人狼物語 三日月国


227 【身内RP】une jeune sorcière【R18】

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視点:


蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、人形使いが1人、囁き狂人が3人、人狼が1人いるようだ。

【人】 虹色カンタビレ サアヤ

[囚われている場所はどこなのか。
拒絶。絶望。悲哀。
唇から漏れるそれらの音の中に確かに混じるのは熱。快楽。湿った水音。
彼女の居場所は未だ明かされない──。]
(0) 2023/10/12(Thu) 22:00:00

【人】 爽快ブラスト チアキ


「はい、先生。ごきげんよう。」
 
 
>>0:23どこかそわそわし始めた先生…どうなさったのかしら?
まさか魔力に気付いたとは思わないけれど。
私は私で、今の姿のままか細い魔力を辿ってみる。
屋上のものは、リッコーリスのもの。
それ以外の魔力を辿れば、或いは。
そう思ったから、私は立ち去る先生に挨拶した後、風の音色を聞きながら辺りの魔力を辿ろうとしていたの。
サアヤが訪れやすい場所を一つ一つ歩きながら。*
 
(1) 2023/10/12(Thu) 22:01:10

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
流石にバレるか…。
リッコも学校に敵が潜んでいるとは気付いてないんだろう。あのアホ!
迂闊とはこの事だ。
でも、それを言うならボクだって迂闊だった。
敵だって何かを知って、この地に降り立っていたかも知れないのに。
でも。まさか。
彼の方の姿を見ることになるとは思わなかったんだ。
あれに怯まなければ、ボクだってこんな所で捕まったりなんかしてないのに。
 
>>0:24顎を掴まれ顔を上げさせられて。
睨みつけたけど効果はなさそうだ。
でも、猿轡を下ろされてキスをされて面食らう。
 
(2) 2023/10/12(Thu) 22:02:01

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「んうっ!? ん、は、…!?」


文句を言いかけた所だったから目を白黒させながら呻いた。
噛みついてやろうかと思ったけど唇を外されて、噛みつき損なう。畜生!
首筋がゾワゾワする。
そんなボクは、より背筋を震わせて。
 
 
「ンッ…。リッコは強いんだぞ。
 リッコが簡単に捕まる訳ない。」
 
 
屋上にいることはバレている。
けど、近接戦闘の得意な彼女が、手練とは言え精霊使いに負ける気はしない。
彼女には守るべき物があるんだから。
でも。
残念ながら、今のボクはそれよりも。
 
(3) 2023/10/12(Thu) 22:02:31

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「…っ。」


ぐっと息を詰めて体に力を込める。
驚いた拍子に体に一瞬力が抜けかけて、慌てて引き締め直したのだ。
だって。
ここに閉じ込められてからどれくらい経った?
 
 
──トイレ。
顔を真っ赤にして、膝をもじもじしながら耐えているのは尿意。
正直、それは、…精神論でいつまでも持ち堪えられるものじゃなかった。
そして。
>>0いつしか絶望の未来を頭に思い描くようになる。*
 
(4) 2023/10/12(Thu) 22:03:00

【人】 純真アンサンブル リッコ


感覚を研ぎ澄ませて──ピク、と眉を顰めて戦闘体制をとる。
ピックを手に相棒を構えて、近づく者に反応した。
これは、同じように探索していたのか。
それともサアヤをここで捕縛したからこそ張っていたのか。
それとも、イーリスの情報を…?
様々な可能性を考えながら相対する敵に視線を向ける。
けど。
現れた相手に私は目を見張った。
 
 
「ユスターシュ様…!?」
 
 
>>0:26私はその人を知っていた。
ユスターシュ様は姫様の婚約者。想い人であり、今もまだ恋焦がれる人。
──私の、恋敵。
それが何故。
 
(5) 2023/10/12(Thu) 22:13:21

【人】 純真アンサンブル リッコ

 
「…宝石の名すら忘れてしまったの?
 私たちは敵対する必要はないはず。」
 
 
けど、警戒は解かない。
もし彼が裏切り者ならば──これ以上姫様の心を傷つけさせたりはしたくない。
知られる前に彼を殺してしまわなければ。
それが無理でも、…明らかに彼が敵であると言う事実を掴んで、姫様に諦めさせる必要はある。
それならば戦わなければならない。
彼を睨みつけつつ、私は指先に魔力を集め高めていく。*
 
(6) 2023/10/12(Thu) 22:13:48

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「…この、魔力は?」
 
 
魔力の流れが変わるのを感じる。
私が感じ取ったのは懐かしい魔力
 
(7) 2023/10/12(Thu) 22:14:14

【人】 爽快ブラスト チアキ


「──!」
 
 
これは。この、魔力の感覚は。
その魔力の流れに、私はハッと目を見開いた。
もしかして。まさか。そんな。
 
 
「ユスターシュ様…!?」
 
 
まさか、本当にそうなの?
ここにいらっしゃるの?
もしかして加勢しにきてくださったのかしら。
それとも、もっと別の理由…?
私はいても立ってもいられずに窓から飛び出した。
 
(8) 2023/10/12(Thu) 22:19:33

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
そのままの姿ではもどかしくて、途中で変身魔法を解除して本来の──ここでは魔法少女と呼ばれる姿に戻る。
多分、誰にもみられてない。そのはず。
みられていたとしても構わない!
私にとっては、彼の方が…ユスターシュ様がご無事なら、それを確認する方が大事だから!
私はそのまま、武器を展開させないで魔力で足場を作り校舎外を駆け上がる。
屋上までたどり着くのも、もう直ぐ。**
 
(9) 2023/10/12(Thu) 22:20:00

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

柔らかな唇の合わせを解くのを勿体無く感じる。若々しい乙女の唾液の味にベアトリスは悦に入った。

囚われ、自由を奪われ。
生殺与奪の権利を他人に握られているにも関わらず。
怯えるどころか反抗的に眼を光らせているーー。

嗚呼、なんて可愛いのだろう。
そんな少女を痛ぶり、快楽に貶める行為にぞくぞくする。

 「フフ、仲間想いなのねえ。
 でも、私の仲間もとても
 強いからーー。」

彼女は、ユスターシュがドローイグ帝国の宮廷魔術師であるベアトリスに従っているのをどう考えているのだろう。

まあ、そんなことはどうでも良いが。
もうすぐ思考なんて全て奪うのだから。

焔の魔法にて、ベアトリスは人を操る事が出来る。
しかし囚われの彼女は強い精神力で抵抗した。

ならば、身体はどうだろう?
肉欲には抗えるのかーー。

首筋に唇をあてながら縄の食い込みにより強調された胸元をまさぐる。衣服の上からも膨らみの形がわかり、ベアトリスの唇が喜びの弧を描いた。
(10) 2023/10/12(Thu) 23:08:25

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

「震えてるの?さっきの威勢はどうしたのかしら?」

尿意を我慢しているとベアトリスはまだ気付いていない。だから彼女がそう伝えないのなら、露出した太股にも繊細な指を這わせ、刺激してしまうだろう。*
(11) 2023/10/12(Thu) 23:09:08

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

屋上にて仲間へ連絡を取ろうとしていた少女。
長い黒髪、ハッキリした目鼻立ち。きらびやかな衣裳。
見覚えはない。

が、彼女は名を呼んだのだ、確かに。ユスターシュの名を。


 「何を言っている?」


ズキリ、と頭の片隅が痛む。彼女の話では、ユスターシュと彼女は顔見知り所か仲間のようではないか。

だが、ユスターシュにそんな記憶はない。
そう、記憶はーー記憶?

