人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:


極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 Restaurant Madam March Hare

――たとえば、走るうさぎを追いかけて、不思議な穴に落っこちて。
大きくなったり小さくなったり、おかしなレースをしてみたり。
そんな物語を夢見たことも、おかしくって笑ったことも、きっと誰もがあるはずだから。

次は何があるんだろう。どんな事が起きるんだろう。
ときめいたいつかの気持ちを少しでも届けられるようなお店を、作りました。
(0) 2023/03/01(Wed) 0:28:24
店長 アンが参加しました。

【人】 店長 アン

[そんな気取った文言の書かれたショップカードを、戯れに手の中でくるり。
 ちょっと気恥ずかしいから作り変えようかな、と思っても、気に入っているのも事実で、結局カードケースに戻してしまう。
 まだ印刷分がそれなりに残っているし。]

……さて。
そろそろ時間かな。

[バックヤードを出て、入り口にかけてある兎シルエットのプレートを裏返す。
 CloseをOpenにすれば、今日も一日がはじまる**]
(1) 2023/03/01(Wed) 0:33:55
2023/03/01(Wed) 0:41:46

店長 アンは、メモを貼った。
(a0) 2023/03/01(Wed) 0:45:10

パイ焼き ゲイザーが参加しました。

【人】 パイ焼き ゲイザー

[これは、速崎璥が高校生だった頃の話。
 料理部の学期末パーティーの時に、高校生速崎はその伝説を作った。]


  私はスターゲイジーパイ作るね!


[ある部員はあからさまに嫌な顔をし、ある部員は「やべーわ」と嘲笑し、ある部員は「ここ日本だから!」と叫び、ある部員はよく分からないけれどなんかすごいものを作って貰えるらしいことに期待して頷いた。
 顧問の教員は「とりあえずやってみなさい」とだけ促した。 
 そして、
速崎は本当にスターゲイジーパイを焼き上げた。
]
(2) 2023/03/01(Wed) 7:25:37

【人】 パイ焼き ゲイザー


 ほら、イイ感じでしょ?
 イワシのワタをちゃんと抜いてキレイに洗えば、
 マズいとか生臭いとか全然ないんだよ。


[したり顔ですらなく、さも当然と言わんばかりの調子でこう告げる速崎だったが、実際、パーティーに出されたこのパイは「食べると美味しい」と評判になる。
 これ以来、スターゲイジーパイメニューを堂々と貫いた速崎には「ゲイザー」のあだ名がつくようになった。

 なおこの件は、大学進学後に『Madam March Hare』にバイト志望として履歴書を持ち込んだ際の自己アピール欄に、
【良質なスターゲイジーパイを作れます】
の一文という形でも書き記された。
 「速崎(ハヤサキ)」の苗字が読みにくいとか紛らわしいとかの事情もあり、速崎本人は大学でもバイト先でも、この伝説の「ゲイザー」のあだ名で呼んでくれていいと周囲に話してはいたのだが――]
(3) 2023/03/01(Wed) 7:29:15

【人】 厨房担当 ゲイザー

[そんなゲイザーこと速崎璥は、今では『Madam March Hare』に正社員として勤務している。
 通し出勤の厨房担当として、ランチメニューの仕込みをこの日も行っていた。

 スモークサーモンとほうれん草を加えたトマト風味のクリームソースを、もちもちとした食感のタリアテッレと合わせれば、本日のランチタイムのパスタメニューのひとつが出来上がる。**]
(4) 2023/03/01(Wed) 7:40:37
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a1) 2023/03/01(Wed) 7:46:01

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a2) 2023/03/01(Wed) 7:50:34

厨房担当 マシロが参加しました。

【人】 厨房担当 マシロ

 

 
[ 美味しい食べ物ってさ、良いよね。
  それが誰かの心のこもった手料理ならもっと最高じゃん?
  手間暇掛けて作ったご飯を、ささやかでも微笑みながら
  食べてくれるだけで幸せな気持ちになれるもん。

  あ、せっかく食べて貰うなら、そりゃ出来立てだよね?
  ……お皿に乗ったまま一口分も減ってない料理は
  "もう"見たくない光景だし。

  人と会話しながら食べるご飯は味がするのに
  ひとりで食べるご飯は、静寂の空虚な味がする。
  だから私、今このお仕事、すっごく気に入ってるんだ ]
 



 
(5) 2023/03/01(Wed) 8:15:29

【人】 厨房担当 マシロ

 ― 『Madam March Hare』 店内 ―


[ 白いパフスリーブのブラウスに、黒のタイ。
  店名にもある"うさぎ"らしく髪を白リボンで結って
  膝下丈の黒スカートをぱん、と気合を入れるため一叩き。
  最後は貸与されている黒エプロンを身に付ければ
  出勤準備は完了、ランチタイムへの準備は万端だ。 ]


  おっはようございまーす!
  さ、今日も頑張っていきましょ〜っ


[ 既に出勤している同僚がいるなら、挨拶をひとつ>>4
  後、いてもいなくても店長に。
  上司への挨拶って大事だよね〜! ]
 
(6) 2023/03/01(Wed) 8:16:03

【人】 厨房担当 マシロ


 
[ そのままオープンキッチン兼カウンターへ赴き、
  昼間用の食器や調理器具の確認を進めながら。
  昼も夜も通しもお任せあれの自分は、今日は通しの日だ。
  働き始めて三年ともなれば手慣れたもので
  合間にちゃんと料理の仕込みや準備も忘れずに。

  パスタランチが昼営業は良く注文されるから
  ミートボール付きのじっくり煮込んだボロネーゼ
  濃厚クリームソースのカルボナーラに
  海老やジャガイモ、トマトで彩ったジェノベーゼ。
  デザートの準備は──

  既に出勤済みの同僚がいるなら連携を取りながら。>>4
  ご来店のお客様が来たならば、にっこり笑顔で ]
 
 
(7) 2023/03/01(Wed) 8:18:32

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ ホール担当のスタッフは既にいただろうか。
  まだいなければホール兼任としてキッチンから出て
  既に出勤済みなら、オープンキッチンも兼ねた
  カウンター越しにお声がけ。 ]


  いらっしゃいませ!
  お好きなお席へどうぞ。


[ 大咲真白の一日は、こうして始まる。** ]
 
(8) 2023/03/01(Wed) 8:23:13
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a3) 2023/03/01(Wed) 8:32:18

アイドル レイラが参加しました。

【人】 アイドル レイラ


[そうだね、過ぎてしまえば
まるで泡沫のようだった。

ホールに響く音楽と観客の声援。
眩しいスポットライト。
緑色に光るサイリウム。]
 
(9) 2023/03/01(Wed) 8:33:26

【人】 アイドル レイラ



みんな、今まで応援してくれて
本当にありがとう!!
私たち「ピュアマーメイド」は...
この3月を持って解散します!

 
 
(10) 2023/03/01(Wed) 8:35:20

【人】 アイドル レイラ

[17才、7年前の3月。

高校を卒業するより1年早く。
私は「アイドルのローレライ」を辞め、
貝沢玲羅にーーー

月並みな言い方をすれば
"ふつうの女の子"になった。]
(11) 2023/03/01(Wed) 8:37:09

【人】 会社員 レイラ

[人生には岐路がある。
何もかも手に入れられる人なんてごくごく稀で、

大抵の人はきっと、
無意識のうちに天秤にかけて
何かを得る代わりに何かを失っている。

私があの日手放したものは
たくさんあるのかもしれないけれど、
得たものははっきりしている。

そう、それはカロリーを気にせずご飯を食べられる生活。
そして自由恋愛を咎められない権利だ。

あの日華やかな表舞台から降りた私は
とは言えこうしてなに憚ることもなく
のんびり会社の事務員をやっている。**]
(12) 2023/03/01(Wed) 8:45:56
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a4) 2023/03/01(Wed) 8:56:00

厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a5) 2023/03/01(Wed) 9:16:47

【人】 厨房担当 ゲイザー

―『Madam March Hare』店内―


 おっはよーマシロん!
 今日も一日頑張ろうね。

[自分より少し後に出勤してきた同僚>>6に、いつも通りの挨拶を。
 ……「いつも通り」といっても、通し出勤でないこともある(休みの日も異なるかもしれない)大咲とは、昼営業で常に一緒という訳ではない。
 それでも、勤務歴三年で厨房の扱いも慣れた大咲との、仕込みや準備の連携>>7は滞りなく進む。]


( ミートボールのボロネーゼ、濃厚カルボナーラ、
  ジェノベーゼ、サーモンクリーム……
  ランチメニュー分のはこれでよし、と )


[勿論、評判のパスタランチ以外の軽食――サンドウィッチとか、季節の野菜を用いた単品のサラダとか――の準備だって抜かりなく。
 食後もしくは軽食代わりのデザートの準備も欠かせない。アルコールこそ今の時間は出さないものの、紅茶やコーヒーの準備だってそう。]
(13) 2023/03/01(Wed) 11:25:27

【人】 厨房担当 ゲイザー

[早速この「不思議の国の扉」を開いたお客様に、大咲が笑顔で声を掛ける>>8のを耳にしながら。
 速崎の方はまだもう少しだけ、オープンキッチンとバックヤードとを行き来しながら、開店間もないキッチンの業務に勤しむ。
 イヤーマフの耳元部、トレードマークのオレンジ色の鮮やかさは、カウンター越しの客の目にも目立って映るかもしれない。]


( あっぶな。カップ罅入ってるかと思った……。
  大丈夫だな、よし )


[そう確かめ直して元の位置に戻したティーカップとソーサーには、ワンポイントとして水色のウサギのシルエットが描かれている。
 コテコテな「不思議の国」っぽい主張のないシンプルな装飾は、店内のトランプとティーセットのモチーフの存在感にも似たささやかさ。
 それらは、造りの良い木製のインテリアで統一された内装を飾りすぎず、けれども確かに、不思議な物語へときめく童心を思い起こさせるような。きっと、そんな彩りだ。**]
(14) 2023/03/01(Wed) 11:49:25
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a6) 2023/03/01(Wed) 11:50:43

フロア担当 フィエが参加しました。

【人】 フロア担当 フィエ

(10歳になる前まで住んでいた父の祖国は、とにかく食べ物がまずい事で有名だったのだと、この国に来て初めて知った。

私にとってはそうでもなかった。クランブル、ソーセージのパイ、カレー、ポリッジオートミール、フィッシュアンドチップ…
祖母の作ってくれる料理はとにかくどれも美味しかったと記憶している。
とはいえ、世間的にはお察しだろう。

イギリス料理はまずい。
これはもう不文律だ。

そして、この話をするたびにリアルでもネットでもそう言われ続けるのは、私にとっては腹に据えかねることで、なんとかこの悪評を払拭する事こそ私の生きる道で、そのために飲食店を経営するならまずは喫茶店のバイトで経験積まないとな、なんて事で、バイト先を探していたわけだが)
(15) 2023/03/01(Wed) 12:58:10

【人】 フロア担当 フィエ

そう言えば速崎さんって、ゲイザーパイが得意>>3とお聞きしたのですが……

[アリスっぽい内装、お洒落な夜の店内、何よりイギリス料理に理解の有りそうなスタッフ。
全てが私の目指す路線に合っている…気がする。

フロアスタッフでも、ドリンクやデザートは作れたりするらしいし、経験値も上がりそうだ。

というわけで、昼は調理師学校に通いながら、主に夜のシフト中心で、バイトさせてもらうようになったのだった。**]
(16) 2023/03/01(Wed) 12:58:24
フロア担当 フィエは、メモを貼った。
(a7) 2023/03/01(Wed) 13:09:43

客 葉月が参加しました。

【人】 客 葉月

[たとえば、色とりどりのマカロン。
甘くて口溶けなめらかで優しい、ふわふわした素敵なもの。
たとえば、苺の乗ったショートケーキ。
ツヤツヤでみずみずしくて、手を伸ばさずにはいられない]
(17) 2023/03/01(Wed) 13:38:39

【人】 客 葉月

[俺にとって、“女の子”ってのはそういう存在。
そんなの好きにならない方がおかしいでしょ?

マカロンは美味しい。ケーキも美味しい。

チョコもプリンもアイスの乗ったアップルパイも。
どれかひとつなんて選べない。君だってそうでしょ?]
(18) 2023/03/01(Wed) 13:39:28

【人】 客 葉月

『Miyuki:
しね


[俺の完璧な論理に対して、返ってきた文章はたったの二文字だった]

(スタンプをプレゼントして確認……あ、ブロックされてるなこれ)

[喋るウ◯コのスタンプをプレゼントしようとしたら『お相手が既に持っているスタンプです』の表示。

アサイーボウルとサラダが主食の彼女に限ってそんなわけはないので、俺の存在ごと綺麗さっぱりブロックされてしまったのだろう]
(19) 2023/03/01(Wed) 13:40:16

【人】 客 葉月

(……はあ、ミスったな。まさかLINE見られるなんて)

[ため息を吐く。8桁のパスワードを突破する解読力が彼女にあるとは思わなかった。
サバサバしていて性に奔放で、モデルでスタイルはいいけど程よく肉付きもあって。そんなところが好みだったのになあ。

LINEを閉じて、カメラアプリを鏡代わりに起動する。今朝セットした髪はまだ崩れていない。小さく口角を上げる。女の子を怖がらせたりしないように身につけた、柔らかな笑顔]
(20) 2023/03/01(Wed) 13:40:53

【人】 客 葉月

[俺の顔は中の上だ。イケメンとはギリギリ呼べない。
見た目を最大限整えて、整えてダイエットしてよく見せるための努力を最大限して、その結果限界がここだった]

「おいデブ」「お前臭いんだよ、ちゃんと風呂入ってんの?」「こっち見んなキモい」「近寄らないで」


[耳の奥で響く声を無視して、スマホをポケットにしまいこむ]
(21) 2023/03/01(Wed) 13:41:31

【人】 客 葉月

(そうだ、帰りにあのお店に寄って行こう)

[思い出すのはあの場所。
温かい空気といい匂い。きらきらと輝く空間。
……あんな場所に彼女を連れて行けたらと思っていたけれど、それは無理みたいだし]

(可愛い女の子が好きだ)
(きれいでかわいい、ふわふわしたものが好きだ)
(それの何が悪い?みんな同じだろ、言わないだけでさ)**
(22) 2023/03/01(Wed) 13:42:10
客 葉月は、メモを貼った。
(a8) 2023/03/01(Wed) 13:50:37

客 葉月は、メモを貼った。
(a9) 2023/03/01(Wed) 13:51:11

  タカノが参加しました。

【人】   タカノ

 『――カーーット!!!
   漆黒役、高野さんクランクアップです!!』

[ 今でも時々、夢に見る――。 ]
(23) 2023/03/01(Wed) 15:25:52

【人】   タカノ

 ――ここは俺に任せてくれ
 仲間と呼んでくれた君たちに報いたい

 
さぁ!行くんだ!!!


[ 仲間たちは口々に、お前を置いていくことなんて
 できないと言う。 ]

 忘れたのかい?俺はもともと、アッチ側だった
 アッチの事情には詳しい。

 決着を漬けなければいけないんだ
 ……頼むよ

[ 必ずまた会おう、そう口にしてリーダーは
 仲間を四人引き連れてその場を後にする。

 裏切り者が!と喚いて、女幹部は俺を見据える。
 楽に死ねるとと思うな?
おいおい、アドリブかよ。

 新人相手に勘弁してくれないか、姐さん。 ]

 俺が皆の、
道標
になるんだ――………!!!
(24) 2023/03/01(Wed) 15:27:13

【人】   タカノ

[ ニチアサ枠っていうのかな。
 戦隊ヒーローが少年(とママ)の心を鷲掴みにする
 お決まりのシリーズの、敵方、しかも途中で味方になるという
 荷が重すぎる役に受かったのは、もう七年も前のことだ。


 昔から憧れたこともあり、両親への反発もあり、
 養成所の進めもあり、オーディションに向かったところ
 なんの奇跡か、合格してしまった。

 綺羅びやかな世界は幻で
 慣れぬ新人などボロ雑巾のように扱われるだろうと
 思っていたものだが、思いの外快く迎えてもらい、

 当時の五人とは未だに、年に数回集まっては
 SNSを賑わせている。

 赤と青は順調に王道の俳優道を進み、
 黄と桃は迷走したようだが、今では、
 お昼の顔になっていると聞いた。
 
 緑は個性派の道を進み、先ごろ海外の有名司会者と
 語らう動画が話題になっていたか。 ]
(25) 2023/03/01(Wed) 15:27:52

【人】   タカノ

[ では
は――。


 ほぼほぼ、表舞台から姿を消した。
 といえば間違いないだろう。

 当時は同期が目を丸くするほどのオファーが殺到し、
 年がら年中テレビに写っていた、時の人扱いされて
 いたのも色濃く憶えている。

 しかし、不幸な事故に合ったことが大きく
 騒がれて以降は、人前に姿を現すことはなかった。

 もう余程のファンでない限り、
 俳優 高野 景斗の行方を知るものはいない。

 なにせラジオ番組一つしか届けることはないのだから。 ]
(26) 2023/03/01(Wed) 15:28:25

【人】   タカノ

[ 歩行困難を強いられたのは一年程度。
 とはいえ、一年もすれば己程度の存在が座る席など
 残っては居なかった。

 撮影中の事故ならまだ救いがあったやもしれないが
 プライベート満喫中の事故だった。

 下半身に広がった火傷の痕が致命的だったのかもしれない。
 ……一時、半裸に近い姿ばかり写真に収められていたし

 そんな訳で役者の仕事はすべて立ち消えとなり、
 残ったのは下世話な番組からのオファーのみ。

 可哀想な人として人の記憶に残るくらいなら
 役者として死ぬほうがマシだと思った。当時ね。若いね。 ]
(27) 2023/03/01(Wed) 15:29:12

【人】   タカノ

[ 現在は後進育成に力を入れる社長の小間使い及び、
 エキストラ程度の撮影協力、それと、

 趣味の絵なんかで食っているので、
 人生ナメてると言えば、そうなのかもしれない。

 週に一度二度、ラジオの仕事が終わった後に、
 その店に通い出して、そろそろ二年ほど経つか。

 すっかり習慣になってしまったものだ。
 今日も今日とて、よく来るタカノさん、として
 その店に足を踏み入れる。 ]
(28) 2023/03/01(Wed) 15:30:09

【人】   タカノ

 やぁ こんにちは
 もう美味しそうな匂いがするね
 今日のおすすめはなにかな?

[ お好きな席へ、と声を掛けられれば>>8
 迷わず、カウンター席を指定しただろう。
 誰もが想像するずぼらな男の一人暮らしを満喫している
 己にとって、料理するのを眺めることもまた
 この店でしか見られない、非日常の一つなので。 ]

 ランチはおすすめを貰おうかな
 メニューを見るのを面倒くさがっているわけじゃないよ
 だってここで美味しくないものを
 出されたことがないもの

 それに、あなた達のおすすめ、に外れはないだろう?

[ お腹がすいたな、とカウンターの中をひょいと
 覗き込んで店員さんのおすすめに従うとしよう。* ] 
(29) 2023/03/01(Wed) 15:30:45
  タカノは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/01(Wed) 15:39:30

グルメライター ヤワタが参加しました。

【人】 グルメライター ヤワタ

――ランチタイム――

[今朝はスモークサーモンとクリームチーズにフェンネルソースをかけたスモーブローだった。
朝食を優雅な気持ちでとれるのはフリーランスならではだ。
SNSに #スモーブロー #オープンサンド #独身男性の優雅な朝食 といったハッシュタグをつけて投稿すれば、それなりの数がいるフォロワーから即通知が来る。

DMとメールのチェックをして新規の案件のスケジュールを調整している内に午前中が終わり。
今日のランチはパスタの気分。]

 やあ、空いてる?

[気に入りの店だが、まだ記事にしたことはない。
ライターとして「評価」するのは何となく自分の中で整理がつかないのだ。
初めから取材ありきで入っていれば抵抗はなかったかもしれないが、まったくのプライベートで訪れたものだから余計にここを「仕事場」にしたくないという思いがある。]

 んー、ボロネーゼにしようかな。
 ミートボールもついてるのいいね。

[選ぶのはいつもカウンター席。
料理人の手元が魔法を生む瞬間を見るのが好きだ。]
(30) 2023/03/01(Wed) 15:46:40

【人】 グルメライター ヤワタ


 いつも通り、食後にコーヒーね。
 今日のデザートは?

[取材で訪れた店ではこんなに砕けた話し方はしない。
ここはどうにも居心地が良くて、つい気安く喋ってしまう。**]
(31) 2023/03/01(Wed) 15:47:34
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/01(Wed) 15:57:33

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それは、今ではないいつかのこと。
 勤務中に尋ねられたこと>>16に、速崎はすぐさまに頷いていた。]


 うん。それで高校時代は「伝説のゲイザー」って
 部活でもクラスでももてはやされてさ。
 店長にもゲイジーパイのことアピって
 お店に採用して貰ったんだー。


[実際のところ、本当に採用の決め手がスターゲイザーパイの腕前だったのか否かはさておき]


 だからフィエちも、私のことは気楽に
 「ゲイザー」って呼んでくれていいからね。
 「速崎さん」なんて堅苦しいっしょ?


[そりゃ年下なら「さん」付けのほうが呼びやすいかもだけど、と付け加えながら笑ったものだった。]
(32) 2023/03/01(Wed) 16:55:27

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、この尋ね事ををした「フィエち」もといフィエ・黒原=ベイカーは今、勤務歴1年のれっきとしたフロア担当であり、この店の一員だ。
 夜シフト中心のその人に、今日、昼シフトが入っているか否かについては、ここでは置いておこう。]


 私もそろそろ出るねー。


[ひとまず自分がバックヤードに戻らなくても大丈夫そうになったところで、速崎はオープンキッチンからカウンターに向き合う。]
(33) 2023/03/01(Wed) 16:56:01
厨房担当 シャミが参加しました。

【人】 厨房担当 シャミ

─ 打ち合わせ終わり ─


 腹が……減っ た


[ぽん ぽん ポーン。
この場にカメラワークがあるのなら、立ち尽くす顔のアップから段階的に遠景に切り替わったことだろう。
空を見上げる。
何処かで綻びかけた花蕾が匂い立つような薄青の晴れ。心なしか黄色い花粉が視認できるようでもある。
そして胃の辺りがシクシクと熱い]


 (よし、うさぎに行こう)


[ランチタイムの我らがお茶会へ。
もう昼番にほとんど出なくなってずいぶん経つが、客として訪うことはわりとある。
だって確実に美味しくて量の融通が効く。
それに、空いてたらついでに「夜」の仕込みもしときたいという欲と]
(34) 2023/03/01(Wed) 17:15:11

【人】 厨房担当 ゲイザー


 あ、タカノんだー! いらっしゃいませー!


[
「タカノさん」
ではなく
「タカノん」
呼び。
 フランクすぎるあだ名で人を呼ぶ速崎でも、流石に初対面のお客様相手にこのような呼び方はしない(名を知らなければそもそも呼べない、というのもあるが)。
 高野>>29のことを速崎がこう呼ぶのは、二年ほど通いに来ているこの客を常連だと認識しているから。]


 おすすめでしたら、そうですねー。
 私はサーモンクリームのタリアテッレ推しちゃいますね!
 今日も美味しくできてるから期待しちゃってください。


[なおこれはあくまで「ゲイザーのおすすめ」である。
 大咲やその他の厨房担当、或いは御堂店長の「おすすめ」は異なるかもしれない。
 だからこそ、ここで注文を承った速崎が出してくるのは――]
(35) 2023/03/01(Wed) 17:20:56

【人】 厨房担当 ゲイザー


 お待たせしました!
 こちらゲイザーの今日のおすすめになりまーす。


[カウンター席の高野に出したのは、ハーフサイズのボウルに、通常のハーフサイズよりも少しだけ少なめの量を盛り付けたパスタ。
 この一皿だけでは、仮に小食の客であったとしても満腹にはならないかもしれない――つまり、客が「他のおすすめ」も食べてみる、ということを前提にした量だ。

 さて、ゲイザーのおすすめであるこのパスタについて。
 麺はもちもちとした、リボンのように平たいタリアテッレ。
 トマト風味のクリームソースに入っている具は、小さく切られたスモークサーモンと、鮮やかな緑のほうれん草。
 寒さの残るこの季節に採れたほうれん草は、噛めば僅かに自然な甘さを感じさせるもの。

 盛り付けられた白磁のボウルの縁には、トランプのクラブのマークがひとつ、淡い緑色で印字されている。]
(36) 2023/03/01(Wed) 17:24:20

【人】 客 葉月

-『Madam March Hare』-

[帰りにと思っていたけれど、昼食にいいお店が思い浮かばず結局昼に来てしまった。

……自分一人のためのお店選びは、どうも上手くなれない。女の子を誘うためのラインナップならばっちりなのに]

(……ここは、なんだか気が付いたら来ちゃうんだよな)

[素朴さと上品さを兼ね備えた雰囲気は外観からでも感じられる。一人の食事が楽しいと思える稀有な店]
(37) 2023/03/01(Wed) 17:25:18

【人】 客 葉月

(まあもちろん、女の子たちが皆可愛いってのがめちゃくちゃデカい理由だけどね!!!!)


[めちゃくちゃ美味しいゲイジーパイを焼いてくれる可愛い女の子。>>3
初めて見たときは実物のインパクトに悲鳴をあげそうになってしまったけれど、口の中を噛んでどうにか堪えたのはいい思い出だ。

見た目に反してそのパイはとても美味しかった。
しっかりと下処理された魚の旨味とパイの香ばしさが合わさって、思わず素で「うっま!」なんて声をあげてしまった。
それまで穏やかな大人の男を演じていた(つもりだった)のでだいぶ恥ずかしい思いをした。消したい記憶である]
(38) 2023/03/01(Wed) 17:25:52

【人】 客 葉月

[白いリボンの映える綺麗な髪が美しい女の子。>>6
いつも笑顔で接客してくれる。明るい笑顔と華やかな声が魅力的だ。

店長や同じスタッフにも挨拶を欠かさない礼儀正しさと、明るい無邪気さを併せ持つ姿は見ているだけでも元気になれる。
話したことはあっただろうか?]
(39) 2023/03/01(Wed) 17:26:42

【人】 客 葉月

[褐色の肌とエキゾチックな顔立ちが素敵な女の子。>>15

彼女とは光栄にも話したことがある。
出自について、彼女が他のお客さん、あるいは同僚の店員と話しているところを小耳に挟んだのだ。
インド系イギリス人。その言葉を聞いて、光の速さでスマホを開いた。

『イギリス料理 美味しい』

出てきた検索ワードをタップして、たくさんある美味しいイギリス料理の情報を集めた。
スコーン、ミートパイ、サンデーロースト──すぐ集まったことに驚かなかったと言えば嘘になる。自分もまた、不文律を間に受けている側の人間だったので>>15

そんな影の努力はおくびにも出さず、ある日おすすめメニューがスコッチエッグだったタイミングを見計らって俺は彼女に声をかけた。

「イギリス料理って美味しいよね。俺昔からすごく好きでさ。
なんかまずいって言われてるけど、俺全然分かんないんだよね。だって美味いじゃん?」

真っ赤な大嘘だったけれど、話すきっかけにはなっただろうか。
……もっとも、この店で出されるイギリス料理はどれでも美味しかったから、嘘から出る真になるまでそう遠くはなかっただろう]
(40) 2023/03/01(Wed) 17:27:31

【人】 客 葉月

[それに、可愛いのは店員さんだけではない。

たまに見かける常連の、綺麗な女性。>>9
いつもいるわけじゃないけれど、ドアを開けて彼女がいたら心の中でガッツポーズをしてしまう。
アイドルに強い興味があったわけではないけれど、なんとなく名前は知っていた。何処かで見たことのある顔だなーなんて思っていて、その名前を知ったときはこれが運命か神様ありがとうなんて思ったりしたものだ。

7年前、彼女がアイドルをやめたとき。
俺は21歳で、今までの醜い自分を変えようとしている真っ最中だった。
ぶよぶよと太った醜い体から抜け出すためのダイエット、筋トレ。しんどくて折れそうで、残っていたポテチの袋に手を伸ばしそうになって誤魔化すためにつけたテレビの中。
彼女は今まさに、普通の女の子に戻ろうとしていた。>>10>>11

そのとき思ったのはこうだ]
(41) 2023/03/01(Wed) 17:28:38

【人】 客 葉月

こんな可愛い子が一般人に!?
つまり俺にも出会えるチャンスがある!?!?
くそっ、
こんなポテチなんか食ってる場合じゃねえ!!もっといい男になってやる!!!
)

[……その執念のおかげで、俺は30kg以上の減量に成功した。
過酷なダイエットをやり遂げて醜い自分から脱却できたのは、もはや彼女のおかげと言っても過言ではない。彼女は知る由もないだろうけれど]
(42) 2023/03/01(Wed) 17:29:04

【人】 客 葉月

(さあ、今日はどんな可愛い子に会えるかな)

[わくわくしながら、ドアを開けて足を踏み入れようとして──]

うっわ……。


[低い声が口から漏れてしまった。
今すぐ踵を返したいけれど、無情にもドアベルが軽やかな音を立てている。

──イケメンがいた。それも二人も。

どちらも知っている顔だ]
(43) 2023/03/01(Wed) 17:30:15

【人】 客 葉月

[艶やかな漆黒の髪と、切長の瞳が印象的なイケメン。>>23
彼が事故で芸能界を去る旨の記事を見たとき思ったことは、今でも覚えている]

(──ざまあみろ)


[会ったことがあるわけでもない、遠い世界の存在に対する理不尽な憎悪。醜いことなんて百も承知で、でも止められなかった]

(どうせ今まで散々その顔でいい思いしてきたんだろ。こんなやつ人生ナメてるに決まってる)
(──こんなふうに思ってしまう自分が、きっと一番醜い)


[けれどそんなことを思っていられたのも、この店で彼と顔を合わせるまでだった。

カウンターで佇む横顔、くっきりと整った目鼻立ち。
周りのテーブルの女性客たちがちらちらとそちらを見ては、頬を赤らめながら何事かを噂している]

(なんだよ。全然天罰なんか下ってねえじゃん)

[そんなことを思った。……あまりに身勝手な感想だ。こんなこと誰にも言えない。
だから彼がいるときは、いつも口数少なく食事を終え、足早に店を後にしている。

そして、]
(44) 2023/03/01(Wed) 17:31:04

【人】 客 葉月

(……なんで、こいつがここにいるんだよ)

[灰色がかった茶髪に、優しげな垂れ目。>>30

神田夜綿──職業はライター、つまり俺の同業者だ。
同じ雑誌で案件を抱えている、やることなすこと気に食わない男。
……その全てがただの逆恨みで、あいつ自身はすごくいいやつだという事実が一番気に食わない。

その姿が視界に入った瞬間踵を返したくなった俺を引き留めるように、無情にもドアベルが軽やかな音を鳴らした。

ため息を吐いて店の中へ。せめて可愛い女の子に癒されたいと、なるべく彼らから離れた席に腰掛けてメニューを開いた**]
(45) 2023/03/01(Wed) 17:31:36
客 葉月は、メモを貼った。
(a12) 2023/03/01(Wed) 17:37:52

客 葉月は、メモを貼った。
(a13) 2023/03/01(Wed) 17:39:09

【人】 厨房担当 シャミ

─ 『Madam March Hare』 ─

(あ、今日はコンソメスープの気分。好きな人が来てくれたらいいな。
 フォンドヴォライユはあっさりめに引いてあるしちょうどいい)


[カウンター席に座って、いかにも私も客ですよという顔をしつつ、頭の中ではディナータイムのことを考えている]


 ゲイザー
 私にも「おすすめ」頂戴、ミートソースがいいなぁ


[この場合のお勧めは、量の話>>36
ハーフサイズのさらに小盛りを、他のレストランで頼むのはなかなか気が引ける。
夜の厨房担当としての付き合いも長いから、作るだけでなく食べるのも大好きなのに、無惨なほど少食なのはご存知の通り]
(46) 2023/03/01(Wed) 17:39:19

【人】 厨房担当 シャミ




[海外の、有名レストランを渡り歩く武者修行(を騙ったただの楽しいワーキングホリデー)を終え。
Madam March Hareのオープニングスタッフとして雇われたのは、縁だとか情だとか、盛り上がった末のノリだとか。

それが結局は運命だったのだ。

この店の経営も軌道に乗ったことだし資金も溜まり、そろそろ独立、という段になって、立ち尽くした。
店長の御堂杏が好きだ。スタッフ達が好きだ。別れたくない。
親しくなった常連も、一見さんも、客がみな好きだ。
飲食を介して交わされるここだけの魔法が。

別の場所でテーブルを広げるには、三月うさぎを愛しすぎている]
(47) 2023/03/01(Wed) 17:41:37

【人】 厨房担当 シャミ



[個人事業主として開いたのは、席を持たないキッチンのみの店。
少人数向けのケータリングや、出張レストランとして営業している。
仕事の件数は今になってもぼちぼちのまま、増やしていない。

そして、自分の依頼の入ってない日にシフトを入れる、という雇用契約で、古株は今もうさぎのねぐらに通い詰めている]
(48) 2023/03/01(Wed) 17:42:00

【人】   タカノ

 うん、いらっしゃいました。

[ 大人と呼ばれる年になってからは尚の事だが
 ニックネームで呼ばれることは少なくなる。
 以前はファンと名乗ってくれる方々が、
 いろいろ呼んでくれたものだが、現役を退いてからは
 まずない。が、彼女にそう呼ばれるのは嫌な気持ちはしない。

 むしろそう呼ばれた>>35ときには、常連と認められた気すら
 していたかもしれないな。 ]

 サーモンクリーム、わぁいいね
 うん、期待しているよ。

[ とまぁそう呼んでくれるものだから、 ]

 ゲイザーちゃんのおすすめ、いつも美味しいからね。

[ 彼女が速崎という名字、もしかしたら璥という名前だと
 知っていたとしてもゲイザーちゃん、と呼ぶことにしている。 ]
(49) 2023/03/01(Wed) 17:53:01

【人】   タカノ

 ありがとう、

[ 余談だが、おいしいものは好きだけれど、
 料理の名称や、珍しい野菜の呼称などには明るくない。
 故に、タリアテッレってなんだい?と聞いたことも
 過去にはあったはず。パスタの一種だと聞けば
 感心して、いろんな名前があるんだねぇと言っていたはず。 ]

 いい匂い、いただきます

[ カウンターから差し出された皿は、ハーフサイズ。
 もっと言えば、余白の美が体現されたような一品だった。

 こういう気遣いがあるから、通うのがやめられなくなるのだ。

 他にも食べられるように、を前提として>>36くれる
 そうでなければ一品で済ませてしまう男には、
 とてもありがたい。

 まずはサーモンをクリームソースを
 巻き込んで一口。 ]
(50) 2023/03/01(Wed) 17:53:43

【人】   タカノ

 うわあ このソース、絶品だね

[ 濃厚なソースが口の中に広がり、
 噛めば、もっちりと良い具合のパスタからも
 ぷちぷちと良い食感が楽しめる。 ]

 おいしいなぁ

[ ああ、この分ではもう何分と持たずに、
 皿は余白だらけになってしまうだろう。* ]
(51) 2023/03/01(Wed) 17:53:57

【人】 厨房担当 シャミ

 やあ、葉月さん
 ランチタイムにいるってことは、今日の夜は来られないのかな


[他の客からスペースを開けて、つまりこちらの近くに着席した客>>45に片手を振った]


(こんそめ……)


[今日は打ち合わせの相手方に合わせたTPOで薄く化粧をし、マキシ丈のスカートを履いているが、普段は痩せぎすで高身長なのもありほぼ男にしか見えないと言われる。
KAWAIIの概念からは外れた位置にいると自分でもわかっているが。

極めてフランクで愛想の塊のようなゲイザーには及びもつかないが、客の名前を覚えるのは得意だ。
口元がいつも笑ったような形をしているから、普通にしていてもそれなりに愛想よく見られるという長所はある*]
(52) 2023/03/01(Wed) 18:01:20

【人】 厨房担当 ゲイザー



 あ、カンちゃんいらっしゃいませ!
 空いてるよ〜……じゃなかった空いてますよ〜


[一応店員らしく言葉遣いを正しながら、速崎が神田>>30にこう声を掛けた時は、まだあの常連さん(速崎はそう認識していた)>>38>>43は来店していない頃。
 いつも通りにカウンター席を選ぶその人からの注文>>30>>31は]


 ボロネーゼですね、かしこまりました〜
 コーヒーも後でお持ちしますね。それで、今日のデザートはー…


[速崎はちらっとバックヤードの方を見る。
 さて、今の『Madam March Hare』の厨房担当にパティシエは居ただろうか?
 デザートに定評のあるスタッフといえば、黒原=ベイカー>>16もその一人だが――。]
(53) 2023/03/01(Wed) 18:05:40

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ともあれ、ここで速崎が高野に告げたのは]


 ベイクドチーズタルトになりますねー。
 ハートの女王のタルト仕様じゃなくて、
 シンプル、ちょーシンプルなやつです今日は。


[「ですます」口調ながらも大変砕けた言い回しで答える様は、高野の砕けた調子に合わせているかのようにも聞こえるかもしれないが……ゲイザー速崎の接客は、余程の相手でない限りだいたいこうである。]
(54) 2023/03/01(Wed) 18:06:38

【人】 厨房担当 ゲイザー

[こうして、速崎の手はオープンキッチンでランチ用のボロネーゼを作っていく。
 ミートボール入りのソースは仕込み済みなれど、パスタをゆでるのは注文を受けてから。
 ランチタイムの多忙(といっても満席になる程の人入りの店でもないのだが)をも捌ききる、慣れた調子での手早い作業。]


 はーいカンちゃん、お待たせしました!


[こうしてカウンターの上に現れたのは、ハーフではなく一人分のサイズの白磁のボウル。ボウルの縁にはオレンジ色のダイヤのマークがひとつ印字されている。
 ボロネーゼに使われているパスタも、もちもちとした食感の平打ちのタリアテッレ。
 ラグーソースの中の挽肉の粒は、ミートボールの食感を邪魔しない程度に細かい。
 そしてパスタのソースの上に、イタリアンパセリの緑が彩を添えている。**]
(55) 2023/03/01(Wed) 18:08:01
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a14) 2023/03/01(Wed) 18:13:50

厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a15) 2023/03/01(Wed) 18:16:08

厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a16) 2023/03/01(Wed) 18:25:11

【人】 フロア担当 フィエ

-昼間『Madam March Hare』-

今日もよろしくお願いします!!

[最初の一声だけは大きめに、その後は普段通り落ち着いた口調で白のブラウスの上から黒エプロンを締め、フロアに立ち、そのまま注文を取っていく。

普段は夜しかシフトには入らないが、今日のように昼間の学校が休みなら昼からシフトに入ってそのまま夜まで接客を続けていることはある。

ゲイザーさんやマシロさんは昼夜とも厨房に立っているから、あまりそちらに立つ必要はない。
ないのだが、求められればいつでも腕を振るうつもりはあるし、それは面接でも一応伝えはしたのだ。

少なくともコーヒーや紅茶の類はこちらでも淹れるし、デザートも……]
(56) 2023/03/01(Wed) 18:42:06

【人】 会社員 レイラ

[さて、しがない会社員の私は本日休日。
買い物の為に駅前まで出てきている。

本当は友達と出かけるつもりだったのだけれど
急遽彼氏が来るとかでドタキャンされてしまい、
仕方なく一人でお店を回った。

目的の新作春コスメの買い物袋を下げ
薄化粧にカジュアルな恰好で街を歩く。

アイドル時代はイメージ考えて
フェミニンな服着ることが多かったけど
素はこんな感じの系統が好きなんだよね。

そろそろお腹が空いて、
ランチ何食べようかなーと適当にお店を検索し
いまいちピンとくるものが見つからずに閉じた。]
(57) 2023/03/01(Wed) 18:44:16

【人】 フロア担当 フィエ

お待たせしました。
ジェノベーゼ、サラダ、スープ。
ご注文どおり、コーヒーと、デザートのベイクドチーズタルトも同時にお持ちしております。

[さすがにオーブンで焼くところは厨房のスタッフに任せたが、タルトとチーズ両方の生地作りには関わっている。湯せんできちんとチーズを溶かすのがポイントだ。ランチメニューの割に一手間かかっているが、自信はまあある。評価は来客の舌に委ねることになるだろうけれど*]
(58) 2023/03/01(Wed) 18:46:12

【人】 客 葉月

[穏やかな声に振り向く。そこにいた姿を見て>>52]

──っあ、シャミさん!

[ついつい間抜けな声を漏らしてしまった。

カウンター席から覗く、すらりと長い脚。
柔らかな表情は常からだけれど、今日はそれが薄い化粧に包まれている]

(──わ、かってたけどこの人もすげえ美人だな!)

[可愛いの概念から外れているだなんてとんでもない>>52
綺麗なものに執着してしまう身として、この人のことはどうしても目で追ってしまう。

もっともそれはあくまで今の話で、初対面のときは“可愛い子たちと一緒に働いてるイケメン”として嫉妬の目を向けてしまっていたことは忘れていない。が、向こうにはどうか忘れていてほしい]
(59) 2023/03/01(Wed) 18:47:07

【人】 客 葉月

いや、夜に来ようと思ってたんですけどね……。
連れて来ようと思ってた人がその、来れなくなっちゃって。ならもう一人で昼に来ちゃえって。

[嘘は言ってない。その連れて来ようと思っていた人とはもう多分二度と会えないだなんて>>19、わざわざ言っても困るだけだろうし]

あ、俺もおすすめのパスタお願いします。あとはそうだな、カプレーゼもひとつ。
あとコーヒーもブラックで。

[忙しなく働く可愛い店員さんに注文を。>>36]

てか、シャミさん今日はお客さんなんですね。
そのスカート、すごく似合ってます。普段見られないから新鮮。

[にこりと笑ってそう言う。口説きたい気持ちは間違いなくあるけれど、その言葉は本心でもあった]**
(60) 2023/03/01(Wed) 18:49:42
客 葉月は、メモを貼った。
(a17) 2023/03/01(Wed) 18:52:32

【人】 会社員 レイラ


ま、いっか。うさぎ行こ。


[そう決めて目指すのは
駅から徒歩5分の繁華街の中にあるシックなレストラン。

ここの存在を知ったのは、短大卒業して
社会人になった直後くらいだったかな…。

スマホの評価サイトに頼るのもいいけれど、
ふらっと知らないお店に入って
隠れ名店を発掘するのが好きで。

入り口のうさぎのシルエットに惹かれて、
ある日何気なく入ったのをきっかけに
時々客として赴くようになった。
そうだね、所謂"常連">>41というやつなのかもね。

気に入ってるのはそのお店の雰囲気もだし
一風変わったメニューのスタイルも。]
(61) 2023/03/01(Wed) 18:52:45
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a18) 2023/03/01(Wed) 18:54:49

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a19) 2023/03/01(Wed) 18:54:58

【人】 フロア担当 フィエ

ーしばらく前>>32

……はあ。伝説のゲイザー、ですか。
それは凄いですね…

[何しろこの店ではかなりベテランといってもいいスタッフだ。どうしても敬意込みで畏まる部分があるのは仕方ないだろう。]

でも嬉しいです。私もあの味好きだから。
昔日本に来たばっかりの頃に見たアニメで、お祖母ちゃんのニシンのパイ宅配してくれた子に、このパイ嫌いって文句言う子がいたんですけどね。私あれ見て
「は?」
って声出ちゃいましたもん。思わず。

[ネタとしてすっかり独り歩きしてしまった感のある料理だが、あれも思い入れのある懐かしい味だ。]

よろしくお願いします、ええと、ゲイザー…さん。

[料理の腕も店の切り盛りの面でも頼りになる先輩だから、どうしたって敬称付きになるのは仕方ないことだっただろう*]
(62) 2023/03/01(Wed) 18:56:33

【人】 会社員 レイラ

― Madam March Hare −

[少し歩いてドアを潜れば
ランチタイムの時間だからか
それなりに人で賑わっているようだった。

店内を一瞥し――、
知った顔を見つけてひらっと手を振る。>>45]

や、どーも。こんちは。

[多分初めて会ったのはここの店内だったと記憶している。
"ローレライ"であったことは特別喧伝はしていないが
隠してもいないから、もしも聞かれたら答えただろうし。

自分の存在が彼に強く影響を与えたことまでは
流石に言われなければ知りようがなかっただろうけれど―――>>42

知っていると言われたならば素直に嬉しくは思ったろうし。
何となく見かけるとファンサ…という程のものじゃないけど、軽く声をかけてしまう。]
(63) 2023/03/01(Wed) 19:07:09

【人】 厨房担当 シャミ


 ああ、そうなんだ
 残念ですね


[連れて来ようと>>60ということは、その連れは初見の客か、少なくとも常連ではない人だったのだろう。
初めてのお客さんとの出逢いもいつでも嬉しいものだから、逸失した機会に少し眉を下げる。
それに、どことなく困ったような焦ったような相手の顔を見るに、彼にとっても惜しむべきことだったろうと思う]


 私服を褒められるとは、……ええとありがとう?
 慣れないからなんだか落ち着かないけど


[今日は女装してる! ──と思われなくて良かった。いや思ってるかもしれないけども態度には出ていないから気にしない]


 そう、今日はお客仲間ですよ
 
(64) 2023/03/01(Wed) 19:21:50

【人】 厨房担当 シャミ


 ここのランチ美味しいけど、また夜にも来て欲しいな
 一人でいらっしゃっても、私たちもお話できるから退屈はさせないよ


[また客、どうやら繁盛している>>63
その眼が葉月さんに向いて軽やかに挨拶するのへ、少し首を傾けるようにして会釈した。
カウンターの上に置いていたフォルダをバッグへしまう。席を詰められるように]


 こんにちは、レイラさん。いらっしゃいませ


[いらっしゃいませって言ったけど客ですけど]
(65) 2023/03/01(Wed) 19:23:10

【人】 厨房担当 マシロ

 

  うん、おはようゲイザー!
  今日も通し? お揃いじゃん、頑張ろうね!


