人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


「勿論」

足を踏み出す。処刑室まで真っ先に、今までのいつよりも早く。

「おめでとうに決まってる!」

「やったか!?」
投票確認!やってる!

「よ〜〜し!」

こんなに元気!今だけ。

「やってねーフラグじゃン」

なんと!ちゃんとやればやれます。

処刑室に辿り着く。もう足もしっかり治っていて、元気いっぱいだ。それがいいか悪いかはさておき。

「心臓か脳味噌ぶっ壊せば殺せッからァ。あ、首切り落としてもいずれ脳と心臓死ぬから死ぬ」

あっけらかんと条件を述べて。

「……避けたり、反撃したり、していーい?」

勿論、却下されれば大人しくするつもりはあるが……あるけど……おねだりみたいに周りを窺った。

甘やかしてもらえる気配を感知してそわそわしている。

これは処刑に乗り気な人間が気になって
(あとPLが寝落ちなかったので)
今日も見学に来た囚人。
処刑自体に参加する気はなく、部屋の入り口で大人しくしている。

(誰か、間違えてミンのことも殺してくれへんやろか)

……どころか、余計な期待を寄せている。もちろん、わざと処刑を邪魔をするような真似はしないが。
やはりこの囚人は自分が傷つく以外に贖罪の方法を知らない。
あと看守ばかり痛い思いをしているように思えてなんだか悪いなと思った。

「何でもいいが絶対殺してくれよ、私は近づかないからな」

「今度は絶対に死なないぞ……」
皆(の戦闘力)を信じている。

 ミン
気になったのは同じなのか、それとも加勢が必要であれば乗り込むつもりなのか。
処刑室の入り口で待機しつつ、中の様子を端末で眺めている反逆者が居る。

「…………。
 てめえ、昨日も居たよな」

少し遅れて兎が一羽。
全員の処刑は見届ける気で居る故に、処刑室まで漂い着く。

「…………、今日は、ナフか」

いつも通り、この傍観者は何もする気は無い。
静かにその全てを見届けるのだろう。

カメラの位置をちょっと気にした。この辺?この辺か?いい?よしよし。

「…………戦いの心得が無い者、そしてM-219に巻き込まれたく無い者は此方へ。
 俺は迎撃にのみ力を割く。看守の名に賭けて守ると約束する。囚人達が何人死のうと俺の知ったことでは無いが、あまり先輩方の手を焼かせては困るのでな」

 蘇生やその他諸々(
ねじ込めるゆるふわな時間軸の秘話がある場合ここにねじ込まれます
)から復帰した看守だ。
 刀と拳銃の動作を確認して、処刑室の一角を陣取った。巻き込まれたくない者がいれば全力で守り通す姿勢らしい。

 ナフの処刑死ぬほどめちゃくちゃものすごく参加したいのにドッコイ太郎がリアルの都合により夜ほぼ来れない為、このような形で参加させていただきます……

 ミズガネ
「あぁ……ミズガネはん」

どうも、と軽く頭を下げる。

「せやねぇ、処刑の見学に来るんは2回目やわぁ。前は看守さんの処刑やし見届けよう思うて。今回は、処刑に乗り気な人ってどんな感じなんやろなって気になってん。
そういうミズガネはんは?やっぱり気になって来たん?」

カメラの位置を確かめたあと、しっかりと声を張る。
いつもだるそうな篭りがちの声が、少しだけ聞き取りやすくなった。マイクにも、拾いやすく。

「順番に、とかァ、一人一回限りとかァ、ぬるいこと言わねーからさァ……もーゲームオーバーしちまってるヤツだって参加していい。手に負えねェなんて万が一思ったらァ、麻酔銃だって使っていい。何したっていい、なンでもして、」

発する殺気と害意。
これは殺さねばならぬと本能に訴えかけるような。
それでいて、実に楽しげな。愉しげな。


「さァ、俺を殺してみろ!」

 ダビー
「おお…………、巻き込まれる気は毛頭ないから
 兎は新人看守クンの力に……、あやかろうかなあ」

なんて言いながら陣取られたその一角まで漂っていくだろう。
傍観者は傍観者としての役割を果たしたいらしい。

そうしてから始まる舞台を、見守ろう。

ニア

「そうか。では此方へ。別に前に出てもいいが、離れたら貴様のことは放ったらかしにするからな」

 刀を抜いて、血の刃を装填。こんな事は言っているが、前に出なければ何が何でも黒兎を守り通す所存ではいるようだ。

殺気と害意を肌で感じて咄嗟に銃を抜きかけた。軍人として染み付いた反射のようだ。

 ミン
看守の処刑と聞けば、ああ……みたいな表情になる。
普段なら看守が寄ってたかって嬲り殺しなど、まず起きない状況だ。そんな事態が起こる前に、秘書辺りが寄ってたかる面々から首を奪う事だろう。

