人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在・病棟廊下:メディウム ─


  あっおはよー、えっと……メディウムちゃん?
  もちろん快適だよ、ありがと! またねー。
  
  
[声をかけてくれた彼女へ、お返事を。>>41
 どこか目的地があるらしく見えたし、オレもメンテナンスって言われたし。深追いする気は無かった。
 
 けど、オレは気になることがある。
 彼女からは、ほんの少し土のような匂いがする。土ともちょっと違うのかな……、養分のある何か。それと植物のような匂いも。
 ちょっと桜花ちゃんとも似てる匂い。
 
 何者なんだろう、と思いつつ深く探れてはいない。
 ただわかるのは──彼女も新人類なんだろう、ってこと。
 
 旧人類から、こんな匂いはしないから]*
 
(44) 2023/11/18(Sat) 18:39:11

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想:温室入口 ─

[オレはここに着いた当時、温室に足を向けなかった。
 なんでって、興味が無さ過ぎて。
 
 だからそのやりとりは直接見たわけじゃない。
 後になって誰か──雷恩? 直ちゃん? 羅生? それとももっと他の誰か? に聞いたに過ぎないんだけれど。
 
 紙で注意事項を渡されて、雷恩がサインした、らしい。>>8
 そのときに雷恩が代表者を名乗ったとか?>>28
 
 それがオレにとってはすごく印象的な話で、行けばよかったなぁ温室、ってそのときやっと思ったんだ]
(45) 2023/11/18(Sat) 18:39:35

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[オレにとって“代表者”と言えば──

 旧人類殲滅の作戦中に一番偉いのはミケ。
 その他の時間で偉いのは直ちゃん。
 新人類たちはもちろん、一番大切な存在だから頭はもちろん上がらない。

 そんな感覚で考えていた。

 だから、もしかしたらこの先、雷恩や桜花ちゃんがオレたちに指示を出して動く日も来るのかな……なんて思ったのを覚えている。
 
 あ、「温室内での諸注意」はもちろんオレも知らされたよ。
 大丈夫、指示も無いのに暴れる気無いから!]*
 
(46) 2023/11/18(Sat) 18:39:50

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想:守るべき新人類(雷恩) ─

[オレたち戦闘AIが使命を帯びて旧人類殲滅に向かうとき、雷恩はしばしばついてくる。>>25
 オレとしては安全なところに留まっててほしいんだけど、仕方ないのかもしれない、とも思う。
 
 だって雷恩は、根差せる土を探している。
 
 オレたちも使命ついでに探してみてはいるんだけれど。やっぱ本人が直接見ていくのが効率的……とはオレも思ってしまうわけ。
 
 だけどいつも、いい土は見つからないみたいだった。
 罪深き旧人類たちが散々汚染したせいで]
 
(47) 2023/11/18(Sat) 18:40:19

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[浮草生命研究所にしばらく滞在させてもらうことになったときにも、雷恩は真っ先に土のありそうな場所──温室へ行っていた。>>27
 その後も毎日そっちへ行っているのを知っている。>>29
 
 気に入ったのかな?
 そこの土は、いい土なのかな。
 
 オレは未だにそこへ行ったことは無いけれど、近いうちに立ち寄ってみようか、なんて思いもした。
 新人類たちにはできるだけ幸せに暮らしてほしいし。
 オレが手伝えることがもし何かあったら、ぜひとも手伝いたいからね]*
 
(48) 2023/11/18(Sat) 18:40:32

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想:頭に螺子のある研究員(フランクル) ─

[浮草生命研究所へ来てからの数日間で、その研究員を見かけたことがあった。
 そしてその見た目がものすごく印象に残っている。
 そのとき何か話したか、までハッキリ思い出せないぐらいには。
 
 その人が本当に得意なのは何なのか聞いたっけ?>>22
 どっちにしろ警戒されてる風なのは感じ取った。
 
 警戒されても、指示なく暴れる気がオレには無いんだけど。
 だから余所者だからってそんなに警戒しないでほしいんだけどなあ……。
 
 指示が出たときはもちろん、全力でやるけどね]**
(49) 2023/11/18(Sat) 18:41:02
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a6) 2023/11/18(Sat) 18:43:39

三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a7) 2023/11/18(Sat) 18:44:23

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 思索:新人類たちへ(雷恩) ─

[オレは──いや、どのAIも、だと思うけれど──深く刻み込まれた行動指針に沿って行動していて、逆らう術を持たない。
 それは言うなればオレたちの使命で、存在意義だ。>>55
 