[ 一番乗り出勤は残念ながら先手を譲る形になった。>>13
  彼女のスターゲイジーパイ伝説はいつだったか
  確か彼女自身から語ってもらった記憶がある。
  あれはランチ営業終わりの休憩時間だったかな。
  それ以来、遠慮なくゲイザーとあだ名で呼んでいるけれど
  内心で「大咲と速崎でサキサキコンビか……」なんて
  おっとっと、閑話休題。

  来店客の常連様お二人に接客するゲイザーは>>29>>30
  働き者かつ愛想もばっちりである。
  うーむ、勤務歴三年の大咲も速崎には本日敗北だ。
  名前に速ってあるもんな……などと考えながら。
  絶対関係ないけどね、これ! ]
 
(66) 2023/03/01(Wed) 19:25:24

【人】 厨房担当 マシロ

 

  高野さん、こんにちは。
  オススメに外れなし、お店の売り文句に加えられそうですね
  今日も色々とご用意してますよ!


[ カウンター席はオープンキッチンと面しているから、
  好んで座る人の大抵はお喋りに応じてくれる。
  ゲイザーの接客の邪魔にならぬ程度に話しかけながら
  気安い口調の神田にもにっこりと笑顔で>>31 ]


  ボロネーゼにミートボール、良いでしょう?
  この前店長にどうですかって掛け合ってみたんです。


[ 何だか少し豪華な気分になれるんじゃないかな、とか。
  食べる前から楽しくなって欲しいなと思うから
  その「いいね」には心からの笑顔を向けて。>>30 ]
 
(67) 2023/03/01(Wed) 19:25:47

【人】   タカノ

―― 仔犬のような ――


 『
ざまぁみろ>>44



[ そう思っていたところで口にだすことがなければ
 それは己にとってはないものも同じだし、

 もし出されてたとしても、だからどうした
 で片付けていただろう。

 剥き出しの敵意にほんの少しでも罪悪感など
 読み取っていた日には、

 "かわいそうに、震えてしまって。
  罵り慣れていらっしゃらないんですね"

 くらい言っていたに違いない。

 そもそも、いくら周りのスタッフや共演者に
 恵まれていたとしても、弱肉強食甚だしい
 芸能界を数年とは言え泳いできた身なれば、

 その程度のこいぬのような視線など
 気にすらならないものだから。 ]
(68) 2023/03/01(Wed) 19:25:54

【人】 厨房担当 マシロ

 

  あ、デザートは……


[ 今日は昼出勤組に黒原がいるし>>56
  それ以外にもデザートが得意な面子はいたかどうか。
  デザート類以外なら何でも熟せる大咲が
  唯一振る舞えないのがデザート類だった。

  幸い、ベイクドチーズタルトがあるらしい。>>54
  注文を請け負っていくゲイザーの手伝いをしながら、
  次に来店したのはこちらも常連の男性。>>43
  低く零された声は、軽やかなベルの音が掻き消した。 ]

 
(69) 2023/03/01(Wed) 19:25:54

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ なんだか元気が無い……ような気がするけれど
  気のせいだろうか? と小首を傾げて。
  既に注文済みの常連二人から離れた席を選んだ彼の所へ
  お冷とおしぼりを持ってお伺いしよう。 ]


  葉月さん、いらっしゃいませ。
  ……少しお元気、ないですか?
  良かったらゆっくり美味しいご飯で休んでいってくださいね。


[ 多分、ランチ営業で非番のスタッフ──シャミが
  葉月に話し掛けるよりも前のご挨拶だっただろう。>>52
  シャミがしれっとカウンター席へいるのに気付けば
  驚きつつも同じく挨拶をしたに違いない。 ]
 
(70) 2023/03/01(Wed) 19:26:13

【人】   タカノ

[ なので、徹したよ。

 善良な隣の客ってやつを。

 だってそのほうが俺も気持ちが良いし、
 それで心を痛めるようなら、そもそも、
 憎悪するのに、向いていないんだ。

 だから無視されるようなことがあったとしても、 ]

 こんばんは、今日はお仕事帰りですか?
 今日の食事もとても美味しいですよ

[ だとかこれまでも話しかけていただろうね。
 それにますます腹を立てるようなら、
 その姿を己に悟らせるようなら、幾分か楽しげに。* ]
(71) 2023/03/01(Wed) 19:26:21

【人】 厨房担当 マシロ

 
  ― 少し前のこと ―



[ 常連さん一見さん問わず、
  向こうが名前を教えてくれさえすれば 大咲は
  顔と名前を一致させるのは大得意中の大得意だ。
  葉月からの"可愛い"という評価も女好きも知らないが
  確か、初めて挨拶以外の会話を交わしたのは
  そう遠くはない程度には前のこと。…である筈。

  その日もランチタイム営業で。
  大咲がたった一度、本当に一度っきり、
  ランチ営業中に来店したお客様全員へおまけでお付けした
  ウサギの形のバニラクッキー。

  試作品なので、という名目だった。
  甘すぎないサクッとした生地に、ほろりと崩れる食感。
  デコレート用のチョコも自分で用意し、顔を描いた
  "三月うさぎ"にぴったりのオマケのクッキー。 ]
 
(72) 2023/03/01(Wed) 19:27:08

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 他のお客様もきっと、その日来てくれていたのなら
  大咲が一度だけ出したお菓子を食べたことがあるだろう。
  甘いものやお菓子類が嫌いでなければ。

  なんだかその時も彼は元気が無かったように見えて、
  つい、可愛い顔にプラスして
  ウサギのクッキーへ変な顔のデコレートを施し
  葉月へお出しした記憶がある。 ]


  どうぞ。良かったら、今日だけのオマケとして
  皆さんに食後、お配りしてるんです。
  甘いものが苦手な方にも食べやすい……と思うんですが
  お嫌いでなければ。


[ そんな一言も添えての試作品の提供により、
  大咲は葉月の名前を知ることになる。* ]
 
(73) 2023/03/01(Wed) 19:27:20

【人】 会社員 レイラ

[そうそう、そういえばこの間。

ここではない街中で
女の子と一緒に居る姿も
見たことがあったかもしれないね。

流石に女連れの所に声をかける野暮はしない…が、
こちらがそんな気を利かす前に
「彼女いるんでしょ!?最低!!」と罵られていて、
ありゃ〜〜…と思ったものである。

まあ、その後どうなったかまでは知らない。
店内の女性をケロッと口説いているあたり、>>60
そこまで大層なことではない…のかも?
もしかしたら人違いだったかもしれないしね?]
(74) 2023/03/01(Wed) 19:28:01
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a20) 2023/03/01(Wed) 19:30:42

【人】 会社員 レイラ


シャーミさんっ こんちは!
今日はオフなんですか?

[そんな隣の女性こと遠藤から声をかけられれば>>65
顔見知りなこともあり気さくな調子で返した。
ついでに近くの席に座ってしまい。
今日はランチのおすすめなんですか〜?と聞いてしまおう。

いや、店員さんが近くに居れば聞けばいいんだけど。
なんとなく癖で。**]
(75) 2023/03/01(Wed) 19:30:43

【人】 厨房担当 ゲイザー



 いらっしゃいま……ってシャミーじゃん。


[この時に来た昼間の「常連」は、客は客でも、夜間は厨房の同僚>>46
 「同僚」ではあるものの、勤続暦から言えば明らかに大先輩で(速崎もそれなりの勤続年数だが)。
 「大先輩」ではあるものの、速崎がシャミーもとい遠藤に接する態度は、やはり、他の同僚に対して同様馴れ馴れしい。]


 はいはーい、おすすめ了解〜。


[「おすすめ」と「ミートソースがいい」という、一見矛盾した(?)ように見える注文をすんなり承諾する程度に、速崎は遠藤のこのオーダーの意を解していた。]
(76) 2023/03/01(Wed) 19:31:27

【人】 厨房担当 ゲイザー

[盛り付ける器は、薄赤紫色のハートマークが器の縁に印字された、ハーフサイズの白磁のボウル。
 ゆで上げたフェットチーネは、ハーフサイズよりもさらに少ない小盛り分。
 その上に、仕込みを済ませていたいつものミートソースと、ささやかな彩と香を添えるバジルの葉ひとひら。 ]


 お待たせー! じゃあごゆっくりー。


[今は客としてカウンター席にいる遠藤が、先程この「うさぎ」の扉を潜って(他の常連面子とは離れた>>45)席に着いた葉月>>52に声を掛けるのを見て、速崎はひとまずこの大先輩のもとを離れた。]
(77) 2023/03/01(Wed) 19:31:39
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a21) 2023/03/01(Wed) 19:32:12

【人】   タカノ

 こんにちは、ボロネーゼ。
 それも美味しそうだね

[ 会話を聞きかじったか>>30
 もしくは近い場所にその客が座ったか。
 どちらにしても聞こえてきた単語に興味を示しただろう。 ]

 ミートボール、それも心惹かれるねぇ

[ ゲイザーちゃんが熱心に、本日のデザートの
 説明>>54をするのもこっそりと聞いていたよ。

 今日も今日とてこの場所は賑やかだ。
 夜には厨房に立つであろうすらりとした長身の誰かや
 ぱっと場を華やかにするオーラを持つ誰かなども
 続々と来店していただろうか ]
(78) 2023/03/01(Wed) 19:39:08

【人】   タカノ

 真白さん、こんにちは。
 本当にそうなんだよ。先週真白さんがおすすめして
 くれた。えーとなんだったかな、あのもちもちした
 あまいもの、あれもとても美味しかった。

[ 挨拶をしてくれた店員さん>>67 ]

 一度で名前を覚えられれば良いのだけど
 おいしいことしか覚えていないや

[ にも挨拶を返し、手が空いているようなら ]

 これを食べ終わったら、温かいお茶を頂いても?

[ そう付け加えた。* ]
(79) 2023/03/01(Wed) 19:39:21
  タカノは、メモを貼った。
(a22) 2023/03/01(Wed) 19:41:48

【人】 厨房担当 ゲイザー

[かつて特撮ヒーロードラマの重要な敵役の座を勝ち取った役者>>24>>25
 その役者が被った事故と風評、フェードアウト、現在の境遇>>26>>27>>28
 そのいずれをもまるで意に介していないような顔で、速崎は「タカノん」に応対する。]

 ありがとー!
 うさぎのスタッフとして鼻高々ですね〜。


[「ゲイザーちゃんのおすすめ」>>49への評には、そうストレートに笑っていた。
 そして実際に、その「おすすめ」のサーモンクリームパスタを出して>>50>>51
 高野が口にした感想もまた、先程告げられた期待が裏切られていないと判るもの。]


 うんうん、
 店長がいいトマトとサーモン仕入れてきてくれて
 いい感じのソースに仕上げられたんですよねー。


[今は表に居ないその人のことをちらっと話題に挙げつつ――。
 もうひとりのサキ>>66……もとい大咲>>67からのおすすめに席を譲る形で、速崎は一旦バックヤードに退く。**]


 それじゃあ、タカノんもごゆっくり!
(80) 2023/03/01(Wed) 19:53:19
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a23) 2023/03/01(Wed) 19:57:46

【人】 会社員 レイラ

[ところで、7年前。
正式にアイドルを引退する少し前。

事務所合同で親睦会の催しがあり。
芸能界に入りたてほやほやの新人を、
今度ニチアサに出演する俳優なのだと紹介され
へえ〜…と思った記憶がある。>>25

芸歴的には一応後輩にあたる青年は、
自分よりもいくらか年上ではあったけれど。
その時にはもう自分たちが解散することは決まっていたから
何だか眩しいような気持ちで頑張ってねと告げたものだ。

それから紆余曲折を重ね、
まさか芸能界の外で再会することに
なるとは思わなかったわけだが。

人の縁とは不思議なものである。**]
(81) 2023/03/01(Wed) 20:02:47
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a24) 2023/03/01(Wed) 20:03:33

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 母親は仕事で忙しい、いわゆる母子家庭だった。
  机の上にはいつもお金とメモが置いてあって
  小学校高学年の頃、試しに料理をしてみたら楽しかった…
  なんてありふれたキッカケの話である。

  最初は卵焼きも上手く焼けなかった。
  殻が入るわ黒く焦げるわ上手く巻けないわの三重苦。
  試行錯誤の結果、徐々に大咲は料理の腕を上げていき
  やがて夜遅くに帰宅する両親の分も作り置くようになった。

  翌朝机を見ると、いつも冷えたご飯が残っていて。
  温め直してひとりで食べる、その繰り返し
  ドラマで良く見る"誰かとのご飯の時間"は
  訪れることなく、高校一年生の春。 ]

 
(82) 2023/03/01(Wed) 20:05:22

【人】 客 葉月

「退屈はさせないよ」>>65

[そんな言葉を聞いて、自然とほっぺたがむず痒くなる。ふにゃふにゃしてる男はカッコ悪いぞ!なんて思いつつも、頬が緩むのを抑えきれない]

……へへ、ありがとうございます。ならまた夜にも来ようかな。

(……こういうことをすっと言えるのが、俺の中の理想の男像なんだよなあ)

[いやシャミさんは女性だけど。まごうことなき綺麗な女性だけども]
(83) 2023/03/01(Wed) 20:05:56

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 母の日に「これなら」と焼いた手作りケーキ。
  わざわざカレンダーに花丸までつけて
  冷蔵庫に入れておいたケーキは、次の日の朝、
  ゴミ箱の中に捨てられていた。
  それ以来大咲は、お菓子類を作らなくなった。

  そこから二年、大咲は荒れた。
  といってもタバコや酒なんてものに手を出すことはなく
  卒業出来る程度に授業に出て、サボっての繰り返し。
  それでも料理だけは辞められなかった。

  友達が推していたアイドルが引退したのも丁度その頃。>>10
  日曜の戦隊ヒーローへ出演していた俳優が
  不幸な事故で人前から姿を消したのも同じ頃か。>>26 ]

 
(84) 2023/03/01(Wed) 20:06:01

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 大咲にとって彼らは遠い世界の人だった。
  静かな家でご飯を食べる中、音をくれるのがテレビだったから
  自然と彼や彼女の顔だけは覚えていた。
  荒れていた高校在学中でなければきっと
  もっと記憶に残っていたのかもしれないが。

  高校を卒業して二年間、ぼんやり生きていた大咲が
  20の誕生日にここの店長へ深く頭を下げ
  「料理で、楽しい時間を作らせて欲しい」と願い出たのも
  その結果雇用され、今ここで楽しく天職を得ているのも
  ──嘗て遠い世界の住民だった彼らが
  うさぎの穴で距離が物理的に縮まっているのも。

  これはまあ、俗に言うなら、運命ってやつなんだろう ]

 
(85) 2023/03/01(Wed) 20:06:21

【人】 厨房担当 マシロ

  ― 現在・店内 ―



  先週のおすすめ……もちもちしたあまいもの……

  ……ああ、えっと、米粉を使ったもちもちクレープ!
  普通のクレープと違って、生地が厚めでもちもちで、
  チョコバナナが入ってたやつですよね?


[ 
そんな連想ゲームみたいなことあります?
>>79
  いや、あるのだ。この高野という常連男性は。
  一度で名前を覚えないというか、
  名前よりも「美味しい」という情報を覚えている?
  大咲が記憶しているから別に何の問題もないどころか
  毎度このやり取りがちょっと楽しみ、なんて。 ]

 
(86) 2023/03/01(Wed) 20:06:28

【人】 厨房担当 マシロ

 

  良いんですよ、美味しいって感情を憶えていてくれれば。
  クレープを作ってくれてた人にも伝えておきます。
  高野さんが褒めてましたよって。


[ ふふ、と微笑を返して。
  料理の名前は記憶に無くても
  店員の名前はしっかり呼んでくれるあたり、良い人だ。 ]


  ええ、もちろん。
  温めがいいですか? 熱いのにしておきます?
  高野さんって猫舌でしたっけ?


[ お茶の要望には勿論お応え致しますとも。>>79
  お客様に満足していただくのが私たちのお努めですから!* ]

 
(87) 2023/03/01(Wed) 20:07:15

【人】 客 葉月

[彼女に対して可愛い!好き!一辺倒にならないのは、決して可愛いと思っていないわけではなくこういうところが理由だ。

自分がなりたい理想像。それを眺めさせてもらっている気分になる。
目の前にいる相手のことをさらっと喜ばせたり、ここにいてもいいんだよと示してくれる姿。
少なくともシャミさんは──いるだけで不快だなんて、絶対に思われない。

そんな彼女が不意に席を立つ姿勢を見せた。
このあと予定でもあるのだろうか?……もっと話したかったけれど、引き留めるわけにも──]
(88) 2023/03/01(Wed) 20:07:46
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a25) 2023/03/01(Wed) 20:08:15

【人】 客 葉月

あ、貝沢さん!

[振り向けば、そこにあったのはもうとんでもなく可愛い顔だった。

えっ今これ俺に話しかけてる?貝沢さんが?
うわわどうしようこれ恋始まっちゃう?始まっちゃうかなこれ俺の人生!!!!生きててよかった!!!!
]
(89) 2023/03/01(Wed) 20:10:31

【人】 客 葉月

[……なんて一人で浮かれているうちに、貝沢さんはシャミさんの隣に収まっていた。

俺の周りを木枯らしのエフェクトがぴゅー……と寂しく吹き抜けていくけれど、仕方ない。俺よりシャミさんと話す方が絶対楽しいし]

(くそ、もっといい男になりたい……)

[一番見られたくない修羅場を見られていたことなんて知る由もない俺は>>74、パスタをもちもちすすりながらそう思った。美味しい**]
(90) 2023/03/01(Wed) 20:11:13

【人】 厨房担当 シャミ

[そんな、ハーフサイズの鉢へフォークを差し入れて、席についたレイラさん>>75の声に少し考える。
今日のバジルは香りがいい。どうやらトマトも凄く良いが]


 そう、お客さんですよ。別件のおしごと終わったとこ

 おすすめはもちろん全部、と言いたいけど
 んん……具沢山のジェノベーゼはどうですか?
 チーズでお腹いっぱいにしちゃいたい、ならカルボナーラだけど


[シンプルな緑色だけでなく、真白のランチパスタは彩りが華やか>>7だ]
(91) 2023/03/01(Wed) 20:15:12

【人】 厨房担当 シャミ

[スターゲイジーパイ、いいと思うよ。
何しろ、なんというか星宙への憧れみたいなものを凄く感じるじゃないか。哲学的だよね。
彼の伝説の、良質なおさかなのパイの主こと速崎を、勤め始めて最初の頃は「伝説のゲイザーパイちゃん」と正式名称で呼んでいた。
いつしか枕詞は省略され、そのうちちゃん付けもなくなり、先輩と後輩はゲイザー、シャミーと呼び合う仲となったのだった]


 ありがとう
 あ、ハートのだ


[差し出されたボウル>>77の、今日のスートはハートの模様。
空腹に痛む胃をなだめるトマトの香りに、バジルが鮮やか]
(92) 2023/03/01(Wed) 20:19:13
厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a26) 2023/03/01(Wed) 20:20:15

【人】   タカノ

[ ――ところで。

 この店に顔を出すに当たり、
 過去のことはどうしているか。

 答えは 聞かれたら素直に答えている。 である。

 どこかで見たことがあるようなきがするといえば
 そうかな、でごまかすけれど。

 高野景斗さんですかと直球で問われれば
 そうだよ、と答えていただろう。

 そもそも、7年も前に、若手の登竜門的に
 抜擢されたシリーズに、ワンシーズン。
 その後ドラマ、映画にもそこそこは出ていたし、
 女性誌に半裸も乗ったが。その程度。
 と少なくとも己は考えている。

 あの頃より髪も伸びているし、知らない人のほうが
 多いだろう。きっと ]
(93) 2023/03/01(Wed) 20:23:36

【人】   タカノ

[ が、彼女ばかりは別になるだろうな。
 偶然にも、引退時期が少し近かったんだったか。

 消えた芸能人のまとめ記事なんかには
 彼女の所属していたグループと一緒に、
 自分の名前も乗っていただろうから。


 吹けば消えるような存在であった自分にも、
 応援の言葉を投げてくれた>>81ものだから、
 記憶にも残っていたし、

 それからしばらくして、再会したとき。
 彼女は芸能人の発する妙なオーラは
 放っておらずとも、変わらぬなと思ったものだ。

 右も左もわからない自分に掛けてくれた
 言葉が嬉しかったことも、再会したときには
 伝えていたはずだ。* ]
(94) 2023/03/01(Wed) 20:23:50

【人】 会社員 レイラ


なるほど?
何だかカウンターのこちら側から見るの
ちょっと新鮮と言うか、不思議な感じですねー。
ん、じゃあジェノベーゼにします!

[ぱっと浮かれたかと思えばすぐ萎む。
葉月の百面相を不思議には思いつつ>>89>>90
おススメに素直に従って耳を傾ける。

カルボナーラも美味しそうだけど
今は具がごろごろしてるのを食べたい気分。、
空いていそうな店員を呼び留めてジェノベーゼを頼み。]
(95) 2023/03/01(Wed) 20:30:01

【人】   タカノ

[ 元芸能人のだれそれ。
 怪我で現役を退いた可哀想な俳優。

 そのどちらでもない呼び名。
 呼び名ひとつで、救われることだって
 あるのだと、貴方は、貴方達は知らずとも良い。 ]

 店長さんの目利きはいつだって信頼しているけど
 それを調理する人たちの腕も、
 それを知ってて進めてくれるゲイザーちゃん達のことも
 信じているよ。ここに来たら、美味しいがあるってね。

 ……困ったな、もう一口しか残っていない
 お茶を頂いたら何かもう一品、注文しようかな。

 ああ、手を止めさせてごめんね。
 ありがとう、ゆっくりしていくよ。

[ バックヤードに向かう彼女>>80に一言詫びを入れて
 最後のひとくちを名残惜しそうに口に入れた。* ] 
(96) 2023/03/01(Wed) 20:30:48
  タカノは、メモを貼った。
(a27) 2023/03/01(Wed) 20:32:50

【人】 客 葉月

-少し前の話-

[その日は最悪な一日だった。

女の子に振られたわけでも、浮気がバレたわけでもない。
ただ──取材先の社員に、声をかけられただけ]

「もしかして、ブ──葉月?」

[名刺を受け取ったそいつの口は、一瞬確かに「ブ」の形を作っていた。

ブタ月。俺の中学のときのあだ名だ]
(97) 2023/03/01(Wed) 20:37:43

【人】 厨房担当 シャミ


 いただきます


[フェットチーネを絡めとる。
挽肉がほろりと器にこぼれ、トマトソースがハートのマークに半濁点を添える。
口が大きければ20秒で食べ終えてしまいそうな量、でも完成された盛り付けのパスタ。口に入れると舌に溶けるソースの酸味と、ぎゅっと弾む小麦の味]


(ゲイザー、茹で加減さいこう)


[よく噛んで食べる。
季節の変わり目は気温によって微妙に茹で上がりに差が出やすい。
上手だな、としみじみ思う。きっと小麦の精霊と相性が良いのだろう。パイの人だし]
(98) 2023/03/01(Wed) 20:38:25

【人】 客 葉月

「久しぶり!すげえ変わったなあお前」

[そいつはそんなふうに言いながら、まるで友達みたいに笑いかけてきた。
仕立ての良いスーツを着た彼は、その大企業の中でそれなりのポジションに就いているらしい。
名刺をしまうときにちらっと見えたカバンの中。スマホのロック画面は小さな赤ん坊の写真だった。

──そのあとのことは、正直覚えていない。取材がどうなったのかも。

ただ、気付いたらあの店の前にいた。
ドアを開けて入った先、あの子がいつもと変わらない笑顔で迎えてくれて。ようやく呼吸が出来た気がしたのだ]
(99) 2023/03/01(Wed) 20:39:26

【人】 客 葉月

え、クッキー?……いいんですか?ほんとに?

[そんなことがあったあとだから、もらったクッキーはそりゃもう輝いて見えたのを覚えている。
うさぎ型のクッキーを、店の明かりに透かしてしげしげと見つめたりして]

すご、めっちゃ可愛……んん?この顔……何……?

[変な顔のデコレートに首を傾げたりしつつも、それ込みでとても大事な思い出になったのだ]
(100) 2023/03/01(Wed) 20:40:01

【人】 客 葉月

-ちょっと前/入店直後-

[入店を躊躇った俺に声をかけてくれたのは、今日も彼女だった。
いつもと変わらない笑顔に、笑顔を返す]

あはは、バレちゃった。
──いつもありがとね、大咲さん。

[その言葉に色んな意味を込めて、彼女へ。
彼女の顔を見るだけで幾分か浮き立つ気持ちを抱えながら、美味しい料理を楽しみにメニューを開くだろう**]
(101) 2023/03/01(Wed) 20:40:47

【人】 厨房担当 シャミ


 そうだね
 私もいつも立ってるから、見下ろしちゃう感じだし
 こうして座って同じ視線の高さで話せるの、新鮮


[ね、と葉月さんの方を向けば、なにやら熱心にパスタをすすっている>>90
美味しそうに食べる人は大好きだけど、いま彼の顔は少し曇っている。
やはり一緒に来られなかった連れのことを惜しんでいるのか。

夜に来ると言ってくれたけど、そうしたら何を作って出せば喜ばせられるだろうか、と思考は少し宙へ浮く]
(102) 2023/03/01(Wed) 20:41:12

【人】   タカノ

 ああ、そうそう、クレープだ。
 たしか本当にクレープなのかいって聞いた気がする。

 なのにおぼえてないんだもんなぁ俺。
 いつもごめんね でも美味しかったんだ。

[ たはは、と頼りなさげな笑みを浮かべ、
 クレープ、クレープ、こめこのクレープ>>86
 口の中で転がしては見るが、きっとまた
 彼女たちを頼ることになるのは、火を見るより明らか
 というやつだ。 ]
(103) 2023/03/01(Wed) 20:48:37

【人】   タカノ

 今日は確かベイクド…… 待って、
 ここまで出てきている…… ベイクド
 ケーキ……… ケーキ

 ベイクドタルト。

[ つい先程聞いたはずの単語がこれである。
 合っている?と問いかける顔は少々自信ありげ
 だが。

 きっと間違えていたとしても、彼女>>87
 同じように、美味しいと覚えてくれていれば
 いいと言うのだろう。 ]

 うん、うんと褒めていたって
 伝えてほしい。

 お茶は熱いのがいいな。
 それとそれを飲み終わったら、
 真白さんのおすすめをひとつ。

 ケーキはその後でまた考えるよ。

[ にこ、と笑う。ゆっくりしていってくださいと
 社交辞令かもしれないが言われたもので、
 今日はしばらくここで有意義な時間を過ごすつもりでいる。* ]
(104) 2023/03/01(Wed) 20:49:28

【人】 会社員 レイラ


(あ、高野くんもいる)

[なんとなしに店内を見回し、
見知った顔をもう一人見つけ。
気づくかは分からないがひらりと手を振ってみる。

あの時顔を合わせた新人は
あっという間に引く手あまたの俳優になった。
そんな彼が事故で引退したことは
自分が解散してそう遠くなく
知ることになっただろう。>>94

あの時ちょっと顔を合わせただけだったけれど
小娘の奨励を素直に聞いてくれた姿は
何となく印象に残っていて。

だからこの店でたまたま再会した時は驚いたし
嬉しかったと告げられれば
いやー!お互い色々あるよねー!!なんて
つい前のめりに肩を叩いてしまった。

今でも「高野君」と呼んでしまうのは
当時の先輩根性の名残だ。*]
(105) 2023/03/01(Wed) 20:50:36

【人】 客 葉月

-焦がれるような-

[俺はこの店が好きだ。
美味しいご飯に、ここでしか会えない魅力的なひとたち。

そして悪口が苦手だ。
得意な人なんているのか?って話だけれど、俺のそれは他の人よりもきっと強い。
聞くだけで足がすくむ。冷や汗が垂れてしまう。
(振られたり浮気がバレたときの罵声だけは例外だ。苦手だけれど、そんな姿を見せたら「被害者ヅラすんな」って余計にキレられること請け合いだし)

だから、この店で誰かをあからさまに攻撃なんてしない。
でもだからといって、自分の頭に浮かんでしまうものまで止められはしなくて──逃げ場がないから余計にしんどくなる]
(106) 2023/03/01(Wed) 20:59:08

【人】 客 葉月

(……なんて、言えるわけがない)

[彼に話しかけられるとき>>71、頭の中ではいつも黒いものが渦巻いている。視線や表情でそれがバレていないことを祈りながら、こちらもそれに穏やかな言葉を返すのだ]

こんばんは。……ええ、外までいい匂いがしてました。すごく楽しみです。

[話している中で、彼が楽しげな表情をすることがあったなら。>>71
ほんの少し不機嫌そうに眉を寄せただろう。何が楽しいんだ、俺は全く楽しくなんかないのに。
けれどほんの少しの間、その顔から目を離せなくなる俺がいたかもしれない。

俺は悪口が苦手だ。
そして──美しいものが好きなのだ、どうしようもなく**]
(107) 2023/03/01(Wed) 21:00:21
客 葉月は、メモを貼った。
(a28) 2023/03/01(Wed) 21:03:08

【人】   タカノ

[ ひらりと白く小さな手がこちらに振られれば
 目を合わせ、軽く会釈をした。

 互い一人なら相席をすることも
 あっただろうか。

 芸能界という狭い世界では芸歴が
 幅を利かせることが多い。

 ドラマで共演した子役が、
 ふてぶてしく自分を顎で使おうとすることだって
 ままあることだった。珍しくもなんともないが

 ピュアマーメイドの先輩方に置きましては
 そんなことはなかったと記憶している。

 再会してからのほうが会話は多かったはずだが
 面白がるように「センパイ」と呼んでいたかもしれない。
 なにせ彼女が後輩を呼ぶような色味をもって、
 俺を高野君>>105、とそう呼ぶものだから。

 前のめりに肩を叩かれた日には、
 いいひとなんだろう、と素直に思った。

 挨拶に行くとしても、後ほどになるだろうかと
 ぼんやり考えながら控えめに、手を振り返しただろう。* ]
(108) 2023/03/01(Wed) 21:05:06
厨房担当 那岐が参加しました。

【人】 厨房担当 那岐




[――夜に働く飲食業界の仕事は、帰りが思いの外遅い。]



 
(109) 2023/03/01(Wed) 21:05:57

【人】 厨房担当 那岐

[最後の客を送り出し、閉店時間を過ぎてようやく片付けに入る。
 酒を出す店であれば尚更その時間は遅く。
 自宅に辿り着く頃には、日付を超えるのは割とよくある話だ。

 疲れ切った身体をシャワーで癒やし、
 濡れた髪をおざなりに吹きながら、缶ビールを一つ。
 冷蔵庫から取り出して、アレクサに声を投げる。]


  アレクサ、ラジオを掛けて。


[音声認識をしたAIから流れ始める深夜のラジオ>>28
 妙に落ち着く若い男性の声。
 缶を傾けながら、そんな何でもない一日を終える日常。]
(110) 2023/03/01(Wed) 21:06:25

【人】 厨房担当 那岐

[人の声に耳を傾けることは好んでいても、
 自身が話すことはあまり、得意ではない。

 営業のような仕事には着けず、
 手に職を持つ職人のような仕事なら、
 あまり人と話すこともないだろうか、と。
 
 料理専門学校を経て、この『Madam March Hare』に
 身をおいたのは何年前のことだったか。

 皮を剥く。パスタを茹でる。野菜を切る。
 単純作業のようで、中々に繊細な指先の仕事。

 理由は料理に纏わることではなかったが、
 いざ仕事を初めてみれば、割りと性に合っていた。

 たまに人手が足りず、ホールに駆り出されることも
 あるにはあるが、話すことは仕事に関することに
 大体限られているから、成り立っている。]
(111) 2023/03/01(Wed) 21:06:56

【人】 厨房担当 那岐

[後輩の面々も増えてきて、賑やかになっていく店は
 今日もランチから繁盛しているようで。

 速崎や大咲、時に黒原が表に立っているようだ。
 女性陣が表立ってホールやカウンター業務を
 買って出てくれている為、俺はと言えば。

 いつものように裏方に徹するように、
 黙々と下準備や、後片付けの皿洗いに落ち着いている。

 店の決まりであるトレードカラーは、
 キャスケットの深い紺。

 その色を知っている客は、どれくらい居るだろう。**]
(112) 2023/03/01(Wed) 21:07:08
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a29) 2023/03/01(Wed) 21:11:17

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 浮かべられた笑みは、ふんにゃりと柔いもの。>>103
  頼りなさげ…とも喩えられるであろう微笑みを見るに
  また料理の名称を忘れたりしそうだけれども
  それでも、美味しいと思ってくれるなら構わないことだ ]


  ベ 、ベイクド……!?


[ まるで歴史が変わる瞬間を見守るような態度だが>>104
  内容は高野がベイクドチーズタルトと言えるか否か。

  なお、「合ってる?」と本人はやや自信ありげだが
  残念ながら微妙に違います高野さん。
  答案用紙にはサンカクが書かれて返されることだろう。 ]

 
(113) 2023/03/01(Wed) 21:12:24

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ふふっ、惜しいですね。
  ベイクド"チーズ"タルトです。
  また次の挑戦をお待ちしております!


[ なーんて軽口も混ぜながら。
  ころころと鈴を転がすように笑う顔には
  からかいじゃなく、本心からやり取りを楽しむ色だけが
  明確に彩りとして映っている。 ]


  はい、熱い方でお持ちしますね。
  ……私のおすすめですか?


[ ふむ …と小首を傾ぎ、少しだけ悩んで。 ]
 
(114) 2023/03/01(Wed) 21:12:29

【人】 厨房担当 マシロ

 

  パスタとケーキ以外でまだお腹に入りそうなら、
  オニオングラタンスープなんてどうでしょう?
  バゲット入りで食べ応えもありますし、
  とろとろのチーズとコンソメの風味も抜群です!

  ケーキのご予定があるなら、小さめでお持ちしますよ。


[ しっかり炒めたあめ色玉ねぎにバターを加え、
  コンソメで味を調えながら作ったオニオンスープへ
  さくさくのバゲットとチーズを乗せて焼き上げる。
  下拵えは終わっているから、時間を貰わず提供出来るし
  パスタの後に選ぶご飯として最適ではなかろうか。

  彼の答えがどうであれ、まずは熱いお茶をお持ちするために
  一旦は高野のところを離れ
  すぐさまお茶を運んでくることになる。* ]
 
(115) 2023/03/01(Wed) 21:12:39

【人】 会社員 レイラ


ですよねえー。
やっぱり普段と目線が違うと
よりお客さんの気持ちになる感じです?

[のんびり話しながら注文を待つ間。
どことなく遠藤は葉月の様子を気にしているように見え。>>102
何となく流れで隣に腰かけてしまったが、
もしかして自分が近くに居ては話の邪魔だったり…?
と今更ながらに浮かぶ。
先日の目撃修羅場のこともあるし。

そんな中で高野に手を振れば>>108
会釈をされたのでにこっと笑顔を作った。
お互いに連れがいないときは
相席することもままあったが
今は店員と会話中だろうか。
ならば話の腰を折るのもなー、と思い。]
(116) 2023/03/01(Wed) 21:14:43

【人】 厨房担当 シャミ



[子供のころ、あだ名は「ゲロシャミ」だった。
大人が聞けば顔を蹙めるそれには、残酷さだけでなくなにがしかの好意も込められていた。
給食を完食するまで席を立ってはならない、という悪逆非道なルールを改訂させた立役者だったから。

沙弥には好き嫌いはなかった。どの給食メニューも好きだったけれど、しかしとてもとても食べ切れる量ではなかった。

体のギブアップの声を聞かずに無理に食べれば、悲しい結末になる。
そして教室は阿鼻叫喚の騒ぎを何度か経験し、給食は食べられる分だけを配膳し、それでも無理なら残しても良い、という穏当なルールへと変わったのだった。めでたしめでたし]
(117) 2023/03/01(Wed) 21:16:22

【人】 厨房担当 シャミ



[──とはいかず、胃腸の弱い子供はその後の成長期、再び苦難に突き当たった。
食事量が増やせないのにどんどん身長が伸びた。
縦に伸びる速度に、肉の蓄えが追いつかない。体重メモリがぴくりとも動かないままひょろりひょろりと丈だけが伸び、萎びたかいわれ大根のようなみすぼらしい有様になった。
あだ名は「ガリシャミ」に変わった。青白く死にそうな顔をしてふらふら歩いてるから、痛ましいのか不気味だったのかなんとなく遠巻きにされた。

年頃の女の子らしいことや流行ごとに気を回す余裕はなく、いつも食べ物のことを考えていた。どうやって吐き気を催さずに少しでも美味しいものを詰め込めるか]
(118) 2023/03/01(Wed) 21:18:36

【人】 厨房担当 シャミ



[このころの夢は、いつか大皿いっぱいの唐揚げを食べたい、だった。
実際は、二つ目の唐揚げに手を出す前に胸焼けで撃沈したのだから夢のまた夢。
そんな夢を叶えるために考えたのが、胃もたれしない唐揚げを自力で発明しよう、という野望。

それが、料理の世界にはまり込む最初の一歩になった。

大人になり、栄養が足りるようになって健康にはなったが、いまだに大皿いっぱいの唐揚げは食べたことない*]
(119) 2023/03/01(Wed) 21:19:13

【人】 フロア担当 フィエ

ん、あの人今日も来てるんだ。

[この店はとにかく常連、顔馴染みが多い。客と店員、特に夜は普通に会話もする。何か、その手の店のようでもあるけれど、なんやかやこちらも楽しくやらせてもらえているのは、店主の人徳か、客層が余程良いのだろう。

もっとも、私は皆ほど客の名前を覚えているわけでも無ければ、芸能人の事もよく知りはしない。

それでも、話をしたことがあれば顔は忘れない。
見かけたあの人>>37は、確か初めて会話をしたのはスコッチエッグがおすすめに出た日だったか。]
(120) 2023/03/01(Wed) 21:21:23

【人】 フロア担当 フィエ

お好きなんですか?それは良かったです。
はい、実際は少し手間をかけてひと工夫すればいくらでも美味しく仕上がるんですよ。
と言ってもこれ、私が作ったものではないんですけれどね。

お昼はパスタが多いですが、やはりアリスのお店ですから、イギリス料理も時々出ますし、ご期待に添えるかもしれません。

[なんて会話くらいはその時に>>40交わしたと思う*]
(121) 2023/03/01(Wed) 21:21:53

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 高野へお茶を運ぶためにカウンターへ戻る途中。
  妙にキラキラしたオーラを放つ常連の女性客の>>95
  注文も請け負おう。 ]


  いらっしゃいませ!
  ジェノベーゼパスタおひとつですね、かしこまりました。
  良いトマトが入ったんです、期待しててください!


[ なんてゲイザーも言っていたことと同じことを言いながら
  視線は"今は"お客さんの遠藤の方へ。
  常連客である彼女が何やら遠藤と会話しているのを見て
  わざとらしく、ぷく、とやや頬を膨らませ
  悪戯っぽく微笑んだ。 ]

 
(122) 2023/03/01(Wed) 21:23:28

【人】 厨房担当 マシロ

 

  シャミ先輩、可愛いお客さんをナンパですか〜?
  私のことは口説いてくれないのにっ。

  えへ、なんちゃって。
  先輩も今はお客様ですからね、ごゆっくり!


[ 入社当初はてっきり男性かと思っていたけれど
  思い込みが解けても、大咲にとってはまず
  オープニングスタッフの大先輩というのは不変の事実だ。

  穏やかな物腰も相まって、先輩先輩! と
  犬のように尻尾を振って懐いているのである。* ]

 
(123) 2023/03/01(Wed) 21:23:33
役者 セロ が参加しました。

【人】 役者 セロ


 この見た目がコンプレックスだった。人と違う髪と目の色。
 この声が好きじゃなかった。周りの子よりも低い声。
 好きな格好をしているだけで、男みたいと言われた。

 「セロは綺麗な声をしているね」
 オーマはそういって私の頭を撫でてくれた。それが嬉しかった。
 ”声優”という職業を知ったときは、これだと思った。
 顔を出さなくても良い、声を使える仕事。

 まあ、そんな都合のいいものではなかったのだけれど。**
(124) 2023/03/01(Wed) 21:25:16
フロア担当 フィエは、メモを貼った。
(a30) 2023/03/01(Wed) 21:26:13

フロア担当 フィエは、メモを貼った。
(a31) 2023/03/01(Wed) 21:26:41

役者 セロ は、メモを貼った。
(a32) 2023/03/01(Wed) 21:26:59

【人】 厨房担当 シャミ

[ホールのどこかからコンソメ、という単語が聞こえた気がした>>115]


(そう、コンソメ。今日はコンソメをさ……)


[少し浮つきかけた思考を、朗らかな隣の声>>116が引き戻す]


 うん
 お客さんの気持ちと料理人の気持ちをふわふわ行ったり来たりする感じ、なんか不思議
 でも手元の作業のこと考えずにお喋りできるから楽しいね
 レイラさんとのんびり話してみたかったし


[後輩にナンパ>>123と言われてしまったのだけど]
(125) 2023/03/01(Wed) 21:30:54
客 クリスが参加しました。

【人】 客 クリス

── おおよそ1年前 ──

[俺は社会の荒波というものに揉まれていた。
大学生活はあんなに楽しかったのに。
就活だってそんなに苦労したわけじゃないのに。
決してそんなブラック企業ってわけでもないのに。

社会人ってこんな大変だったの???


