人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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【人】 書生 シキ

>>43 五十鈴

自らの処について謂われれば
それを半ば聞かぬ振りをして、目線を合わせる。

「ああ、初めまして。」

昨夜と今日とで、互いの様子は幾度と見交わしていただろうが
それでも青年は、取って付けたような返しの挨拶を1つ。

「珍しいでしょうか? 今ごろ書生など。
 それに、本島側の人間なのにも関わらず、と」
 
言葉の割りには、緩い声色で以て。
(44) 2021/07/21(Wed) 19:01:41

【人】 左方舞 五十鈴

>>44 シキ

目が合えばにっと笑って。

「はじめまして、僕は五十鈴。
ソトの人だよね?
僕はね、普段はソトにいるけど島の踊子だよ。
祭りの時だけ帰ってくるんだ。
書生、いいんじゃない?
裕福なご主人ならいいご飯出そうだし。
僕も裕福なご主人に飼われたかったな」
(45) 2021/07/21(Wed) 19:21:26

【人】 よろず屋 シラサワ

>>32 モクレン
>>33 沙華
>>36 ユヅル
「隠したかて、いつかバレるもんやろ?
 神狼はんに直接問えるとは思わんけど…。」

情報は大切な"商品"だ。
言葉を紡ごう、経済を回し流通させるように。
遠くに居たモノは近くに。会話を始めたシキと五十鈴。
良い傾向なのではないだろうか?

商人とはこういうモノだ。周りを煽り、動かそう。
言葉という資金の循環を回そうではないか。

…島外の子かて、せめて覚悟ぐらい出来た方がええやろ?
モクレンはんもユヅルはんも分かっとるみたいやな。

「ユヅルはんはやっぱええこやな…。
 ちょっとぐらい反抗期起きてもええんやで?」
(46) 2021/07/21(Wed) 19:48:09

【人】 書生 シキ

>>45 五十鈴

向けられる笑みには、笑みを以て返す。
青年のそれは、ややぎこちなさがあったが。

「俺は、シキです。
 成程、そういう関係だったのですね――」

そうして、慰めの言葉を添えようとした刹那。
あなたとモクレンとのやり取りが脳裏を過れば
下手な物言いを添えるのは心情に悪かろうと、言葉を慎む。

「……そうですかね、俺には他所の程度は分かりませんが。
 でも『先生』は良い人ですよ、こんな時代に
 貧乏家の息子1人の世話を引き受けてくれて
 作家としての勉強もさせてくれるんですから」

兎にも角にも、日々妙な目移りを繰り返していた青年も
その時だけは、あなたの面立ちをじっと眺めていた。
(47) 2021/07/21(Wed) 20:00:47

【人】 左方舞 五十鈴

>>47 シキ

「へー、シキは作家目指してるんだ。
僕、ソトでは古本屋で働いてるよ。
本、出版したら読ませてね?」

五十鈴の顔はどう見ても女の子に見えるだろう。
けれどそれだけではなさそうにも、見えるかもしれない。
(48) 2021/07/21(Wed) 20:14:58

【人】 書生 シキ

>>48 五十鈴

「……ありがとうございます。
 まぁ、まだまだ先になるでしょうけどね」

ありがちなお世辞だ、と思ったものの。
そう言ってくれるだけのことには、きちんと感謝を示す。

面と向かった舞子の可愛らしい顔立ちは
自分が他者に向ける態度と同じくらい、
曖昧さの滲む、不思議なものであった。
(49) 2021/07/21(Wed) 20:42:21

【人】 忘れ屋 沙華

>>46
「ぬかせ、ユヅルはユヅルでいいだろが。」
変わらずに居て欲しいという反語と捉えれば、
それはほかの投げやりな言動よりは真実味を帯びていた。決して血縁などはなさそうだが。
「己はいちいち無責任なんだよ、何かの鳥類さながらおいしいところだけ摘まんだら後は見向きもしねえだろう。」
(50) 2021/07/21(Wed) 21:01:21

