人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


5票

処刑対象: 、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:妖精の勝利

村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 騎士 エース



  ――お待たせしました。

  ……お身体は平気ですか?


[軽く身体を清めてちゃんと身なりを整え、
一歩外に踏み出したら、騎士の仮面を被った。
否、待たせた事に対する申し訳なさと、
身体を気遣う気持ちは本物だ。

繕ったのは表情。
気まずそうな顔をしたら王子を困らせてしまうと思って、
なるべく穏やかな顔をして見せる。

王子の前に立って目の前にある道を進めば、
行きに見た様な景色になっていく。
地上から落ちてあの部屋に辿り着いたと思ったのに、
登る様な感覚がないまま、洞窟を抜けた]


  不思議だなあ……


[そう呟きながら、王子を振り返る。
帰って来れましたねって微笑んで、
宿を取っていた街を目指して、いつもの距離感で歩き出す。
外は暗く、朝を待つ夜の様だった]
(0) 2024/01/25(Thu) 17:39:46

【人】 騎士 エース

[宿に戻ったら、「帰って来ないかと思ったよ」と店主に心配された。はは、と適当に笑ったら追及はされなかったのでほっとした。王子が食事が必要なら用意してもらおう。

俺はと言うと、
身体に残った彼女の匂いを消したくはないものの、
彼女にシワをつけられたマントや、彼女の汗を含んだ衣服をこれ以上身に着けているのは、頭がおかしくなりそうで。
それを部屋に戻って早々に取り払った]


  シール様、俺、ちょっと出掛けて来ますね。


[王子はこちらが言わずとも、眠るだろうか。
俺は夜明け前の街に、剣を持って繰り出した。

……王子も行って来いって言ってたし……]


  女でできた穴は女で埋めろって言うもんな……


[そう一人呟いて。
一昨日見付けたあの館の前で、
白いワンピースを身に着けた少女の持つ花を、取り上げる。
「細い子いる?」って、切なさを含んだ瞳で少女に告げた。*]
(1) 2024/01/25(Thu) 17:40:27

【人】 王子 シール

[待つことしばし、
試練の間から遅れて脱出した従者と合流する。
体調を聞かれたので>>0]


 ……ああ、問題ない。
 だが疲れたな。宿に戻ったらすぐに休もう。


[お互いに自然なやり取りを心がけるも、まだ取り繕っている感は否めないか。
どこかぎこちない空気が漂っているのを肌で感じるが、こればかりは馴染むのを待つしかない。洞窟の道を、侵入した時と同じようにして、従者の後ろについて歩く]


 ……。


[これまでも、先を行く従者の背中を見て、思う処がないわけではなかったが、今は一層、強い思いが視線に含まれるのを自覚して、慌てて瞬きをして背筋を伸ばす。
意識を持っていかれそうになっては、自分にダメ出しをするを何度も繰り返す。
ただ、洞窟を出た時は従者と似た感想を持って脱出を喜んだ]


 ……本当に、


[夢のような出来事だった。
空を見上げたら、夜明けにはまだ間のある頃か。
けれど、日は替わったかもしれない。
今日は、わたしの誕生日だ]
(2) 2024/01/26(Fri) 0:38:11

【人】 王子 シール

[夜の街道を通って再び街に入る。寝静まった街並みは静かで、戻った宿は控えめながらも明かりがついていた。
宿の主人は、わたしたちの帰りに気付くと出てきて、
心配したのだと話しかけてくる>>1
大きくて元気な声に、詫びと感謝を返してから、]


 ああ、主人。予定を変更したい。
 二泊の予定>>0:5だったが、もう一泊延ばしてくれ。


[夜明けまであと数刻。
朝を迎えて宿を発つだけの気力体力の回復は、
今からでは望めそうにない]


 あと、今日はわたしの誕生日なんだ。
 ……ふふ、ありがとう。

 今夜の食事にはうさぎパイの他に、
 取って置きのケーキを出してくれ。

 えっ、取って置きなんてない?
 そう言わずに、何か用意してくれ。頼む。


[明るいやり取りを挟めば、気持ちも回復するか。
食事はいるかと聞かれたが、何も要らないと返して
水だけ受け取ると、部屋に戻った]
(3) 2024/01/26(Fri) 0:40:18

【人】 王子 シール

[部屋の片隅。
あの辺りに従者が座っていたのは今朝の出来事だ。
昨日の今頃は、わたしは慣れぬワインに酔っ払って
ぶっ倒れていたんだっけ]


 ……ふふ


[何だか可笑しくなって小さく笑う。
少しずつ、これまでの日常が戻ってくる気配がする。]
(4) 2024/01/26(Fri) 0:41:49

【人】 王子 シール

[眠る前に風呂に入ろうと支度をしていると、
扉の外から従者の声がして、今から外へ出かけるという。
もしかして、さっき行けと促した場所へ赴くのだろうか。
ならばわたしは、昨日言った通りに留守番>>0:45しよう]