「ま、そんな所。後は必要ありゃ加勢すっかな……って事で。単に様子見たいってだけなら、これか各部屋のモニターとかで見れるし」

と、端末のモニターモードを見せる。
……音声も拾っているため、本日の処刑者の楽しそうな声が、良く響いている事だろう。

わらっている。

チャンドラ

「俺自身……?病み上がりでも体は問題なく動きますし、俺は別に……」

 機械的に頷く予定だったが、困ったように眉を寄せた。
 少ししてから、小さく頷く。

「…………善処します」

「良い子」と耳にして一瞬瞳を伏せるだろう。

 ダビー
「おお、了解したよ……前にも出ないし離れたりもしない、」
 
「けれど、…………、キミが危なくなったら
 兎の事は、見捨てても、……良いからね」

力はなくとも、過去の傷を忘れ去れば
……跳ね翔けて避ける事は出来るのだ。

「……、まあキミは真面目だから、そんな事しなさそうだけれど」

そう言いながら、邪魔にならなそうな場所を見定めつつ
……脚をついた。守られやすそうな場所にいます。たぶん。

 ミズガネ
「へえ、場合によっては加勢もする気なんやね。ちゃんと処刑できるようにーって考えてるんかな。
けど、行くんやったら気ぃつけてな。ナフはん、えらい強いみたいやから」

そこにコードあるから足をひっかけないように、程度の軽さで叛逆者を気遣う。

「そうやんねぇ。ここに来てはらへん人らは、たぶんモニターやら何やらで見てるんやろし。様子を見るだけやったらそれで済むもんねぇ」

と言いつつ、この囚人は処刑室まで足を運んでいるわけだが。
なにせ流れ弾に当たるかもしれない危険には現地にいないと遭遇できないので。

 アマノ
「あ、ッは、」

あなたの動きの急加速を、今までの処刑で何度か見た。それが今目の前に迫っている。今までより早いな、と思うが。

「ーー弾丸よりは遅ェ!」

動きの単純さもあって、予測はできる。身を捻る。それでも、電流で拳以上に当たり判定が広いということを掴み損ねて。
一瞬、筋肉が収縮、硬直した。次の動きに支障が出る。
無理矢理に、脚を持ち上げて脇腹を蹴飛ばしにかかる。距離を空けさせようという動きではあるが、威力を殺してはいない。骨を持っていくほどではないが、息が詰まる程度の痛さはあるだろう。

 ミン
「処刑されたがってるって以上、人数居た方がいいか?ってのが一つ。てめえの時とは違って脱落者も増えて来たしな。
 アレが強いってのは承知の上だ。だから今すぐ向かうんじゃなくて、様子見つつってつもりな訳だし」

実際、加勢する場合は取りに行っている暇は無いだろうと。ジャック時よろしく事前に用意していた拳銃を懐からちら、と取り出して。それをあなたに見せた。

「……知ってんなら、てめえは何で態々ここに?」

 ミズガネ
叛逆者の話を、ふんふんと頷きながら聞いている。

「ミズガネはんって、思ってたより真面目なんやねぇ。確かに、あの人の処刑にはなるべく人がおった方がええやろけど」

賑やかな
(婉曲表現)
処刑の様子を見て思う。この調子であれば、脱落した人間の手が必要になるかもしれないし。
準備されている武器を見て、わぁ、と小さく声を漏らす。

「ミン? ミンは混戦になったらどさくさに紛れて殺してもらえへんかなぁって。
ミンは1回しか死んでへんし、頑張ってくれてはる看守さんになんや悪いなぁって。
武器使っての殴り合いとか、そんなんはあんまり得意やないけど……」

 アマノ
「期待してる」

仲良〜〜く遊んでいた日々が、何となく朧げに思えてしまうほどこの期間中の出来事は濃かったのだが。身体は覚えていたらしい。
距離を離せればその間、自分も蹈鞴を踏むように数歩下がる。

放たれる雷撃に、身体が動く。しかし、光は早いな。やっぱり完全には避けきれず、転びはしないもののまた筋肉の収縮が起こってふらつきはした。
痛みも、ある。鋭く刺すような痛みだ。じわりと冷や汗が滲む。それでも笑みは絶えない。

周囲を見る。誰でも、合間にでも、不意打ちでもなんでも、寄越せとばかりに。笑いながら。

 ミン
「……別に。ああは言ったが、人数減ってたとしてもてめえの処刑には参加しようとしなかっただろうよ。
 あれはどうやら"楽しむ"つもりらしいし。……つってもこの調子じゃ、乱入したらマジで巻き添え死喰らいそうだな」

と、中の様子を端末で見ながら。
実の所もう一つ理由が有るのだが。それは、少し押しつけがましい感情かも知れない。


再び銃を懐に戻し、あなたの告げた理由には少々怪訝そうな表情で。

「……。そんなら部屋ん中入った方がいいんじゃね、というのはさておき。
 てめえさ、なんかこう……僕から見りゃ異様な程、贖罪に拘ってっけど。そうなるぐらいならそもそも何で罪犯そうとか思ったんだ?事故かとも思ったが、事故じゃそうはならねえ内容だし」