【人】 よろず屋 シラサワ

>>50
「かわええ子には旅させぇ言うやないか沙華はん。」

全くもって油と水。
とことん気質が合わないのか、喧嘩するほどなのか。
まぁ、ある意味変わらないやりとりに安堵しているとも。

扇子をパチンと畳み、帽子のツバを突きあげる。

「商人は美味しいとこ摘まむもんやで。
 そないな言うて…この状況で、何の責任が取れるんや。
 状況としては皆同じやろ。
 何知っとるか違うぐらいで。」

あの状況で不確実な断片だけで混乱させるより、
どういう状態か説明した方がマシではないか、と。
言葉と言葉で斬り合う。

「まぁ、足りんもんがあったら
 うちの店から出すぐらいはするけどな。」
(51) 2021/07/21(Wed) 21:30:28

【人】 奉公人 ユヅル

>>46
>>50
「私は、一人前に反抗が出来る様な
 身分ではありませんから」

褒め言葉を掛けられるのは勿論嬉しい事であるが、
奉公人は至極真面目に受け答えするのみだ。

「シラサワさまや沙華さまに気に掛けて頂けるだけで、
 私には充分な事で御座います」

島の風習の中で生き続けようと、自分は恵まれている。
そんな意味合いが汲み取れるだろうか。
(52) 2021/07/21(Wed) 21:58:53

【人】 忘れ屋 沙華

>>52

「そこの詭弁商人じゃないんだから、己に安い値札を付けるのは止せよとは言うんだがね。」
それがいいならかまわないさと。
「少なくともユヅル君は俺のお墨付きに違げえねえよ。」
首をかしげ、されるがままになっていた肩の上に小さい頭を預けている。
(53) 2021/07/21(Wed) 23:23:47

【人】 忘れ屋 沙華

>>51

「・・・まあな、こうなった島の状況をまあるく収められるとしたら」
「それこそ神様とかでなけれや無理題だわな。」
今の島の状況に関する話題へは反って無気力に、聞く耳を持っている様子である。
(54) 2021/07/21(Wed) 23:29:59

【人】 奉公人 ユヅル

>>53
「それは…はい。有難い御言葉です」

こそばゆそうに言葉を紡ぐが、頭を預けられても
相も変わらず直立不動で其処にいた。
奉公人は静かに、商人と忘れ屋が島へと何を思うのか、
二人が語る様をじっと見ている。
(55) 2021/07/22(Thu) 0:14:26

【人】 よろず屋 シラサワ

>>52 ユヅル
>>54 沙華
「急に引きなさんなや、押した手ぇがどっか行くわ。
 どないしたんや沙華はん?」

跳ね返ってくると思って出した言葉が
そのまま受け入れられてしまうと拍子抜けだとばかり。

「充分か……俺はな、物事を知らんで怪我して
 それを後悔するぐらいなら、
 知った上でなんなりした方がええ思うとる。
 その上で怪我するんやったら、まだ納得いくやろから。」

そう、海を瞳に湛える男は言う。

無知が罪だとまでは言いたい訳ではない。
知ることは誰にだって権利としてあるのだと。

「不躾なんはわかっとる。これはあくまでうちの信条や。
 せやし、俺が言うんはただの戯言。
 聞く聞かんはユヅルはんの自由やからな。」
(56) 2021/07/22(Thu) 2:24:28
五十鈴は、りんご飴を食べている。
(a2) 2021/07/22(Thu) 3:36:54

【人】 忘れ屋 沙華

>>56

「"どないもなにも"なあ…。」
存外嘘臭さのない意見で返され、渋々なのか口火を切り始める。 

「しょうがねえだろう
俺ができるのは先走る奴を程々諦めさせてやることと、
ちょっとばかり事の有る無し誤魔くらかす程度のことなんだから」

「別に怒鳴ってまで俺にし得えねえ事をしたがる奴まで止める義理はねえよ、それが分相応て物だろ。」
怒鳴るはおろか腹から声をだすことさえ有った試しはないが。

「己は己が煽り立てた火について、後々被せる鍋蓋を用意しねえだろと言ってるのさ。」

こういう自他を見限った性根であるからこそ
或いは島長にも未だ見逃され、ともすれば泳がされているのかも知れない。
「当然俺も敢えて好んで割りを食いたいとは思わねえが、なあ。」

火種を己の手に負える大小にまでしか暖めようとせず。
或いは手に負えなくなるとみるや自らその火を絶つまでするだろうか。
そこまで徹底した
責任感
という奴を果たして持っているのか、
この乾いた言葉からだけでは誰も判断し得ない筈だ。

「今日の明日ので変わらないとは昨日もいったかな
そういう祭り
だとも、ぼっちゃんの方が心得があるらしいぜ。」
(57) 2021/07/22(Thu) 5:25:48

【人】 よろず屋 シラサワ

>>57
「寒い中温まる火ぃ大きいしたい思うただけやで。
 俺が水かけんかて、誰かがかけてまうからな。

 まぁ、うちが選ばれたら"次の日の二人"
 一緒に面倒見るぐらいはするわ。」

そもそもに今日神託に選ばれてしまえば、
このシラサワという男はただの放火魔と成り果てる。

きちんと色々責任の取り方を考えた所で、
途中で道を塞がれてしまえば、
どう足掻いても成立のさせようが無いのだ。

だからと言って、何も知らず小さな火を見つめるよりも、
祭なのだから花火を見た方が良いだろう?