 ……わかった。
 わたしはもう寝るよ、おやすみ。


[そう返せば、すぐに扉の外の気配は去ったか。
これも日常のやり取りの続きだと思った。
従者の行先は、これまでとは違うかもしれないけど
]
(5) 2024/01/26(Fri) 0:42:15

【人】 騎士 エース

[そう思ったのに、
部屋を出て顔を見れば逆に胸が痛む。
でもそれを隠して、普段通りを努める。
王子もきっと俺に思うところがあるだろうけれど、
何も言わず、聞かないでいてくれた。
王子がそうしてくれていればきっと、
俺も忘れたフリはできるだろう。

宿に戻ったら休もうと言う言葉>>2に頷いて、
お疲れの王子の為に、無理のない程度に急いで出口を目指した。
何もなければ振り返る事はなかったが、ずっと王子の気配に気を遣った。足取りは問題ないかとか、身体が辛そうな気配はないかとか……

俺の背に視線が注がれている気がして、
でも別にそれは隊列的に自然と思った。けど……

何だか居心地がいい様な悪い様な、
不思議な感覚がずっと続いていた]
(6) 2024/01/26(Fri) 8:24:43

【人】 騎士 エース

[無事に宿に辿り着いたら、
宿の主人と僅かにやり取りを交わした後、
王子が「もう一泊」と。>>3
そうですねって頷いた後、]


  ……ふ、


[とっておきのケーキを強請って無いって言われた王子が可笑しくて、つい笑ってしまう。
食い下がる姿がまた楽しくて、俺も援護した。

俺も水だけもらって部屋に戻って、
防具を脱いで服を着替えて、
帯剣して王子の部屋に、遠慮がちに声を掛けた]


  昼までには戻ります。
  おやすみなさい……
  ゆっくり寝て下さい。


[就寝するという王子>>5の部屋の前で一礼して、
その場を後にする。
願わくば、優しくて穏やかないい夢を……]
(7) 2024/01/26(Fri) 8:24:48

【人】 騎士 エース

[―――そうしてあの娼館に立ち寄って、
細い子がいいと告げた通り、
スレンダーなところが
シール様みたいで
魅力的な少女が宛がわれた]


  …………


[でも俺は、その子の匂いを身体のどこにも残す事なく
夜明け頃、館を後にした。ふわ……と欠伸をして]


  ……お喋りだけで娼館を使ってしまった……


[童貞か上級者みたいな使い方をした事に
複雑な気持ちで街をふらふらと歩く。
目当ての店が開くまでの時間潰しに酒場に行き、
弱い酒を一杯だけ煽り、酔っ払いに絡まれてボコり、
そうこうしていたら、街が活動を始めていく。

開店したばかりの鍛冶屋に刃こぼれした剣を持ち込み、
直してもらっている間、店の隅の椅子で眠って待った]
(8) 2024/01/26(Fri) 8:24:54

【人】 騎士 エース

[欠伸を増やしながら宿に戻り、
王子はお眠りだろうから声を掛ける事はせず。

直してもらった剣を置いて、
俺もベッドに倒れ込んだら、もう離れられなかった]


  シール様……お身体大丈夫かな……


[問題ないって言ってたけど、そんな事ない筈だ。
初めてであんなに無茶苦茶にされた挙句、歩かされて。
でも忘れるって誓ったから、そこまで踏み込んで聞けない……
悶々考えている内に目が閉じて、俺も夕方頃まで眠り続けた]
(9) 2024/01/26(Fri) 8:25:31

【人】 騎士 エース

[王子より夜更かし(?)したせいか、
王子より遅く起きて来たかもしれない。
目覚めて合流したのは一階の食堂だったか]


  おはようございます……には遅いですね。


[苦笑しながら王子の顔色を窺う。
たくさん寝たから、悪くなさそうだったか……。

やがて店がうさぎのパイと、
誕生日に相応しい様なちょっと豪華な食事を用意してくれたら、
その席に着くだろう。
ケーキはきっと食後で]


  お誕生日おめでとうございます。
  今日……から、大人の仲間入りですね。


[あの時の言葉>>1:$76をなぞって告げて]


  でもお酒はまだ駄目です。


[と言って取り上げる。ノンアルコールの飲み物を店が用意してくれたら、それはいいですよって許可するだろうけれど。**]
(10) 2024/01/26(Fri) 8:25:55

【人】 王子 シール

──夕方──



[従者と再び顔を合わせたのは、宵の口だったか。
食堂の以前と同じテーブルで待ち合わせる。
半日ほど遅いおはように(自分も遅いと突っ込んでいたが)>>10
思わずふふ、と小さく吹き出す。
苦笑を浮かべる顔に笑みを返して]