やだもう泣きそう。泣かないけど。男の子だもん。
嘘。本当はちょっと泣きたい。男の子とか関係無いし。
初めてのお給料思ったより少ないし。
親に真珠買ってあげたら、『こんな高い物いらない』って言われてプレゼント失敗した感強いし。欲しがって癖に。イミテーションで十分とか何それ分かんない。女心なんて分かんない。
分かってないのは親心かもしれないけど、とにかくこの際それはどうでもいい。]
(126) 2023/03/01(Wed) 21:36:55

【人】 客 クリス

[俺は心身共に疲れ切ってたし、美味しい物が食べたかった。
その時、普段はお洒落過ぎて入らないような店が目に入った。
黒板に『牛肉』って書いてあった。
俺はふらふらと誘われるように店に入った。]


こんばんは!肉が食いたいです!!



[それが俺とこの店との出会い。
あの日はたらふく肉を食った。
俺は全品肉料理を頼んだ。
誰が何を作ってくれたんだっけ?
とにかく全部美味しかった。

それが俺とこの店との出会い。*]
(127) 2023/03/01(Wed) 21:37:09

【人】 厨房担当 シャミ


 口説いたら君が靡いてくれるんならね


[真白の膨らんだ頬はふんわり発酵したパン種のよう。ぷすっと突きたい症状にかられる。

うちのスタッフはみんな可愛い。犬系のうさぎもいれば猫うさぎもいる。
杏も沙弥もマダムっていう歳じゃない(と信じている)けど、若いって良いね、と少しばかり年寄り臭い発想が浮かぶ。
これからいくらでも成長する姿を見られるということだし、可愛いし]
(128) 2023/03/01(Wed) 21:40:03
チエが参加しました。

【人】   タカノ

―― 鳴かぬなら? ――

[ 今から、俺は言い訳をします。
 悪意に慣れすぎていました。
 嫉妬や羨望に射抜かれすぎていました。

 だから、そうなんでしょうと思いこんでいました。
 反省しています。今は。 ]

 とくにこの、春巻きみたいな
 ええとなんだったかな。俺に聞くより、
 店員さんに聞いたほうが早いかもしれないね。

[ ――貴方は、わん、とも鳴かなかったどころか
 噛みついて来る様子もなかったものだから。

 それ>>107をなんとなく感じ取れたなら
 態度は変えずとも、心持ちは少し改めただろうね。

 態度はほら、最初から品行方正な隣の客だっただろう?* ]
(129) 2023/03/01(Wed) 21:43:23

【人】 チエ


[お砂糖とスパイスと素敵な何かで出来ている。
 そんな人間になりたかった。]
 
(130) 2023/03/01(Wed) 21:43:27

【人】 チエ

[でもそれは、別に女の子になりたいと思ってるわけじゃない。
 男がイヤってわけでもない。

 単純に、染色体の組み合わせとか本数とかの、生まれつきの運の割り振りだけで、どうして好みまで決められなくてはならないのだと思っているだけ。

 男の子ってこういうのが好きなんでしょう? そりゃあ嫌いじゃないけど、女の子はカッコいいものは嫌いなの? イケメンはあんなに持て囃すくせに。
 甘いもの大丈夫? それそっちの子にも聞いた? カレーや唐揚げが好きかどうかは聞かないくせに。
 そもそも人間の活動に糖が必要なのは男女問わずの性質なのに、どうして違いがあると思うのさ。
 同じ人間なんだから、それでいいじゃない。]
(131) 2023/03/01(Wed) 21:43:54

【人】 チエ

[白が200色あるとかは、正直どうだっていいけど。
 オトコノコにはわかんないでしょ、とシャットアウトされるのは腹が立つ。

 人間の心理学的に、赤は興奮して、青はクールで、緑は穏やかで、黄色は元気に見えるらしい。心が勝手に、そうなってるのに。
 子猫や子犬をかわいいって思う心理も、フリルやぬいぐるみをかわいいって思う心理も、それに男女の違いがないのも、とっくに解明されてるらしいのに。
 好きなものを好きって言ったら何がいけないのかほんとにわかんない。]
(132) 2023/03/01(Wed) 21:44:13

【人】 チエ

[……なーんて気持ちで、就職面接落ちた腹いせ、アスファルトの小石蹴ってたときのことだ。

 石が飛んでいった先に、なんだかちょっとヨーロピアンな、それでいてシックな感じのする、きれいな一軒のお店。
 うさぎのモチーフにアリステイストだと気づいた瞬間お腹が鳴って、自然と足を向けていた。]
(133) 2023/03/01(Wed) 21:44:35

【人】 グルメライター ヤワタ


 はは。「空いてるよ」でいいのに。

[言い切ってから訂正する様に軽く噴き出した。>>53
呼び名が「カンちゃん」のままなら、そのまま「らしい」言葉遣いでいて欲しい。

8席あるカウンターは埋まっていないので、先客>>29とは席ひとつ分離れて座る。
相手もこの店ではもう馴染みの顔であるし、そうでなくてもマスコミの一員として彼の前歴を知っている身ではあるが、テーブルの上を少し広めに取っておきたいから、混んでいなければすぐ隣を選択することはない。
綺麗なハンカチをそっと出して、首から下げたままのカメラを置く。]

 やあ高野さん。こんにちは。
 そちらはトマトクリーム?サーモンのかな。
 朝サーモン食べてなきゃ僕もそれにしてたかも。

[混んでいないから、ひとつぶんあけていても注文の声は届いていたようだ。>>78
彼の皿とメニュー表を照らし合わせて鼻をひくつかせて口角を上げた。

この店は店員が客の名前を呼んでくれることが多いから、数度居合わせれば自分も他の客の名前を呼んだりする。]
(134) 2023/03/01(Wed) 21:44:43

【人】 チエ

[これが運命かもしれない、と思った。
 穏やかな木製のインテリアに、トランプとティーセット。
 完璧なユニセックス、よりはややかわいらしい雰囲気に寄っているけれど、かといって男性客を拒むような気配はどこからも感じられない。

 遅いランチだったのに、丁寧に用意されたパスタは傷心にとてもとてもよく染み。
 今まで食べた中で一番おいしいアマトリチャーナをすっかり空にする頃には、ああ、会議室に入った途端眉を顰めるようなハゲ人事の会社より、こんな店で働けたらな、と思っていた。]
(135) 2023/03/01(Wed) 21:45:10

【人】 グルメライター ヤワタ

[注文を告げればよくお喋りにつきあってくれる店員が反応した。>>67]

 えっ ミートボールつき、マシロちゃんのアイデア?
 天才の人ですか?
 拝んどこ〜。

 そういう「幸せプラス」の提案はマシロちゃんのことが多いよね。
 ほら、前にもらったうさぎのクッキーとかさ。
 顔かっわいかったな〜データはスマホで撮ったんだっけ……

[それが真白にとって「一度きり」だったことは知らないが>>72、その日も自分はランチに来ていた。
カメラロールを遡れば、その時に貰ったうさぎがにこりと微笑んでくれる。

だから、何の気なしに告げてしまうのだ。]

 また食べたいな〜。
 次に作る時は教えてよ。狙ってくるから。

[いつもにこやかに接してくれる彼女が、自分に「楽しさ」を提供してくれる彼女が、お菓子を作ることに対して持っている想い>>84など、察することもできないまま。]
(136) 2023/03/01(Wed) 21:45:21

【人】 チエ

[気づけば、料理を作っているカウンターに視線が吸い寄せられる。
 談笑も聞こえる店内でもよく目を引く、すらりと背の高い店員さんが、手際よく料理をしていた。
 料理か……料理は、まあ、同い年の男よりは、するほうかもしれないけど。
 あそこまではムリだな、なんて考えていたときに。
 その店員さんの声が聞こえて、はたと瞬く。
……女の人?


 それが、こんな店がいいな、じゃなくて、この店がいいなに変わった瞬間だった。]
(137) 2023/03/01(Wed) 21:45:47

【人】 グルメライター ヤワタ


 チーズタルト!いいね。シンプル最高だよ。
 ハートの女王のタルト……はちょっとよくわかんないけど、
 自分でチーズケーキ焼く時はボトムはクッキー砕いたのにしちゃうから。
 タルトが食べられるの嬉しい。

[グルメライター神田は一般成人男性なので、一人前のパスタを食べてもデザートはふつうに入る。
まだ新陳代謝が衰える年でもないので量もカロリーも気にしていない。
ゲイザーが言う「ハートの女王のタルト仕様」>>54がどんなものかは想像できなかったが、どんな仕様のものだろうと美味しく頂きますとも。]

 お。めっずらし、フィエちゃんが昼からいんじゃん。
 てことはチーズタルトはフィエちゃんのかな。楽しみ。

[常連ともなれば、ミックスの彼女が夜中心のシフトであることも、デザートやドリンクの担当をすることがあることも承知済。
別の客にサーブする姿>>58を目線で追っていれば、入り口に立つ新規客に気づいた。>>45]
(138) 2023/03/01(Wed) 21:45:59

【人】 店員 チエ

[いきなりじゃちょっと怪しいかもと、何度か足繁く通って暫く。
 運良く従業員募集の文字が目に入って、食いついた。
 舞い上がっていたせいか、そこから先の記憶が薄い。

 けれど、店に入るにあたって、それぞれ固有の色のアイテムを身に着けているのだと聞けば、一も二もなくピンクと答えた。
 それからというもの、制服のブラウスに強い規定がないのをいいことに、チャイナ風のフリルブラウスを纏い。白黒じゃちょっと寂しいからと、ブラウスにも差し色で付け襟風にピンクを足して。
 まとめ髪には大きな造花のコサージュピンを飾った。

 沙弥と別ベクトルに性別不明な店員は、今やMadam March Hareの名物と言ってもいいかもしれない――が。]
(139) 2023/03/01(Wed) 21:47:04

【人】 店員 チエ

[今日は非番なので、のんびり買い物中だ。
 かわいい服も、フリルも、リボンもレースもふんだんに。

 ひと心地ついたら、アリスよろしくうさぎの穴に転がり込むつもりだけども。
 ……いっそ、店のみんなにはいつ来るやらと思われているかもしれない**]
(140) 2023/03/01(Wed) 21:47:20

【人】 グルメライター ヤワタ

[同業者であり、常連客同士。
溜息をつきながらも離れたカウンター席に向かう様子に「どうも〜」と軽く手を振った。

あまり好かれていないような気もするが、自分は彼を嫌う理由がないので。
ライターとして通っている訳ではない自分の素性をバラされていないようなので、むしろ信頼している。
勿論、こちらも彼の職業をむやみに話したりはしない。]
(141) 2023/03/01(Wed) 21:48:33

【人】 客 クリス

── 魚の頭がぶっ刺さったパイ ──

[その料理は断じて俺が注文した物では無かった。
何故なら俺が肉好きなのはこの店の皆には周知の事実だったろうから。基本お勧めされない。
もしかしたら。もしかしたら万が一お勧めされたのかもしれない。されてたら俺も受けただろう。
そしてその料理を一目見た瞬間。]


わぁ
……


[俺は素直な感想を漏らしただろう。
そりゃーアニメで見たことくらいはあったけど?
いやほら実物の破壊力たるやね。
食して見て不味いとは言わないし、お残しも絶対しなかったけど。それでもやっぱり。]


俺は肉が良い……



[自分の嗜好に正直過ぎた社会人1年生だった。*]
(142) 2023/03/01(Wed) 21:51:03

【人】   タカノ

[ とてもハラハラ見守られて>>113いる気がした。
 ここはひとつ、一発で正解を引き当てて
 高野さんもやればできるじゃないですかなどなど
 言ってもらう他ない。

 ――だとか考えていたせいか、
 答案用紙には、○でも☓でもなく、
 もうすこし!という△マークが記されたようだ。 ]

 あぁ〜……残念
 そう、チーズだ、チーズ。

[ 残念だぁという顔をしてみせると、真白さんは
 ころころと笑った>>114
 またの挑戦をお待ちしております、とも。

 きっともう何度だってこういうやり取りは
 あったはずだが、一度たりとも成功してはいない。
 今のところは。

 まぁけれど、楽しそうにしていることだし、
 おまけで及第点にしておいてもらうとしよう。 ]
(143) 2023/03/01(Wed) 21:54:37

【人】   タカノ

 うん、お願いします。

[ 少しだけ悩んだ様子で小首を傾げた彼女の提案には
 諸手を挙げて採用を決めたことだろう。 ]

 スープ、とてもいいね。
 ううん、小さくなくていい。それなら
 たくさん、食べたいから。

[ 手間暇を掛けたスープほど、ごちそうと呼べるものは
 ない。これは持論で、単に俺が汁物が好きだということも
 大いに関係しているのだろうが。

 一旦離れてしまうまえに、それも注文して
 熱いお茶を待った。* ]
(144) 2023/03/01(Wed) 21:54:52

【人】 厨房担当 シャミ

─ 肉祭の記憶 ─

 いらっしゃ ……


[去年の春だったか。それは初めてのお客さんだった。>>127
そして、いらっしゃいませの最後まで言えなかった。
いつも笑ったような口が、その日はきっと大きく破顔しただろう]


 お肉のフルコースにいたしますか?
 どうぞ、お好きなお席へ


[きっと腹ぺこに違いない、きっとお肉が大好きに違いない。
メインはどうしようか、いや、絶対にステーキだ。そうでなくては。でもハンバーグと自家製ソーセージのカスレも盛り合わせよう]


 たくさんお召し上がりになれますか?


[まずは牛肉のリエットと、薄切り肉のカルパッチョの前菜で虫押さえを、と手を動かし始めながら*]
(145) 2023/03/01(Wed) 21:57:08
店員 チエは、メモを貼った。
(a33) 2023/03/01(Wed) 21:57:54

【人】 客 クリス

── そうして今 ──

[俺はまたしてもウサギの穴に居た。
聞いてくれ。美味い物が食いたかったんだ。以上。
何時ものようにカウンター席に座って。
メニューをじっと眺めて。
一つのメニューが目に留まったら、瞳を輝かせて顔をあげた。]



ミートボール付ボロネーゼ>>7って。

『わんわん物語』でわんちゃん達がキスしちゃうヤツじゃない?!




[あんまり興奮しいていたから。
相変わらずちょっと声量がおかしかったかもしれない。
それに気付くと、ちょっとだけ照れ臭そうに頬を染めた。**]
(146) 2023/03/01(Wed) 22:01:39

【人】 厨房担当 マシロ

 

  わ、わ〜〜っ、シャミせんぱぁいっ
  それはちょっとズルいですよ!


[ 正直少女漫画かと思った。>>128
  いつもの先輩大好き!の軽口へ返された破壊力の一撃に
  ついうっかり頬を林檎みたいに赤く染めてしまった。
 
寧ろ靡いて良いですか?

  さすがにそこまでのウザ絡みはしないけれども。

  何せ注文を複数抱えているもので
  先輩とはまた夜のシフト終わりにでも喋れるだろうし
  今は"客"として楽しめる会話に徹して欲しくて。* ]

 
(147) 2023/03/01(Wed) 22:06:01

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 熱いお茶ひとつの提供もお仕事だ。
  茶葉を用意し、苦味や渋みが必要以上に出ないように
  適温かつお客様の希望通りの熱さでお茶を淹れて。
  このお店の世界観に合うよう用意された
  シンプルなスートマークだけが刻印されたティーカップへ
  注ぐのは紅茶ではなく番茶である。 ]


  高野さん、お茶、お待たせしました!
  今からオニオングラタンスープ作り始めますね。
  飲み終える頃に丁度お持ちできると思います!


[ たくさん食べたい、と言ってくれたのが嬉しくて>>144
  私の頬は依然緩んだまま。

  ごゆっくり と再度告げ、オープンキッチンへ戻ろう。* ]

 
(148) 2023/03/01(Wed) 22:06:06

【人】 客 クリス

── あれはまさしく肉祭り ──

[俺を出迎えてくれた人は、大きく笑ってくれてた。>>145
俺はそれがとても嬉しかったんだと思う。]


はい!たくさんお召し上がりになります!!



[明らかに敬語がおかしかった。
会社では散々先輩に叱られてた。
けれどその時はそんな事気にする必要無くて。

たくさんの温かいもてなしを受けて。
お腹だけでなく心まで満たされた気がして。
知らない名前の呪文料理がいっぱい出てきて。
俺はにこにこしながら、たらふく肉を食べた。

俺を迎えてくれた笑顔がきっと。
俺がここの常連になるきっかけ。**]
(149) 2023/03/01(Wed) 22:08:37

【人】 会社員 レイラ


やったー!トマト好き〜!
楽しみにしてよっと。

[ジェノベーゼを注文すれば
可愛らしい店員さん――大咲だったか――がオーダーを承りながら>>122
遠藤と戯れているのを和やかに見つめる。>>123>>147
店員同士も仲が良いのが
この店の雰囲気に一役買っているな、と思う。]

ああ、でもそれはちょっと分かります。
視点かえると今まで見えなかったこと見えるっていうか…
え、ほんとですか〜!?嬉しいっ。

[料理が来るまでには少し時間があることだろうから
遠藤にそんな風に笑って答えつつ。
のんびりとカウンターの中を眺めて過ごしていた。

そんな折、不意に聞こえた大声に思わず振り向き。>>146]
(150) 2023/03/01(Wed) 22:14:31

【人】 客 葉月

[嫉妬も羨望も劣等感も、全部俺自身の問題だ。
いくらムカつくからって、それを一方的に相手にぶつけていい道理なんかない]

……春巻きみたいなっていうか、春巻きですよこれ。
イタリアン春巻き、ってさっき黒板に書いてありました。わりと変わり種なのかな?

[パリパリの皮をフォークで刺して一口。
チーズのコクとトマトの酸味、バジルの風味が鼻をくすぐった]
(151) 2023/03/01(Wed) 22:16:39

【人】 客 葉月

ん、……やっぱ美味いな。

[隣にいるのが誰だろうと、この店の料理が美味いことに変わりはない。自然と頬も緩んでしまう。
そして、美味しいものを食べたなら自然と心も満たされるのだ。少なくとも俺にとって、この場所にはそういう力があった。

もっとも、彼の心持ちがいつのまにか変わったことなど俺は知らない>>129
同じ店に通っていても、言葉を交わすことは少ないだろう──彼が話しかけてくれるのなら、無視することはないけれど。

それから時折。
胸の中に薄汚い黒いものを抱えた俺は、だからこそ、自分にないものを求めるかのように、同じ店にいる彼のことを目で追ってしまうのだった**]
(152) 2023/03/01(Wed) 22:17:01

【人】 会社員 レイラ


あははは。
びーっくりしたぁ。

[声の出所はカウンターに座る青年だった。
つい噴き出してしまったが
本人も自分の出した大声に気づいたのだろう。
照れくさそうな表情が目に入り。]

わんわん物語、私ちゃんと見たことないんだよねえ。
そんなシーンあるんだ?

[なんて、せっかくなので人懐っこく話しかけてみる。**]
(153) 2023/03/01(Wed) 22:18:24

【人】 厨房担当 マシロ

  ― 少しだけ前 ―



[ 神田がミートボール付きボロネーゼを注文したことへ
  挨拶代わりのお声掛けをした後のこと。>>136
  「天才」と言われれば、ふふん、と得意げに微笑んで
  なんなら遠慮なく胸まで張った。 ]


  そうでしょう、そうでしょう〜!
  ただでさえ美味しいボロネーゼにミートボールって
  もう最高じゃないですか?

  ご飯を通して、そんな時間を味わって欲しいんです。
  少しでも楽しいって思って貰えたら、いいな、って。


[ なんていざ口にするとやや恥ずかしい気持ちになるが
  これは店長へ頭を下げた時の志望動機で、本心だ。 ]

 
(154) 2023/03/01(Wed) 22:20:06

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 「幸せプラス」の話題でクッキーの話が持ち出されれば
  大咲の顔は少しばかり固まった。
  しかしこの店に就職して早三年目ユーザー、大咲真白。
  不信がられないようにパッと再度笑みの花を咲かせ ]


  え、あれ写真に撮ってくれてたんですか?
  嬉しい、ありがとうございます!


[ カメラを常時身に付けているのは知っているけれど
  自分のお菓子が誰かのフォルダに残して貰えているなんて
  正直思いもしていなかった。

  ふにゃ、と自然と頬は緩み、次いで ]

 
(155) 2023/03/01(Wed) 22:20:11
客 葉月は、メモを貼った。
(a34) 2023/03/01(Wed) 22:20:12

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ……えへ、ありがとうございます、神田さん。
  また作る時はちゃんと事前に教えますから
  その為にも定期的にご飯、食べに来てくださいね?

  「幸せプラス」は常に用意してお待ちしてます!


[ あのクッキーを作ってみようと思えたのは
  ここで働くうちに、大咲の孤独が癒えて来たからだ。
  誰にも食べられず冷えるばかりだった料理が
  この店、お客様なら、笑顔で美味しいと言ってくれる。

  ならお菓子も作れるんじゃないかと思ったのだ。
  ──二度目は未だ、作れずにいるけれど。

  でもいつか、作ってみたいとは、思うから。
  曖昧に濁しながら、神田にぺこりと頭を下げたのだった* ]

 
(156) 2023/03/01(Wed) 22:20:15
客 クリスは、メモを貼った。
(a35) 2023/03/01(Wed) 22:30:39

会社員 レイラは、メモを貼った。
(a36) 2023/03/01(Wed) 22:39:32

【人】 厨房担当 マシロ

  ―― オープンキッチン ―


[ さて注文はジェノベーゼパスタにオニオングラタンスープ、
  両方を同時に作るのはなんてことないタスクである。
  後者はお茶を飲み終わったら、というご指定なので
  じっくりめに時間を取っても良いだろう。

  そうしてカウンター兼キッチンに戻った大咲は、
  客同士や店員と客の会話を聞きながら
  提供する料理の調理を進めていたのだが ]


  わっ!?


[ カウンター席から大声が上がった。>>146
  まるでいつかの肉青年を想起させる声量だと思ったら
  向けた視線の先には、やはり彼がいる。 ]

 
(157) 2023/03/01(Wed) 22:42:25

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ミートボール付きボロネーゼ、大咲のオススメです!
  しっかり煮込んで柔らかいボロネーゼと、
  同じ食感にならないようにしっかりめに作った
  美味しいミートボールが入ってますよ。

  お肉大好き栗栖くん、どう? 作りましょうか?


[ この様子なら十中八九ボロネーゼを選びそうな青年に
  ジェノベーゼを頼んだ女性が話し掛けるのを見て。
  わんわん物語に関しては彼女に託そう。
  それ、大咲も気になります!

  そうこうしている間に海老、ジャガイモ、トマトで彩られ
  オリジナルで作られたジェノベーゼソースを
  塩胡椒で調整しながら絡めたパスタが出来上がる。 ]

 
(158) 2023/03/01(Wed) 22:42:31

【人】 厨房担当 マシロ

 

  お待たせしました、ジェノベーゼパスタです!
  バジルが引き立つように、オリーブオイルじゃなくて
  風味が控えめのグレープシードオイルを使ってるんです。

  ヘルシーな具材もたくさんなので
  ごゆっくりお楽しみください!


[ 使用されている食器は、
  白磁に黒いウサギのシルエット、トランプ兵のスート、
  それからアリスが読んでいる絵本の刻印。

  シンプルながらに世界観に良く合った食器も含め
  料理って完成するものだと、大咲は思っている。* ]

 
(159) 2023/03/01(Wed) 22:42:35
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a37) 2023/03/01(Wed) 22:46:05

【人】   タカノ

―― 隣の、隣 ――

 神田くん、こんにちは。
 そう、絶品だよ〜。

[ 人好きのする笑みを向けた彼>>134とは、
 所謂常連仲間、といったところだろう。

 互いなんとなし互いの職業は知っているけど、
 詮索するようなことはなく。

 ああいや、こういったものが食べたいのだけれど
 思い当たる店はあるかな、とかそういう意味で
 頼ることはあったかもしれない。 ]

 朝からサーモンとか食べるの?
 サンドイッチとか?良い食生活だねぇ

[ 嫌味のような気持ちはかけらもない。
 こちら、今朝は野菜ジュース、みたいな生活が
 板についてきているとこだから。* ]
(160) 2023/03/01(Wed) 22:47:44

【人】   タカノ

―― いつかの隣 ――

 わ、じゃあ合ってた。
 なんかほら、ベトナム風だと名前が変わったり
 するだろう?ほら、あの あれ。

[ 指し示すものが何であるか、
 多分どうでもいいことなのだ。
 だって今、目の前に美味しいものがあるのだから。 ]

 おいしいよねぇ

[ 美味しいものを、美味しいと食べる横顔。
 多分それが、貴方なのだろうな。

 その日は気分が良かったから、酒も少し
 頂いた。銘柄も、種類も、やはりおまかせで。

 そうして、たまたま合う隣人として、 ]

 またね

[ そう言ってわかれたはずなので、
 彼がなにか、救いとか、希望とか、
 そのようなきれいなものを求めて、視線で
 自分を捕らえる事があったとしても、
 気にすることは、なかったはずだ。* ]
(161) 2023/03/01(Wed) 22:47:58

【人】 客 クリス

[笑い声と共に声をかけられて。>>153


わっ……!!



[そこで大声を飲み込んだ俺は偉かったと思う。
『ピュアマーメイド』>>10の『ローレライ』>>11
自分が見間違えるはずがない。
だって1つだけ年上のアイドルの彼女は、憧れなんて生易しい程俺の青春だったから。
でもそこはぐっと感情を飲み込んで、笑顔を作った。

社会人歴は短いけど、ファン歴は長いです。


画面の向こうで、舞台の上で、何時も笑顔を向けてくれる彼女たちアイドルが。素の自分で居られる時間を邪魔するヤツは、ファンの風上にもおけません。
今、引退してるとか、そんな細かい事は関係ない。
にっこり照れ臭そうに笑った俺を、大声が恥ずかしかったと思ってくれたら良いな。]
(162) 2023/03/01(Wed) 22:47:58

【人】 客 クリス

[それから人懐っこい彼女に、ちょっとドキドキしながら笑いかける。]


あのね。俺もくわしくは覚えて無いんだけど。

わんちゃん2匹が、1つのお皿でスパゲッティーを食べてて。
長い長い1本の両端を、2人が咥えちゃうんだ。

それに気付かず食べ進めて……
ちゅっ
』って。
2匹がキスをしちゃうの。

恥じらう姿がとっても可愛らしいお話し。
ははっ。ちょっと恥ずかしいね。


[本当に。相手が誰だとしてもこんな話をするのは普通に恥ずかしい。気付かず上気した頬は、彼女がアイドルだからでは無かった。*]
(163) 2023/03/01(Wed) 22:48:12

【人】   タカノ

 ありがとう、よろしく頼むよ。

[ 希望通りの熱いお茶が運ばれてくる。
 別段、寒さを感じるでもないが、両手でカップを握り
 香ばしさを十分堪能した後、口をつける。


 ここのお茶はおいしい、というか。
 ここでしか、お茶は飲まない、が正しいかもしれない。

 ペットボトルのそれと比べるべくもない味だが
 別の場所では飲む気になれないのだ。 ]

 楽しみにしてる。

[ 彼女がキッチンへ>>148戻っていく。
 誰かと誰かの話し声、そこに淀みや濁りはない。
 この空間が、心地よい。

 死なぬために、腹を満たすために、
 それ以外の時間が、ここには、ある。* ]
(164) 2023/03/01(Wed) 22:52:17

【人】 店員 チエ

[あの日。
 面接――と言っても、対応してくれたのはきれいな女の人(つまり店長)だったし、ぎらぎら品定めするような威圧感もなくて、気づけばスムーズに働くことが決まり。
 2年? 3年? どっちだっけ。まあ何にせよ、それくらい時間が経った。

 それでも、もともと料理は趣味みたいなものの域を出てなくて、ナギさんシャミさんケイちゃんマシロちゃんに比べたら、まだまだ見習い。
 けど、いつか、いつかね。なんて、夢見るだけなら許されたい。

 そう、今日だってその味を学びにね。そんな建前で、会計をしてる。]
(165) 2023/03/01(Wed) 22:55:59

【人】 店員 チエ

[料理をしてたのも、反骨精神みたいなもの。
 男子厨房に〜なんて古くさい概念とまでは言わないけど、やっぱり高校くらいまでは、料理とか女子かよ、みたいな感性はどこからか芽生えるらしく、話の種にされることもあった。

 何でだよ。人間食べなきゃ死ぬんだぞ。
 ナマも割と死ぬんだぞ。調理をしろ調理を。
 おいしいものは人類共通好きだろうに。
 そんな思いでキッチンに立てば、案外食べられるものができるもので。
 食べておいしいなら、次も次もとやるうちに、ちょっとは出来るってだけだった。
 オシャレな料理の名前とかは知らない。肉を焼いて炒めて、スパイスで煮込んで。そんなのばっかりだ。

 なもんだから、お客さんに出すような料理を作るためにこの店の厨房に立ったのは数えるくらい。
 だいたいはまかないで、店のみんなに食べてもらうばっかりかな。]
(166) 2023/03/01(Wed) 22:56:18

【人】 店員 チエ

[さぁて。
 今日はいったい何が食べられるのかしらん。
 アパレルや手芸店やのショッパーぶら下げて、うさぎ穴のドアを開ける。]

おはよーございまっす!


[店のみんなにかける声が他に思いつかないから、いつも超重役出勤みたいになる。
 荷物があるので、今日はテーブルにつこうかな*]
(167) 2023/03/01(Wed) 22:57:01

【人】 厨房担当 シャミ

 そうだよね、新しいことを始めようとすると、元いた場所が違った姿に見えて驚いたり


[ゆっくり隣席の客と話しながらでも、そもそもの量が少ないからパスタは最後のひとくち。
バジルの葉が、後味に華やかな彩を添える。
空腹で荒れた胃は、今度は態度を変えて満腹を訴えはじめた。
少しやり過ごせばまた何か食べたくなるのだけど]
(168) 2023/03/01(Wed) 22:57:31

【人】 厨房担当 シャミ

[お肉の人>>146の元気な声に、端の持ち上がった唇を水のグラスに寄せた]


(スパゲッティでキス!?)


[耳を傾けていれば、そういう物語のシーンがあったらしい。
なにそれ可愛い。
ミートボールのパスタといえば、なんだか怪盗とガンマンが奪い合いをしているようなシーンはうすく覚えがあるけど、あれはたぶん可愛らしい話ではなかったと思う]
(169) 2023/03/01(Wed) 23:03:39

【人】 会社員 レイラ

[見守る大咲の内心は露知らず>>157>>158
知らず飲み込まれた声に小さく首を傾げた。>>162

ちなみに、過去のことに関しては
高野くん>>93と同じようなスタンスだ。
元来の物おじしない性分が災いして
厄介ごとにならないようにだけ気を付けている。
別に隠してはいないし、そもそも7年前のアイドルなんて
もう忘れてしまった人も多いだろうと思っていた。
そう、何か思い入れがあるとか、ファンでない限り。

ともあれどことなく頬を上気させた照れくさそうな彼。
彼をかつて店内で見たことはあったかもしれないが
こうして話しかけるのは多分きっと初めてかも。

流石に自分の顔が整っている自覚はある為
相手が年若い男性だと
こういう反応をされることも少なくない。
故にあまり深く疑問には思わず。]
(170) 2023/03/01(Wed) 23:05:58

【人】 会社員 レイラ


へえ〜〜……
あっ、そういえばCMか何かで
そのシーンだけ見たことあるような気がしなくもない!
あれってわんわん物語だったんだ。

なるほど、ポッキーゲーム的な。
ふふふ、確かに可愛いね。

[話の内容もそうだけれど、
恥じらいながら話してくれる彼は
多分同じくらいの歳だと思うのだけれど
何だかピュアな感じで可愛い。
くすくす笑って目を細める。

ちなみに怪盗とガンマンのシーンは知ってます。>>169
私もミートボールパスタと言われるとそっちが先に浮かぶなど。
]
(171) 2023/03/01(Wed) 23:07:55

【人】 客 クリス

[そうして『わんわん物語』の話しをしながら。
俺のお腹がどこに向いてるかなんて、もうすっかり分かってるだろう大咲さんが、ミートボール付ボロネーゼをお勧めしてくれる。>>158


はい!お肉大好き栗栖。
ミートボール付ボロネーゼを注文します!

大咲さんお願い出来ますか?


[そう言えば、ふと、大咲さんのお名前真白さんだったなって思い出す。
何故思い出したかだって?
ミートソースを食べるからだ。
白シャツだけど、今日は黒いセーター着てて良かった。
ミートソースが襟に跳ねないと良いな。
そんなことを思ったら、彼女の白いリボンが目に入った。

白いシャツにミートソースを跳ねさせた前科数犯。
俺の不埒な考えが、彼女に見透かされませんように。*]
(172) 2023/03/01(Wed) 23:08:00

【人】 客 クリス

[そして俺は挨拶>>167が聞こえたので反射的に挨拶した。]


おはようございます!!



[元気さと素直さと挨拶だけは。
俺も会社の先輩から褒められてる。*]
(173) 2023/03/01(Wed) 23:09:54

【人】 厨房担当 シャミ



 おはよう、チエ
 もう昼だよ


[ランチタイムに厨房にいることはあまりない店員は、その重役出勤も新鮮に見える>>167
向こうにしても、客席にいる姿もスカートの格好も珍しいかもしれないが。

カウンターではなくテーブル席へ向かう、その荷物に目をとめた]


 お買い物? なにかいいものあった?
(174) 2023/03/01(Wed) 23:10:21

【人】 客 クリス


[因みに。本当因みに。肉を焼いて炒めた物。大好物です。
スパイスで煮込むとかなにそれご馳走かな?>>166

 
(175) 2023/03/01(Wed) 23:12:52

【人】 会社員 レイラ


なんかそんな話すると
ミートボールのパスタ見るたび思い出しそうだけど。

やろうと思えば人間同士でも出来るのかなあ。
パスタの端っこ咥えてちゅー。
でもカップルが店でやってたら
流石にだいぶ目立つよね〜。


[あはは、と笑いながらやや話を脱線させつつ。

彼もさっきおススメされていたパスタを>>158
素直に注文するようだ。>>172

ちゅー云々はともかく、
普通に美味しそうであるので感想を窺いたい所存。]
(176) 2023/03/01(Wed) 23:15:58

【人】 店員 チエ

おお……意外なとこから……

[>>173まさか客席の方から返事があるとは思わなかった。
 お肉食べたい栗栖さんを見かけたら、胃がお肉に偏る。
 ああだって、おいしいってわかってるんだもの。]

ボクも今日はお肉にしよっかなー。
栗栖さんとおんなじやつ。

[カウンターに珍しくシャミさんもいたから、今日は何を食べて、あのすてきな料理を作り出す舌は何を感じたのかな、なんて知的好奇心、学びの意欲もあったけど。
 肉はそれを淘汰してしまうのだ。肉なので。
 シャミさんの選択がそんなにボリューミーなパスタだとは考えもしてない。
]
(177) 2023/03/01(Wed) 23:16:45

【人】 役者 セロ

 「しゃしんしゅう……」
 「いますぐにってわけじゃない。まだ学生だからね。ただ、君の容姿だったら今後そういう仕事をやっていくのもいいと思うんだよね」
 「いやです。絶対いやですやりません!!!」

 引き留める声を無視して逃げるように事務所を飛び出す。
 
 本当は舞台だって嫌だった。でも、「演技の幅が広がる」といわれればやるしかないだろう。
 この見た目がコンプレックスであることは知っているはずなのに。
 
 写真集なんて……そんな恐ろしいこと……!!

 走って、走って、息が切れて立ち止まる。
 呼吸を整えるために深呼吸すると、いい匂いがしてくることに気が付く。顔をあげた先、道の向こうに『Madam March Hare』はあった。
 
(178) 2023/03/01(Wed) 23:18:06

【人】 役者 セロ

 店先のうさぎに誘われるようにドアを開けると、シンプルだけれども可愛らしい店内に心を奪われる。
 店員に促されるままに席に座り、メニューに目を通す。
 
 お昼、まだだったな……。
 定番らしいパスタセットは量も味も抜群で、そのあたたかな美味しさに荒波のような心が凪いでゆく。
 零れる涙は料理がおいしいからだ。人目も憚らず泣きながらパスタを平らげ食後のデザートが運ばれてくるころには、すっかり機嫌は治ってしまった。

 そんなことがあってから数年、事務所の帰り、仕事に行く前、休みの日、ことあるごとにその店へいくようになった。
 お店のことは事務所にも、担当しているラジオ番組でも言ったことはない。至福のひと時を邪魔されたくはなかった。
 役者として憧れの人や>>25、夢中になって応援していたあの人>>10を見かけたときには心臓が止まるかと思ったけれども。
 
 (声をかけてもいいのかな、でもプライベートできてるんだし……。)

 はたして声をかける勇気はあっただろうか。メニューを見るふりをして、こっそり見ていただけかもしれない。**
(179) 2023/03/01(Wed) 23:18:24

【人】 客 クリス

[なんかもう、少し大人びた隣の人が笑うと、急に恥ずかしくてたまらなくなって。思わず顔を覆いたくなってしまった。]


あ。本当だ。言われてみれば、ポッキーゲームだね。
……
したことない。



[断じて。彼女は俺が可愛いなどと言ってはいない。
しかしこの頬に熱が集まる感じをどうすればいいのやら。
俺は本気で照れ笑いをしてしまった。

ミートボールのパスタ早く来ないかな。
今日のスープはなんだろう?**]
(180) 2023/03/01(Wed) 23:19:25

【人】 会社員 レイラ

[そんな話をしているうちに
目前にジェノベーゼが運ばれてきたので
わあ、と目を輝かせた。>>159]

わー!おいしそー!いただきまーす!!
すごいバジルのいい匂いがする〜!

[お洒落な食器に盛られた料理が
鮮やかに皿を彩っている。
ヘルシーというのも女心には嬉しい響き。
食欲をそそるバジルの風味にすん、と鼻を鳴らし。
フォークをくるくるとパスタに絡め、一口。]

ん〜〜〜おいしい!!
これ、具材は何入ってるんですか?

[ハフハフと満足そうに頬張りつつ、
そんな風に尋ねたりしていただろう。**]
(181) 2023/03/01(Wed) 23:20:02
  タカノは、メモを貼った。
(a38) 2023/03/01(Wed) 23:22:27

役者 セロ は、メモを貼った。
(a39) 2023/03/01(Wed) 23:23:09

【人】 フロア担当 フィエ

[昼間は結構忙しいのだ。割と見知った人も多く、これだけいるとフロアの方が忙しくなる。
なので、常連さんといえどあまり会話を交わす余裕はなく忙しくまめに動き回り、オーダーを取り、紅茶とコーヒーを淹れていたのだが]

あ、はいっ!全部ではないですが今日のチーズタルトは私です。
今日は学校も休みなもので。
よろしければ後で感想いただければと。

[全てオリジナルでいくならクランブル風にするのだが、それは腕を振るうべき別の機会もあるだろう。ということで出勤自体が珍しい昼間は、おとなしくランチタイムの裏方に徹させてもらおう。*]
(182) 2023/03/01(Wed) 23:23:31

【人】 客 クリス

[彼女は何を言い出すのか???!!!>>176


にっ
……んげん同士でも出来ると思うけど。


アレはこう。意図しないから可愛いのであって。


[俺は一体何を言って居るのか。そろそろやめとこう。
ああ、でも、これだけは言わせてくれ。]
(183) 2023/03/01(Wed) 23:24:09

【人】 客 クリス



カップルが店でやってたら、家でやれって言うと思います。



[それだけは断言させてもらおう。**]
(184) 2023/03/01(Wed) 23:24:20

【人】 フロア担当 フィエ

(ところでもしかしてうちの店、芸能関係の出入り多い………?)

[なんて事を、最近時々考えるようになった気がする*]
(185) 2023/03/01(Wed) 23:25:39

【人】 店員 チエ

だってなんか、店に顔出すのに他になんて言ったらいいかわかんなくない……?
シャミさんはむしろ早い感じする。お昼いるの珍しいね。

[>>174昼なのはわかってる。しかもそこそこしっかり午後だ。
 だけどこんにちはも違う気がするし、お邪魔しますも変だろう。自分の働いてる店に無言で入ってくるのは感じ悪いよ?]

そ。お買い物ー。
服とか、あと服とか?
それとちょっと、試してみたいことあって、その材料とか。

[荷物はアパレルショップのものだけじゃなく、手芸店のものもあった。
 中身はボタンやレースやフリルやリボン……に加えて、パステルカラーのボアやファーの生地がいくらか顔を見せている。]
(186) 2023/03/01(Wed) 23:27:19

【人】 会社員 レイラ


え、ポッキーゲームしたことない?
……あーでもそんなふつーにしてたらやる機会ないかー。

[ちなみに玲羅はありますよ。>>180
バラエティの企画で同じグループの女の子相手に。
でもプライベートでは確かにないな。]

どっちかっていうとカップルがじゃれ合ってやるイメージだけど
まあそれだとチューしちゃうかも?的なドキドキはないよね。

[更に真っ赤に顔を染める彼を見つつ
にま〜っと目を細める。>>183]
(187) 2023/03/01(Wed) 23:32:48

【人】 フロア担当 フィエ

[と、ふと見知った顔が元気な声で店内に入ってくる>>167のがわかった。]

おはようございます、チエさん。
もうお昼ですが……

今日はそちらですか?

[そちらというのは客として来ている、という意味。
昼シフトのことはやはりあまり詳しくないから。]

あの人…クリスさんと同じということはミートボールのボロネーゼですね。
デザートとドリンクは食後にしますか?

[などと普通に応対するけれど、実のところよくこの人のことはわかっていないのだ。下手をすると性別すらも。
別にそんな事は接客の仕事には関係もなし、気にしたことはないのだけれど。

とにかく注文は厨房に通しただろう*]
(188) 2023/03/01(Wed) 23:32:51

【人】 店員 チエ

[しかし、なんだねこの空気は。
 ミートボールのパスタを頼むとキスするみたいな雰囲気じゃないか?
 しないよ? しないったら*]
(189) 2023/03/01(Wed) 23:34:01

【人】 会社員 レイラ


でもさ?
それは見るほうの話で、
やる方だったらまた変わるんじゃん?

たとえば付き合う寸前とか、付き合いたてくらいの
いい雰囲気の子がさ〜
パスタ食べてる時にふいに端っこ咥えてくるみたいな…
ちょっとグッと来たりしない?どう?


[自分もなにを言っているのか。
いや、反応が面白くて。つい。]
(190) 2023/03/01(Wed) 23:35:43

【人】 会社員 レイラ

[しかしながら続いた言葉には>>184]

それはそう。


[と、思わず真顔でうなずいてしまった。せやな。**]
(191) 2023/03/01(Wed) 23:36:39

【人】 厨房担当 マシロ

 

  はいはーい、お任せあれ!
  正直返事聞く前にボロネーゼの確認したからね!