 アマノ
空中への動きは自分がよくやること、そこからの動き方は限られてくるとも知れたこと。
だからといって楽観視はしない。そこらに浮いたユニットが、次の行動への『得体の知れなさ』を物語っている。

動き始めを見た。何をしようとしているのか把握をした。
把握はしたのだ。が。

「……ッぎ、ァぐ、」

辛うじて、頭へと下ろされたそれをずらし、左肩を犠牲にするくらいの猶予しかなかった。骨の砕ける音がする。
口から噛み締めたような悲鳴を漏らす。目を細め、寒気すらする痛みを受け。

それでも次の瞬間、降ってきて着地したであろうあなたの腹でも蹴っ飛ばしてやろうと足を動かすのだ。さっきの雷撃でやや威力は落ちているものの、やはり当たれば常人に蹴られたくらいの痛みは与えられるはずで。

 アマノ
「そ、…ッりゃ、どーも、」

当然、この状況では煽りと受け取った。のは、余裕がないせいもあるが、煽った方が面白いからである。
折れた腕をぶら下げる鈍痛に、息は切れがちだが。

あなたの腹へ足が当たる感触を味わいつつ。けれどそれに気を割いていられないのは、あなたが脚を抱え込んだからだ。

あぁ、そういえば、身を挺して脚を捕らえにくる奴は。
この後、

「あっ、あ゛ァア!!」


バキ、と身体の中を伝って音が聞こえる。ぶわ、と全身の毛穴と瞳孔が開く感覚。歯を食いしばることをせず、思い切り喉を開いて濁った悲鳴を上げた。

口元はそれでも笑っている。声に悦を滲ませている。

  チャンドラ・アマノ
声がした。痛みに呻く脳内でもそれはわかる。
咄嗟に振り返って、……掴まれた脚が動かせない。折れた脚に力が入らない。

破片だって馬鹿にならない威力だろう、それほど重力がかかっていたら。背中に激痛が走る。骨が軋む。幸い背骨を直撃はしなかったものの、肋骨にところどころ罅がはいっている気配がした。

「ァ゛……ッ、ぐ、ぅ……!」

動けない。まだ、まだ動けるのに!
折れているにも関わらず、足の付け根から思い切り、振り払うようにアマノごと振り回そうと。叶うかはわからない、雷撃のダメージでパワーは普段の7割以下だろう。

--ここからCM、5,6日目くらいのある日のこと--

「もぁもぁなんだよなぁ……」
考え込んでいるイクリール。
なんと
キンウのふわふわの羽を食べている
ところ。

「……そのままでは食感が最悪……触るのと食べるのではどうしてこうも違う……」
続いてこちらは
サクサクになっているキンウの羽

揚げたり焼いたり挟んだり
ヨョルミ
して、もはやラスクに近い食感。そこによく染み込むシロップで味をつけたもの、粉末状の調味料をかけてみたものの試作が並ぶ。デザートとして丁度いい甘さ。

「や〜〜……いや〜〜〜…………」
確かにこれは、おいしい。でも……この素材の肝は、ふわふわ感では?
口の中に入れると張り付いて最悪になることさえなければ……
以上、一生悩みイクリールの提供でお送りしました。

 アマノ
男は、動けないことに対して酷く思考を乱されているようだった。いつ何時でも、怪我をしていても、筋繊維が引きちぎれようと骨が砕けようと引きずり振り回して動く男なのだ。
だから、振り払おうとしたときには、振り回すことしか考えていなかった。……殺し合うという場において、珍しく冷静でなかった。
頭に向けて攻撃が飛んでくる、と気付いた時、既にそれは間近に迫っていて。

「がっ、」


自らも同方向に倒れ込む、ということで軽減はしたものの、ぐわんと頭が揺らされる。男の中で、最も脆く、最も敏感な部位。
目の前が揺れ、吐き気が込み上げる。そのまま倒れ、すぐに身体を起こそうとするものの、なんとか右手で上体を持ち上げる程度だろう。
あと3秒。3秒の猶予をこの場で貰えるだなんてことがあるなら、立ち上がってまだやれるだろうが。

 アマノ
触れられるだろう、振り払う腕も避ける足も足りない。あなたが何をするかなど、頭上じゃ見えない。けれど、音は聞こえる。揺れる頭の中、ぐわんぐわんと響き渡る。

「あ、」


もうちょっとやりたかったな、存外やっぱり俺はもたないな、人体は脆い、悪魔は人を滅ぼす存在ではない、
楽しめたか?楽しめただろうか、こんなに被害も少なに終わってしまって、まだ手出ししてない奴らもたくさんで、不甲斐ないな、ショーとして不十分なのでは?ああ、

揺れる脳内で、自分へのブーイングが、止まらない。


[▽]