 ゆっくり休めたか?
 わたしも先程まで眠っていた。
 おかげで頭はスッキリしたが、腹が空きすぎてな
 ……ほら、早く席に着け


[店内に漂う料理の匂いに、先程からお腹が鳴りっぱなしだ。
従者を促して向かい合わせになると、
早速店員を呼んで料理を運ばせる。
目の前に並ぶ、ちょっと豪華な内容に目を輝かせていたら、
一度聞いた事のあるフレーズで、誕生日を祝われた。>>10]
(11) 2024/01/26(Fri) 14:19:31

【人】 王子 シール



 
……っ、あ、…あり、
がとう…



[思わずそちらを見て、少し頬を赤らめて頷く。
前にそれを聞いた時の後の事を思い出しかけて、]


 
グ〜〜



[遮るように、わたしの腹の虫が鳴った。
自分でもビックリするほど大きな音だったから、
向かいの従者にも聞こえたかもしれない。
わたしはさらに、顔を赤く染める事になった]


 あああ、ホラ、早く、食べようっ
 い、いた、っ、いただきますっ


[あたふたと動揺しながら、
作法もそこそこに早速料理に手を伸ばした。
丸一日以上何も食べなかった後ですっかり食欲が戻ると、
まるで育ち盛りの少年のようにがっついてしまう]
(12) 2024/01/26(Fri) 14:23:15

【人】 王子 シール

[ついでに食う勢いで酒を注文するも、
運ばれた杯を受け取る前に従者に取り上げられてしまい、]


 ……。


[まあ、前回痛い目にあったしな。
大人からの忠告はおとなしく聞き入れよう(王家のダジャレ)]
(13) 2024/01/26(Fri) 14:23:46

【人】 王子 シール

[食事の後で、バースデー仕様にデコられたケーキが運ばれる。
オーナー兼シェフの特製だ。
大好きな苺がたくさんのっていて、見るからに美味しそう。
さっそく一口食べる。
見た目を裏切らない美味しさで、
苺の甘酸っぱさと生クリームの甘さに、ほっぺが落ちそう]


 うふふっ


[ニコニコと上機嫌に笑って、肩を竦める。
続けて二口、三口と頬張った。ゆっくりと味わって記憶する。

一年後の同じ日には、王城に居るであろうわたしにとって、
従者とこうして向かい合わせにケーキを食べる機会は、二度と訪れないだろうから……]
(14) 2024/01/26(Fri) 14:25:54

【人】 王子 シール

[二人でケーキもすべて平らげ、
テーブル上の皿はすべて空になる。
お互いに満腹になって苦しいと笑った後で、不意に表情を改めた]


 ……この後、話がある。
 わたしの部屋に来てくれ。


[真面目な口調で伝えれば、従者の表情も変わったか。
程なくして席を立ち、店主や店員に食事内容の感想と感謝を伝え、
和やかな雰囲気を作ってから食堂を出る。
従者が一旦自室に戻るならそうさせて、先に自室に戻る。
照明に火を入れて、仄かな明かりで室内を照らした時、]


 ……あ、


[わずかな変化に気付いた。ベッドの脇に置いた白い花は、
これまでの瑞々しさが失われ、枯れていた]
(15) 2024/01/26(Fri) 14:28:12

【人】 王子 シール

[そこへ、部屋の扉がノックされる音がする。
枯れた花はそのままにして、部屋の入口まで向かうと扉を開けた]


 ……入れ


[目の前に立つ従者を見上げ、すぐに扉の内側へと招き入れる。
この街に来るまでは、従者を自室に入れるなど絶対にしなかったが、体の秘密がバレた以上、そうする必要もなくなった。
それに今から伝える内容も、他の者が近くにいる場所では話にくいというのもある。
そうした話合いも、今までの旅では不要だったのだが……、]


 実は先程、城から書簡が届いた。


[従者に物書き用机の前にある椅子を勧めてから、
用件を切り出す。わたしが夕方に目を覚ましたのは、届け物があると部屋をノックされたからだった。荷物の中から書簡を取り出し、中に目を通しながら話を続ける]
(16) 2024/01/26(Fri) 14:32:22

【人】 王子 シール

 

 近日中に王が退位され、後継の兄が即位する。
 わたしも急ぎ、城に戻らねばならない。


[なお、書簡に関しては昨日出した手紙>>0:95に対する返事ではなく、予め準備されて数日前には発送されたものだ。
書簡を預かる役目は複数いるが、
どのように居場所を探知して届けるかは不明である。
ちなみに、これまでに書簡が届いた回数よりも、
刺客との遭遇が多かったりもするのだが]
(17) 2024/01/26(Fri) 14:32:49

【人】 王子 シール

[さらに話を続ける]


 明日からは馬で移動するぞ。
 馬も途中で立ち寄る宿も、すでに手配済だそうだ。
 国境の付近で一泊、王都の近くでもう一泊だ。


[馬は宿に到着したら、新たに乗り換える。
徒歩ならまだ半月近くはかかったが、馬の足だと本当に速い。
また、用意された宿に入れば、城から遣わされた使用人なども居るのだろう]
(18) 2024/01/26(Fri) 14:33:32