[ お肉大好き(共通認識)栗栖が大好物を前に
  ジェノベーゼやカルボナーラを頼む訳がないのである。
  彼のお肉好きは真性だ、と大咲は思っているし
  実際本当にそうなのだろう。すさまじい熱量だ。

  ちなみに自分の名前を連想されているとまでは
  流石の大咲も全くこれっぽっちも考えてはいなかった。
  確かに真白と書いてマシロと読むし
  ミートソースは跳ねたら確かに白に滲みますけども! ]

 
(192) 2023/03/01(Wed) 23:39:04

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ わんわん物語に関する解説は「はえ〜」みたいな内心で
 しかしそんな感想を零さないよう必死に気を付けていた。
  そんなときめき要素あったんだ……と思いながらも
  調理を進めていけば、大きな挨拶。>>167 ]


  チエさん、おはよう〜
  店長より重役出勤だぞ……って、非番か。


[ ショッピングバッグの荷物とシフト表を脳内照合し
  出勤か?と思うような挨拶に思わず微笑んでしまう。
  可愛いおすすめのブランド教えてよ、なんて
  チエには休憩時間良く聞いたりしているけれど
  今日はどこの店へ寄って来たんだろう。 ]
 
(193) 2023/03/01(Wed) 23:39:09

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ミートボール付きボロネーゼを食べたカップルは
  長続きするみたいなジンクス広まったりしない?
  ……しないか。


[ カウンターの栗栖と貝沢のやり取りは何とも微笑ましいが
  >>184だけは心底同意の一言である。
  別にカップルに恨みはないし恋人関連の傷も無いけれど
  物事にはTPOというものがあるのであって、以下略。 ]


  あ、ジェノベーゼパスタの具材はですね……


[ 答えようとして。>>181
  時が止まった。いや物理的じゃなく精神的に。>>190 ]

 
(194) 2023/03/01(Wed) 23:39:13
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a40) 2023/03/01(Wed) 23:39:51

【人】 厨房担当 マシロ

 


  (いきなりパスタの端咥えてくる恋人とか好きな子って
  壁ドンとかよりビビったりしないもんですか……?)


[ それが最近の流行りなんですか? どうなんですか!?

  大咲には流行りが分からぬ。
  しかしお客様同士の、いくら謎めいた会話とはいえ、
  堂々と突っ込むのは気が引けた。
  最終着地点は同意である。>>191 ]

 
(195) 2023/03/01(Wed) 23:41:06

【人】 厨房担当 シャミ


[ちなみに。
肉をスパイスで煮込んだまかない、すごい美味しかった>>166
まかない、愛している。
自分では思いつけないような調理の閃きや、逆に染み渡るほど素朴な味付けや。
それに若い子の成長までもたくさん見られて、美味しい。しかもタダ。最高である。

極上の食材を使って自由に料理できて、それをいっぱい食べて喜んでくれる人までいて、さらに交流もできて、味見させてもらえてタダでまかないを食べられて、しかもそのうえなんと!お賃金までもらえるのだ。
ここは天国か?]
(196) 2023/03/01(Wed) 23:41:40

【人】 厨房担当 シャミ


 ええ? ただいまって言うのはどう?
 今日はね、午前にケータリングの方の打ち合わせしてた


[とあるママ友の会のちょっとしたホームパーティー、だそうだ。
ちょっとしたパーティーというものが実在することを、新事業はじめてから知った。世界は広い]


 服とか?
 新作ファッション楽しみ


[多才な子>>186だ、多分、すごく器用なのだろう。
ワードローブがモノトーン(メンズ服)に偏りがちだけど、可愛い子が可愛いファッションをしているのを見ると、しみじみと、可愛いなあと思う。
自分が着たいのではなくて、眺めたい。
それは唐揚げを作るときの気持ちと似ている]
(197) 2023/03/01(Wed) 23:41:53

【人】 厨房担当 マシロ

 

  え、えーと、ジェノベーゼパスタの具材は
  バジルにグレープシードオイル……って、違う、
  これ素材だ

  海老とジャガイモとトマトです!
  後、細かく刻んだ炙りベーコンも。


[ うっかり調理の素材を話すところだった。
  危ない危ない。

  カウンター席の他のお客様方は平然としていただろうか。
  或いは自分と同じような反応だったか?
  動揺を隠そうとして隠せないまま、調理を続ける。** ]

 
(198) 2023/03/01(Wed) 23:44:17

【人】 店員 チエ

うん。……あ、忙しい?
あんま忙しいようならこのあとヘルプするけど。

[>>188今日はそちらですか、に素直に頷いてから、結構人数の多い店内を見渡す。
 時間外労働はあんまりしないタイプだけど、忙しいならしょうがないしね。]

ドリンクは先持ってきてもらっちゃおうかなー。
アイスティーで。買い物してきて喉乾いちゃった。

ミートボールのボロネーゼ、響きだけで楽しみ。
デザートは何かな〜。

[フィエとはフロアで一緒に動くことも多いから、こちらは勝手に仲がいい認識を持っている。
 とはいえ、みんなと仲がいいつもりなんだけどね!]
(199) 2023/03/01(Wed) 23:45:40
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a41) 2023/03/01(Wed) 23:46:26

【人】 店員 チエ

マシロちゃんもおはよ。
店長より重役だったら流石にもっと焦ってるよー。

[>>193今日のショッピングバッグの中身は、たっぷりのフリルと編み上げの細いサテンリボンが印象的なワンピース……いわゆる"地雷系"というやつ。
 マシロちゃんの好みかどうかはわからないが、似合いそうだなー、なんてカウンターから彼女を眺めて脳内で着せてみたりして。

 しかし、服に罪はないのに地雷系とは、失礼しちゃうよね。]
(200) 2023/03/01(Wed) 23:57:19

【人】 厨房担当 シャミ


(一つの皿から二人で食べるっていうのはまあ、盛り上がるかも
 でもなんかちょっとパスタを端から啜るのは気になっちゃうから、それなら蕎麦の方がいいんじゃないか。一杯のかけそば、っていう故事もあるし。長さを倍にして切った蕎麦とかどうかな、今度打ってみようか)


[ポッキーゲームとか恋人のTPOとかはスルーして、別のことに思考を飛ばしていた]
(201) 2023/03/01(Wed) 23:59:49

【人】 厨房担当 シャミ



 ん、忙しくなってきた?
 それなら私は食べ終わってるからヘルプ入ろうか?
 チエはゆっくり食べてよ、たくさん歩いて足も疲れてるかも


[立ち上がって、フロアのフィエ>>188に渡さずに自分のパスタボウルとグラスを持つ]
(202) 2023/03/02(Thu) 0:01:33

【人】   タカノ

―― ラジオ収録 ――

 こんばんは、高野景斗です。
 今夜は月がキレイな夜ですね、と先程
 スタッフさんと話していたら、古い口説き文句だと
 言われました。

 心外です、好き好んで婚活中58歳独身男性を
 口説く趣味はありません。

 いつも言ってるじゃないですか、
 ふくふく笑う女性がタイプだって。失礼しちゃうよね。

 とは言え、本当に雲もなく綺麗な夜空でした。
 ほんの少し、余裕があるなら、
 外を眺めてみてください。暖かくしてね。

[ 用意された原稿を読むだけで手一杯だった若かりし頃の
 自分へ、かなり適当に喋って大丈夫だよ。ゲストさんのほうが
 いつだってしっかり準備してくれているから。

 プライベートでは、それなり社交的には
 喋る方だけれど、あまり自分の話はしないかもしれない。

 何を食べたって美味しいと言う、てきとうなひと
 だとか思われているかも。 ]
(203) 2023/03/02(Thu) 0:02:36

【人】 フロア担当 フィエ

ん?あ、いえ!そういうんじゃないです。
こちらは問題なくやれてますんで。

私もいずれはこんな感じのお店を持ちたいですし、このぐらいは今のうちからきりきり回せないといけませんから。

[それはまあ半分言い訳だが、このぐらいならフロアはまあ問題ない。いざとなれば厨房の方のスタッフもヘルプで呼ばせてもらうのだし。]
(204) 2023/03/02(Thu) 0:02:47

【人】 フロア担当 フィエ

なるほど。アイスティーで先にですね。
デザートはベイクドチーズタルトです。
今日は私も手をかけてるのでお楽しみに。

ではお待ちを。

[と言ってオーダーを厨房に通す。
アイスティーは私が淹れてすぐに。しばらくすればパスタにサラダ、スープも。
買い物帰りなのだろうか。私はこちらではあまり着慣れた服がなかなかなかったり、学生の身分で自由に使えるお金が少なかったりで、その辺は素直に羨ましく思うのだった*]
(205) 2023/03/02(Thu) 0:02:52

【人】   タカノ

 今度始まるミニコーナー、俺は止めたんだよ
 それ誰に需要あるの?って。
 でもそれを公式SNSで発信したら、ものすごい
 反響くれたんだってね、ありがとう。

 まだ俺のことを演者だと思ってくれている人が
 たくさんいるって聞いた、すごくありがたいよ。

 ……これは内緒の話しなんだけど
 内緒だから皆さん、気づいても知らないフリを
 しててね?お願いだよ。

 もしかしたら近いうちに、動いて喋る高野を
 お届けできるかもしれません。

 見つけたら、見つけたよってお便り
 くださいね。待っています。

 来週から始まるミニコーナー、サウンドドラマ風の
 作りになるんだそうです、シチュエーションなんかも
 募集しているんだってさ。
(206) 2023/03/02(Thu) 0:03:25

【人】   タカノ

 めちゃくちゃ無難なレベル1から行きたいね
 リスナーの良心を、信じているよ。

[ きっと、現実よりもずっと、
 この場所のほうが俺はお喋りだし、
 リスナーなら知っていることが多いかもしれない。 ]

 それではまた来週、お相手は、
 高野景斗でした。

[ 受け持ちのラジオ番組は二つ。
 おやつ時より少し前の時間帯の情報番組と、
 深夜近く>>110だるだると喋るだけの今日のもの。

 よもや近い場所にリスナーがいてくれるとか
 考えも、しないよね。** ]
(207) 2023/03/02(Thu) 0:03:49

【人】 客 葉月

-過去/なりたいものの話-

[ずっと、“男”になりたかった。

……勿論、生物学的な話ではない。それで言うなら生まれた瞬間からずっと男ではあったので。
そうじゃなくて、在り方の話だ。

男だから、泣いてはいけない。
男だから、女の子には優しく。
男だから、強くなれ。懐の広い男になれ。

それは誰かにとってはきっと呪いの言葉で。>>132
けれど俺にとっては──他ならぬ“自分”にどうしても自信が持てず寄る方のない俺にとっては、それはある種分かりやすくて落ち着く指針でもあったのだ]
(208) 2023/03/02(Thu) 0:05:26
  タカノは、メモを貼った。
(a42) 2023/03/02(Thu) 0:05:46

【人】 客 葉月

[勿論これは俺にとっての話で、他の男性にまで押し付けようとは全く思わない。
逆に、“女だから、◯◯をするべき”なんて考えも持ち合わせていなかった。
女の子は女の子であるだけで可愛いし尊い。強いて言うなら俺のことを好きになってくれたら嬉しい。それだけ。

……自分の中でこの理想に一番近いのがシャミさんという女性な時点で>>88、まあまあ破綻した理論ではあるのだけれど。

でも俺はそうと知りながら、何度もこの言葉に頼っていた。
──だってどうせ、“俺は葉月佑一だから”なんて理由では頑張れる気がしない
]
(209) 2023/03/02(Thu) 0:06:27

【人】 客 葉月

[だから、あのとき。
常連とは言えど毎日通い詰めているわけではないから、俺はまだあの子の性別を知らなかった]

それ、重くないですか?
……良かったら俺、持ちますよ。

大丈夫です、“俺、男なんで”。こう見えて力はありますから。

[食材の入った重そうなケースを抱えた“彼女”に、俺はそう声をかけたのだ。
──はたしてそのとき、“彼”はどう思ったのだろう**]
(210) 2023/03/02(Thu) 0:07:43

【人】 グルメライター ヤワタ


 あ〜やっぱり、そうだよねぇ。
 「ここの」は間違いがないんだ、僕は知ってるんだ。

[絶品>>160はハーフサイズ。
自分もそうしていれば、彼と同じもののハーフも入ったかなと思う気持ちはあれど。
いやいやミートボールぞ?ハーフだと量が減るが?と自分の選択に自信を持つ。

以前店の心当たりを問われた時のことを思えば、彼も自分の職業を知っているのだろうが、業界で揉まれた人間の探り方は匙加減が絶妙で、喋り過ぎて身バレを危ぶむことなくアドバイスできたと思う。
あの時エアドロップしたショップカード画像が彼の役に立ったかは聞いていない。
自分から聞いて「聞きすぎて」しまうことを恐れている。]
(211) 2023/03/02(Thu) 0:10:30

【人】 グルメライター ヤワタ


 そうそう、「スモーブロー」っていう、ライ麦パンのオープンサンド。
 スモークサーモンとクリームチーズにフェンネルのソースかけたから、
 今日はジェノベーゼもちょっと被るなって。

[此方のジェノベーゼはバジルと松の実だろうから、味は異なるだろうが、朝とはガラッと印象を変えた食事がしたかったのだ。

含みを持たない言葉は当然嫌味に聞こえることもなく。]

 朝からサーモン、いいよ。
 めっちゃアガる。

[ニッと笑ってお勧めした。
此方としても純粋にお勧めする気持ちだけ。]
(212) 2023/03/02(Thu) 0:10:39

【人】 グルメライター ヤワタ

[さて、自分のパスタの発案者である真白を褒めたところで、得意げな反応が返ってきた。
下手に謙遜しないところが自分にとっては好ましい。]

 うんうん、マシロちゃんがそう思ってくれてるから、
 ここでの食事は少しなんかじゃなくいっぱい楽しいんだよ。
 あ〜出来るのが待ち遠しい!

[チラリとカウンター奥に視線を投げる。
ソースは煮込みがいるから既に仕込んであるのだろうが、パスタはその場で茹でられるので、ファーストフードのように短い待ち時間では出てこない。
だが待っている間もこうして店員と話したり他の客と話していればいつもその時間はすぐに過ぎる。]
(213) 2023/03/02(Thu) 0:11:16
客 葉月は、メモを貼った。
(a43) 2023/03/02(Thu) 0:11:38

【人】 グルメライター ヤワタ


 
……・・


 ・・うん、ほら。

[いつも打てば響くような真白の反応に、ほんの少しのラグ。>>155
「試作品」が定番としてメニューに加わっていないことも考えれば、今のは失言だったのかもしれない。
だがそれを真白が「神田に見せたくない」と笑顔になる選択をしたのなら、鈍いフリでやり過ごして、今後は話題を振らないようにしようと思った。

写真自体は喜んでくれたようだから、ざっとスクロールして、スマホで飼っている真白の三月うさぎを表示させる。
プライベートで撮って、SNSにも載せない写真は、加工もしていないそのままのデータとして「うさぎ」フォルダに入れられている。]
(214) 2023/03/02(Thu) 0:12:10

【人】 店員 チエ

ただいま? えっシャミさん今日ただいまって言って入ってきた?
だとしたら聞きたかったな。

[>>197つまり自分では想像がつかなかったって話。
 やっぱりおはようでいいんじゃないかな……]

あー、そっちもあるもんね。
なんかお花見とかしたいな、シャミさんの料理で。
今年桜早いらしいよ。

ん。こっちはね、ぬいぐるみ作るんだ。
最近流行りだし、うさぎのぬいぐるみとか映えるかなって。
かわいくできるといいんだけど、まずは練習だね。

[多才と思われてるとは知らない。
 もし聞いたら、下手の横好きのほうが似合うんじゃないだろうかなんて照れ隠し半分笑うだろう。]
(215) 2023/03/02(Thu) 0:12:27

【人】 グルメライター ヤワタ


 うん、待ってる。
 サプライズでもいいよ?
 空振りにさせないくらい通うから。

[「また作る時」は近々ではないのかもしれない。>>156
少なくとも今、具体的に約束出来ないのだろう。
その理由は知らないし、無理に聞く気はない。
ただ、「待ってる」ことは伝えたかった。

頭を下げた白うさぎは離れた席に向かう。>>70]

 そーだね。
 来た時にマシロちゃんがいるだけで、もう「幸せプラス」は貰った気分かも。

[独り言のように呟いた言葉が本人の耳に届いても届いていなくても構わない。
視線は自分のランチの元へ。]
(216) 2023/03/02(Thu) 0:12:33

【人】 グルメライター ヤワタ

[白磁のボウルは忙しいランチタイムでも外側までピカピカだ。>>55
縁のマークはオレンジのダイヤ。
ゲイザーのイヤーマフを指さして「お揃い」と微笑んだ。]

 っはぁあ……あ〜もうこれは見た目から優勝してますわ……。
 ボロネーゼって粗挽きの方が食べ甲斐あって好きだけど、ミートボールあるもんな、ほろっとなりそうなくらい細かいのが「正解」って感じする。
 全体が茶色いからイタリアンパセリの色味が印象を引き締めてていいね。

 いつものように写真を失礼……。
 カメラロールのパスタ画像もだいぶ溜まったな〜。

[横に置いたカメラはそのままに、先程真白に見せる為に出したスマホでパスタの写真を撮る。
まだ湯気が立つ内にカシャリと収め、スマホを一旦スラックスのポケットに仕舞ってから再びおしぼりで手を拭いた。]
(217) 2023/03/02(Thu) 0:13:27

【人】 グルメライター ヤワタ



 いっただっきまーす…… あ〜〜〜〜匂いが既に旨い……幸せ……
 じゃあまずパスタから……
 平打ちだから小っちゃい挽肉が乗りやすくていいね。
 んっ!これは……もっちもちで……あ”〜〜〜ソースぶわっと来る……
 野菜の形なくなるくらいまで煮込んだコクがふっかいやつ……なんだこれ玉ねぎとセロリとトマトと……?

[記事にするつもりもないが、美味いものに出逢ったらつい褒めちぎってしまう。
この感動を言語化することで、後で記憶を探りやすくなる気もするから。]


 で、ミートボールちゃん……!
 思ってたよりおっきいけど、これくらいなら女性でも一口でいけるかな。
 あーん……

      んんんんんん!

[言語化どこへ行った。
顔のパーツを中央に集めた表情のまま、ふるふると震えること暫し。]
(218) 2023/03/02(Thu) 0:14:03

【人】 グルメライター ヤワタ


 これ、ミートボールはソースのコクが深まるまで煮込んだら崩れちゃうから別で火ぃ入れてソース絡めてるんだろうけど、その割に挽肉の隅々までソースの旨味が浸透してて、噛んだらそれが肉汁と一緒に口にぶわぁくるの。
 でもしっかり存在感あって簡単には崩れない、なのに肉はやらかい、うわあ。
 ツナギって卵とパン粉がふつうだけど……ゼラチンでちょっと固めてあったりすんのかな。
 ハンバーグ並に肉汁感じるミートボールて初めてなんだけど。

[喋っていても咀嚼音を立てない顎関節の強さである。
小さな肉片ひとつ白磁からはみ出させないまま完食し、はあ、と溜息を吐いた。]

 ……もうないの何らかのバグでは??

[噛んで味わった記憶もあるのにバグもなにもないのだが。
ベイクドチーズタルト、まだかな〜。**]
(219) 2023/03/02(Thu) 0:15:08

【人】 厨房担当 那岐

[さて、本日のランチは。

 ミートボールのボロネーゼにカルボナーラ。
 それにジェノベーゼ。
 よく出ているのはボロネーゼだろうか。
 ミートボールもついているからお得感があるのか。

 カウンターの向こうを見てみれば、
 珍しく昼に見ない顔の同僚までちらほらと。>>197>>199

 目が合うようなら軽く会釈に留め置いて。
 手は動かし続ける。
 すごく混雑している、という訳でもないがランチタイムも中々に戦場だ。

 じゃが芋は皮を剥いて角切りに。
 トマトは敢えて皮を残したままじゃが芋と同じサイズに。
 海老は背わたを取って、片栗粉と塩と水でよく揉み込んでから、塩と酒で火にかける。
 海老は、殻を剥かないまま茹でた方が味が出る。]
(220) 2023/03/02(Thu) 0:15:54

【人】 厨房担当 那岐

[ジェノベーゼに必要なにんにくは、
 匂いを気にする方もいるからできるだけみじん切りに。
 ベーコンは塩気が味を引き締めるだろう。

 先に具材たちをフライパンに放り込んで炒めると、
 厨房中に香りが漂っていく。
 トマトの酸味が鼻を擽って、自身もまだ食事をしていないことを思い出した。
 だが、それはランチが終わってからの話。
 今はお客様に楽しんでもらうために、腕を振るう。

 塩、こしょう、黒胡椒。
 バジルにグレープシードオイル。

 茹でたパスタはどのソースにも合うという2.0mm。

 仕上げは中央にバジルの葉を一枚乗せて、
 少しだけ粉チーズをちらして。]


  ジェノベーゼ、出来たから持っていって。


[手の空いている誰かに、運ぶことを頼んだだろうか。
 それが終われば、カルボナーラか、ボロネーゼか。
 次のオーダーに取り掛かるだろう。*]
(221) 2023/03/02(Thu) 0:17:13

【人】 厨房担当 シャミ

─ 閑話 ─

(イギリスの料理?
 カレーだってある意味、イギリス料理だよね)


[モダン・ブリティッシュ・キュイジーヌみたいなものを選ばなくても、そのへんの人気のパブの料理も美味しかった。
フィッシュアンドチップスのスタンドは当たり外れがあるみたいだけど、揚げ物の食べ歩きは出来なかったので知らないが。
たしかに、この野菜、煮込みすぎじゃない?と思う一皿にも出会ったけれど。観光客目線で、特別に他国に味で劣るとは思わなかった。

そもそも、アリスモチーフのこの店で、原作者の出身地の料理を悪し様に言うなんていけないと思うの!*]
(222) 2023/03/02(Thu) 0:30:56

【人】 厨房担当 シャミ


 あれ、言ったと思うけどな、どうだったっけ


[記憶を探る>>215
なんだシャミーじゃん、って歓迎された気がするが、ただいまと言ったかどうか]


 お花見? もうそんな季節か
 重箱にお弁当詰めて、やろうか。それかビリヤニ作るのもいい


[ぬいぐるみ、と聞いて手芸店のものだという袋を覗く]


 うさぎのぬいぐるみ、いいね
 試作品が出来たら見せて欲しいなあ もしかわいくなくても可愛いそう
(223) 2023/03/02(Thu) 0:37:17

【人】 厨房担当 シャミ

[下げ膳くらい、仕事というほどでもない。
カウンターの中へ入って、洗い場へ]


 ナギ、ボロネーゼがけっこう出てるけど足りそう?
 あとデザート、なるはやがいいかも


[表には出て来ていない同僚>>220
充分余裕がありそうだから調理は手伝わない、エプロンしてないし]


 お皿洗ったらミートボール味見させてもらえる?
(224) 2023/03/02(Thu) 0:38:45

【人】 店員 チエ

あ。神田さんいるじゃん。
いる……けど、食べ終わってからかな……

[>>217彼がいるなら、少し相談したいことがあったのだけど。
 せっかく届いたばかりの熱々のパスタ、まずは存分に楽しんでほしい。

 というか、ボクも早く食べたいな。
 別の席にパスタが届くたび、期待が高まる。]
(225) 2023/03/02(Thu) 0:45:36

【人】 厨房担当 那岐

[厨房に立っていても、カウンターが開けているから、
 時折店内の声は聞こえてくる。
 聞き慣れた従業員たちの声、メニューに迷うお客さんの声。
 どれも程よく、耳に入ってきて心地が良い。

 言葉を返すことはないが、声を聞くのは楽しく。
 フライパンを持ちながら、少しだけ目元が緩んだ。

 デザートはランチの前に仕込んであることが多い。
 今日は黒原がベイクドチーズを作っていたか。
 
 ボロネーゼだけを食べるなら胃が重いだろう。
 副菜には、キャベツ、にんじんを千切りに。
 きゅうりを輪切りにしておく。
 りんごは皮ごと一口大にしてから5mm幅に揃える。

 マヨネーズとヨーグルト、それにレモンを絞って。
 甘さを出すために少し練乳を足したソース。

 それらを具材に敢えてかき混ぜ、
 最後は塩こしょうで味を調える。

 りんごと野菜のコールスロー。
 少量ならば女性でもパスタに添えて食べ切れるだろう。]
(226) 2023/03/02(Thu) 0:53:34

【人】 厨房担当 那岐

[次々とパスタと副菜を出していきながら、
 デザートに移り変わっていく人たちには、飲み物の準備も。

 パスタに合う紅茶。
 カルボナーラならばアッサムティーを。
 湯を沸かしつつ、葉の用意をする。

 その合間に生のりんごと水をミキサーで摩り下ろす。
 レモン汁を入れておくのがいい。
 グラスの縁には少し塩を乗せる。

 ニンニク入りのジェノベーゼには、
 りんごジュースなどの匂いを消す飲み物があってもいいだろう。
 そう思ってのこと。]
(227) 2023/03/02(Thu) 0:54:05

【人】 厨房担当 那岐

[サービスのことを考えるのは割りと嫌いではない。
 喜んでくれる顔を考えながら、想像をするのが好きだ。

 何品目かの皿を用意していれば、
 洗い場にいつもの服装ではない沙弥さんの姿。>>224

 座っていた時は解らなかったが、
 今日は少し出で立ちが違うことに少し目を丸くした。]


  サヤさん。
  今日休みじゃ……?


[そう、応えながらも仕事の話になれば口元を引き締めた。]


  大丈夫です、多分、足りる。
  デザートは……、急ぎます。


[賄える人数のはずなのに、少し遅れているのは。
 やはりいつもより混雑しているからか。]
(228) 2023/03/02(Thu) 0:54:30

【人】 厨房担当 那岐

[お皿を洗うということは。
 その姿のまま厨房に入るということだろうか。]


  味見は構いませんけど、汚れますよ。
  その格好じゃ。


[褒めるよりもまず先に、口にしてしまうのはそのことで。
 暗に、汚すのは悪いと言いたいことなのだけれど。
 真意が相手に伝わったかは分からない。

 サヤさんは、従業員の中では俺よりも前に此処にいる。
 先輩が少しずつ減っていき、後輩たちが増えていく中で、
 唯一、オープンスタッフから居る人だ。

 夜がメインの人だから、昼間の明るい時間に。
 こうして姿を見かけるのは、慣れた人でも
 少し新鮮な気分になる。*]
(229) 2023/03/02(Thu) 0:55:31

【人】 店員 チエ

えっただいまって言ったの? ほんと? マジかぁ……
言うか、次は……

[>>223それがこの店では普通なのかもしれない。
 郷に入っては郷に従うか?
 重役出勤ゆえ、実際はまったく言ってなかったとは知らない。]

ビリヤニ、いいね。ボクスパイス味好き!
お弁当ならボクも何か作……いやでもシャミさんの料理がいいな……

[複雑な思いで悩むうち、ぬいぐるみの方に話が移れば意識も切り替わる。]

かわいくなくてもってなんだよー。かわいくない前提じゃん。
かわいくするんだよ。

[試作品は、もちろん見せるつもりだけどさ!]
(230) 2023/03/02(Thu) 0:59:40
2023/03/02(Thu) 1:12:02

【人】 厨房担当 シャミ



 私が全部作ると料金が発生するけど、チエも何か美味しいものを作ってきてくれたらそれはただの持ち寄りパーティーになるからね


[悩ませつつ、ぬいぐるみの話題>>230には眉を垂らした]


 ごめん、不格好でも上手に出来ても、はじめてのうさぎは特別だから見たいなって気持ち
 もちろん可愛く出来上がると思うよ


[怒らないで、と、でバックヤード方面へ退散]
(231) 2023/03/02(Thu) 1:24:58

【人】 厨房担当 那岐

[デザートのベイクドチーズケーキには、
 ブルーベリーかストロベリーのどちらかを
 添えることが出来るようになっている。

 ストロベリーは半身に切ったものを、
 ブルーベリーは丸みを帯びたままころころと。
 どちらも生のままと、ソースにしたものを、
 皿に描くように描いて、生クリームを乗せる。
 
 生クリームは甘すぎないように控えめに。

 どちらかと言いながら、選べないという人が居たならば、 こっそりとどちらも乗せることも出来るだろう。

 待っている人が居るならば、店員の誰かが運ぶはず。>>219
 誰の手も空いていなければ、自ら向かったかもしれない。]
(232) 2023/03/02(Thu) 1:25:26

【人】 厨房担当 那岐

[ミートボールは、合い挽き肉を使ったものだ。
 玉ねぎとにんにくを混ぜて、一口サイズより少し大きめのサイズに丸める。
 一口で食べ切れるより、少し大きいぐらいが食べた気分になっていいだろう?
 
 焼き色がつくまで揚げ焼きにするには、
 焦がさないように十分目を向けておかなければならない。

 まあ、そこまではランチの間に準備を終えているのだが。
 トマトを潰したミートソースと煮込むのは、
 ランチの間に済ませることになる。煮込んだほうが
 味は染み渡るが急ぎの時間なので20分ほど。

 この後パスタを入れることになるが、味見ならここまでで良いだろう。

 煮込んだミートボールを小皿に取り寄せて、
 パセリをちらしてから、沙弥さんに手渡すつもりで。]
(233) 2023/03/02(Thu) 1:26:22

【人】 厨房担当 那岐

[そんな一幕を入れながら、やはり。
 ホールも人手が足りていないのか。

 出来上がったボロネーゼを、届ける役目は自身となり。
 期待の目でカウンターを覗く好機の目に負けて>>225

 コトリと皿を、見慣れた顔の前に置いた。]


  お待たせ。


[アイスティーを先にとの注文ではあったが。>>199
 結局アイスティーとボロネーゼは共に運ぶことになってしまったか。

 冷えたグラスが汗をかく前に。
 どうぞ、召し上がれ。*]
(234) 2023/03/02(Thu) 1:26:41

【人】 厨房担当 シャミ

─ 厨房 ─

 休み、休み。お客さんだよ


[言いながら、腕まくり。
服装に言及されると>>229あらためて自分の格好を見下ろした。
薄くて長い男性的な体にグレーのシャツ、脚をさばくと裾の揺れるマキシ丈の黒のスカート]


(花粉とか、ついてるか……?)


 ああ、じゃあ洗ってすすぐだけするから仕上げと拭きは任せようかな


[匂いが問題になるような化粧はしていない。
首を傾げ。
結えて胸に垂らしていた髪を後ろでくるくる纏めて、ピンを挿す]
(235) 2023/03/02(Thu) 1:26:42

【人】 厨房担当 シャミ

(あ、そういう意味)


[自分の洋服が汚れる、という発想はなかったな、と。
ソースの溶け出したオレンジ色の泡がシャツに跳ねて、思った。

横着せずにエプロンを借りれば良かった。今更だけども]


 ナギは知ってる? 一皿のパスタを二匹で分け合ってキスするわんわんのお話


[残さず綺麗に食べてくれる方達ばかりだから、汚れ落としはスムーズに進む。
白磁の器、小さなスートやうさぎの紋様をたっぷりの泡で撫で洗っていく]


 うちはカウンターメインだし、つい種類食べてもらう欲が出て、大皿でドンと出したりあんまりしなかったな


[最大で4人がけのテーブルを作れるということは、取り分け用の皿も用意があるのだろうか。店長に聞いてみよう]
(236) 2023/03/02(Thu) 1:44:50

【人】 厨房担当 那岐

―― 厨房 ――

[腕まくりする様子にやはり裏方をするつもりなのだろうと察して、小さく頭を下げた。
 折角の休みの日に手伝わせるのは気が引ける。]


  休みなのに、すみません。
  ありがとうございます。


[己の視線が引き寄せたのか、自らの姿を見下ろす様に。
 ああ、と小さく声を漏らした。]


  いや、変って意味じゃなくて。
  ……似合ってますよ、スカートも。
 

[珍しい、という言葉は避けた。
 仕事上がりに何度か彼女の普段着も見たことはあるだろうが、それでも普段どんな様相を好んでいるかは、詳しくない。
 メイクも控えめな姿は、やはり中性的な印象を覚えるが、髪を手慣れた様子で結わえていくのは、どこか、少しやはり、女性らしさを思わせただろうか。*]
(237) 2023/03/02(Thu) 1:45:14

【人】 店員 チエ

シャミさんの料理に並べるの〜……?
見劣りしない? いやする。ボクが作るもの茶色いしさー。
花見弁当がまかないみたいになるよ。

[>>231主に肉類を焼いたり煮たりだからだ。
 栗栖さん向けな料理ばかりが持ち寄られることになる。
 それがいい、と言われたらそりゃあ嬉しいけど……唐揚げも食べつけないシャミさんには重くないだろうか。
 今度あっさりめの肉料理も調べておこうと心に決める。]

ふふ、いーよ別に。怒ったわけじゃない。
でもほんとに不格好でも笑わないでよー?

[うさぎの試作についてはそんな約束をして、シャミさんを見送る。]
(238) 2023/03/02(Thu) 1:57:52

【人】 店員 チエ

お、ナギさんだ。
何、やっぱり忙し? いや全然、タイミングとかだと思うけど。

[>>234とはいえパスタボウルを持っていった先輩の背中>>202を見ればちょっと気になってしまうのだ。
 フィエを信用してないわけじゃない、決して。決して。

 ただそんなちょっとした不安も、実際のパスタを目の前にすると吹き飛んでしまうのだ。申し訳ない。]

おいしそ〜……
今日はこれがよく出るの、わかる。ミートボールは強い。

いっただっきまぁす。

[近くにあるだけで感じる、挽き肉に負けない野菜の香り。
 胃の方は早く早くと叫んでるけど、これは心して挑まねば。
 まずはアイスティーから一口。気持ちをクールダウンしてから、いざ。]
(239) 2023/03/02(Thu) 1:58:46

【人】 店員 チエ

んむ。
ん〜〜〜!


[大正解! 大正解の味が口の中にいっぱい広がってく。
 ミートボールなんて言ったら子供っぽい響きだけど、これを食べたら誰かのその認識を塗り替えるだろうと感じる。
 じゅんわりと感じる肉の味。ミートソースだけだとちょっと届かないこのボリュームは、本当にしっかりと"肉"を食べてる感覚だ。
 それが、野菜の甘さがた〜〜っぷり出たミートソースを絡めてくるこのコラボ! これがおいしくないなんていう人は、きっとこの世にいないんじゃないか。

 もちろんパスタの方も、野菜だけじゃなく挽き肉から出た旨味も吸ってるから、ぜんぶ、ぜんぶおいしい。
 ああこれはセロリの香りかな、ちょっとナツメグをしっかり感じる、玉ねぎの甘さと……]
(240) 2023/03/02(Thu) 2:09:47

【人】 厨房担当 那岐

[洗い仕事に掛かる沙弥の声をBGMに、また一皿と料理を盛っていく。
 ミートソースの油汚れはしつこいだろう。
 汚れやしないかと少し気にかけながらも、こちらは手は貸せないまま。>>236
 不意に振られた話に、一つ瞬いた。]


  ……犬ってパスタ食えるんですか?


[聞き覚えがない。興味を惹かれたのはそちらの方で。
 返答から知らないことは知れただろう。

 洗っている姿を見れば、やはり、少し跳ねたらしい。
 泡の汚れが彼女のシャツを濡らしていた。
 自分が汚した訳でもないのに、少し眉尻が下がる。]
(241) 2023/03/02(Thu) 2:14:34

【人】 厨房担当 那岐

[一皿また準備が終われば、腰元のエプロンで己の手を拭う。
 そうして先程用意した小皿を持って、沙弥さんの元へ近づいたなら。]


  ……やっぱり、汚れるから俺がやりますよ。
  ミートボール、用意したんで。
 
  味、見てください。


[そうして、仕事を取り上げようか。*]
(242) 2023/03/02(Thu) 2:14:55

【人】 店員 チエ

わかんないな! おいしい!

[結論! おいしすぎると人はそれどころじゃなくなる!
 ああでも、こないだレシピ調べたラグー・ジェノベーゼみたいにしてもきっとおいしい。材料が確か似てたはず。
 あとはミートボールまでやれなくても、たとえばクリームをひとたらししてコクを増やしても重すぎなくていいかも……?

 そんな思いは駆け巡る。
 駆け巡るが、それよりも手のほうが忙しかった。
 もう一口、いただきます!**]
(243) 2023/03/02(Thu) 2:15:46
店員 チエは、メモを貼った。
(a44) 2023/03/02(Thu) 2:21:44

【人】 厨房担当 シャミ

[今日、褒められるのは2回目だ>>237
似合う、という言い回しで。
つまりおそらくは、うわ女装してる、という感想から発生するものではないはずだ]


 裾が気になって、物を持ったまましゃがめないけどね
 君の新しいリアクションが見られるなら、今後もたまにはイメチェンして来てみようかな


[そんな言葉。
向けられるより送る文量の方が多い>>241のには馴染んだもの]


 パスタ。どうなんだろう、でも犬に塩分は良くないね
(244) 2023/03/02(Thu) 2:23:42

【人】 厨房担当 シャミ


 ああ、ごめん
 私は気にしないんだけど


[お駄賃の強請りへのお返し>>233>>242の小皿が用意されているのに、苦笑になりかけてた笑みが明るくなる。

現金。沙弥、ミートボール、好き。
煮込まれてソースの染みた状態で完成する味、を表現するにはあの揚げ焼きがいいと思う。
でも揚げ物は全般に不得意分野だった。加熱された油の前にずっと立っているとそれだけで胸がいっぱいになってしまうから。
好きなんだけど。コロッケとか天ぷらとか唐揚げとか。なのでちょっとずつつまみ食いが理想なのだ]


 贅沢がかなう。やっぱりここは天国かな


[仕事を没収されるのに任せ、手を拭いて小皿を受け取る]
(245) 2023/03/02(Thu) 2:27:13

【人】 厨房担当 那岐

―― 深夜のラジオ ――

[ラジオから聞こえるのは、タカノという男の声。>>203

 テレビは家にない。元から見る癖もあまりないせいか、
 情報はいつも視覚より耳に頼る事が多い。

 古い口説き文句だという声に、
 釣られるように笑って、窓の外へと視線を移した。
 月は出ているのだろうか。
 確認してみても良かったが、缶ビールを片手に
 腰を据えてしまったものだったから身体が重かった。

 見えない分、想像に頭の中に輝く月を想う。

 ミニコーナーというものは何か。
 新しいものが始まるようだが、SNSを見るような人間じゃないから、どんなものかは分からなかった。

 ただ、タカノという男が演者だということは把握できる。

 動いている姿はファンにはきっと喜ばれるだろう。
 メディアがテレビなら、見ることはなさそうだが。]
(246) 2023/03/02(Thu) 2:29:02

【人】 厨房担当 那岐

[サウンドドラマがどういったものかも、
 聞いてみたところでよくわからなかった。
 ドラマというからには、演技をするのだろうか。

 どんなものだろう。

 何気なくかかったラジオは、
 大体同じようなシフトになる深夜の同じ時間。
 定期的に耳にすることになっていく。

 覚えた名前は、タカノということ。
 気兼ねなく話しているような声音の奥に、
 少し繊細な音が聞こえたこと――。]
(247) 2023/03/02(Thu) 2:29:15

【人】 厨房担当 那岐

―― ホール ――

[忙しいと言えば、忙しいが回らないわけでもない。>>239


  まあ、いつも通り。


[気にするな、という意味で言った、つもり。
 りんごのコールスローもそっと添えて置いておく。

 気にかけながらも、視線はパスタに一直線のようで。
 同僚からとはいえ『おいしそう』と聞けば、料理人として悪い気はしなかった。

 感想を聞いていたい気はしたが、客足が引いたわけでもない。
 すぐに厨房に戻らなければならないだろう。
 ボールのように弾む合掌の声を聞きながら、身を引いていく。]
(248) 2023/03/02(Thu) 2:29:38

【人】 厨房担当 那岐

[さて、昨今のにんにくは匂いが随分と控えめになっているとはいえ、料理に入っていると敬遠されがちなのは仕方のないこと。

 りんごジュースや、コーヒーなどでいくらか軽減は出来るだろうが、それでも落ち着かないというのであれば。

 ホールから厨房に戻る前に、レジに立ち寄っていく。
 レジの内側に置いてあるエチケットガムとフルーツキャンディが入ったバスケットを取り出して、お会計のトレイの横に置いておいた。

 
 『ご自由にどうぞ』


 と、書かれてあるプレートをバスケットに差して。
 レジを通るお客様たちが手にとることが出来るように。

 そうして厨房に戻る頃、ホールへと視線を戻せば、
 ミートボールに舌鼓を打つ知恵の姿が見えた。>>240

 ふ、と思わず小さく笑みを零しながら、ホールを抜けていく。
 きのせいか、その中に聞き覚えのある声を聞いた気がした。>>164**]
(249) 2023/03/02(Thu) 2:30:30
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a45) 2023/03/02(Thu) 2:37:11

【人】 厨房担当 シャミ


 ん〜

[大正解! 以下同文>>240
パスタと併せることが前提な分、やや強めの塩梅なので単体で食べるとお酒が欲しくなってくる。
肉汁が零れるのを避けるため大きい団子を全部口に入れて、よく噛んで]


 美味しい


[何食べてもだいたい美味しいとは言うのだけども、しみじみと]


 玉ねぎのカット変えた?


[絶妙な噛みごたえと軟らかさ。そして甘さ。もぐもぐ。美味しい。
胃袋は腹十二分目の容量オーバー、これも三十分もやり過ごせばまたお腹空いてくるのだけど]
(250) 2023/03/02(Thu) 2:42:00

【人】 厨房担当 シャミ



(ああ、
 
──早く夜にならないかな
(251) 2023/03/02(Thu) 2:50:05

【人】 厨房担当 シャミ

[一回帰って着替えて準備して
いややっぱり仕込みをしておきたい。
エプロン借りよう。

それから、うまくすればランチのデザートを注文できるかも。
チーズケーキ食べたい。クリーム抜きなら食べられるかも、いや、満腹具合をみて後で考えるべき]


 楽しい、


[これだから、三月うさぎが好きなのだ**]
(252) 2023/03/02(Thu) 2:52:58

【人】 厨房担当 那岐

―― 厨房 ――

[裾、と聞いて思わず足元を見た。>>244
 なるほど、容易にしゃがんだら広がるだろうか。
 その感覚は分からないけれど。
 ただリアクションを楽しみにされているとは予想外で、不思議に思い首を傾ける。]


  期待に応えられるか分かりませんけど。
  イメチェンはいいんじゃないですか?


[裾を気にしても着たい服、というものもあるだろう。
 それでモチベーションが上がるなら、止めるつもりもなく。似合っているのなら尚更だ。
 沙弥さんのようにスラリとした背丈なら映えるだろう。]

  
  パスタの代わりに、
  なるものがあればいいんですけどね。


[塩分は良くないと言うのならと、代わりに提案はしてみたものの。
 犬を飼ったことがないから何を好むのかは分からない。]
(253) 2023/03/02(Thu) 8:29:51

【人】 厨房担当 那岐

[引き取った皿を冷水で洗い流して行く。
 後片付けもまた、仕事の一つ。冷水は手が冷えるが、意識がはっきりするようでそれもまた嫌いじゃなかった。
 小皿を渡せば明るくなった表情。

 そういえば油物はあまり好んでいないのか、フライの前に立つ沙弥の姿は見かけたことがなかったが。
 口に運ぶなら食べられないことは無いのだろう。

 天国、と称される慣れ親しんだ厨房。>>245
 確かに食べるものなら何でも用意できるだろう。
 よっぽど難しいものでなければ。
 感想には、微かに目尻が緩む。>>250


  食感が分かるように、
  みじん切りの感覚を少し大きめに。


[細部の変化に気づくのは流石といったところか。
 直接聞けた感想は、微笑ましく。
 少しずつ彼女の小皿が減っていくのを横目に見ながら、洗い物は進んでいく。**]
(254) 2023/03/02(Thu) 8:30:20

【人】 客 クリス

[ポッキーゲームとか、テレビや漫画の中の世界のお話しだと思ってたけど。リアルでやってる子達居るのかな?
けれどその時、お隣さんが、にま〜っと意地悪く目を細めて。
相変わらずの爆弾発言を投下した。>>187>>190


待って!!
ねぇ。待って?!!