でも、


でも、そうだなぁ。

口元が緩み、にやりと吊り上がる。
もうそこには殺気も害意もないのに、
それらよりずっと悍ましい、歪で、純粋な恍惚だけがある。


「た、のし、かっ、 た ぁ、」


ショートさせられた機械がぶつりと機能しなくなるように。
稲妻は男の意識を刈り取り、脳の中を荒らし回った。

崩れ落ちた。

もう呼吸をしていない。鼓動もない。

処刑された。笑顔のままで。

「いやぁすごかったな!」
パチパチ、拍手。こころから。

「もっと大勢で叩かないと無理かと思っていたんだが。やはり狩りは専門家に任せるに限る。
楽しそうに死んでくれて何より。
おかげで頂けるわけだ」
と、ナフの方へと、用意してきた包丁や器具を手に進む。

 アマノ
「うわーお、所有権の主張が激しいな」
焦げた髪の匂いは最悪だ。掠った一束をつまんで、あーあという顔をした。

「でも彼、ナフ君本人が、足一本くれるって約束したんだぞ?
私と彼の内緒のお話だから君が知らなくても無理はないが。
楽しーく処刑が終わったらくれるってさ。その約束に割り込んで口出しする権利が君にあるとでも?
それに別に蘇生に支障はないだろ、足一本ぐらい。私は作業の速さには自信があるぞ」

 アマノ
「本当に犯罪者は疑り深くて嫌になるね。私は生まれてこの方嘘をついたことがないんだが?」
ため息。やけくその気分になった。こいつがもっと弱くて死にかけならよかったのに。

「じゃあ、こうしよう。まず君も死ぬ。そして私は君たちを同じ鍋に入れる。同じ鍋で同じ味付け。更に私が食べると同じ胃に入れる。
ほら、生きているよりもナカヨシできるぞ。これはある民族の伝統的な交流方法で……」
なにもかも嘘だが、どさくさに紛れてなんかうまいこといかないかなと数センチずつ前に進んでいる。

ニア

「たわけ。
 守ると約束したのに貴様を見捨てる馬鹿がどこにいる。貴様にも俺の悪性は晒したが、悪性のまま愉悦を貪るのと仕事は話が別だ。俺の中身がどうであれ、看守の役割はきっちり果たす。この立場にしがみついている限りはな」

 ぴしゃり。言い放つ。
 貴方の言う通り、そんな事はしないらしい。
 翡翠色は鋭い光を放ってはいたが、無機質さではなく生来の真面目さの印象が強かった。

 貴方の赤を一瞥して、男は処刑を終えるまで戦闘態勢を保ち続けていただろう。

 アマノ
「へー、その眼鏡は鏡になっているんだな。そんな奴をよくよく見ながら言ったようだ」
半分合っている。
そして舌打ち。また邪魔された、と思って。

「ではもっと君に理解できないことを言ってやろう。コーグタム漬けにされてウムバビートルと一緒にフリットにされろこの無対性動物」

チャンドラ
あなたの手の前からすすす、と下がる。
「看守君、分かるだろ?私ごときが近づいたところで私の方がバーンだよ。な。だから、そんなに怒らないでくれよ」

だめそうだから、もう逃げちゃおうと思う。やれやれ〜といった様子で。

 雷光が悪魔を射抜いたのを見届けた。
 血の刀を納める。

「…………腹立たしい」


 苦々しく呟く。機械めいた顔は、ほんの少しだけ崩れていた。

 あれは自分が食えるものではない。
 無邪気なまでに真っ直ぐに、全力で楽しそうに悪と呼ばれる所業も行ってみせるあの男の表情が、たまらなく腹立たしかった。

 もっと罪悪感や苦悩などを抱いていればよかったのに。
 その無邪気さが腹立たしい。

 目が、焼けるようだ。

 処刑が終わったのでなんとなく賑やか(オブラート表現)な言い争いを眺めていたのだが。

「あの女もあの女で執念が凄まじいな……」

 顔こそ無表情だったがすげーな……って思った。すげーなと思ったので。そういや俺の時はどうなったんだろうとかも考えた。

「……。……うん?」

 そのままぼんやり思考を続けて、誰かと話した独占欲の話を思い出す。

「あれってもしかして……アマノの事だったんだろうか」


 色々何かが繋がった気がしながら、そのまま所有権バトルを見ていた。

新人看守からの言葉には、
彼だけに見えるように緩く微笑みだけを返し、
大人しく、約束通り守られていた事でしょう。

その後は……知情意の雷鳴と、無邪気な悪童の。
辿り着く先を見届けて。

「…………、」

そうして始まる満腹所有権大戦争を眺めて……
兎も食べられたのだろうか。だとしたらなんか……うん。
彼女は生きてるから不死兎の心臓は食べられなかったんだな。良かった。

そんな事をぼんやりと考えていましたとさ。

ダビーにお礼を言った後に、処刑室から去って行った。

ニアに簡潔に言葉を返して見送った。

アマノのことは不満げに睨みつつももう言い返さず。

 チャンドラ
「はぁぁ……分かったよ、帰る帰る。ナフ君以外の楽しみがあるからな、私には!」
くるっと方向転換し、機嫌の悪そうな足音と共に処刑室から出ていく。

 イクリール

「…………」

懐の中の銃に手を添え、ちゃき……と構えていたが。処刑室を出て帰る様子を見れば、再び手を離して目線のみで見送った。

詫び石の味付けは何がいいかなと考え始めた。

 ミズガネ
/* 返信遅くなり申し訳ありません……!途中で寝てました!!(土下座)


