【人】 白竜 ヤオディ 余は風邪をひかぬよ。 病は人の心に感応して起こすものだからの。 だから余は婿では……。 [婿殿と呼ばれているのを訂正させようとするのだが、途中で諦めた。 どうせ何を言っても無駄なような気がして。 この短い時間でかんぅなる男(どう見ても男なんだもの)を見抜いたのは慧眼だったかもしれないが。いや、誰でもわかるか。 この白竜、諦めが早いのも問題かもしれない] 初夜前? 共に? [なんの話だろう? と風呂は召使に付き添わせる気満々の、他の者に雑事をさせるのは当然な立場と身分の存在がここに] (242) 2021/06/17(Thu) 17:54:02 |
【人】 白竜 ヤオディ いやいや、みだりに他人の肌に触れては邪気が入るでの [特に、貴様のような男の肌に触れたら最後、責任をとって!と迫られるかもしれないと思うと、みだりにもみだらにも触れたくない] さて、余はここで休んでおるでの かんぅ殿はゆるりと体を清めてくるがよい。 ―――へ? [素っ頓狂な客人にくたびれはて、目を離して少しは休もうとした矢先に、首ねっこを掴まれた] (243) 2021/06/17(Thu) 17:54:28 |
【人】 白竜 ヤオディ こ、これ、かんぅ殿。たわむれもいいかげんにしなされ。 これからそちの洗面具やら湯帷子、寝具なども用意せねばならぬだろ はよぅ手配せねば、夜に間に合わなく……っ [あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜。 ずーるずーると引きずられていく。 野生の勘なのかなんなのか、案内なしに迷わず湯殿の方へ行くかんぅ。すごい。 じたばたと両腕を両脚を振り回すが悲しいかな膂力の差。なす術もなく運ばれていって。 術を使えばよかったと気づいたのは、彼にぺいっと湯殿の中に放り込まれてからであった] (244) 2021/06/17(Thu) 17:54:48 |
【人】 白竜 ヤオディ[湯殿は岩の間からこんこんと湧く、真水の珍しい温泉だ。 地熱の関係で普通に水が温められているだけのようだ。 塩や硫黄などが混じっては肌が荒れる。 そうでないのがよくて近くの滝に居を構えたのもある] な、なんで余がそちの風呂の手伝いをせねばならぬのだ。 そんなの湯女の仕事ではないか。 [たぶんかんぅ、そんな難しいこと考えてないと思うよ、とは思うが、屈辱だとぷるぷる震える白竜ヤオディ800歳だった*] (245) 2021/06/17(Thu) 17:55:14 |
【人】 白竜 ヤオディ[可愛い生き物などと、見た目はおっさんだが、はるかに年下の者に思われているなどと思ってもいなくて。 おとぎ話の主人公な二人が二人して風呂場にいるというのもシュールであるが] !??? な、なにをいたすっ、変態! 痴漢! 変質者っ!! [唐突に衣類を引っぺがされて、ぎゃーぎゃー文句を言う。 かんぅの特別製の耳からしたら、全てみーみー鳴く仔猫の鳴き声程度にしか思われてなかったかもしれなかったが] (264) 2021/06/17(Thu) 22:30:27 |
【人】 白竜 ヤオディ 裸の付き合いって!! それは気心を知れ渡った後の話ではないのか!? しかも戦のさなかとかのっ 王が配下の者と同時に湯に浸かるなどあるわけなかろうっ そんなことをするのは伽を命じた相手のみぞ。 [曇りなき眼で言われても、ダメなものはダメと躰を隠しながら顔を真っ赤にして不平を言うが、相手は聞いているのかいないのか、またひょい、と子供を持ち上げるように脇から手を入れ、ぼちゃん、と湯に落としてくれた] (265) 2021/06/17(Thu) 22:31:13 |