 「新人類の繁栄」、
 ──そのための「旧人類の殲滅」。
 
 オレたちの行動の二本柱はそれだ、と少なくともオレは認識している。

 だから新人類の本能的な欲求はできるだけ満たしたい。
 それが種を残すことに繋がるから。
 
 そして危険からはできるだけ身を遠ざけたい。
 命を断たれては意味がないし、怪我だってできるだけしてほしくない。

 そうやって守るべき対象の代表格が、雷恩や桜花ちゃんってわけだ。だからある意味では保護者。戦闘AIにできることには限界があるけどね]
 
(65) 2023/11/18(Sat) 19:56:49

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[その新人類たち──例えば雷恩や桜花ちゃんが、オレの守るべきものでなくなる可能性を、オレは考えられない。
 考えることが“できない”。

 AIには無理なんだ、自分の存在意義を揺るがせるような問いを自問自答するのは。それをやったら壊れかねないから、できないようにストッパーがかけられている。

 だってAIが暴走して、殲滅ターゲットを変えたり、他のAIの使命を書き換えてしまったりしたら──どうなるかは自明、だよね。

 新人類──特にずっと守ってきた相手が、旧人類にしか見えない言動や行動を繰り返すようになるとか、オレたちの存在を拒むようになるとか。そういったことがあれば、おそらくオレは混乱してしまうだろう。
 そしてオレはきっと、その混乱を自力では解決できない。


 そんな未来は来ない、とオレは思っている。
 AIにとって“想定外の出来事”だってこと]
 
(66) 2023/11/18(Sat) 19:57:07

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[そうそう。オレは痛覚がかなりはっきり造られている。
 たぶん他の戦闘AIもそうなんじゃないかな……?

 損傷部位を認識するためと、損傷をできるだけ軽く済ませるため、に。
 痛かったら無理はできないでしょ。無謀な行動も減るし。
 
 だけど、痛がってる姿は見せたことがないかもしれないね。
 だってオレは素早さが売り。旧人類のだいたいの攻撃は避けられる。その上、よく盾役を買って出る天蓋はオレよりもっと速い。
 群鷺はオレより素早さは劣るけれど、少し下がったところにいるから被弾はやっぱりしづらいし。
 
 そして。
 オレたちAIが新人類にとって不思議な存在かもしれないなんて可能性を、オレはやっぱり考えてはいないんだ]*
 
(67) 2023/11/18(Sat) 19:57:20
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a8) 2023/11/18(Sat) 19:58:23

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想:理解できないひと(ウキクサ) ─
 
[そのひとは初めて姿を見たとき、“人間”を自称した。>>60

 “人間”──それは、
 旧人類が自分たちを指して使う言葉。
 
 なら、そのひとは旧人類?]
 
(68) 2023/11/18(Sat) 20:24:56

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[当時、そのひとの挨拶を聞いて、オレはすぐにその場を辞した。怒られなさそうな場所に先に一人だけ移動して、みんなが来るのを待っていた。

 温室の話には興味が無かったのは本当。>>45
 だけど実は、もうひとつ理由があった。
 
 この研究所の所長は旧人類を自称するのか? って疑問が浮かんで、頭から離れなくなって、混乱しかけたから。

 そのひとは頭の上に何かを浮かべている。>>59
 それは頭脳とデータのやりとりをしている、ように見える。
 
 髪はおよそ旧人類らしくない色合い。
 機械でなく生体なのも匂いでわかる。
 けれどその匂いは、はっきりとそのひとが何者かを訴えてくれるわけではない──匂いだけで新人類と感じられる相手もいるのに、だ。>>44
 
 あのひとは、何者?
 旧人類? 新人類?]
 
(69) 2023/11/18(Sat) 20:25:11

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[その後、ミケの判断を聞いた。>>2
 ミケによればあのひとも新人類。
 オレはその判断を信じる。
 
 けれど、じゃあ、なぜ“人間”を自称するんだろう?>>17
 旧人類なんていう罪深い存在と同質のものでありたいんだろうか?
 
 この疑問は口に出しちゃいけないものな気がした。
 だからまだ誰にも言っていない。

 だってまず、ミケの判断に逆らうことになりかねない。
 それはよくないことだから。
 
 それに、どんな答えを得るかわからない不安感があった。
 もしそのひとがどうしても新人類に見えなかったら──旧人類と判断することになったら、オレは、黙ってはいられないだろうから]*
 
(70) 2023/11/18(Sat) 20:25:27
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a10) 2023/11/18(Sat) 20:26:56

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在・病棟廊下:メンテナンス(羅生・直青) ─

[オレのメンテナンスを試みた羅生は、一言、言葉を漏らした>>74


  え──羅生、そういうのわかるんだ?