思い出そうとすると、霞がかかったような状態になる。
顔をしかめて頭を押さえる。

敵の罠だろうか。


 「俺は、お前の仲間など
 ではない。
 
 ーー宝石の在処を知ってる
 なら、力付くでも聞き出す。

 出でよ、ウンディーネ。」
(12) 2023/10/12(Thu) 23:11:20

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

彼女の目線が鋭くなり、指先に魔力のオーラが強くなる。
ユスターシュも対抗するために念を込めて精霊を召喚した。

空気がピリピリと張り詰めて。
気流が渦を巻きーー

水のうねりが発生する。

それは半透明の女性を象り、ユスターシュの背後に控えた。


 「俺に敵うと?

 ーー小娘。
 命を無駄にするな。」

ゆっくり、鞘から剣を抜く。魔力を秘めた宝石が埋め込まれた刀身が不気味に輝いた。*
(13) 2023/10/12(Thu) 23:12:46

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ


これが、こんな立場じゃなかったら。
縛られたりしてなくて、敵対してなくて、
───トイレも我慢してなかったら。

綺麗で魅力的なお姉さんとのキスなんて楽しんでたと思う。ボク、男も女もいけるからさ。
でも時と場合が悪すぎる。
首を竦めながら胸先への刺激に耐えた。
彼女や、姫様やリッコ達と比べると薄い胸でも、縄の締め付けで胸が絞られ柔らかな山を形成してしまっているのがより歯痒い。
況してやこの薄い衣装は、下着をつけさせてくれないものだから──姫様の戦士としての衣装なんて、パンツすら無理なのだ。戦士として選ばれた直後、姫様がそれだけはと恥ずかしがっていた頃が懐かしい。それはともかく──胸を弄られるとすぐに胸の先がツンと立って、淡い気持ちよさが滲むのがまた腹立たしかった。
 
 
「んうぅ…っ!」
 
 
閉じ合わせた太腿に指先が伸びる。
思わず目を閉じ合わせて頭を左右に振った。
胸なら耐えられる。でも、そっちはダメだ!
下腹を凹ませて力を込めて耐える。でも、耐えた所でパンパンの膀胱に圧をかけてしまっているので、より尿意が高まってしまうのがどうしようもない。
だからより大きく膝を擦り合わせた。
腰がゆらゆらと前後に揺れてしまう。
 
(14) 2023/10/13(Fri) 6:15:58

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「うう…っ。」
 
 
羞恥に頭が沸きそうで、涙が滲んできた。
どうしよう。こんな事で弱みを握られたくないのに。
トイレに行きたい。とてもトイレに行きたい。
そう伝えた所で素直に連れて行ってくれるとは思わない。
相手が求めるのは情報だ。
それを、此方は意地でも伝えることはできない。差し出せる物がないのだ。
もし彼女が潔癖症なら、汚すくらいならと交渉に応じてくれるかもしれないけど。

ボクなら絶対、それなら情報寄越せとなる。
それが想像できるから、ただ耐えるしかなくて。
 
本当はもう、決壊寸前だった。
このままだといつ漏らしてしまうか分からない。
敵前に情けない姿を晒すのも嫌だったけど、戦士としての神聖な衣装を汚すのも嫌。
けれど仮初の姿を晒すのも嫌。
情報を渡すことは絶対嫌だけれど──とボクは焦燥感からだいぶ追い詰められてしまっていた。
だから。
 
(15) 2023/10/13(Fri) 6:16:23

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「と、トイレぇ…、行かせてよぉ…っ。」

 
 
掠れた声。ごくごく小さくても、相手が潔癖症という一縷の望みにかけて口にするしかなかった。
プルプルと小動物みたいに震えてるボクは、さぞかし情けなかっただろうな。**
 
(16) 2023/10/13(Fri) 6:17:07

【人】 純真アンサンブル リッコ


彼は確かにユスターシュ様の姿をしていた。
けれど魔力を練り使うその先は精霊の召喚。
その事実に、指先の魔力を相棒に伝えさせていく。
相棒に魔力を込め、私自身の魔力を高め、次の手に行くために。
ただ、近づいてくる魔力がある。
ああ、矢張り気付いてしまわれた──!
 
 
「姫様、ここは私にお任せを!」
 
 
そう、振り返らずに告げたのだけれど。*
 
(17) 2023/10/13(Fri) 6:37:00

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
リッコーリスの静止の声は耳にこそ届きましたが、私はそれを振り払うように屋上へと辿り着きました。
けれど、私は武器を取り出すことはありません。だって、私の視線がとらえたのは。
 
 
「ユスターシュ様…!」
 
 
探し求めていた彼の姿そのものだったのです。
歓喜に胸が震え視界が滲みます。
けれど、その彼の後ろには女性の姿。
──いいえ。あれは精霊。
 
(18) 2023/10/13(Fri) 6:37:28

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「ユスターシュ様…?」
 
 
どうして、ミュジークの騎士であったユスターシュ様が精霊を使っているのでしょう。
直ぐに行動に移せるように武器のうち、バチだけは手にしましたが…戸惑いに心が揺れ、ユスターシュ様を見つめます。
裏切り?それとも、何かの陰謀でしょうか。
けれど、姿を模っただけではないと分かります。
だって長い間共にいたのです。
あの魔力の波動は、絶対に──。
 
 
「ユスターシュ様…、私をお忘れですか?」
 
 
だから私は、無防備な姿のままリッコーリス側より彼の方へと歩き出しました。
胸元に手を当て、懐かしさに潤む瞳を向けたのです。*
 
(19) 2023/10/13(Fri) 6:37:53

【人】 純真アンサンブル リッコ

 
「姫様…!!!」
 
 
私は絶望的な気持ちで姫様を呼んだ。
戦う時はチアキと呼ぶことを許された姫様だったけれど、戦いの場でそう呼ぶのは初めてだ。
だって仲間だったから。
仲間でしかなかったから

 
 
「いけません、何かの罠かもしれません…!」
 
 
咄嗟に地を蹴り姫様に手を伸ばす。
届いたなら、私の方に引き寄せようと。**
 
(20) 2023/10/13(Fri) 6:39:25

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

感じるのを堪えているのか、くぐもった声が洩れている。

彼女の衣裳は随分露出部分が多い。肩から鎖骨は丸出しであるし、胸元を隠す鍵盤のような上着の下はまた、可愛らしいおへそが顔を出している。

闘うために動きやすさを重視した格好なのかもしれないが、エロティックすぎるのは敵を誘惑する目的でもあるのか。

控えめな胸の突起が尖る。華夜はそれを詰まんでクスクス嗤った。


 「まるであなたが武器と
 していた鍵盤みたいね?
 打てば響くなんて。

 ーーもっと哭きなさい?」

真っ赤な唇を歪める。胸元から脚へ指を滑らせて、ホットパンツからすらりと伸びた太股を撫で擦る。
さっきより激しく身を捩り膝を揺らす様がまた、華夜の加虐心をそそった。
(21) 2023/10/13(Fri) 14:50:40

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

 「ほーら、もう言っちゃいなさい?
 楽になっていいのよ…?