様々な角度から見える花火を、だ。

男なりの器用で不器用な親切心だった。
(58) 2021/07/22(Thu) 10:37:01

【人】 忘れ屋 沙華

>>58

「つくづく口が達者で嫌になるぜ。
なにを摘まんでも小奇麗に比喩しやがって。」

時折じりじりとした苛烈さを孕んでいた語勢も既に鎮んでいた。
「手前が明日くたばる方に賭けながら賽を振る奴もたしかに居ねえや。」

「俺ァ水を刺し過ぎたかね、万屋。」

焦げ付くものがあり過ぎて。
見たいものもみれなくなっちまっているのかもな。


花火は、好きだったな。


わざわざ形容していなかったとしてもシラサワが何を見ようとしているのかは十分伝わっただろう。
「己のみじめな線香花火がおっこちる所までは、滅さずと見ておいてやるよ。」
「せいぜいあがけ、『言うは易し』というのが俺の一番嫌いな文句だ。」
にまりと口脇を曲げていた。
(59) 2021/07/22(Thu) 14:41:46

【人】 左方舞 五十鈴

「なんか放火がどうのとか聞こえるけどぉ〜?
僕よりよっぽど怖いじゃんね、笑っちゃうよ。

あー”サクヤどうしてるかな”〜〜〜」
(60) 2021/07/22(Thu) 15:48:41

【人】 書生 シキ

「…………。」

己の言葉
を引かれれば。
それについては、云とも寸とも取り合わず。

しかし、■■■と小さく言葉を交わしたその後は
一転して、ただただ"思い違っていた"とばかりに
隠しきれぬ疑念で、目を細め凝らすばかり。

そうして小さく息を殺し、
大人たちのまま成らぬ様子を見やる。

嗤う沙華の白い顔をちらりと一瞥する折
これまで暗がりの中で曖昧に揺れていた青年が、
初めて、感情的な色で瞳を染めているのが見て取れただろう。
(61) 2021/07/22(Thu) 17:39:30

【人】 よろず屋 シラサワ

>>59 沙華
>>60 五十鈴
>>61 シキ
「伊達に商人やってへんで?
 ええねん、どうせ答えの出ぇへん問答や。
 全員が同じ方向なんぞ向けせんのやからな。」

そう言って男はにっこりと笑うのだ。
ある程度の反応は織り込み済みではある。

「そらぁありがたい話や。
 せいぜい派手に束ねた線香花火、見せたるで。」

意外やったんは沙華はんが一度引っ込んだぐらいやな。

「放火と花火の点火は違うやろ?
 俺は別に、他所様の家焼こう思うとらんで?」

聞こえた悪態に、青緑眼だけがそちらを向いた。


ブレスレットを着けているモノは皆当事者だ。

火を付け、そこに材をくべれば、色は変わる。
シキのその瞳に宿る色もまた、そうやって変わっていく。
(62) 2021/07/22(Thu) 18:32:29

【人】 左方舞 五十鈴

>>62 シラサワ

「そ、でもシラサワはみんなで一緒になんとかしよう、って言ってるように僕には聞こえるけどな。
でもさ、騒ぐなら僕にも考えはあるよ」
(63) 2021/07/22(Thu) 18:39:30

【人】 よろず屋 シラサワ

>>63 五十鈴

「なんとか出来るかはわからんなぁ…。
 俺は知らんもんが知った方がええ言うとるだけやで。

 ……考え?」

なんのこっちゃ、という顔で、改めてそちらを見た。
(64) 2021/07/22(Thu) 18:52:35

【人】 左方舞 五十鈴

>>64 シラサワ

「……ちぇ、知らんもんが知った方が、って、まだこの祭りがどういう祭りか知らない人がいるの?
僕はもう全員知ってるのかと思ってた」
(65) 2021/07/22(Thu) 19:05:44