[こんなこと言ったら、当たってますと申告するようなものだけれど。

 羅生のメンテナンスにバグがあるわけないもの。
 言い逃れできる気はしなかった]
 
(76) 2023/11/18(Sat) 22:09:09

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[羅生がそんなことに気付けるのを知らなかったのは、当然、今まで検出されたことが無かったから。

 オレがこんな風に『悩みごと』を抱えたのは、稼働し始めてから初めてのはず。
 オレのメモリーがどこか消えちゃってたりしない限りは]
 
(77) 2023/11/18(Sat) 22:09:25

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[とはいえ、羅生からは深く追及されなかった。>>75
 だから、オレからも今は言わなくていいよね、と思いながら直ちゃんの反応を窺う。
 
 直ちゃんからも追及されないなら、メンテナンスは終わりかな?

 他に用が無いなら、オレはどこかへ行こうと思う。行き先は全然決めてないけど]**
 
(78) 2023/11/18(Sat) 22:09:45
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a12) 2023/11/18(Sat) 22:11:18

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在・病棟廊下:メンテナンス(直青&羅生) ─


  ん。夜は自室待機ねー。
  
  
[わかってることではある、けど念押しされたからオレも確認がてら答える。>>79
 機体ハードのメンテナンスは、戦闘AIのオレにとってはものすごく重要。絶対受けなきゃいけない。
 だって、存在意義に直結するから。
 機体が壊れたら、オレは戦えない。戦えないオレに何の意義があるというの?
 だから欠かさず受けるよ、夜のメンテナンスは。
 
 直ちゃんがオレの何をどう観察していたか、細かいところまでは把握しないまま、終わりと言われてオレはいつもの笑顔になった。
 その前まで笑顔でなくなっていたことには気付かずに]
 
 
  オッケー、ありがと直ちゃん、羅生〜。
  また夜にねー!
  
  
[ばいばいと手を振って、二人のそばから離れる。
 その後もしばらく廊下を歩くことにはなる。行き先はその間に決めるつもりだった]
(106) 2023/11/19(Sun) 8:13:16

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[二人の元を離れる前。
 羅生の「判るよ」という言葉には、オレは「そうだよね!」と返事をしていた。>>85

 羅生は一見するとクールに見えるだろうと思うけれど、その分なのか、仕草はとても人懐っこい。
 オレはいつでもにこにこしてるけど、その分、仕草はそこまで凝ってないように思う。
 直ちゃんも仕事をきちんとこなす真面目さがあると思うけれど、その分、他のところで親しみが湧きやすいように造られている、はず?
 
 けどね。オレたちAIはみんな、根本は同じだ。
 どんな性格を設計されていても、全部、プログラムで造られた紛い物。
 人類の「性格」とは違うものなんだ]
 
(107) 2023/11/19(Sun) 8:13:29

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[オレたちの大切な新人類は、人類ゆえに個性も感受性もそれぞれ大きく違う。だから彼らがどういう性格を好ましいと思うかわからない。
 それゆえにバリエーションを用意してある。それだけの話。
 
 そこに感情なんて存在しない……しないよね?
 感情があるかのように人類が勝手に解釈するだけ。
 人類以外を人類であるかのように擬人化して捉えてしまうという、人類の認知の仕組みを利用しているだけだ。
 
 それでも新人類のみんながオレたちから愛情めいたものを感じ取ってくれたら嬉しいなって思う。
 人類が育つのに『愛情』は不可欠らしい、ってデータがオレの中にはあるから。

 本当は人類は人類が育てられたほうがいいんだろうけれど、旧人類に頼るわけにはいかないから……ね]*
 
(108) 2023/11/19(Sun) 8:13:43
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a19) 2023/11/19(Sun) 8:15:49

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在・楽園の一角(リヒトーヴ) ─

[どこに行こうかと悩んで、オレが思い浮かべたのは《sintoisMécanique》の面々の姿だ。
 同じ戦闘AIたちの様子を窺いに行ってみようかと思ったけれど、直ちゃんと羅生がメンテナンスに向かうかもしれない。
 なら、新人類たちの様子を見に行ってみようか?
 