【人】 騎士 エース

[食堂で朝……もとい目覚めの挨拶を交わすと、
王子が小さく笑う。
いっぱいねました、って子供みたいな言葉を返して、
空腹な王子に促されるまま席に着く。

旅人には豪華すぎる料理は、
王子の心も擽ったらしい。>>11
無事に誕生日を祝えて、よかった。

あの部屋で口にした台詞と同じものを用いたのは、
祝う気持ちが変わらないから
に加えて、少なからず浅ましい気持ちもあっただろうが……
]


  ……ふふ、
  ええ、いただきましょう。


[王子の頬が僅かに染まって見えて>>12
思わず数瞬、見つめ合ったけれど。
王子の腹の虫に邪魔されてしまったので、
大人しく料理を頂く事にした。
頬を色濃くさせた王子とは対照的に、落ち着いて食事を進めた。酒は飲まなかった。王子が飲みたがったら厄介だし(実際どさくさに紛れて注文していたので>>13、取り上げた)、飲めない王子の前で飲むなんて、そんな意地悪をする気にはならなくて]
(19) 2024/01/26(Fri) 16:58:50

【人】 騎士 エース

[食後に用意されたケーキも、王子の誕生日を祝ってくれた。>>14
美しく飾られた甘味は味も、疲れた身に沁みる。
嬉しそうな王子に俺も笑みを深めて、
美味しいですねって、しみじみ呟く。

あんまり食べた事なかったけど、
ケーキって美味いんだなって、俺は記憶に刻み込んだ]
(20) 2024/01/26(Fri) 16:58:56

【人】 騎士 エース



  ……わかりました。


[デザートまでたらふく食べて上機嫌だった王子が、
真剣な口調で切り出してきたものだから。>>15
ぱっと顔を上げて、頷く。
何の話だろうとバクバク鳴り渡る心臓を抱えながら、
一旦部屋に戻って、それから、王子の部屋をノックした。

すぐに扉が開かれて、
招かれるまま立ち入る。
椅子を勧められたが>>16、「このままで」と
その傍で背を伸ばして立っていた。

城からの書簡、と聞いて、何故だか自分のお役御免を想像した。
それくらいに、
俺は後ろめたくも感じていたんだろう、試練の間での事を]
(21) 2024/01/26(Fri) 16:59:20

【人】 騎士 エース

[でも続く内容に、驚いて目を見開く。
旅が、終わる。>>17

わかっていた事だけれど、こんなに、急かされて終わらされるものだとは思っていなくて。
でも、王子の従者として、騎士として、
告げられる予定>>18を頭に入れながらしっかりと頷く。

馬に乗っている間は会話をまともに交わす機会は知れてるだろうし、本当に、王都まであっという間だろうな、と思った]
(22) 2024/01/26(Fri) 16:59:24

【人】 王子 シール

[二人の間が多少気まずいとしても、
空腹で目の前にご馳走が並べば、楽しく過ごせた。
やはり食は三大欲求の一つだ

今日が誕生日だと伝えれば、オーナー兼シェフが腕を振るって、
味は元より見た目にも美味しい料理を出してくれた。

デザートに食べた苺のケーキも、
思い出と一緒に、生涯忘れられない味になっただろう。
ドサクサで頼んだ酒は従者に取られてしまったので、
次の機会にするとして]


 わたしに遠慮せずとも飲めばいいのに。
 お祝い事なんだから。


[と、従者の手元にある杯を勧めたけど、
断られてしまった>>19
主を差し置いて飲むわけにはいかないか、と、
こちらは見上げた忠誠心だと改めて感心する]
(23) 2024/01/26(Fri) 20:29:54

【人】 王子 シール

[食事の後は部屋に呼んで、外では聞かれたくない話をした。
急ぎ城へ戻れと要請があった事を共有する。

従者は勧めた椅子には座らず、立ったまま背を伸ばして聞いていた。>>21
内容に関しては、予想外だったのだろう。>>22
長かった二人旅が今夜を含めて、あと三泊足らずで終わってしまう。話を聞いている間、従者はどのような思いを巡らせているのだろうか]


 ……話は以上だ、


[と要件を切り上げた後で、彼が向かったのは、
部屋の出口ではなく、…───]
(24) 2024/01/26(Fri) 20:31:08

【人】 騎士 エース

[元々そんなに酒好きという訳でもない。
し、朝方こっそり飲んで来たし……

主が飲まないのに俺が飲むなんて選択肢、ハナからなくて。
感心された>>23とは露知らず、
俺はぶどうジュースあたりを適当に飲んで、
王子にもきっと勧めただろう。

穏やかな気持ちだったのに、
王子の言葉で食堂を後にする足取りは重く、
部屋で聞いた話は、衝撃をもたらした。
椅子に座る事を断って立っていたけれど、
座っていた方がよかったな、と途中でちょっと思った。