 言うことを聞いてくれたら
 気持ち良くしてあげる。」

仲間への忠誠心が余程強いのか、涙を滲ませながらも彼女は口を割らない。

それを快楽への抵抗と勘違いしていたから、ポツリと恥ずかしそうに呟かれた言葉に華夜はキョトン、と眼を丸くする。

 「え、え…?」

確かに彼女を閉じ込めてから随分時間が経過していた。学校の授業もあり、中々ゆっくり尋問の暇が出来なかったから。

拍子抜けした顔から破顔。
プッと吹き出して。

 「あっ…ははは!
 やだあ、仔猫ちゃんたら。

 しーしーがしたいの〜?
 ん〜?」

指先を太股の付け根の中心、つまり彼女の股へと。ホットパンツの上からつんつん、とつつき。

 「どうしよっかなぁ。
 ……おいで、サラマンダー。」

吐息をふ、と吐く。すると小さなオレンジ色の焔がパッと宙に浮かび上がる。
精霊は具現化する際、自由に大きさを選べるのだ。
(22) 2023/10/13(Fri) 14:51:41

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

 「我慢してひくひくしてる可愛いとこ…
 見ちゃおうかなぁ?」

ポワポワと漂い、焔が彼女のホットパンツをじりじり焦がす。
衣服だけを焼くように絶妙に加減してあるので、熱さはあるものの火傷はしないはずだ。

華夜が驚いたのは、彼女が下着をつけていなかったこと。
輝くような素肌が外気に晒された。

下半身だけ裸、しかも縛られた姿の少女。華夜の瞳が細くなる。

 「エッチね……触ってあげる。」

尿意を我慢しているのに、敏感な部分を愛撫されたら彼女はどうなるか。

哭かせてやりたい、奏でたい。

右手で左膝を押さえつけぐっと股を開かせると、左手を差し入れる。土手のように盛り上がる割れ目を三本の指で撫で、つぷりと孔に侵入させてみようか。

 「あったかぁい。
 ……触ってたら漏らしちゃうかな?

 嫌ならーー仲間の名前を言うのよ、
 さあ。」

指を動かしながら華夜は考える。
答えないなら答えないで構わない。その時は性玩具としてめちゃくちゃにしてやろうと。*
(23) 2023/10/13(Fri) 14:53:14

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

一対一では負ける気がしない。

先に捉えた鍵盤使いも中々の手練れではあったが、所詮は幼き少女。

水の精霊の加護を受けているユスターシュの敵ではない。

そも、ユスターシュは精霊の力を借りずとも剣の達人なのだから。
切っ先に捉えた相手はほとんどが地に伏す。

じり、と間合いを詰めようとした時、もう一人の魔法少女が屋上に躍り出た。

あれはーー。

ユスターシュには、彼女が先程教室にて話をしていた姫宮千秋であるとは全くわからない。
同じように、彼女もユスターシュと教師が同一人物とは気付いていないようだ。

彼女はユスターシュの名を呼ぶ。
その悲痛な叫びと表情はーー。


 「……忘れる?」


まただ。彼女たちは何を訴えているのか?
考えようとすると、頭痛が強くなる。剣の束を握りしめて耐え。


 「知らない…お前たち等、
 知らんッ!!」
(24) 2023/10/13(Fri) 14:54:14

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

吐き棄てると前に出た姫と呼ばれる魔法少女を切り捨てようとする。
彼女は武器を構えていない。
このまま突っ込めば一刀両断にするのは容易いだろう。

敵は捉え情報を聞き出す。
そうベアトリスと決めていたのに、先程のやり取りのせいでユスターシュは頭に血が上っていた。

訳のわからない事を叫ぶ少女を黙らせてやるーー!

が、後一歩の所。ユスターシュの剣が少女を貫く寸前、その身体は引っ張られ剣先は空を切る。

踏み込んだ右足を止め、すぐ体勢を立て直すために後方へジャンプ、再び距離が開いた。


 「姫ーー…
 ミュジークの姫か。」


危ない危ない。姫ならば捉えれば人質でもなんでも使いようがある。ユスターシュはカッとなっていたのに気付いて頭を振る。

二人を捉えるべきだ。

問題は二人同時に相手をするのは面倒だ、という点だがーー。

「ウンディーネ、水の泡を。」

女の姿をした精霊が両手から野球のボールの形をした水の塊をいくつか生成する。

この水の泡がもし身体に当たれば傷つけずにその部分の動きを封じる事が出来るだろう。
(25) 2023/10/13(Fri) 14:54:59

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

 「くらえッ!」


いくつもの泡がハイスピードで二人の少女を真っ直ぐに狙った。

飛んで避けるか、または何かしらの手段で破壊するかーー。*
(26) 2023/10/13(Fri) 14:55:33
不良少年 滝沢啓介が参加しました。

【見】 不良少年 滝沢啓介

 「やべ、寝てた!」


飼育委員の滝沢啓介は、兎小屋の中で目を覚ました。
敷藁まみれになりながらも、ふわふわの兎たちに囲まれていたらつい心地よくてそのままグースカ寝入ってしまったのだ。

小屋から見えるグラウンドにはもう誰もいないし、空も暗くなりかけている。

帰らなくては。

起き上がり身体についた藁を払って小屋から出ると、ふと見上げた屋上に何かが動くのが見えたような……。


 「なんだあ?」


この時間に屋上に誰かが?
啓介は首を傾げた後、確かめに行こうと屋上へと脚を向けた。

そこで異世界人たちが戦闘を繰り広げているなど知りもせずに。**
(@0) 2023/10/13(Fri) 17:03:43
不良少年 滝沢啓介は、メモを貼った。
(t0) 2023/10/13(Fri) 17:04:11

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ


ああ、やっぱり逆効果だった!
分かってたのに。一縷の望みにかけたボクのバカ!
子供にあやすように話しかけてくる…つまりはおちょくった話し方をしてくる相手に腹が立つし、少しでも一縷の望みをかけようとした自分にも腹が立つ!
 
 
「う、うるさいうるさい!
 何時間もこんなところに閉じ込めておいて
 仕方がないだろっ、生きてるんだからあ!」
 
 
泣きそうになりながら反論したけど、ツンツンとつつかれて…両膝を閉じ合わせて身悶えするしかできない。
本当に根性悪い!
だけど、サラマンダーを召喚されて顔が強張った。
ただ、火傷する痛みなら構わない。
拷問に対する訓練も受けている。特に痛みに対しては強いはずだ。あの二人に比べたら。
だから息を詰めて熱さに耐えていたけど。
 
 
…本当悪趣味だ!
肌は衣服を焼かれた熱を感じて微かに赤くなったものの、それだけだ。
胸当てとハイブーツと手袋、それにヘッドギアくらいしか身につけてない格好にさせられて羞恥に頬が熱くなる。
下生えすらほとんど生えてない下半身を晒されて──。
 
(27) 2023/10/13(Fri) 20:52:20

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「あっ!? や、やだぁっ!!」
 
 
狼狽えた声を上げたのは、膝を割られ開かされたから。
割れ目を撫でられ息を呑む。
それだけでジワッと何か滲んだ気がして肝が冷えて、ぐっと下腹に力を込めた。同時にひくん、と花弁も震えたけど、快感じゃなくて尿意のため。
 
 
「ん…っ、ぁ、誰が言う、もんか…!」
 
 
声は強気に響く。だけど危機を覚えているからか、微かな苦痛を伴うからか、花弁には蜜が宿り指先を何なく受け入れてしまう。
でも、そんなとこ刺激されたら…!
ギュッと眉を寄せて顔も体も必死に力を込める。
プルプルと体が震えて、そんなことをしたら中に入れられた指先も締め付けてしまうのに。
 
 
「んっ、んぅ、やめろぉ…っ!」
 
 
お腹が重苦しい。口調ばかりが強気で、声が震えてしまってはどうにもならない。
泣きそうになりながら何とか耐えたいたのに。
 
(28) 2023/10/13(Fri) 20:52:44

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
チョロ…。
 
 
「…あっ。」

 
 
