【人】 一年生 花巻 楓[さて、そんなこんなで荷物を預けに社務所にやってきたわけだが] あれ。せんせーたち。 此処にいるってことは、今年の監督役ですか? [落川先生と長尾先生。 こちとらようやく学校に馴染んできたくらいの一年生だ、 まだ顔と名前の一致してない先生もいるけれど、 幸いこの先生方の授業はどちらも受けたことがあったので 名前が分からないなんて失礼をしないで済みつつ 預かってもらうつもりのスポーツバッグを肩から下ろした**] (48) 2021/07/21(Wed) 0:09:44 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a16) 2021/07/21(Wed) 0:13:43 |
【人】 一年生 花巻 楓─ はなひら神社 ─ [落川先生から肯定が返り>>51 添えられたゆるゆるな注意には、はーいとお返事した後] 今年はたいやきと、べっこう飴みたいです。 たいやきの方は多分3種類くらい出すんじゃないかなぁ。 [今年は何をと聞かれたので、さっき見たことから推測で答える。 べっこう飴は味が一種類しか無いので割愛だが、 (というか目の前で作ってみせるのがメインだろう) タイ焼きの方は中に挟むのは色々あるので悩む所。 定番のつぶ餡とカスタードは鉄板だから、あと一種類は珍しい所を持ってくるだろう。 最近よく試作してるずんだ餡が有力候補かな、とは頭の中だけで。 ちなみに親からは落川先生が学生の頃よく買いに来てくれてたとは聞いているが 流石にちっちゃかったので私はよく覚えていない。 長尾先生は買いに来てくれた所に何度か居合わせてるので流石に分かるのだけど>>59] (127) 2021/07/21(Wed) 22:40:22 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a37) 2021/07/21(Wed) 22:47:54 |
【人】 一年生 花巻 楓[さて、無事に荷物も預けたところでお手伝いに向かうのは勝手知ったる屋台列。 あたしの家は老舗と称するだけあって商店街の古株だから 商店街の人はほとんど見知った顔ばかり。 自転屋さんとか服屋さんとかは業種的に遠いから普段から御馴染みとは言えないけど 堂本青果店さんはフルーツ大福に使う果物を卸してもらってるから 多分他のお店よりも馴染みは深い、はず。 娘さんは一学年上だから、学校でもたまに顔を見ることはあるけど] (明菜ちゃんを見習えって、よく言われるんだよなぁ…) [本当は中学だけで辞めるはずだったバレーを、高校になっても続けたいって父親に言った時から、何度か引き合いに出されてるのもあって 店の手伝いに専念しないで部活をしてるあたしがどう思われてるのかなって そんな理由でちょっと勝手に気まずくなってて、 高校に入ってからはあんまり話したりとかできていない。 学年が違うからそんなもんだと思ってくれてたら良いんだけど] (163) 2021/07/22(Thu) 0:41:39 |
【人】 一年生 花巻 楓ふぁ、あ、はい? [そんな物思いは、屋台の設営に入っている人からの呼びかけで現実に戻ることとなる。 幕が足りないんだけど予備ってあるかな?とか、 水道につなげるホースってこれだけ?とか 主に備品についての問い合わせが来て] あー、それだったらあっちの倉庫にあったはずですけど 無かったらちょっと商店街の方行って借りてこないとかも。 確認してきますね。 [貸し出し用の天幕やホースなどがしまってあるのは神社の敷地内の備品倉庫だから 確認してくると告げて、そちらに向かうことにした**] (164) 2021/07/22(Thu) 0:41:59 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a50) 2021/07/22(Thu) 0:45:27 |
【人】 一年生 花巻 楓[どうせ確認に行くなら一度に済ませてしまおうかと、 不足のものは無いか屋台列を聞いて回って。 ついでに電球の交換とかも頼まれたので、 両手に荷物を抱えつつ、備品倉庫へと向かっていたのだが] あ、 明菜ちゃん。 [丁度向かいから歩いてきた明菜>>181に、立ち止まって名を呼び返すも ひっそり気まずくなってたのもあってちょっとぎこちなくなった。 とはいえ、右目という分かりやすい異変があるから 動き自体ぎこちなく見えるかもしれない] あ、えっと ちょっと転んで瞼のとこ切っちゃって。 あ、でもその、 切ったって言っても掠ったくらいだから大丈夫だよ。 念のために眼帯してるだけ。 (269) 2021/07/22(Thu) 19:28:30 |