それでもそのまま王子の話を聞き終えて、
扉の方ではなく、王子の方へ向かった。>>24]
(25) 2024/01/26(Fri) 21:35:42
王子 シールは、メモを貼った。
(a0) 2024/01/27(Sat) 9:35:46

【置】 王子 シール

──おまけB──


[剣術武闘会の決勝は勝ち抜きトーナメント戦で行われる。
二人ずつ勝負して、勝ち上がっていく方式だ]


 ふふ、わたしとエースが当たるとしたら決勝だな。
 途中で脱落するなよ。次は決勝で会おう。


[そうして、われらは共に勝ち進んだ。
わたしは途中でヒヤリとする事もあったが、
お互い怪我もなく、無事に決勝で対面する]


 ……ふむ、
 どちらが勝っても手に入る賞金は同じだな。
 何ならどちらかが棄権しても稼げはするのか。


[しかし決勝が行われないとすると、
観客が不満から暴動を起こすかもしれないし、
主催者の機嫌を損ねるかもしれない]
(L0) 2024/01/28(Sun) 1:33:30
公開: 2024/01/28(Sun) 1:35:00

【置】 王子 シール

 

 ならば、逆に盛り上げてやるか。
 試合は接戦にして、派手な動作も含めてやろうか。
 客が喜べば賞金にボーナスが付くかもしれん。


[これは八百長の相談ではない。何故なら観客のボルテージがある程度上がったら、真剣勝負を挑むつもりだからだ]
 

 本気で行くからな。お前も手加減するなよ。


[腰の木剣の柄に手を添えて宣戦布告だ。
こうして、わたしたちは並んで決勝の舞台へと進む]
(L1) 2024/01/28(Sun) 1:33:56
公開: 2024/01/28(Sun) 1:35:00

【置】 王子 シール

 

 ───ハッ、


[木剣を持ったまま床の上で素早く前転し、体勢を戻すと
同時にエースの足を薙ぎ払う。
当たる前に飛び上がって避けられたので、
地を蹴って一気に間合いを詰めると、相手の懐に飛び込んで
顎下目がけて剣先を突き上げる]


 ッ、ク…!


[木剣同士がぶつかって大きな音が立つ。
払われた一撃が重くて、危うく剣を落しそうになるが、
握力を込め直しながら、飛び退るようにして間合いを開ける]


 (ぜんっぜん、当たらない…っ)


[盛り上げ部分パフォーマンスは終わって、お互いに本気モードに入ってた。鍔迫り合いは接戦だが、このままでは体力負けしてしまう]
(L2) 2024/01/28(Sun) 1:34:16
公開: 2024/01/28(Sun) 1:35:00

【置】 王子 シール

 
 
 ……ふぅ…っ


[剣を構えながら呼吸を整える。全力で攻撃できるのは、
体力的に後一回だ。…───よしっ]


 たぁっ!!


[ダッシュで跳躍するようにして寄ると、剣を振りかぶる。
そのまま剣を下ろすと見せて、]


 (いまだっ)


[そのままの姿勢で腰より下にすばやく身を屈める。
このフェイント攻撃は、わたしが密かに自主練していた技だ。
エースにはまだ見せた事がない。初見の今ならチャンスかも。
そして、見込んだ通り、]


 ───!!


[下からの攻撃に反応して身を反らす、
その隙に剣を握った手を狙って一撃を喰らわす。]
(L3) 2024/01/28(Sun) 1:34:42
公開: 2024/01/28(Sun) 1:35:00

【置】 王子 シール

 

 (もらった!!)


[剣を弾き飛ばし、腹に蹴りを喰らわす。倒れた上体に素早く馬乗りになって、剣先を喉元へ向けて突き下ろし、───触れる寸前で止めた]
(L4) 2024/01/28(Sun) 1:35:07
公開: 2024/01/28(Sun) 1:35:00

【置】 王子 シール

[勝負あり、と叫ぶ審判の声。割れる歓声]


 ……ふ、…やっと一本、取ったぞ…


[見下ろした師匠に勝ち誇ってから、体から下りて立ち上がる。
というわけで、初見の技が上手く決まって勝ちました、
というお話。
とっぴんぱらりのぷぅ]
(L5) 2024/01/28(Sun) 1:35:33
公開: 2024/01/28(Sun) 1:40:00

【人】 王子 シール

──王都へ──



[翌朝は寝不足だろうが何だろうが、予定通りに宿を出立する。
世話になった宿屋の主人からは特別に、うさぎパイのレシピをいただいた]


 これと同じ材料が手に入れば、
 作れるんだな……ありがとう


[感謝を伝えながら受け取って、
そのまま横に控えるエースに手渡す。
わたしはこれまでに料理をしたことがないから、
きっと彼が上手く作ってくれるだろう、……。

こあとは、書簡の指示通りに行動した。
指定の場所まで赴いて馬を借りる。
馬が途中でバテてしまわないように休憩を挟みつつ、
それでも出来るだけ急がないと、
日没までに次の宿には間に合わない。