ポッキー咥えてるのは想像出来るけど。
パスタの端っこ咥えてる姿が全く想像出来ない!!
それどんなシチュエーションなの???!!


[俺は本気で混乱の極みに居て。
もしかしたら言わなくて良いことまで口にしていたかもしれない。けど俺にだって分かる。
絶対、絶対、絶対。俺の事からかって遊んでるでしょ!!]
(255) 2023/03/02(Thu) 8:32:48

【人】 客 クリス

[そうして2人の意見が見解の一致を見出し。>>191
話しに決着がついた頃には、俺は酷く脱力していた。]


栗栖 瑛斗って言います。……よろしく。


[今更も今更かもしれないけど。自己紹介して。
へにゃんと微笑んだ。
このころには彼女がアイドルだなんて気負いも吹き飛んでて。
酷く自然に、自己紹介が口を吐いて出ていた。**]
(256) 2023/03/02(Thu) 8:33:02

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 回想:とあるバイトの履歴書 ―

[大学にも進学し意気揚々と都会に出てきた速崎璥は、小遣い稼ぎ目的もあって、一度ランチタイムに客として訪れたことのある『Madam March Hare』のバイトに志願した。
 学生特有の(?)「調子に乗ってます」という態で、持ち込んできた履歴書の自己アピール欄には、高校時代の伝説たる
【良質なスターゲイジーパイを作れます】
>>3の一文を堂々と書き込んだ訳だったが――。]
(257) 2023/03/02(Thu) 8:39:33

【人】 厨房担当 ゲイザー

[その当時の速崎の服装はファストファッションのカジュアルな装いで、コーディネートだけを見れば男女どちらとも取れないもの(現在でもオンオフ問わず、そんな感じの服装が多い)。

 そしてこの履歴書、速崎が提出した当初は、
 
性別欄に何の書き込みも為されていなかった。

 この当時市販されていた履歴書には、「男・女」の○囲み式のものしかなく、性別欄が任意記述式にはなっていなかった――そんな頃の話だ。

 この件でもし採用担当の店長に記載不備を指摘されたならば、次に持ってくる履歴書は「女」の項に○をつけるか、或いはバイト志願自体をやめるか――。
 自己アピール欄に相当なバカを書き込む程度に調子に乗っていた速崎の頭にも、採用決定前にそんな思考が過ってはいた訳だった。]
(258) 2023/03/02(Thu) 8:40:33

【人】 厨房担当 ゲイザー

[経緯はともあれ、速崎は『Madam March Hare』の一員となった。

 店長の御堂、オープニングスタッフの遠藤。彼女らと共に働く人々に、賑わう客たち。
 単に「不思議の国」のときめきを重視したような佇まいと、食事の確かな美味しさ、イギリス料理をテンプレ的に「まずい」ものとして排斥しない姿勢(当時、速崎はそう捉えた)――といった要素だけではない何かを、この店の屋根の下に集う人の中に見たような、そんな感覚。
 言葉の形では思い描けず何とも言えないけれど、何かあるような。
 『うさぎ』から感じたそんなところが、速崎にバイト志願を諦めさせなかったのだ。

 ……そこには、「遠藤さん>>52みたいな恰好の人がいられる職場なら私も」という期待も、あったのだろう。
 それは、後にこの『うさぎ』の門を叩いた後輩>>137の気づきとも、少し似ていたのかもしれない。]
(259) 2023/03/02(Thu) 8:48:10

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ちなみに、履歴書に他に書き込まれていたのは――。

 高校までの学歴で挙げられていた学校名は、いずれもここではない地方都市の学校。
 自己アピール欄には件のスターゲイジーパイや高校での料理部所属のことの他、「英語対応可能」「UKイギリスその他の海外文化に関心あり」「天文サークル所属」「配信ドラマ好き」という内容。

 そんな、当時18歳の記した履歴書だった。*]
(260) 2023/03/02(Thu) 8:48:39

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 現在:『Madam March Hare』 ―

[こうして今や、バイト時代を含めて勤続9年のベテランとなった速崎璥である。

 勤務中の服装は今も昔も、シンプルなジレにボウタイにズボン(あと店のエプロン)、ヒールの低いローファー、といったマスキュリンな装い。
 一方で髪は長く伸ばしているし、メイクもそれなりに。
 衛生上の理由もあっての三角巾は、いわゆる「女性向け」を謳うほんわか可愛い雑貨店で購入したもの。ややサイバー風味の奇抜なデザインのイヤーマフは、昔、天文サークル員とのノリで通販でゲット。
 つまるところ「どんな性別で見られても気にしない」を地で行っている格好。
 声がそれなりに高かったこともあって、女性として見られることの方が多くはあったかもしれないが。]
(261) 2023/03/02(Thu) 9:05:10

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、速崎が一度バックヤードに向かったまま暫く戻ってこなかったのは、電話対応を行っていたから。
 多忙の店長がこの時対応しきれなかった分を、代わりに丁度その場に居合わせた速崎が務めた、という訳だ。

 裏に引っ込む際、厨房に立つ同僚の瑞野>>220に会釈はすれど、嘉数>>140の姿は見えなかった。
 非番なのだからいないのは当たり前――なのだが。
 自分が裏に引っ込んでいる間にまさか、遠藤同様に客よろしくやって来ていた>>167とまでは知らなかった。]
(262) 2023/03/02(Thu) 9:05:20

【人】 厨房担当 シャミ

─ 厨房 ─

 言ったね
 じゃあ今度あれを試してみるか
 ……なんだっけ、爆撃……魚雷系?


[イメージチェンジのハードルを自ら爆上げする>>253
自分で想像しても、モヤッと危険そうな雰囲気なんだろうとしか思い浮かばず、むしろ世紀末ヒャッハーな衣装とかを想像している]


 犬のパスタ
 ふむ、やっぱり肉でできているのが喜ばれるのかな
 麺状の肉


[硬さの配分が難しそう。
でも犬ならば挽かずに細く長く切って、歯ごたえがあった方がいいのかもしれない、などと、益体もないお喋り]
(263) 2023/03/02(Thu) 9:17:41

【人】 厨房担当 シャミ



 いいね、こういう改良で美味しさがプラスされるの、嬉しいよね


[洗い物手伝いを返上したので、ただ居座って邪魔している状態になっていたが、春まだ冷たい水で手早く濯ぎを行っていく様子>>254に目を細める。
親切だ、基本的に。

目に見える驚きと喜びを提供する工夫も大切だけれど。
こうして何気なく晒す手が冷たい、というような、触れなければ知り得ないような積み重ねの先に美食のテーブルはある]


 ご馳走様、とても美味しかった


[小皿も洗い物の一つ。
熱い蒸しおしぼりを出して、開いて四角く折り直し。薄手の袋に包んで差し出した。
ランチタイムはまだ続く。指が凍えてはこの先の調理作業に差し支えるというもの**]
(264) 2023/03/02(Thu) 9:18:06

【人】 厨房担当 ゲイザー

[なので、まさかあのミートボールのボロネーゼでわんわんだとかポッキーゲームがどうのこうのという話題になっていたなどとは露知らず。

 カンちゃんの感想聞きそびれたな>>217>>218>>219、などと思いながら、再びオープンキッチンに復帰する。
 場を離れている間に、お客様は増えていた。
 そして増えた面々の中には、非番の筈の後輩の姿>>240>>243もあった訳で……。]


 おーいチエりんどうしたよ?
 シャミーともども腹ペコの極みで来ちゃったー?


[至って何の裏話も意味深な話もない、ただただ素材と製法にこだわりがあるだけのミートボールのボロネーゼを頬張る嘉数に、気さくにそんな挨拶を。]
(265) 2023/03/02(Thu) 9:38:30

【人】 厨房担当 ゲイザー



 と、私も大分離れちゃってたから
 こっち手伝うねー、ナギー。


[丁度その時ぱっと目についたのが洗い場に立っていた瑞野>>254だったため、その名を(速崎命名のあだ名で)呼んでいたが、調理を続けている大咲>>198のほうも、また厨房側に来ていた遠藤>>263>>264のほうも一瞥して。
 無論、手伝うのは洗い物だけではない。
 黒原=ベイカー>>205経由でのオーダーも受けて、オーブンで生のタルトを焼き上げていく。
(生地作りはこの新人が行ってくれているが、注文を受けて焼き上げるのは厨房作業に手慣れたスタッフだ>>58)**]
(266) 2023/03/02(Thu) 9:38:53

【人】 会社員 レイラ

[ちなみにこの女、特にボケているつもりはないが
ノリと思い付きだけで喋っている。

大咲の動揺>>195を知ることこそなかったものの
栗栖の全力のツッコミ>>255には
そっかあ〜と残念そうに眉を下げて。]


えーダメ!?
ダメかあ〜。恋の予感しない!?!?

うーん、たとえばこんな感じでさ……
ねえ……私の分一口食べる?♡

的な……


[ちょうど運ばれてきたジェノベーゼパスタの短めのを一本咥え、
上目づかいであざとく彼の方を見つめて
きゅるん♡と擬音がつきそうな感じで小首を傾げてみる。

……が、自分で言ってて いや、厳しいな…と我に返ったので]
(267) 2023/03/02(Thu) 9:46:08
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a46) 2023/03/02(Thu) 9:46:56

【人】 会社員 レイラ


……ダメか〜。
じゃあやっぱり人間同士でするのは難しそうだねー。


[アイドルスマイルを崩し、
ケラケラと笑ってちゅるんとパスタを啜った。
しかしここまで元気よく突っ込んでくれるといっそ痛快である。

からかって遊んでるって言われたら否定できないけどもな!
]
(268) 2023/03/02(Thu) 9:46:58

【人】 会社員 レイラ

[そんなやり取りの末。
どこか脱力したような彼が改めて自己紹介をしてくれる。
そういえば随分馴れ馴れしく話しかけてしまったが、
まだ名前も聞いていなかったのだった。>>256]

栗栖くんか。
私、貝沢玲羅。よろしくね〜!

このお店お気に入りでよく来てるから
これも縁だしもし見かけたら仲良くしてよ。
ここ、お客さん同士でこうして交流したりとか、
結構あるあるな感じのトコだからさ。

[ふにゃっと人好きのする笑みを浮かべる彼は
どことなく温厚な犬のようで。
素直に親しみやすい印象を抱き
自然と口元に笑みが浮かんだ。

元アイドルだと気づかれていることは知らずとも、
名乗るのは肩書のない私の名。**]
(269) 2023/03/02(Thu) 9:53:02

【人】 客 クリス

[ところで俺もコンビニでバイトした事あるから分かるけど。
お客さんって変なあだ名で呼ばれたりするよね。
コンビニはこの店と違って、客との会話も無いし。
自分の心の中のあだ名が、『肉青年』>>157とか『お肉の人』>>169とか『お肉食べたい栗栖さん』>>177だと知ったら。俺は深い納得をしただろう。俺でもそうする。
そんな俺の注文は、返事を聞く前に確認してもらえてたらしい。>>177
出来上がりがすごく楽しみ!!

先に出されたスープは、コンソメ>>46>>115は使われてたかな?
正直誰が作った料理かを味わい分ける舌は無い。
だけどここのスープは大好きだ。特に透明感のある物。
だって何時だって……]


お肉の味がする……



[しみじみと。しみじみと呟いて噛み締める。
じんわりとお腹を温めて、食欲と期待を高めてくれるスープ。
透明で何の具材も見えないのに、お肉の味がするってすごくない??俺はすごいと思う。
初めて透き通った透明なコンソメを飲んだ時は感動だったな。
目をぱちくりさせて、キラキラして。
今と同じ台詞をもっと大声で話したと思う。
作り方を聞いたら、あまりの贅沢さにびっくりしただろう。]
(270) 2023/03/02(Thu) 10:02:58

【人】 客 クリス

[そうこうして齎された、大咲さんのメインディッシュ。
ミートボール付ボロネーゼのミートボールは、やっぱり一口大より大きなサイズ>>233だったかな?
俺は湯気を出すパスタを前に、相好を崩して。
フォークでミートボールを突き刺すと、大口を開けて一口で頬張った。]


……


[わっしわっしと。口の中で肉を噛み締めながら。
ほっぺたまで肉でいっぱいで落ちそうです。喋れません。
でも酷く満足気なのは、一目見れば伝わるだろう。
大咲さんと目が合ったら。口いっぱいに肉を頬張ったまま。
ぐっと親指を立ててみせていた。
ソースのひき肉と、食感が違うのもまた良し。>>158
俺は野菜というものにそこまで高い価値は見出して居なかったが、副菜>>226が口の中を洗い流してくれて。何時までも新鮮な気持ちで肉を食べられるのもまた良しなのだ。**]
(271) 2023/03/02(Thu) 10:03:15

【人】 厨房担当 ゲイザー

― オープンキッチンからの眺め ―

[さて、同僚(見習いだが)チエりんもとい嘉数の他に、速崎が新たに把握した来客>>63>>146の顔ぶれは――。]


 カッチにクリリンじゃん! いらっしゃいませー!
 ハヅキんもさっきは挨拶できなくてごめん〜いらっしゃいませ!


[少し前から店にいることは把握していた葉月の名も含めて。
 お客様同士>>256>>269、或いは他のスタッフとの対話を妨げない程度の軽い挨拶だ。

 なお、「カッチ」もとい貝澤玲羅に対しては。
 彼女の名を店で聞いた当初、最初の最初は「カイちん」と呼ぼうとしていた。だがそのあだ名を口に出す前に「なんかちょっと響きがアブナいかもしれない」と躊躇い、慌てて「カッチ」に言い換えた――。
 そんな顛末があるのだが、まあそれは些細な話としておこう。本当に些細な話だ。]
(272) 2023/03/02(Thu) 10:28:05
フロア担当 フィエは、メモを貼った。
(a47) 2023/03/02(Thu) 10:50:01

フロア担当 フィエがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(フロア担当 フィエは村を出ました)

【人】 客 クリス

お隣の人!!>>267

本当にもうこの人は!本当にもう!もう!も〜!!
可愛いけど。可愛いけど。可愛いけど。いや。]


可愛いけどさ?!!



[突っ込んだ俺は悪くない。]


可愛いけど。それ付き合う前の子にされても、どうしようもなくない?!
そっから恋が始まっちゃったりすんの?!


[完全に俺の知らない世界だ。
確かに動機は激しいし、耳まで赤い自信あるけど。
これ俺完全に遊ばれてますよね???>>268
も〜〜〜〜〜!!]
(273) 2023/03/02(Thu) 11:00:41

【人】 客 クリス

[そんなこんなで、互いの自己紹介が終わる頃>>269には、俺は息も絶え絶えだった。]


……はい。貝沢さん。


今後ともよろしく。


[へにゃりと微笑んで。

このお店は店員さんとの距離も近くて。
お客さん同士の交流もある事も知っている。
実は俺にはそれにまつわる失敗談も1つあるのだが。
それはまた別の機会に……。**]
(274) 2023/03/02(Thu) 11:01:41

【人】 客 クリス

── お店にまつわる失敗談 ──

[その人は何時もお店に一人で来ていた。>>37
もしかしたら俺が、魚の頭がぶっ刺さったパイを食べて見る気になった>>142のも、その人の一言>>38がきっかけだったかもしれない。
何時も穏やかな顔をして店員さんと会話してたけど。
時折その顔が崩れる時もあって。>>43
なんとなく興味が湧いて。俺から声をかけたのが切欠だった。
お客さん同士の交流もあるって聞いてたし。
店員さん達は実際、俺が誰かと会話してたら、咎める事無く、見守ってくれてたから。

だから俺は忘れてたんだ。
その人にも、お店では見せない別の顔があって。
別のリアルがあるって。
だからお店の外で彼を見かけた時、何も考えずに声をかけた。]


こんにちは!葉月さん!!


わー。奇遇ですね。


[その人は一人じゃなかった。
誰か知らない女の人と一緒だった。
俺はしばし固まって。脳内に。
『お前は距離感が少しおかしい。』と、しょっちゅう叱られる先輩の言葉が響いていた。*]
(275) 2023/03/02(Thu) 11:25:29

【人】 厨房担当 ゲイザー



[さあ、ここでパイの話をしよう。]


 
(276) 2023/03/02(Thu) 11:37:15

【人】 厨房担当 ゲイザー

― そのライターは……>>38

[勇者だった。

 いつかの夜、今日のお薦めとして自らブラックボードに書き込んだ「スターゲイジーパイ」の文字。
(店長が上物かつ大きめのイワシを仕入れてきてくれたのだ!)
 伝説のゲイザー速崎といえど、このメニューは実のところ、そこまで頻繁には出さない。
 見た目その他で忌避される故の需要の懸念……というよりも単に、このパイの由来に起因する理由で。]


 ハヅキん、運がいいですね〜。
 ゲイジーパイは元々お祭り事の料理だから、
 毎日毎日出せるメニューじゃないんですよ?


[嵐の海に船を出し、大漁で村を飢餓から救った漁師を讃えるコーンウォールの伝説が起源だと語られるパイ。
 そんな詳細な話は兎も角として、それこそパーティーで出すような特別な料理、という触れ込みで。
 葉月にインパクト大の見た目のこのパイを薦めた、という次第である。]
(277) 2023/03/02(Thu) 11:37:56

【人】 厨房担当 ゲイザー

[件のパイを目の当たりにした時の葉月の表情を速崎は見逃していない。
 それでも、彼はちゃんと一口それを食し――。
 丁寧に下処理したイワシのパイの美味さを実感したことを、穏やかな紳士たる立ち振る舞いらしからぬ率直な声で伝えてくれたのだ。]


 やったー! ……しつれいしつれい。
 ちゃんと食べて貰えて良かったです!


[伝説のゲイザーにとって、この瞬間は忘れ難い。
 譬え葉月本人にとっては消したい記憶だろうが何だろうが、速崎にとっては忘れ難き、素晴らしき瞬間だったのだ。*]
(278) 2023/03/02(Thu) 11:38:26

【人】 客 クリス

[もしも俺が貝沢さんにファンの押し売りを思いとどまる事が出来たとしたら。>>162
多分その出来事も、一つの経験になってたからじゃないかな。
もしかしたら、ファンだって言われたら嬉しいかもしれないし。
他の人がそれを口にするのを咎める心算は全く無いけど。

なんとなく。俺にはそれが憚られたってだけの話し。]
(279) 2023/03/02(Thu) 11:40:10

【人】 客 クリス

[そう言えば、『ピュアマーメイド』が解散した7年前は、俺は16歳の高校生で、戦隊モノからは卒業していた。

だからその中のアクターさんにまつわる様々な出来事は知らなかったし。
多分顔を見ても、名前を聞いても、ピンと来ないと思う。
ただ部屋にテレビの無い俺は、良くラジオをかけ流していたし。番組名や司会者の名前を知らなくても、この放送>>203は耳に入った。

何がどう『古い口説き文句』なんだろう?
気になったらすぐ調べられるスマホ便利だよね。
わお。確かに古風でかっこいいな。逆に新鮮じゃん?

そんなことを思ってたら、外を眺めるように促されて。
素直が取り柄な俺は、言われるままに外を眺めた。
本当に雲が無くて綺麗な夜で、月が綺麗だった。
『暖かくしてね』って一言が。
なんか温かくて良いよねって思った。

そんな夜もあったね。**]
(280) 2023/03/02(Thu) 11:40:17

【人】 厨房担当 ゲイザー

― その会社員は……>>142

[相容れない者だった。少なくとも部分的に。

 栗栖が肉の信望者、それも魚肉ではなく獣肉の信望者であるという認識は、栗栖の初来店時>>127>>145以降の速崎も持っていた。
 その時点でこの客は魚のパイとの縁はない、あっても薄い、と思われた訳だったが――]


 ……クリリンも折角だから食べてみます?
 毎日は出せないレアメニューですぜ?


[注文したのは他の客だったが(葉月だったかもしれない>>275)、パイの大きさ上、その客一人で食べきれるパイではない(余りが出たなら、それはスタッフ内で消費される)。自然、ホールではなくピースに切り分ける形で提供される訳だったが――。

 このゲイザーは、あろうことか。この機に栗栖に薦めた。
 無論、商品として料金が発生するという意味でも、無理強いはしない心算だったが……
万が一
のこの提案に、栗栖が乗るという
万が一
の事態が発生した。]
(281) 2023/03/02(Thu) 11:40:36

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、件のパイを目にしたお客様の率直な感想は大変予想通り。
 それでも栗栖はなんとか、ピースに切り分けて出された分を、文句の一つも零さずに完食してくれた。
 「美味しい」の感想も無かった訳だったが、それでも、速崎はあくまで嬉しげに笑っていた。]


 ありがと〜クリリン!
 いや、お魚も食べて貰えると思ってなかったんで、
 正直すっごくびっくりしたんですよ〜。


[「美味しい」が返ってこなかった理由なら察せられた。
 ――単に、この人はとにかく肉が好きなだけ。
 そのように理解していたから、速崎は、嫌な気分も悲しい気持ちも抱かなかったのだ。*]
(282) 2023/03/02(Thu) 11:41:39

【人】 厨房担当 ゲイザー

― その学生は……>>62

[同志だった。
 否、速崎のほうから「同志」というのはおこがましい、という思考も少しあった。
 何せ黒原=ベイカーのルーツには本場イギリスの文化がある――と速崎も知っていたからだ。]


( 「伝説」なんて言われちゃうのはさ、
  それ自体こっち日本で「ねーよ」扱いされてる証拠、
  みたいな気もしちゃうんだけどさ…… )


[内心でふっとそんな風にも過ったから、この新人からの畏まっての反応には少しだけ眉を下げたりもした。
 畏まられた本当の理由は自身の勤続年数の所為だった気もしたが、それはさておいて。]
(283) 2023/03/02(Thu) 11:42:47

【人】 グルメライター ヤワタ

[作った人にリアルタイムで感想を伝えられるのも良いけれど、そのタイミングを計って食べ時を逃すのも勿体ない話で。
つまりはダイナミックな感動の声がバックヤードのゲイザーに届いていなくても仕方のない話。>>265
機会があれば伝えるし、当日中ではなくともいつか思い出した時に言えば良い。
自分はこの店にこれからも何度も通うのだから。]

 ん、サラダか、どうしよっかな……。
 パスタは食べ終わっちゃったけど……
 ナギちゃん僕にもコールスロー貰える?
 タルト焼けてたら一緒に持って来てもらっても良いし。

[手元を見ていると勉強になることがある。
成程あれは練乳かな。>>226
今度真似してみよう。]
(284) 2023/03/02(Thu) 11:47:19

【人】 グルメライター ヤワタ

[そうしてサーブを待つ間にカウンターは埋まり気味になって、パーソナルスペースが圧迫されたような気分をやり過ごすように中空に視線を巡らせる。
すると此方に気づいた気配があった。>>225]

 チエちゃんじゃん。
 今僕のこと見てた? ――なんてね。
 そっち行ってい?

[大荷物の店員(恐らくオフ)が座るテーブル>>167の相席を打診して小首を傾げた。
今はまだサラダもデザートもコーヒーもなく、空になった白磁は下げられた。
了承が得られたらダスターを借りて自分の座ったところを清拭し、水のグラスと伝票を持って移動しようと腰を浮かせた。]
(285) 2023/03/02(Thu) 11:48:00

【人】 厨房担当 ゲイザー


 あーあの映画! うんうん、ないよねーあのシーン。
 不味いやつは確かにあるけどさー、
 それは料理人の腕のせいじゃんって言いたいしマジ。
 とりまリメイク出すなら主人公落ち込ませる原因は
 ちゃんと改訂してほしいなーとか……
作者都合とかあるかもだな……。



[なんて他愛なく話しながら――「さん」の敬称がやはり抜けない様に、自ら「伝説」と名乗ったこのゲイザーは少しだけ苦笑しつつも]


 ゲイザーさん……いや、いっか。
 じゃ、あらためてよろしくね、フィエち!
 私もさ、フィエちにがっかりされないように
 いい料理作り続けされるように頑張るからさ。


[そう口にしてしまったのは、相手のルーツを過剰に意識してしまった所為だったかもしれない。
 そのことにすぐに気づいて、少しだけばつの悪そうな顔になるも、それでもゲイザーは屈託なく笑った。
 そんな、今よりも少しだけ、ほんの少しだけ昔の挨拶だ。*]
(286) 2023/03/02(Thu) 11:48:35
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a48) 2023/03/02(Thu) 11:54:21

【人】 グルメライター ヤワタ

[勿論移動が店や知恵の迷惑になるようならすべてのオーダーを食すまで待つつもりだ。
隣席が埋まることに耐えられない精神ならそもそも常にカウンターを選んでいない。

食事を終えた耳には近くの席の会話もよく届く。
うわーお、元アイドルの声でそれは刺激が強すぎるな、とか。>>267
自分は特別彼女やグループのファンという訳でもなかったが、可愛い子にあんな風に話しかけられたらきっと平静は保てない。
気持ちはわかるよ、うんうん。>>273
それにしても君のその反応も大概可愛いな、とか。

思いながらこっそり咳払いで笑いを誤魔化した。]
(287) 2023/03/02(Thu) 11:58:11
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。
(a49) 2023/03/02(Thu) 12:00:29

厨房担当 ゲイザー(匿名)は、メモを貼った。
2023/03/02(Thu) 12:06:15

厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a50) 2023/03/02(Thu) 12:26:42

【人】 客 クリス

── 魚肉と獣肉とゲイザーと俺と ──

[葉月さんが『うっま!』>>38と素の感想を零して。
ゲイザーが『レアメニュー』>>281とか言うから。
そんなん食べてみたくなるのが人情じゃん?
人として当然の心理だよね?
だからそこで万が一に万が一が重なった。
『肉が良い』>>142とか言う失礼な感想にも、ゲイザーは嬉しそうに笑ってて。だから俺もゲイザーの言葉>>282に笑って素直に答えてた。]


ははっ。いや、魚も食べるって。食べる食べる。
つか、今までの人生、魚の方が食ってきた量多いし。


[いやこれ本当の話しね。]
(288) 2023/03/02(Thu) 12:39:13

【人】 客 クリス

[特に隠す事でも無いので、素直に話すけど。]


俺ん家。貧乏なの。
『タンパク質なんて納豆で十分!!』
とか真面目な顔で言っちゃうくらい。

流石に魚は食べてたけどね?

でもやっぱ肉はご馳走でさー。特に牛。
働いて自分の金が出来たら。
その稼ぎで、肉をたらふく食うのが夢だったんだー。

だから今、その夢を叶えてるとちゅー。


[いぇーい。と、ゲイザーにピースして。]
(289) 2023/03/02(Thu) 12:39:43

【人】 客 クリス

[今回注文したのは、きっとゲイザーが葉月さんに謂れを説明してたからだ。>>277


でも。お祭り事のお料理って。
特別感あっていーねー。

お勧めしてくれて、ありがとー。


[俺も嬉しそうにゲイザーに笑って。
ゲイザーは俺をクリリンって呼ぶし。
口調だって俺並みに敬語苦手そうだし。
彼女が入店の挨拶>>272をくれる時は、『ゲイザーちっす』とか返すようになって行っただろう。**]
(290) 2023/03/02(Thu) 12:39:52

【人】 会社員 レイラ

[そんな栗栖に名を聞く少し前だろうか。
ジェノベーゼについて大咲に聞けば返事をくれた。
どことなく動揺している気がするが>>198
その理由までは与り知らぬ話である。

彼女の反応に、
ん?レシピ教えてくれる感じ…?
と一瞬首を傾げはしたが。]

あっ、炙りベーコン!
成程香ばしい匂いはそれか〜!!ありがとう!

[ともあれ礼を言う。
付け合わせに添えられているのは
林檎のコールスローだろうか。>>248
綺麗な緑色のパスタを一頻り眺めたのち、
頂きますと小さく口の中で零したのでした。]
(291) 2023/03/02(Thu) 12:45:10

【人】 会社員 レイラ

[パスタを咥えて追い打ちをかけてみれば、
栗栖が耳まで真っ赤に染まる。>>273
良いリアクションに思わず堪えきれずに噴き出してしまい。]

あっははは。
いい反応してくれるなあ〜。
ふふふ。ごめんごめん、つい悪乗りしちゃって。

[現役を退いて7年。
そろそろあざとい系のキャラは
厳しくなってくる年ごろかと思いますが、
私もまだまだ捨てたもんじゃないかもなと
彼のリアクションを見ていると思うわけで。

こうも打てば響くように反応してくれると
素直に嬉しいものがある。]
(292) 2023/03/02(Thu) 12:49:26

【人】 会社員 レイラ

えー、付き合う前の子にされたら?
そりゃー……あれじゃない?

やる方もさ、気がない相手にそんなことしないじゃん。
完全に誘ってるし試してるわけじゃん。
だから、自分もその子と付き合う気があるなら
さっさと告白しちゃえばいい…のでは?

[などと、一応真面目に見解を述べてみる。
まあリアルでそんな場面に遭遇する確率が
どれだけあるかという話はさておいて。]
(293) 2023/03/02(Thu) 12:50:12

【人】 厨房担当 那岐

 
  爆げ……、ラーメンの種類か何かですか?


[ファッションの話だとばかり思っていたが沙弥の口から出てきたのは、魚雷だとか想像出来なさそうなもの。>>263
 まあ、止めはしないが。
 店のレギュレーションに引っかからない限りは。

 洗い終えた皿を丁寧に並べていく。
 もちろん後で拭きあげる作業も忘れない。
 言葉からとても想像できそうにない沙弥の新規開拓があるなら、自身のリアクションよりそちらの方が面白そうだと思ったのは口には出さないまま。
 麺状の肉とはまた難しいものを思いつく。]


  ハムを細切りにするとかなら出来そうですけどね。
  そもそも、麺状のもの啜れるのか。


[あくまでフィクションの話だろうが、行き着く先は妙に現実的な考えに至る。]
(294) 2023/03/02(Thu) 12:50:30

【人】 厨房担当 那岐

[ミートボールは好評のようで、改良点も納得してもらえた。]


  美味かったなら、良かった。
  食えそうなら黒原のタルトも食べてってくださいよ。


[食べ終わった小皿も受け取って洗い終え、キュ、と水道を停めれば蛇口が鳴った。
 少し伸びてきた前髪を腕の裏で避けながら、差し出されたおしぼりに気づけば、苦笑を浮かべる。>>264
 正直、冷えた手には助かる一品。
 どうも、と短く謝辞を告げて、有難く受け取った。]
(295) 2023/03/02(Thu) 12:50:57

【人】 厨房担当 那岐

[程良く、外気に晒されたおしぼりは手に心地よく、少しざらりとしたタオル地が肌を撫でていく。
 束の間の立ち話をしていれば、かかる元気な声は速崎のもの。>>266
  
 
  ん、デザート遅れてるみたいです。


[先輩からの手伝いの申し出ならば素直に受け入れておく。
同じ先輩でも沙弥はオフ、速崎は勤務中の違い。
明るいイヤーカフがオーブン近くで動くのを確認したら、自身はデザートの仕上げの方を任されるつもりで巨大な冷蔵庫に向かおうか。*]
(296) 2023/03/02(Thu) 12:51:24

【人】 厨房担当 那岐

[先程ホールに出た際に、掛けられた声はグルメ通のライターである神田から。>>284
 名前で呼ばれることに抵抗はないが、“ちゃん”付けはそれなりの成人であるから多少面食らったことも、出会い頭の話。
 今はその呼び名にも慣れてきてはいるけれど。]


  コールスローとタルトですね。
  かしこまりました。

  タルトのフルーツはブルーベリーとストロベリーどちらにします?


[その場では、短く了承の旨を伝えるだけ。
 他の従業員に比べれば、やはり口数が少ないのは目立ったかもしれない。
 口数が少ない分は後で手数で補おうか。
 神田から特に希望がなければ、任されるつもり。**]
(297) 2023/03/02(Thu) 12:52:29
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a51) 2023/03/02(Thu) 13:11:56

【人】 会社員 レイラ


ん、今後ともよろしくね。

[そんなやり取りの末
少し(ツッコミで)疲れて見えつつも
屈託なく笑む栗栖ににへらと素の笑みを返し。

そうしているうちに彼の方にも
パスタが運ばれてきた頃合いだろうか。
自分も冷めてしまわないうちに
食べ進めることにして。]
(298) 2023/03/02(Thu) 13:12:04

【人】 会社員 レイラ

[ちなみに、「ピュアマーメイド」の解散の理由は
まあ色々あったけれど
一番大きな理由はメンバーたちとの方向性の違い。

高校卒業という人生の岐路。
女性アイドルと言う乙女の華は、
決して長くは咲けないものだ。
中には解散後も女優路線に転向して
芸能界で活動し続けている子もいるけれど
自分はそこで区切りをつけることを選んだ。

高野のように事故で生命を絶たれたわけでもないし
別段アイドル自体に嫌な思い出があるわけではないから
誰かにファンだと言われれば普通に喜んだと思う。]
(299) 2023/03/02(Thu) 13:13:53

【人】 グルメライター ヤワタ


 そんなん「どっちも」に決まってる!
 追加料金取ってて。

[>>297夜の営業形態を知っている身からすれば、それが「できない」と言われないだろうという希望的観測。
勿論、欲張るなと言われればブルーベリーを選択する。
イチゴも好きだけど、単純に自作の時には添えない率が高い方を指定した。

嫌がられれば止めるけれど、基本は店員を「ちゃん」で統一している。
それが年上でも、身体上の性別が一見して男性とわかる場合でも。
面食らっても受け入れてくれるから、自分はきっとこれからも彼を「ナギちゃん」と呼ぶだろう。]
(300) 2023/03/02(Thu) 13:17:13

【人】 厨房担当 マシロ

 ― 少し前の話 ―



[ 謙遜はしない明け透けなスタイルの大咲である。>>213
  褒められればその分成長するつもりだし
  何より「そんなことないですよ」なんて言葉は
  ここの食事を楽しみに来てくれている人の誉め言葉まで
  否定してしまうような気がするから。

  カウンター奥のキッチンを気にする素振りに笑って
  ありがとうございます、と素直な返事をした 後。 ]


  ────


[ 少しのタイムラグは、
  予想外のタイミングで少しだけ古傷が痛んだだけだ。
  鈍い振りをしてくれる神田に気付かないわけがない。
  だから純粋に嬉しかった写真を見せてくれるのなら>>214
  彼の優しさに甘えてしまおう、と思った。 ]
 
(301) 2023/03/02(Thu) 13:18:09

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 懐かしの、一回きりのバニラクッキーうさぎの写真は
  いつも彼が持っているカメラのデータではないらしい。
  加工もされていない、あの日の儘の思い出だけが残る
  うさぎの穴に隠された秘密事みたいなフォルダの中身。 ]


  ほんとだ! 嬉しいな……ありがとうございます。
  いつも写真撮ってくれてますもんね。
  私、神田さんの写真、好きだな。
  この店を楽しんでくれてるのが分かるから。


[ 大咲は神田の職業も、SNSアカウントも知らない。>>30
  カメラを持ってお店に来て、料理の写真をいつも撮り
  気安く話をしてくれる大事なお客様だ。
  写真が趣味なのかな、程度にしか捉えていなかった。 ]
 
(302) 2023/03/02(Thu) 13:18:14

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 空振りさせないくらい通うから、なんて。>>215
  「待ってる」だけではなくそんな風に伝えて貰えると
  こちらの嬉しさも一入と言ったところ。

  席を離れる前の独り言は、ちゃんと耳に届いていた。
  知ってますか、神田さん
  うさぎの長い耳は声をよく聞くために長いんですよ?
  ……あ、これ、大咲が信じてるだけなんですが。

  だからぴたっと足を止め、くるんと振り返って
  下向きのうさぎ耳──白リボンの二つ結びを翻し
  いつものようにいたずらっぽく微笑んだ。 ]

 
(303) 2023/03/02(Thu) 13:18:21

【人】 厨房担当 マシロ

 

  ありがとうございます、神田さん
  なんだかこっちが「幸せプラス」貰っちゃいましたね。

  ……いつかまた作るの、待っててください
  待ってるって言ってくれた神田さんに
  私も、食べて欲しいですから。


[ 勿論その時は、大好きな同僚たちにも店長にも
  いつも来てくれる他のお客様へも、ご新規様にも!

  ぺこん、と頭を下げた白うさぎは
  言い残して忙しなく店内を回りに行った。* ]

 
(304) 2023/03/02(Thu) 13:18:26

【人】 厨房担当 シャミ

─ その履歴書 ─

[スーパーモデルみたいな体型だしいいじゃん、と言われたのは高校生の時だった。話題の7割がダイエットのその少女にとっては、恨み節も入っていたのだろう。
でもスーパーモデルもどきの体型で得をするのって、スーパーモデル(真)だけじゃないかね。一部の高身長向けスポーツだって、もっと脚の筋肉とか必要でしょうに。

その頃の少し捻くれた、厭世観に似た感覚はずっと肌の内側に溜まっていて、食べ物と料理への執着は降り積もっていて。

ワーキングホリデーで訪れた異国で弾けた。

とんでもなく肥った人も、吹けば折れそうに痩せた人も好きに暮らしている。
自分よりもずっと背の高い女性が厚底のブーツを履いて闊歩しており、手が届かない高さの棚から代わりに商品を取ってくれる。

夜遊びもしたし、好きなだけ食べて全部吐いて寝込んだりもした]
(305) 2023/03/02(Thu) 13:18:52

【人】 厨房担当 シャミ

[帰国前。
体型似てるから。って、古着の山をくれた友人がいたのだ。


色は全部黒、たまに赤だった。
鋲を打った革ジャンや裂けたパンツや、頑丈だけどベルトの多いブーツ。
確かにサイズはぴったりだった。
丈がちょうどいいのにガバガバに緩くない服は日本では貴重]
(306) 2023/03/02(Thu) 13:19:29

【人】 厨房担当 シャミ



 良質な、スター……へえ


[開店してからそれほど経たない頃はまだ、昼夜通しで働くことが多かった。
紳士服量販店でまとめ買いした白のワイシャツに、お下がりのメンズ・パンクファッションという組み合わせで。
それから、当時、髪はがっつり短く刈り上げていた。
あとまだ眉ピもしてた。

少しずつ髪が伸びたり、黒のレザーパンツ以外のバリエーションが多くなるまでの間、初期の『Madam March Hare』ランチタイムにはそういう者がいた]


 いいんじゃない? 英語できるって


[履歴書>>258>>260を覗き込んでそう言った。
天文サークル所属、ああだからスターゲイザー? と納得しながら。

性別の欄、正直、見ていなかった。自己アピール欄のアピールが目覚ましい活躍を見せすぎて。
店長はちゃんと全体を確認してたと思う。その上で聞いて確かめなかったのなら、それで良いんだろう。

給料が変わるわけでなし、ロッカーだって、みんながいちいち生着替えするわけでもないし]
(307) 2023/03/02(Thu) 13:20:37

【人】 会社員 レイラ

[でも。

「ファンだった」と言われれば
やっぱりどこかその人の中に残っている
「ローレライ」のイメージを守ろうとはしてしまうだろう。

元ファンの中には厄介な人がいないとも限らないから、
少なくともこんなふうに気軽に揶揄ったりするのは
自分の中でセーブが働いて躊躇ったかもしれない。

なので、彼が初対面でそう口にしなかったことは>>279
少なくとも玲羅にとっては有難い出会いだった。

彼にとって幸か不幸かは分からないけれど。ね。**]
(308) 2023/03/02(Thu) 13:21:56
村の設定が変更されました。

2023/03/02(Thu) 13:37:43

【人】 厨房担当 マシロ

 ― 現在・オープンキッチン ―



  あは、そうかも。
  でもほら、昼シフトでも二時間だけ!とかあるじゃん?


[ チエには軽口で受け答えしながら。>>200
  ショッピングバッグのブランド名は残念ながら
  テーブル席であることも相まって絶妙に見えづらい。

  かわいいものは好きだ。
  女だからとかじゃなく、純粋に、美味しいものと同じで
  心惹かれるから大咲は可愛いものを好んでいる。
  世間から"地雷系"と喩えられるファッションのことは
  名称ともかく、大咲も「かわいいなー」と思っていた。
  自分には似合わないだろうからと
  手を出したことは未だ無いジャンルだが。 ]

 
(309) 2023/03/02(Thu) 13:54:21

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 一見すれば男性に見えもする大先輩の遠藤。
  逆に可愛らしいものを好み、チエと呼んでくれという嘉数。
  オンオフ問わずユニセックスな服装が多い速崎。
  いつも来てくれる綺麗な白銀の髪のお客様。>>179

  大咲は「別に本人が良いなら良いんじゃない?」という
  あっけらかんとした態度だった。誰にでも。
  本意が別のところにあるのに我慢し続けるのは
  ハートの女王に首を刎ねられるよりも苦しいことだ。

 
「ママと一緒にご飯が食べたい」と
  口に出来なかったのを、大咲は今でも後悔している。
  だから寧ろ「チエって呼んで」と公言する嘉数なんかは
  密かな大咲の尊敬対象だ。
 ]

 
(310) 2023/03/02(Thu) 13:54:41

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 調理が追いつかなくなって来た頃合いで
  非番であるはずの先輩が急遽ヘルプに入ってくれるらしい。
  「シャミ先輩ごめんなさぁい!」と謝り、感謝して
  一瞬だけ厨房の方へ顔を出そう。 ]


  瑞野さんもずっと裏任せててごめんね、ありがと〜!
  疲れたら店長引っ張り出して良いからね。
  シャミ先輩も、非番なんですから
  あんまり気にしなくっていいですよ!


[ 助けてくれるならそりゃもう有難い話です。
  猫の手ならぬうさぎの手は幾らでも借りたい! ]

 
(311) 2023/03/02(Thu) 13:54:49

【人】 厨房担当 マシロ

 

  あっ、ゲイザー出て来た? 助かるおかえり〜!
  今溜まってる注文はそっちのリストねっ
  ちなみに想像の倍くらいボロネーゼ出てる!


[ 閑古鳥が鳴くよりは嬉しいことだけれども
  お待たせしてしまうのは大変お客様に申し訳が無い。
  ここが 私たちの 戦場だ!
  そんな気持ちでランチタイム営業をこなしている。
  戦友は同僚だ。

  けれども、働いている時間は何よりも楽しかった。
  食べた人の笑顔や声を聴けるから。 ]

 
(312) 2023/03/02(Thu) 13:54:58

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 無事に栗栖やチエへのボロネーゼも配膳を完了し、
  フロア担当に飲み物や副菜類はお願いして。
  効率的な分担作業をこなしていれば
  どうやらわんわん物語(?)は自己紹介で決着らしい。
  不思議の国に迷い込んだアリスの気持ちを、
  まさかこんなところで味わえるとは思わなかった。
  ……なんて感想は心の中に仕舞いましたとも。 ]


  貝沢さん、自炊とかされましたっけ?
  パスタ類に炙りベーコンは間違いなしですよ。
  ミート系にはくどくなっちゃいがちですけどね。


[ >>291 良い反応をしてくれた貝沢には
  そんなちょっとしたアドバイスを加えて。 ]

 
(313) 2023/03/02(Thu) 13:55:04

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ そうしているうちに出来上がったオニオングラタンスープは
  なかなか良い仕上がりだった。
  バゲットは一度バターを薄く塗り、軽くオーブンで焼いて
  オニオンスープの中に入れた後チーズを乗せ
  更にもう一度焼くという手間を踏んでいるおかげか、
  しっかり狐色で、よくスープを吸い込んでいる。
  塗ったバターも風味を齎してくれることだろう。 ]


  高野さん、お茶、飲み終わりました〜?
  ご注文のオニオングラタンスープお待たせです!
  たくさん食べてくださいね!