【人】 よろず屋 シラサワ

>>65 五十鈴
「島外から来たんは分かってなかったやろ。
 まぁ今はもう全員知ったんちゃうか?
 喋っとらんのはよう分からんけど。

 少なくともシキはんは分かったやろ。」

この子は切り返すと割とすぐ引っ込むなぁ。
可愛らしいな。

そんな感想を抱きつつ、言葉を交わす。

「"五十鈴はん"は舞の奉納出来るからええな。
 選ばれるん待ち遠しいんか?」

一番ではなくなったが、
それでも選ばれたいんだろうか、と。
(66) 2021/07/22(Thu) 19:16:07

【人】 学徒 蝶間

「『花明かりを坐視せしめば、薄紙を剥がされのたうつのみ』」

まさしく咲き誇るは草鳥頭。
祭事の華やかさとは、まさしくそうであると学徒は読んだ。
のたうつべくして、誰もが素知らぬ薄紙(くるしみ)と宣わり、自らの手元の薄紙をまた一枚、と捲った。

「……さて、誰も彼も思う所があるようですがね。
 小生は字は読めても、心髄は読み解けない」

むべらるかな。はらりと、一枚また捲る。

「何であれ、祭事が終わるまでに"悔恨"は残さぬように過ごすべきだとは思いますね。
 ……まぁ、其れほどまでに素直な御人が集まっているとは思えませんが」
(67) 2021/07/22(Thu) 19:23:49

【人】 左方舞 五十鈴

>>66 シラサワ

「……そういうことだから」
(68) 2021/07/22(Thu) 19:30:46
ユヅルは、静かに耳を傾けている。
(a3) 2021/07/22(Thu) 19:56:05

五十鈴は、静かに目を伏せている。
(a4) 2021/07/22(Thu) 20:33:12

シラサワは、五十鈴に眼を細めた。
(a5) 2021/07/22(Thu) 20:35:23

シキは、交わされ合う言葉の合間を縫い歩き、暫しその姿を隠すだろう
(a6) 2021/07/22(Thu) 20:36:53

【人】 右方舞 戸隠

今日もまた、祭りの中に現れる。
表情は伺いしれない。
ただ、周囲を警戒するように首を巡らせていた。

腕で、ブレスレットがちゃりと鳴る。

はぁ、と息を吸って。
吐いて。

────踊りだす。

いけにえ。しるし。
何があっても、何があろうと、
舞うことに変わりはない。
(69) 2021/07/22(Thu) 20:37:50

【人】 学徒 蝶間

ぺらり、また一枚紙が捲れる。

「何故に思い馳せるかは、小生にはわかりかねる」

「ある者は扇情煽られるか、ある者は強情さ故か。
 祭事の華やかさにうつつを抜かすのも、其れも良しでしょう」

優風が黒糸をかき乱し、また紙は捲れる。

「然れど、故に
"本性"
は隠せない」

「故に、人である」

学徒の吐息は、蚊遣火の紫煙を霧散させる。
(70) 2021/07/22(Thu) 20:40:53

【人】 右方舞 戸隠

素足のまま、硬い足場を踏み、擦る。
指が弧を描き、ひらひらと舞う袖がそれを追う。

その身体で表現される、一個の芸術。
篝火からちろちろと、鱗粉のように舞う火の粉を割いて。
温く熱い空気をかき乱し、ひょうひょうと風の音。

人体が得意とするのは、円と弧の動きだ。
それを縦横に組み合わせた、ゆるゆると流れる踊り。
決して早くはなく、ただ、常に流れ続ける踊りが、
今日も続く。
(71) 2021/07/22(Thu) 20:41:22
五十鈴は、りんご飴を食べている。
(a7) 2021/07/22(Thu) 20:42:16

【人】 学徒 蝶間

「また今日も刻が過ぎる。また誰かが選ばれる。
 座視も結構。然るに、本質が単純な事を皆理解しているからだろう」

どれだけ目を反らそうと、否が応でも理解する時が来る。
学徒は其れを知っている。其の言葉は、小火を燻ぶらせる凩也。

「隣人か、友か、或いは小生か。……まぁ、誰が選ばれてもおかしくはない」

僅かに学徒の口角がつり上がった。
(72) 2021/07/22(Thu) 20:47:37

【人】 学徒 蝶間

「────それでは皆様、お為ごかしは程々に。また"明日"」

ぱたん、本は閉じられた。
(73) 2021/07/22(Thu) 20:48:38