二人で過ごす甘い時間も確保できないまま、
街道を急ぎ、駆け抜けた]
(26) 2024/01/29(Mon) 13:17:17

【人】 王子 シール

[宿に到着すると、予想した通り城から遣わされた使用人が居た。
これまで着回しつづけてきた衣服や装備を一部、
新しいものに交換する。
明日には王都に到着するのだから無用と思ったが、
彼らがここに居るのは監視や警護が主な目的だろう。
わたしたちが予定通りにここへ着かなければ、
彼らはそのまま追跡隊になった筈だ。

そして、彼らの前ではまだ「王子」として振舞った。
「王子に戻りたくない」が、肉親に会うまでは演技を続ける。

当然ながら従者とも部屋を分けられた。
部屋だけでなく、フロアも分けられた。
食事も別々で、使用人たちの給仕を受けながら、
広いテーブルで一人で食べる。

旅の間は常に、彼と同じ食卓で向かい合った。
恋人同士になってからは間もないが、そうなる前からずっとそうだった。二人で一緒の食事は楽しかったし美味しかった。
今の食事は内容が豪華だとしても、とても味気ない。]
(27) 2024/01/29(Mon) 13:17:51

【人】 王子 シール

[移動の疲れもあってか、その日の晩はすぐに眠りに落ちた。
翌朝、馬場の前で跪く従者の姿を認めると声をかける]


 おはよう、……よく眠れたか?


[言葉を交わすのは、宿に到着した時ぶりだ。
たかだかひと晩離れていただけなのに、どこか懐かしい気もする。
ほんの少しだけ頬を熱くしてから、用意されていた馬に乗った]


 さあ、出発しよう。


[今日も丸一日馬を駆って、王都を目指す*]
(28) 2024/01/29(Mon) 13:18:24

【人】 王子 シール

──城下町の宿にて──



[王都に入って城下町まで来ると、馬を下りた。
長距離を移動した馬に感謝を伝えて労うと、
従者と並んで宿へと向かう]


 城下町、三年ぶりか……それ以上か
 久しぶりだな
 
 わたしはあまり、こちらへは来なかったけど、
 お前にとっては懐かしいのではないか?


[賑わう街並みは、一昨日まで滞在した花街かそれ以上だ。
既に日没を迎えた後だが、人通りは活気に溢れて、
寝静まる様子が見られない。

わたしたちは花街でしたのと同じように、
立ち並ぶ商店の店先を眺めたり、気になるものを手に入れたりして、束の間のデートを楽しんだ。
宿への到着時間は指定されていないと思って油断していた。
まさか、]
(29) 2024/01/29(Mon) 14:10:16

【人】 王子 シール

 

 なに、既にチェックイン済?


[ようやく宿に着いてフロントに向かうと、
わたしに用意されている部屋は既に客が入っているという。
しかも、]


 わたしが?


[数刻前にあなたをお通ししましたと、宿の主人は言い張る。
わたしは一瞬目を丸くして、すぐにある考えに思い至る。
まさかと思うが、]


 ……すまん、その部屋を教えてくれ
 わたしも向かわせてもらう…───あ、いや、
 別に争うってわけじゃない。
 し、知り合いなんだ、
……たぶん



[説明もそこそこに部屋番号を聞き出すと、そこへ向かう。
ちなみに城下町だからといって、
王家の人間の顔を皆がすべて知っているかといえば、
そうでもない。
そもそも、わたしは長年旅に出ていて、サインは虚弱で
城からほとんど外に出られない
…───はず
]
(30) 2024/01/29(Mon) 14:10:46

【人】 王子 シール

[部屋の扉には鍵がかかっていなかった。
ノックもしないで、いきなり扉を開ける。そこには、]


 『遅い、遅すぎる!待ちくたびれたぞ』


[ソファーに足を組んで座り、
不機嫌極まりない様子でこちらを見る彼は、
見た目はわたしと瓜二つの王子、サインだった*]
(31) 2024/01/29(Mon) 14:11:05

【人】 王子 シール

──双子の王子──



[目の前にサインがいる光景が信じられなくて、
扉の付近で茫然としていると、
さっさと入って扉を締めろと促される。
従者も呼ばれたので、この部屋には三人だ。
突っ立ってると目障りだからと、ソファーにも勧められる。
言い方が不遜だが、気遣いは細やかだ]


 『俺の作ったスケジュールでは、
  もっと早くここに着いたはずだぞ。何故遅れた?』


[なるほど、あの書簡に記された鬼スケジュールはコイツが組んだのか。と理解するも、問われた内容については答えられず、代わりに首に巻いたショールに軽く手を添える。
城下町で買ったばかりのコレは、エースが見立てた。
まさか、これを選んでいたから遅くなりました、とは口が裂けても言えない…]
(32) 2024/01/29(Mon) 15:09:51

【人】 王子 シール

[サインがお忍びで来たいが為に、
この宿には城の使用人たちが居ないのかもしれない。
それは察する事ができたが、そもそも何でサインが
ここに居るんだろう]


 何故ここにいる?
 わたしに会うなら、こちらから城へ向かったのに
 そもそも、体の具合はどうだ?