[ 焼きたて熱々のオニオングラタンスープを
  高野のカウンターへ出す頃には。
  彼はお茶を飲み終わっていたかどうか。
  ご注文通り、小さめ、なんて気遣いは取っ払って
  しっかりと厚いバゲットの通常サイズでお作りしましたよ!** ]

 
(314) 2023/03/02(Thu) 13:58:10
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a52) 2023/03/02(Thu) 14:01:59

厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(a53) 2023/03/02(Thu) 14:08:28

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ──余談だが。
  大咲には「女なら」「男なら」という固定観念が無いだけで
  彼ら彼女ら、或いはどちらでもない人がいるのなら
  そういった服装やら思考の方向性を気に留めていない、
  という方が正しいかもしれない。>>310

  本人が世間にありがちな概念を気にしていないなら
  こちらが気にすることでもあるまい。
  "うさぎ"はなんというか、そんな自由な雰囲気が漂う。

  だから大咲もここを選んだのだ。
  新しい人生の出発地として、20の誕生日に。 ]

 
(315) 2023/03/02(Thu) 14:35:35

【人】 厨房担当 マシロ

 ― 三年前 ―



[ 高校を卒業してからの二年間は、正直どん底にいた。
  大学にも専門にも行かずにアルバイトでお金を稼ぎ、
  「今まで育ててくれてありがとう」と母へお礼を言って
  貯めたお金ですぐさま実家を出た。
  それ以降連絡がないから、多分、縁は切れた。

  料理をすることだけが唯一の楽しみで生き甲斐で。
  学生時代の"自分の家は人と違うのかな"なんて感情のまま
  荒れて生きているうちに、嫌だな、と思ったのだ。

  こんな腐ったまま生きていくのは、辛いな、って。

  いつか、大事な人と一緒にご飯が食べてみたい。
  欲を言うなら、作れなくなった、ケーキも。 ]

 
(316) 2023/03/02(Thu) 14:36:46

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ でもどうやって?
  そんなふらふらした迷子は19歳の冬にうさぎの穴へ訪れ
  ランチを食べ、店内の様子を見て、
  "ここだ"と謎の確信を得た。

  自分の料理を、この店なら受け入れてくれるかもしれない
  色んな人が集まって、和やかな空気が流れるここでなら
  私自身も変われるかもしれない。
  ──憧れた家族との食卓にも似た店内の雰囲気は
  なおさら、大咲にそんな感情を抱かせた。

  20歳の誕生日。
  どうしてもこの店で生まれ変わりたくて、大咲は
  履歴書の空白の二年も志望動機も何もかも偽らず
  店長へ深々と頭を下げ、お願いをしたのだ。 ]

 
(317) 2023/03/02(Thu) 14:37:54

【人】 厨房担当 マシロ

 

  このお店に初めて来た時、思ったんです
  ──私の料理で誰かを笑顔にしたい、って。

  お菓子だけは、事情があって、作れないです……けど
  他はなんでも作れますし、頑張ります。
  だからここで働かせてください……!


[ 正直、高校を卒業して二年も空白があった人間を
  あの時雇ってくれた店長には
  感謝してもしきれない。

  だから大咲は、この三月うさぎのお店が大好きだ。
  一度だけクッキーを作れたのはこのお店のおかげ。
  ゴミ箱の苦い傷痕は、まだ、痛い儘だけれど。** ]

 
(318) 2023/03/02(Thu) 14:39:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ランチタイムは満員御礼でなくとも慌ただしい!
 瑞野>>296からはデザートが遅れているとの報告が、
 大咲>>312からは現状の注文リストと謎のボロネーゼ特需が告げられる。
 戦場ともいえるこういう時こそ、職歴の長いスタッフの腕の見せ所。]


 ……誰かボロネーゼバズらせた?
 ってそれはいいや。任せたまえー!


[今日のタルトをオーブンで焼き、ブルーベリーかストロベリーかを間違えずに乗せ>>232
 パスタを茹で上げて各種ソースをかけて、ランチタイムの新おしゃれメシ・イタリアン春巻き>>129>>151をフライヤーで揚げて……。
 こうしてカウンターには色とりどりの料理が並び、サーブされ、さらに並び……―――]
(319) 2023/03/02(Thu) 14:42:23

【人】 厨房担当 ゲイザー

[流石にこれは手が回り切らない、とこのベテランは判断した。]


 店長ヘルプーーーーーー!!!!

 私ちょっとホールに回るんで
 キッチンの方おねがいしゃーす!!


[電話中だろうがメール対応中だろうが夜に向けての準備中だろうが関係ない。マダム御堂ならなんとかできる……いや、電話中なら今すぐのヘルプは流石に応えられないだろうが。
 とにかく、丁寧なのか失礼なのかはっきりしない砕けた口調でバックヤードに呼び掛けてから、速崎はホール担当の助太刀の方を優先した。]
(320) 2023/03/02(Thu) 14:43:31

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー


[ちなみに遠藤や嘉数にヘルプを頼まなかったのは、非番との認識があったから。
 流石にここで先輩や後輩に時間外労働を強いるような立場にはないし、そもそもしようと考えなかったのだ。]
 
(321) 2023/03/02(Thu) 14:48:06

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー



 そういやタカノん、なんか注文するって言ってたけど。


[バックヤードへの去り際に言われたこと>>96を思い出して高野のほうに振り向けば、丁度大咲がお茶後のオニオングラタンスープを持ってきたところ>>314
 それが判れば一先ずこちらからは注文伺いには出ず、高野には「ごゆっくり」の、大咲には「ありがと」の笑みを一つずつ向けた。]
(322) 2023/03/02(Thu) 14:55:01

【人】 客 葉月

-失敗だったデートの話-

[その日、俺は確信していた]

(今日は……イケる……!)

[隣で楽しげな表情を見せてくれる彼女は、豊満でやわらかな胸を俺の腕に惜しげもなく押し付けてくれている。

連日のLINEもマメに返し続け、
(深夜に叩き起こされ、ひたすら愚痴に共感を求められ続けても「寝てスッキリした方がいい」なんて身もふたもないことは言わなかった)

初回のデートから三回目の今まで、デート代は全奢りし続け、
(初回で手を出すのはNG、好意は伝えても性欲は見せてはいけない)

ついにここまで漕ぎ着けたのだ。

そしてその日のデートも順調だった。
順調だったのだ。

──あいつに会うまでは>>275]
(323) 2023/03/02(Thu) 14:59:45

【人】 客 葉月

「こんにちは!葉月さん!!」

[かけられた声に、一瞬フリーズする。
それは隣の彼女も同じようで、声をかけてきたやつの方をじっと見ていた。

……違うことといえば、]

「……えっ、葉月くんこのかっこいい男の人だあれ?知り合い?」

[彼女の声が、俺に対するものより遥かに甘ったるく、
彼女の目の中に、エフェクトのハートが散っている幻覚が見えたことくらいだ]

(……あー、終わったなあこれ)

[まるで完成間近だったドミノが一気に崩れたみたいだ、そう思った。
いやひょっとしたらそれすら幻覚だったのかもしれない。だってこんなあっさり、魔法は解けてしまったのだから]
(324) 2023/03/02(Thu) 15:00:33

【人】 客 葉月

[栗栖瑛斗。

愛嬌のあるやつだ、と思う。
人を惹きつける魅力があるやつだ、とも。

あのパイを食べていたときだって>>142、俺は内心、
おい何言ってんだゲイザーちゃんが傷ついちゃったらどうすんだよ!!!!
なんて思ったりもしていたけれど、
(そして全然気にしていない彼女に惚れ直したりもした。かわいい)

そのあと空気が悪くなったりしなかったのは、まず第一にゲイザーちゃんの優しさのおかげだというのは大前提として……こいつの人を不快にさせない魅力ってやつのおかげでもあるんだろうとも。

つくづく思う。──世の中には、俺より魅力的な存在なんていくらでもいる]
(325) 2023/03/02(Thu) 15:01:32

【人】 客 葉月

アー、イヤア奇遇ダネ栗栖クン。
……ソレジャ、俺ハコレデ。

[引き攣った笑顔でカタコトの言葉を返して、踵を返す。後ろをついてくる彼女は何処か名残惜しげだ。
彼はそのとき、どうしていただろうか?
言葉を交わすことはあっただろうか]

「どうしたの葉月くん、体調悪い?」
「ね、彼友達なんでしょ?三人で遊べたりしないかな、ほら私も葉月くんの友達のこと気になるし!」
「もしあれなら、葉月くんには私の友達紹介するよ。それならいいでしょ?」

[……結局、その彼女とはそれっきりだった]
(326) 2023/03/02(Thu) 15:02:15

【人】 客 葉月

-失敗のその後/店にて-

[そんなことがあった後日。
店で彼女とのLINEを見返してはため息を吐いていた。ふとドアベルが鳴った方を見るとそこには彼の姿が。

──余談だが、俺のスマホの待受は「ローレライ」だ。

ファンというわけではない。
CDもライブのチケットも買ったことがないのだから、そう名乗るのは烏滸がましいだろう。
ただ、彼女は自分にとって──“頑張れた自分”の象徴のような存在だったから。>>42
7年前、あの引退の瞬間。
ダイエットで挫けそうなとき、彼女のその笑顔にエネルギーをもらっていた。
ダイエット成功の体験は俺の数少ない拠り所で、だから未だにそのままにしている。

LINEアプリを閉じてスマホを仕舞うその一瞬、彼にもそれは見えたかもしれない。

そして、]
(327) 2023/03/02(Thu) 15:02:54

【人】 客 葉月

こんにちは、栗栖クン。
……ちょっとお話、いいかな?

[覚悟を決めてこっちから話しかけたおかげか、この前よりはカタコトじゃない。
表情はにっこりと笑顔。にっこりすぎて何処か後ろに黒いものが渦巻いているようにも見えたかもしれない。

そのままドアを指差す。──「表出ろ」の合図だ。

もし彼が断っていたなら、この話はここで終わりだ。店の中でトラブルなんて絶対起こしたくない。

もし彼が着いてきてくれたなら──店の外、「店長や店員さんたちに迷惑をかけたくない」という制約から解き放たれた俺は、そりゃもう色々とぶちまけていただろう]
(328) 2023/03/02(Thu) 15:03:42

【人】 客 葉月

「女の子連れのときに話しかけるんじゃねえ」
「あとちょっとで付き合えそうだったのにお前のせいで全部パァだわ」
「俺が何のためにここまで頑張ったと思ってんだバーカバーカ」
「オレ、オマエ、キライ」


[それはひょっとしたら、店の中ではあまり見せたことのない顔だったかもしれない。
話し始めたら止まらなくて、最後はなんかもうやっぱりカタコトになっていた気がする。

彼はそんな俺のことを、どんなふうに見ていただろうか**]
(329) 2023/03/02(Thu) 15:05:29

【人】 客 葉月

-ゲイザーちゃんと、この店に対する気持ちの話-

[突然だが、俺には夢がある。

それは、
「いつか本当に好きな人と気持ちが通じて恋人同士になれたら、このお店に連れてくる」
ことだ。

え、連れてきたらいいじゃないかって?分かってないな。
「口説きたい女の子を」じゃないんだ、
「本当に好きになった人を」なんだ。

勿論このお店なら雰囲気も料理のクオリティも女の子を口説くのにはうってつけで、足を踏み入れた瞬間にセンスのある人間だと思われて勝ち確も間違いなしだろう。

でもそうしようとは思えなかった。
つまりそれだけ、俺にとってこの店が落ち着ける場所だってことなんだろう。

だから、このお店の可愛い女の子たちを(働き者の店長含めて)可愛いな……とは思いつつも、結局がっつり口説いたことは今の今までないだろう。
イギリス料理のことをめちゃくちゃ調べたのだって>>40、可愛い子との共通の話題を探すなんてやって当たり前のことだし。

ただ、だからこそ]
(330) 2023/03/02(Thu) 15:35:20

【人】 客 葉月

へえ、お祭の料理なんだ。
……そう言われてみると、なんだか目出度いようにも見えてくるね。

[目の前でスターゲイジーパイについて語るその表情を見ていると>>277、胸にどこか温かいものが湧いてくる。
まるで汚しちゃいけない宝物みたいだ、とも]

いや、すごく美味しいな。びっくりした。
ゲイジーちゃんありがとね、こんな美味しいもの食べさせてくれて。

[自分の美味い、のたった一言でこんなに喜んでくれるなんて。>>278
思わず頬が緩んでしまう。

俺はやっぱりこの店が好きだ。
こんなふうに優しい店員さんのいる、この店が**]
(331) 2023/03/02(Thu) 15:36:14

【人】 厨房担当 シャミ

─ 厨房 ─

 ──うん、真白
 ──洗い物だけ、ね


[そう言ったはずの猫の手ならぬうさぎの手>>311も、結局仕上げ前に手が離れた。

無事につまみ食いを果たし。でもデザートを食べるにはまだお腹いっぱい。
ナギや皆の邪魔にならないように、でもどうしても、やっぱり今日は新しくコンソメを引きたいので。
作業するスペースが裏の厨房にあることを確認する]


 そっちで夜の仕込みしてるけど、野菜とかイチゴのカットはついでにやるから言ってよ


[やっぱり、厨房にいると気分が浮き立つ。
魚に水を得させるのと一緒だ]
(332) 2023/03/02(Thu) 15:38:09

【人】 厨房担当 シャミ

[奥から黒のエプロンを借り出してきて、トマトの染みがちょっとついたシャツの上から、今更のガード。

冷蔵保存のフォン・ド・ヴォライユを取り出す。
今日はトマトが良いから、トマトペーストを使おう。それに、鶏肉]


 ビーフコンソメも美味しいけどね


[わかるよ、お肉の人。
うちのコンソメスープに感動してくれたお客様>>270にニッコニコしてしまったのは、その感想の言葉に。
澄みきった鬱金色のスープはさらりと喉を流れていくのに、彼の言う通りお肉の味がするのだ。料理は魔法、と心から思う]
(333) 2023/03/02(Thu) 15:39:16

【人】 厨房担当 シャミ



 わかります? お肉、入ってるんですよ
 肉も野菜もたくさん入ってるんですけど、それを何日かかけて煮詰めて煮詰めて
 そして、たっぷり美味しくなったところで卵の白身を入れると、脂と濁りが吸い取られて透明になるんです

 私の一番好きなスープだから、気に入ってくれて嬉しいな


[キラキラした目を見て、請われれば作り方のあらましも話したのだったか。
手間だけでなく、本気になりすぎると材料費が贅沢なことになるので、提供する量を控えないとお会計に影響が及ぶのが難点だけど*]
(334) 2023/03/02(Thu) 15:40:53
客 葉月は、メモを貼った。
(a54) 2023/03/02(Thu) 15:45:08

客 葉月は、メモを貼った。
(a55) 2023/03/02(Thu) 15:46:15

【人】 厨房担当 シャミ



[鍋の中でよく捏ねた鶏ミンチに、人参、ネギ、セロリ、それにハーブはタイムとバジル、花オレガノ。
トマトペーストと共によく練って、卵白を入れる。
卵白の量が想定通りに決まれば、軽く鼻歌が漏れた。

フォンを少しずつ混ぜ合わせ出来たスープ鍋を火にかけ、65度へ。
細切れ野菜と固まりかけのミンチ肉が浮いてどろどろした鍋をゆっくり混ぜていると、大声の救助要請>>320が響き渡った]
(335) 2023/03/02(Thu) 16:04:38

【人】 厨房担当 シャミ



 あらら
 アン、ご指名頑張って? 電話番なら私がしとくよ


[奥の店長へ向けて笑い含みの声をかけた。

裏方仕事が主になっている店長だからこそ、キッチンに立つレアな姿はご褒美フィーバータイムと言っても過言ではない。
誰にとっての? 
お客様にも、スタッフにもだよ。もちろん私にも。

沙弥はオフなので店長がヘルプするなら行かないのである。ざんねんだなあ。
ちなみにコンソメ作りは趣味、もう趣味の領域なので仕事ではない、非番、非番です]
(336) 2023/03/02(Thu) 16:06:08

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[この店内も少し前まではまだ、手が回らない程ではなかった>>248筈だが――先ほど大咲も、店長へのヘルプ要請を瑞野に提案していたくらい>>311
 その店長が調理の助太刀に入ってくれるなら、厨房班全体の負担も幾らかでも減るか。

 そしてこのヘルプ、あのマダム御堂直々の調理光景を拝めるチャンスにもなる>>336
 繰り返す。
 
店長たるあのマダム御堂直々の調理光景を拝めるのだ。

 お客様側がそのチャンスに気づくか否かは、お客様個々人にお任せするとして――。]
(337) 2023/03/02(Thu) 16:14:46

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[さて、ホール担当のお仕事というのは単なるオーダー受付とサーブに留まらない。
 「お客様とのお喋り」もまた、不思議な物語を夢見るいつかの気持ちを大事にした、この『うさぎ』のコンセプトの上で大事なことなのだ。]


 カンちゃんは――…


[先ほどボロネーゼを出した先の神田は今、瑞野が応対中>>297>>300
 あの時の感想は、もう少し後にでも聞ける機会があるかもしれない。少なくとも、神田は「一期一会の一見さん」ではないのだ>>284。]
(338) 2023/03/02(Thu) 16:15:32

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[そしてこちらも、というより予想通りにボロネーゼを注文していた栗栖の方は――。
 それにしても今日の『うさぎ』、ボロネーゼ注文倍増のせいか、どこもかしこも良きミートソースの香りな気がする。

 一応昼間は非番ながら(コンソメ作りは非番のうちとのこと)、厨房に立っていた遠藤>>332>>333>>334が話をしていた。そして、お客様の「お隣さん」の存在もある。

 今や「ちっす」「ちっす」な挨拶を交わす間柄が定着していた栗栖>>290が、いつかスターゲイジーパイを食べた時に話してくれたこと>>288>>289
 その当時は「そうだったんだ〜」と、嬉しい笑顔ながらもただ淡々と頷いただけで――。
 込み入った言葉はその時には何とか飲み込んだ。
 そして今この時も、特にその話について、速崎は切り出さずにいる。]
(339) 2023/03/02(Thu) 16:18:37

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[その栗栖の「お隣さん」の席にいる貝澤は――。
 どこかで聞いた声だな、と来店する度に思いはするのだが、それを速崎がストレートに問うたことは無い。

 この『うさぎ』は、公の人が――かつて公の人「だった」人も――そうとは告げずに居場所として訪れる店でもある。
 具体的に誰がどこの誰、という話までは聞かずとも、そういう場所なのだとは店長や先輩方からも聞かされたものだった。
 それを重んじる形で、速崎からは客の素性は尋ねない。
 あくまでその人が、「ただのその人」のままでいられるように、と意識してのこと。
(それ故に高野>>93や栗花落>>179に対しても、「もしかして」を問うたことはなかった)]
(340) 2023/03/02(Thu) 16:21:04

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー


 パスタの後には本日のデザートとか、
 良かったらたくさん食べてってくださいね〜
 今日のは、フィエちが生地作ってくれたタルトに
 お好みでブルーベリーかストロベリートッピングしちゃって!


[大咲から貝澤に一言アドバイスが投げられていた>>313のは聞いていたが、彼女>>298と直接応対している店員の姿が見えなかった時に、そう本日のタルト>>232について伝えておいた。
 無論、アイドルでなくなり食べるモノの制限もなくなった>>12……と考えていた訳ではなく、単純に店員のお薦めとして。]
(341) 2023/03/02(Thu) 16:22:02

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー


[ところで速崎、ベイクドチーズタルトとチーズケーキを混同している>>341気のあるレベルの目の周りぶりである。
 無論、タルトでもケーキでも、クリームやベリーのトッピングには応じる構えだ。]
 
(342) 2023/03/02(Thu) 16:25:44

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[そして勇者……もとい葉月。
 このお客様からも、今日は「おすすめ」のオーダー>>60。プラス、カプレーゼにブラックコーヒー。
 パスタを食べ終わった頃かな>>90と見計らったタイミングで、豆を挽いて淹れたコーヒーのカップを手にして持ってくる。
 白磁のマグカップの内側の底には、赤紫色の猫のシルエット(チェシャ猫のシルエットだが、特にむき出しの歯は描かれていない)が印字されている。飲み干す頃には猫の模様が見えてくるだろう。]


 ハヅキん、お待たせしました〜!
 ブラックコーヒー、ごゆっくりどうぞー。
 デザートの方もよろしければ言ってくださいね〜。


[葉月の昔の体形について、そして今の姿になるための努力について>>21>>42、速崎は知らない。
 だが仮に相手の過去を知っていたとしても、カロリー元になるデザートを薦めないでおく、ということは特にしなかっただろう。]
(343) 2023/03/02(Thu) 16:52:43

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[ところで、あの祝祭たるスターゲイザーパイを
 食べてくれた者同士たる葉月と栗栖の間で
 一体全体どんな事件が発生していたか>>275>>325>>326
 店の外のことまで見ていない速崎は知らずにいた。

 『うさぎ』のスタッフとして、同時にイギリス料理に携わる者としてのプライドも胸にパイを焼き上げたこの速崎璥という人間は。
 ただ頭の中に、嬉しそうな笑み>>290と緩んだ頬>>331の記憶を持つばかりだったのだ。**]
(344) 2023/03/02(Thu) 17:02:15
(a56) 2023/03/02(Thu) 17:09:31

【人】 客 クリス

── 大事な教訓と葉月さん ──

[俺は本当に葉月さんしか目に入って無くて。
気付いて無かったんだ。
でも声をかけてから気付いちゃった。
隣の女の人、明らかに腕組んでて、距離が近くて。>>323
葉月さんの硬い声と表情>>326は、嫌でも自分の失敗を悟らされた。]


……ぁ。うん。それじゃ、またね。


[俺も多分にぎこちなくて、その場は別れたけど。

あの女の人、葉月さんと腕組んでたよね?
あの台詞>>324は幻聴であってくれ。
そう思ったけど、正直生きた心地はしなかった。
だから次お店で葉月さんと会った時、入店と同時にドアを指さされて>>327>>328、俺は大人しく葉月さんについて行った。]
(345) 2023/03/02(Thu) 17:11:08
(a57) 2023/03/02(Thu) 17:11:19

【人】 客 クリス

[いくら鈍い俺でも、あの後葉月さんと彼女がどうなったのか、想像出来ない程鈍くは無かった。
少なくともあんな言葉を、腕を組んでる時に言われて、良い気持ちがする人間なんて居ないと思う。葉月さんの顔だって強張ってたし。]


……ご、ごめんなさい。


[だから俺は、どんな言葉にも黙って耐えて、謝罪したけど。
最後の言葉だけは聞き捨てならなくて。
バッと葉月さんの目を見て、必死で言い募った。]


お、
俺は葉月さんのこと好き!!



[俺は本当に必死で。
顔は真っ青で体は震えてたけど。
今。ここできちんと言わないと。一生後悔すると思った。*]
(346) 2023/03/02(Thu) 17:11:25

【人】 店員 チエ

――慌ただしいランチタイム――

そう〜ペコの極みだった〜!
買い物ってなんであんな一瞬で時間過ぎるん? 午前中消し飛んだんだけど。

[>>265バックヤードにいたらしいケイちゃんがキッチンに戻ってきて、店内にまた一つ声が増えた。
 ペコの極みは今まさに満たされんとしているところだ。軽く視線と手を振るだけで返事をする。
 しかし、それこそ裏まで慌ただしい、ということは。]


(なんかほんとに忙しそうなんだよな……早々に食べたほうが良さげ?)



[非番なんだけど。間違いなく非番なんだけど。
 ちょっぴり気まずいのは事実だった。
 だからって、結局味わってるとそんなには早くならないんだけどさ。
 ケイちゃんが戻ってきて、スムーズに回ってくれればいいなと思うばかり。]
(347) 2023/03/02(Thu) 17:13:31

【人】 店員 チエ

[カウンターの向こうから漏れ聞こえる犬のパスタの話>>253>>263には、犬ってそもそも小麦粉食べられないんだっけな、犬用のクッキーとかケーキとかあるじゃん、麺すすれるかは知らないけど>>294、などと大きなミートボールをまた一口頬張りながらぼんやり考えていた。
 ――ら、すっかり気の抜けたところに、声がかかる>>285。]

んむ、

[目を見開くくらい驚いて、口の中のものを慌てて飲み込んだ。]
(348) 2023/03/02(Thu) 17:14:38

【人】 店員 チエ

すみません、神田さん。
見てまし――じゃなくて。全然、どうぞどうぞ。
狭くなければ。
あっていうか荷物どかしますね!?


[なお、残念ながら見た目に反してしっかり食べるものは食べるので、テーブルの上にはパスタとアイスティーだけじゃなく、りんごのコールスロー(ナギさんのお手製なのしっかり見てた!>>226)もあるし、これからデザートもいただく。
 2人席を潤沢に使っていたのを手前半分に寄せ、向かいの席のショッパーを自分の脇に置いた。]
(349) 2023/03/02(Thu) 17:15:00

【人】 店員 チエ

や、あのー……ほんと、ただの偶然で。せっかくいらっしゃるなら、って感じなんですけど。
あの、神田さんってよく料理の写真撮られてるなって思って。
いや、そんなのみんなやってますけど。ボクもするし。

ああいう写真って、SNSとかあげてたりします?

[後で話そうと思ってたから、聞くことが全然まとまってない。
 でも、せっかく来てくれたしと頭の中にあることを口からどんどん出しながら。]
(350) 2023/03/02(Thu) 17:15:20

【人】 店員 チエ

神田さんのプライベートの話がしたいわけじゃないんですけど。
あの、最近よくあるじゃないですか。食べたものとぬいぐるみ一緒に写真撮ってるとか。
ああいうの、正直結構かわいいなーって思っちゃったりするんですけど。
衛生面とか思うと、ほんとはあんま良くないよな〜とも思っちゃったりして……

……なんか全然まとまりない話なんですけど、つまり、神田さん的にはそういうのどう思います? みたいな……話?


[ぬいぐるみがいいな、と思ったのもそういう投稿がきっかけで。
 作るのも流行りと知ったら、じゃあ作りたいとなってしまって。
 せっかくなら、この店の……と思ったのだが、客観的に見てどうだろう、仮にも飲食の店員としてやめておくべきか――と思ったところに、いつもカメラを携えている常連さんを見かけたものだから、という経緯だ。
 聞かれればそう話すけれど、まずはパスタが覚める前に、また一口*]
(351) 2023/03/02(Thu) 17:15:41
店員 チエは、メモを貼った。
(a58) 2023/03/02(Thu) 17:27:03

【人】 客 クリス

── そうして今 ──

[俺がツッコミを入れたら、お隣の人は吹き出して笑いだした。>>292
ほらね!ほらね!ほら〜〜〜!!]


も〜〜〜〜〜!!!



やっぱりからかってたー。も〜〜〜!!!


[俺は牛になりつつ。
少しくらい怒っても良いと思います。
背後で咳払い>>287が聞こえた気がしたけど、気にする余裕は無かった。]
(352) 2023/03/02(Thu) 17:32:20

【人】 客 クリス

[でもその後、お隣の人は真面目に答えてくれた。>>293
誘ったり、試したりがあるのか。
なかなか難解な世界だ。
けれど根が素直な俺は、真面目な答えに素直に頷いて。]


告白ね。分かった。


[これ誘われて無かったらどうなるんだろう?
実際相当恥ずかしいのでは?とか。
付き合う気が無い場合どうすれば?とか。
色々疑問が浮かぶのは、きっと家に帰ってから。

その後は、貝沢さんが食べる隣で、俺もスープを堪能したり。
食事に集中して行って。
彼女との出会いが幸か不幸かは俺にも分からないけれど。>>308
貝沢さんと話した時間が本当に楽しくて、あっという間だったことだけは分かってる。*]
(353) 2023/03/02(Thu) 17:32:30

【人】 会社員 レイラ

[栗栖との楽しい会話>>353が一息ついた後
ジェノベーゼの味に集中することにした。

ほくほくしたジャガイモとぷりぷりのエビ。
鮮やかなトマトがみずみずしく
パスタのバジルとニンニクの風味によく合う。
大咲お墨付きの香ばしい炙りベーコン>>313
グッと風味に深みを添え、全体の素材を引き立てているようだ。

(余談だが玲羅は自炊はしなくもない。
とは言え経済的なものを考えて、であり
そこまで凝ったものを作れるわけではなかった。
外食で済ませることも多い。)

パスタの合間に口にする
さっぱりした林檎のコールスロー>>248
こってりしがちな口の中の味を
リセットしてくれてこれまたちょうどいい。

夢中になってもぐもぐと食べ進め
皿が空になればごちそうさまでしたを言おうか。]
(354) 2023/03/02(Thu) 17:47:50

【人】 会社員 レイラ

[パスタがなくなる少し前くらいに
速崎から声がかけられた。>>341

自分を「カッチ」と呼ぶのは彼女だけだ。>>272
女子高の友達にもこういう風に
皆に独特なあだ名つけて回る子いたなあと
なんとなく懐かしい気持ちになる。

先程店に入って来た時にも
声をかけてくれた速崎に改めて笑顔を向け。]

あっじゃあデザート食べます!両方食べてもいい!?
タルトはストロベリーで、チーズケーキはブルーベリー!
食後の飲み物は紅茶で!

[と、元気よくオーダーする。
一般人はケーキ二個食いなどという罪深い行いが許されるのだ。素晴らしいね。]
(355) 2023/03/02(Thu) 17:56:18

【人】 客 クリス

[スープは鶏肉の味らしい。トマトと合わさって美味しい。
堪能していると、遠藤さんがやってきて。
その一言>>333に、目を輝かせる。]


ビーフコンソメ作るんですか?!


[アレは美味しい。料理の魔法だ。
材料なんて影も形も無いのに、たくさんの味と、はっきりわかるお肉の味がするのだ。
鳥も豚も美味しいけど、牛は最高だ。
思わず期待に満ちた目で、遠藤さんを見たのは仕方ない。]
(356) 2023/03/02(Thu) 18:14:37

【人】 客 クリス

[初めてビーフコンソメを飲んだ時。
感動した俺に、作り方を遠藤さんが教えてくれた。>>334
俺はただただ驚いて目を瞬かせた。]


卵の白身をそんな使い方するの?
何日も煮込んで??


[遠藤さんに向けてた目を、手元のスープに向けて。
贅沢過ぎる材料や光熱費の使い方。
それに時間と手間暇。
家庭だけじゃきっと一生味わえなかった。
このお店じゃなきゃ、こんな間近で会話して、作り方を知ることも無いまま終わっただろう。]


……
すごい
……


[俺はポツリと零して。
それからスープを一口、口にして。
『美味しい。』と呟いた。]
(357) 2023/03/02(Thu) 18:14:56

【人】 客 クリス

[さてそんな俺だが。
店にとっては常連と言えど決して上客とは言えないだろう。

何故ならデザートや、ましてドリンクを頼まないから。

理由は簡単。その金があったら、肉に回したい。
飲食店のドリンクは利益率が高い。
しかし残念ながら俺にその知識は無く。
何時も勧められても、デザートやドリンクを断ってしまっている。
俺が気付かないのにも、知識不足の他もう一つ理由がある。
この店で、そのことが理由で嫌な顔をされたことが、一度も無いから。

何時も俺が食べる姿を笑顔で見てくれている。
それがどれだけ有難いことか。
俺が気付くのは、きっともっと俺が大人になってからだろう。
俺は何も知らないままに、今日もその幸せを甘受していた。**]
(358) 2023/03/02(Thu) 18:15:06

【人】 厨房担当 那岐

[神田の答えは予想通りの回答。>>300
 ウィンクまで飛ばされたら期待に応えない訳には行かないだろう。
 厨房に戻ったあと、出来上がっているコールスローをスートの描かれた小皿に盛り付けていく。
 歯ごたえがいいように少し、野菜を多めに。
 タルトと一緒と言うならば、盛り付けた後に少し塩気を足しておく。
 
 速崎が焼き上げたタルトを平皿に載せる。少し端に置いてあるのはこれから彩りを飾るため。
 ブルーベリーソースでスペードを、ストロベリーソースでハートを描いた後は、タルトから零れそうな程のブルーベリーと苺を乗せて、最後にホイップした生クリームを添えれば、見栄えも良くなっただろう。
 彼が料理の写真を撮っている姿は、時々、厨房からも見えていたから。
 ならば、“映え”というものになっていれば良い。]
(359) 2023/03/02(Thu) 18:17:19

【人】 厨房担当 那岐

[出来上がった皿を運ぼうとホールに向かえば、大崎と擦れ違う。>>311
 裏の仕事は寧ろ好んでしている為大歓迎だ。]


  問題ない。
  ホール回してくれる方が助かる。


[速崎や大咲のような愛想のいい人選ならば、客にも受けがいいだろう。それは常日頃から感じている。
 同僚と短く言葉を交わしながら、ホールへと戻れば神田が知恵の方に移動していたか。>>349
 会話に口を挟むのも気が引けるので、呼吸が落ちるタイミングで、神田の前にサーブする。]

  お待たせしました。
  林檎のコールスローと、
  チーズタルト『神田さんバージョン』です。


[名前はそのままだが、ご期待に添えるだろうか。
 サーブする目元は少し可笑しそうに、弧を描いている。

 厨房からは、速崎の声ホールまで響き渡っている頃だろう。>>320*]
(360) 2023/03/02(Thu) 18:19:59
2023/03/02(Thu) 18:20:46

【人】 会社員 レイラ

[そうして、暫し店内の喧騒を聞きながら。
のんびりとデザートが届くのを待っている。**]
(361) 2023/03/02(Thu) 18:23:51

【人】 客 葉月

-イケメンと突然の告白-

[暗黙の了解、ってカッコいい。
少なくとも俺はそう思っている。

わざわざ「好きです」から始まるのだけが恋愛じゃない。
たとえばふと視線が絡んだり、話しているときに触れた指がやけに熱かったり。

そういう曖昧な意思表示をやきもきせずに出来るのが大人だ、なんて思っていたりする。
──実際のところ、明確に言葉にして拒絶されるのが怖いだけかもしれないけれど。

そう、だから──そんな直接的な言葉>>346には、慣れていなかったのだ]
(362) 2023/03/02(Thu) 18:28:09

【人】 客 葉月

すっ
……は!?!?

[耳に飛び込んできた言葉が脳に届いて──瞬間、まるで全身が燃えるように熱くなる]

な、ななな何言ってんだお前馬鹿か!?
俺が可愛い女の子にでも見えてんのか!?!?

[青くなっている相手とは裏腹に、俺の顔は今きっと赤くなっているのだろうと思った。

知らない、こんなの知らない。
だって誰にも言われたことがないんだ、そんなの。

怒りも妬みもポップコーンみたいにぱーん!と弾けてどこかに言ってしまった。
今はただ、エンストしそうな脳みそがぷしゅー……と煙を上げている]
(363) 2023/03/02(Thu) 18:28:40

【人】 客 葉月

い、言っとくけどな!そんな言葉で俺を宥めようったって無駄だぞ!
俺はお前のことなんか好きになんねえからな!

[イケメンが何処でも通用するなんて思ったら大間違いだぞ!
……なんて、何処ぞのツンデレヒロインみたいなことを言ってしまった。

未だに夜寝るときにふと思い出しては、枕に顔を埋めて
「ああああああ」
とじたばたすることになる思い出である**]
(364) 2023/03/02(Thu) 18:29:02

【人】 厨房担当 那岐

―― 幕間 ――

[その日は、遅番で。私用でシフトに入るのが遅かった。
 すぐに働けるようにと、規定の黒のパンツに白シャツを合わせた上に、同じように黒のコートを羽織っていれば、夜目には見つかりにくかっただろう。

 店の裏口に向かいながら、話し合う声が聞こえて。>>329
 内容までは聞こえてこなかったが、人気のいない場所に珍しいと思い、ふと視線だけを投げかけた。ら。]



  お、俺は葉月さんのこと好き!!



[……と、告白めいたものが聞こえたもので。>>346
 姿見なりからどちらも男性のように見えたので、思わず小さく口笛を鳴らして、裏口の扉をぱたりと閉めたものだった。**]
(365) 2023/03/02(Thu) 18:35:22

【人】   タカノ

 君のお墨付きだものね。
 味もそうだけれど、空気が良いものね。

[ 神田>>211がライターであることや、
 その主題がグルメルポであること。

 そしてこの場所で仕事をしていないこと
 くらいは知っていただろう。

 実は彼のSNSのアカウントをフォローしては
 いるのだが、今朝の優雅な朝食、は見逃している。

 時折覗いては、美味しそうだなと
 腹の虫が騒ぐので満腹時しか覗かないことに
 しているので。

 多分この後、SNSを眺めてこれかぁと
 つぶやくことになる。

 聞きすぎてしまうことを、恐れる彼の
 気遣いについては気づかなかったかもしれないな。
 ありがたい事なのにね。 ]
(366) 2023/03/02(Thu) 18:47:19

【人】   タカノ

 それはいいねぇ。
 そういえば、朝食をきちんと食べている人の
 顔色をしているね。元気そうだ。

 アガる>>212………
 たまにはいいかもしれないねぇ

[ 大変失礼極まりないのだが、
 アガる自分の想像ができず、曖昧な答えを
 返してしまった。

 朝食を食べるために出かける自分も
 思い描けなければ、

 朝食を作る自分はもっと、描けなかった。

 包丁握って呆然とする自分だけは
 容易に想像できたのだが。 ]

 お互い、ご機嫌な時間を過ごせそうだね

[ 想像ソレが少しおかしくなって
 小さく笑うと、そう言って食事を再開したんだったか。* ]
(367) 2023/03/02(Thu) 18:47:35

【人】   タカノ

[ 少々の物足りなさを残したところで
 運ばれてきた熱いお茶で両手の指も
 すっかり温まった。

 夏場でも指先が冷たく感じることが
 多いものだから食後のお茶はある意味
 命綱に似ているかもしれない。

 今日のパスタ、特にソースは本当に
 絶品だった。

 あのソースさえあれば、硬く焦げたパンの耳すら
 ごちそうになるのではと思うほど。

 そんなことを考えるのに、料理の名前は
 やはり覚えられないのだろう。 ]

 うん、ちょうどなくなったところ。
 ありがとう、楽しみにしていたよ。

 ………うわ うまそ

[ 短い物思い、店内の心地よい賑やかさ
 あと一歩でその背景に溶け込んでしまいそうなところ
 明るい声>>314がかかり、視線を上げた。 ]
(368) 2023/03/02(Thu) 18:48:07

【人】   タカノ

 うん、たくさん頂きます。

[ 熱々で湯気がほわりと立ち上がるスープに
 まずはスプーンを沈める。

 波打つスープの水面から何とも言えない
 香りが立ち上って、ため息を一つ。

 スープだけを掬い、ふぅ、と息を吹きかけ一口。 ]

 ………これは、溶けるね……

[ 思わずこぼした感想は、独り言じみたもの。
 軽く焦げ目の着いたバケットに、ちみちみと
 かじりつく。広がるバターの風味と、しっかりと
 吸い込まれたスープがじゅわり、と広がった。

 ああこれは、もう一度と言わず、ため息が出そうだった。* ]
(369) 2023/03/02(Thu) 18:48:21

【人】   タカノ

[ そうしている間にも店内は大忙し、本日も大盛況のご様子で。

 なにやらボロネーゼが流行バズっているらしい。
 納得だった。
 
 盗み見た神田くんの横顔>>218がほどよく溶けていたので。

 彼が溶けるなら大抵の人類が溶けるだろう。
 良い舌を持ってして、それを上手い事説明できる彼が
 認めたのだから。

 そうしてひょい、とヘルプの呼び声に答えるように
 店長が顔を出したなら、そちらへも視線を遣り

 お邪魔してるよ、とも、こんにちは、とも
 取れる軽い会釈をする。

 本当に盛況だなぁと思いつつ、客の自分に
 できることは、

 さっさと皿を綺麗にして退店すること。

 否。そうして慌ただしく店を出ようとすれば
 逆に気を使わせてしまうのだ。以前そういうことがあった。
 学んだ。

 急がず食事を楽しんで、いつも通り
 ごちそうさまと言い、会計をして店を出る。
 これが正解だと思っている。** ]
(370) 2023/03/02(Thu) 18:49:14
  タカノは、メモを貼った。
(a59) 2023/03/02(Thu) 18:51:58

【人】 客 クリス

── バグった葉月さん ──

[突然葉月さんが真っ赤になったから。>>363
俺の方が逆にびっくりしてしまった。
アレ?もう怒って無いのかな??
言葉は乱暴だけど、さっきまでと雰囲気が違う。
そして突然捨て台詞を吐いて、嵐のように去ってしまった。>>364
俺はそれをただただ見送る事しか出来なかった。

……縁を切られたりは、しない?のかな?
これは安心しても大丈夫なんだろうか?]


……俺。今日何回バカって言われたんだろ?


[思い返せば。
とてもとても小学生の喧嘩っぽかったと思います。
でも本気で嫌われてはいなさそうだ。
そう思うと、胸があったかくなった。]
(371) 2023/03/02(Thu) 18:52:05

【人】 客 クリス

[そうして入った瞬間出たお店のドアを再度くぐる。
その日の俺は良い笑顔でご飯(お肉)を食べただろう。

ところで葉月さんの中の俺は随分美化されてるようだが。
今までの俺の言動を思い返して欲しい。

恋愛経験はお察しです。

そうして俺はその後も。
喧嘩して仲直りしたらちょっとは仲良くなれたかな?
などと気安く。
葉月さんが入店したら、手をふったり、笑顔を向けたり、声をかけたりしたのでした。

お店の中でしか声をかけないことだけは徹底したよ?**]
(372) 2023/03/02(Thu) 18:52:16

【人】 客 クリス

[聞いてください。
誰かに聞かれてるなんて思わなかったんです。>>365
口笛の音は聞こえたような聞こえないような?
視線を感じる特殊能力は持って居ないので、視線では気付かないでしょう。

その日のレジにも、バスケットはあったかな?>>249
気が付くと用意されてる気がする。
デザートを頼みもしない俺は、籠から一つキャンディーを手に取った。]


ご馳走様でした。美味しかったです。


[初めて来た時から、毎回変わらず言う言葉。
心からのね。
紺色がトレードマークな店員さんに笑いかけて。
その日は店を後にした。**]
(373) 2023/03/02(Thu) 19:03:47

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー



 
買い物は時間泥棒!!



[いくら多忙だなんだといったって、これだけは同意を咄嗟に示さずにはいられない。
 嘉数の大漁大量のショッパーからも察せられるその話>>347に、速崎はついそう返していた。
 戦利品がちゃんとある時間経過に対しては、「泥棒」とまでは言い過ぎだろうが。

 そんな非番の嘉数も、一応非番の客ながら、神田とのお喋りの席に着いている。
 戦利品を抱えた後輩へのホールのヘルプ要請は特に考えないまま。
 オーダーが必要そうになるまでは、ひとまずこちらは後にして]
(374) 2023/03/02(Thu) 19:04:17

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[貝沢>>355からはきっちりデザートのオーダーを承った。
 注文の通り、ひとりに二個。そこに速崎が何かしらの怪訝や心配を挟むことは無い。
 店の売上云々の勘定を抜いたって、食べられる分だけ食べて貰えるのは嬉しいもの。]


 モチのロンですよカッチ!
 そう元気に可愛い声で・・・・・頼んで貰えたら……うん嬉しいですね!