【人】 一年生 花巻 楓[荷物を抱えてるから手を振れない代わりに顔を横に振って。 明菜も屋台の手伝いかな、って思ったところで そういえば、と去年のことを思い出し] 足止めさせちゃってごめんね、心配してくれてありがと。 あたしは大丈夫だからさ、おじさんとこ行ってあげて? [お父さんと言い合いしてるらしいとは聞くけど、 あたしが知ってる堂本親子はお互いに気遣いあってる印象で 去年おじさんが倒れたこともあって心配だろうと思って言ったわけだが明菜ちゃんはどう受け取ったか。 手伝ってくれると言われたら、申し訳なく思いつつも備品倉庫まで荷物を一緒に運んでもらうまではお願いするけど 必要な物の確認までは付き合わせるのも悪いからそこまでで大丈夫って言って明菜ちゃんとは別れるでしょう*] (270) 2021/07/22(Thu) 19:29:01 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 部活動とクラスメート ─ [本当は中学で辞めるはずだったバレーは、小学校から始めたものだ。 小学生の頃は背が高い方だったからそこそこ重宝されて、 中学生になってから背は伸び悩んだけれど、バレー自体が楽しくて 高校になっても辞めたくないってくらいには好きになって。 でも多分、バレーをやってる時はコンプレックスを忘れられるからが大きいと思う。 真剣な表情の時は、みんな大体顔立ちがきつくなるから。 あたしが紛れ込んでても、きつそうだなって思われないで済むだろうって 一番の理由は、きっと、そうだ] (271) 2021/07/22(Thu) 19:29:50 |
【人】 一年生 花巻 楓[今でこそ髪も短くて、飾り気も少ないあたしだけど。 子供の頃は長い髪にリボンやレース、可愛い格好が好きだった。 母や祖母に抱かれながら店先で子供ながらの接客をしていた時だって 可愛いワンピースに、長い髪をリボンで結んで喜んでた。 でも、成長するにつれて段々分かってくる。 あたしの顔立ちは、父や祖父に似たきつい目つきで 母や祖母みたいに柔らかさ、かわいらしさは無いんだって。 自覚は、自身の中からだけじゃなく 口さがない男子とかの、似合わないという率直な言葉からも齎されていって ───自分の好きなものと、似合うものは別なんだって。 それに気付いた時から、あたしは髪を短くするようになり レースやリボンからも遠のいていった] (272) 2021/07/22(Thu) 19:30:26 |
【人】 一年生 花巻 楓[それでも中学の時はまだ良かった。 高校に上がってバレーを続けるなら家業と学業も両立しろという父の言いつけに 睡眠時間を削って予習復習と店の手伝いをするようになって 目の隈は化粧で隠してるけど、よりきつくなった目つきはどうしようもない。 空いている時間は店の手伝いをするって約束だから 部活と委員会以外の交流も出来なくて、 クラスメイトであってもろくに話したことが無い人だっている。 目つきも付き合いも悪いから、怖がられてたりするかもなって思っていたから 篠田さんから話しかけられた時>>188は、ちょっとというかすごくびっくりした] ん、あ、え、っと、おすすめ? いーけど、えーと… [お勧めと言われて、ぱっと浮かんだのは練り切り。 季節に合わせた花を模った生菓子は濃茶にぴったりだけど、 茶道部でってなると、予算はそんなにかけられないかもしれないから] (273) 2021/07/22(Thu) 19:31:04 |
【人】 一年生 花巻 楓 …お値段とか気にしなくて良かったら、季節の生菓子がお勧めなんだけど… 部活で使うんだったら、干菓子…落雁だったらちっさめで可愛い形の詰め合わせがあるから、それをおすすめしたいかな。 って言っても薄茶じゃなくて濃茶の方だと干菓子は軽すぎるか。 おやつで食べるならはなまき餅とか最中とかもお勧めしたいんだけど、お茶の席にはちょっと向かないんだよね。 あ、ちっちゃめサイズのどら焼きがあるんだけど、あれならお茶の席に出しても大丈夫かも。 [たっぷり餡子を包んだ求肥に花の焼き印が押されたはなまき餅は、うちの家名が付いてるだけあって自慢の一品。 だけど、べたつかないよう表面にたっぷり片栗粉をまぶしてあるので汚さず食べるのが難しい。 最中もさくさく生地が美味しいのだが、その分崩れやすいのでやっぱり綺麗に食べるのは難しくて中々茶道の席にはおすすめし難くて。 代わりに最近年配の方や子供向けに作り始めた小さいサイズのどら焼きを思い出したのでそちらをお勧めしたわけだが。 篠田さんの琴線に触れるものはあっただろうか] (274) 2021/07/22(Thu) 19:32:35 |
【人】 一年生 花巻 楓[ともあれ、あたしなりのお勧めを伝え終えたところで 篠田さんからの提案>>189というお誘いが返されて。 お友達って言われたのに内心びっくりはしたけれど、 ろくに話もしてないのにそう言ってくれる嬉しさに頬がちょっと熱くなった。 誘ってくれたことも嬉しくて、だからうんって頷きたかったけど] …ありがとう、篠田さん。 でも、その…ごめんね ちょっと、時間がとれないと思うから… 行けないや。 [部活が無ければまっすぐ家に帰るのがバレーを続ける上での決まりだ。 折角誘ってくれたのに、って気まずさに目線を下げて謝りながら それでも視界に入る彼女の姿に、意識の隅っこで、 篠田さん、あたしが子供の頃に伸ばしてたくらいの髪の長さだな、なんて思ってた*] (275) 2021/07/22(Thu) 19:33:27 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a72) 2021/07/22(Thu) 19:45:31 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 回想:ちっちゃな頃 ─ [その子>>204が初めて一人でお店に来た時、あたしの髪はまだ長かった。 