「ふぅん?」と首を傾げて、
「確かに、死ぬ気がない人が入ったらあかんと思うわ。どうしてもやりたい理由があるとか、看守さんらみたいに自分の身を守れる人やないと」
と同意した。
叛逆者の秘めたる感情に気づくことはない。


何故と問われれば、肩をすくめて
「やって、邪魔したくはないからなぁ。ミンの『なるべく苦しめてほしい』って願いに付き合うてくれた人らやから、ナフはんの『楽しみたい』って気持ちも大事にするんが道理かな、て思うてん。
出来れば扉ぐらい吹っ飛ばしてくれへんやろか、て思ってたんやけど…… さすがにそれはなさそうやね」
と、ちらと賑やかな(婉曲表現)室内を確認する。

「なんでって言われると、
楽しそうやったから
……としか言えへんわ。最初は治療に役立てられるかなて思うとったから真面目に勉強してたんやけど。
こん人に言うこと聞かせられたら楽しいやろうなって。あん人の気持ちをねじ曲げて、暴れさせたら楽しいやろうな、って。それだけ。もちろん今は反省してるよ」

後始末を終え皆が退室する頃合いを見て自分も処刑室を後にしたことだろう。

 処刑を終えたあとの一幕。翌日。
 いつも通りの代わり映えしないメニューの食事の後。すぐには退席せず、端末を何やら弄っている。
 繰り返し調べているのはT-028──ミンの情報だ。

「……」

 "ミンが、『       』苦しむっていうこの刑罰は、理にかなってるんちゃうかなって ……"


 数日前に聞いた少女の声を頭の中で聞きながら、男は暫くの間ずっと液晶に無機質な視線を落とし続けていたことだろう。
 とある項目を、何度も繰り返し読んでいた。

 ……それはそれとして。
 やっぱり懲りずにお菓子を貰いに行く。輸血パックが欲しいのだ。

「あの……一つ、いや、二つ……。ああ、いや、その……訓練するから、カロリー必要だし……糖分補給もたまには……」

 もにゃもにゃ言いながら鮮血vilバームブラックvilを受け取った。

血だ!と立ち上がりかけたが、これ輸血出来なくないか?と静かに着席した。



「……」

 血、欲しいとは言ったけど……。グラスになみなみ注がれてハイどうぞ!されてもな……。

トラヴィス

「!トラヴィス様!よろしいのですか?
 ……というより、血液お好きなのですか……?」

 お好きなのですか?と聞くのもどうなんだ……?
 とはいえまさかの申し出!堅物後輩看守の空気が多分3割くらい明るくなった気がする。

トラヴィス

「お惣菜に血液???」

 これはスペースダビー。スイートポテトをありがたく頂戴した後、血液だけだと大変かな……と思い二人分のマテ茶drinkも注文した。

「サバト……ああ、たしか魔女にまつわる奴……。
 なんだかますますハロウィンめいて来ましたね。ハロウィンにちなんだお菓子が配られている時点でわりとそんな雰囲気はありましたが……。
 
トラヴィス様、本で見かけた吸血鬼が大変似合いそうだな……」


 少し前に起きた騒動のことを考えると、血を飲んでもらったのよくなかったのでは……とちょっと内心冷や汗をかいたのは内緒だ。

すみっこの席で看守達の話を聞きながら蝙蝠のクッキーvilを注文した。

ハロウィンらしいなぁと思った。

運ばれていくチョコやクッキーを見てますますハロウィンだな……となっている。

 ミン
「向こうは反撃するってしっかり宣言してるしな。……おーおー、何かもう処刑っていうより決闘みたいになってら」

実際は二名、それも片方は補助に留めている為ほぼ一人で執行されている刑を見る。
既にその気は無くして、観客に呈するつもりの模様。

「随分とまあ律儀な事で。これまでを思えば、無抵抗はそれはそれで楽しむ気するけどな、あいつ」

扉が吹っ飛ぶ可能性については……言われて、流石にねえだろという顔。
処刑室の扉は恐らく他の扉よりも強化されている筈。多分きっと。

「……余計分かんねえな。人に言う事聞かせて楽しむような奴が、今は他の奴の言う事真面目に聞いて、マゾか?ってレベルで罰求めてる現状がよ。どっかしらで心境変わる様な出来事でもあった訳?」

/*
お気になさらず、睡眠大事!時空歪めていきましょう!

