではなく。

姉の妊娠が発覚し。これまで姉がやってた仕事を代わりにやってもらえないかと、持ちかけられたのだ。
ちなみに、義兄の建築事務所の庶務業務である。

勿論、将来的には就職するつもりだけど。
姉の産休育休の期間、俺のリハビリと社会勉強を兼ねて、といったところ。

身内なので、ひとまず姉に余計な心配をかけずに済むし。
繁忙期以外なら休暇とか融通が利くのは、ありがたい。]
(530) 2020/08/05(Wed) 0:52:20

【人】 英 羽凪

[一方、同居人は。>>360


  おかえり。
  おい、靴は揃えろって……どうした?


[玄関をあがってすぐのキッチンで夕飯を作る手を止め。
走って帰ってきたらしい瑛の剣幕に目を丸くして。]


  え、まじで?
  よかったな、おめでとう。


[相変わらずの癖っ毛頭をわしゃわしゃ撫でて。
一緒に喜んだのも束の間。]
(531) 2020/08/05(Wed) 0:52:31

【人】 英 羽凪


  …………。


[微妙に不審なセールスポイント。
だって上手い話には裏があるのが世間の常識だろ。]


  …………で。
  何の仕事なんだ?


[見せろ、瑛の手にしてる紙を覗きこんで。>>363
思い切り目が据わった。]
(532) 2020/08/05(Wed) 0:55:35

【人】 英 羽凪



  これ、やめとけよ。
  明らかに怪し……じゃない、危ないだろ。


[悪の組織?正義の味方??
正義筆頭だろうどこぞのアンパンを見てみろ。
あいつ、愛と勇気だけしか友達いなくて、時間もお構いなしに呼ばれて飛んでくんだぞ。
めちゃくちゃブラックだろ。

というのは勿論だけど。]
(533) 2020/08/05(Wed) 0:55:48

【人】 英 羽凪



  ……色々と反対する理由はあるけど。
  何より、俺が心配なんだよ。
  お前が丈夫で悪運強いのは知ってるけど。


[ほんと、何をしでかすかわかったもんじゃない。
まあそれが楽しくもあるんだけど。
もう一度手を伸ばして、今度は宥めるように瑛の頭を撫でた。

そんな、超ホワイトな就職先に巡り合うちょっと前の話。*]
(534) 2020/08/05(Wed) 0:56:23

【人】 英 羽凪

[──それは俺が、阻止したはずだったし。
瑛も不承不承それに了承したはずだった。のに。]


  なんでまだその仕事やってんの。


[バイトヒーローを終えて帰宅した瑛を迎えたのは、仁王立ちの俺だった。>>472
なんでバレたかって?
洗濯するのにポケット確認してたら、指令書もとい、バイトヒーローのシフト表がでてきたせいだ。
どうりでこの頃、生傷が多いわけだ。]
(535) 2020/08/05(Wed) 0:58:41

【人】 英 羽凪

[俺は怒ってる。けど。]


  ……で。弁明あるなら聞くけど。


[瑛の主張を待つ。>>473
だからどうしてそう一人で突っ走るのかと呆れるけど。
これがこいつの悪い所であり、いい所でもあるし。
感謝されることにやりがいを感じてしまう、社畜根性はわからなくもないから。>>243

いつものように、小さく息をついて。]


  ……ヤバそうって思ったら、すぐに辞めること。
  このご時世、副業だって珍しくないしな。
  やれるとこまでやってみれば。


[結局、俺が折れるのである。]
(536) 2020/08/05(Wed) 0:58:51

【人】 英 羽凪

[ただし。]


  瑛。


[にっこりと笑いながら。
瑛を引き寄せて
拘束
もとい、抱き締めたなら細い首筋に唇を押しつけて。
強く吸い上げた。]


  ……はい。黙ってた罰と、虫除け。


[そして腕を離せば、べっと舌を出してみせる。

ちょっと襟ぐりのあいた服を着たら、見える位置。
だって最近、古書店で瑛目当ての客もいるらしいしね。>>492**]
(537) 2020/08/05(Wed) 1:00:48

【人】 英 羽凪



  ごちそうさま。


[膨れた瑛に、楽しげに笑いながら。>>521
甘酸っぱい飴は、子どもの頃の記憶よりずっとおいしくて。
こんなおいしいもんだったっけ、なんて。
口端についた飴をぺろりと舐めとった。