今、温かなものがこぼれたのを感じた。
それを皮切りに、ちょろ、ちょろろろ、と少しずつその流れが増して行って止められずにあたりに独特の匂いが広がる。
 
 
「あっ、あぁ、いやだぁ…!」
 
 
思わず絶望の声を上げてしまう。
それでも何とかぶちまけてしまうのを避けたくて尿量はそれほど増えない。
それでもロッカーの中に水溜りを作ってしまうくらいの量があった。**
 
(29) 2023/10/13(Fri) 20:53:46

【人】 純真アンサンブル リッコ

 
姫様は呆然としていたようだ。
当然だろう。突然現れた行方不明だった想い人が、自分のことを忘れて敵になった状態なら。
アイツは姫様を躊躇うことなく攻撃してきた。
 
 
「姫様!しっかりなさってください!」
 
 
間一髪剣を避ける事ができたものの、このままでは姫様は戦う事ができない。
正気に戻るか、引いてくれるかしてくれたら良いのだけど…。*
 
(30) 2023/10/13(Fri) 21:15:05

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
ユスターシュ様が真っ直ぐに私に向かってきた。
剣を持ち殺意を向けられたことに呆然としてしまったけれど、リッコーリスの機転で何とか剣を避ける事ができた。
嘘。ユスターシュ様が私に剣を向けるだなんて。
そんな…と悲しみに暮れそうになっていた所でリッコーリスの声に我にかえる。
そうです。私は戦わなければなりません。
どうしてユスターシュ様が敵対なさっているのか、私たちを──私を忘れてしまっているのか。
理由はわかりませんが、敵対するならば戦いは避けられません。
難しいでしょうが、彼を無力化して捕える事が先でしょう。
調べるにしても語るにしても、そちらが先ですから。
 
 
バチを両手に構えます。
 
(31) 2023/10/13(Fri) 21:15:31

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「すいませんリッコ。もう大丈夫です。
 ──でも彼の方は、確かに
 ユスターシュ様で間違いありません。」
 
 
断言しながら私も魔具を召喚します。
ドラム型のそれは機動性はありませんが、その分彼女を支援できるでしょう。
飛んでくる泡に対しても私はドラムを叩き自身とリッコの前にシールドを貼りました。
泡は相手を窒息させるか、その中に閉じ込めたりして機動性を失わせることの多い技。
その為、まともに受けるよりも防いで様子を見るべきだったのですが──。
 
 
「リッコ!?」*
 
(32) 2023/10/13(Fri) 21:15:53

【人】 純真アンサンブル リッコ

 
戦闘体制に入ってくれた姫様に安堵する。
それと同時に、確かに彼は姫様の婚約者であったのだと確信されてしまい歯噛みした。
負けてなるものか。
あんな泡なんて蹴散らして仕舞えば良い。
姫様のシールドに頼るまでもない。
相棒を手に私はシールドを超えて振りかぶり、その泡を蹴散らそうとしたところに姫様が私を呼ぶ声がした。
 
 
「えっ?」
 
 
破砕された泡は分散する。
けれど私の魔力を通した相棒は私の体の一部と誤認されたのか、泡に絡め取られていっときその動きを捉えられた。
私の動きは相棒を止められた事で予測を狂わせ、その場に回転の勢いのまま崩れてしまう。
そして、その後に連射されていた泡に四肢を絡め取られてしまっていた。
四つ這いの姿勢で捉えられてしまって。
 
 
「しまった…!?」*
 
(33) 2023/10/13(Fri) 21:16:33

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「リッコ…! 今助けます!」
 
 
バチを振り上げる。
泡を防ぎながら、リッコを捉えた泡を無効化させれば良いのだと考え、私はさらにドラムを叩こうとしていた。
そこに、一般人が来ているなんて知らないまま。**
 
(34) 2023/10/13(Fri) 21:17:22

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

弱い犬ほど良く吠える?
いいえこれは、可愛い猫ほど喉を鳴らすかしら?

噛みつくような言葉はただの強がりだろう。ぞぞ、と背筋を駆け上がるものを感じ華夜は身震いした。

こんなに可愛い獲物は久しぶりだから。

宮廷魔術師となり、地位や名声、お金を得ても満たされなかった。

大切なものを失ったから。
でもーー可愛い者を虐めている時だけは違う。
泣き叫ぶ姿にうっとり酔いしれた。

この娘は極上の獲物だ。
華夜はそう確信する。
うっかり目的を忘れてしまいそうだ。

薄くほとんどないとも言える恥毛をかき分けて複雑なひだに護られた孔を探り、指を挿入する。
(35) 2023/10/13(Fri) 21:34:24

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

 「嫌なの?でも濡れてるわよ?
 それにこんなに私の指を
 締め付けて……

 美味しそうに咥えこんでる
 じゃない。」


少女は男性経験がないのだろうか?キュッと締め付けられ指の根元に痛みが走る。

食いちぎられそう。

 「あら…?」

生暖かい膣内をグリグリ刺激していると、鼻をつく刺激臭が辺りに漂う。

間違えようがない、アンモニアの匂いだ。つまり少女はーー。

華夜の指は少女のお漏らしにより濡れてしまうか。ロッカーと床に薄黄色の液体が広がる。

 「ま、はしたない。
 ……赤ちゃんみたいね。」
(36) 2023/10/13(Fri) 21:35:16

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

今の彼女は恥辱に濡れているはずだ。人間の尊厳を失い、心折れているだろう。

 「仲間が見たらなんて
 言うかしら?

 言わないで、欲しい?」

畳み掛ければきっと、抵抗する気力すらなくなるのではないか。
 
濡れた床はきっと気持ち悪いだろう。

 「大人しく従うなら、
 身体を綺麗にしてあげるし、
 内緒にしてあげるわよ?

 ーーついでに気持ち良くも
 ……ね?」

長い睫毛を揺らしてウインクして見せよう。
さて、彼女は何を教えてくれるだろうか?*
(37) 2023/10/13(Fri) 21:35:28

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

 
 ーー揺らめく焔。
 赤い唇が囁く。

 『忘れなさい。』
 
 ーー忘れる?何を。

 『そして思い出すのよ。』

 ーー思い出す?それは。

 記憶が入り雑じる。
 幼い姫の笑顔に手を伸ばした。
 しかしそれは闇に飲まれてーー。
(38) 2023/10/13(Fri) 22:17:39

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

水の泡はまるでシャボン玉のように四方に散らばる。
既に闇深くなりつつある空を覆うように広がり、二人の少女に襲い掛かった。

姫と呼ばれた少女が武器であろうバチを構えた。
何か可笑しな事を騒いでユスターシュを惑わすのを止め、戦う気になったのだろうか。


 「かわせるならば、
 かわしてみろッ!」


ミュジーク王国には精霊の扱いに長けた者が少ない。つまり、精霊の力を借りた攻撃には弱いはずである。

姫が張ったシールドに頼れば良いものの、迂闊にも黒髪の少女が前に飛び出た。

 
 「たかが泡、と油断したかッ
 それはーー…」


泡は分裂し飛沫となる。そして少女の武器である楽器に絡み付いた。まるで生きているかのように。

体勢を崩した少女にユスターシュが追撃を仕掛ける。
更に幾つもの泡を放ち、その四肢を捉えたのだ。

リッコと呼ばれた少女が両手足を屋上の床に付く。
捕縛の為の泡だが、締め付けられて彼女は苦しいかもしれない。
(39) 2023/10/13(Fri) 22:18:18

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

 「大人しくしていろ。」

一人を封じれば一対一だ。しかも姫の方は先程シールドを張った様子から前衛ではない。

ひらり、とユスターシュは軽やかに飛び、彼女がバチを構えドラムを叩く前に間合いを詰める。

 「さあ、従者の身動きは
 封じたぞ。
 ーーどうする、姫。

 ……なんならさっきの戯言の
 続きを話してみるか?