お使いにきたという言葉に、ちっちゃかったあたしは張り切って接待をしたのだが] あのね、うちの水ようかんね、 つめたくておいしいんだよ! [いかんせん子供の語彙力ではこんなお勧めしか出来るわけもなかった。 今だったら竹の容器に入ってて、さらりとしながらも滑らかな口当たりとすっきりとした甘さがお勧めです、なんて言ったりも出来るのだけど でも、子供から心の底から美味しいと思ってお勧めしてる顔は、言葉を尽くすよりよっぽど営業力があったかもしれない。 夏休みの間、その後もそのお使いの子が買いに来てくれたなら美味しかった?!って聞いちゃったりもしたけど、あたしの顔は美味しかったって返事が来るって信じ切ったものだったはず。 ちっちゃな頃からお店の手伝いばっかりだったから、その子と一緒に遊んだりしたことは無かったけど、たまにかっこいい自転車で走ってるのを見て、楽しそうだなぁなんて思ってたのは、内緒のお話] (326) 2021/07/22(Thu) 23:13:18 |
【人】 一年生 花巻 楓[でも、ただおつかいに来てただけの子をあたしが今でも覚えてるのは その子が、っていうよりも、その年のお祭りがあたしにとって決定的なものだったから。 それは初めて祖母があたしに誂えてくれた浴衣が発端だった。 白地に薄藍の流水紋と、袖と裾にあしらわれた青もみじ。 ともすれば渋く見える柄を、ふんわりとした兵児帯が子供らしい愛らしさにまとめ上げて。 長い髪を結いあげて、母にトンボ玉のかんざしを挿してもらって、自分ではすごく可愛くしてもらえたと思ってたのだ。 でも、お祭りに行ったあたしを待っていたのは、 「かわいくねーのによくそんな恰好できるよな」 って。 同い年の男の子の、そんな言葉であたしの中の気持ちはぽっきり折れて。 次の日、ばっさり切った短い髪を初めて家族以外で見た人が、その子だったから。 その時、なんて言われたのかまでは覚えてないけど、その子の顔だけは覚えてる] (327) 2021/07/22(Thu) 23:13:44 |
【人】 一年生 花巻 楓[だけど、変わったのがあたしだけじゃなく その子も成長という名の変化で変わったから 中学の、部活での交流試合に コートの上で再会してるなんて気付くことは無く。 他校のチーム一人一人を認識してるわけでもなかったから 名前すら覚えてはいなかったけれど 身体をしならせて跳んだその人が まるで鳥が飛び立つみたいな錯覚を受けるくらい綺麗だったから その姿だけは、妙に目に焼き付いて── 自分もあんな風に、綺麗に跳べたら良いなって思ったのは、 田邊先輩の面影とは重ならず、記憶の片隅に入ったまま*] (328) 2021/07/22(Thu) 23:15:06 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a83) 2021/07/22(Thu) 23:25:02 |
【人】 一年生 花巻 楓うん、落雁も季節によって形を合わせられるし 菓子盆の上に並べるだけでも可愛いから… [と、お値段と見た目と内容とを考えてお勧めしたわけだが、 薄茶と濃茶両方となるとパンチが弱いから、追加でおすすめしたどら焼きのほうが篠田さんの琴線に触れたみたい。 良い反応を返してくれたから、更に後押し、とばかり] うん。 栗入りもあるし、うぐいす餡とか白餡とか… あ、生クリームとこしあん入りもあるよ。 [そんな追加情報を入れたのが決め手になったかどうか、 茶道部の活動用にどら焼きの注文が入ったと聞いて良かったーって思ったのは勿論のこと、 後日はなまき餅を買いに来てくれた篠田さんを見かけて、ありがとうってお礼を言ったのは言うまでもない] (339) 2021/07/22(Thu) 23:48:25 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a86) 2021/07/22(Thu) 23:50:47 |
【人】 一年生 花巻 楓─ はなひら神社 備品倉庫 ─ [さて、そんなこんなで備品倉庫まで辿り着き 切れた電球は回収ボックスに入れ、替えの電球やら天幕やらホースやらはたまたロープやら 頼まれた品があるかどうかのチェックをしつつ、 ふと、そういえば──祖母から、浴衣を仕立て直した、と聞かされたのを思い出した。 なんで思い出したか、といえば] 紅葉先輩、今年も準備に参加してるのかな。 [そう、毎年準備に入ってる二年生の先輩───去年、来年は同じ高校だねって笑って話して─── そう、去年二年生だからことしもにねんせいなんだよね。 まだ今年は会ってないけど、楽しそうに準備してる彼女を思いだして、ふにゃ、と顔を綻ばせた*] (351) 2021/07/22(Thu) 23:57:26 |
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