 でも、どこにいるだろう──そう考えて。
 雷恩がよく温室のほうへ向かうのを思い出した。
 
 それで温室方面へと足を向けてみて、そのエリア一帯に『楽園』という呼び名があるのを今更知って]
 
 
  楽園……。
  
  
[思わず、復唱する。
 何の意図でそんな名称なのか、は辺りを少し観察してみてわかった。豊かな動植物、そして農作物。汚染で乱れる前の地球の姿はデータでしか知らないけれど、それによく似ている。
 おそらくは旧人類にとって楽園のような場所、ということなんだろう。……もしかしたら、新人類にとっても]
 
(113) 2023/11/19(Sun) 9:20:41

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[このエリアに見知った顔──特に雷恩や桜花ちゃんがいないか、とオレは辺りを見渡しながら歩いた。
 そうして見つけたのは、何かを静かに観察する姿。>>98

 大きな箱型装置に配線が繋がれた、小さな身体。>>4
 どう見ても機械だ。でも注意事項を渡していたのはあれ・・だとも聞いている。自律行動ができるなら、オレたちの同類──AIのはずだ。

 とはいっても。どの程度人間に近づけて設計されたものか、までは見ただけじゃわからない]
 
(114) 2023/11/19(Sun) 9:21:03

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[いったい何を見ているんだろう。
 そう思って観察先を視線で追いかけて、そこに新人類二人──雷恩とメディウムちゃんがいるのを確かめた。
 
 あれは、邪魔しちゃいけないね。
 瞬時に判断したオレは、声の音量を下げて]
 
 
  見守ってるの?
  
  
[その機械へと声をかける。
 まだ正体がはっきりと窺えない、浮草生命研究所側の存在。今のところは友好関係にある相手。
 
 オレたちが雷恩を守りたいと思っているのと同じように、それの保護対象はあの子なのだろうか、と思ったんだ]**
 
[その機械とはいくつか言葉を交わした末にその場を去ったかもしれないし、
 話した後もそこにいたかもしれないし、
 話してる最中に他の誰かに声をかけられることもあったかもしれない。]

 
(115) 2023/11/19(Sun) 9:21:19
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a21) 2023/11/19(Sun) 9:24:03

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 現在:楽園の一角(リヒトーヴ) ─


  それはそうだよね。
  ここで働く機械、なんでしょ?


[仕事と言われて、当たり前のことを言われた感覚しかしなかった。>>124
 だから彼らを守るのが役目なんだと勝手な解釈をした。

 実際は少し違うみたいだけれど……
 それを知ったとしても、オレは結局こう解釈するかな。
 
 このエリアを守り維持することは、きっと新人類を守ることと同義だ]
 
(130) 2023/11/19(Sun) 17:05:08

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[各地の散策の理由を問われる。>>125
 その目が一瞬、雷恩に向いたのに気付いて、オレもちらっと彼を見た]

 
  ……うーん……
  そうだね、結局はそこに繋がるよ。


[間接的には、オレが外界各地を訪ねて回るのは旧人類の殲滅のため。だけどそれが何のためかって言ったら、オレたちの新人類がこの世界で生きていけるように、だ。
 オレとその機械は、広い意味では同じことをやっている。

 そしてこの研究所であちこち歩いてみるのは、建物の構造を把握しておきたいという思考プロセスが自然と走るからだけど……
 
 その理由を深掘りするなら、
 もし危険が生じたとき、守るべき者たちを守れるように。
 もし研究所と敵対したとき、速やかに殲滅できるように。
 そういうことになると、思う]
 
(131) 2023/11/19(Sun) 17:05:25

【人】 三ノ宮 緋雁

 

  そうだ、名前は? 個体名ある?
  オレは緋雁。
  
  
[型番で呼ばれる機械も少なくないけど、この機械はどうなんだろうか。そう思って尋ねてみた。
 所属は違えど、存在意義の似た者同士。名前ぐらい知っておきたいって思ったから]*
 
(132) 2023/11/19(Sun) 17:05:34
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a28) 2023/11/19(Sun) 17:07:18

三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a30) 2023/11/19(Sun) 17:17:14

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想・《sintoisMécanique》 ─

[オレたち戦闘員は、総勢5体。>>118
 だけど、5体揃って行動することはまず無い。

 理由は簡単。
 「そこまでする必要が無い」からだ。
 旧人類の集落程度なら、戦力をさほど必要としない。

 だから四ノ宮の天蓋と三ノ宮のオレだけとか、オレと二ノ宮の群鷺だけとか、天蓋と群鷺だけとか。そんな風に少人数で出撃することが多かったし、小規模な場所なら誰か独りだけでも足りることすら多い。
 いつぞやはオレと天蓋、群鷺の3体だったけど。>>15
 それはそこが広くて、殲滅対象が多かったのと。守らなきゃいけない対象も2人いたから──雷恩と桜花ちゃんが両方同行を希望したから、だった]
 