[気になる事を立て板に水で問うたら、
一度に聞くなとキレられた。それもそうか。
ならば、サインから話し出すのを待とうと、彼の手元を見たら、]


 おい、お前……それは、ワインではないのか?
 飲んでいいのか、というか飲めるのか?
 わたしにも寄こせ


[身を乗り出して杯を取り上げようとしたら、当人からの抵抗に合うばかりか、横からも従者が「失礼」と前置いて、わたしを毅然と止めようとしたかもしれない。ずるい、ずるいぞ]
(33) 2024/01/29(Mon) 15:10:31

【人】 王子 シール

[ちなみに、ワインは成人になる前から飲めたそうだ。
虚弱体質のくせに飲めるんだへーと思ったら、どうも今は虚弱ではないらしい]


 どういうことだ?


[と、問えばようやく聞けた。
今から三年前、わたしが旅に出てしばらくしてから体質は向上し、
今では剣術や馬術もある程度嗜むらしい。なんと。
どうしてそうなったと聞けば、]


 …────、


[わたしにとっては、受け入れがたい内容だったが、残念ながら筋は通っているようだ。
つまり、わたしがサインの体を弱らせていた原因なのだと。
王家の双子で男女は凶だという予言との因果関係は不明だが、
双子の男女が近くに居てはよくない、
という結論にはなったらしい]
(34) 2024/01/29(Mon) 15:12:07

【人】 王子 シール

 

 信じられない。
 そんな戯言、鵜呑みに出来るか


[せめてもう一度一緒に住んでみて、サインがまた弱ってくればその説を信じてもいいが、このままでは引き下がれない。
まるで、わたしが悪いみたいじゃないか]


 ……


[すぐに言葉が出てこなくて、
わたしは沈痛な面持ちで項垂れた。*]
(35) 2024/01/29(Mon) 15:12:32

【置】 王子 シール

シールにとっては酷な話だろう。
生まれてからずっと、いずれは王の補佐になれと、
男のふりをして王子として育てられてきたのだ。
今までの努力は何なんだ、という気持ちも判らなくもない。

項垂れてるシール>>35を見遣ってから、
ふと、傍らに居るシールの従者にも目を向ける。

ついこの男の前で王家の秘密を暴露してしまったが、
シールが受けた衝撃については、何か思う処がありそうだが、
その元になる双子の男女については、
あまり驚いている様子はないか。

驚きを顔に出さないタイプか、
あるいは、……
既に知っている
、とか。

それに、シールもシールだ。
この男がいるとわかった上で、
自分が女だと伝わりそうな話をしている。
人払いを忘れたわけではあるまい。


「ふーん……」


二人を交互に見て思案する。
もしかしたら、二人は既に、
母上が心配した通りになっているのかもしれない。
(L6) 2024/01/29(Mon) 16:36:27
公開: 2024/01/29(Mon) 16:40:00

【置】 王子 シール

一度その考えは保留にして、まずは肝心の要件を伝えよう。


「俺はお前に伝えるべき事があって来た。
 本当は即位の前で忙しいんだ、手短に言うぞ」


手にした杯を置いて姿勢を正した。


「お前は城に戻ってくるな。
 王の補佐など要らぬ。

 国の事は俺に任せて、
 お前はどこへでも、好きな処へ行くといい」


何も無下に放り出すつもりはない。
贅を凝らさなければ、生涯困らない禄は出してやる。
王政に関わりたいのであれば、俺たちは真向から対立するが、
お前にそのような野心はないだろう。

誕生日の朝に、父王へ語った思いをここでも伝える
>>2:L0>>2:L1>>2:L2>>2:L3
(L7) 2024/01/29(Mon) 16:37:28
公開: 2024/01/29(Mon) 16:40:00

【置】 王子 シール



「俺のせいで、今まで不自由を強いたな
 見ての通り健康だから、心配しなくていい。

 好きなものを食べて、
 好きな服を着て、
 ……そこの男とどこへでも行くといい」


俺はソファーから立ち上がると、従者の方へ向かう。
姿勢を正そうとしていたら、手を掲げて制止する。
こいつはシールの従者だ。俺のではない。


「お前が、エースか。
 手練れだな。俺が送った刺客を悉く打ち払いおって>>2:L4
 おかげで、こちらは人手不足だ」


こちらの都合を一方的に押し付けるような事を言って、
不服そうに鼻を鳴らす。


「何ならお前は、城に残ってもいいぞ。
 お前が護衛なら頼もしいが、……まあ、いい」


振り返ったら、不安そうな顔をしているシールと目が合った。
姉いじめはこのくらいにしておこう。
(L8) 2024/01/29(Mon) 16:39:25
公開: 2024/01/29(Mon) 16:40:00