[……声(の聞き覚え)については触れない心算でいたのだが、ダブルチーズデザートオーダーの嬉しさで、つい普段からの印象が滑った。
 ひとまず、口に出したことを咄嗟に言い直すことはせず、努めて笑顔のまま]


 タルトにストロベリー、ケーキにブルーベリー、
 それに紅茶でかしこまりました〜。


[こうして速崎は気を取り直し、意気揚々と、カウンター越しに店長らにオーダーを伝えに行く。]
(375) 2023/03/02(Thu) 19:05:34

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[注文の後に焼き上げられたタルトとケーキ、それぞれの上を異なる色のベリーが飾る。

 紅茶は茶葉から淹れたもの。
 甘味の味を妨げないよう、余計なフレーバーを添えられていない、芳醇ながらも爽やかなディンブラのティー。注がれる器は、水色のウサギのシルエットがワンポイントになっているティーカップとソーサー。
 ケーキとの組み合わせということもあり、砂糖やミルクやレモンはお好みで、という形で別添えになっている。]


 お待たせしましたー!
 ぜいたくダブルチーズ(デザート)、
 ゆっくりまったり堪能していってね〜ん。


[まずストロベリーの乗ったベイクドチーズタルトを、次にブルーベリー乗せのチーズケーキを。
 デザートの後から、紅茶のティーセットを。
 カウンター席の貝沢>361のもとに届けて告げた言葉尻は、つい普段の癖で高校の同級生的なノリになってしまった。

 言い直そう……と思ったところでふっと過ったのは、神田>>134からの先ほどの一言で。
 ここでのお客様は神田ではなく貝沢なれど、「カッチ」呼びをしていながら今更、というのもあって口調を正すことはしなかったのだった。**]
(376) 2023/03/02(Thu) 19:10:33

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー


[ところでこの言葉>>376だけ聞くとハンバーガーのサーブに聞こえるかもしれないが、ここで出されたのはあくまでデザートとお茶である。**]
 
(377) 2023/03/02(Thu) 19:11:24
(a60) 2023/03/02(Thu) 19:19:47

(a61) 2023/03/02(Thu) 19:20:52

【人】 厨房担当 マシロ

 

  楽しみにしてくださってたの、嬉しいです!
  スープ系の中だと、私のイチオシなので。


[ 「うまそ」と零れた声には、心からの笑顔を。>>368
  バゲットにバターを塗る一手間があるだけで
  オニオングラタンスープというものは味わいが変わるのだ。
  バゲットはスープやチーズを吸い込んで、
  けれど特有のサクサク感も失わないよう時間を測った。

  常連様の好みは自然と把握しているもので
  高野が汁物類を好き、ということも覚えているが>>144
  スープの中に入ったパン類の硬さの好みまでは分からない。
  この機会にしっかり覚えようと、微笑んで様子を伺い ]

 
(378) 2023/03/02(Thu) 19:24:22

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ が、あまり見すぎても食べ辛いだろう。
  悟られぬ程度にサーブした店員としての距離を保ちつつ
  瑞野がホールまで出てきているのを視界に捉えた。>>360
  そしてそれからなんと
  店長も表に出て来てくれるという。>>337 ]


  
えっ、店長出てるんですか!?



[ 思わず反射的に大きな声で店長を呼んでしまった。
  ホールではなく厨房のヘルプのようだが、
  恩人であり大好きな店長の貴重な店内POPとあれば
  大咲個人の一大イベントに他ならない。 ]

 
(379) 2023/03/02(Thu) 19:24:30

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ は、と慌てて澄まし顔を取り繕い
  大声での店長ファンコールを聞いたお客様やスタッフに
  照れくさそうに頭を下げ、高野へ向き直る。 ]


  忙しく見えるかもしれないですけど
  気にせずゆっくりしてくださいね。


[ 慌てて退店しようとしてくれる気遣い自体は嬉しいけれど
  回転率重視のファストフード店ではないのだ。
  席数にもまだ空席はあるし、
  単に注文が一気に重なっただけだろう。

  さらっとそれだけを付け加え
  次の注文のサーブ準備のため、席を離れた。* ]

 
(380) 2023/03/02(Thu) 19:24:39

【人】 役者 セロ

 朝10時からの収録が押しに押してやっと終わった頃には、お昼を回っていた。
 うなる腹を宥めながら訪れたのはいつもの場所。

 木製のドアを開けた先は、いつもより賑わっていた。
 (まあ、日曜のお昼だしね。)

 カウンター……は人が多いので、二人掛けの席に腰を下ろす。隣の人と目が合うようなら、軽く会釈をするだろうか。>>167
 高野とレイラを認めて内心ガッツポーズする。今日はついている。

 今日は何にしようか。

 メニューを取ろうとして、見覚えのある男性に気が付く。>>0:45
 (たしか、事務所の先輩の彼氏……だった人)

 一度だけ軽く挨拶をした程度だが、先輩からその後の話しを聞いておりなんとなく覚えていた。向こうは覚えていないだろうけど。
 先客たちの賑やかな声を聞きながら、メニューに目を通す。

 「ボロネーゼ、カルボナーラ、ボロネーゼ……うーーん」
 
 散々迷って結局注文したのは、
 「すみません、ボロネーゼとカルボナーラお願いします」

 どっちも食べてしまえばいいのだ。*
(381) 2023/03/02(Thu) 19:34:36

【人】 会社員 レイラ

[アイドルを辞めたとは言えど。
最低限の体型維持には一応気を配っているので
普段暴飲暴食をすることはありませんよ。
しかしたまに好きなお店に来た時くらい贅沢したっていいだろう。
玲羅は自分にそう許すことにした。]

え〜可愛い声だなんてそんな照れちゃうな。
おススメ上手なんですから〜。

[客をあだ名で呼ぶ速崎である。
うっかり心の声が漏れたのだとも思わず、
気安い軽口の類だと受け取った。>>375
店員さんの距離感については
自分は好きなので砕けた口調も特に気にすることはない。

オーダーを受け取った彼女が去っていくのをのんびり見つめ。]
(382) 2023/03/02(Thu) 19:37:07

【人】 会社員 レイラ

[注文が届いたのはそこまで待たずしてだった。
ケーキとタルトの皿の後、紅茶がテーブルに置かれ。
紅茶についてさっぱり詳しくはないのだけれど
どこか爽やかさのある、ほっとする匂いが漂う。>>376]

わあ、良い匂い〜。めっちゃ美味しそう!
はーい、堪能しまーす♪

[バーガー屋のオーダーみたいだなとはちょっと思ったので、
ふふ、と小さく微笑んで。
食べる前に写真を摂り、デザートフォークを手に取った。
いつも思うけれどここの料理は食器も凝っているし
毎回バリエーション豊かだ。

やっぱりオーダーメイドなんだろうか…と
ちょっとした疑問を浮かべつつ。]
(383) 2023/03/02(Thu) 19:37:45

【人】 会社員 レイラ


ん、おいしい〜〜。

[ぱくりとタルトを頬張れば
こんがり焼かれた生地の香ばしさが広がる。
クッキーのような表面生地はサクリとした食感で
チーズの風味と甘酸っぱいストロベリーソースがとてもグッドである。

チーズケーキも同様に。
コクのある濃厚なチーズは爽やかな風味で
しっとりしたなめらかな生地が舌を楽しませてくれる。
甘さがそこまでクドくない分これまたブルーベリーと馴染む。

紅茶は甘味があるのであえてストレートで。
芳醇な紅茶を味覚でも嗅覚でも楽しみ、
穏やかなデザートタイムにのんびりと浸っていた。**]
(384) 2023/03/02(Thu) 19:39:07

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 追加注文のデザート類はゲイザーが。
  神田のデザートはコールスローと一緒に瑞野が、と
  思い至ったところで遠目にチエもいる席を確認した。
  食後のコーヒーを出し忘れていた。

  食後のコーヒーは神田がいつも注文するもので
  今日もゲイザーに言っていたのを聞いていた。>>31
  忙しさでホールにいた全員目が回っていたのだろう。

  先も述べたが、常連様の好みは記憶している。
  コーヒー豆の種類や苦味、渋み、甘味の強さの好み
  ミルクは必要か砂糖は入れるかエトセトラ。
  神田が好むコーヒーを適切な手順を踏み淹れ終えると
  瑞野のサーブや二人の会話を邪魔せぬよう顔を出し ]

 
(385) 2023/03/02(Thu) 19:45:18

【人】 厨房担当 マシロ

 

  神田さん、すみません!
  食後のコーヒー、お出しするの遅れちゃいました。
  ごゆっくりどうぞ!

  チエさんも、店のことは気にせずゆっくりしてね


[ それだけを告げ、コーヒーを置いて
  何も無ければ足早に席から離れよう。* ]

 
(386) 2023/03/02(Thu) 19:45:24

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 新たなお客様──こちらも常連のお一人だ──が
  ドアベルを鳴らしたのはその数分後か。>>381
  お冷とおしぼりを手にお席までお伺いすれば
  なんと二種類注文するという。 ]


  えっと、二種類をハーフサイズにして一人前にしたり
  量の調整も出来ますが……
  通常サイズのボロネーゼとカルボナーラ
  お二つでよろしいですか?


[ 何せボロネーゼにはミートボールも入っている。
  食後にデザートを食べるタイプの常連様だっただろうか?
  常連様の中には、本当に肉を求めてやってくる
  栗栖のようなお客様もいるのだ。
 (余談だが、大咲は彼の注文スタイルに何も思っていない。
  笑顔で食べてくれれば何でも嬉しいからだ。) ]

 
(387) 2023/03/02(Thu) 19:54:04

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ もし悩むようなら、量の調整の相談に応じよう。
  通常量二種類で構わないのならば
  大丈夫かの確認はせずに、すんなりと肯いて。

  どのみち今は厨房に店長もいるのだし
  時間を掛けずにサーブすることが出来るだろう。* ]


 
(388) 2023/03/02(Thu) 19:56:42

【人】 グルメライター ヤワタ

――カウンターにて――

[少しだけ流れた空白を埋める言葉はない。
彼女も自分もそれを誤魔化すようなことはせず、カメラロールに視線を移す。>>301>>02]

 実際楽しんでるからね。
 おだてたらアルバム作ってプレゼントしたくなっちゃうな。
 ほら、これも、これも。
 マシロちゃんも他の人も色んなの作ってるから忘れてるかもだけど、
 マシロちゃんが作ってくれたのだからね。
 アルバムに出来るくらいは撮ってるよ。

[フォルダは「うさぎ」だから、真白の料理だけが並んでいる訳ではないが。
料理のことに関しての記憶力には割と自信があるのが自慢だ。]
(389) 2023/03/02(Thu) 20:08:42

【人】 グルメライター ヤワタ

[白いうさ耳が跳ねるのを見ていたら、呟きは当人に届いていたようだ。>>303>>304
頭が下がればリボンがまた揺れる。

「うん」と笑顔を返して仕事に戻る彼女を見送った。*]
(390) 2023/03/02(Thu) 20:09:45

【人】 グルメライター ヤワタ

[それから「どっちも」のオーダーが那岐に通ったのを確認して>>359、席を移動した。
会話を交わした高野とは席が離れるから、「じゃ、また」と会釈した。
彼も引き続きご機嫌な時間を過ごせますように。>>367

慌てた様子の知恵には「ごめんねー」とちょっと眉を下げてから、居場所を失った荷物たちの為に荷物籠を店内の端から知恵の横に運んだ。>>349
横幅があるショッパーは斜めじゃなければ入らないかもしれないが、中身は食べ物ではなさそうなので惨事は起きないと思いたい。
むしろ自分の席の脇に置いていた方が落ちそうで心配だ。]

 おじゃましまーす。
 あ、オーダーもほぼお揃いじゃん。
 通じ合ってんね僕ら。

[開けて貰ったスペースに、ハンカチとカメラが鎮座する。
自分にとっては切り離せないアイテムは、昼でも夜でもこうしてハンカチで区切られた場所を陣取っている。
だから外から見た自分は「写真好き」に見えているのだろうとは思っている。]
(391) 2023/03/02(Thu) 20:10:26

【人】 店長 アン

[ちょうど、裏手に明日使おうとしていた食材のひと揃えが届いたところ。
 電話が同時に鳴って、速崎の手を借りたのも束の間。

 今度はその速崎から、ヘルプの要請>>320。]

あらあら。

[たまにはこういうこともあるものだ。
 嬉しい悲鳴に、帳簿を閉じて表へ出よう。]
(392) 2023/03/02(Thu) 20:12:01

【人】 店長 アン

皆様、いらっしゃいませー。
あら、知恵。またお買い物の帰り?

[ぐるりと見渡し、お客様がたへ一通り目配せ。

 裏に一回まわってきたから、沙弥がいることは把握していたのだけど。
 テーブル席で神田さんと話す知恵を見かければ、非番なのにうちの子たちは、と小さく笑う。
 もちろん、勤務時間外のふたりに仕事を頼むことはしない。]

さて、まずはサーブかしら。
デザートが浮いてる? 遅れてるところは――……

[思考を整理するように口に出しながら、カウンターに並ぶ皿をそれぞれ求められるところに運んでいこう*]
(393) 2023/03/02(Thu) 20:12:29
若者 ミスミが参加しました。

【人】 若者 ミスミ

[背景、天国のばあちゃん。
空高く、春一番が吹くこの季節いかがお過ごしですか。

俺は、この春日本に帰ってきました。
日本に帰ってきて、念願だった料理の仕事を始める、はずだったんだけどさぁ]

(店辞めたとかどうして誰も教えてくれんかったわけ?…いや、無理か)

[俺が継ぐはずだったばあちゃんの定食屋のあった場所は、もう、軒並みでっかい道路になっちまったよ**]
(394) 2023/03/02(Thu) 20:12:47

【人】 グルメライター ヤワタ


 ん?
 ああ、ここの写真はアップしたことはないよ。
 お店として気になる?

[SNSは専ら自炊用で、たまに旅行の土産スイーツなどや宅配デリなどを載せている。
どこにも載せない――「金にならない」写真を撮るのは、この店のひと時を記憶しておくための記録という感覚だ。
だから嘘ではないのだが、撮影自体が店としてNGならば今後は控えるつもりで眉を下げた。

証拠を見せる意図ではないが、スマホから"Kandataya"にログインして一覧を見せる。
最新は今朝のスモーブロー。
特に明かしても隠してもいないプライベート情報「独身男性」はタグを見れば知れる。
それなりの数のフォロワーはもう把握しきれていないから、店内で会えば会話をする高野がフォロワーであることも実はいまだに知らない。>>366]
(395) 2023/03/02(Thu) 20:12:55

【人】 グルメライター ヤワタ

[写真撮影がNGか?という懸念は幸い杞憂だったようだ。
知恵の本意は次の質問にあるのだと知る。>>351
本人が「全然まとまりない」と言うように、どこか歯切れの悪い言葉が続く。]
 
 僕はねー、写真に撮る時って、被写体が「すき!!」って気持ちでいっぱいで、その瞬間を忘れたくないから残してるんだよね。

[こちらに向かう那岐が見えた。>>360
その手に持つ自分の注文が「忘れたくない好き」であることを、届く前から確信している。]

 だから、ぬいぐるみと食事の写真を見たら、「ああデート楽しんでるなぁ」って気持ちになるかな。
 勿論、そのぬいぐるみと皿のレイアウトによってはちょっとそわそわしちゃうこともあるけど。

 んー……
 「ほんとはあんま良くない」って気持ちがあるけど、
 「正直結構かわいい」の気持ちがチエちゃんの中にずっとある感じなのかな。
 それなら、僕はチエちゃんが「かわいい」「すき」に前向きになれるように背中を押したい。

 こういう答えじゃ、駄目?

[水を飲んだ。
少し後方でタイミングを見計らってくれている那岐に合図だ。]
(396) 2023/03/02(Thu) 20:13:54
店長 アンは、メモを貼った。
(a62) 2023/03/02(Thu) 20:18:06

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[ところで、速崎は先程、神田のオーダーに「コーヒーも後でお持ちします」>>53とはっきり言っている。
 速崎がそのことをはっと思い出したのは、別の記憶>>376に引きずられる形で――。

 結論から言おう。
 注文リスト内にもあった筈の食後のコーヒーのオーダーを速崎がすっぽかす形で
 大咲が神田に食後のコーヒーを出している>>385>>386

 一応、一組のお客様に対しても複数のスタッフで応対する『Madam March Hare』なのでまだ許されるかもしれないが。
 これが「一組のお客様に対してスタッフ一人で固定」という文化圏や店での出来事であれば、言わずとも察せられる大変なことになる。
 忙しくて目が回って色々飛んでいた、なんて言い訳をするつもりはなく]


 
マシロん!! マジ!! ありがと!!



[店長への盛大なファンコール>>379なんて別に恥ずかしく思ってない……というか人のことは言えないレベルの大声を、ゲイザーは張り上げたのだった。]
(397) 2023/03/02(Thu) 20:20:44

【人】 客 葉月

-夜によく見かけるイケメンの話-

[Q.葉月さんってイケメンは全員嫌いなんですか?

A.基本的にはそうです。でも例外もいるよ]

[ライターの仕事は時間拘束も不規則で、ディナーのピークもとうに過ぎたころようやくご飯にありつけることだって少なくない。

だから人がまばらになった夜更け、流れるBGMがしずけさを引き立てるその空間で。
オープンキッチンの向こう側、心地の良いメトロノームのように淡々と動く彼の手つきをなんとはなしに眺めながら食事をしたこともきっとあったはずだ。>>111

取り立てて何か話をしたわけじゃない。
けれど俺は、その時間が嫌いじゃなかった。

一見単純そうに見えてその実複雑な手捌き。
刻んで炒めて茹でて、食材たちが形を変えて美味しい料理になっていく姿はまるで魔法みたいに見えた。

その視線に、彼は気付いていただろうか。
少なくとも、俺は彼のことを知っている。紺色のキャスケットがトレードマークな彼のことを]
(398) 2023/03/02(Thu) 20:21:11

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー

[それから慌てて、本当に慌てて、速崎は今度こそ神田の元へと小走りに向かった。]


 カンちゃんコーヒー遅くなってごめん!
 時間圧してたりとかしてないといいけど……。


[流石に「うっかり忘れてた」とは、事実であっても失礼すぎて口にできない。
 すっぽかしのお詫び……の心算は決してなかったが、あの時噴き出されてしまったこと>>134に応えるように、「カンちゃん」へのざっくばらんな言い回しをここで紡いでいた。
 嘉数とのお喋りをゆっくり過ごせる程度に余裕があるのなら、まだ良いものの。
 スケジュールのことが気に掛かれば、こちらからの話は謝罪のみで終わってしまう。]
(399) 2023/03/02(Thu) 20:21:29

【人】 客 葉月

-イケメンに恥ずかしいところを見られた話-

[それはさておきあの日>>365、俺はめちゃくちゃに動揺していた。
だから脳みそなんてほぼ動いてないようなものだったけれど……時間が経って少し落ち着いてきた頃、思ったのだ]

(あれ待って、さっき
ぱたんって音したよな!?!?

というかさっきは余裕なかったけどあの店員さんいたよな!?!?見られてた!?!?!?!?)

[実際のところ、位置関係とタイミングのおかげで顔は見られていなかった可能性は十二分にあったのだけれど、そのときの俺はそんなこと思いつきもしなかった。

湯だった頭のまま店のドアをばーん!と開け、厨房の方を見遣って彼の姿を見つけたなら]
(400) 2023/03/02(Thu) 20:22:11
若者 ミスミは、メモを貼った。
(a63) 2023/03/02(Thu) 20:22:27

【人】 客 葉月

──あのすみません!誤解なんで忘れてください!


[と、そこそこのクソデカ声で言い放っただろう。

この日俺は見事、二人のイケメン相手に自分の見せたくなかったダサい姿を晒す羽目になった。

未だに夜寝るときにふと思い出しては、枕に顔を埋めて
「ああああああ」
とじたばたすることになる思い出その2である]

(もう全部栗栖がわるいバーカバーカ)(八つ当たり)**
(401) 2023/03/02(Thu) 20:23:20

【人】 厨房担当(臨時ホール) ゲイザー



 あ、ツユリん! いらっしゃいませー!
 今日もごゆっくりお過ごしくださいね〜。


[ここで新たに「不思議の国」の扉を開いたお客様>>381の姿に気づき、速崎はぱっと笑顔で挨拶を。
 大咲が応対する>>387のを見ながら、速崎は、少し慌ただしい昼を駆け抜けていく。

 慌てているとはいえ、今度は努めて、「ツユリん」もとい栗花落の声への感想は漏らさない。
 貝沢に対して先ほどやらかしたうっかりは、ただの「おススメ上手」>>382認識だけで済んだようで、そのことにほっとしてはいた速崎である。**]
(402) 2023/03/02(Thu) 20:24:36
2023/03/02(Thu) 20:29:43

【人】 グルメライター ヤワタ


 
ちょ!

 何それナギちゃん、僕バージョンて……

[普段は黙々とスピーディに調理をこなす彼の目元が柔らかい。>>360
はわわわ……と開いたままの口が戦慄いて、何度も瞬きする。]

 うっそマジか。
 想像以上に「おめかし」してくれてんじゃん!
 ふわ〜うっれしー……

 ね、ね、見てチエちゃん。
 ナギちゃんにダブルベリーで頼んだらめっちゃすごいの来た。

[出したままのスマホで撮ろうとして――
カウンターより光源が心許ないことに気づいてカメラの方にする。]
(403) 2023/03/02(Thu) 20:32:15

【人】 グルメライター ヤワタ


 ありがとうナギちゃん。
 さっきのパスタはオレンジのダイヤだったから、紫のスペードと赤のハートなのも画的にワクワクする。

[店内はレアキャラ店長の姿も見えるくらいには忙しそうだから、それ以上の賛辞はぐっと堪えてシャッターを切った。
再びカメラを置いたタイミングでコーヒーも届けられる。>>386
真白にも『神田さんスペシャル』を見せびらかして、その後詫びにやってきたゲイザー>>399にも同様に。]

 なんもだよー。お疲れ様。

[好みど真ん中の味になるように配合されたブレンドのコーヒーは、別撮りで一枚。]
(404) 2023/03/02(Thu) 20:32:58

【人】 厨房担当 那岐

[神田にサーブを終えた後、店内をゆるりと見渡せば。
 片や紅茶や>>384、珈琲などが仕上げに運ばれてくる頃合い。>>386
 中には今から食事をと新たに扉を開く気配もある。>>381

 そちらには大咲が向かっているので任せるに限る。

 厨房担当とはいえ、時にフロアにも駆り出される身。
 無意識に客席のテーブルに目が行けば、
 空いた皿や、少なくなってきた水にも気づく。

 この店は、ランチタイムであっても回転率を優先して客を急かして追い出すようなことはしない。
 それは常連の人々なら知っていることだろう。>>370

 ふと目についた空いたグラスに。
 レモン入りのピッチャーを持って自然と足は向かっていた。]
(405) 2023/03/02(Thu) 20:40:41

【人】 厨房担当 那岐

[食べ終わった後も食休みをするように休む男性。>>370


  失礼します。


[短く断りを入れて、半分以下になったグラスに水を注ぎ足していく。
 できるだけ物音が立たないように、グラスをテーブルに返した後は、彼が平らげた皿を引いて。]


  煎茶なら、お代わりできますよ。
  ご入り用でしたらどうぞ。


[微笑みかけるでもないけれど、サービスの一つとして。
 受け取ってもらえたなら喜ばしい限り。*]
(406) 2023/03/02(Thu) 20:40:53

【人】 グルメライター ヤワタ

[さて、食事の順番としてはデザートの方が後なのだろうが、コールスローにもりんごが入っているので実質デザートと言えるという強い気持ちでデザートフォークを先に取る。]

 チエちゃんもデザート頼む?
 ベリーどっちかにするなら頼まない方お裾分けするよ?

[知恵もダブルで頼むならお裾分けは別の機会にするとして。
まずはソースがかかっていない部分にフォークを入れる。
スフレタイプではないが、泡を切っているような軽いフィリングの感触の後に、タルトの固さ。
少し力を込めると割れた拍子にフォークが更に当たってカツンと音を立てた。]

 ん!
 んんぅ〜〜〜〜

[顔のパーツを中央に寄せる癖。
弛緩した笑顔は蕩けている。美味い。語彙が追い付かない。]
(407) 2023/03/02(Thu) 20:44:16

【人】 グルメライター ヤワタ


 あ〜これすっごい好きだ……。
 軽いのに軽すぎないのは何だろ、クリームチーズだけじゃないよね?
 でもヨーグルトだともっとあっさりした風味になるし……
 マスカルポーネ?違うかな。

 後からベリーのソースがかかる分、生地の酸味が強過ぎないのも良いね。
 そんでこのタルトだよ!
 バター最高……そんでこれ薄力粉だけじゃなくてアーモンドプードルも使ってない?タルトだけお持ち帰りしたい最高……

[うっとりと咀嚼した後、コーヒーを一口、そしてブルーベリー部分、ストロベリー部分と口に入れてはその度に幸せの溜息を吐いた。]
(408) 2023/03/02(Thu) 20:52:55
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a64) 2023/03/02(Thu) 20:54:19

【人】 店長 アン

[目立って滞っているものがなくなれば、この先を捌くためにキッチンに入ろう>>381>>388。]

ボロネーゼとカルボナーラ、両方ね。
ボロネーゼは今日よく出てるし、厨房で捌いてる那岐のおかげかもしれないから、わたしはカルボ入ろうかな。

[濃厚クリームの……と銘打ったカルボナーラに欠かせないのは、ベーコンと生クリーム。
 本場イタリアではクリームを使わないのは知っているけれど、この国で求められているのはとろりとミルキーな卵とチーズのソースだから。
 けれどよくあるレシピよりはクリームを控える。代わりにしっかりとベーコンから脂と香りを出して、コクに変えるのがMadam流。

 チーズや卵に火が入りすぎてしまうから、トマトソースパスタのように事前に仕込んでおくことはできないのが、カルボナーラ。
 もちろんこっくり煮込んだトマトソースもそれはそれで格別の味わいだから、優劣がつけられるものではない。
 けれど今日みたいなちょっぴり慌ただしい日は、時間のある人間が取り掛かるのが一番*]
(409) 2023/03/02(Thu) 20:54:46

【人】 厨房担当 シャミ

─ 厨房にて ─

[コンソメの引き方を初めて知ったのはいつだったか。
魔法のような作り方だと、今も不思議に思っている。
感想は一言ずつただ「すごい」と「美味しい」

シンプルな驚きと感動を、いつかの自分の記憶と共有してくれた青年>>357は、その後もたびたび肉尽くしを食べに来てくれる。

お酒を注文されないのは、飲まないのだろうかと。
デザートを勧めて固辞されてからはそれも積極的には推さなくなったが、甘いものを全くとらないわけでもないことは、会計後にキャンディーを摘み上げる仕草から知っている。

いつしか、彼の座る席にはお水の他に、ドリンクメニュー外のサービスのお茶を最初の一皿と一緒にサーブするようになった]
(410) 2023/03/02(Thu) 21:11:57

【人】 厨房担当 シャミ



 うん、……良い子


[スープ鍋の中には、野菜とミンチ肉と卵白の固まった塊が浮いている。
失敗した卵とじのようにも、失敗したかきたまのようにも見えるミンチの蓋。その中央にレードルで穴を開けて、あとはもう触らない。

卵白で凝固したこの具の部分は、後で濾してしまうもの。
分離した液体の方は今、アクを吸着されて清澄な黄金のコンソメへと成長中]


 可愛いね


[鍋に話しかけて、とろ火に弱めた]
(411) 2023/03/02(Thu) 21:12:12

【人】 厨房担当 シャミ



 あ、アンのカルボナーラ


[表のオープンキッチンへ顔を出し、店長がコンロ前に立っているのを見つけた>>409
ギリギリ邪魔にならない斜め後ろの特等席に立って手元を見下ろす。

何事も勉強と嘯いて。もう何度も見たけれど、何度でも見たいもの*]


 
(412) 2023/03/02(Thu) 21:20:02

【人】 店員 チエ

――神田さんと――

あ、籠まですみません。ありがとうございます。

[>>391荷物籠まで取っていただいてしまった。同じ客の立場とはいえ、なんだか申し訳ない。]

だっておいしそうなんですもん今日のミートソース。
このミートボールおいしくないって人この世にいないかもって思うくらい。

[メニューがお揃いなのには、選んだ理由を話したり。
 何食べてもおいしいのは知ってるんだけど、知ってるんだけどさ!
 今日はお肉に軍配が上がったというわけ。
 
栗栖さんの影響もあって。
]
(413) 2023/03/02(Thu) 21:21:19

【人】   タカノ

 さすが、真白さんのイチオシ。

[ 一口目を口に入れた後、そう言って、
 あとは食事に夢中になってしまったかな。

 見られることに慣れていた時期があるので
 多少見られた>>378>>379ところで気にならない。

 マナーや仕草なんかにうるさい演技指導が
 なければ、別にどうだって。 ]

 あぁー……これだから、ここは
 ずるいんだよなぁ

[ バゲットを半分ほど、平らげた感想がこれだ。
 ゆっくり時間を掛けて食べようと思える品しかない。
 ずるいとしか言いようがないのだ。 ]
(414) 2023/03/02(Thu) 21:24:46

【人】   タカノ

[ それから少しして
 気遣いからの言葉には、短く頷いた。

 大きな声が聞こえたときは、つい ]

 元気だね

[ と笑ってしまったかもしれないな。* ]
(415) 2023/03/02(Thu) 21:24:56

【人】 役者 セロ

 「どちらも通常の量でお願いします」>>387>>388
 迷うならどちらも、だ。
 飲み物は温かい紅茶を。デザートはどうしよう、なんて気の早いことを考えていることは、流石にいまは言えなかった。

 (まずはパスタを楽しまないとね)**
(416) 2023/03/02(Thu) 21:25:16

【人】   タカノ

[ 熱々のうちに、スープはどんどんなくなっていった。
 チーズがまた良い味を出しているため、

 うっかり、酒を注文しそうになったくらい。
 それくらい、美味であったが。

 そう今は昼だ。

 ランチを終えたら、まだ午後の仕事が残っているし
 午後の仕事を片付けたら、ジムの予約の時間と
 なるだろう。

 現役を離れて長いし、たとえ数カットだとしても
 映る以上は、衰えただとか、劣化しただとか
 思われたくはない。

 食事制限がついてない分、どうしたって
 美味しいものを食べるのであれば、
 カロリーは消費しなければならないしね。

 午後も恙無く過ごすために必要な幸福の
 最後のひとくちを大事に口に入れ ]

 はぁ……

[ 幸せでしかないと物語るため息をこぼしたときだったか
 ちょうどよい具合に、声を掛けられたのは>>406 ]
(417) 2023/03/02(Thu) 21:25:44

【人】   タカノ

 うん、ありがとう。
 お茶、いただけるかな。

 本当はデザートも、と思っていたのだけど
 今日はこの後も仕事があるから。

 帰って寝るだけなら、絶対にデザートも
 食べていただろうなぁ、少し悔しい。


[ グラスに水を継ぎ足す彼に、独り言のように
 そう零した。主にはいつも厨房の方に
 居た彼と、話をする機会はどれくらい
 あっただろうか。

 一度でもあったのなら、例に漏れず彼にも
 おすすめ、をねだっていたと思うのだが。* ]
(418) 2023/03/02(Thu) 21:26:13
厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a65) 2023/03/02(Thu) 21:27:52

【人】 店員 チエ

あ、そーなんです? 撮る人って上げるのかと思ってた。
記録用とか?

サンドイッチ? サーモンおいしそー……

[>>395言いつつアカウントを見せてくれるので、じゃあ何が、と思ったら他の料理写真たち。
 といっても、店の料理というよりは……それこそ、自炊やデリとかのものに見える。
 いつもカメラを持ってるくらいだし、そういう写真をたくさん載せてるのかと思ったのだけど、違うらしい。
 じゃあそのカメラで何を――は、思うだけ。]

あ、いや気になるとかじゃなくて。
見ちゃってすみません。うちは写真とかは、全然。

[むしろ乗ってるの見かけたら嬉しくて、時々検索する。
 店の名前が長いせいか、店名入りで貼る人は少ないみたいだけど。]
(419) 2023/03/02(Thu) 21:33:35

【人】 店員 チエ

そうー、そうなんですよね。正直かわいいが勝つって言うか……
でもマナー的に……って気持ちで。

デート楽しんでる、かぁ。
映り込み方によっては、気にならない?

背中を押したいとか、嬉しいこと言ってくれるんだもんなー……

[>>396うん、まあ、本当はあんまり強く否定はされないんじゃないかなって、前向きなこと言ってくれるんじゃないかなって、そういう期待で声をかけたことは否めない。
 だけど、そういう期待でNoがきたら、それこそ諦めがつく気がして、客観的意見を求めたのだ。]

……ぬいぐるみ、作ってみようかな、って思っててさ。
もちろんすぐ可愛く作れるかはわかんないけど、練習して。
そんでさー、うちの店の料理と撮ってみたくて。

映えるかな? どうかな。

[なんてタイミングで、ナギさんがやってきた。
 りんごのコールスロー、ボクも食べよっと。]
(420) 2023/03/02(Thu) 21:43:04

【人】 店員 チエ

え、ダブルベリー! すご!
そうそう、そういうのこそさぁ〜!

[>>403スペードとハートのソースアートに、フルーツがたっぷり。
 そういうのこそ、かわいいと一緒に写真に収めたいのだ。
 きっとこれが、「好き!」の気持ちなんだろう。
 今回はスマホじゃなくてカメラで撮るらしい。やっぱり気合の入る「好き!」は違うのだろうか、なんてズレたことを思う。]

デザート!
ストロベリーのつもりだったけど〜……それ見たら迷う〜!
シェアも申し訳ないしぃ……あーでもおいしそう!

[そんなの見たら、こっちもダブルが欲しくなる。
 ブルーベリー分けてもらうのも、ほら、呼んだのこっちだし、ねだるみたいじゃない。
 どうしよ……と近くを通ったマシロちゃんケイちゃんに視線を向けても、答えがあるわけではない。]
(421) 2023/03/02(Thu) 21:53:03

【人】 厨房担当 マシロ

 ― コーヒーお届け編 ―



[ 人という字は支え合って出来ている、という
  誰かは分からない偉大なる先人のお言葉があるが。
  この店ではスタッフ同士が助け合う体制なのだから
  大声での感謝には微笑んで頷くことで返事となった>>397

  コーヒーを置いて、会話の邪魔をしないよう去るつもりが
  神田はなにやら嬉し気にデザートを見せてくれる。>>404
  「なんです〜?」とひょっこり覗かせて頂いて。 ]


  えっ、瑞野さんすっごいですね!?


[ これが最近良く聞く"映え"というやつか。
  ダブルベリーソースで描かれたスートマークのタルトは
  寡黙気味な瑞野の性質も相まって職人技めいていた。
  きっと彼の「うさぎフォルダ」に加わるのだろうか?
  或いは手持ちのカメラで撮った後だろうか、と。
  微笑まし気に手を叩き、一礼して別席のオーダーへ。

  そこに神田ブレンドとはいえ、いつも通りのコーヒーが
  単体で仲間入りしているとは知らないまま。* ]
 
(422) 2023/03/02(Thu) 21:55:42

【人】 厨房担当 マシロ

 ― 二種類のお客様 ―



  はい、ではボロネーゼとカルボナーラ、
  どちらも通常サイズでお持ちしますね。
  ホットの紅茶はストレートでよろしいですか?


[ 迷うなら、どっちも。>>416
  一番簡単かつ力業での解決策であり
  気持ちの良いオーダーだ。

  にこりと微笑んで頷き、カウンターへ戻っていく。
  そこから紅茶を淹れるためにオープンキッチンへ入り
  奥の厨房へ声を掛けた。 ]

 
(423) 2023/03/02(Thu) 21:56:00

【人】 厨房担当 マシロ

 

  店長ー!
  カルボナーラとボロネーゼ、一つずつです〜〜!

  ……んふふ、店長が表にいるの、いいなぁ


[ にへ、と緩む頬を抑えられなかった。>>409
  いいなあ。シャミ先輩。
  私も店長が料理するところ、横で見たいなあ。
  なんなら私も店長のカルボナーラ食べたいな…?

  しかし今はお仕事中だ。
 お客様に一番の美味しいをお届けするために、
  後ろはそれ以上気にせず、紅茶を蒸らす。

  ボロネーゼとカルボナーラの両方が完成する頃には
  紅茶も適温で、オーダー通りに完成していたはず。 ]

 
(424) 2023/03/02(Thu) 21:56:36

【人】 厨房担当 マシロ

 

  お待たせしました!
  ミートボール付きボロネーゼがおひとつと
  濃厚クリームのカルボナーラに、ホットの紅茶です。

  店長が作るの、結構レアなんですよ!
  ごゆっくりお食事をお楽しみくださいね。


[ そういえば、この人はそこそこ見掛ける方だけれど
  高野や貝沢の来店と被るたびに
  二人の方を良く見ている気がするなぁ、なんて。

  しかし「見てますよね? 気になります?」とか
  いきなり店員が聞いてくるのは恐ろしすぎるだろう。
  高野に至っては妙に視線慣れしているし。>>414
 気になることがあるなら繋げてあげたいのだが、と
  妙な歯痒さを覚えつつ、席から離れた。** ]

 
(425) 2023/03/02(Thu) 21:56:48

【人】 店員 チエ

ダブルに……しちゃおっかな……

[こういうときだけは、たくさん食べられる身体を持っていてよかったな、と思う。懐にはあんまり優しくないけれども。
 手近な同僚をつかまえて、『チエさんスペシャル』を頼むとしよう。

 >>416迷うならどっちも、がちょうど同時に別の場所でも繰り広げられていることは、知らない*]
(426) 2023/03/02(Thu) 21:59:47

【人】 グルメライター ヤワタ


 どうだろ、アップすることで誰かの評価とか共感が欲しいって気持ちがあればアップするというか……このアカはそうだよ。

[だから、「見せた」。
謝られることではない。>>0:419

 ここで撮った写真を載せてないまま持ってるのは、勿論許可を得てないからっていうネットリテラシーの部分もあるけど、今撮影NGじゃないって聞いてもまあ気持ちの部分でね。
 ……宝箱に仕舞う感覚というか……ちょっと恥ずかしいな。

[今のは内緒ね、と照れ笑い。]
(427) 2023/03/02(Thu) 22:12:54

【人】 店長 アン

[カルボナーラのベーコンは、しっかり脂を出すことが大事。
 しっかりと大きめの拍子木に切って、ほんの少しのオリーブオイル。
 少しオイルを足すと、呼び水のように脂が出やすくなるから。
 香りが立ってきたら白ワイン。
 そのまま少し煮詰めて――その間に、全卵を黄身と白身にわける。グレーターでおろしたてのチーズをボウルにたっぷり、そこに卵黄を落として、濃いチーズソースを作る。

 クリームが入るのはパスタが茹で上がってから。
 白ワインと煮詰まったベーコンに湯切りしたパスタを加えて、ワインと乳化させるタイミングでクリームを入れる。
 火が入りすぎないように、全体がまとまったらチーズソースの方にベーコンごとパスタを移して、和え絡める。]
(428) 2023/03/02(Thu) 22:20:23

【人】 会社員 レイラ


ごちそうさまでした。
今日も美味しかったです。

[つつがなく食事を終えれば
そろそろ店を出ることにしようか。
ふと、会計レジの横に飴やガムの入ったバスケットが
置いてあることに気づき。>>249]

お、嬉しい心遣いが。
ガム一個貰っていきますね。

[カウンター内で黙々と料理を作っていることが多い
紺色のキャスケットの店員が用意したのだと
知ることが出来たかどうかは分からないけど。
きょろ、と周囲を見回して一応尋ね
ガムを一つ頂いて退店しようかな。**]
(429) 2023/03/02(Thu) 22:21:03

【人】 若者 ミスミ

[仕事の都合で彼方此方国内を飛び回って忙しかった父親の代わりに、自分の面倒を見てくれたのは古ぼけた定食屋を営む母方の祖母だ。
お遊戯会も、授業参観も、入園式も、卒業式だって、父親が来てくれたことなんて一度もない。
遠足も運動会も、弁当を用意してくれるのは祖母だったので、大河自身は母親のお弁当というものを知らないし、自分が歩き出す前に母は事故で他界してしまったので母親の味どころか声も顔も古いホームビデオぐらいでしか知りようがない。

そんなわけだから、周りの同級生のようにカッコいい飛行機のチーズが乗ったドライカレーでもなければ、親指姫デザインのドリアでも、うさぎちゃんおにぎりのはいったお弁当でもなかったけれど、ばあちゃんの作ってくれる醤油の香ばしい竜田揚げは飛び切り美味しかったし、薄焼き卵で巻かれたおにぎりをがぶりとかじれば豆ごはん独特の甘いかおりがぷんと口いっぱいにひろがった。
ちょっと地味だけど、誰にも負けないお弁当だと保育園児ながらに思っていたし、春夏秋冬どの季節でもばあちゃんのご飯はおいしかったから、いつか自分もばあちゃんと沢山おいしいものを作りたいと自然と思うようになったのだけど]
(430) 2023/03/02(Thu) 22:25:52

【人】 若者 ミスミ

(やっぱり、日本に残ればよかったかな)

[日本再上陸まではあんなに軽快に、跳ねるようにリズムを刻んでいたデッキシューズの裏も今ぺったらぺったら、下手くそな餅つきのような音を立てている。

祖母が亡くなったのは自分が父親と、彼が再婚した義母と共に渡英したしばらくあとだった。
大人になったらばあちゃんと一緒に店がやりたいと伝えた時に握った手は、どうしてあんなに大きなおにぎりが握れたのかと思うほどの、痩せて骨に皮がやっとへばりついているかのような小ささだったのを思い出す。
それでも、そしたらばあちゃんは大河が帰ってくるまで元気でおらんとねえ、と、笑っていたのに、時間というやつは何て残酷なんだろう]
(431) 2023/03/02(Thu) 22:26:05

【人】 若者 ミスミ

…。

[ぐず、と鼻が小さくなる。
こういう時に花粉症ならまだ言い訳も経つのかもしれないが、残念なことにこの短い人生いまのところ花粉よりも自分のほうが強かった]


…ばあちゃんの芋ご飯、食いてえなぁ。

[ポツン、とつぶやいた声は蝋梅を散らす春一番に乗って。
馬鈴薯でも、甘藷でもない、里芋のご飯。
彼女の作る物は何を食べてもうまかったけれど、元気がないときに何も言わなくても作ってくれた大事なメニュー。
日本から離れる時に食べられなくなると困るだろうと教えてくれた分量はレシピブックの一番最初のページにある。

でも、分かっている。
あの味は、もう、永遠に食べられない。
材料もレシピもわかっているのに、絶対に、永遠に同じ味にはならないのだ]
(432) 2023/03/02(Thu) 22:26:16

【人】 グルメライター ヤワタ


 その「マナー」は誰が言うのかな。
 提供してる場所が言うならそれはマナーじゃなくてルールだから守らないといけないよね。
 でもそれ以外の人が言うなら正直「うるせーばーか」って無視しちゃえよーって思う。

 僕が気にするレイアウトってのは例えば皿の縁に座らせてたり、ストローの飲み口に口の部分をつけてたり、つまりは衛生面だよ。
 それに料理でぬいぐるみの方も汚れるんじゃないかなと思うとそわそわする。

 勿論これも僕の一意見だから、さっき言った理屈だと「無視しちゃえよー」ってことになるんだけど。

[マナーと言えば言葉遣いもそのひとつ。
社会人としては店員に対してこんなに砕けた口調なのはマナー違反と捉える人もいるかもしれないが、無視しているのが現状。
知恵が敬語から段々砕けた喋りになっているのも>>0:420、周りがどう言おうが自分は歓迎なのだからマナー警察はお帰りくださいの心待ちだ。]
(433) 2023/03/02(Thu) 22:26:24

【人】 若者 ミスミ

……。

[ずび。ずびび。
ああ、胃袋よりも鼻のほうが煩いとは、なんてことだ。
ばあちゃんが言っていたじゃないか、悲しい時ほどちゃんと飯を食え、と。
お腹いっぱいになったら、悲しいこともつらいこともどうでもよくなって、そんなことよりも次にどうしなくちゃいけないのかを自分の胃袋が教えてくれるのだと]

…。

[すん、と、鼻を一つすすった。
日本に独りで戻ってきた以上、自分自身でどうにかするときめたのだ。
勝手に立退書類にサインしやがった親戚はおれど、そんな奴らと仲良くできる自信はない。
ならば、今の自分がやるべきことは何か]

飯を、食う。
(434) 2023/03/02(Thu) 22:26:28

【人】 店長 アン

……よし。

[くるりと黄色いパスタを盛り付けて、引き立ての黒胡椒をたっぷり。
 おまけにチーズもまたふわふわとすりおろして、会心のカルボナーラだ。]

お願いね。

[>>424真白に渡せば、ベストなタイミングで運んでくれる。
 ギャラリー>>412がいたとは知らないまま。]
(435) 2023/03/02(Thu) 22:26:34

【人】 若者 ミスミ

−→店内−
[そう、話はそれからだ。
和食の店や定食屋は祖母を思い出して勝手にしんみりしてしまうから今は洋モノがいい。
何も考えず、ただ飲食店だなと思って入った店の中はオールドカントリーと呼ぶにはちょっとおしゃれ。
許されるならユーズドアメリカンというよりも一昔前のイギリス、のような。
かといって雀の涙のような量しか出てこないようなオシャレなボリュームの店は今の気分ではないので、店の構え通りに田舎料理のボリュームがあることを期待するしかない。

店の戸を開き、独りであることを伝え。
カウンターでもテーブルでも構わないことは伝えたが、それよりも]

のうこうかるぼなーら。

[本当だな?絶対だな???
目に飛び込んできたメニューの日本語情報を脳内で確認してしまうのは、空港でとりあえずと食べたファミレスのカルボナーラがただのクリームスープかと思うほどさっぱりさらさらだったからだ。
さらさら、といえば味覚の好みもあろうが己の味覚は今更ながら訴える、あれは水っぽいカルボナーラだったと。
Alice in the wonderland といった店構えは帰国前からの延長戦のようでもあり*]
(436) 2023/03/02(Thu) 22:27:22
若者 ミスミは、メモを貼った。
(a66) 2023/03/02(Thu) 22:30:57

【人】 役者 セロ

 彼女がホールにいるということは、やっぱり今日は混んでいるのだろう。>>402
 ツユリん、なんて可愛いあだ名はここでしか呼ばれない。実は結構気に入っているのだ。
(437) 2023/03/02(Thu) 22:33:14

【人】 役者 セロ

 店長さんのカルボナーラ!?やったー!!>>425
 
 今日は本当にツイている日だ。
 このお店の料理は誰が作ってもとっても美味しい。それは間違いない。それでも、普段あまり表にでてこない彼女の作る料理は、なんだか特別感があるのだ。

 ベーコンの旨味がたっぷりのカルボナーラは濃厚でありながらくどさはない。チーズと卵のソースをたっぷり絡めて頬張れば、口の中いっぱいに幸せが広がる。>>425
 ミートボール入りのボロネーゼはお肉の旨味がぎゅっとつまって食べる手が止まらない。
 ストレートで入れてもらった紅茶はすっきりと飲みやすい。料理に合わせて茶葉を変えているのだろうか?
 グルメでないセロには残念ながら細かな違いはわからないが、この店の味が好きだった。*
(438) 2023/03/02(Thu) 22:38:04
役者 セロ は、メモを貼った。
(a67) 2023/03/02(Thu) 22:40:47

【人】 厨房担当 シャミ

[んふふ、特等席だよいいだろう>>424
によによと、同志へアイコンタクトした。

けれど、仕事中の彼女らを邪魔するなんて野暮はいたさない。
気配を消すのはこれでも得意なのだ。薄いからね]


(余熱の伝え方がうまいんだよなあ)


[ボウルのチーズソースにパスタを移し、その熱でゆっくりと卵がとろみを増していくのを眺めた。>>428
それが器に盛られる前にスペースを開けて、ホールの方へと出る。
つけたままのエプロンを外そうかと腰へ腕を回し]
(439) 2023/03/02(Thu) 22:42:27

【人】 グルメライター ヤワタ


 へえ、手作り!いいね!