でかい口を開ける瑛の横で、俺もかき氷をシャクシャクとスプーンで軽く崩し。
シロップがたっぷりかかった、部分をひとすくい。

口に運ぼうとした、その瞬間。]
(576) 2020/08/05(Wed) 21:28:49

【人】 英 羽凪


  
あ゙っ。



[奪われた。>>523


  ……やりやがったな。くそー。


[絶対今の、甘くておいしいとこだろ。
かき氷は下の方に行くほど味が薄くなるんだぞ。

隣から聞こえる涼しげな音と、生意気な横顔をじとり。
何か期待する視線には、ふん、と鼻を慣らせば。
同じスプーンのまま、かき氷をぱくりと一口。

舌の上でとけた氷が、乾いた喉にひんやり染みておいしい。]
(577) 2020/08/05(Wed) 21:29:04

【人】 英 羽凪

[のを、ゆっくり味わう暇もなく。]


  ん、んんっ、ちょ、こら。
  瑛、何すんだよっ。


[今度は頭をわしゃられた。
やり返してやりたくても、綺麗にまとめられた髪をここで崩すようなことできないし。
こういうとき、男は断然不利だ。

かき氷を零さないように片手で持って。
もう片方の手で、防戦一方になりながら。
どんどんかわいい表情になっていく瑛に、俺はむっとして。]
(578) 2020/08/05(Wed) 21:29:11

【人】 英 羽凪



  お前さー……
  レンタルされてるときも、こういうことしたの?


[あんな風に、嬉しそうな顔で笑って?>>519
手をつないでたいって、ねだったりして?>>520
こうやってじゃれたりして?]


  想像したら、ちょっと。
  ──いや、かなり嫌かも。


[前言撤回。>>277
傷つきはしないけど、腹の底がもやもやする。
このどうにもならない感情の名前を、俺は知ってる。
(579) 2020/08/05(Wed) 21:29:24

【人】 英 羽凪

─ ホテル・フロント ─


[花火大会の翌日。
帰り支度を済ませた俺は、ラウンジで珈琲を飲んだあと、フロントへ。

チェックアウトを済ませつつ。
高橋、の名札をつけてるホテルマンへ伝言を。]


  901号室の市村さんへ、言伝お願いします。

  またね、って言っちゃったけど
  今日帰ることになったんで、携番残します。
  スマホは数日後には使えるようになるはずだから
  よければ連絡してね。

  それと、もし羽井さんに会うことあれば、
  俺が『勝負しよう』って言ってたって伝えてほしいな。
  『もう一度会えたら、俺の勝ち』
  よろしくね。

 
(586) 2020/08/05(Wed) 21:57:11

【人】 英 羽凪

[ずるいお兄さんとの二度目の勝負は、完全に運任せ。
でも俺日頃の行いいいから、勝てる気がするんだよね。

あと後輩にももし会えたら、連絡先渡しておきたかったけど。
さて、どうだったろう。

思い出が笑顔で彩られたかどうか、伝えられるのはいつになるだろう。>>555
連絡がつけば、割と早いかもしれないけど。

なかったとしても数年後、真由美さんがまだ仕事を続けていれば。勤務先に俺の姪っ子が通うようになるかもしれないね。**]
(587) 2020/08/05(Wed) 21:57:22
英 羽凪は、メモを貼った。
(a19) 2020/08/05(Wed) 22:29:28

【人】 英 羽凪

─ 少し先のあったかもしれない話 ─



  ……ああもう。
  そんな顔してるんじゃ、罰にならないじゃん。


[俺、怒ってたはずなんだけどな。>>546
瑛は俺がやさしくて甘えてるらしいけど。
俺だって、そんな瑛に甘えてる。

かわいい上目遣いに、ぅ、と口端を曲げて。]


  ……ごはんの前に、攫っていい?


[もう一度華奢な体引き寄せて。
今度はその唇へ、唇を寄せた。]
(599) 2020/08/05(Wed) 23:40:47

【人】 英 羽凪




[──という甘酸っぱい関係になれてるかどうかは、俺次第な気もするけど。

まさか、この期に及んで付き合ってるか否かで悩まれてるなんて。>>547
俺は知るはずもない。

姉の関係者に言うときは、細かい説明が面倒だから彼女って言ってるけど。
そういえば、あの後ちゃんと告白したっけ。
してない気がするな。なんか今更だし。]
(600) 2020/08/05(Wed) 23:42:00

【人】 英 羽凪

[この関係に、ちゃんと「恋人」という名前が追加されるのはいつになるだろう。
誰かに指摘されなければ、たぶん俺は気づかないまま。
瑛の古書店での仕事が落ち着いてきた頃に、ひとつ相談事を持ちかけるだろう。>>549


  瑛、そろそろ引っ越そうか。
  二人で暮らせる、もうちょい広いとこに。


[つまり、同居の無期延長。
順序が色々間違ってるって? 今更だろ。**]
(601) 2020/08/05(Wed) 23:42:39