【置】 王子 シール

 

「騎士よ、お前にも命ずる。
 これからも、シールの護衛として従者として
 生涯仕えよ。
 シールの向かう先へ、共に行け。

 ……ああ、でも、その前に」


口元を歪めて笑みを作り、


「俺たちの両親に会わせてやろう。
 国王陛下おとうさん皇后陛下おかあさん
 お姫様おじょうさんを私に下さいをやれよ。

 ……ふ、その場で首が飛ばぬように、
 手は回しておいてやる」


なんてな。勇敢な騎士に、幸あれ。*
(L9) 2024/01/29(Mon) 16:40:51
公開: 2024/01/29(Mon) 16:40:00

【人】 王子 シール

[兄…いや、弟から城に戻ってくるなと言われた。>>L7
健康になったから、王の補佐は不要だという。
それは、そうだ。
そうだが、……いいの、本当に?

誕生日を迎えた日の夜、
王子に戻りたくないと泣いた。>>-49
それが叶うと思って、良いのだろうか]


 ……は、…承ります、…陛下


[椅子から下りて跪き、両手を胸の前で交差して頭を下げる。
ぱっと頭を上げたら、むす顔したサインと目が合った。
こういう形式的なものをすごく嫌うくせに、
本当に国王が務まるのか?]
(36) 2024/01/29(Mon) 17:16:17

【人】 王子 シール

[王政に関わるなと言われたが>>L7
肉親としての縁を切ったわけではない。
父母に会いたくなったら、いつ城を訪れてもいいって。
(ただしお忍びで)
サインについては、

『忙しくなかったら、話くらいしてやる』

だって。
幼い頃、病床に伏せっている時は、外で起きた事体験した事を話して聞かせていたっけ。(それが、サインの体調を悪くさせていたと考えると、気が重いが)
(37) 2024/01/29(Mon) 17:17:24

【人】 王子 シール

[サインが城へ戻る前の、ほんの僅かな時間に、
旅の土産話を聞かせてあげようか。
花街で偶然手に入れたSENBEIを茶請けに、
剣術武闘会の話をしたり、

試練の間の話は……うん、出来ないな。
バザーでぼったくられそうになった事も……言えない]
(38) 2024/01/29(Mon) 17:18:32

【人】 王子 シール

 

 ……ほら、夜も遅いぞ。
 早く城へ帰れ。
 

[余計な事を語ってしまう前に、弟を城へ帰そうと促した*]
(39) 2024/01/29(Mon) 17:18:59

【人】 王女 シール

──即位の日──



[サイン王子が成人になってから間もなく、
王城では即位式が行われた。

現国王は老齢のため退位し、
第一王子のサインが新国王に即位する。

儀式に第二王子シールの姿はなく、
代わりに遠い異国の地から贈られたという、
祝文が読み上げられた。

シール王子については、のちに、
その国で姫君と恋に落ちて永住を決めたという噂が、
国内でまことしやかに流れた。

 …───サイン王の治世が、始まる]
(40) 2024/01/29(Mon) 18:24:58

【人】 王女 シール

[王城の中庭は解放され、王の即位を祝福する国民で溢れ返った。
王城のバルコニーから新国王が姿を表すと、
皆が一斉に手を振り、祝福の声を上げる。
その群衆の中に、わたしたちは居た]


 見えるか?
 ……ああ、かなり遠いな。
 
 でも、姿は判るぞ……立派になった。


[こちらから向こうは、かろうじて見えても、
向こうからこちらは、気付くまい。

父から継いだ王冠と錫杖、深紅のローブなど。
王の象徴たる装いに身を包んで、小柄ながら既に威厳すら感じる。
……身内のひいき目かもしれないが。


その姿を目に焼きつけてから、振り続けていた手を下ろす]
(41) 2024/01/29(Mon) 18:26:07

【人】 王女 シール

 

 ……さて、わたしたちも行こうか。
 

[また、宛てもなく旅をするか。
それとも、二人で暮らす家を探すか。いずれ子を産んで育てるなら、人々が優しい土地が良い]
(42) 2024/01/29(Mon) 18:26:39

【置】 古ぼけた 人物画


[その光景はさながら…───、一枚の絵画のように、**]

(L10) 2024/01/29(Mon) 18:28:16
公開: 2024/01/29(Mon) 18:30:00

【人】 騎士 エース



  好いた女性に
  自分の子供を産んでほしいと思うのは、

  男として当然で、
  切なる願いです。


[とは、
お目通りが叶った彼女の母親に向けての言葉だったたろう]
(43) 2024/01/29(Mon) 22:59:03

【人】 騎士 エース



  彼女を愛しています。

  命を懸けて、大事にします。
  俺の、王女様にします。


[白いワンピースを纏い俺に手を差し出す彼女に
微笑む前の、一場面。**]
(44) 2024/01/29(Mon) 22:59:18