[明かされた知恵の想いにぱっと顔を輝かせる。]

 作った子のソロ写真じゃなくて、この店の料理と撮りたいって気持ち、応援するよ!

[こちらに答えるのはサーブが終わった後。
口ぶりから思うに、何となくこれを打ち明けられるのは自分が最初ではないかなと思ったから。
どんなに仲良しで好きな同僚でも、知られるタイミングは選びたいだろう。]

 「映え」に関しては、そうだなぁ。
 その写真をお店の宣材として使うのが目的なら、実物を見てみないと何とも。

 でも、確実にチエちゃんの心は撮る前の今より晴れ晴れするよって予言するよ。
 「好き」を写真に撮ることでの心の動きには僕は詳しいんだ。

[店の宣材にすると言うのなら、今の段階では無責任なことは言えないが、個人的な想いなら、全面的に味方でいたい。
大きくもないが小声でもない声で言い切ってにこりと微笑んだ。]
(440) 2023/03/02(Thu) 22:42:35

【人】 厨房担当 シャミ



 こんにちは、いらっしゃいませ
 おひとりですね
 カウンターのお席でよろしいですか?


[自分がそこで食べていたカウンター席は既に片付いて拭き清められている。そこへ案内した>>436
初めてのお客様だろうか。昼にしか来ない方ならば会ったことがないだけの可能性もあったが]
(441) 2023/03/02(Thu) 22:45:13

【人】 店員 チエ

共感かー。
共感っていうか、おいしそうだな、は思ってほしいですよね……撮る以上は。店のもの撮るわけだし。

でも、結局自分の「好き!」ベースなら、割とどっちでも良くなっちゃうのかなー。それは良くないかな……

[>>427敬語が緩んできてるのはまったく無意識だったので、時々口調が混ざる。
 それだけ会話が楽しい印、なんて言ったら詭弁だけど、許してほしい。]

宝箱。ちょっと、わかるかも。
結局写真って、アルバムとかにしまって時々見返して……その時の思い出が自分の中にいつでも再生できるっていうか、そういうのが醍醐味だったりして、見てもらう、わかってもらうみたいなのはどっちでもいい、みたいなところはあります。

[店の宣伝がそうなっちゃ、困るけど。
 神田さんの言うことはよくわかる。]
(442) 2023/03/02(Thu) 22:46:15

【人】 厨房担当 シャミ



 のうこうかるぼなーら
 ええ、今日はことにお勧めですよ
 そちらになさいますか?


[今ちょうど、ボロネーゼと共にサーブされるところか>>438
失礼にならない程度、視線でそちらを示した]


 ハーフサイズなどのお試しも承っております
(443) 2023/03/02(Thu) 22:49:00

【人】 客 クリス

── 葉月さんとの喧嘩(?)の結果 ──

[俺が気付かなかった人の気配に気付き。>>400
ましてや釘を刺してるなんて思いもしないまま。>>401
俺はその日は葉月さんと別れたわけだけど。
別日、葉月さんの隣に座った日に、ふと思い出して話題に出した。]


ああ、そうだ。


女の子には見えないけど、可愛いとは思います。


[悪口のレパートリーが小学生みたいだ。
とは流石に言わなかった。
あの日聞かれた問の答え。>>363

これは別に悪口でも喧嘩でも無いから。
店の中で言っても良いよね?**]
(444) 2023/03/02(Thu) 22:49:22

【人】 店員 チエ

[宣伝に使うかどうかは店長にも相談してないし、そもそも撮るためのぬいぐるみがまだない。
 きっとそこそこ満足行く出来になってから相談するだろうけど、目標として写真を宣伝に出来たら、ってところに置けたらやる気も出るかと思っていたのだ。
 ただ、神田さんと話してたら、それは半分どっちでもよくなった。

 この店の料理と撮りたい気持ちをそんなに応援してもらったら、それだけで何でもやれそうだ。]

うるせーばーか、ね!
そうする!

よし、やる気出てきたかも。
ありがとうございます、神田さん。

[>>440気持ちは、写真を撮る前からもう晴れはじめてる。
 写真を撮る人に聞いてみてよかったな、と思って、勢いパスタ皿を空にした。
 もちろんコールスローサラダもだ。
 上機嫌にチーズケーキを待つ姿勢。]
(445) 2023/03/02(Thu) 22:53:26

【人】 店長 アン

いらっしゃいませ。

[>>436ドアベルが鳴るのに、ドアへと意識を向ける。
 あまりお見かけしないお顔のように思う。もちろん一見さん歓迎だから、むしろ新たなお客様の予感は嬉しい。
 カウンター席につくのなら、どことなく気が引き締まった。

 カルボナーラの注文が入りそうな気配があれば>>443、またベーコンを切りはじめようか。
 もし気が変わられても、賄いやわたし自身のランチにしてしまえばいいつもりで。
 まだ先程のベーコンの香りが、きっと厨房には満ちている*]
(446) 2023/03/02(Thu) 23:00:14

【人】 役者 セロ

 〜回想:いつかの夜〜

 「ぎゃーーー!!!」

 携帯を握りしめて叫ぶ私の姿に、マネージャーが何事かと振り向く。

 「高野さんが……!」

 言い終わらないうちに、マネージャーはいつものことかと呆れた顔で前に向きなおる。
 仕事帰り、マネージャーの運転する車の後部座席で聞いていた、いつもの番組。>>0:203
 そこで発表された新情報。>>0:206
 どうしよう、どうしよう!お便り送らなきゃ!また高野さんの演技が見られるなんて!

 興奮する私を適当にあしらいながら、青信号で車が発進する。
 
 動いて喋る彼はたまに見ている。なんなら食べる姿を。
 しかし、お芝居をする彼は久しく見ていなかった。これが興奮せずにいられるだろうか。
 何をお願いしようか。あれもみたい、これもやってほしい。願いはとめどなく溢れてくる。夜中の仕事の疲れなんてふっとんでしまうくらい、嬉しかった。**
(447) 2023/03/02(Thu) 23:04:33

【人】 客 クリス

── 楽しいランチタイムの終わり ──

[何時からか俺の席にはお水の他にお茶が供されるようになった。>>410
それをきっと当たり前だと思ってはいけないのだろう。
何時だって。熱いお茶の湯呑に触れるたび。
胸の奥が熱くなる気がする。]


ありがとうございます。


[それくらいしか自分は返せないけど。
今日の香はチキン>>335みたいだけど。
今度またビーフコンソメが食べたい。
後、お肉で作ったハンバーグ。
笑うなかれ。俺の家ではハンバーグと言えば豆腐だったのだ。
だからあの日、遠藤さんが作ってくれたハンバーグ>>145は、本当にご馳走で嬉しかった。]
(448) 2023/03/02(Thu) 23:06:04

【人】 客 クリス

[ミートボール付ボロネーゼを食べながら。
少しだけ、服に汁が飛んだ。
あ。やっちゃった。と思ったけど。
遠藤さんのエプロンの下に、チラリと同じような染みが見えて>>333、俺は笑って気にしないことにした。

パスタを食べていたら、今日を楽しくしてくれた一番の原因の人が席を立った。>>429


貝沢さん。またね。
今日はありがとう。


[俺は気軽に彼女に笑いかけて。
また会えたら良いなって心から思った。
せっかくのご縁は大事にしたいでしょ?
それになにより、本当に楽しかったから。]
(449) 2023/03/02(Thu) 23:06:45

【人】 客 クリス

[帰り際。何時ものように会計と飴を一つもらう。]


ご馳走様でした。美味しかったです。


[誰が対応してくれても、何時もと同じようにお礼の言葉を口にして。]


また来ます。


[次はパスタじゃなくてお肉メインで行きたいから。
今度は夜にでも来ようかな。
そうして俺は鐘の音を鳴らしながら、うさぎの穴を後にした。**]
(450) 2023/03/02(Thu) 23:07:06

【人】 若者 ミスミ

Thanks, あー…はい、カウンターで

[だいじょぶです。
今の日本の事情が分からなくて後半は軽くもごもごと口の中でこねくり回してしまったが、日本人は概ねシャイな気質だというのが国際社会の判断だから問題あるまい。
カルボナーラが本当に濃厚なのかと問いかけるようにメニューからずらした視線が、ちら、とカウンターを案内してくれた人>>441を見てしまう。
別に濃厚かどうかでなくても店員の責任ではないのだが]

カルボナーラと…あとなんか、お勧めありますか。
めっちゃお腹すいてるんで、割と、たくさん食べたいです。

[ことにお勧め>>443と聞いたら胃袋がキュッッと鳴いた。
大丈夫だ、腹はすいている。
ブリティッシュポンドから日本円に換金した額面だって少なくはないので、ここ数日の食事には困らないはずだ、と思っている。
まあ、今のレートがどのぐらいかまでは深く考えたことはないけれど、だからといってブレグジットの時のようなレート暴落にはなっていないことだけは親に確認したし、きっと大丈夫だ。
……きっと、いや、恐らく、多分。*]
(451) 2023/03/02(Thu) 23:09:29

【人】 グルメライター ヤワタ

[今日のミートボールには誰も抗えないというのと同様に>>0:413、ダブルベリーの誘惑にだってきっと勝てないだろうなとは予想していた。>>421>>426
「しちゃえしちゃえ」と此方は無責任に焚きつけて、咥内でブルーベリーを噛む。ぷち。
酸味に反射で少し眉根を寄せた後、タルトの香ばしさに顔を綻ばせる。

そしてタルトを食べきる前に、コールスローの為に別のフォークを手にする。
ふわっと小皿に盛られたサラダは野菜が多めで食感がタルトとまったく違って歯が喜んでいるのを感じた。
練乳が入っているのに甘すぎず塩気を感じるのは、チーズの塩気ともよく合っている。
パスタに合わせるならヨーグルトの配分が多い方がさっぱりするだろうし、勘違いではなくこのサラダの味付けも間違いなく『神田さんスペシャル』なのだろう。

座るのがカウンターなら那岐にすぐ反応を返せたが、今は少し距離がある。
知恵のデザートオーダーを取りに来るのが彼ならば、その時に強くサムズアップでこの感動を伝えたい。]
(452) 2023/03/02(Thu) 23:24:27

【人】 グルメライター ヤワタ

[話しながらも知恵のスタンスがまだ確定しきっていないのを感じる。>>442

「ぬいぐるみと料理」の写真に対して「かわいい」と感じるのは知恵自身の感性なのに、「店のものを撮るからおいしそうに思って欲しい」という言葉には店員としての責任感のようなものが滲んでいる印象だ。

たとえば本気で店の宣材写真を撮ろうとするスタンスなら、これ以上自分の素性を隠さずに協力を申し出ることも考えた。
だが知恵は、「ぬいぐるみと料理」の写真を撮る行為を肯定されたいのではないだろうか。
だから「好き」に客観性を求めているのではないか。
「好き」はもっと自分本位であって良いと思うのだけれど、肯定されたい気持ちはよくわかるし、何より打ち明けてくれたことが嬉しいから肯定したい。]

 うん、そう。
 ……この店に関しては、「どっちでもいい」よりは「独り占めしたい」ってエゴが強いけど。

[宝箱の意味を紐解かれて、照れた頬の熱さに思わずぺちぺちと頬を叩いた。]
(453) 2023/03/02(Thu) 23:25:28

【人】 厨房担当 シャミ

[流れるようにサービスを始めてしまったけど、今日は客だけど、まあエプロンしてるし気にしない。
するりと出た異国の響き>>451に一度瞬いて、水のグラスとおしぼりを提供する。これは無料です]


 たくさん?
 おまかせください


[物凄く嬉しそうな声をだしてしまってから、今日のシェフは自分ではないことを思い出す。
でも他のどの調理担当も腕はたしかだからね]


 今日ほかに大人気なのは、ミートボールのボロネーゼですね
 パスタランチ以外では……サンドウィッチやコールスローはすぐにご提供できます
 あとは軽食系のこちら──


[メニュー表を示しながら、表情をそっと窺う。
軽いフードにはイタリア風の春巻きだとか、フィッシュアンドチップスなどの文字が並んでいる。
このメニュー表は日本語表記だけど、読みにくそうにはしていないかと]
(454) 2023/03/02(Thu) 23:26:07

【人】 グルメライター ヤワタ


 お。やる気になった?
 じゃあ、出来上がったら僕に見せてよ。
 「上手く出来たら」なんて言わずにさ。
 なんなら「うちのこ」の初めての記念撮影をする権利もくれる?

[「うるせーばーか」は伝わったようだ。>>0:445
良い食べっぷりをにこにこと見守って、コーヒーをもう一口。
冷めかけでも香りが死なない味わいを鼻孔で感じて数秒目を閉じる。

此方は食べるペースを少し落とそうか。
折角の相席だから、「ごちそうさま」を一緒に言いたくて。*]
(455) 2023/03/02(Thu) 23:26:19

【人】 会社員 レイラ

― 退店する前 ―

[自分が席を立った時、
栗栖はまだパスタを食べていた頃だったか。>>449
服に染みがついているのを少し微笑ましく思いながら
またね、と告げる彼に笑顔で答える。]

あはは、そんなお礼言われるようなことしてないけどさ。
こっちこそありがと。
君のおかげで楽しいランチになったよ。

[思えば唐突に話しかけて
揶揄いに終始していた気がするのだけど
それで礼を言ってくれる彼は人柄の良さが滲んでいるし
自分と同じように楽しいと思ってくれたのかな、と思うと
何だかほっこりとした気分になって。

またこうして話す機会があるといいな、と
そう素直に思ったから。
レジに進みかけて――ふと思いついて立ち止まり。]
(456) 2023/03/02(Thu) 23:26:58

【人】   タカノ

[ 満腹が少し、俺をご機嫌にしたから。
 理由なんてこんなものだ。 ]

 ね、ちょっと……

[ 注文通り瑞野がお茶を運んできてくれたタイミングで
 小さくて招いて、そっと顔を寄せる。 ]

 とてもお腹が空いているんだって、あのひと>>451
 俺一度やってみたかったんだ。

 乗っかってくれない?

[ ひそ、と囁いたのは、
 オニオングラタンスープ、彼に出してあげてくれないか
 支払いは俺がするから、と。

 親切というよりは、大いなる悪戯心の為せるもの。 ]

 ね、ね、お願い。あちらのお客様からですってやつ
 お願いして良いかな?

 俺だって言わないで、どこかの誰かからですって
 言ってくれない?


[ さて彼はどういった反応を返しただろう。
 承諾してくれたならそれはそれは満足そうな俺に
 微笑まれただろう。* ]
(457) 2023/03/02(Thu) 23:27:06

【人】 会社員 レイラ


あ、そうだ、栗栖くん。
もし良ければ次にお店で会った時はシェアとかしない?

ここのメニューっていっつも美味しそうで
何頼むか迷っちゃうからさ〜。

[今回はさっさとパスタに口をつけてしまったので
それは憚られたけれど。
本当はどれもこれも食べたい。
だが胃袋の容量と所持金は有限なのである。

ほぼ初対面に近い彼に
こんな提案をするのも図々しいかもしれないが
見た所年も近いし、懐具合も似たような感じと見た。

もしそういうのに抵抗なければどう?なんて
約束代わりの提案を一つ。]
(458) 2023/03/02(Thu) 23:27:45

【人】   タカノ

[ さて、親切な誰かからのスープは無事
 彼のもとに届いただろうか。

 届いたとしたらそれと同じくらいの時刻、
 手の空いている店員に会計を頼み、

 席を立つと ]

 午後も、頑張れそうだよ。
 いつも、ありがとう。

[ そう言い残し、店を出た。
 やったは良いけど、お礼なんか言われたりしたら
 少し恥ずかしくなってしまうかもしれないからね。* ]
(459) 2023/03/02(Thu) 23:28:21

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 新たなお客様は遠藤と店長が対応してくれるようだ。
  普段よりも随分人入りが多い気がするのは錯覚だろうか?
  非番の遠藤に任せてしまうのは心苦しいが
  とはいえちらほら退店し始めるお客様も出始めた。
  会計対応のためにレジへ立つ。 ]


  ご来店ありがとうございました!
  お会計は──……


[ 合計金額を伝票と照らし合わせ、レジを打ち
  瑞野が用意したバスケットを指差して
  「良ければどうぞ」とご案内もしておこう。
  >>429心遣いの主をお客様から尋ねられたならば
  笑顔で勿論お答えを。 ]
 
(460) 2023/03/02(Thu) 23:31:34

【人】 厨房担当 マシロ

 

  瑞野さんです。用意してくれてるの。
  紺色のキャップの。


[ そういえば、あのタルトは可愛かった。
  今度どうやれば上手く描けるか教えて欲しいものだ。
  厨房にいることが多い瑞野は何かと手際が良く、
  他にも見習いたい点は沢山ある。

  日々精進……といえばなんだか体育会系じみているけど
  美味しいの魔法に上限はない。 ]


  ありがとうございました。
  またのお越しをお待ちしております!


[ どのお客様でも、お見送りの言葉はこれで決まりだ。
  個々に掛けられる声があるなら、それに応じて。
  時々はゲイザーや瑞野もレジに立っただろうか。
  都合が合わなければ、
  本日昼間のレジ対応は大咲がメインで請け負おう。** ]

 
(461) 2023/03/02(Thu) 23:31:58

【人】 会社員 レイラ

[栗栖の答えがどうであれ、
じゃあまたね。と告げてレジへ向かい、会計を済ませる。

退店しようとしたその時。
ちょうど新たなお客さんが入ってくるのが見えた。>>436
外国人…だろうか。
店員の中にもそんな人はちらほらいるので
珍しくはないけれど。

席に案内されているのを見ながら
うさぎの穴を気に入ってくれればいいな。と
常連としてそんな風に思うのでした。**]
(462) 2023/03/02(Thu) 23:32:53

【人】 厨房担当 シャミ

[カウンター内では、ベーコンの甘やかな脂の香りが漂っている>>446
匂いや見た目だけでも、美味しい気分になるからこの職場が好きだ。

それを誰かがたくさん食べてくれている姿を見れば尚更に。

店内は徐々にデザートの時間になってきていた。
一人、二人とランチを終えて帰っていくお客様たちへ、ありがとうございました、また来てねとゆるゆる手を振る]
(463) 2023/03/02(Thu) 23:35:12
会社員 レイラは、メモを貼った。
(a68) 2023/03/02(Thu) 23:36:02

  タカノは、メモを貼った。
(a69) 2023/03/02(Thu) 23:36:41

【人】 グルメライター ヤワタ

[相席を解消して会計に進む。
財布から札を出しておつりが返ってくるのを待つ間、バスケットのガムを一枚頂戴した。>>249]

 どーも。ごちそうさま。
 今日もすごい美味かったよ。

 あ、後ろまだお客さん来てないからちょっとこの上借りるね。

[グリーンガムの包み紙を器用に折り畳んで――]

 クローバーだけ今日ソロで会えなかったから。

[小さな三つ葉を小銭入れに仕舞って、店を出た。
夕方からはクッキングスタジオのフライヤーの仕事がある。
今日は夜営業には間に合わないかもしれない。**]
(464) 2023/03/02(Thu) 23:37:26

【人】 店長 アン

[狙い通りのカルボナーラ注文に、気分も上がる。
 じっくり炒めてから白ワインを注ぐ瞬間の、じゅわっという音も上機嫌な響きだ。
 取り分けた卵も、ぷっくりと元気に見える。

 それでもその注文が、口に合うかは別の話。
 丁寧に愛情を込めて、チーズをすりおろす。
 茹で上がったパスタを、ベーコンたちに絡める。
 白いクリームでミルキーに仕立てたものを卵と合わせれば、熱でとろりと纏まっていった。]

……たくさん。
たくさん、食べてほしいな。

[ぽつりこぼしたのは、あくまで独り言。
 >>451お腹を空かせてきてくれたのが、聞こえていたから*]
(465) 2023/03/02(Thu) 23:39:58
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。
(a70) 2023/03/02(Thu) 23:40:57

【人】 若者 ミスミ

[何だかうれしそうだ>>454
エプロンをしているのは見えるが、相手がご近所の昼行燈だったらどうしよう、なんてことは出てきたお冷とおしぼりの前に霧散したし、なんならうっかりお絞りの熱々さが気持ちよくて顔に当ててしまった。
これだから日本は最高だ]

うーん…メインがカルボナーラだしなぁ…。

[ほこほこのおしぼり越しに示されたメニューを眺めながら緩やかに首をひねる、
チップス、スプリングロール、どれもマーケットで見かけた移民系のメニューだが]

あ。

[視線が止まる。ゼッポリーニ。
ニョッキと焼き麩の間のようなメニューを見つけて瞳がひらめく。
周りはかりっと、中はもちもち。
ばあちゃんがすいとん揚げたよ、なんて、食べ盛りのころにたまにおやつに一味を振ったやつを出してくれたが本場では青のりをまぜてつくるのだと知ったのは渡英してからイタリア系移民のマーケットに顔を出すようになってからだ。
これがあるなら、昼から白ワインと一緒に今日はイタリアンランチとしゃれ込みたい。
まあ、たとえ見た目が高校生であったとしても、だ*]
(466) 2023/03/02(Thu) 23:41:51

【人】 店員 チエ

独り占めしたい、かぁ。
ボクはみんなに知ってもらえる方が嬉しいけど、それぞれですよね。
TVとか出ていっぱい取材とか人とか来たら、こんなのんびり休んでランチとかもなかなかできなくなっちゃうかもしれないし、今のまんま大事にしたい、もわかる。

[>>453なんて。
 店長出てきてるのに失言だったかもしれないが、本音でもある。
 今のMadam March Hareが好きだ。
 好きだから知ってほしい、好きだから心に秘めたい。
 それぞれ別の好きの形。]
(467) 2023/03/02(Thu) 23:50:37

【人】 客 葉月

-思い出の定食屋の話-

[昔の記憶なんて、たいていがゴミみたいなものだ。
青春のどの1ページを切り取っても、這いつくばって泥水を啜っている自分しかない。

土の味、ドブの味、顔に押し付けられた雑巾の味。
……けれどそんな中にもほんの少しだけ、あったかい思い出というやつがあるのだ]

[中学2年生。共働きの母親が寝過ごして弁当を作り損ね、「これでお昼なんとかして」と俺に千円札を握らせて慌ただしく出社していったその日、カツアゲをうけて俺は一文なしになった。
当然昼飯にはありつけず、おまけにいじめっ子たちに軽い暴行を加えられたおかげで服はボロボロ。こんなんじゃたとえお金があったとしてもどこの店にも入れない。

俯きながら早足で歩く俺の元に、ふと届いたのは]
(468) 2023/03/02(Thu) 23:51:04

【人】 客 葉月

……すげえ、いい匂い。

[鼻をくすぐる、美味しそうな料理の香りだった。>>432
見るとそこには定食屋の看板があった。
誘われるようにふらふらと、足が勝手にそちらに向いてしまう。

そうして店の前に来て──我に返った]

(……何やってんだよ俺。お金持ってないからどうせ入れないのに)

[そう思って踵を返そうとして──店の中にいたお婆さんと目があった]
(469) 2023/03/02(Thu) 23:51:37

【人】 客 葉月

(お店の人かな。こっち見てる。そりゃこんなデブが店の前彷徨いてたら見栄え悪いよな。
あ、やばいこっちにくる。今日はもう流石に罵声は聞きたくないな、声かけられる前に離れて──)

[頭の中を悪い予想が駆け巡る。
現実にしたくなくて、慌ててその場を離れようとしたそのとき]

「ご飯、食べてくかい。お代はいらないよ」

[そんな優しい声が、俺の背中にかけられたのだ]
(470) 2023/03/02(Thu) 23:52:10

【人】 客 葉月

[咄嗟に断ろうとしたけれど、
(だって、そんな上手い話があるわけない。こんな俺に無条件で優しくしてくれる人なんているわけないんだから)
鳴り出した腹の虫には抗えず、そのままテーブルについた。

出てきたのは、ほわほわと柔らかな湯気のたつ芋ご飯だった。
その場に彼はいただろうか?>>432

もしそこにいたとして、芋ご飯がどういう日に出るのかなんて知る由もないから、その日の彼がどんな気持ちを抱えていたのかなんて俺は知らない。
ただ、出してもらったそのご飯はとても美味しくて──気付けば泣き出してしまったことを覚えている。
泣き顔を晒す俺のことを彼女は笑いも気味悪がりもせず、ただ側にいてくれた。

それ以来、俺はあの定食屋にちょくちょく行くようになった。
店主の彼女はいつも笑顔で出迎えてくれたけれど、孫の彼はどうだっただろう?話す機会はあっただろうか]
(471) 2023/03/02(Thu) 23:52:50

【人】 客 葉月

[それも昔の話だ。
ダイエットをして、イメチェンして、限界まで垢抜けて。
昔の俺を知る人間が見ても、誰もあの“ブタ月”>>97だとは分からなくなるまで見た目が変わってから、自然と足は遠のくようになった。
薄情かもしれない。あの定食屋はこの店と同じくらい、俺に居場所を与えてくれていたのに。
けれど俺は変わりたかった。昔の俺を知る人間のいない場所に行きたかったのだ。

だから俺はまだ、あの定食屋がなくなったことを知らない。

そして、]
(472) 2023/03/02(Thu) 23:53:27

【人】 客 葉月

-現在-

……大河くん?

[パスタを完食しコーヒーを味わい、デザートまでしっかりいただいてさあ帰るぞと席を立ちかけたところで。
軽やかに鳴り響いたドアベルの向こう、見覚えのある姿が見えて、思わずぽろりと声がこぼれてしまった。

呟きが相手に届いたかは分からない。
手を伸ばしかけて──気付く]

(俺だって、分かるわけないよな)

[ほんとは聞きたいことがたくさんあった。
「元気?」とか「今何してるの?」とか、
──「おばあさんは元気?」とか。

けれど声をかける勇気は持てずに、そのまま立ち上がる]

すみません、お会計お願いします。

[店員さんにそう声をかけて、支払いを済ませて。
レジ横のフルーツキャンディ>>249をひとつ頂いて、何もなければそのまま店を後にしようか**]
(473) 2023/03/02(Thu) 23:54:20

【人】 店員 チエ

ん、やる気。
でも初号機はシャミさんにも見せる約束したから〜……一番にはならないかも? そのときに神田さんがいたら、もちろんお見せしますけど。

写真の権利は、じゃあ、是非!

[自分で初号機の写真を撮るのは、ぐっとこらえよう。
 そんな約束をするころに、ダブルベリーチーズケーキもテーブルに届くか。]

は〜……おいしそ。かわいー……
いただきます!

[ひとしきり眺める間、きらきらと目が輝いていたのは向かいの神田さんだけが知ることだ。
 ごちそうさまのために、神田さんがペースを調整してくれてるとは知る由もなく、すっかりケーキに夢中。]
(474) 2023/03/02(Thu) 23:55:50

【人】 厨房担当 那岐

―― 告白事件の日 ――


[バスケットはお客様が必要とあらば、いつでも準備は出来ている。>>373
先の未来も、そして、栗栖が来ている時なら尚更のこと。
 デザートも飲み物も頼まない希少な客は、従業員の中では割と有名かもしれない。

 羽織ってきたコートをロッカーに入れて、
 先に働き出している同僚たちに遅れ、
 オハヨウゴザイマス。と業界の挨拶を口にしながら、
 手を洗うために袖をまくっていれば、扉についているドアベルが鳴った。
 それはもう、いつもよりも勢いよく。>>400


  いらっしゃいませ。


[厨房からの挨拶は、実は徹底されている。
 最高の料理とフランクな接客をモットーとする店だから。
 挨拶はわりとみんな真面目にしている方だろう。
 否、真面目云々以前の人柄が揃っているお陰で、教育しなくとも自然と下へ下へと繋がっているものの一つだ。]
(475) 2023/03/03(Fri) 0:00:10

【人】 厨房担当 那岐

[来客に目を向ければ、誰かを探している様子。
 それがまさか自身だとは思わず。
 ぱちりと互いに目が合ったところで、息を吸い込む姿に一瞬、目を奪われた。

 それからの、一声。>>401


  …………?


[一瞬、何を言われたのか分からずに首を傾げたが。
 同僚たちが彼の名を呼べば理解したかもしれない。

 『葉月さん』、さっきの告白の人だ。
 おそらく"された"側。

 何が誤解だったのかまでは察することは出来ないけれど。
 忘れてくださいというのなら、見られては不味いものだったのか。

 紺色のキャスケットのつばを手で抑えて、こくんと頷く。
 何やら必死の様子だったので。
 出来るだけ真摯に対応したつもり。]
(476) 2023/03/03(Fri) 0:00:45
客 葉月は、メモを貼った。
(a71) 2023/03/03(Fri) 0:01:02

【人】 厨房担当 那岐

[告白現場は夜半ともあり、姿形も不確かならば声の分別も出来ない程だった。葉月に直接言われなければ『誰か』と気づくことはなかっただろう。

 元より、普段からコンタクトレンズをする程視力が悪い。
 コンタクトをしていてさえも矯正された視力は人より落ちるぐらいなので。

 "言った"側が誤解なのかまでは分からないが。
 そちらの人物は誰かと知る由もなく。

 キャンディを手に取る『肉の人』に。]


  またのお越しを。


[と、その日はお見送りしただろう。
 何より、客の名前を覚えることの苦手な俺が、目出度くも葉月の名前を覚えることになったのはそれ以降の話。*]
(477) 2023/03/03(Fri) 0:01:54

【人】 厨房担当 シャミ

[いけない、パスタ2種を同時に食べる子にニコニコしすぎてしまっていた名残だ。パスタwithパスタ]


 そうですねえ
 ああ、でもミートボール、麺は抜きで小鉢や盛り合わせプレートの一品としてご提供もできます


[メニュー外の調節や応対もできることを軽く伝え、視線を追う>>466]


 ゼッポリーニを?
 美味しいですよね


[初めて見た人はだいたい、これは何ですか? と聞くのだが、ご存知のようだ。私も好き。調子が良ければ2つは食べられる。
飲み物はIPAか白、と考えたところでワインの注文があれば、いつも笑ったような口角に笑みを濃くする]


 ──グラスでご用意いたします
(478) 2023/03/03(Fri) 0:03:44

【人】 厨房担当 シャミ

[さあ、空腹で来てくれたお客様の前に濃厚カルボナーラのパスタボウルが置かれるのはすぐだろう>>465
白磁の食器の模様には、シルクハットの形の水色のワンポイント]
(479) 2023/03/03(Fri) 0:06:01

【人】 店員 チエ

[心ゆくまで今日のランチを楽しんで、神田さんと同時にごちそうさまをすれば、相席のお相手はお帰りになるらしい>>464
 自分はもう少しゆっくりしていくつもりだけれど、それぞれ予定もあるだろうしね。]

神田さん、ありがとうございました。

[レジに向かう姿にもう一度お礼を言って。
 改めて、ショッパーの中にあるボア生地に思いを馳せる。
 かわいいぬいぐるみに仕立ててやるからな、うんうん。]
(480) 2023/03/03(Fri) 0:17:49

【人】 若者 ミスミ

それは、とんでもない誘惑何ですが……いや、俺は!今は!カルボナーラが食べたいんです!

[相盛りの誘惑>>478に打ち勝つように、よろしくお願いします!と頭を下げればあと少しでおでこを打ち付けるところだった。
余った勢いを宥めるように顔をゆるやかにあげれば、カウンター席ゆえ自然と視線が奥のキッチン>>465へと向かってしまう。

自分にとってカウンターの奥は仕事をするばあちゃんの独断場であり、一度暖簾が下りれば美味しそうで楽しそうな、この世のどこを探しても他に見つけられない魅惑の教室だった。
ふつふつと沸騰しないように、けれど麺を茹でる1%塩水の温度が下がらないように保つ技術が鍋の中には確かにあって、さらに薄いパンの中にはチーズと塩水とベーコンの油を三位一体にさせるための技がある。

それに、卵は思春期の女の子のように難しいのだとばあちゃんは言っていた。
熱すぎる火は卵を固くしてしまうし、温度が低すぎても卵が出汁と分離してしまうのだと]
(481) 2023/03/03(Fri) 0:34:40

【人】 若者 ミスミ

……えっ。

[経験と技術が詰め込まれたその手元を見ていた目の前に、甘くて香ばしい湯気>>457が一瞬の紗をかける。
ランチセットでで頼んだ記憶はないので、スープが出てくること自体が想定外]

Who's gift …じゃない、ええと、ど、どちらさまから…

[間違いではないのか。
でも、目の前に、確定的に出てきたのだから誰かの意思が働いてるとしか思えない。
一つ、首をひねり。二つ、短く唸ったその三秒後]

いただきます。

[独り言で済ませるには随分大きな声とともに、ぱん、と大きめの柏手が一つ。
自分にこの一皿を届けてくれたSomeone's goodwill。
それは、ばあちゃんが昔誰とも知らない学生>>470にご馳走した一膳の里芋ご飯>>471と同じものだと思ったから]
(482) 2023/03/03(Fri) 0:36:08

【人】 若者 ミスミ

ゼッポリー二、なかなか日本だと食べらんないですよね。
日本の人もちもちカリカリ系好きだからうまくマーケティングしたら流行りそうなのにな。

[美味しいですよね>>478、その言葉に同意したくて首を縦に振る。
カルボナーラ、ゼッポリーニ、白のグラス。
オニオングラタンスープの次に目の前に現れたのは果たして度の皿か。

今の自分は目の前のスープに涙を流してしまうほど飢えてはいなかったが、お腹がすいているという呟きを拾った誰かの善意が目の前に形になって表れたということだけは十分にわかる。

ばあちゃんはご飯を食べながら泣いていた学生へご飯と具だくさんの味噌汁に、二切れの甘じょっぱい卵焼きとその時余裕があるおかずを一つつけてやっていた。
学校から帰ってお腹がすいていると、よくその学生の二つ隣の席で自分にも同じように出してくれた。
もう随分と会っていないのだが彼はどうしているのだろう。

まさか同じ店の扉をくぐっている>>473だなんて気づかないまま、銀色のスプーンをよくとろけたバゲットの上のチーズに食い込ませた。

ふぅ、っ、と、熱々の一さじに息をふきかけて。
大きな口で、大きな一さじをぱっくりと飲み込んだ**]
(483) 2023/03/03(Fri) 0:42:21
若者 ミスミは、メモを貼った。
(a72) 2023/03/03(Fri) 0:49:05

【人】 厨房担当 那岐

―― ホール ――

[神田の反応は上々。>>403
 タルトを作ったのは主に黒原と速崎なので、味の方は彼女たちを称賛して欲しい。
 ホールの仕事は好んで行うわけではないけれど、こうして料理を運んだときの表情やリアクションを眼の前で見ることができるのは悪くない。
 彩りを加えたソースが神田の目に止まり、気分を高揚させられたなら礼を言うのはこちらのほう。>>404


  いえ、ごゆっくりどうぞ。


[『おめかし』と言う通りデコレーションされた皿。
 それを隣の知恵や大咲、速崎たちに見せていくのは、
 手取りを横取りしたような気分で少し気恥ずかしさもあり、言葉少なにその場を離れた。

 後は会話の上手な面々へバトンタッチだ。

 背後から聞こえてくる自身の名前が。>>422
 少しばかり擽ったかった。]
(484) 2023/03/03(Fri) 0:50:31

【人】 厨房担当 那岐

[彼女らと入れ替わりで、水を注したグラスは。
 溶けかけた氷もからりと、一緒にグラスに足された。

 お茶のお代わりを承りつつ、会話がデザートへ飛んでいく。>>404
 デザートを食べられない仕事とは。
 腹が満たされれば眠くなる仕事、だろうか。

 あまりホールに出ないせいで常連の名前や
 プライベートも知ることもなく、深入りすることもない。]


  今度は是非、デザートもどうぞ。


[社交辞令のように言葉を拾うが、デザートまで口にして欲しいのは本心。同僚が腕を奮ったものだから。]
(485) 2023/03/03(Fri) 0:50:40

【人】 厨房担当 那岐

[空き皿とお茶のおかわりの為に一度カップを下げていく。

 それにしても。
 彼の声はどこかで聞いたような声だな。
 と、思ったのはどうしてか。耳が記憶していたか。
 ラジオの主とは未だ気づかないまま。

 厨房へ戻る際に見えた神田からのサムズアップに微かに笑みを零して、また帽子のつばをきゅっと下げる。>>452
 そちらへも軽く立ち寄って知恵のオーダーも聞いておく。>>426

 厨房へ戻れば、店長である杏が腕を奮っていた。>>435

  
  ……いい香り、すね。

  知恵からオーダー。
  チーズケーキ『知恵スペシャル』


[漂うチーズとベーコンの香りにそう零し。
 さて、そのオーダーは通ったかどうか。
 手の空いているものが居なければお茶を届けた後に準備するつもり。]
(486) 2023/03/03(Fri) 0:51:17

【人】 厨房担当 那岐

[煎茶の温度は80度。
 夏なら70度にするが今はまだ春先だから温もりを優先する。
 香り立つ煎った茶は、この店の密かな評判である紅茶にも負けずとも劣らない。

 カップに注いだ煎茶を手に男性客の元へ戻ってみれば、
 何やら手招きがついてきた。>>457
 少し身を屈めて耳を傾ける。

 彼が指し示したのは、新規のお客様で。>>451
 やってみたかったとは、はて。
 乗っかる、以前に意図が掴めずに男性の近くで目を覗く。

 察したのか続けて囁く声は。
 やはりどこかで聞いたような気がした。

 落ち着いた声とは裏腹の悪戯心の加えた提案に。
 ゆっくりと身体を起こしていく。]


  ふ、……まあ、構いませんけど。


[実行する前から、妙に楽しそうな様子に。
 少し、つられて笑ったか。
 それは了承と取るには十分だっただろう。*]
(487) 2023/03/03(Fri) 0:51:39

【人】 店員 チエ

[さぁて、アイスティーを飲み干したら、たくさんの買い物を終えての上機嫌とは違う、どこかすっきりした気分に満たされている。
 ランチもおいしかったしやる気もみなぎったし。
 あまり店員としてのやる気ではないが、きっとこれが転じて店に貢献したい気持ちにつながるはずなのだ。]

ごちそーさま!

[満足気に会計をして……おや?
 カウンター席に見慣れない姿>>482
 お客様の全員を覚えているとも言えないけれど、それでもはじめましてかな、と思ったのは、ほろりと綺麗な発音の英語が聞こえてきたからだ。
 フィエなら何言ってるかわかるのかな、と思いながら、今日のランチを締めくくる*]
(488) 2023/03/03(Fri) 0:58:23

【人】 厨房担当 那岐

[ああ、でも一応。
 悪戯っ子の親切さんには名前を聞いておこうか。]


  手伝う代わりに、名前をお伺いしても?


[もし、届け先に聞かれたときには。答えようか。*]
(489) 2023/03/03(Fri) 0:59:43