【人】 白竜 ヤオディ なにをするっ!! まず、掛湯をせんか! [マナーがなっておらん、とぷりぷり湯の中で怒りながらずれたことをがなる。 邪気のこと、気を付けてくれてたのかと気づくが、あれは意識しておけば大丈夫な類だ。それと、長く近くにいるようになれば、気が交換されて邪気も薄まっていくものだし。 そかし、かんぅが自分もすっぽんぽんになって飛び込んできたので思考が途切れた] (266) 2021/06/17(Thu) 22:31:41 |
【人】 白竜 ヤオディどこに安心する要素があるというのだ!! [体を洗って入らんか!とかんぅの顔に、湯殿備え付けの手ぬぐいをぴしゃん!!と投げつけ、こっちに来りゃれ、と湯から上がると体を洗うぞ、とかんぅをねめつけた*] (267) 2021/06/17(Thu) 22:32:36 |
【人】 白竜 ヤオディ いたっ いたたっ 強く擦りすぎだ、このバカ力めっ [おかしい。手と湯で擦っているだけだというのに、なぜか白い肌が赤く染まっていく。どういう原理なのだろうか。 何もかんぅに触れられたから肌が“ぽ”というわけでなく物理攻撃を受けているのと同じダメージを受けているのだ。 肌は特性:うるおいボディであるのに。(ヤオディはきっと水属性)ちなみに同じ水属性でも、特性:さめはだではないし、竜だからといって過去に跳ねるしか能がなかったわけでもない*] (346) 2021/06/18(Fri) 18:54:16 |
【人】 白竜 ヤオディ[かんぅが肉体もメンタルも強すぎて、自分ちなのに全然安心ができない。 顔にてぬぐいを投げつけても微動だにしないし。 いや、あんなことでダメージくらわれたら心配にしかならないのだけれど。 まさか自分以上に魔物っぽいかんぅに脳内嫁認定されていると思ってもみないが、なぜかノリノリのかんぅが勢いよく湯からでてくる] わあああ! [少しは前くらい隠さんか!と思ったら、まるでなんかの映画かアニメのようにエフェクトもどきが入って大事なところは隠してくれる。便利である。なぜ自分の方にはその機能がないのだろうか。 座って洗ってもらうつもり満々の男の後ろに回り込む] (347) 2021/06/18(Fri) 18:54:32 |
【人】 白竜 ヤオディどこって、背中以外ありえないだろう? 他のところは己で洗え! [かんぅボディは傷だらけ。自分と違って状態異常を直す効果は内容だ。 まったくもう、と図々しい相手だが、背中をごしごしとこすってやろう。 そういえば、身近な存在は水生生物ばかりなので、湯をあみ、こすって体を洗う習慣を持つものはいない。 魔物は一人で産まれ、一人で生きる。 こうして自分以外の人の体に触れたのもいつぶりだろうかと考えながら、背中を洗っていたが] ひ、広すぎる……。 [かんぅの背中はこすってもこすっても洗い終わらない。 ようやく全部を入念に擦りあげたと思った時には、すっかり息が上がっていた*] (348) 2021/06/18(Fri) 18:55:04 |
【人】 白竜 ヤオディそ、それならよかった。 [まさか彼が不穏なことを考えているとは思わず、感謝の言葉をきけば素直に喜ぶ>357 髪を梳くように撫でられ、くすぐったそうにほほ笑んだら、また抱き上げられた。 まるで童のように彼は自分をひょいひょいと扱う] 余の方はいらぬ。 幼子ではないのだから、自分で洗えるわ! [目の前の男はどう見ても幼子ではないが、背中を流したのはなんだというツッコミはいらない。 気付けば泡でもこもこにされて、強引に洗われていくが] (360) 2021/06/18(Fri) 22:19:30 |
【人】 白竜 ヤオディ あまり擦るでないぞ。 また肌が傷む [人と竜という違いはあるとは思うが、どうしてこうかんぅと自分は違うのだろうと不思議になる。 むしろ自分が普通で、かんぅが丈夫すぎるのが異常なのだろうけれど。 我の肌はそれこそ、玉のように滑らかで大事な肌なのだからな、と威張ろうか。しかし] (361) 2021/06/18(Fri) 22:20:50 |
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