 俺が仲間だとか、どうとか。」

シールドがあるのでその前に立ち。片手を前に差し出して煽るような手招きをしてみせる。

その背後で階段を駆け上がってくる足音が近付いていた。*
(40) 2023/10/13(Fri) 22:19:04

【見】 不良少年 滝沢啓介

バアーン!と屋上の扉を勢いよく開く。普段は鍵がかかっているように思ったがすんなり開いた。

びゅう、と吹きすさぶ風が顔面にがん当たりし目を細めた。
学生服がはためく。

「なッ……」

日が暮れて暗くなり始めている為に、視界が悪い。しかしそこにいる三人の姿に啓介は驚いて動きを止める。

「なんだッ、お前ら…変な格好して
…泥棒か?不法侵入?」

派手な泥棒だと思いつつ首を傾げた。*
(@1) 2023/10/13(Fri) 22:20:43

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ


──ボクはリッコを襲った事がある。
だって、あんまりにも姫様を想ってウダウダしていたから。
姫様の私物を手に自分を慰めていたから。
姫様の魅力には敵わなくても、欲を散らし地あげることくらいはできるよ。
そんな風に半ば押し倒して唇を奪って、一緒に気持ちよくなって。
それからは姫様には内緒で、ボクたちは共犯者だ。
男も良いけどね。でも、確かにボクに男性経験はない。
それでも指を入れるくらいなら自分でもしてきたけど──逆に言えば自分の指より太いものはまだ経験がなかった。
リッコーリスはアレの時受け身だしね。
ボクとしては気持ち良いし、姫様に害が及ぶよりはよほど良いと考えてる。
だからそれから幾度となく、誘ったり誘われたりして、リッコーリスと肌を重ねてきてた。
だけど…。
 
(41) 2023/10/13(Fri) 22:49:52

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「う、うぐっ…うぅ…。」
 
 
こんな風にただただ屈辱を与えられるのは初めてだった。
尿意を堪える方法だなんて教えられてない。
すっかり膀胱は空になった──と思う。
断言できないのは、我慢しすぎたせいでまだそこが重苦しい感じが残っていたからだ。
ボクは涙を堪える事ができずに醜態を晒す。
こんなの、こんなの、もう嫌なのに。
 
言わないで欲しい?そんなの当たり前だ。
だから無言で抵抗する。それしか出来なかった。
体を綺麗にして欲しいし、内緒にもしてて欲しい。
けど。
まだ、敵は仲間のことをそう知らないはずだ。
伝える術も無いはずだ。
汚いままではいたくないけれど…。
 
(42) 2023/10/13(Fri) 22:50:13

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「…逆に、何を知ってるのさ?
 ボクたちのことをどこまで。
 宝石のことをどこまで把握してる?」
 
 
そう、これは調査のため。
そう自分に言い聞かせる。
調査のためだから、これは交渉なんだから。
 
ああ、でもこのまま体が冷えてしまったら。
ぶるっ、と体が震える。もう流石にお漏らしなんかしたく無いけど、一度してしまったなら何とでも?なんてやけっぱちに考える。
でも、それでも嫌だ。
嫌だし、魅力的なウィンクに惑わされたりもしないけど。
 
 
「──ボクは簡単に口を割ったりしないけどね。」
 
 
簡単に折れたりしないよ、ボクは。
これでも斥候役。拷問の訓練もある程度受けているからね。
でも、それはあくまで訓練での話。
それ以上の苦痛や快楽や恥辱を受けたなら。
その時のボクが耐えられるかはわからない。
 
訓練では処女を散らすまではしなかったし。
相手もあくまで人間で、それ以外のものはなかったのだしね。**
 
(43) 2023/10/13(Fri) 22:50:35

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「リッコ!!」
 
 
油断してしまったのでしょう。リッコは予測通り泡に捉えられてしまいました。
ドラムを叩いて次の魔法を展開しようとしましたが、ユスターシュ様は素早くこちらと距離を詰めてきます。
だからドラムを叩く手が止まりました。
そして戯言の続きを、などと言うのです。
ズキリと胸が痛みました。
けれど、──私にとっては戯言なんかではありません。
 
 
「ユスターシュ様。私が
 チアキローズ・ピゥロイド・ミュジークである事も
 貴方が私の…婚約者である事も
 お忘れになってしまわれているのですか?」
 
 
或いは、何か理由があって演技しているのでしょうか?
口には出しませんでしたが、そんな希望が頭をもたげます。
泣きそうになるのを堪えて眉を寄せました。
そしてバチ同士を軽く合わせて音を響かせ、ぱしゅん、と自分の前のシールドを消しました。
 
そんな時でしょうか。
屋上へ一般人が入ってきたのは。
 
(44) 2023/10/13(Fri) 23:05:05

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「…! 彼は一般人です。
 危害を加えることはなりません。」
 
 
眉を寄せ、片腕を横に開きユスターシュ様が学生の彼の方へと行かないようにと制します。
それが効果があるかはわかりませんが。*
 
(45) 2023/10/13(Fri) 23:05:24

【人】 純真アンサンブル リッコ

 
「姫様!近づいてはなりません!」
 
 
四肢を捉えられ締め付けに眉を寄せながらも叫ぶ。
あんな男に近づいてはいけない!
なのに姫様は近づいてしまわれた。
しかもそんな時に一般人…しかも見知った顔にカッと頭に血が上る。
 
 
「滝沢…! 何でここに!?
 姫様なりません、お逃げください!」
 
 
必死にジタバタと四肢を解放させようともがいたから、無様に体を揺らし滝沢の前でお尻を揺らしてしまうことになるんだろう。
でも、私は必死で姫様を止める。
短いスカートがヒラヒラと心許無く揺れた。**
 
(46) 2023/10/13(Fri) 23:06:02

【人】 純真アンサンブル リッコ

 
私は男が嫌いだ。
男というだけで姫様の相手に相応しくなるから。
男は基本的に乱暴で、理性に欠けて、汚らしい。
体の質もマナの質も違うし、女のように良い匂いもしなければ守りたくなるような柔らかさも無い。
だから私は男が嫌いだ。
幼い頃、世間的には良い人でありながら、母や私を殴り狼藉を働いた父や兄の姿を見ていたからもある。
だから私は男が嫌いなのだ。
 
それはこの世界に来てからも変わらない。
女性には敬称を付けるが、男性にはそっけない。男子生徒は呼び捨て、教師には仕方がないから先生とは呼ぶがそれだけ。
 
そんな中で、滝沢とはどんな関係だっただろう。
同じクラスの不良生徒。素行が良いとは言えなかった。
 
彼に限らず、私は男子にそっけない。
そして、たかが一般生徒の男子にもそうそう力負けしたりもしない。単純な力ならまだしも、戦闘面においては此方は鍛錬しているのだ。
だから、どこかで絡まれた女子を助けた場面を見られたことはあったかもしれない。
成り行きで彼を助けた事もあったかも。
それとも、そんな事何も無いただのクラスメイトだったのだろうか。
 
そのどれであっても、私は滝沢の名前と顔を認識はしていたし、不良生徒である事も覚えている。
 
──姫様に一番近づけたく無い人種だったから。**
 
(47) 2023/10/14(Sat) 5:34:03

【見】 不良少年 滝沢啓介

屋上で見た光景は非現実、一瞬映画研究会の撮影かとも考えたが、カメラを回している奴がいなかった。

啓介は成績底辺の馬鹿だが、頭の回転は悪くない。

泥棒の仲間割れ?しかしそれにしては本当に衣裳が派手すぎる!