トラヴィス

「え。モデルだったんですか」

 ただならぬ家の出身ではと思っていたけれど。伝承として伝わっている話のモデルになる程までとは思わなかった。
 常日頃表情が固い男だけれど、少しだけ驚いたように目がくりりと丸くなる。

「そうですね。俺の国は常に資源が不足していて、蘇生など贅沢品のようなものでしたけど。
 ここでは当たり前のように蘇生ができて、いくらでも生を謳歌できる。……命そのものの価値が、よく分からなくなってくる」

今日のおやつは蝙蝠のクッキーvil

ハロウィンって元々は死者が訪ねてくる祭りなんだっけな……今このゲームエリアにいる奴メサ以外一回は死んでんだよな……とか思いながらクッキーを齧り、看守達の話を聞いている。

 トラヴィス
「さらっと地の文読むんじゃねえよ吸血鬼。

 ……いや、でもマジで増えたな。出血大サービスってか?」

出血(物理)。

 トラヴィス
「別に関係ない面してたつもりはねえんだけど?あと自分で付けた俗名に自分でツッコミ入れんな。誰がノー翼だ」

負けじと地の文を読み始めた。

あそこの2人は超能力者なんやろうか、という顔でトラヴィスとミズガネを見ている。

まだ、蘇生ポッドの中。

これはクッキーを食べ終えたところだが夕食をどうするか決めかねている囚人。

……そういえば、無礼講に参加してから無理していないかと心配されることが多い気がする。
自分は至って正気なのだが。

しかしただ大人しくしているだけなのも、無礼講の趣旨に反するだろう。少しは楽しんだ方がいいのかもしれない。
そう考えて、囚人は思い切って栗蒸しパンfoodローズヒップティーdrink蝙蝠のクッキーvilを注文することにした。

蝙蝠のクッキーが気に入ったらしい。2枚目を注文している。

「……やっと終わったかこの✕✕✕✕✕!」
今度はきちんと治療が終わるまでじっとしていたが、蹴り開けて出てきた。ビーーー!!警告音。物は大切に使おう。

「昨日という日は本当に最悪の日だ、どいつもこいつもジャイアントノミモドキの酢漬けども……」
警告されようと知ったことではないので蹴りをもう一発。ビー!コラーー!

さっさと出ていこうとして、まだ使用中のものを見つける。あっ、ナフまだ終わってないんだ〜。
「……
チャンスか?

いや、開けられはしないが。起きたてのところを襲えば……可能性はあるのでは?

「よ……しじゃない、何も持ってないじゃないか、何か取ってこないと……
うわっ

しかし殺傷できる武器の一つでも取りに行こうと出ていけば、そこにはアマノがいたので、終わり。

おはよう死んでくれ

仕方がないのでアマノに愛想よく爽やかでにこやかな挨拶をして去った。

 トラヴィス
「投げてんじゃねーよ!!

 あとノー翼の何処がビューティフルネームだ言ってみろ!!」

リピートしてくれないみたいです。

 ミズガネ
「……わぁ…………」

つられて端末を見て、何とも言えない声を漏らす。
迂闊に入ったら本当に一瞬で死にかねないので乱入はやめておこうかな、と思った。どさくさに紛れて殺されたいとは思っているものの、これは望んでいるものとは違うので。

「えぇ…… 真面目に罪を償おうとしてるだけやのに、マゾ扱いは傷つくわぁ。
でも、心境が変わったんはそうやねぇ。ミンなぁ、一回人格矯正されてるんよ」

傷つくと言いながらも表情はたいして変えず。
ほら、と差し出した端末には看護生のパーソナルデータが表示されている()。

「人の性格を勝手に歪めたんやから、自分もいっぺん性格変えられてみぃ。そんで人並みに『ええ人』になって反省してきぃ、いうことでな。
せやから、昔は好き勝手しとったけど今はちゃあんと反省しとるんよ」
/* ありがとうニコチンホームズお姉様……愛してる……

メモへのアンカーが上手くいっていない。すまない……

トラヴィス

「血を啜るだけで……ですか。技術などが発達したこの時代、もっと驚くような事がごまんとあるような気がしますが……その辺りは文化圏などの違いでしょうか」

 評判の話に、なんとも言えないような困った様子で眉が少しだけ下がっていた。人を齧って直接血を吸うなら驚いただろうが、そうでないならあまり気にならなかった。何故なら自分も血を武器として利用していた為。血も資源の一つとして分類されてしまっている。

「そうなると、トラヴィス様にとっての『死』とは何か……気になるところですね」

 宴が始まる前からこの先輩看守は自分の価値観には無い話をいくつも齎した。男の中には確かな好奇心が芽吹いている。

 ミン
「えっ?マゾじゃねえの??」


ド失礼である。
ちなみにあなたの処刑シーンを見てそう確信したらしいが、仮に本当でもまじまじと言うべきものではない。
人格修正と聞けば、少々眉をひそめて差し出された端末を覗き込むようにしてそのデータを見る。……確かにその様な記録が書かれている。

「ほーん……。……無礼講ですら罰を望むことが『人並みのええ人』、ねえ。その是非はともかくとして、てめえの事は漸く理解した。」

果たしてこれが"人並"なのか、そしてこれが本当に"凶悪犯に対する罰"になるのだろうか。それらの疑問はあるのだが、実行した者に取ってはこれで満足のいく結果なのだろう。
……叛逆者は、あなたを少々哀れに思ったかもしれない。