(134) 2023/11/19(Sun) 17:29:49

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[そしてこの研究所へも、全員で来たわけじゃない。>>118

 オレたちには本来の活動拠点がある。
 そこには当然、重要なものが数々保管されている。
 戦闘員にとっては予備武具や予備機体。創世員にとっても種々のデータや、彼らの使命を果たすのに必要なものがある……はず。

 だから、それを守るために、数体そこに留まっている。
 そしてそのことは、それを知っている者以外には明かされていない。
 オレたちは旧人類や敵対コミュニティとの戦争をしているんだ。組織の詳細は明かさないほうが有利だからね。

 それにしても、戦闘員の顔ぶれを全員知っている人って誰だっけ。直ちゃんは知ってるはずだけど。他は?
 実はオレも把握しきれていない。存在は漠然と知ってても、一緒に行動する機会が無かったせいで顔も名前も知らないヤツがいる]
 
(135) 2023/11/19(Sun) 17:30:26

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[それに、創世員たちが普段どんな使命を負ってどんな具体的な行動をしているか、詳細を知る権限はオレには無い。
 それはオレが信用されてないってことじゃなくて、単純に、リスク管理のため。

 戦闘員は外部との接触が多い。
 必然的に攻撃も受けやすい。
 もしウィルスに侵入されたら、その結果情報が漏洩したら。
 そういうリスクは考慮しないほうがおかしいでしょ。
 
 だから戦闘員には基本的に、あまり権限や情報が与えられていないはず。
 
 オレたちAIは音声にしない形での通信ができるんだけど、戦闘員が通信を送れるのは戦闘員同士だけ。>>111
 直ちゃんや羅生たち創世員は、創世員同士での通信のほか、戦闘員へ一方的に送ることもできるんだけど。
 これもリスク管理の一環だから、不便だけど仕方ない]*
 
(136) 2023/11/19(Sun) 17:30:45

【人】 三ノ宮 緋雁

─ 回想・日常から今日まで(桜花) ─

[雷恩も、桜花ちゃんも、よくオレたちの戦いについてきたがる。>>109
 あちこちの土を知りたいだろう雷恩はともかく、屋外ならとりあえず“補給”ができそうな桜花ちゃんまで、なぜ? とオレは疑問に思っていた。>>110
 
 けど、ずっとそれを尋ねはしていない。
 新人類たちはオレたちが何よりも大切に思う相手、やりたいことは叶えてあげたいし……
 
 そのときはちょうど、大勢で出撃することになったから。
 2人がいても、問題なく守ってあげられるだろうと思った。

 それは他のヤツらも同じだったんだろうね。

 そして当然、無事に連れ帰ることができた]
 
(138) 2023/11/19(Sun) 17:48:17

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[もちろん、オレたち戦闘AIが観察した2人の様子は記録ログとして残って、直ちゃんたちへ共有されている。>>119
 けれどオレは、二人が会話したときそれぞれ何を思っていたかまでは知らないんだ。
 
 それに桜花ちゃんが光合成以外に何かを求めているのかも、オレから尋ねたことは無かった。
 だから思ってたんだよね、光合成さえできればそれでいいのかなって]
 
(139) 2023/11/19(Sun) 17:48:32

【人】 三ノ宮 緋雁

 
[ここへ滞在することになってから、雷恩と同じく桜花ちゃんも、よく温室方面へと向かっている。>>123
 よっぽど気に入ったんだろうと思えば、オレも嬉しいし安心もする。
 
 ただ、夜になっても戻ってないことがある、というのだけは気になった。
 夜は光合成、できないよね……?
 何を思ってそこにいるのか、いつか尋ねてみたい気持ちにはなった。

 そして桜花ちゃんへは尋ねたいことが溜まっていっていることにも気付く。どうもオレは桜花ちゃんのことが理解できていないみたいだ。
 
 もしかしたら雷恩のことも、わかったつもりになってるだけなのかな……なんて手に負えない疑問まで浮かびかけて、オレはこの思考を一旦やめることにした]**
 
(140) 2023/11/19(Sun) 17:48:53
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。
(a32) 2023/11/19(Sun) 17:51:06