飛んでいるシャボン玉はなんなのか。
遊んでた?ワッカラーン!

思考を投げ出したくなった所へ目に止まったのが尻…尻だ。

女子が四つん這い姿勢でジタバタしている。
尻丸出し(裸ではない)にて。
それが好きなクラスメートだなんて全く気付かない。

 「え。なんのプレイ。」

彼らが叫んだりするのは風で聞こえなかった。
名を呼ばれたりした気もするが、泥棒の知り合いはいないし。

 「お前ら、先生呼ぶぞ!!」

警察が一番に来ないのは、普段素行が悪く警察に目をつけられていて嫌いだから。*
(@2) 2023/10/14(Sat) 8:16:06

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

仲間を捕らえた男が目の前に迫っているのだ。その攻撃を少女が恐れぬはずがない。たとえシールドに護られていようと。

しかし、返ってきたのは射抜くような真っ直ぐな視線と言葉。

姿勢を伸ばす姿には風格、気品を感じる。そう、王族ならではのーー

  
 「チアキ、ローズ……
 婚約者……ウッ、……」


まただ。脳を抉られるような激痛に襲われて。

婚約者なんか覚えていないのに。
ミュジークの姫など、会ったこともないはずなのに。
(48) 2023/10/14(Sat) 9:06:21

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ




   そもそも俺はーー

        俺は、誰だ?


(49) 2023/10/14(Sat) 9:07:08

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

ーー…旋律が脳内に響く。
明るく軽やかで、ワルツのような。
そう、目の前の少女の手を取り、踊り出したくなるような。

ーー光輝く光景が、映画のワンシーンのように過る。

煌びやかなシャンデリア、豪華な装飾。ドローイグ帝国の宮廷とは似て否なるーー広いダンスフロア。

美しいドレスの裾をつまむ少女。
俺は彼女の差し出した手を恭しく取る。

そのまま身をひたりと寄せ、優雅にステップを刻むーー

なんだ、これは?
俺が踊っている?

俺は魔騎士だ、闘うだけの機械であるはずなのにーー。

が、その光景を映したフィルムはいきなり端から焦げて溶ける。
激しい焔が舐め尽くし、消していく。

ーー焔の中心に、もう1つ何かが見えた。

燃え盛る木造の家。小屋と言う方が正しいか。
その中にはまだーー

 「姉さんッ!」

俺は手を伸ばして叫ぶ。あの中には家族がいるんだ、俺のたった一人の血を分けた、大切なーー。
(50) 2023/10/14(Sat) 9:07:57

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

気が付けば、少女はシールドを解除している。
見えた二つの光景はどちらも記憶なのか?

自分自身である実感は、ない。


 「チアキ、ローズ…様…」

震える声で呟き手を伸ばす。

彼女の前に跪きたい。そしてあの手の甲に唇をーー。

フラフラ近寄り、手と手が触れ合う瞬間。

屋上に乱入者が現れた。男子生徒だ。まだ居残りがいたとは。

化学の授業の際に見た記憶がある。


 「チッ…!」


一歩引いてマントで顔を隠す。
普段は変身し過ごしているから教師とばれることはないだろうが。

滝沢、と囚われの少女が名を呼んでいる。顔見知りか。

少年は教師を呼ぶと騒いでいる。

ーー教師はここにいるのだが。
(51) 2023/10/14(Sat) 9:08:36

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

ユスターシュは舌打ちした。

 「ウンディーネ!
 あの少年を気絶させろッ!」

水の泡の1つを少年に向けて飛ばす。それは膨張し、少年の顔面にて弾けた。

がくり、その場に倒れる少年。
気を失ったはずである。記憶は残るだろうが、こんな光景を他人に話したところで、信じる者はいないだろう。


 「今日の所は引いてやろう。
 しかし、お前たちの仲間は
 捕らえてある。

 宝石を手にするのは
 俺達だッ!」

高らかに宣言し、水の泡を全て呼び寄せる。それを防御の為に身に纏うとふわり、床を蹴り屋上の手摺の上に立った。

そのまま背中から後ろに身を躍らせてダイブ。自殺のように見えるかもしれないが、纏った水がクッションとなり、ユスターシュは校庭へと華麗に着地を果たす。

そしてーー校舎に姿を消したのであった。**
(52) 2023/10/14(Sat) 9:09:05

【見】 不良少年 滝沢啓介

「教師を呼ぶぞ!」と叫んだが実は啓介、教師も苦手である。ついでにセロリも苦手だ。

取り敢えずそう叫べば泥棒たちが怯むなり自首するなり、なにかしらあるんじゃないか。
楽観的に考えたのだがーー

シャボン玉のようなものがむくむく膨らんでバレーボールのボールほどに。

なんだなんだ!?
それは顔面にばちーんとぶつかり弾けた。


 「ふわっ」

意識が遠退いて。啓介はその場にうつ伏せ、倒れるのであったーー。*
(@3) 2023/10/14(Sat) 9:18:10

【人】 爽快ブラスト チアキ


初めはただ年上のお兄様のような方だと想っていました。
"婚約者"と言われても──大人同士、親同士が決めたもの。
王族とは言え王位継承権も低い私に、彼は何も思わなかったのでしょうか?

初めは兄に懐く妹のように。
傷を癒すときは母のように彼を抱きしめて。
彼が無理をしたなら姉のように叱り。
時には娘のように甘えて。
 
デビュタントの時はドキドキしたものです。
ファーストダンスを貴方と踊って。
大人の仲間入りをしたのだと誇らしく感じながら、ドレスに身を纏い身を寄せ踊って。
 
私はいつしか貴方のことを、ただの大人の決め事だけではなく愛していました。
恋焦がれていました。
だから、彼が消えてしまった時には信じられなくて、今も信じられなくて。
 
貴方の姿をいつだって追い求めていたのです。
 
(53) 2023/10/14(Sat) 12:46:27

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
彼の様子が変わりました。
伸ばした手を強引に撮れば良かったのでしょうか。
けれど、一般人が来てしまいましたから彼は引き、私も危害を加えないようにと口にしてしまいました。
…悔やんでも仕方がありません。魔力の痕跡を追いましたが、おそらく校舎に逃げ込んだあたりで魔力を隠したのでしょう。
小さくため息を吐きます。
そして。
 
 
「リッコ。
 ユスターシュ様をできる限り追ってください。」
 
 
微かな声で命令します。──そう、これはお願いや、仲間としての言葉ではありません。
王族としての命令でした。
 
 
「私は彼を診なければなりませんから。」
 
(54) 2023/10/14(Sat) 12:46:52

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
私は倒れた一般人、リッコが滝沢と呼んだ人物の元に近づいていきます。
バチを鳴らして起こした音波でリッコを捉えた枷を壊すと、学生としての姿に戻りました。これでも魔力は使えますから。
 
 
そして、抱きしめるのは躊躇われましたから、膝枕の形で癒しの魔力を注いでいきます。*
 
(55) 2023/10/14(Sat) 12:47:10

【人】 純真アンサンブル リッコ

 
「なっ…。」
 
 
言葉を失った。まさか姫様が膝枕するなんて!
けれど、失態を演じた私は何もいう事ができない。
護るべき護衛が主人に助けられてしまったのだから。
主人が求めるものを壊そうとしてしまったのだから。
だから悔しさに顔を顰めながらも変身を解き、校舎内に入っていく。
 
 
ユスターシュ様の消えたあたりに行こうと考えたけれど…もう魔力を使っての捜索は控えるしかなさそうだ。*
 
(56) 2023/10/14(Sat) 12:47:40

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

幼稚園児ならまだしも、小水に濡れるなんてどれだけ恥ずかしいことか。

強い匂いを放つ液体はロッカーから倉庫の床にも広がりをじわじわ見せている。

彼女の剥き出しの尻は直座りしているから、汚れてしまっているだろう。

情報を吐かせる為にはここまでの辱しめを与える必要はない。
完全に華夜の趣味だった。

 「泣いていても埒が
 明かないわよ?