瞼の裏が白いな、と思ったのが、意識が途切れてからはじめての思考だ。そこから、瞼を持ち上げるのが酷く面倒な時間が少し続いた。
億劫だな。もう一度眠ってしまおうか。
前はすぐさま飛び出したモンなんだけどな。


ショーは、……自分からしたら失敗だなぁ、あんなに自分ばっか楽しんで。それだけで目を開きたくなくなる。存在意義を見失いそうだ。

あぁ、でも、そうだ。
起きなきゃいけない理由、あるな。いくつかある。
その中でもデカい理由は、きっと、今か今かと待ってんじゃねーかなぁ。


そこまで考えて、深く息を吐いた。
そうして、吸い直して。

蘇生ポッドを開けた。

「できた……」
スペース圧力鍋を以てしてもこの時間。ほぼ調理方法に悩んだ時間だったが。
今日のメニューはビーフシチュー(ビーフではない)と焼き鳥(鳥ではない)。

使える食材は色々使ったものの。
「普通に美味しい。……やはり
シジホサナ
の代用は難しい……あれがあればぐっと良くなるんだが」
できるだけ似た作用になるよう、調味料を混ぜたのだが。組み合わせを変えるべきか……。
しかし本当なら代用などしないほうがいいのだ。

「私もそろそろ真剣に考えてもいいのかもしれないな……」
脱獄。


とは口に出さないので、ただ神妙な顔をして美味しそうな匂いのするごはんを食べているだけの人になる。

食べ終わったので、一旦調理室へ寄ったあとどこかへ向かう。

ポッドからゆっくり身体を出して、まずは大きく伸びをした。
首をぐるりと回して周囲を見る。使用中の蘇生ポッドはなさそうで、だから誰が襲撃で死んでいたのかとかは分からなかった。

蘇生室から足を踏み出す。そして、 を見た。

「アマノ」

起き抜けの、いつもよりちょっと掠れた怠そうな声であなたを呼んだ。

 アマノ
待っていたんだな、とは気付くが、それがどのくらいの時間なのかは察しようもない。
手を取られることを許さないわけもなく、少しだけ力を込めて握り返した。

「気分、………普通?痛いとことかねーし、あーでも、」

「もっかい、とは思う」

やや声を潜めて、目を細めながら。
甘ったるく囁く声はまるで情事の第二ラウンドでも強請るようだが、実際は
殺し合いおかわり
の声だ。半分くらいは冗談だが。

やったぜ。

アマノ
手を引かれれば、恐らくその中間になることだろう。つまり、あなたにべったりくっついて移動しようとする。歩きづらいなどと言われればちょっとはマシになるだろうが。

「えっマジで?やりてェ、やろ」

即食いついた。情事も嫌いではないのだが、殺し合いの前ではちょっと脳の奥に押しやられてしまうのだった。

トラヴィス

「……成る程。貴族というのは存外しがらみが多いものなのですね。豊かで自由なイメージがあると思っていました。
 生まれた時からはるか昔の先祖による噂や行いを背負って生きていくのは……少々、息が詰まりそうだ。
 トラヴィス様ご自身が気にしていないのならそれで問題ないとは思いますが……」

 貴族とは縁がなかった為、形をなぞりにくい想像をしては大変そうだと思っていたが。自慢話になってるなら問題なさそう。そうかな?

「この世のどこにも影響を与えることがない存在となること。不死者に……」

 繰り返し言葉を呟く。
 最早それは人間という種族を超えてしまっている気がする。
 ああ、でも。実際そうなのかもしれない。自分だって三度死を経験しておきながら、今こうして何も問題などなかったようにお茶菓子と共に雑談に興じているのだから。

「そうですね。肉体が活動を終えた時を死だと捉えていましたが……この短期間で、どことなく崩れてきた気がします」

 そう告げて、貴方から貰ったスイートポテトを口に運んだ。美味しい。噛み締める時間がある。少し前なんて痛みしか感覚がなかったというのに。

メモを貼った。

「くそっ投票権をよこせ!アマノに入れる!
というか入れろ!」

元気な私怨がもう発言できない場所へ向けてやいのやいの言う。
権利がないのだ。

「見下すな!ルヴァ君の役職は……割と嫌だし……」
イクリール的これが割り当てられたら嫌だなランキングで2位の役職だ。
実は……向いているが。

 これは静かに議論を聞いていた脱落者系看守。

「……えっ。アンタレス様、今なんて?ちょっと……あの、いつの間に何回死んで……?」

 ちょっと動揺した。慌てて端末を調べる。
 えっ、いつの間に……。なんで看守二人が死亡回数ランキングトップタイなんですか?看守だから?

トップタイって言ったけどちょっと数え間違えたかもしれないと思った。先輩何回死にました?