 あなたはそうして仲間を
 かばいたいのかもしれないけど
 ーー仲間が大切なのかもしれないけど、
 仲間もそうなのかしら?

 ならば何故、助けに
 来ないのかしらねえ…。」

屋上から魔力の気配がした。華夜はこんな風に嘘ぶいているだけで、彼女の仲間は必死に救出を目指して居場所を探っていたのだろう。

しかし、きっと屋上には彼が向かったはずだからーー来るに来られないのだ。
(57) 2023/10/14(Sat) 15:30:17

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

ユスターシュ。
水の精霊を操る魔騎士。

元は、ミュジーク王国の騎士であったが今はーー

 「何を知っているか、ですって?

 むしろ貴女たちは、あの宝石が
 なんの力を秘めたものなのか、
 正確に理解しているのかしら。

 虹の宝石は、七つの精霊の力を 秘めている。
 
 火の精霊サラマンダー、
 水の精霊ウンディーネ、
 風の精霊シルフ、
 土の精霊ノーム、
 闇の精霊シェイド、
 光の精霊ウィル・オー・ウィスプ、
 そして、六大精霊の力を
 統括するのが虹の精霊ーー
 ドリーム。

 ドリームの力を込めた宝石イーリスは、
 それを宝珠として、魔具として
 扱う者の願いを1つ叶える。
(58) 2023/10/14(Sat) 15:31:11

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

 元々、この宝石を授かったのは
 我らがドローイグ帝国だったのよ。
 しかし誰かがそれを奪った。
 そして、この異世界に隠した。
 
 勿論ミュジーク王国の者でしょうよ。」

仔猫どころか、ミュジーク王国は泥棒猫なのだ。

この異世界に宝石を隠したのは、ドローイグ帝国が宝石を取り戻せば両国の戦争は帝国の勝利に終わるからだろう。

あの宝石は強大な力を持っているからだ。


 「貴女がミュジークの戦士なのは
 知っているわ。
 でも、そういう事情なのよ。
 いっそ貴女も私達の仲間となったらどう?
 泥棒の片棒を担ぐのなどやめて。」


情報を吐かないのなら、懐柔する手もある。華夜は細身の彼女をひょいと抱き上げる。

両手両脚を縛ったままの姫抱き。
(59) 2023/10/14(Sat) 15:32:34

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

 「身体を綺麗にしてあげる。
 いらっしゃい。

 あなたの薄情な仲間なんかより、
 私達の方が余程優しいのを、
 教えてあげる。」

猫なで声を出しながら、倉庫から美術室へと移動した。
バスタオルを敷いたソファーへ彼女を横たえると、暫く離れて。
帰ってきた時には蒸しタオルを手にしている。
汚れた下肢を丁寧に拭ってあげると、足首の縄だけ解く。

 「……もっと奥まで
 綺麗にしましょうか?

 あなたが望むなら、舐めて
 あげるわよ?」

仰向けに横たえた彼女の脚を開かせる。先程は縛っていたから全開には出来なかったが今はーー

大股を開かせる格好にすることもきっと可能だろう。
勿論、彼女が抵抗しないなら、だが。

彼女の秘所は疼いているだろうか。
華夜は赤い舌で自身の唇を舐めた。*
(60) 2023/10/14(Sat) 15:32:53

【見】 不良少年 滝沢啓介

 「ん……」

暖かい。とても暖かなものに包まれているような。

啓介は目を覚ます。すると、少女が啓介を上から覗き込んでいる。

誰だろう?学校の制服を着ているから生徒のようだが…

 「あ…危ないぞ。逃げろ…。
 なんか屋上に不審者がいて、
 変なシャボンみたいの飛ばしてきて、
 それが当たったら、俺ーー

 兎に角、やべえのがいる!
 お前も逃げないとやられるぞ。」

膝枕なのか?柔らかな太ももに驚いて身を起こした。まだ屋上にいるようだ。
だが、尻を出していた少女や男の姿はどこにもない。

 「あ、ありゃ?!どうなってんだ?!」*
(@4) 2023/10/14(Sat) 15:38:45

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

校舎に飛び込むのと同時に変身を解く。
纏っていた水も、女性の姿をした精霊ウンディーネも同時に霧のように消えた。

入口付近は生徒たちの下駄箱置き場だ。
いくつもの下駄箱が並んでいる。

サッと下駄箱の影に身を隠すと追手があるかどうかを確認しよう。

もし魔法少女が追ってくるならこのまま隠れてやり過ごすもよし。

居残る生徒はもういないと思われるが、生徒に出くわすなら教師として振る舞えばいい。*
(61) 2023/10/14(Sat) 15:43:00

【人】 水の魔騎士 ユスターシュ

>>56
暫く身を潜め、誰も姿を現さないと油断した矢先。

一人の女生徒が玄関口からやってきた。
もう下校時間はとっくに過ぎているはずだ。

先程の男子生徒といい、居残りが随分いるのは何故だろう。
これでは、学校での宝石の捜索も難しいそ、変身や戦闘も気をつけなくては。

譲、つまりユスターシュが一時的に共闘関係を結んでいる焔の魔術師ベアトリスは、一般人や器物の破損をあまりに気にしていないようだが、譲は出来るだけそうした被害は控えたいと考えている。

ーーさて。生徒をやり過ごすか。
いやしかし、もし何かを目撃されたら面倒か。

譲はさも廊下の向こうから歩いてきたように、姿を見せる。生徒に声を掛けた。


 「おや。まだ下校していないのですか。
 もう暗くなりますよ。」
(62) 2023/10/14(Sat) 19:20:34

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ


「…。」
 
 
ベアトリスの言い分に唇を噛む。
魔力の存在を確認した。助けて。そう言えばリッコーリスや姫様はボクを助けに来てくれるんだろう。
きっと、自分の身を危うくしてまで。
ボクはそれを望んで無い。
姫様を危険な目にあわせる訳にいかないし、他の魔力も感知したから、それどころではないと想像も容易かった。
 
 
それでも。
ほんの少しばかり悔しいと思ってしまうのは否定できなかった。
忠誠心の方が勝るけれど。
ボクの命なんて軽いと理解してるけれど。
 
(63) 2023/10/14(Sat) 22:55:52

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「…ああ、確かに奪ったのはミュジークの者だろうね。
 でもその仔細を知らされてないなんて
 ドローイグの上層部も隠蔽体質が過ぎるね?」
 
 
そう。元々は、それはドローイグの宝石だった。
誰かがそれを奪った?
かつて、ドローイグの王がその力を使い、人の心を捻じ曲げたことがある──その出来事は伝わってないの?
そうして、想い人と引き裂かれた恋人の魂が砕け散ってしまったことを。
その悲哀の嘆きはミュジークに響き渡り、それを憂えた若者──ドローイグの王に恋人を奪われたその人が──それを奪い取り異界に封じた。
ミュジークは、少なくともボクたちは、あの悲哀を繰り返さないためにもドローイグに宝石を渡す訳にはいかないのだ。
 
戦争も平和に終わらせたい。
その為にも、非道な扱い方をしかねない帝国に渡せないのだ。
 
 
もっとも、お互いの主張が主張であるし、伝説や伝聞も含んでるだろう。
こちら側からの情報はそうである。
彼女たちの言い分はまた別とも理解はしているが、どこに真実があるのだろうか。

なんて、考えても仕方がない。
 
(64) 2023/10/14(Sat) 22:56:15

【憑】 虹色カンタビレ サアヤ

 
「う…っ。」
 
 
抱き抱えられて部屋を移動させられる。
タオルの上に下ろされ、蒸しタオルで下半身を清められるとどうにもくすぐったさが優って眉を寄せた。
舐めるだとか…ベアトリスはどうやら同性愛が好みなのか。
ボクも嫌いじゃない。だけど、ここで身体を許すのは──。
 
 
ニッ、と口の端を上げる。
これだけ広ければ──魔具を召喚できる!
両脚を全開に広げられて、恥ずかしい場所を全て晒されてしまいながらも私は笑った。
魔力を解放し、今度こそ反撃の一手となるように自分の周囲に鍵盤を召喚して、足先を素早く下ろす。
 
 
手でやるほど正確に操ることはできない。
それでも魔力を込められた鍵盤は、ボクを天井近くに跳ね上げ、ベアトリスに踵落としを喰らわせようとしていた。**
 
(65) 2023/10/14(Sat) 22:56:41

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
一応リッコーリスの名誉のために言いますと、お尻を丸出しにはしておらずスカート越しではありましたが…その辺の誤解はお互い気づけないかもしれません。
癒しの魔力を注いでいると目を覚ましたらしい男子生徒がこちらに注意喚起してくれました。
きっと、根は優しい方なのでしょうね。
 
 
「大丈夫ですよ、滝沢先輩。
 確かにほら…あの、魔法少女アムニャック?
 彼女たちが戦闘していたようですが
 …それに巻き込まれてしまったようですね。
 彼女たちはそれを止められなかったことを
 悔やんでいましたよ。」
 
 
混乱している彼に、嘘にならないように説明します。
手を伸ばして肩に軽く触れ、他に異常がないか微かな魔力で確認します。多分大丈夫だと思うのですが。
 
(66) 2023/10/14(Sat) 23:04:30

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「どこか痛いところはありませんか?
 もし怪我しているなら、
 保健室で治療してから帰りましょう。」
 
 
こっそり、ミュジークの薬を使えばこちらのものより回復も早いでしょう。
巻き込んでしまって申し訳ないのは本当ですから、そんな提案をしてみました。**
 
(67) 2023/10/14(Sat) 23:04:46

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

あんな姿を晒したなら、もう少女に抵抗の力も気力もないはずだ。

彼女の見た目もベアトリスの油断を誘った。
何しろ年端もいかない少女であるし、半裸で縛られている。
こんな状態なら諦め、絶望するのが普通だから。

だが、ベアトリスは知らなかった。

仲間の絆を。
少女が芯に秘めた心の強さを。
今こうして一人でも、信頼する仲間から強い支えを得ていることを。

 「詳細?ああ、イーリスは
 不幸をもたらすーーて、やつね。
 大いなる力には代償がつきもの。
 それは当たり前の事よ。」

彼女が言う悲劇は事実だ。イーリスはただ願いを叶えるだけ、良いことだけが起こる都合がいいものではない。

かつて、ドローイグ帝国にて使用された際にもその検証はなされた。結果、乱用は危険とされている。

それでも、ドローイグはイーリスを欲していた。ミュジークとの戦争に勝つには不可欠なアイテムだから。

どんな犠牲を払おうと。
(68) 2023/10/15(Sun) 5:50:11

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

そしてベアトリスは、宝石を奪ったら帝国に納めたりはせず、自ら使おうと画策している。

どうしても叶えたい願いがあるからだ。
失った、大切な●●を取り戻すために。

少女を快楽落ちさせ仲間にしよう。そう心に決め、広いソファーをベッド代わりにする。

横たえた少女は美しかった。ただ虐めて泣き叫ばせ、情報を引き出すだけでは勿体無いほど。
その美しい肌がベアトリスを魅了した。

きっと泣きながら懇願するに決まっている。高を括っていたから、先程召喚した小さなサラマンダーすら引っ込めてしまっていた。愛し合う行為のつもりだったから。

ところがーー華夜の下にいたはずの少女の肢体が一瞬でかき消える。
そこに横たえたのが嘘であるかのように。

それを認知できたら避けるも可能だったろう。しかし鍵盤が現れたのも一瞬で、鋭い踵が重力と共に落ちてくるにも時間はかからなかった。

ガツン、と一撃がベアトリスの背中にヒットする。もし頭や首筋に当たれば致命傷にもなったろうが、打撲が走るだけだ。

しかし痛みがないわけではないし、驚いた事でベアトリスの身体はソファーに投げ出されるように倒れる。

 「きゃあッ!」
(69) 2023/10/15(Sun) 5:50:55

【人】 焔の魔術師 ベアトリス

顔をぽふりとソファーを埋めたベアトリスは、すぐさま反撃には移れない。
一撃を食らっただけではなく、下手すれば少女はベアトリスの上にふんぞりかえることも出来るだろう。
もし体重をかけられていたら起き上がれないし、精霊召喚も難しい。

少女は縛られ半裸だが、このまま追撃に移るのか。

勿論、窓や扉からの逃走も可能だろうがーー。*
(70) 2023/10/15(Sun) 5:51:15

【見】 不良少年 滝沢啓介

四つん這い女子がいたら、尻が強調されて記憶に残るのは致し方ない事だ。

むしろ尻しか目に入らなくとも不思議ではない。

実際啓介は現場にいた男性はほとんど見ていない。わかりやすく、年頃に女の子が好きだから。

 「戦闘?あれ、戦ってたのか?」

泥棒と?誰が?
啓介の疑問は続いて説明された。

 「アムニャックてあの世間で噂の?
 本当に実在したのかよ?!
 正義のために闘う
 魔法少女なんて…
 アニメかなんかの話かと
 思ってたよ!」

実際目の当たりにしても現実感はない。大体魔法なんて…あるはすが。

 「巻き込まれた…
 なんで学校で戦闘なんかを?
 泥棒退治か?
 そんな心配してくれるなんて、
 魔法少女って随分親切だな?」

イーリスのことなど欠片も知らない啓介はまた首を傾げた。魔法少女たちが啓介を案じてくれるのもよくわからない。

魅力的なお尻がポワンと脳内に浮かんでは消えた。
(@5) 2023/10/15(Sun) 6:04:49

【見】 不良少年 滝沢啓介

 「や、怪我は大丈夫。
 飼育委員だから兎小屋にいたんだが
 つい居眠りしちまって…
 もう遅いしこのまま帰るよ。

 ーーそういや、お前俺の名前を
 知ってたな。
 俺は知らないんだが。
 何年?なんての?

 一応まだ危ないかもだしさ、
 家まで送ってやろうか?」

先輩と呼んでいたから一年か二年のはずだ。
発育のいい胸が制服からはち切れそうになってるのを見ると二年かなあと思いつつ。*
(@6) 2023/10/15(Sun) 6:05:09