「えっあいつ何があった???えっ?この速度??」


死亡数ランキングがまた入れ替わった可能性に慄いている。あの悪食女どんだけ殺ったんだ……ええ……

せ、先輩……。となった。看守長に先輩に特別手当出してもらうよう嘆願しようかな……。

 これは短時間に死にまくってほんのちょっと弊害が起きちゃった系看守。ルヴァの言う通り多分いつもはそんな死んでる訳じゃないと思う……。だからこそきついかもしれないけど。

(世の中、上手くいかんもんやなぁ……)

これは死にたくない人ばかりが殺されて死にたい自分がなかなか死ねない現状を悲しんでいる囚人。
とりあえず看守さんには強く生きてほしいと思った。

競うつもりはなかったんだがすまない……の顔をした。

議論を眺めながらおやつ。目玉ゼリーvilをもらいに。

緑がかった青の目玉はないのかと裏方におねだりしている。 貰った。

<●><●>

><

「俺は誰が処刑でも、処刑は参加するけどォ」

目玉ゼリーもぐもぐしながら。

「……………
アマノ処刑はちょっとヤダ


眉間に皺を寄せた。ちょっとヤダ程度だし、投票権はないし、確定したら処刑は嬉々として行うんだけども。

<○><○>

|ω・)

( ゚Д゚)

「顔じゃねーとこ殴ったらいーンじゃね?」

これは最悪の横槍。

「腹とか」

本当に最悪。

投票権と中指が足りない。

「頭を叩き割ったら血は沢山出るだろうがそれではすぐ死ぬ!
体の末端からやれ!
というか投票関係なく今からやってもいいんじゃないか?じっくりことことやろうと思うなら時間かかるだろうし……ほら……!」

墓下アドバイザーのイクリール。

「…………。あの女、本当に遠慮がなくなってきたな……」


 こっそり要注意人物ランキング更新した。多分現状イクリール女史がトップです。

「大量出血の派手さを狙うなら額じゃね?首より死にづらいし何より映えるじゃン?顔の美しさも損なわンし」

「腹部も余程うまく刺さン限りは即死はしねーだろし……全体としてのインパクトはあるよなァ」

目玉ゼリーおかわりしつつ、もぐもぐしつつ処刑談義(?)に混ざっている。

 ミズガネ
マゾちゃうよ!?
 ミン、そんなふうに見えてたん……?」

ちょっとショックである。模範囚と行かないまでも、そこそこ真面目にやってきたつもりなのに。傍目から見るとただの被虐嗜好者に見えるのか。

「やって、いくら無礼講いうても、自分が酷いことした人らのことを思ったら楽しもうって気分になれへんもん。
……けど、たぶんミンが敏感すぎるというか、おかしく見えるんやろな。色んな人に無理してへんかって言われるし……。
ともかく、分かってくれたんやったら良かったわぁ。……別に、痛いのが好きなわけやないからね?」

念押しした。

「なるほど、しかし奴は傷をすぐ治すぞ。
額からいい量を出す練習をするべきでは?
メサ君とかが」

もう言うことがめちゃくちゃ。

「マジであいつがルヴァの役職じゃなくてよかった。
 本当に、心底、そう思う。」


処刑対象によっては昨日よろしく張り付きと拳銃の用意が必要になる。
叛逆者は、そう考えていた。

 ミン
「マジか……何か悪い……。

 てめえの処刑シーン見てたけど、なんか薄ら笑んでた様にすら見えたからてっきり……そういう趣味かと……」

割と本気で思っていたらしい。何ということだ。

「……死と殺戮を無礼講として楽しめるって思われてる地点で、十分まともにひと扱いされてねえと思うけどなあ。
 実際てめえが奇妙に映るってのは僕もそう。従順な奴とか真面目に罪を償おうとしてるってのはちょいちょい居るけど……それにしたって、ってな。まあ僕があんまこの扱いに納得いってねえってのも有るだろうけど」

 ルヴァ
「……あっ」

あっ。

「毒薬発動見てねえからすっかり忘れてたわ。確かに……毒入ってた所で気にせず食うだろうしな……」

今日のおやつはかぼちゃvil

 
「いや加工しろよ。メレフじゃねえんだから生じゃ食えねえわボケ。」


これはメレフに対する風評被害が段々加速している叛逆者。

メモを貼った。

気を取り直して今日のおやつ。スパイダーチョコレートvil

「売られた喧嘩を買っただけでアレ自体は美味くもなんともないぞ。」
経験者はそう語りながらキャンディーを頂く。


「よっしゃまとも」

もぐもぐ。ここで鮮血とか出てたら目も当てられないからね。

 メレフ
「喧嘩の売り方が斬新すぎるだろ」


生は……無理……

メモを貼った。

長引いたカウンセリングと聴取を終えた

「かぼちゃには
アロホャ
を詰めて
テヮ
すると美味い」

試してみてね。

お菓子が欲しい <vil>

ていくつー マフィンvil

俺は輸血パックが欲しいとこっそり貰いにいった。タフィーvilを貰った。

イクリールが何を言っているのかわからない。

 




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